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2006年10月31日

履修不足は5年以上前から?

 以前はしょーもない中韓ネタが多かったこのブログだが、最近は本当に腹の立つ国内ネタが急増している感がある。別に「安倍政権になって世の中が悪くなった」と言いたいワケではないので念の為。

 その安倍首相が進めている教育基本法改正案の審議が、高校の履修漏れ問題やいじめ問題などで足止めを食う形となっている。しかし、これらの問題の一端が「時代の流れにそぐわない現行の教育基本法」にあるとするならば、早急に法の改正を図るべきだと思うのだが。これらの問題は政治家ごときがやいのやいのと騒いだところで、どうなるというものでもあるまい?

 私はこの問題の根本について、教師・役人、そして子供たちも含め、現在の教育に関わるあらゆる人間が「自分第一で、他人については無関心」というところにあるんじゃないかと思う。ホント、教育を取り巻く環境全てに大ナタを振るわんと、この問題は解決しないよ絶対。

いじめ「法務省調査では増加」 法務相

 いくら「統計の取り方が違う」とはいえ、文科省と全く反対のデータが出ている事に関しては、もっと早い段階で内容の検討なり何なりできたんじゃないかと思うのだが。縦割り行政の弊害?

いじめが原因、「可能性大」=学校側が統一見解-自殺中2に「5月から」・岐阜

 「自殺に結び付くような、具体的ないじめの事実は出てきていない」とか言ってるけど、「いじめのなかった事実」も確認されてないんだろ?サヨがよく使う手じゃん。

教育基本法審議、必修漏れ責任論争に 指導要領にも矛先

 責任論争は文科省・教育委員会・学校がなすり合いをしているが、この「世界史外し」については、日教組も一枚噛んでたりしないかな?などと邪推。まぁこの3者の中では、一番問題があるのは学校だと思うのだが。だいたい教育の末端である学校が、国の方針に対して「独自の解釈」を加えられる、ってのは一体どういう事?

高校長自殺 生徒に経緯説明…履修不足発覚の茨城・佐竹高

 死者に鞭打つようだが、自殺の原因が履修不足問題だったとすれば、少々無責任なのでは。前がどうだったかは知らないが、少なくともこの校長が赴任してきたのは今年4月であって、この高校の履修不足についての責任はどれほどなのやら。死を選ぶ覚悟があったなら、それを生徒の救済に向けても良かっただろうに…。

 …ところで、今朝のアサヒの「声」欄に、ちょっと気になる投稿があった。ネット上のソースがなく、全部書き写すのも面倒なので(笑)、投稿の最初の文章だけ紹介する。

【心が育たない若者つくるな 文筆業 田付賢一(東京都練馬区 65歳)

 高校の必修科目履修漏れが問題になっている。5年ほど前まで現場にいた者として、今も変わっていないのだと落胆している】

 …ごく一般的な読解力でこの文章を言い換えると、「5年前には既に科目偽装の問題があり、現場はそれを認識していた」という内容にならないだろうか?(そしてこれ以降の文章のどこにも、それを否定する内容は書かれていない)

 投稿者の年齢と「5年前まで現場にいた」という事から、おそらく投稿者は定年退職したのだろうが、退職の時期と偽装が始まった時期がピッタリ重なるとは考えにくく、偽装自体はさらに以前から行われていた可能性が高い。現在に至るまでずっと、学校はそれを隠蔽してきたという事になる。

 投稿者はこれ以降の文章で「心が育たず、自分を持たない若者を大学に送り出す無責任な高校教育を、真剣に見直す時期に来ている」とも書いているが、見直すも何も、問題に気づいた時点で声を上げるなり何なりすべきではなかったのだろうか。もし投稿者がこれに関与していたとしたら、時が経って問題が明るみになった時に、まるで他人事のような口ぶりでモノを語るというのは、卑怯以外の何物でもない。まったく、何様のつもりだ?

 最後に、やはり今朝の「朝日川柳」から。

  そこかしこ 必修漏れのようなヒト  東京都 高橋モトキ

 選者はこの句に「国会方面に?」などと付け加えている。確かに1から勉強が必要な政治家は大勢いるが(主に民主)、一番ヤバイのはこの川柳が載っている新聞の中の人かと。

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2006年10月30日

相手が違いませんか?

<東京大空襲>被害者らが原告団結成 初の集団提訴へ

【約10万人が犠牲になった1945年3月の東京大空襲の被害者らが国に補償と謝罪を求める集団訴訟の原告団結成のつどいが29日、東京・台東区民会館であった。法による補償を受けた軍人・軍属らとの格差などについて問いかけ、空襲の民間人被害者としては初の集団訴訟を空襲から62年となる来年3月9日、東京地裁に起こすことなどを決めた。
 遺族らが01年に結成した「東京空襲犠牲者遺族会」が中心となり、準備を進めてきた。21都道府県に住む50~90代の被害者ら138人が原告に名乗りを上げており、つどいには被害者45人と支援者ら約150人が参加した。
 空襲被害を巡っては名古屋市の女性2人が国に慰謝料を求めた訴訟で、87年に最高裁は「国の存亡にかかわる非常事態のもとでは等しく受忍しなければならなかった」として請求を退けた。
 今回の訴訟準備には、全国95人の弁護士が参加し、代表して中山武敏弁護士が「受忍論」に関し▽欧州では民間被害者にも補償▽無差別爆撃は国際法違反で米国への補償請求権があったのに、サンフランシスコ講和条約で政府が勝手に放棄したなどと問題点を指摘。「戦地と銃後で補償に差があるが、東京だって『戦場』だった」などと声を震わせて体験を語る参加者もいた。
 訴訟では、1人1000万円の損害賠償と謝罪を求める。このほか、無差別爆撃の違法性を明確にさせることや、犠牲者・遺族の体験を記録として後世に残すことも目的としている。原告団長に選ばれた星野ひろしさんは「裁判史上初となる訴訟。大事な歴史的一歩を踏み出した」などと語った】

〈今後の予定〉

 ①来年3月9日に提訴
 ②東京地裁・難波孝一裁判長が原告の訴えを認める
 ③サヨメディアと社民・共産などが政府の戦争責任を糾弾するキャンペーン展開
 ④国内の空襲被害団体ほか、中国・重慶市の大爆撃被害団体なども政府に対し訴訟を起こす
 ⑤高裁・最高裁で原告ことごとく敗訴

④のソース

 アカ弁護士が焚きつけているもよう。

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2006年10月29日

週のはじめに妄想する~サヨクの主張が違憲です~

週のはじめに考える バーチャルな改憲論

【就任後の“豹変(ひょうへん)”が指摘される安倍晋三新首相も、新憲法制定への意欲は変わりません。間もなく公布六十周年を迎える日本国憲法はいぜんとして揺れています。

 戸惑いを隠せない顔の数々が目に浮かびます。安倍首相が誕生して一カ月、新首相の本当のところが見えてこないのです。

 ベストセラーになった著書『美しい国へ』は、言葉が躍るだけで具体的内容が乏しく、戦前的価値観への郷愁ばかり、という印象でした。それまでの首相は、ナショナリズムを鼓吹する人たちから輝く星のようにもてはやされていました。

 ところが、政権を握ってからは様子が違います。

■どちらが“実像”なのか

 日本によるアジア侵略と植民地支配を認めた村山首相談話や、従軍慰安婦問題で強制があったことを明確にした河野官房長官談話を踏襲し、靖国神社参拝は事実上凍結です。

 これらと矛盾する過去の自分の発言は「個人の見解」と棚上げしました。中韓両国の声を無視し続けた小泉外交から舵(かじ)を切ったようです。

 個人としての安倍像、首相としての安倍像、どちらがリアルで、どちらがバーチャルなのでしょう。

 その一方で、一九四六年十一月三日に公布され、平和憲法として国際的にも評価されている日本国憲法を廃止し、新憲法を制定する熱意は衰えないのですから「はて…」と判断に迷います。

 辞書を引くと「リアル」の項には「本物の・本当の」と、「バーチャル」は「仮想の」とあります。側近の一人で、首相補佐官となった世耕弘成参院議員が雑誌『論座』十一月号で披露しているメディア戦略を読むと、戸惑いは一層募ります。

 政策はもちろん、記者会見での話し方、カメラ位置についてのメディアへの注文、対談中の肘(ひじ)のつき方、視線の方向など首相に対する“振り付け”は多岐にわたります。

■欠けている現実の認識

 懸念されるのは、そのように振り付けする側も、振り付けされる側もリアルな現実認識がないのではないか、と思われることです。

 太平洋戦争中の日本人の意識と生活の記録『暗黒日記』を残したジャーナリスト、清沢洌は四五年元日のページに次のように書いています。

 「昨夜から今暁にかけ三回空襲警報なる。…日本国民は、今、初めて『戦争』を経験している。戦争は文化の母だとか、『百年戦争』だとかいって戦争を賛美してきたのは長いことだった。…戦争はそんなに遊山に行くようなものなのか。それを今、彼らは味わっているのだ」

 沖縄以外の国内が地上戦の戦場になったことはなく、政府による情報統制とそれに対するマスコミの迎合で、当時、国民は実情を知らされずに、圧倒的多数が戦争を支持していました。米軍の空襲に連日さらされるようになって、やっと戦争についてリアルな認識を持ち始めたが遅かった、と清沢は批判したのです。

 アフガニスタンやイラクでの戦争に対する日本人の意識と似通っていませんか。私たちは、遠くの、自分に見えない戦争を人ごととして傍観していなかったでしょうか。

 爆弾が落とされる下には、ミサイルを撃ち込まれる先には、必ず普通の市民が暮らしているのです。イラクではいまだに連日、たくさんの人々が亡くなっています。

 国際社会に背を向けた北朝鮮の暴走は止めなければなりませんが、戦争のもたらす現実をしっかり認識してことに当たりたいものです。

 民族派の論客である、一水会顧問の鈴木邦男さんは「今の日本では右翼団体より市民団体や右派メディアの方が過激だ」と苦笑しています。

 いまや人口の大部分が戦後世代です。安倍首相と首相を取り囲む政治家の大半も、戦争を知らない、しかも市井のホコリにまみれたことのない二、三世議員です。

 首相の変化は就任して現実の重みに直面したせいかもしれません。それでもなお、彼らの改憲とナショナリズムの主張は、戦争に対する正しい認識を欠いたまま戦争できる国を目指しているのではないか、という不安を感じさせます。いわばバーチャルリアリティー(仮想現実)に基づく新憲法制定論です。

 二十世紀のはじめ、デンマークの陸軍大将、フリッツ・フォルムは各国議会に自分の考えた「戦争絶滅受合(うけあい)法案」の制定を働きかけました。一口で説明すると、戦争開始から十時間以内に国家の元首、その親族、首相、大臣、国会議員、高級公務員など地位の高い人たちを最前線に送り込む、という内容です。

■戦争の顔をしてこない

 これが法制化されれば憲法第九条はもっと大切にされるはずですが望み薄です。せめて局面転換に向けて「戦争は戦争の顔をしてこない」という言葉を反芻(はんすう)しましょう。

 戦争をしなかった国がいつの間にかそれのできる仕組みを持つようになるさまを描いた絵本『戦争のつくりかた』の制作に協力した翻訳家、池田香代子さんの指摘です】

 毎週日曜日に極上のネタを提供してくれる東京新聞様。今日もキモチ悪い社説を誌上に載せていたので、早速紹介させて頂く。

 いやはや、それにしても東京新聞はじめサヨクの皆様方は、安倍首相が「豹変した」と一生懸命思い込みたいようで。だがその思い込みが強すぎて、首相が改憲論を語ったりとか、自分たちの意図から外れた行動をとると「一貫してないじゃない?」と戸惑う事になる。「本当のところが見えない」とか「判断に迷う」なんてのは、そもそもアンタらの判断基準が間違っているのだよ。

 そして、この社説の中でも今回特に注目したいのは、後半「戦争絶滅受合法案」を取り上げた部分。この法案についてはググっても結構ヒットするが、一応以下にも内容を示しておく。

【戦争行為の開始後又は宣戦布告の効力の生じたる後、十時間以内に次の処置をとるべきこと。即ち下の各項に該当する者を最下級の兵卒として召集し、出来るだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下に実戦に従わしむべし。

一、国家の元首。但し君主たると大統領たるとを問わず、尤も男子たること。
二、国家の元首の男性の親族にして十六歳に達せる者。
三、総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。
四、国民によって選出されたる立法部の男性の代議士。但し戦争に反対の投票を為したる者は之を除く。
五、キリスト教又は他の寺院の僧正、管長、その他の高僧にして公然戦争に反対せざりし者。

上記の有資格者は、戦争継続中、兵卒として召集さるべきものにして、本人の年齢、健康状態等を斟酌すべからず。但し健康状態に就ては召集後軍医官の検査を受けしむべし。
以上に加えて、上記の有資格者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦又は使役婦として召集し、最も砲火に接近したる野戦病院に勤務せしむべし】

 陸軍大将が考えたという辺り、「オレたちはもう戦いたくないからさ、戦争したけりゃやりたい奴がやれば?」という空気が感じられるが、内容はそのままブラックジョークとして通じる。フォルム大将はこれを近隣各国に送り、立法化を働きかけたそうだが、どこの国にも無視されたそうだ。本気だったのか冗談なのか。

 ところが日本の脳内お花畑な方々の中には「これを是非日本で採択したい!」と主張する輩もたくさんいるようで。無論、こういう法案は一国のみ採択してもどうなるというものではないのだが、上の社説の中の人も「これが法制化されれば憲法第九条はもっと大切にされるはず」なんて書いている時点でそいつらと同類と思われる。中でも有名なのは、社民党の福島瑞穂。彼女はこの法案を元に、戦争立法をつくった人間に戦争の自己責任を負わせる「戦争立法自己責任法」という法案を作ろうとして参議院法制局に行ったそうだが、そこでこう断られたのだとか。

 「日本国憲法は日本が戦争することを想定していません。戦争があることを前提とした法律をつくることは違憲になります」

 東京新聞の中の人ー!戦争絶滅受合法案の法制化は違憲だってよー!!m9(^Д^)プギャーーーwww

 …まぁ、「週のはじめに考える」としておきながら、実際に原稿書いてるのは前の週なんだろうから、内容も周回遅れで寝惚けたものだってのは良く判ってるんだがね。いずれにしろ明らかなのは「サヨクの論理はバーチャルでしか通用しない」って事。現実を見ていない連中が現実を語るなボケ。

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2006年10月25日

ダメ教師には辞めて頂いて…

地理歴史履修1科目…授業70回分不足 富山の県立高校3年生卒業ピンチ

 「たとえば日本史を学べば関連して世界史の要素も入っており、世界史の履修につながる」…まさかこんな論理がまかり通るとは。頭の悪いガキが増えたのが「ゆとり教育」のせいならば、頭の悪い教師が増えたのは何のせいか。脳内完結の仕方がサヨっぽいから、やっぱり日教組か?

 それにしても、本当にひどい教師が増えたもんだ。高校を予備校程度にしか考えてない生徒連中も確かにアレだが、「学ぶ事の意義」みたいな教育の基本を、今の教師は生徒に教えられないのだろうか。世界史なんかは純粋に勉強して楽しい科目だと思うのだが、それをやってもみずに「受験には必要ないから」という理由で切り捨てた生徒。受験が終わった後、果たしてコイツらには何が残るのだろう?

 勉強は受験を勝ち抜くための手段などではない。それをそうであるかのように生徒に教えてしまった、教師たちの罪は重い。

参考記事(「痛いニュース」様)

 教育現場はもちろん、メディアだって澱めば腐り悪臭を放つ。中日新聞は世の中を憂う前に、飲酒運転をやった記者をキッチリ処分しろ。

テレ朝vs外務省ガチンコバトル…公式HPに抗議文

 香ばしいメディア代表のアサピーはますます頑張ってます…にしても不祥事多過ぎ。

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2006年10月24日

「美談」を鵜呑みにできない時代

 …いやいや、昨日の日記は時間がなかった上、時事通信のあまりに黒さにプチ切れ気味だった事もあって、ほとんど殴り書きの状態でしたな。ちょっと反省。

 だが、まとめサイトで各メディアの報道を眺めてみると、時事通信以外でもネットに批判的な見方をしている所が多いのな。そうしたメディアは記事の見出しに「非難」とか「中傷」とかいう文字を多く使っているが、連中はそれらの批判が根拠もないままに行われていると思っているのか?

 そりゃあ「皆さんの募金で難病の子供が助かりました!」ってのは美談だし、それに難癖つける連中なんてのには「子供の命がかかってるんだぞ!」とか言いたくもなるだろう。だが集められたカネが、その目的とは違う用途で使われるような可能性があるとしたら、それを指摘するのは間違っている事なのか?税金だって「私的流用」とかが判明したら、メディアはニュースにして叩くじゃないか募金と税金の差なんて「任意(善意)か強制か」ってだけじゃないか。

 今回の募金詐欺?について、疑問点の数々は下のリンクを参照して欲しいが、何にしてもさくらちゃんの募金に関わっている連中が、あまりに不誠実だという感は否めない。「渡航や治療費」として集められた募金をスタッフTシャツやら事務所運営やらの経費として使ったり、本来なら費用を率先して負担すべき両親の申告が、ネットなどからの問い合わせがあった後だったり、「お前ら子供を本気で助けたいのか?と思いたくもなるものだ。人様のカネを「私の娘のために出してくれませんか?」とお願いしてきた身の上でこんな調子では、非難を浴びても仕方ない事だろう。

 子供には何の罪もない。問題があるのは不誠実な大人たちだ。そして、その辺りを理解しようともせず、ただ「ネットからの中傷があった」と過剰に反応する人権家気取りの輩が多すぎるのもまた問題。時事通信とか音羽某とか。まぁ、「死ぬ死ぬ詐欺」なんて名前も、連中を刺激する要因になっているような気がするがね。

 …しっかし、日本でも15歳未満の小児からの臓器提供が認められたら、この手の疑惑のある募金活動ってのは減るのかねぇ…?

死ぬ死ぬ詐欺 まとめwiki

心臓移植:赤石朱里ちゃん「救う会」、渡航費など1億円目指し募金活動始める/埼玉

 そしてまた新たな「救う会」が発足。さくらちゃんの件を含め、数々の前例を考えると、どうしても懐疑的にならざるを得ない。これは明らかに「そうした前例を作った者たちの罪」だろう。このニュースでは「現在は重度の心不全に陥り、集中治療室で投薬治療を受けている」との事だし、緊急性のない(と思われる)さくらちゃんの募金をこちらに回してはどうかね?

山本モナ「NEWS23」を降板

 今日の某ラジオ番組から。

 ゲスト「(山本モナの降板は)無言のアピールだったと思います」
 DJ  「あっそう、『NEWS23』降板?」
 ゲスト「降板されましたよね」
 DJ  「え、無言のアピールなの?」
 ゲスト「…『アンタもやめて』っていう事なんじゃないの?」
 DJ  「誰に対して?アンタって…今2通り考えたんだけど…」
 ゲスト「…それは、メインキャスターですか…?」
 DJ  「…うん…」

 大爆笑。メインキャスターの方には近いうちにもう一度「残念でした」と言ってもらいたいものですな。

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2006年10月23日

【死ぬ死ぬ詐欺】ネットは悪者ですか?

移植希望女児の募金、目標達成=ネット上の中傷乗り越える-東京

 【原因不明の「特発性拘束型心筋症」と診断され、米国での心臓移植手術を希望している東京都三鷹市の上田さくらちゃん(4)について、支援団体は23日、手術に必要な募金目標額の1億3600万円を達成したと発表した。募金活動は終了し、さくらちゃんは年内に渡米する。
 募金をめぐってはさくらちゃんの両親がNHK職員だったこともあり、インターネット上で「身銭を切っていない」などとする中傷が相次ぎ、ネット社会の問題点が浮き彫りとなっていた。支援団体は目標額のうち、3000万円は両親の自己負担であることを公表している】

 時事通信…ロクでもねェ。

 この記事だと、事情を知らない人間は「両親がNHK職員だから中傷された」と取るだろう。支援団体が両親の自己負担額を公表したのも、ネットで疑問の声があがったのがキッカケだし、そもそも問題があるのは「ネット社会」ではなく「善意で集められたカネが真っ当に使われているのか」という点だろうが!いい加減な記事を書くな!!

 普段マスゴミはバカな主張をネットで叩かれる事が多いから、こういう機会を利用して憂さ晴らしをしているんだろうが…結局やってる事は事実の歪曲で、愚劣極まりない。お前ら、もう報道機関を名乗るんじゃない!

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2006年10月18日

アカピーがきんもい(最近ますます)

天声人語】2006年10月18日(水曜日)付

 【ここはどこだろう。まっくらだ。ワタシがだれなのかもわからない。まわりには、ワタシのようなものはいないようだ。これから、どうなるのだろうか。

 てがかりは、とおいかすかなきおくにしかない。いつかどこかで、ふたつのものがあわさってワタシというものがはじまったようなのだ。まだみてはいないが、このそとには、せかいというひろいところがあるらしい。そこには、オトコといういきものとオンナといういきものがいて、それがであってあたらしいいのちができる、ときいたきおくがある。

 ワタシは、ひにひにおおきくなってきた。せまいこのばしょではきゅうくつだ。そろそろ、せかいのほうにうつるころなのだろうか。

 「カッパ」といういきもののせかいでは、そとへのでぐちで、きかれるそうだ。アクタガワリュウノスケさんによると、チチオヤが、ハハオヤのおなかにむかっていう。「おまえは、このせかいへうまれてくるかどうか、よくかんがえたうえでへんじをしろ」。「いやだ」といえば、でなくてもいいらしい。

 あれあれっ、そとへおしだされそうだ。すごいあつりょくだ。だれも、でたいかどうかきいてくれない。きかれても、なんといえばいいのかわからないが、きかれないのもちょっとさびしい。

 ついに、そとへでた。ひかりがまぶしい。あたらしいせかいのはじまりだ。からだに、ちからがわいてくるようなきがした。ワタシをあのくらいところではぐくんでくれたオンナのひとが、ワタシのハハオヤのハハオヤだとは、まだしらなかった。】

 …最初この漢字のない文章を見た時は「とうとう朝日壊れたか?」と思ったよマジで。

 「キモイ」の一言に尽きる。母親が娘の子供を代理出産した事件について書いているのだろうが、内容はとてもコラムなどと呼べるものではない。ハッキリ言って小学生の作文レベル。こんな文章でアサピーの記者は原稿料もらってるのか?随分楽な商売だな。

 「小説現代」上で「ショートショートの広場」の選者をやってる阿刀田高氏に、是非寸評をお願いしたいところだ。

命令放送 NHKの自立こそ大切だ

 アカピーの今日の社説。お前らに人の事を気にしている余裕があるのか?こんな文章書いてるヒマがあったら、読売や毎日の批判に反論でもしろよカス。

北朝鮮、再実験 最終段階か

 中国が今更ながら特使を派遣したようだが、もはや止まる気配のない北チョン。安倍さん麻生さん、法整備急いで~!

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2006年10月17日

我々は抗議する!

 「核保有論議も抑止力」中川の例の発言がそこまで見据えてのものかどうかは判らないが、ただ政府を非難するだけの政治家やマスゴミには、もう少し「国家の大計」というものについて考えてもらわないとな。

 まぁそれはさておき、今日は北朝鮮の核実験とそれに伴う日本政府の対応について、プロ市民団体と朝鮮総連の抗議の声を取り上げてみた。当然ながら「感銘を受けた」とかそういうのではなく、彼らのお花畑感覚を笑ってやるためなので念の為(笑)。

無防備地域宣言運動全国ネットワークの抗議声明

 10月9日朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、核実験を行ったと発表した。私たちは、北朝鮮の7月5日のミサイル発射に続く今回の核実験が東アジアの軍事的緊張を一挙に激化させる暴挙であり、強く抗議する。
 北朝鮮を巡っては、この間、02年9月17日の日朝ピョンヤン宣言、05年9月19日の6カ国協議共同声明が出されている。6カ国協議共同声明では、北朝鮮が核兵器・開発の放棄NPT(核兵器不拡散条約)IAEA(国際原子力機関)復帰を約束するとともに、米国は北朝鮮を核兵器・通常兵器で攻撃する意図を持たないことを確認した。米朝は、主権尊重・平和的共存・関係正常化の措置をとり、日朝は、ピョンヤン宣言に沿って、過去清算・懸案事項解決・国交正常化を進めることをも併せて合意した。
 今回の核実験は、「米国が昨秋から行っている金融制裁の解除と二国間協議要求」(10月3日北朝鮮外務省声明)と言われている。しかし、いかなる理由であれ核実験は、核兵器保有を目的としたものであり明らかに東アジアの軍事的緊張を激化させ、共同声明が打ち出した解決のプロセスを踏みにじり後退させるものでしかなく断じて許されない。

 日本政府は、今回の実験について「断固として対処」するとして、米国とともに国連安保理(議長国は日本)で北朝鮮制裁決議を採択しようとしている。すでに10月6日には、3日の北朝鮮の核実験予告声明に対して、核実験が強行されれば、「安保理が国連憲章の下での責任に基づいて行動する」という文言を盛り込んだ国連安保理議長声明が出されている。これをテコに安倍首相は、10月9日国連憲章第7章(「平和に対する脅威、平和の破壊及び侵略行為に関する行動」)に基づく決議案を採択するよう関係国に働きかけることを指示した。第7章は、「平和に対する脅威、平和の破壊及び侵略行為」に対して、「国際の平和を維持し又は回復する」ために、勧告をするだけではなく、非軍事的措置(経済封鎖、交通等の遮断、外交関係の断絶)、軍事的措置を講ずることを規定している。これは戦争宣言に等しい。
 一方、米国は8月末に臨界前・未臨界核実験を強行している。また、米国は先制攻撃的な核戦略を振りかざして世界を脅迫し、イラク、アフガンで「平和の破壊」「侵略行為」を展開中である。にもかかわらず米国には何らの制裁もない。全くのダブルスンダードである。このような対応は絶対に問題解決をもたらさない。

 戦争放棄、紛争の平和的解決を義務づける憲法をもつ日本で、政府がこのような制裁決議を率先して出すことは違憲である。しかも、日本は北朝鮮に対し過去の植民地支配を清算していない。7月5日の北朝鮮のミサイル発射の際に(自衛隊の)「敵地(先制)攻撃能力の保有」を口にし、日本の侵略戦争を賛美する安倍首相が、今回の事態を利用し「戦争国家」づくりを推進することは容易に予想される。「北朝鮮の脅威」をあおり、今国会での国民投票法案や防衛庁「省」昇格法案などの悪法の強行、国民保護計画をはじめとした地域の戦時体制づくりの推進である。私たちは、こうした危険な動きを止めるよう強く安倍内閣に要求する。
 国民保護計画はミサイル攻撃よりもなお核兵器には無力である。核兵器は民衆が逃げるまもなく瞬時にしてすべてを灰燼に帰す。軍事的手段を含む北朝鮮に対する制裁決議で、より軍事的緊張を高め、国民には国民保護計画で戦時体制を強要することで、民衆の生命と安全は脅かされるのだ。軍事力に軍事力で対抗することは、なんの解決にもならないばかりか、戦争と市民の犠牲の危機を増大させるばかりだ。こうした道を許してはならない。

 私たちの生命・財産を守る道は、戦争を起こさせないこと、これに尽きるのである。戦争をもてあそぶような安倍内閣に私たちの命を預けることはできない。外交によって、非軍事的手段で紛争を解決し、民衆レベルから平和、友好の関係を築き、積み重ねていく以外にない。今こそ、戦争システムを解体する無防備地域宣言運動を大きく広げるときである。

 私たちは、今回の核実験に際し、北朝鮮の行動に強く抗議するとともに、米国・日本など当事国に対しては戦争に行き着く国連安保理制裁決議採択をやめ、「相互の主権尊重、平和裏の共存、関係正常化のための措置」の精神に基づく6か国協議共同声明の解決のプロセスに立ち返り、外交による平和的解決を図るよう要求する】

 …最初の段落(太字)が北朝鮮批判、あとは日米政府への批判…お前らどこの国の人間だ?

 そもそもミサイル攻撃には無防備宣言は適用されないし、仮に適用されていたとしても、ミサイルの爆風やら放射能やらが、無防備地域を避けてくれるなんて事はあり得ない。ハイテク化が進み、ボタン一つで何万人も殺せるのが「現代の戦争」だってのに、無防備宣言なんてのがどれほどの効力を発揮できるのか、連中は考えた事もないんだろうねぇ…。

 とりあえずこいつらこそ、平和だ共存だ、などと言いながら、その実「自分たちが助かればいい」と考えるダブルスンダード(原文ママ)の最低エゴ集団である。猛省せよ。

朝鮮総聯中央本部南昇祐副議長の談話

 【朝鮮民主主義人民共和国外務省は「9日にわが国の科学研究部門が地下核実験を安全かつ成功裏におこなった」と発表した。
 外務省は「米国による反共和国孤立圧殺策動が極限を超え最悪の状況を醸し出している中」で「増大する戦争の危険を防止し、国家の自主権と生存権を守るため」の「自衛的戦争抑止力を強化する新しい措置」と言明している。また、核兵器の先制使用や威嚇、核の移転を絶対に行わず、「対話と協商による朝鮮半島の非核化実現の意志は依然として変わりない」との原則的立場を表明した。

 米国などが、これを機に共和国に対する国際的な「制裁包囲網」を拡大強化し圧殺を企てている中、日本政府は7月5日と9月19日に次いで10月14日に単独で追加的「制裁」を実施した。

 今回の追加的「制裁」措置は、すべての朝鮮籍船の入港禁止、朝鮮からのすべての品目の輸入禁止、「北朝鮮籍を有する者」の入国禁止など前例のない常軌を逸した異常な措置であるといえる。

 日本が世界で唯一、農水産物などの民生部門の交易やスポーツ、文化に至るすべての人的交流にまで「制裁」の対象を広げ、「ヒト、モノ、カネ」の往来を全面的に遮断しようとしていることは、非道極まりなく、朝・日関係を極限の対立にまで至らしめる非常に危険な行為と言わざるをえない。

 去る7月5日以来、矢継ぎ早に講じられている日本政府の「制裁」措置は在日朝鮮人の人権と生活を著しく脅かしている。

 日本政府は在日朝鮮人と祖国を結ぶ「万景峰-92」号の入港禁止を「制裁」の象徴的措置として強行した。

 そもそも「万景峰-92」号は、朝・日両国赤十字による帰国事業等の実績を踏まえ、在日朝鮮人の祖国往来のために就航し、国交のない朝・日間を結ぶ「人道の船」、「友好親善の架け橋」として広く認知されてきたものであり、その入港を政治的な理由で禁止することは国際赤十字の精神に背く許しがたい反人道的行為である。

 在日朝鮮人がターゲットになるこの筋違いの反人道的措置により、多くの在日同胞、特に高齢者や病弱な人々、身体障害者などは祖国訪問と肉親との再会を実質上断念せざるを得ない苦痛を強いられており、民族学校に通う朝鮮人子弟らの祖国への修学旅行にも多大な障害をもたらしている。

 また、日本当局による在日朝鮮人に対する再入国許可の締め付けなどの祖国往来への不当な規制は許しがたい人権侵害であり、地域社会で公益性が認められ固定資産税の減免措置が取られてきた朝鮮総聯関連施設への減免取り消しは、法的根拠のない理不尽な差別行為である。

 日本政府による「制裁」措置は、日本社会における朝鮮人排斥の差別感情をあおり、とくに民族学校に通う幼い児童、生徒に対する許し難い迫害と暴行、朝鮮総聯機関に対する脅迫と放火、朝・日文化芸術交流のための公共施設使用に対する圧力や拒否などの事態を誘発、助長している。

 さらに、融資差別や業界からの締め出しなど、在日朝鮮商工人の経営活動を圧迫しており、朝・日貿易に携わる同胞商工人には死活にかかわる打撃を与えている。

 わたしたちは日本政府の度重なる「制裁」措置が、日本の植民地統治によってこの地に住むことを余儀なくされた在日朝鮮人に矛先が向けられ、新たな民族的排斥と迫害を生む深刻な状況を醸し出していることに民族的憤りを禁じえない。

 歴史的経緯からみて過去を償い在日朝鮮人を保護すべき日本政府が自らの責任を回避するばかりか、在日朝鮮人の地位問題に誠実に取り組むことに合意した朝・日平壌宣言に反して、在日同胞の人権と生活権を著しく脅かしていることに強く抗議する。

 圧力と「制裁」は対立と緊張激化の悪循環を生み不信と憎悪を増幅させるだけで、問題を解決することはできない。

 わたしたちは、日本政府が不当な「制裁」措置を即時撤回し、在日朝鮮同胞の人権と生活権を保障することを強く求める】

 制裁の元凶となった一件については一切言及なし。「常軌を逸して異常」なのはどう考えても奴らだと思うのだが…。

 グダグダ言う前に、自分たちの置かれている立場って物を考えるといい。北朝鮮は「制裁は宣戦布告とみなす」と息巻いてるんだぞ?(今のところ口だけだが)もしそうなったら、お前らは敵国の人間って事になる。それがどういう意味を持つのか、ちゃんと理解してるのか?

 日本に留まり、針のムシロの上にいるような生活を送るか、あるいは戦火に見舞われるかもしれない祖国に戻るか。どちらにしても、チョンとして産まれた事それ自体が不幸。

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2006年10月16日

誰が為の平和か

 北朝鮮の核実験のものと思われる放射性物質が、発表があってから1週間近く経って、ようやく微量ながら観測されたそうで。「貧乏人のオナラは音ばかりでニオイが少ない」などともいうが、まさに北朝鮮の状況がこれに当てはまるのでは(笑)。それにしても、自分の所の庭先で舎弟が粗相をしたってのに、中露の親分さんたちはお優しい事ですな。

 …さて、上の件に関する国連安保理の制裁決議がようやく採択された。「あくまで経済制裁」という決議であり、その措置の一つである「臨検」に対しては中国が早々に「賛成しない」と明言するなど不安材料もあるが、これまでの経過を考えれば「やっとここまで来たか」という印象である。当事者であるところの北朝鮮は早速この決議を「全面拒否する」と言ってきたが、制裁対象国が「制裁を受諾する」とか「拒否する」とか言うのは少々不思議な感じがするのだが。

 まぁそれはともかく、「臨検」に対して日本がどのような対応を取るかについて、今回の対北朝鮮制裁を主導してきた政府がジレンマに陥っている。何が問題なのかは最早皆さんご存知だろうが、一応書いておくと「日本国憲法第9条」。これが日本の「臨検」を事実上不可能なものにしているそうで、またその代替措置を定める法令も不十分な点が多いとの事。全くもって困ったものである。(参考・日本の船舶検査の制約について)

 脳内お花畑のサヨク連中が金科玉条としているこの「平和憲法」だが、肝心な時に国民を守れずして何の「平和憲法」であるか。いざ有事が迫ったとして、実際にコトが起きなければ何の動きも取れない、そんなものでも「平和憲法」と呼べるのか。大戦後にGHQが草案を作成した事や、現行の平和憲法下において、国民が自身の平和を守れないような状況がまかり通っている事を考えれば、「平和憲法の『平和』が誰の為の平和であるのか」という問いには簡単に答えが出る。

 国家の憲法で謳うべき「平和」とは、「個人の平和」でも「周辺諸国の平和」でもなく、あくまでも「国民の平和」であろう。それは老若男女を問わず、自衛隊員だって例外ではない。この期に及んでその辺を(あるいは意図的に)勘違いしている人間がこの国には大勢いるようだが、そういう連中と運命を共にするのは御免である。

 今、北朝鮮の脅威が迫っている中で、我々は一刻も早くこの状況を正さなければならない。勘違い連中はそうした動きを「戦争への道を開くな!」などと吠えたてるが、近い将来、間違いなく北朝鮮はさらなる暴挙に踏み切るだろう。そして、次に採択される制裁決議に「7章42条」が盛り込まれるであろう事は想像に難くない。

 「戦争などない方がいい」なんてのは子供だって判る事だが、北朝鮮の行為は進んで自らをその状況に追い込んでいるようにすら思える。この流れは北でクーデターでも起きない限り、最早止められるものではないだろう。もし「その時」が訪れた際には適切な対応が取れるよう、政府には入念に準備をしておいてもらわねばならない。安倍首相に期待する。

 …まぁ、国内の法整備が有事に間に合わなかったとしても、アメリカさんには「平和憲法を押し付けたツケ」を払ってもらわないといけないし、少なくともこれまで払ってきた「思いやり予算」の分くらいは働いてもらわないとな。ヨロシク!

[『慰安婦』決議案]「日本政府はきちんと反論せよ」

 今日の読売の社説。見ていない人はちゃんと見るように!

発信箱:本当は悔しい?朝日新聞

 そして毎日にすらイジメられるアカピー。

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2006年10月15日

拝啓 東京新聞様

新聞週間に考える 重い責任を果たしたい

拝啓 東京新聞様

 今日の社説、拝読致しました。
 「新聞はとっても偉いんだ!」という書き手の空気がひしひしと感じられる文章ですね。
 長らく購読していた身としましては、近年の左への急旋回と共に目を覆いたくなるばかりです。

 「ネット社会に立ち向かう」と銘打ち、一生懸命「ネットにはないものが新聞にはある!」と自己賛美されていますね。
 しかし「『ネットにはあるが新聞にはないもの』のせいで新聞の領域が侵されている」という現実について、完全に目を逸らしているご様子。
 これでは、メディアの必要性は失われていくばかりです。
 あ、売国メディアは今の日本に必要ありませんので、どんどん消えて頂いて構いませんが。

 あと、社説の中で「より正確で信頼できる情報の収集と提供ができるかどうか、冷静な情勢分析と判断、有効な提言ができるかどうか」とも語っていますね。
 「より正確で信頼できる情報の収集と提供」というのは報道の基本だと思うのですが、貴社はメディアを名乗りながら、その基本すらできていなかったという事でしょうか。
 その体たらくで「冷静な情勢分析と判断、有効な提言」なんて、傲慢もいいところです。
 「世論は我々メディアが創る!」なんて妄想を捨てて、メディアの本分をもう一度見つめ直してはいかがでしょうか?

 まぁ、あまり期待はしていませんがね。敬具。

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2006年10月12日

畜生は畜生道に堕ちよ

奈良女児殺害・小林被告の死刑確定…控訴取り下げ

 奈良県で起こった女児殺害事件で、被告の死刑が確定した。

 今回奈良地裁の出した死刑判決は、殺めた人数によって量刑を判断するという最高裁の基準から脱却した判決として注目されていた。まぁ、この男のやった事は犬畜生にも劣る行為であり、おそらく更正もありえないだろうから、死刑という判断に対して異論はない。

 だが一つ気になるのは、この死刑は「これ以上ない」という「極刑」としての意味を持つのかという事だ。犯罪者の「死」に対する認識が「俗世間との離脱や解放」であるならば、連中に対しての死刑はむしろ彼らに安易な逃げ道を提供してやる事と同義になりかねない。今回の被告についても、それに近い感覚があるように思われる。

 被害女児の両親は被告に対して「極刑以上の極刑」を求め、裁判所はそれに応えて死刑判決を下したわけだが、肝心の被告が上記のような観点から死を受け入れるのならば、それは極刑とは言えないだろう。自分の犯した罪に対して反省もしないような人間に対して「ではどうすればよいのか」と問われたならば、私は「基本的人権の剥奪」という刑を導入すべきではないかと考える。

 法の裁きにおいて「犯罪者の『生きる』権利を奪う」死刑が認められるならば、「『人としての』権利を奪う」人権剥奪も認められてしかるべきだろう。ただ当人が肉体的に死ぬか、あるいは社会的に死ぬかの違いである。「人の心を持たぬものを、現世において畜生の道に叩き落とす」、具体的な記述こそ避けるが、人非人には相応しい末路だと思うのだがどうか。

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2006年10月11日

日韓首脳会談にて

<日韓会談>大統領「歴史認識」40分論じ共同声明見送りに

 今日のネットの話題を独占していそうな感じのあるこのニュース。やはりチョンは空気が読めてないといったところか。相変わらず「靖国神社に参拝すれば韓日関係は再び悪化して云々~」などともほざいていたようだし、北が核実験をやったってのにそんな呑気な事を言ってていいのか?

 だが、安倍首相が今回の中韓訪問において、ちゃんと突っぱねるべき部分は突っぱねていたという事も判り、ある意味安心した。「中国誌などが安倍首相を絶賛」なんて記事を目にした時はホント心配したが、どうやらそれも杞憂で済みそうな感じ。まったく北朝鮮さまさまという感じがしないでもない。それにしても安倍首相は鮮人の寝言によく40分も付き合ったものだ。その精神力だけでも驚嘆に値すると思うのだが。

 何にしても、ここしばらく土下座が続いてきた対中・対韓外交において、久しぶりに日本が握ったイニシアティブである。是非大事に使ってほしいものだ。

盧大統領、北より日本が脅威?緊急時にも歴史固執

 こちらは産経ソウル・黒田氏の記事。毎度ながらいい切れ味ですな。

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2006年10月10日

ためにならない?イソップ童話

韓国、対北政策見直し必至…南北関係は冷却化へ

【核開発】盧武鉉政権の対北政策、判断ミス続出でがけっぷち

 ★

【設問】以下の文章を読み、後の問いに答えなさい。(8点)

 …ある日のこと、北風と太陽がどちらが強いかで言いあらそいをしていました。
 「よし、だったら力くらべをしよう。あそこにいる男が着ているコートをぬがすことができたほうの勝ちだ」

 「よし、まずはぼくのばんだ」
 北風は冷たい風をふきかけて、男のコートをふき飛ばそうとしました。
 ところが、コートはぬげません。
 「あー、さむい、さむい!」男はさむがって、よけいにコートをかぶってしまいました。

 「じゃあ、つぎはぼくのばんだ」
 太陽はそういうと、さんさんとかがやきはじめました。
 あたりがぽかぽかとあたたかくなっていきます。
 「日ざしが出て、きもちよくなってきたなぁ」

 しかし男は、コートをぬごうとしません。
 太陽の光であたりはあたたかかくなりましたが、男にとって、コートをぬぎたくなるほどの暑さではないようなのです。
 けっきょく男はコートをぬぎませんでした。

 あきらめてしまった北風と太陽が男を見ていると、男の前に一人の女があらわれました。
 みねふじこばりのダイナマイトバディのびじんです。
 女は一糸まとわぬすがたになると、男にむかって手まねきをしました。
 するとどうでしょう。男はコートどころか着ていたものをぜんぶぬいで、女にむかってダイブしたのでした。

【問】以上を踏まえた上で、韓国政府は北朝鮮に対し、どのような姿勢で臨むのが最善だったかを考えなさい。

 ★

 …上は有名なイソップ童話「北風と太陽」のパロディだが、これは「物事に際し、厳しい態度よりも寛容な態度で臨んだ方が良い結果が得られる」という意味の寓話である。だが、勘違いしてはならないのは、寛容な態度とは「ただ媚びるだけ」とか「愛情を注ぐだけ」というものではない、という事だ。

 元の話で、男は照りつける太陽のあまりの暑さに自らコートを脱ぐが、「暑い」という感覚は「不快なもの」に分類されるだろう。男は決して「喜んで」コートを脱いだわけではないのだ。すなわち「冷たい風」も「太陽の光」もその方法が違うだけで、その根底にあるベクトルは同じなのである。

 もちろん相手にもよる。だが、確固たる目的もなしにただ「暖めてやる」だけで上手くいくほど、世の中は都合よくできていない。韓国が行ってきた「太陽政策」が今回破錠したのは、まさに根底のベクトルの方向が定まっていなかったからだと言えるだろう。この失敗に対し、韓国がどれほど大きなツケを払う事になるのか、少々楽しみである。

 むしろ独裁者相手には、本当にハニートラップみたいな仕掛けの方が良かったんじゃないだろうか?アレは何しろ特亜のお家芸みたいなものだし。

参考①北風と太陽wiki

参考②

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2006年10月 7日

サヨは人材不足

 明日から安倍首相の中韓訪問が始まるが、それを前にした今週の衆院予算委員会はとても酷かった。売国政治家どもが何とかして安倍首相の揚げ足をとろうと必死過ぎ。特に昨日の田中真紀子については、サヨマスゴミ以外の評価はまさに「お前が言うな」一色で、もうあの女が政治家以前に、人間として救えないレベルにまで堕ちた(元からか?)という事を感じさせてくれた。

 本当に、何でこんな連中が国政に関わっていられるのかが理解できない。そこに住む人々が幸せに暮らしていけるよう、より良い国を作っていこうとするのが政治の本分であり、政治家の使命であるはずなのに、連中は自国の過去の犯罪をあげつらい、自国を貶めるような行動ばかりしている。中国や韓国で政治家がそんな行動をすれば、それこそ全ての国民から総スカンをくらい、二度と人前には出られなくなるのだから、良くも悪くも日本では「言論の自由」が保障されているという事か。

 言論といえば、東京新聞は今朝の社説の中で、田中真紀子や岡田克也元代表を「(安倍政権追及の)エース級」などと述べていた。あの程度の政治家をエースとは、サヨマスゴミにとって「期待の星」みたいな存在はいないという事のだろうか?そういう事であるならば、当分安倍政権の運営には問題ないものと思われるが、現在の首相の状況はまさに「内憂外患」という言葉がピッタリである。

 そんな安倍首相、今週は中韓訪問を控えているため、迂闊な発言はできないというのは理解していたが、それでも答弁の内容に不満を抱く部分もいくつかあった。明日からの動きの中で、その不満を払拭してくれる事を切にお願いする。

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2006年10月 3日

国連終焉間近?

国連 韓国外相が第8代事務総長へ 模擬投票で圧倒的支持

 「北東アジアからは初めて」という表現を毎日のみならず各社が使っているようだが、北東アジアには事務総長になれない先進国と常任理事国を除けば、朝鮮半島の2国以外に国はなかったと思うのだが?是非その辺についての見解をお聞かせ願いたいものだ。

 韓国人がホルホルする様など想像もしたくないが、国連事務総長選の流れはまぁそーゆー方向に向かっているらしい。あれだけ反米親北を謳っている国の人間を、アメリカはよく支持したもんだ。何か意図があるんじゃないかと勘繰りたくもなる。

 国連事務総長ってのは結局大した権限は持っていないようだが、それでも朝鮮人なんぞを国際社会の表舞台に出したら、一体どんな事になるやら。舞台が国連だけに、その動きによっては日本が国際的な不利益を被る事は避けがたいだろうが、一方で韓国の恥を全世界に晒してくれるかも知れない。或いは、例の国の法則発動で、国連自体がひっくり返るような事が起こるかも。「期待か不安か」と聞かれたら、私は大いに不安である。

 とりあえず国連事務総長は「中立性」を求められるらしいが、朝鮮人の性質はハッキリ言って、この職には向いてないんじゃないかと思われる。早速北朝鮮も祝砲をあげてくれたようだが、次期事務総長候補としてはどういう対応を見せてくれるのかな?あと滞納している国連分担金もとっとと払え。

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2006年10月 2日

言葉はそんなに万能じゃない

日中首脳会談、8日前後で調整(朝日)

安倍首相訪中:胡錦濤国家主席と会談固まる(毎日)

日中首脳、8日にも会談…「靖国」打開策で詰めの協議(読売)

中国「安倍首相、8日に日中首脳会談」 日本側は否定(産経)

 今日の朝刊、各誌は「日中首脳会談」の記事が並んでいた。まぁ、昨今の日中関係を鑑みれば重大なニュースである事には違いないだろうが、このニュースに関する各社の報道を比べてみると、そこにはハッキリと「違い」が出ている。

 主要4誌が今朝書いた記事、朝日・毎日の記事には「これは悪化した日中関係改善の一歩だ」というニュアンスの文章が含まれているのに対し、読売・産経の記事にはそれが見当たらない。日経や東京などの記事にも前者と同様の傾向が見られる事から、わざわざ「関係改善を期待」などと書いているのはサヨマスゴミの皆様であると断言して間違いないだろう。

 日中関係がここまで悪化した責任の大本であるサヨマスゴミ連中が「関係改善」を謳うなど、おこがましいにも程があるとは以前から思っていたが、それにしても連中は本当に、会談の場が設けられたというだけで外交問題が解決すると思っているのだろうか。どうも文章でメシを食っている連中というのは、言葉の持つチカラに過剰な期待を抱いているような気がしてならない。

 まぁ今回の日中首脳会談は、サヨどもの期待を裏切って「中国がどこまで譲歩するか」というのを確認する場になってほしいものだが…え、韓国?あいつらは放置の方向でよろしく。

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