「ときめき★MIDNIGHT」出張版(2)/「あ・石九博」レポその2
全国の黒バラファンの皆様こんにちは。甚六です。今日は前回の「あ・石九博」レポの続きをお届け致します。今日は会場内の展示物メインなんで、画像多いです。
…ようやく会場の入口に辿り着いた一行(というか一人)。しかしそこには想像を絶する罠、恐るべき野生動物、そして必殺の刺客たちが待ち受けていた!我々(くどいようだが一人)は、この難関を無事に突破できるのか!そして、未開のジャングル・霧に囲まれた湖の向こうに、探検隊(何度も言うが一人)は伝説の怪物を見ることができるのか!!
…なんて話ではまったくありませんので、安心してご覧下さい。初めての方は、15日のレポその1から読まれる事をお勧め致します。
というワケで「あ・石九博」会場入口なのだが、何というか、高校の文化祭を思わせるような、すごい手作り臭あふれる作りになっている。ある意味、番組スタッフのこだわりなのだろうか。ちり紙で作った花とか何年ぶりかに見た、と感心している私の横を、後ろに並んでいたオバハンが、すごい勢いですり抜け、中に向かって走っていった。何だあのオバハン。
(画像⑩)隣には背中の大きく開いた、ピンク色のナース服を着たマネキンも置いてあった。
中に入るとすぐに我々を迎えてくれたのが、上の画像のセーラータキシードを着たマネキン。どういう経緯でここにコレがあるのかは「黒バラ」のHPを見てもらうとして(最下部にリンク)、とにかく切れ込みがすごい。番組MCの一人、オセロの黒い方…じゃなくて中嶋知子への追い込みが秀逸なあの企画だが「コレはちょっと着て欲しい…」と思ってしまった。ちょっと変態っぽい(だが6/12の放送で、この程度の切れ込みは彼女にとって何でもない、という事が発覚。中嶋恐るべし)。
正体は20キロ(オンエア当時)のさきいか!コレ全部さきいか!
(画像⑫)あえてこの位置から撮影。パンチラゲット(大喜び)!
一時期話題になり、番組でも紹介されていた「ひざまくら」が展示されていた。つい太ももの辺りを触ってしまう。確かに感触はいいが、傍から見ている分にはきっと変態っぽい。
途中、コマと一緒に人面石くんも展示されていた。私が「黒バラ」にハマるきっかけを作ってくれた彼(あるいは彼女)、どうしてもあのレプリカが欲しくなって、後日秩父・珍石館に問い合わせたところ、時遅く既に売切れてしまっていた彼(あるいは彼女)。ケース越しに胸が切ない。
工事現場でおなじみのあの方。腕の振りがダイナミックで、カメラで捕らえきれない。単に性能の問題だと言われてしまうと立つ瀬がないのだが。
画面左で何か回っているのが「ほしまるくん」、干物を作る機械。画面右の何か四角いのが「炒レンジャー」、チャーハンが作れる。両方ともスゴイ勢いでがっちょんがっちょん動いていた。誰もいない部屋でコレだけが動いている姿を想像すると、ちょっと怖い。
人面石くんをくり抜いて(!)作られたらしい「黒バラカップ」。特にコメントなし。なお、画像⑭と⑯の間にはオンエアのセットが置かれていたのだが、いつもTVで見ているのでスルー。興味が出てきた人は、日曜午後10時30分から日テレを見るべし。お兄さんとの約束だ。
今日は画像はないのだが、会場の最後の方で、この番組のマスコットである「タンジェントくん(カバン)」が展示されていた。「黒バラ」メインキャラのはずが、隅っこに置かれた上にスポットライトすら当てられていない。何だこの扱いは。
…と、ここまでかなり端折らせてもらったが、だいたい会場内の雰囲気を掴んで頂けただろうか。とにかく、最初から最後まで、何か微妙なテンションを帯びた展示物。これを何と表せば良いのか、言葉が足りないのが悔しいが、まぁそんな感じの会場内であったわけだ。
だが、真の戦いはここからなのだ。会場の出口で、スタッフの人が抽選券を配っていた。そう、抽選会だ。前回の注釈でも書いたが、「黒バラ」のマスコットキャラ「タンジェント君」のミニサイズ版(具体的には1/3)が当たるという抽選会が、この後に控えているのだ。この「あ・石九博」に来た人のほとんどが目当てとしているのが、きっとその抽選会なのだ!(←言い過ぎ)
よし!頑張るぞ!と気合を入れ、スタッフのにーちゃんから抽選券をゲット。そして次の瞬間、にーちゃん曰く「抽選は1時間15分待ちでーす」ハァ!?会場に入るまでに30分かかったのに、抽選の列はさらに倍以上かかるってのかよ!
仕方がないので抽選会場への列を探す。抽選会場の入口はここに来る前に確認してあるので(前回参照、というか場所的には画像⑥⑦の左側になる)、そこから伸びている列を探せばいいのだから話は簡単だ。
案の定行列はすぐ見つかった。「あ・石九博」会場に入る列とは、タワーを挟んで反対側の歩道である。なるほど、確かに先ほどの列よりも、心なしか多くの人がいるような気がする。まぁ、それでも抽選をやっていかない事には目的は達せられないワケで、ここで引く事はできないのだ。
と、行列に沿って最後尾に歩いて行く途中、ある事に気が付いた。今私が歩いている場所は2階部分の歩道、歩道の右側には抽選会場に並ぶ人の列がある。私の正面には「ゆりかもめ」の駅へと続く歩道。下は吹き抜けで、「ゆりかもめ」の軌道に沿って道路が走り、そしてすぐ左側には信号のある交差点…。
何という事だ!日テレに着いた時最初に見かけた2階の行列が、「あ・石九博」の抽選会に並ぶ人の列だったのか(画像②及びその近辺の文章を参照)!
冷静にあの時を思い出すと、列の人は減るどころかむしろ増えているような気がする。もう笑うしかない状況だが、大人しく列の最後尾に並ぶ事にする。吹き抜けの上にあるので、風は強いが見晴らしはいい。下には人がウジャウジャ見える。まさにゴミのようだ。
(画像⑰)その日、列の最後尾は左側最奥の柱の辺りまで伸びていた(赤いコーンの所で右に折れ、さらに画像②の2階歩道に続く)。
…その後。意外と早く列は進み、実質30分程度で抽選会場入口まで戻ってくる事ができた。スタッフの人、ちょっと時間サバ読み過ぎ。そんなんじゃお客さん来ても帰っちゃいますよー?
んで、入口のスタッフに抽選券を見せて、いよいよ会場内へ。通路にのぼりみたいなのが立て掛けてあって「社員証はハッキリ見せて下さい」などと書かれていた。この通路、普段は社員用なんだろうか?どうでもいいが、通路を使うなら、のぼりくらい片付けておいて欲しい。今日がイベント初日ってワケじゃないんだし。
抽選会場は、折り畳み式の机とか、手書きの案内とか、ここもやっぱり高校の文化祭っぽい雰囲気。だがその奥には、商店街の福引とかで使うガラガラ回すアレ(正式名称不明)が置いてあり、スタッフのにーちゃんねーちゃんも、福引などの時に手に持ってカランカラン鳴らすあの鈴(正式名称はハンドベルでいいのか?)を持っている。何だか妙にワクワクしてきた。抽選券にハサミを入れてもらって、いよいよガラガラ回すアレの前に立つ。さあ、いざ尋常に勝負!
気合一閃、ハンドルを回すと、何と金色に輝く玉が転がり出てきた!商店街の福引とかなら車1台とか温泉旅行とかの特等として扱われる、あの金の玉だ。小学生くらいの頃は、1等の上に特等があるという大人の事情に釈然としないものを感じていたりしたが、ともかく金の玉が出てきたのだ!一瞬のうちに、期待が最高潮に高まる!これは、この金の玉は何等なのだ!?
スタッフのねーちゃんに「残念でしたー」と言われた。え?金の玉なのに?言われて顔を上げると、ねーちゃんの後ろに抽選の詳細が書かれた紙が貼ってあった。
白玉・1等 タンジェントくんスタンプ(抽選券の裏に押してもらうだけ)+ティッシュ
金玉・2等 「黒バラ」特製シール(非売品)
銀玉・3等 「黒バラ」特製バッジ(非売品)
黒玉・4等 1/3タンジェントくん
ハズレを1等扱いという事か。よって逆に、2等以下は「残念」という話になる。まぁ意図は判るが、微妙に嬉しくない配慮と言っておこう。せっかくの金玉のありがたみが今ひとつだ。普段金玉なんて言ったら、せいぜい自分のを拝むしかないくらいの貴重品なのに(笑)。ところで4等(つまり大当たり)が黒玉なのは、やはり番組が「黒バラ」だからなんだろうか(…て言うか、そもそも抽選やる前に、何が何等なのかくらいの事は確認しとけ)。
まぁいい。今日のところは特製シールだけもらって、大人しく帰る事にする(当然だが、スタンプはおろか、ティッシュももらえなかった)。一応金玉はハズレではなかったワケだし、とりあえず明日も来る予定なのだから。1/3タンジェントくんよ、首を洗って待っているがいい(カバンに首はありません)!
最後にJR新橋駅へ向かう途中、「ゆりかもめ」からの階段を下りた辺りに、ビリビリに破られたタンジェントくんの抽選券が落ちていた。ものの哀れを感じずにはいられなかった。南無。
…ハイ、皆様お疲れ様でした。とりあえずここまでで「あ・石九博」レポ・1日目は終了です。今後は5月5日、2日目以降のレポートを発表していくつもりですが、リアルで明日から出張が入ってしまいましたので、次回の更新は日曜日以降になりそうです。
まぁそーゆーワケなんで、次回もどうぞよろしく。
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