韓国サムスンSDIが米国で松下を提訴、PDPの特許侵害と
何か松下が訴えられたみたいだが、相手はサムスンだしなぁ…連中がまた難癖つけてるだけのような気がしなくもない。JDです。
…そんなニュースがあったので、今日は特許についての話を少々。皆さんは以下のようなニュースがあったのをご存知か。
【日中韓、特許審査迅速化で合意】
「経済産業省・特許庁は日本、韓国、中国の3国間で特許審査の迅速化で合意することを明らかにした。まず、日韓で一方の国で特許と認められた出願案件を、もう一方でも早期に審査する「特許審査ハイウェー」を導入する。日中韓では相互協力に向けたロードマップを作成する。(以上見出しから引用)
上のニュース、これは先月30日「日刊工業新聞」の1面に載っていたものだ。1面と言っても業界紙なもんで、ネットや他の一般紙にはカケラも出てなかったように思われるこのニュース。一体どこがこんな事を言い出したのか、記事の中でその詳細を知ることはできなかったのだが、この合意、本当に問題はないのだろうか?
皆さんもご承知の通り、この合意の相手である韓国・中国といえば、世界に名だたるパクリ・捏造大国だ。そして、その魔の手は既に日本の特許にも及んでいる。例えば以前にどこかで見聞きした話だが、ある中国の会社では、開発や研究の部門にほとんど経費をかけていないと言う。彼らは、ネットで日本の特許庁にアクセスし、そこで閲覧する事のできる未認定の特許から使えそうなものをブッコ抜いて、自分のところの製品に流用する、という行為を働いているらしい(かなりうろ覚えの情報だが事実っぽい)。まるで産業スパイそのものだ。
特許は取ったモン勝ちである。今回の合意の内容では、仮に日本人の誰かが素晴らしいアイデアを思いつき、特許として申請したとしても、それが盗まれ、先に韓国や中国で「特許」とされてしまった場合、ハイそれまでよ、という事になってしまわないだろうか?むしろ連中は、そうした行為を平然と、しかも積極的に行ってくるだろう。何しろ、どちらもそういう民族なのだから。
また、そういう行為がしやすい背景として「日本の特許庁のHPは、他国のものと比べて使いやすい」という話を聞いたことがある。これは、日本のユーザーが「HPをもっと使いやすく」と求めた声に特許庁側が答えたものらしいが、その結果として特許庁のHPは誰でも簡単に閲覧することのできるものになっているそうだ。無論それは、先に述べたような泥棒連中に対しても同じ事だ。
資源を持たない我が国日本は、それを補うだけの発想力や技術力をもってして、現在の技術立国としての地位を固めてきた。だが昨今では、学生の理数系離れや団塊世代の一斉退職などによる技術力の低下、及びそこから派生する、日本製品の国際競争力の低下が危惧されている。ここで、アイデアや特許まで他国に奪われてしまったら、この国が自活していく事は不可能になるだろう。
残念ながら、この合意自体はすでに成されてしまったようなので、我々にはどうする事もできそうにない。だが、「盗人に追い銭」というような事態だけは避けてもらわないと困る。情報が少ないため今回の話はかなり曖昧な部分が多いのだが、もしこれが真実であるのならば、関係者の面々には早急な対応をお願いしたい。
…最後に、特許絡みの笑える話をどうぞ。
徳川埋蔵金殺人事件(hirax.net様)
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