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2007年1月31日

仕事しろよ政治家ども

厚労相辞任なければ補正審議拒否=野党国対会談で確認へ

【民主党の高木義明国対委員長は31日午前、柳沢伯夫厚生労働相が「女性は産む機械」と発言したことに関し、「きょうの予算の提案理由説明は波静かなら予定されていたが、それまでにはご決断いただきたい」と述べ、柳沢厚労相が辞任するか罷免されない限り、午後の衆院予算委員会で行われる2006年度補正予算案の提案理由説明に応じない考えを示した。
 野党4党は同日午前、国対委員長会談を開き、こうした方針を確認する見通し。ただ、共産党は柳沢厚労相の罷免は必要としながらも審議拒否には同調しない方針だ】

 …まぁ、大臣の失言は確かに重大だと思うが、福島や辻本をはじめ、ババァどもがギャーギャー喚くのはいい加減聞き飽きた。お前らは喚き散らすしか能がないのか?

 野党の連中は審議を拒否した足で街頭演説をやったりしているようだが、そもそも政治家の本分は政治を執り行う事だろ?野党として、問題のある法を批判するのは大いにやって頂いて結構だが、人間や政権の攻撃に重点を置くあまり、国会運営そのものをおろそかにしてしまっては本末転倒じゃないか?

 いかな理由があろうとも「審議拒否」で国会をストップさせる事は、国会運営費や政治家への給料を賄う税金を払ってる、国民の皆様への背信行為。国民はお前らのパフォーマンスを見るために税金払ってるワケじゃねーんだよ。去年も同じ事やって、その結果法案を強行採決されたの忘れてるのか?少しは学習してみせろよ。全然期待してないけど。

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2007年1月30日

そんな認定はしてませんが?

番組改変 NHKは政治と距離を

【番組改変訴訟の控訴審で、東京高裁はNHKの政治的配慮による改変だったと認定した。政治と報道が信頼されるためには、報道機関と政治家が疑惑を抱かれない距離を保たなければならない。

 従軍慰安婦問題を扱ったNHK教育テレビの番組は、問題の責任を追及する市民団体が、取材協力の前提として説明を受けた企画内容と異なる内容だった。いったん完成の後、本来は番組制作に無関係な幹部が介入して修正した結果である。

 それ自体、異常なうえ、政治家の介入が疑われたが、高裁判決も政治的改変だったことを認めた。

 問題の本質はここにある。改変させた幹部は、政治との距離がNHKに対する信頼にかかわることを認識していなかったのではないか。

 高裁判決の骨子はこうである。

 報道機関には報道の自由、編集の自由があり、一般論としては取材対象の意に必ずそわなければならないものではない。しかし、あらかじめ企画内容を説明し、それを条件として全面協力を得た、このケースの場合は企画を実現する義務があり、実現しなかったときは理由などを説明する責任がある。NHKはいずれも果たさなかった。

 報道機関として致命的なのは、放送が当初の企画からかけ離れたものになった理由だ。当時の最高幹部が国会議員の間を番組の事前説明に回り、議員の発言を受けて当たり障りのない番組になるよう現場に改変を指示した、と判決は認定した。

 報道、編集の自由を放棄し、政治家に迎合したのである。これは国民に対する背信といえよう。

 こんなNHKの受信料支払いを義務化したり、司法の力を借りて強制的に取り立てることに、幅広い支持を得るのは困難だろう。

 政治の側も自省、自戒を迫られている。

 判決は「NHK幹部が国会議員の発言を必要以上に重く受け止め、その意図を忖度(そんたく)した」「政治家が一般論として述べた以上に番組に関して具体的な話や示唆をしたとまでは認められない」と慎重な認定をした。

 NHKと政治家の日常の関係に照らせば、政治家の発言はもっと具体的で事実上の介入だっただろうことは容易に推察できる。だが、判決通りだとしてもNHK側が無視できなかった事実は重い。政治の側も報道機関との距離を保つべきことを物語っている。

 NHK側も政治家も、昨年春に制定した新放送ガイドラインの「放送の自主自律の堅持が信頼の生命線」という条項を肝に銘じるべきだ】

 「政治家が一般論として述べた以上に番組に関して具体的な話や示唆をしたとまでは認められない」←明らかに政治家の関与を否定しているのに、直後の「慎重な認定」とは何ぞや?そして「政治家の発言はもっと具体的で事実上の介入だっただろうことは容易に推察できる」とは?だから関与は否定されてるっての。

 つーかサヨマスゴミはまず、中韓様に政治的に配慮し、報道を改変・捏造するのをやめてから文句言えよ。いくら「あるある」を叩いたところで、お前らの評価が上がるわけじゃないんだぜ?自省・自戒しなさい。

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2007年1月28日

砂上の内閣

柳沢厚労相 女性を「出産する機械」とも例える発言

【柳沢伯夫厚生労働相は27日、松江市で開かれた自民党県議の集会で講演した。講演は年金・福祉・医療問題に関するもので、出席者によると、柳沢厚労相は少子化対策に言及する中で「15から50歳の女性の数は決まっている。生む機械、装置の数は決まっているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかないと思う」などと述べたという。少子化対策にかかわる閣僚による、女性を「出産する機械」とも例える発言だけに、今後批判を強く受けそうだ】

 今回の柳沢といい、アメリカを批判する久間といい、事務所費問題が取り沙汰されている伊吹、松岡といい、去年辞任に追い込まれた佐田・本間といい、本来ならば安倍首相をサポートすべき立場の人間が政権の足を引っ張りまくっている現状。さまざまな問題が山積みの中、安倍首相には何とか頑張って欲しいんだが、これじゃあ支持率低下も止むを得ないし、首相も報われんわな…。

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2007年1月25日

21世紀の非国民

給食費 滞納者9万人超、額は22億円 文科省調査

【給食を提供している全国の小中学校で05年度、給食費の滞納額が計22億2963万円に上ることが24日、文部科学省の初めての実態調査で分かった。滞納者総数は全体の1%にあたる9万8993人で、回答した学校の6割が「保護者の責任感や規範意識」の欠如が主な原因と認識。また、「保護者の経済的な問題」を原因に挙げた学校も33.1%あった。

 調査は、給食を提供している国公私立の小中学校計3万1921校、1003万3348人を対象に05年度の滞納額や理由などを調べた。国会などで給食費の滞納が増加しているという指摘を受け調査した。

 滞納の児童・生徒がいる小中学校は全体の43.6%にあたる1万3907校に上った。滞納の児童・生徒や金額について、「かなり増えた」「やや増えた」と感じている学校が49.0%に達した。滞納の児童・生徒の割合を都道府県別で見ると、(1)沖縄県6.3%(2)北海道2.4%(3)宮城県1.9%の順で多かった。「ゼロ」とした自治体はなかった。

 各学校の対応(複数回答)は「電話などでの説明・督促」(1万3493校)▽「家庭訪問での説明・督促」(7691校)のほか、「支払いを求める法的措置」も281校あった。滞納分は補てんせず、徴収できた給食費でまかなっている学校が4025校と最も多く、学校や教育委員会の予算から補てんしている学校もあるという。

 学校給食法では「施設設備費や人件費以外の食材費等は保護者が負担する」などと定められている。ただし、経済的な理由で支払えない家庭には、就学援助制度や生活保護の教育扶助による給食費の給付制度がある。

 制度が十分に活用されていない面もあるとみられ、文科省学校健康教育課は「世間体を気にする地域性もあると思う」と指摘。また、沖縄県や北海道が高率だったことには「明確な分析はできていないが、地域経済の問題もあるのではないか」と推測した】

 …今日の日記は、10万人近い給食費滞納者の保護者の方々のために書きました。

日本国憲法第26条第2項「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする」

学校給食法第2条「学校給食については、義務教育諸学校における教育の目的を実現するために、次の各号に掲げる目標の達成に努めなければならない。
 一 日常生活における食事について、正しい理解と望ましい習慣を養うこと。
 二 学校生活を豊かにし、明るい社交性を養うこと。
 三 食生活の合理化、栄養の改善及び健康の増進を図ること。
 四 食糧の生産、配分及び消費について、正しい理解に導くこと」

学校給食法第3条「この法律で「学校給食」とは、前条各号に掲げる目標を達成するために、義務教育諸学校において、その児童又は生徒に対し実施される給食をいう」

学校給食法第6条第2項「前項に規定する経費以外の学校給食に要する経費(以下「学校給食費」という。)は、学校給食を受ける児童又は生徒の学校教育法第22条第1項に規定する保護者の負担とする」

 いいですか皆さーん。憲法は「教育の義務」を規定していますが、これはあくまでも「子どもに教育を受けさせる義務」であって、その責任の所在はあなた方バカ親にあるのですよー。そして、学校給食は確かに義務教育の一環でありますが、それは決して無料ではなく、給食の為の設備費や人件費以外の分、要するに食材費などは保護者が負担するよう決められているのですよー。つまり給食費を「払えない」んじゃなくて「払わない」ヤツらは、国民としての義務を果たしていないのと同義と言えますねー。

 …結局さ、バカ親に給食費を払わせるには義務化するのが一番手っ取り早くて、それは法的にも何の問題もないはずなんだよね。どっかの放送局の受信料支払いを義務化するよりもよっぽど重要だと思うのだが。

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子ども新聞ならまだしも

『美しい国』と『美国』と(東京新聞 1/24付)

【「美しい国へ」-この言葉を聞くたび、何かこそばゆい感じがする。安倍晋三首相が就任して四カ月が過ぎた。年頭記者会見や先の自民党大会でも「美しい」を連発したが、慣れるどころか、ますます違和感を覚える。

 この形容詞は、極めて抽象的で情緒的な言葉だ。「美しい」に反対する人はいないだろうが、何を美しいと見るかは一人一人異なる。中学校の作文ならともかく、国家運営の最高責任者が使うにはふさわしくないのではないか。

 いま世の中を見渡せば、所得格差の拡大、教育の荒廃、治安の悪化など、ぎすぎすして落ち着きがない。国民は安心して暮らせる日本や世界を求めている。そんな時、「美しい国へ」と言われても、落差が大きすぎて戸惑うばかりだ。内閣支持率低下の一因はここにもある。まして、タカ派、硬派のはずの安倍首相が口にすると「勇ましさ」を隠すためかと勘ぐりたくなる。

 もう一つ加えると、筆者は韓国にいたことがあるせいか「美しい国」というと「美国」を連想してしまう。韓国語で「米国」のことだ。中国語でも同様に使う。

 安倍首相は、防衛庁を防衛省に昇格させ、集団的自衛権の行使に意欲をみせ、憲法改正を強調する。「戦後レジーム(体制)からの脱却」というが、かねて米国が強く日本に求めてきた安保政策と一致する。首相が強調する「成長優先戦略」は、競争重視の新自由主義、米国流グローバル化に沿った政策である。これでは「美しい国へ」ではなく「美国へ」とならないか。

 今週末には初めての施政方針演説。せめてカタカナ語を極力減らし、美しい日本語でお願いしたい】

 スペイン語で数字の5を「チンコ」と発音するのは割と有名だが、まさかそんなんで喜ぶ消防や厨房と同じレベルの人間が報道機関に…って、東京新聞だっけか。じゃあ驚かねーや。

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2007年1月24日

お前らは特権階級じゃない

東京新聞「筆洗」1/24付

【映画監督の山田洋次さんに取材した時の言葉が頭に浮かぶ。「恋人に裏切られるのは人間の悲しいさがとして仕方がないが、政治の裏切りは人間の心の奥底に染み込んで退廃的な気持ちにしていく」。自社さ連立の村山政権誕生についてがテーマだった。信頼に背く政治への深い嘆きを感じた▼政治は今も人々の信頼に応えているとは言い難い。政権の枠組みや政策論以前の問題として閣僚や参院副議長、政党幹部ら政治家の不透明な資金の流れが新聞をにぎわしている▼背信は政治の専売特許ではない。今や「背信列島」の感さえある。北海道北見市での都市ガス漏れは、何の落ち度もない住民の命を奪っている。ガス警報器が作動したのに適切な対応が取られていない▼不二家では埼玉工場で消費期限切れの食材使用が発覚した後も、ずさんな商品管理が次々と明らかになっている。体質の問題ととらえるしかない。名古屋市発注の公共工事をめぐる談合事件では、大手ゼネコン四社が「談合決別宣言」をした後の入札が疑惑に包まれている。宣言をもはや信用できない▼関西テレビが制作し、フジテレビ系で放映された「発掘!あるある大事典2」の捏造(ねつぞう)では、請け負った番組制作会社が過去に別の番組で捏造事件を起こしていることが分かっている。テレビ局のチェック体制の甘さは弁明の余地がない▼背信への嘆きは深く退廃的な気持ちになりそうだが、ここは何とか堪(こら)えたい。背信の「罪」の重さを日々学んでいる。これ以上繰り返すほど日本人が愚かだとは思いたくない】

 企業の不祥事が立て続けに明るみになっている。不二家の衛生管理や関西テレビの捏造番組をはじめ、例を挙げればきりがないくらいで、本当に困ったものである。

 取引というやつは形こそ様々あれど、基本的にはサービスを提供する「送り手」と、それを受ける「受け手」に分けられるものだが、これらの不祥事はえてして送り手側が受け手側を軽視する事で発生する。そしてその多くは「利益を上げたい、損失を少しでもなくしたい」とか「どうせ素人には判らないのだから適当にやってもいい」などといったところだろう。よって、一つの不祥事が発生した時、それは業種業態に関係なく、あらゆる企業が自らの鏡としなければならないと思うのだが、現実には日々どこかの企業のトップがカメラの前で頭を下げているワケだ。

 …が、ここにそうした企業のひとつでありながら、自分のところの不祥事や受け手への姿勢に関して全く不誠実な連中が存在する。言わずと知れたマスゴミだ。連中は様々な情報を伝達する立場として、本来であればあらゆる業種の中でもトップクラスの中立性と透明性を保っていなければならないはずなのだが、その実態は皆さんも良くご存知の通り。カネと欲にまみれ、印象操作・歪曲・偏向何でもござれである。そして何か事件が起こると、そ知らぬ顔で政治やら社会やらを批判する。普段から言っているのだが一体何様のつもりなのか。

 そんな連中がいざ問題を起こしたとしても、その対応は押し並べて厚顔無恥と言わざるを得ない。昨年TBSが安倍官房長官(当時)に対して行ったいわゆる「報道テロ」なんかはいい例だ。隠蔽工作は基本、仮にバレたとしても「故意にやったものではない」と悪意を否定。さらに処分を行おうとすると「言論弾圧だ!」などと抵抗する。今回の不二家が同じ事をやったらどうなるだろう?「期限切れの材料がたまたま紛れ込んだ」「商品撤去や農水省・厚労省の注意は不当であり営業妨害」なんて発言したら、世の風当たりがさらに激しくなるのは自明の理である。「利益追求が至上課題である」企業同士、「マスゴミは許されるが不二家はダメ」なんて事は決してあり得ない。

 マスゴミに告ぐ。我々一般市民はお前らに「我々の側についてくれ」と頼んだ覚えはない。お前らは自分たちを「国民の『知る権利』のために動いている」と言うが、我々はそれをお前らに頼んだ覚えもない。我々とお前らの間にも「送り手と受け手」という絶対の関係は存在し、ゆえに我々がお前らを守ってやる義理もない。お前らだって我々に背信するならば、しかるべき罰が与えられなければならないのだ。まぁ実際には、マスゴミは幾度となく我々を裏切っているのだが。

 お前らが日々取り上げている不祥事、決して「別の世界の話」と思うなかれ。判ったか前科者どもめ。

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2007年1月23日

ゾンビが街にやってくる?

筑紫哲也が東京都知事選出馬を検討…STOP石原へ民主が打診

【4月の東京都知事選で3選を目指す石原慎太郎知事(74)の対抗馬として、ニュースキャスターの筑紫哲也氏(71)が出馬を検討していることが22日、政界関係者らの話で明らかになった。民主党から打診を受けたもので、近く出馬するかどうか最終決断する。石原氏は選挙に圧倒的な強さを誇るが、筑紫氏が出馬を決断すれば、大物著名人同士の“東京大決戦”となる。

 「与党の惨敗は大変なこと」「権力は腐敗しやすい。そういう時は野党の存在が大事」。

 22日夜のTBS系報道番組「筑紫哲也 NEWS23」。キャスターの筑紫氏は「多事争論」コーナーで、21日の宮崎県知事選でそのまんま東氏(49)が当選したことに触れて、このようなコメントを残した。

 まさに意味深-。実は3月22日告示、4月8日投票の東京都知事選で、民主党から独自候補として出馬のオファーを受けていたからだ。

 知名度は申し分なく、石原知事に対抗できる「顔」になりうる。タカ派色の強い石原知事と対照的にハト派的で、対決色も明確に打ち出せる。政治・行政経験はないが朝日新聞社の政治部や外報部などで豊富な取材経験があり、政界をはじめ国内外に人脈が広い。

 筑紫氏は民主党の菅直人代表代行(60)と親交が深く、政界関係者によれば、菅氏サイドから出馬の打診があったという。

 ただし筑紫氏の連絡窓口となっているTBSの同番組宣伝担当者は「打診自体がない」と否定。筑紫氏本人への取材を試みたが、担当者は「打診があったとは聞いていないので」と拒否した。

 民主党は、都知事選の候補者選びに難航してきた。菅氏をはじめ、海江田万里前衆院議員(57)、小宮山洋子衆院議員(58)、蓮舫参院議員(39)ら同党関係者、さらに小沢一郎代表に近い前長野県知事の田中康夫・新党日本代表(50)、山田宏・杉並区長(49)らの名前も取りざたされた。

 だが菅氏は出馬を否定。他も出馬に意欲を示す人は出ていない。

 石原知事は昨年、2016年五輪の東京招致を宣言。その上で昨年12月の都議会で「五輪招致を投げ出すわけにはいかない」と正式に3選出馬を表明、自民党も推薦を決定した。一方で、高額な海外出張費や自身の四男を都の文化事業に関与させたことなどが批判を浴び、逆風も吹く。

 筑紫氏は番組キャスター歴が丸17年以上に及び、こちらの勇退説も流れる。後任はタレント、みのもんた(62)が夜の報道番組を希望する発言を自らしているほか、フリーアナウンサーの福澤朗(43)らの名前が挙がっている。

 筑紫氏に出馬意志さえあれば、民主から“異論反論”は出ないはず。夏の参院選を占う大一番に向け、最後の調整が急ピッチで進んでいる】

 ちょwwwサンスポwww朝から俺を笑い殺す気かwwwwwww

 まぁ仮に民主の打診が事実だったとしても、「権力は腐敗しやすい」とか言ってる本人はもう腐り切っててTBSから外に出れない体なんだからさ、もうそっとしておいた方がいいんじゃね?これ以上老い恥は晒さない方が懸命だと思うが。

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2007年1月22日

亡国の教職員組合

韓国の中学生に親北朝鮮教育…その内容とは

【「北朝鮮が南侵(韓国に侵入)するかも知れないという論理は、50数年間米国と国内の守旧反共勢力が国民を洗脳してきた結果だ」「北朝鮮が核兵器を保有しようとするのは、米国が“核先制攻撃”で脅迫する状況の中、自衛的な核抑止力を保有しようという正当な権利だと(北朝鮮は)主張する」…。

 全国教職員労働組合(全教組)ソウル支部の統一委員長を務めた教師が、中学教育を目的に作った「親北意識化指針書」を持ち歩いていたところを、公安当局に押収され、取り調べを受けていることが21日、確認された。全教組の教師が意識化教育目的の体系的な指針書を所持し、摘発されたのは今回が初めて。ソウル地方警察庁保安2課は、このほどソウル市江東区M中学校の社会教師チェ容疑者(44・逮捕)の自宅で、「北朝鮮30問30答」という文件を押収した。チェ容疑者はこの文件をはじめ、多量の利敵表現物を所持・配布した疑い(国家保安法違反)で、ソウル市江南区C中学校の道徳教師キム容疑者(49)と共に20日、逮捕された。チェ容疑者は2003‐04年、キム容疑者は2005‐06年に全教組ソウル支部統一委員長を務めている。

 公安当局は、全教組の一部教師らが教育現場でこうした指針をそのまま使用していた可能性があると見てさらに捜査を拡大している。当局はこの文件の出所と、この文件が教師らにどのくらい配布されたのかについても集中的に捜査している。

 この文件はA4用紙16ページ分で、生徒たちが教師に北朝鮮について質問する可能性がある項目30問と、それに対し教師らが回答すべき内容30項目を一目瞭然で分かるようにまとめたもの。中学2年生を対象としており、回答の内容はほとんど在韓米軍撤退や先軍政治(すべてのものに軍が優先するという北朝鮮の政策)賞賛など、北朝鮮の主張をそのまま収録している。

 指針書には「大韓民国こそ臨時政府の系統を受け継ぐ韓半島(朝鮮半島)唯一の合法政府だと言われているが、論争が多く起きている主張で、北緯38度以南、つまり南側での合法政府だと正確に言うべきだ」「先軍政治は、革命的指導者と革命的党が革命軍隊を前面に押し出し全人民を革命化する新たな社会主義政治の方式だ」という内容もある。

 公安当局は、この文件には利敵性があると判断し逮捕令状を請求、裁判所もこれを認め、チェ容疑者を逮捕した。しかしチェ容疑者は同文件の出所と配布の有無については徹底して黙秘を貫いているという。

 この文件は事実上「思想の白紙状態」にあるまだ幼い生徒たちを意識化教育の対象としている点で衝撃的だ。一部柔らかい表現に書き直さてはいるものの、実際には北朝鮮の主張や論理がそのまま盛り込まれている。公安当局関係者は「中学2年生の生徒たちに一方的な“反米自主化”を教え込むことを目的とした偏向洗脳教育資料」と指摘する。

 生徒たちの質問として想定されているのは▲北朝鮮の1党独裁体制▲金日成(キム・イルソン)親子の偶像化▲世襲独裁▲経済難▲核武装▲南侵の可能性▲主体(チュチェ)思想洗脳教育などだ。これに対する回答はパターンが決まっている。「北朝鮮の現実を否定的に見るのは、現在の韓国の道徳教科書が間違った視点を拡大した結果」という前提のもと、北朝鮮の体制を巧みに正当化し、その賞賛を誘導するという形を取っている。

 例えば「北朝鮮が核ミサイルで武装すれば、軍事強国ではありませんか?」という質問に対する回答は、「北朝鮮が南侵する可能性を心配するのは思い違い→北朝鮮の主な敵は米国なので、軍事力を強化するほかない→南侵論は在韓米軍駐屯を正当化しようとする米国と守旧反共勢力による国民洗脳の結果」となっている。

 公安当局関係者は「この指針書は巧みに事実を歪曲しており、製作意図や内容を見れば利敵性は明白だ」と語る。また「今回の事件は全教組全体の問題と言うよりは、まだソウル支部統一委員会の一部教師に限られた問題として見なければならないが、内容が衝撃的なだけに、これをもとに現場で実際に教育が行われていたかどうかについても捜査していくつもり」と話している】

 韓国においても「教職員組合」という団体はクソなのだな。こんな連中にモノを教わるのでは、マトモな朝鮮人など育つはずもない…いやいや失礼、「強盗」「放火」「暴行」などが遺伝子レベルで染み付いている朝鮮人に、「マトモ」など期待すべくもないか。

例・「泥棒は良くない!」 小学生を注意した中学生が…

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今日の自爆報告―某ラジオ局の場合

 周波数1134Hzで聞ける某ラジオ局で、平日昼間にやってるニュース番組(笑)。水曜日のコメンテーターを社民党の福島瑞穂が務める(以前は田中真紀子だった)など、聞いててかなりアレな感じがする番組なのだが、今日は「北朝鮮問題・圧力だけでいいのか安倍政権」みたいなテーマをやっていた。先のバカ拓の訪朝や、ベルリンでの米朝会合の進展などを受けて、コメンテーターと「アメリカも対話路線に進みつつある、このままでは日本はハシゴを外されてしまうんじゃありませんかね~」などの話をしながら、リスナーの意見をFAXで求めるなどしていたのだ。

 余りに露骨過ぎるその狙いにはもう苦笑するしかなく、アナウンサーとコメンテーターは景気良く電波を飛ばしていたのだが、その途中で拉致被害者の有本嘉代子さんに電話したのが彼らの間違いだった。有本さんは「安倍首相を信じている」「圧力より他に方法はない」と断言し、番組の意図と必死に食い下がるアナウンサーをバッサリ。電話の後は募集していたはずのFAXの紹介もせず、簡単な言葉でその場を取り繕ってコーナーを締めるハメに。先にハシゴ外されたのは番組側だったって事だ。もう大爆笑。

 左側に偏っている連中の常なのかも知れないが、特にあのラジオ局は普段の放送でも、事前調査などのいわゆる「報道の基本」みたいな部分が甘いような気がしないでもない(ニュースのネタかぶりとかしょっちゅうだし)。まぁ、何度か繰り返しているものの特に反省という事もないみたいだし、ツッコミのネタを提供してもらってる側としてはありがたかったりもするんだがね(笑)。

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宮崎大バクチ?

<宮崎知事選>そのまんま東氏が初当選

【宮崎県の官製談合事件で逮捕された前知事の安藤忠恕(ただひろ)被告(65)の辞職に伴う出直し知事選は21日投開票され、無所属新人の元タレント、そのまんま東氏(49)=本名・東国原(ひがしこくばる)英夫=が初当選した。高い知名度を生かし、事件を受けた行政・政治不信を背景に、前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)や元経済産業省課長の持永哲志氏(46)ら4氏を振り切った。県民は行政・政治経験のない東氏に県政刷新を託し、事件で指摘された官民の癒着や「しがらみ」との決別を強く求めた。
 事件では競売入札妨害罪で起訴された安藤前知事を含め、県幹部7人が逮捕された。新人5人が立候補した知事選では入札制度の改善や県政刷新のあり方が争点となった。
 同県都城市出身の東氏は「しがらみのない政治ができるのは自分だけ」と主張し、同級生らが草の根運動を展開。「宮崎のセールスマンとなって全国に売り込む」と訴えた。一方で、出馬表明時に芸能界からの引退を宣言し、選挙中はタレント仲間の応援は求めず、観光振興や防災対策などを訴え、支持を集めた。
 昨年末に林野庁長官を辞職し、出馬を表明した川村氏は「県民党」を標ぼう。農林業の振興などを主張したが、出遅れが最後まで響いた。
 元経産省課長の持永氏は自民、公明両党の推薦を受けて組織選挙を展開したが、川村氏の出馬で保守が分裂し、共倒れの形となった。官製談合事件を受けた世論の厳しさから建設業界などの動きは鈍く、無党派層などの支持が行政・政治経験のない東氏を押し上げる結果になった。共産党県委員長の津島忠勝氏(61)と、元高校教諭の武田信弘氏(52)は支持を広げられなかった】

 …いや、まぁ別にいいんだけどね?そこに住んでる人たちが選んだんだし…ただホラ、横山ノックとかの例もあるし、ほんの少しだけどうかとは思うんだよね…。

 あと、「風林火山」見た後のNHKニュースで、開票率0.3%の状態でもう当確出てたのにはちょっと驚いた。当確ってそんな早く出せるものなのか?

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2007年1月21日

言葉のチカラ

週のはじめに考える 言葉の力を取り戻そう

【「はじめに言葉ありき」。人間活動を支えるその言葉の力が、弱まってきているようです。貧しい物言いが目立つ昨今です。日本語の豊かな力を取り戻しましょう。

 昨年二月に亡くなった詩人の茨木のり子さんに『さゆ』という詩があります。

 薬局へ

 -サユをください

 と買いにきた若い女がいた

 -サユ?

 -ええ 子供に薬を飲ませるサユっていうものおいくら?

 薬局は驚いて

 -ああた 白湯(さゆ)は買うもんじゃあ りませんよ

 湯ざましのことですに

■遠ざかりゆく日本語

 こんなふうに始まる詩の中で作者は嘆息します。「白湯もまた遠ざかりゆく日本語なのか…」

 十五年前に出版された詩集の一編ですが、日本語の揺らぎや言葉の乱れを指摘する声は、いつの時代でも共通してありました。

 しかし、今日の事態は深刻ではないでしょうか。電子メールの絵文字の流行なども言語世界にいい影響を与えてはいないようです。

 数年前、出版界を皮切りに「日本語ブーム」に火が付き、テレビ界で日本語バラエティー番組が急増したのも、混迷する日本語への危機意識に呼応したものでしょう。

 現在も続いているテレビ番組の一つNHK教育「にほんごであそぼ」は、古典芸能や方言、古今東西の金言・名言を取り上げ、親たちにも人気を得ています。落語の『寿限無(じゅげむ)』や狂言の『ややこしや』は、一大ブームを巻き起こしました。

 チーフ・プロデューサーが雑誌で番組制作の経緯を語っています。

 「以前ならまず家庭で、そして学校や地域社会で普通に耳にしていた昔ながらの言葉が、このままだと存在しなくなってしまう。それを残さなきゃという思いがあった」

 成果はありました。古くても魅力ある言葉はちゃんと子どもたちに伝わったからです。しかし、多様な日本語の文化を次の世代に引き継ぐ責務は、テレビだけでなく世の中全体が負うべきものです。

 昨年二月、中央教育審議会初等中等教育分科会は、審議経過報告で国語(言葉)の重要性についてあらためて次のように述べています。

 「言葉は、思考力や感受性を支え、知的活動、感性・情緒、コミュニケーション能力の基盤となる。国語力の育成は、すべての教育活動を通じて重視することが求められる」

 でも実態はどうでしょう。言葉はやせ細っています。少年たちが「ムカつく」「キレる」などと連発するのは、自分の気持ちを表現するのにそういう貧しい言葉しか持っていないからです。

■読み書き能力の低下

 子どもの学力低下も、根っこにあるのは言語能力、つまり読み書きや話す能力の問題です。雑誌「中央公論」二月号の特集「大学下流化時代」の中で、障害者施設を実習してもリポートが書けない学生が紹介されています。「(障害者が)かわいそうだ」としか表現できず、自分の感想や意見をどうまとめたらいいのかわからないと言うのです。

 これが大学進学率50%時代の現実の一面です。けれども、この学生ばかりを責めるのはちょっと酷です。きちんと教育をせずに送り出してきた中学や高校、さらには家庭にも責任の一端があるはずです。

 大学入試センター試験が始まりました。平成生まれの受験生が初めて挑戦しています。彼らが生まれた平成元年は、バブル経済がピークを迎えた年でした。

 バブル崩壊を経て時代は大きく動きました。現在もまだ先の見通せない曲がり道の途中なのでしょう。学力低下、不登校、いじめなど教育問題が噴き出したのも、次世代の育成に社会が指針を見失ったからとみることもできます。

 やはり「言葉」から始めるしかありません。まず、子どもたちに「もっとお話」を、学生生徒たちに「もっと本を」です。実利一辺倒ではなく、幅広い「教養」の復権を目指すときではありませんか。

 古典や名作、伝統芸能に親しみ、日本語の美しさや豊かさを知ってほしいのです。肥沃(ひよく)な言葉の土壌こそが考える力、人間性を育てます。

 安倍晋三首相にも注文があります。イノベーション(技術革新)だのインフラ(社会基盤)だのカタカナ語が多すぎます。「戦後レジーム(体制)からの脱却」など力んだ言い方ではなく、磨き抜かれた言葉が聞きたいのです。「美しい言葉」のない「美しい国」はあり得ません。

■自分の感受性くらい

 冒頭に紹介した茨木さんは昭和元年の生まれです。青春を戦争とともに送り、戦後の日本を見据えて確かで鋭い言葉を紡いできました。言葉と感性を大切にしてきた詩人が怒るように、あるいは励ますように綴(つづ)った詩は次の一節で終わります。

 自分の感受性くらい

 自分で守れ

 ばかものよ】

 「言葉のチカラ」という言葉をことさらに強調しなければならない連中を、私は信用しない。お前ら、何か後ろめたいところがあるんだろう?

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納豆祭りで踊った阿呆

あるある大事典 「納豆ダイエット」はねつ造 関西テレビ

【関西テレビ(大阪市北区)は20日、今月7日にフジテレビ系で全国放送したテレビ番組「発掘!あるある大事典2」で、事実とは異なる内容が含まれていたと発表した。「納豆を食べるとダイエットができる」との内容だったが、研究者のコメントや被験者の検査データをねつ造していた。同テレビは社内に調査委員会を設け、原因の究明を行うとともに過去の放送分についても検証を行い、番組を継続するかどうかを含めて検討する。また、21日午後9時から放送予定だった同番組は、テーマは納豆ではないが放送を休止し、後ろの番組の「スタメン」を1時間前倒しし、冒頭で一連の経緯を説明する。

 同テレビによると、(1)被験者がやせたことを示すのに別人の写真を使用(2)米の大学教授の発言の日本語訳の一部をねつ造(3)被験者の一部の中性脂肪値が正常値になったとしたが、測定せず(4)納豆を朝2パックまとめて食べた場合と、朝晩1パックずつ食べた場合の比較で、被験者の血中イソフラボン濃度の結果をねつ造(5)被験者の血中のDHEA(ホルモンの一種)量検査のデータをねつ造、また、許可を得ずグラフを引用--していたことが分かった。

 千草宗一郎社長は「報道機関でもある放送局として、視聴者の信頼を裏切ることになった。誠に申し訳ない」と謝罪した。

 同番組は関西テレビの社員2人と番組制作会社「日本テレワーク」の4人がプロデューサーを務め、テレワーク社の取締役1人がコンプライアンス(法令順守)担当者になっていた。実際の取材は孫請けを含む9チームの番組制作スタッフが行っていたが、どのチームが担当していたかについては「調査中」として明らかにしなかった。

 今回の問題は、「週刊朝日」の取材をきっかけに同テレビが調査を行い、明らかになった。

 健康ブームを背景に健康をテーマにした番組は増える傾向にある。「納豆」の回でも全国の小売店で一時納豆の売り切れが相次ぐなど、社会現象となった。そんな中で起こった今回の不祥事で、改めて放送倫理のあり方が問われそうだ】

関連①制作受注会社、他テレビ局でも問題に

関連②『発掘!あるある大辞典II』、放映前に内容が大手に漏洩(上)

関連③『発掘!あるある大辞典II』、放映前に内容が大手に漏洩(下)

 データ捏造もさる事ながら、メディア・メーカー・流通が完全にグルだったって話のようだ。まぁ、釣られた方も釣られた方だと思うがな。「1つの食品だけ食べて健康!」とか「食べて楽々ダイエット!」などと甘っちょろい考えを持ってる奴らは、この機に栄養学をみっちり勉強してこい。なお、ウチでは「あるある」はかなり前から見なくなったんで影響はなかった。

 あと、過去に「白インゲン豆」をやらかしたTBSや毎日には、放送倫理について云々する資格はないと思うのだが。市民は忘れてないぞ?

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やろうと思って忘れてた

不二家チョコ菓子にガ幼虫 北海道旭川市で昨年販売

【北海道旭川市のスーパーで昨年10月に販売された大手菓子メーカー「不二家」のチョコレート菓子にガの幼虫が入っていたことが19日、分かった。不二家は「健康被害の可能性が低く、拡大する恐れは小さい」として公表せず、製品の回収もしていなかった。

 不二家の内部調査報告書によると、旭川市の男性が昨年10月、市内のスーパーでチョコ菓子「B」を購入し開封すると、アルミ包装の内袋の中にガの幼虫が入っていた。

 菓子は昨年7月に神奈川県平塚市の工場で生産された。混入の原因について「台紙詰めや自動包装などの製造過程や輸送過程で混入した可能性がある」としているが、特定できていないという。「B」は昨年9月に発売された新製品だった】

 つ「なあに、かえって免疫力がつく」

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2007年1月19日

もう助かりません

孤立する韓国

 「エイリアン」の例え話が素敵。

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怒髪天を衝く

<拉致問題>山崎氏訪朝「風穴開けた」蓮池透さん評価

【北朝鮮を訪問した自民党の山崎拓前副総裁と拉致被害者・蓮池薫さんの兄・透さん(家族会副代表)が17日、東京都内で会談した。政府・与党内には山崎氏の訪朝に「二元外交」との批判が強いが、日朝関係のこう着状態が続く中「一つの風穴を開けた。弟も喜んでいる」と一定の評価をする蓮池さん側の申し出で行われた。安倍政権の対北朝鮮「圧力」強硬路線に、被害者家族から疑問符が付けられた格好で、今後の政府の対処方針に微妙な影響を与えそうだ。
 会談は、都内のホテルで約1時間にわたり行われ、平沢勝栄副内閣相も同席した。複数の関係者によると、透さんは「『圧力をかける一方で、対話の窓口を開けている』とする政府のやり方では解決できない。まだ目に見える成果はないが、ただ時間だけが過ぎる中で風穴を開けた。弟も喜んでいる」と訪朝を評価。さらに「会談結果を官邸に伝えるなど、政府と協調しながら一枚岩で解決してほしい」と要請した。これに対し、山崎氏は「肝に銘じるが、まだ意見具申する時期ではない」としながらも「圧力をかけて半年過ぎたが、事態は何も変わらない」と安倍政権の対北朝鮮政策への不満を漏らした。
 家族会は山崎氏の訪朝を「二元外交」と非難するが、透さんが今回支持したことで、路線の違いが浮き彫りになった。会談後、透さんは毎日新聞の取材に「批判もあろうが、場合によっては私も訪朝し拉致被害者帰国を訴えてもいい」と語った】

蓮池薫さん山崎氏訪朝「喜ぶ」を否定

【拉致被害者の蓮池薫さん(49)は18日「山崎拓議員の訪朝に対し、自分が喜んでいるとの報道もなされていますが、そのような事実は一切ありません。それは北に利用されるだけであると考えています」とのコメントを発表した。

 山崎氏と薫さんの兄透さん(52)が17日、都内で会談した。その内容を伝えた一部報道が、訪朝に関して薫さんが「喜んでいる」などとしたことを受けたコメント。

 薫さんは「兄は、政府として一体となって一枚岩で対応してもらいたい。北朝鮮に利用されることのないようにしてもらいたい、ということを強調しました。にもかかわらず、その趣旨が的確に伝えられていません」としている】

★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2007.01.19)

【以下は、昨日、1月18日に、増元照明・家族会事務局長が、山崎拓氏との面会につき、蓮池透さんから電話で聞取った内容を家族会に伝えたものです。同文は、増元照明さんのホームページにも掲載されています。

■山拓氏に利用されたという感が否めない-蓮池透氏
「蓮池透氏の山拓氏との面談」

 以下は、本日14:29に蓮池氏と連絡が取れ、事情を聞いた。その内容に関して、家族会のメンバーに発信した内容である。

 家族会各位様  

 先ず、このような騒ぎになったことを謝罪されました。ただし、報道には意図的に捏造されたものがあるように感じるということです。

 透氏は、2004年の大連の会談の真意を聞きたいということで、以前から「山拓氏」に面会を申し入れていたそうですが、それが昨日になって平沢氏を経由して、面会の運びとなったようです。しかし、あくまで「蓮池透氏」個人としての面会を強調されたようですが、面会場所に行ってみるとそこに既にカメラが入っていたということでした。

 会談時に、透氏は「山崎さんの訪朝を全面否定するものではないが、政府方針とは違うのではないか。出来れば政府と一体化して『拉致被害者の救出』に努力して欲しい」といわれたようです。そこで、今回の訪朝に関して、売名行為ではないのか?ご自分の政治的な影響力の復権のために「拉致被害者を利用しているのではないか?」等々、詰問したようですが、山拓氏は訪朝に関し、持論を展開し、正当性を主張したようである。

 そこで、「そこまで考えているのなら、安倍総理と話し合って、日本として一体になってはどうか?」と問いかけたが、「直ぐには、できない(なぜ、出来ないのかは言明無し)」との回答だったと言うことです。

 透氏としては、今回の訪朝に関して「家族会」が反対していることは理解しているし、何等異論はない。ただ、「全面否定しない」と言ったことが「評価」という言葉に変えられ、非情に腹立たしい!「家族会」が今回の山拓氏の訪朝に関して、反対の立場をとっているのは充分理解している。とにかく「二元外交」と言われるような行為は謹んで欲しいと言うことを山崎氏に言ったということです。

 さらに、安倍政権の政策に対して批判したことはなく、報道のあり方に疑問を呈していました。今朝方、井上首相秘書官に電話し、真意をお話し、安倍さんの批判をしているのではない。今後も、安倍さんに期待している旨、告げられたようです。

 最後に、日本国内で分断しているような報道をすることは、北朝鮮を利するという思いであるということでした。最終的に、「山拓氏に利用されたという感が否めない」との感触であり、皆さんにご迷惑をおかけしたことを謝罪されました。

 今回の報道には、意図的に安倍政権の批判を展開し、日本サイドの分断を狙った報道としか思えず、担当者の「拉致問題への理解度の低さ」となにか、北朝鮮の工作をも感じさせる「胡散臭さ」もあるようです。

 実は、私も以前から「山拓氏」に面会し、北朝鮮国内で「どのような会話がなされたかを聞こうか」という思いもありました。当然、家族会・救う会の役員と話をしてから申し入れをしようと考えていました。

 今、国内が分断されるようなことがあってはならない。そのような報道になること事態が、山拓氏の訪朝の結果と言うことであれば、北朝鮮の意図としては成功であったかに見えるが、我々は北朝鮮との神経戦に負けぬよう、結束を固めたいと思う】

 一番上のニュースを最初に知ったのは17日の夜、日本テレビの番組内だった。バカ拓の北朝鮮旅行を拉致被害者メンバーが評価するなど、最初はとても報道が信じられなかったのだが、翌朝ネット上のニュースで同様の内容を確認。記事の発信先が毎日だったので、もう少し確認作業には念を入れるべきだったとは思うが、その時点で私はすっかりこのニュースを信じ込んでしまった。

 その後私は「拉致被害者でさえ安倍首相を裏切るのか…?」という暗澹たる思いで、蓮池透氏の行為を非難するべくブログの日記を書いていた事を告白しておく。本当にまんまと騙されたのである。結局その日記は、蓮池薫氏の否定報道や他のニュース系ブログの記事で本当のところを確認したため、公開する事なく全消去したのだが、まさに真相を知ったタイミングは記事を書き上げ、公開しようとした直前。あー危なかった。

 しかし、自身の利益の為に拉致被害者の方々を利用したバカ拓・平沢両工作員(奴らを政治家などと呼びたくない!)のやり方も最低ながら、そんなクソどものの片棒を担いだマスゴミも許せない。連中の裏には何かを狙うコイズミの影があるようだが、「拉致」という重要な問題をここまで侮辱した連中を、それに全力で取り組んできた安倍政権はこれ以上野放しにしてはいけないだろう。全員まとめて厳罰に処すべき。

 ホント、この件はマスゴミに騙された自分への情けなさもあって、これまでにないほど腹が立った。決して長い時間かけて書いた記事がお蔵入りになったからではないので念のため。

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2007年1月18日

今日の東京新聞は偉そうだ

自民党大会 随分と内向きになって

【大会のゲストスピーカーは選挙支援を頼む友党と資金を頼む財界の首脳二人だけだった。これは自民党の内向き機運の表れか。外向けのメッセージより政権の維持優先では自称「改革の党」が泣く。

 総選挙圧勝の余韻を残した一年前の党大会と比較してしまう。絶頂にあった当時の小泉純一郎氏を筆頭に沸き立つような自信が、はた目にも感じられたものである。

 総裁が安倍晋三氏に代わった今回は、想定外の内閣支持率の落下が影を落としたか、政権党の守りの機運が目についた。

 国民の冷める視線が党員たちの気にならないはずはないのに、会場に緊張や危機感が乏しかったのはなぜか。野党・民主党の支持率が頭打ちのままという事情があって、それに安住してのことならば、心得違いだと注意を喚起しておきたい。

 来賓スピーチに招かれたのは太田昭宏公明党代表と御手洗冨士夫日本経団連会長の二人だけだった。「開かれた党」のアピールにと、あえて苦言や注文を語ってもらうのが恒例となっていた、政財界以外からの有名人招請がここで途切れた。

 統一地方選、参院選と続く選挙の年のはじめだから、耳に快い「エールの交換で」と考えたのだとしたら内向きすぎるし、党外には政権党の「おごり」とも映ろう。

 安倍首相の総裁演説は、前日の日本記者クラブなどでの講演内容をやや手短にして繰り返した。ここで示されたいくつかの政策目標は、下旬に予定する施政方針演説のいわば骨子といった程度のものだ。

 前任の小泉氏は、内容の有無は別として、国民へ直接訴える話法を心がけていたようにみえる。それをまねよとはいわないが、安倍氏にはもっと実のある言葉を求める。

 「統一地方選や参院選に向けて正攻法で臨む。堂々と目指すべき方向について論じ、国民に実績をわかりやすく示せば必ず勝ち抜くことができる」と力説されても、それは内輪の論理にすぎない。正攻法とは、目指す方向とは、を語らないと、国民はさっぱりわからないのだ。

 「成長の果実を全国に」と地方重視を唱えるのなら、その道筋を示さないでは説得力を欠く。新憲法づくりも含めて「あらゆる難題にたじろがず挑戦する」と安倍氏が気負っても、空元気のポーズにしか聞こえない。

 いつもながらのシャンシャン大会ではあったが、あるべき言葉が軽んじられたようなのが気になる。

 政党政治を活気づけるのも、壊すのも、政権を握る政党次第であることを、自覚しておいてもらいたい】

 イヤミ満載。だいたいお前ら、小泉嫌いだったんじゃなかったっけか?

東京新聞「筆洗」1/18付

【春闘がまだ機能していた時代だから、三十年ほど前になる。東京・代々木公園で総評系の春闘総決起集会があるというので、デモ警備の取材に若い警察回りの社会部記者も駆り出された▼プレスの腕章を着けて会場でうろうろしていたら、いきなり外国テレビ局の女性リポーターにマイクを突きつけられた。どうやら英語で「彼らは何のために集まっているのか」と聞いているようだ▼ステージの後ろの立て看板には「全国一律最低賃金制の確立」と書かれている。はて英語で何と説明しようかと考え、返答に詰まった。後で調べて「ミニマム・ウエイジ(最低賃金)」という英語を知るのだが▼この場は逃げようと、英語で「私は警察担当で…」と口ごもったら“ポリス”という言葉だけ聞こえたらしく、女性は、腕章の“プレス”に指を突きつけ、憤然と立ち去った。若き日の恥かき話である▼時は移って史上最長の好況下、久々の春闘復活だ。今年こそはと手ぐすね引く労働側に、政府と経営側が突きつけたのが、「ホワイトカラー・エグゼンプション」。何度聞いても耳に残らぬこの和製英語、「一定の条件を満たすサラリーマンを労働時間規制の対象から外し、残業代をなくす労働基準法改正案」をいう▼所信表明演説でカタカナ英語を乱発した安倍首相だが、日本語にならない制度改正など、不信を招くに決まっている。メディアによる“翻訳”が「残業代ゼロ法案」と足並みをそろえたところで、統一地方選や参院選への悪影響を考えたか、はやばやと法案の提出を見送った

 「俺たちメディアが愚民どもに判りやすく翻訳してやったから、この法案はツブせたようなもんだぜ?」などと言う声が聞こえてきそうで少々腹が立つ文章だが、メディア、特に左側の連中が「翻訳だけやってる」と思ってる奴は、以前と比べて大分少なくなっているはず。いつまでも「世論はメディアが作る」とか思い上がってると、そのうち痛い目見るぞ?

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脊髄反射

<K-1>ネチズン「在日だから秋山を差別?」

【格闘技ネチズンファンの抗議が激しくなっている。

  在日同胞の柔道出身選手である秋成勲(チュ・ソンフン、日本名・秋山成勲、32)が日本総合格闘技K-1主催社側から無期限出場停止という重い懲戒を受けたことをめぐり、「‘不敬罪’ではないか」という指摘から「在日同胞に対する差別」という意見まで、さまざまなコメントが出てきている。

  99%は主催社側の決定に‘あきれた’という反応だ。各種ポータルサイトやメディア掲示板には、秋成勲に対する懲戒について数百件以上の抗議の文が載せられている。

  ネチズン‘rabbitmoon’は「桜庭が何だ。 日本格闘技界で英雄視されている選手が無差別爆撃を受けたため、日本人は怒りと屈辱を同時に感じたのだ。 かつて日本柔道を捨てて韓国に渡り、日本と闘った選手であるため、目障りな奴だと思われたのだろう」と憤りを表した。

  別のネチズン‘lovepplove’は「誰でも一度ぐらいは入浴後にローションを塗ったことがあるはずだ。ローションを塗るなという規定があるのか。 むしろ桜庭の話にならない異議提起よりも、試合中の些細なことでも自分のミスだと反省して謝罪する秋成勲の方が気に入った。 プライド移籍の話も出ているが、そうした方がよい」と主張した】

 昨日、ヌルヌル格闘家・秋山成勲が反則により無期限出場停止という処分を受けた件。「きっと朝鮮人どもは『差別だ!』とか火病を起こしてるんだろうな…」などと思い、朝鮮マスコミ系のサイトをいろいろ当たっていたのだが、全く予想通りの記事が中央日報に載っていた。ホントに朝鮮人って連中は、日本を叩くとなると脳みそを全く使わなくなるのな(笑)。

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2007年1月17日

ウリたちは愛されているニカ?

【コラム】トヨタびいきの米国市民

【記者はとうとう、用意していた質問をあきらめた。多くの人々に同じ質問をしてみたが、予想していたような「韓国式」の回答が返ってくることはなかった。結局はそれが愚問だったからだ。

 先週、トヨタの自動車工場がある米国ケンタッキー州ジョージタウンで記者は現地の住民を対象に取材した。先の質問とは、「日本車のトヨタが米国車のゼネラル・モーターズ(GM)・フォード・クライスラーを抜いて今年世界第1位になると予想されているが、そのことについてどう思うか」というものだった。もしこれが韓国だったら「有り得ない」、「韓国車を一台でも多く購入すべき」という愛国心に満ちた返事が返ってきたはずだ。

 しかし米国人は違った。ホテル職員のマイク・エッカートさんは「今日、わたしたちがこうして豊かに暮らすことができるのも、みなトヨタのおかげだ。GMが首位の座を奪われても、わたしたちは全く意に介さない」と答えた。また公立体育館で働く40代の女子職員は「トヨタのおかげで税収が増え、近く新しいスケートボード場もできることになった」とし、「わたしたちは本当にトヨタが好き」と語った。

 これは何もジョージタウンだけに限った話ではない。GM・フォード・クライスラーのいわゆる「ビッグ3」のおひざ元であるデトロイトの住民ですら、米国車を無視し、日本車に軍配を上げている。小売業に従事するジェイソン・パークスさんは「日本車のほうが品質やデザイン、アフターサービスの点ではるかに優れている」とし、「自分の婚約者の一家は代々フォードで働いてきたが、婚約者もわたしのホンダ車を気に入っている」と答えた。

 なぜこうした現象が生じるのだろうか。1960年代に最盛期を迎えた米国の自動車会社は、労働組合のストライキを恐れ、多額の年金と医療費を支給する労使合意に応じた。会社がうまくいっているうちは、問題にならなかった。だがトヨタ・ホンダ・日産といった日本企業が躍進したことで、状況は一変した。GMやフォードが、医療費や年金の負担が原因で不十分な投資しか行えなくなったことに対し、米国の消費者は冷ややかな目で見ている。

 今やトヨタ賛歌一色となったジョージタウンの例を見てみよう。1980年代中盤、米国企業の投資が低迷していた際、トヨタは人口1万人のこの田舎町にやって来た。トヨタは大規模なインセンティブ契約に応じ、50億ドル(約6025億円)を投資、工場や学校を建設し、住民たちの生活を一変させた。こうして町の人々は熱烈なトヨタ支持者となった。

 今アラバマ州ではジョージタウンがトヨタに提供した額の2倍に達するインセンティブを提示し、ベンツの工場を誘致しようとしている。誘致に成功すれば、ここの住民もまたGMの代わりにベンツを支持するようになるだろう。

 ケンタッキーやアラバマだけではない。米国全土でトヨタを支持する声はどんどん高まってきている。「消費者リポート」によると、米国市民の4分の1が新車購入時にはトヨタを買うと回答しており、現在トヨタに乗っている人が再度トヨタを選択する割合も78%に達している。一方GMやフォードを購入するという回答は、それぞれ15%、13%にとどまっている。ここまでくれば、米国の自動車産業は敗北を認めて白旗を上げなければならないと言えるだろう。

 かつて米国でも消費者の愛国心に訴え、経営が傾いていた自動車会社を支えたこともあった。だが今や、そんな風潮は過去のものとなった。消費者の品質に関する要求が高まるにつれ、製品の「国籍」など意味を持たなくなってきている。

 閉鎖性や愛国心の効能を最大限利用してきた韓国自動車業界の労組が、最近ストライキを開始した。

 今から10年後、韓国の自動車産業が、かつての米国のように頻繁なストライキや労使対立、市場開放によって経営危機に陥ったと仮定しよう。日本車や米国車の実績と、中国車・インド車の躍進を前に、それでもまだ今のように閉鎖性と愛国心に訴えることで、生き残ることは可能だろうか。

 米国の例は、それが不可能であることをはっきりと示している】

 コンセプトを持たない韓国車ごときが日本車や米国車に太刀打ちできないのは当然として、解せないのはこの韓国人がいかなる根拠から「アメリカ人は韓国を応援している」などという妄想を抱くに至ったか、という点。いや~んキモ~い。

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パクリ王選手権開催中

韓国市場に巣食う中国産「ニセ韓国製品」(上)

韓国市場に巣食う中国産「ニセ韓国製品」(下)

「パクリ王国」中国の模造品3大生産地とは?

 それぞれ画像を含んだりしているので、記事内容の掲載は割愛。気になる方はリンク先を参照の事。

 …要するに「目糞鼻糞」って話だよな。まぁ、好きなだけやってろ。こっちには迷惑かけるな。以上。

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読めてない民主党

参院選勝利へ政治生命懸ける=小沢代表が決意表明-民主党大会閉幕

【民主党は16日午前、前日に続いて都内の会場で定期党大会を開き、あいさつした小沢一郎代表は参院選での与党過半数割れ実現へ決意を強調した。この後、参院選勝利に向け「党活動を強力に推進する」とした2007年度活動計画案や、政権公約の土台となる「政権政策の基本方針」などを採択し閉幕した。
 小沢代表は「昨年の代表選で、07年政治決戦に政治生活で培ったすべてをつぎ込み、わたし自身の政治生命を懸けて戦うと宣言した。それはわたしの心情であり揺るぎない決意だ。民主党が心1つにしてこの政治決戦に勝利し、生活維新を実現することを誓う」と言明。また、「野党が参院選で過半数を獲得することで、国民に負担ばかり強いる政治、地域や国民生活を疲弊させる法案は、参院で一本たりとも通さない状況を作らないといけない」と述べた】

 でも、先週末に共同通信が行った世論調査の結果※だと、確かに内閣支持率も自民党の支持率も下がってはいるが、民主党の支持率もしっかり下がってるぞ?しかも前回からの下げ幅は自民党よりも大。元々のパイが自民党より小さいんだから、現状は「与野党逆転」なんて景気のいい事を言ってられる場合じゃないはずなのだが。そんなんで仮に安倍政権が倒れたとしても、政権のお鉢が自分たちの所に回ってくるなどと思えるはずもないだろうに。おめでてーな。

※各党の支持率については一部紙面でしか公表されていないもようで、ソースは割愛。

民主党:テレビCMに批判相次ぐ 党大会などで

【民主党が昨年末から放映中のテレビCMに対する批判が15日の党大会などで相次いだ。

 CMは嵐の海を行く帆船でかじを取っていた小沢一郎代表が突風で飛ばされて倒れ、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長が脇から支える内容。同日の常任幹事会で「地元で大変不評だ。どういうコンセプトなのか」(平岡秀夫衆院議員)などの批判が出たほか、党大会では「小沢氏の昨年の入院騒ぎを思い出しヒヤッとした」(中野寛成前衆院副議長)との指摘も。

 あまりの不評ぶりに鳩山氏は党大会で「これから第2弾第3弾と矢継ぎ早にCMを打っていく」と早期打ち切りを示唆せざるを得なかった

 確かにアレは「センス無さすぎ」と感じていたが、仲間内からもボロクソだとは(笑)。

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読めてない国民新党

<国民新党>綿貫代表、自民連携「土下座すれば」考える

【国民新党の綿貫民輔代表は17日の記者会見で、自民党の森喜朗元首相が16日に綿貫氏との連携を期待する発言をしたのに対し「誓約書とは言わないが、自民党が白旗を掲げて土下座すれば考えないこともない」と述べた。
 国民新党については7月の参院選で与党が過半数割れした際の協力を期待する声が与党内にある。綿貫氏の発言は05年の郵政解散の非を認めて謝罪することが大前提との原則を示すことで一線を画すと同時に、昨年、郵政造反組から自民党に復党した際に誓約書を取った対応を批判したものとみられる。
 一方、国民新党の亀井久興幹事長は17日の記者会見で、同党が公認候補を擁立した参院千葉選挙区(改選数3)で民主党が2人目の公認候補を決めたことについて「2人目の公認は見合わせてほしいと強く要請してきた。大変残念だ」と批判した。国民新党は群馬選挙区(改選数1)でも民主党に擁立見送りを求めており、亀井氏は「群馬でも協力を得られなければ民主党との選挙協力について基本的に議論をし直す」とけん制した】

 民主にすら相手にされてない現状で、随分偉そうだな綿貫。確か上の記事で紹介した共同通信の調査でも、国民新党への支持はほとんどなかったような気がするのだが。自民を追い出された時点でコイツの政治生命はほぼ終わったようなものなんだから、後はさっさと引退するか、自民に媚びへつらって生き永らえるかのどちらかしかないだろうに。引き際を間違うと、末路はたいてい悲惨だぞ?

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スイスに学ぶ

 エンコリ掲示板の良スレを教えてもらったので、少々長いが以下に転載。

できた国、できなかった国

■1.中立を維持できた国、できなかった国■

 10時頃まで明るい初夏の夕暮れに、チューリッヒ湖畔では人々がそぞろ散策して、湖面をわたるさわやかな風を楽しんでいた。ここチューリッヒは青い湖と緑の山々に囲まれ、千年近くもの歴史を刻む旧市街と、国際金融都市としての現代的な街並みの調和した美しい都市である。

 旧市街が見事に保存されているのも、また高度な経済発展も、スイスが第2次大戦に中立を維持し得て、戦火に巻き込まれなかったからだ。しかしどうしてそんな事が可能だったのか?
 
 たとえば、同じく中立宣言をしていたフィンランドは、1939年11月、ソ連との不可侵条約を結びながら、その侵略を受けた。ソ連はこの方面からのドイツの侵攻に対して、先手を打ったのである。翌年6月にはドイツ軍の侵攻を受け、さらにそれを理由に、再びソ連の空爆を受けた。
 
 同様に中立を宣言していたノルウェーに対して、1940年4月、イギリス海軍はドイツへの経済封鎖の為に、その主要港の入り口に機雷原を敷設した。その直後、ドイツはすかさずノルウェーに奇襲攻撃をしかけて、重要な港湾をことごとく占領した。
 
 このようにいくら中立宣言をしても、それだけでは戦争に巻き込まれない保証にはならない。スイスはいかにして、中立を維持できたのだろうか?

■2.独仏両国に備えた大動員■

 スイス連邦政府は、ドイツのポーランド侵攻の前日8月31日に、厳正中立を宣言し、全世界40カ国に通告した。そしてアンリ・ギザン大佐を唯一の将軍に選び、国防の中心とした。
 
 ギザン将軍は9月1日、総動員令を発動し、わずか7日で戦闘員43万人、非戦闘員約20万人を動員した。政治家、役人から、教師、技師、農民に至るまで、国民の一割以上の要員を所定の位置に配置し、装備と任務を与えたのである。
 
 この大動員はドイツとフランスの双方からの侵攻に備えたものだった。スイスの国土は、南部に広がるアルプスが南北間交通を遮る要衝となっているが、東西間の交通は比較的容易である。
 
 フランスとドイツは、国境沿いにそれぞれマジノ線とジーグフリード線と呼ばれる要塞群を築き、対峙していた。したがって、どちらかが侵攻するとすれば、北側のベルギー、あるいは、南側のスイスを迂回して攻撃をしかける可能性が大であった。
 
 それを防ぐためには、両国に対してスイスが徹底した防衛線を張り、スイスを通過するメリットよりも、損害の方が大きくなるようにする必要があった。ドイツはスイスの大動員を見て、南回りをあきらめ、北側の中立国ベルギー周りでフランスに攻め込んだのである。

■3.ドイツの侵攻をあきらめさせた「砦作戦」■

 やがて、フランスがドイツに降伏し、イタリアもドイツ側に立つと、スイスは枢軸国に囲まれることになった。ドイツとイタリアの通商は、陸路スイスを経由する。この際、一気にスイスを占領して、通商路の確保をすべきだ、という声がドイツ内で強まっていた。
 
 この最大のピンチに、ギザン将軍は「砦作戦」をもって応じた。スイスとイタリアを結ぶ道路は、アルプスの3つの峠が関所となっている。これらのトンネルや鉄道線路に爆破装置をしかけ、ドイツ軍の侵攻があったら、即座に通商路そのものを破壊すると宣言した。
 
 さらに、侵攻があったら、国土の4/5を占める平地を見捨て、軍隊のみでアルプスの天険を砦として、ゲリラ作戦を展開する準備を進めた。
 
 ドイツは、何度か侵攻計画を立てては見たが、侵攻そのものは不可能ではないにしろ、イタリアとの通商路を破壊されては本も子もなくなるし、なおかつ、背後でしぶとくゲリラ戦を展開されては、英本土侵攻にも差し支えるとして、計画をあきらめた。スイスが中立を守り、イタリアとの通商路を保証している方が、はるかにメリットが大きいからである。
 
■4.徹底抗戦のための国論統一■
 
 スイス人の大部分はドイツ語を話し、ドイツに民族的親近感を抱いている。いずれイギリスの降伏も間近だから、この際、孤立しているよりも、積極的に枢軸国側に立つべし、バスに乗り遅れるな、という日和見主義が国民の間にわき上がっていた。
 
 ギザン将軍は、このように国論が分裂しては、砦作戦も実行は不可能と考え、国民の一致団結を図った。そのために650年目の建国記念日に、次の宣言を全部隊に示した。
 
 私は、諸君に次の使命を与える。「スイス人らしく考え、スイス人らしく行動せよ」と。
   
 スイス人らしい考えとは、国の内外を問わずわが隣人を尊敬する事を意味する。そのために、我々は言語・人種・文化の多様性に満足している。だがら、我々は強国の戦争において中立を守り、彼らのあるがままを理解しながら我々自身はその争いの外にとどまることに努力している。
   
 スイス人らしい行動とは、いつも我々の民族共同体の実を具現することである。それゆえに、祖先の例にならって、国家の防衛のためには一体となるのである。
   
 個人はそれぞれの場で全体の幸福に対して責任を負わねばならない。…この自覚と認識によって、我々は連邦の自由と独立を守るのである。
   
 ギザン将軍の訓辞は、国民の間に強い反響を呼び、日和見主義は陰を潜め、「砦作戦」を支持する世論がふつふつと起こった。同時に機密漏洩など裏切り行為を働いたナチスシンパと共産主義者を逮捕し、軍事法廷でそのうち33人を死刑とした。ドイツ・イタリアは、スイスの独立意思の強さを思い知った。

■5.領空防衛の戦い■

 防衛は、領土だけでなく、領空にもおよぶ。この点ではスイスの天険も無力であった。イタリアが参戦すると、その支援のためのドイツ空軍機がしばしばスイス上空を通過した。
 
 またイギリス空軍は、英本土から北イタリア工業地帯への爆撃を行うのに、最短コースであるスイス領空を侵犯した。1940年冬にはチューリッヒ、バーゼルが爆撃を受けた。英国はこれを「誤爆」と釈明した。
 
 ギザン将軍は当初、いちいち厳重な抗議をしていたが、聞き入れられず、後に領空侵犯機には撃墜方針で臨むこととした。
 
 約500機の戦闘機と高射砲5連隊などを整備し、戦争全期間を通じて、7,379回の空襲警報に対して、枢軸国側の撃墜64機、連合国側190機の戦果を挙げた。スイス側の損害は、推定200機、死傷者344人に及んだ。

■6.スターリンのたくらみ■

 ドイツ軍の敗色が濃厚となった1945年2月、ルーズベルト、チャーチル、スターリンの3巨頭によるヤルタ会談が行われた。この席上、スターリンは突然、米英連合軍がスイス領土を通過して、南部ドイツに侵攻する作戦を提案した。
 
 中立国フィンランドがソ連に侵略された時、スイスの連邦政府と国民有志が巨額の援助を行った事をスターリンは根に持っていた。さらに米英軍がスイスとの戦いに手間取る間に、ソ連の占領地域を広げておこうという魂胆であった。
 
 これに対してルーズベルトはソ連の対日参戦を要求していた手前か、煮え切らない態度であった。しかし、チャーチルは、ライン川突破は確実に成功すると述べ、今更スイスをドイツ側に押しやるのは愚案の最たるものと即座に反対した。彼の回想録には、次のようにある。
 
 スターリンはチャーチルの抗弁に、スイスを豚と罵り、スイスは今度の戦争でまちがった役割を演じている。武力を使用しても、スイスをこの戦争に引き入れるべきだと、なおも言い張った。
   
 スイス自体の強固な防衛力と独立意志がなければ、あるいは、チャーチルもライン川突破よりも、スイス経由の南周り攻撃の提案に乗ったかもしれない。そうなれば、スイス領土は連合軍に蹂躙されていた可能性がある。

■7.連合軍側のスイス非難■

 1945年、連合国側のカリー使節団がスイスを訪れ、戦争終結を早めるために、スイスにも応分の役割を求めた。
 
 私たちの敵は、まず第一に世界平和を犯す攻撃者であった。…平和を愛し、民主的なスイスであるならば、ナチスに支配された世界を平然と傍観することはできないはずである。
   
 カリー使節団は、スイスとドイツとの貿易取引を問題にした。確かに1938年から1943年の間にスイスのドイツへの貿易量は約2.5倍の増加となっていた。しかし、これはもとはと言えば、イギリスがドイツ経済封鎖の一環として、スイスに対しても激しい封鎖主義で臨んだからだった。
 
 スイスとしては、食料や石炭を国内で自給できない以上、ドイツとの通商拡大は生存のための唯一の残された道であった。さらに、1907年のハーグ条約によれば戦争当事国との間の通商は、中立義務違反でないと反論した。
 
 それにしても、フィンランドやポーランドを侵略したソ連、そしてスイスに対してこれだけ領空侵犯や経済封鎖を試みたイギリスが、連合国=平和愛好国と主張するのは、スイスにとってみれば、何とも厚かましい主張だと思えた事であろう。
 
■8.スイスから学ぶべき事■

 スイスの中立は、ギザン将軍の巧みな戦略と国民の一致団結により、長く苦しい綱渡りに奇跡的に成功した希有な事例と言える。
 
 しかし、1972年から86年まで連邦閣僚であったクルト・フルクラーは、「スイスの中立主義は、中立を目的としているのではなく、スイスの自由、国家の独立を維持するための手段にすぎないのです。」と語っている。
 
 中立であることが、平和を保証してくれるわけではないことは、幾多の中立国が簡単に侵略されたことでも明らかである。自国を侵略するメリットよりも、コストの方が高いことをいかに他国に思い知らせるかが、自由と独立を維持するための鍵であることをスイスの歴史は示している。
 
 安易に非武装中立を説いたり、防衛を米国任せにしながら、北朝鮮や中国の領海侵犯に悩まされている我が国にとって、これこそがスイスから学ぶべき教訓であろう。

 「個人はそれぞれの場で全体の幸福に対して責任を負わねばならない」…かつては日本人もこうした心構えを持っていたはずなんだが。おそらくは戦前の日本の全てを否定する事から始まった「戦後教育」がその心構えを失わせ、それが現在、教育ほか多くの社会問題を生み出すもととなっているのだと私は思う。憲法や自衛隊に関して様々に論議されている今、我々は忘れていたものをもう一度認識し直す必要があるんじゃないだろうか?

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最後の晩餐?

山崎氏 北でマツタケに舌鼓

【北朝鮮から帰国した自民党の山崎拓元副総裁が北朝鮮滞在中に、経済制裁のために日本に輸入されていない北朝鮮産マツタケに舌鼓をうっていたことが15日分かった。山崎氏自身が同日夕の民放ニュース番組で、明らかにした。

 山崎氏によると、北朝鮮側は「日朝間(の関係)が最悪のときに勇気を持ってよく来た」と山崎氏を歓待。マツタケ料理を振舞った上で、「今は経済制裁で日本へのマツタケの輸出はやっていない。貿易業者らが困っているのではないか」と、北朝鮮からの全品目輸入禁止措置を解除するように暗に求めた、という。

 北朝鮮側は日本の経済制裁について「効果はない」としつつも、「許しがたい」と批判。山崎氏は番組で「強弁していたが、実際は効果があると思う」と語った。

 また、今年3月に再訪朝するよう北朝鮮から要請があったことを認めながらも、「あくまで政府間協議で決着をつけねばならず、私の出番があるのか疑問だ」と慎重な姿勢を示した】

 産経の皮肉もちょっぴり混じってるのだろうが、最近はあんまりいい物食ってないんだろうかバカ拓。まぁ今後は政界から干されて冷や飯を食うか、あるいはどこかの塀の中に放り込まれて臭い飯を食うかのどちらかじゃないかと思うので、「美味しい物が食べられて良かったね」とだけ言っておこうかね。

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2007年1月15日

不祥事が続く毎日

業務上横領:毎日新聞社元社員を逮捕

【警視庁捜査2課と麹町署は15日、神奈川県茅ケ崎市中島、元毎日新聞東京本社代表室販売経理グループ委員、中村隆容疑者(50)=06年12月14日付で懲戒解雇=を業務上横領容疑で逮捕した。毎日新聞社が同容疑で告訴状を提出していた。容疑を認めている。

 調べでは、中村容疑者は06年1~11月、販売店従業員の賞与支払いのため販売店が積み立て、毎日新聞社が預かって管理していた口座から、25回にわたり現金計約2800万円を勝手に引き出し着服した疑い。口座の入出金業務は、中村容疑者が1人で担当していた。飲食費などに使っていたという。毎日新聞社は既に横領分を穴埋めした。

 毎日新聞社は、管理責任として上司だった東京本社販売管理本部長ら2人を減給、同本社販売局長をけん責、現・前の担当役員を厳重注意するなど7人を処分した。

 毎日新聞社社長室広報担当の話 元社員が在職中の横領容疑で逮捕されたことは誠に残念で、深くおわびします。社内管理の仕組みを見直すとともに、社員教育を改めて徹底するなど、再発防止に努めます】

飲酒運転:毎日新聞北陸総局長、酒気帯びで追突

【毎日新聞社は15日付で酒気帯び事故を起こした西木哲也・毎日新聞北陸総局長(51)を編集局付にした。早急に厳正な処分をする。

 西木総局長は13日午後10時25分ごろ、金沢市東山の国道157号で、酒気帯び状態で乗用車を運転し、同市内の男性が運転する乗用車に追突。けが人はなかった。

 石川県警の調べでは、西木総局長の呼気1リットル中0.2ミリグラムのアルコールが検出された。

 西木総局長は同日午後5時から福井市で開かれた本社関連事業の会合に出席。約1時間、ビール1杯と日本酒約2合を飲み、2次会ではミネラルウオーターだけを飲んだ。午後10時過ぎに電車で金沢市に戻り、同市内の職場に止めていた自分の車で帰宅途中だった。

 ▽藤原健・毎日新聞大阪本社編集局長の話 飲酒運転追放を社会に訴えている報道機関の総局長が、このような事態を起こしたことについて厳粛に受け止め、深くおわびいたします。二度とこうしたことのないように、私たちは自らを厳しく律したいと思います】

 んまー、社会の木鐸を自負するマスゴミ様が、またこんな体たらくでございますか?全くどのツラ下げて、政治資金の不明瞭な流れやら、飲酒運転やらを糾弾するつもりなんでございましょ。

 まぁ、社会の木鐸を自負するマスゴミ様の事ですから、厳正な処分と心からの謝罪、あと自分のところで事件を取り上げるのはむしろ当然ですね。ねぇ、ちょっと聞いてますか中日新聞さん東京新聞さんも今日の紙面にこの記事載せてましたけど、落ちた犬を叩いてられるご身分?

 …あと余談ですけど、この記事の題名「不祥事が続く毎日」の毎日は「エブリディ」の意味の毎日であって、どこか特定のメディアや団体様を意識したものでは決して全く毛頭これっぽっちもございませんことよヲーホホホ。

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隣人とのつきあい方

[日中首脳会談]「『戦略的互恵関係』に何が必要か」

【2007年の日中関係はひとまず穏やかにスタートした。だが、それとは裏腹に深刻なアジア安保情勢に変化はなく、重い課題が山積したままだ。

 フィリピンでの安倍首相と温家宝・中国首相との首脳会談で、温首相は4月訪日の意向を表明し、安倍首相の今年後半の中国訪問も招請した。中国首脳の来日は、2000年10月の朱鎔基首相以来になる。

 これを機に、日中間の首脳対話が確かな軌道に乗るのかどうか。

 安倍首相は、今回の首脳会談の冒頭で「戦略的互恵関係を有意義なものにしていきたい」と表明した。昨秋の訪中時に合意した「戦略的互恵関係」とは、両国の「政治」と「経済」の両輪を作動させて日中両国が共通の課題の解決にあたることだろう。

 日中2国間関係の問題にとどまらず、地域の深刻な安保環境の改善にも取り組まなければならない。そうした観点から目下の最重要課題は、「核保有国」として核武装化に走る北朝鮮の企図をくじくことにある。

 北朝鮮に核放棄を求める6か国協議は昨年暮れ、何の成果も出せないまま終わり、その再開のめどもたっていない。

 安倍首相は、6か国協議の議長国である中国が、北朝鮮に対し「態度を改めるよう促して欲しい」と求めた。温首相は「6か国協議での協力を推進したい」と応じた。中国がどこまで北朝鮮の説得に動くのか、それが両国の「戦略的互恵関係」の将来を占う指標となる。

 今回、日中首脳会談の後、日中韓首脳会談が2年ぶりに再開された。会談では3か国の外務高級事務レベル協議機関の創設が決まった。3か国の間でも、対話強化の枠組みが整った形だ。

 ただ、日中韓3か国の共同声明では、朝鮮半島の非核化に向けて北朝鮮が「具体的かつ効果的なステップ」をとるよう要求したものの、踏み込んだ言及はみられなかった。拉致問題については「人道上の懸念に係る問題への対処の重要性」との表現にとどまった。

 やはり日中韓の立場に違いがあるからだろう。

 一連の欧州首脳との会談で、安倍首相が強調したのは、北朝鮮に国際的な圧力を加え続けることの重要性だ。

 北朝鮮に対する包囲網の形成に欧州の参加も必要だ。だが、最も大事なのは、緊密な日米関係を基礎にしたアジアの日中韓3か国の連携だ。

 これをどう実現するのか。安倍首相が、今後の対中韓外交を展開していくうえで全力を傾注すべき課題である】

日中韓会談 やっと足場が復活した

【日本と中国、韓国の首脳がフィリピンのセブ島で、2年2カ月ぶりに会した。

 ぎくしゃくし続けた日本の近隣外交だが、安倍首相が就任から間を置かずに北京とソウルを訪ね、首脳往来再開の足がかりをつくった。そして日中韓首脳会談の復活だ。

 日本のアジア外交を立て直す足場が、ようやく整ってきた。

 3首脳会談を開けなかった間に、3カ国を取り巻く環境は大きく変わった。経済の相互依存はさらに深まり、人や文化の交流が格段に進んだ一方で、ナショナリズムもそれぞれの国内で高まった。

 最大の変化は、北朝鮮をめぐる危機の深化だ。北朝鮮はミサイル発射と核実験を強行した。6者協議は再開されたものの、進展の糸口をつかみかねている。

 「朝鮮半島の非核化に向け具体的、効果的なステップを求める」。3首脳はきのうの共同報道声明でそう訴えた。

 北朝鮮の動きに最も直接の影響を受ける近隣3カ国である。緊密に連携して危険を封じ込めていくのは当然のことだ。

 だが、日本が強硬姿勢ばかりを前面に出す一方で、中韓は北朝鮮を刺激しないよう気を使う。そんな違いは歴然としているが、交渉で解決に導くという道筋では固く一致しているはずだ。

 3カ国が意思を通じ合っているということだけでも、北朝鮮や米国、ロシアに対して意味を持つ。この首脳声明をきっかけに、交渉の現場での協調をさらに強めていくべきだ。

 投資協定の交渉を始めることや、高官レベルの外交定期協議を行うことも合意された。三つの国が一緒に取り組むこうした枠組みが広がることを歓迎する。

 日中韓3首脳の会談は99年から始まった。当時の小渕首相が熱心に働きかけ、金大中大統領が全面的に後押しして実現した。当初は朝食会の形をとり、それも政治絡みの話は抜き、という腫れ物にさわるようにして産声をあげた。

 それが03年には、3カ国の幅広い協力が「東アジア全体の平和、安定、繁栄の実現に貢献する」とする共同宣言を出すまでになった。

 そんな歩みに冷水を浴びせたのが、小泉前首相の靖国神社参拝だった。日中韓どころか、日中や日韓の首脳会談さえままならない状況になってしまった。

 だが、アジアにおける日中韓の存在感は、経済をはじめとして圧倒的である。

 北朝鮮問題に限らず、鳥インフルエンザなどの感染症や環境問題など、地域で取り組まねばならない課題は山積している。3カ国の協調は歴史の必然であり、後戻りさせている余裕はないのだ。

 もともと隣同士の関係は、複雑な歴史が絡み合って難しい面がある。あつれきがあるからこそ、首脳同士のつながりや信頼を大事にしなければならない。

 その点で、中国の温家宝首相の4月訪日が決まったのはよかった。まだぎこちなさの残る日韓間も、早く追いついてほしい】

 昨日行われた日中韓首脳会談、経済問題や北朝鮮問題が絡むだけに、もう少し多くの新聞が社説などで食いつくものかと思っていたのだが、主要な新聞社でこの会談の話を取り上げたのが読売と朝日くらいだったのは、ちょっと意外な感じがした。

 それはさておき、片や「立場の違い」を念頭に置き、あくまで戦略的な枠組みを意識しながら国家間の連携を行っていこうと主張する読売と、片や極東アジア三ヶ国の連携は世界にとっても重要であり、その信頼を妨げるような事はとにかくしてはならないと主張する朝日。一独立国家として、日本がとるにふさわしい道はどちらですかな?

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2007年1月13日

帰って来なくてよかったのに

山崎氏訪朝 北高官「拉致解決済み」 6カ国協議、早期再開で一致

【北朝鮮を訪問していた自民党の山崎拓元副総裁は13日、経由地の北京で記者会見し、現地で会談した宋日昊・日朝国交正常化担当大使が拉致問題は「解決済み」と述べ、日本の対北朝鮮制裁にも強い反発の姿勢を示すなど前向きな態度は示さなかったことを明らかにした。また、2回目の核実験の可能性について、宋大使は「今後の米国の出方次第」と述べた。

 山崎氏によると、9日からの平壌滞在中、宋大使ほか複数の高官と会談を重ね、宋大使とは計15時間近く会談した。

 拉致問題について宋大使は解決済みの姿勢を強調、山崎氏が拉致被害者の生存者の早期帰国を求めたのに対し、「まず(横田めぐみさんの)遺骨の返還を強く求める」と述べたという。

 両者は、6カ国協議について、「1月後半に予定されている米朝金融制裁協議後、直ちに再開することが望ましい」との点で一致した。

 2002年の「日朝平壌宣言」に関し、宋大使は「近い将来、情勢に大きな変化があり、勇気をもって努力すれば道は開ける」と述べた。

 しかし、宋大使は、日本の経済制裁について、「(北朝鮮に対し)効果があるものではないが、(北朝鮮に対する)大変な差別で断じて許せない」と強い反発の姿勢を示し、日朝の政府間交渉を「再開する意思はない」と述べた】

 ハイハイ大方の予想通り北の言い分だけ聞いて帰ってきたワケですかバカ崎。むしろ北に拘束されて、官房長官あたりに「アレは自己責任ですから」なんて言わせるくらいじゃないと話のタネにすらならないだろうに。まさか渡航費用は税金じゃないだろうな?

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語るなよ、偽善者

日欧安保関係 過大な期待抱かせるな

【日本の安全保障上、欧州との協力を強化する意識は大切だが、北大西洋条約機構(NATO)と自衛隊の連携には限界がある。安倍晋三首相の演説で欧州に過大な期待を抱かせたのでは困る。

 安倍首相が、NATOの最高意思決定機関である北大西洋理事会(NAC)に日本の首相として初めて出席した。この出来事は、新段階へ向かう日欧安全保障関係の動きを、強く印象付ける。

 冷戦中のNATOは、旧東陣営の侵攻に備えるため、欧州が米国とともに構築した軍事同盟だった。それが、想定した脅威が消滅すると、NATOは昨年十一月の首脳会合で、域外の日本、オーストラリアなどを連絡調整対象国(コンタクト国)と位置づけ、連携を拡大しようという新戦略を打ち出した。

 この背景には、アフガニスタンなど、欧州の外の地域で世界の平和にかかわる混乱が発生した場合、NATOも友好国と連携して対応しようという視野の拡大がある。米国の外交がイラク問題の処理を重荷としつつある一方、イランの核開発疑惑の解決などをめぐる欧州の役割は、重みを増している。

 日本は、テロとの戦いでは海上自衛隊のインド洋派遣に踏み切り、米国だけでなく英国、フランスなど欧州各国海軍の艦艇にも燃料を補給した。北朝鮮の核開発、中国に対する武器売却、国連安全保障理事会の常任理事国入りといった日本の安全に関係する問題では、逆に欧州の側に協力を求める立場になる。

 日欧間の安保関係は、大きな流れとしては緊密の度を強めるべきだ。安倍首相がNACで演説し、国際社会の重要課題の解決に向け「これまで以上に互いの能力を発揮してともに行動すべきだ」と呼びかけた訴えは、理解できないわけではない。

 ただし、集団的自衛権を基盤とする欧米の同盟と、憲法で武力行使を禁じられている日本では、行動の内容や範囲に違いがあって当然だ。

 自衛隊の海外派遣については、日本は個別事例の性格や危険性を吟味し、慎重に可否を議論、判断してきた。安倍首相が「いまや日本人は国際的な平和と安定のためなら、自衛隊が海外での活動を行うことをためらわない」と言い切った表現は、勇ましさが過ぎるのではないか。

 欧州がアフガニスタンの安定のため域外国の支援を期待しても、テロが多発する現在の情勢下では、陸上自衛隊の派遣はきわめて難しい。日本の「これまで以上の能力の発揮」は当面、資金協力のあり方など非軍事的分野で研究を深めるべきだ】

 世界の平和なくして日本の平和は成り立たない。国際社会との連携なくして日本は生きていけない。確かに、平和を掲げて戦争を行ったものの泥沼の状況に陥った、イラクのような事態を招くのは避けなくてはならないが、防衛庁が省に昇格し、自衛隊がより広範な任務を行えるようになった今、日本は外交というものについてより深く考えを巡らさねばならない時である。その議論をほんの入り口の段階でやめさせようなどと、サヨはホント愚かとしか言いようがない。

 昨今この国では「平和」という看板を掲げた連中をあちこちで見かけるが、どうせ奴らのホンネは「自分たちだけが平和ならそれでいい」なんてところだろうがね。

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2007年1月11日

TBSと在日、もうズブズブ

秋山は反則行為で失格、秋山vs桜庭はノーコンテストに=Dynamite!!

【K-1などを主催するFEGは11日、都内ホテルで記者会見を開き、12月31日、京セラドーム大阪「Dynamite!!」での秋山成勲vs桜庭和志の裁定に関する結果報告を行った。桜庭より後日、書面による正式な抗議、再検討の要請を受け、審判団による徹底検証を行った結果、次の結論が下された。

1.グローブ疑惑
 グローブ、バンテージとも問題はなかったが、ウォーミングアップ時にロゴ部分がはがれた(映像により確認)ことが事前のチェックで見逃されたために、混乱を生じる結果となった。

2.オイル疑惑
 ワセリン、タイオイル等の塗布はなかったが、秋山は全身にスキンクリームを塗っていた。これは「ワセリン、タイオイルは認められないが、クリームはOKだと思っていた」という秋山の認識不足によるもの。検証、事情聴取の結果、(カメラの前で堂々と塗っていたことなどから)悪意ではなく過失と判断。

 以上により、HERO’S審判団は以下の処分を決定。

1.秋山vs桜庭戦はノーコンテストとする。
2.反則行為を犯した秋山成勲を「失格」とし、ファイトマネーを全没収する。

 またプロモーターサイドからはグローブチェック、ボディチェックを見過ごした審判員、桜庭のアピールに対応しなかった審判員(サブレフェリー)にそれぞれギャランティの50%を没収。また、グローブ、ボディチェック両面でミスがあった審判員1名は6ヵ月間の職務停止処分。さらにHERO’S審判団全員に厳重注意、という処分が下された
 なお、試合ストップのタイミングに関して梅木良則レフェリーに過失はないことが検討の結果、判断された。

 ここまで発表されたところで秋山本人が姿を見せ、今回の件について謝罪。「何の弁明の余地もありません。桜庭選手、申し訳ありませんでした。どんな処分も受けるつもりでいました」と頭を下げた。また桜庭に対しては謝罪の意を表明した上で、「笑ってまたリング上で向かい合うことができたら」と話した。
 さらに桜庭からのコメントも発表された。裁定に関しては「こちらは正々堂々と試合に臨んでいるのに、このような結果になったことに対しての今回の処分内容に関しては納得しておりません」、秋山に対しては「イベント関係者、清原選手、一緒に入場した子どもたち、ファンの方に対して、謝って済む問題ではないけれど、謝ってほしい。ボクはリングに立つときは正々堂々とやりたい。ただそれだけです」というものだった】

 年末に行われた「Dynamite!!」秋山・桜庭戦の中で、新年早々論議を巻き起こした疑惑。結局秋山には「クロ」の判定が下されたワケだが、正直この処分にも納得いっていない。いや、クロには違いないだろうが、こりゃ過失じゃなくて故意だろうよ。そうでなけりゃ、この疑惑に関し今日に至るまで「実はスキンクリーム塗ってたんですけど、あれがまずかったんでしょうか?」くらいの言葉が出てこなかった説明がつかん(確か「多汗症」とか言い訳してたよな?)。

 まぁ、本来そういう不正をチェックすべき主催団体も節穴揃いだったという話だが、一番の問題はTBSが秋山みたいな連中と「とっても仲良し」って事だろうな。

「在日は武器」 在日女子大生、面接で靖国や独島の質問答えてTBSに内定 (「痛いニュース」様)

 そりゃTBSなら採用しますわ(笑)。TBSには靖国や竹島といった韓国の問題について、社としていかなる見解を持っているのか、また「報道の中立性」についてどのように考えているのか、電波を通じてハッキリ述べてもらいたいね。結果は判ってるから別にいいけど。

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教えて毎日新聞

釧路:夕張支援かたり募金詐欺?

【釧路市内で9~10日、日本赤十字社などを名乗る2人組の男が夕張市への財政支援を名目に募金を求めている事案が3件起きていることが分かった。日赤釧路市地区は、釧路署に報告するとともに「そのような募金は一切行っていないので、注意してほしい」と警告している。

 同地区によると、9日午後3時ごろ、同市春採の衣料品店前で、主婦が赤十字マーク入りの募金箱を持った男に「夕張の財政支援に寄付を」と声を掛けられ、小銭を入れた。10日午前11時半ごろには、同市若松町の場外馬券売り場を2人組の男が訪れ、寄付を要請(職員が拒否)。同日午後3時ごろには、日赤と釧路市の関係者を名乗る2人組が同市北大通の商店に現れ、女性が小銭を入れた。

 2人組は、1人が40代半ばで中肉、黒いコート姿。もう1人は30代ぐらいの小太り、黄色のジャンパー姿だった。募金箱は手作り風だったという】

 …いや、事件自体は大した事ないと思うんですけど、そう言えば毎日新聞さんは、年頭から「難病児募金あざける『祭り』」と称して「死ぬ死ぬ詐欺」疑惑を議論する2ちゃんねるを批判してらっしゃいましたよね?メディアが上に挙げた「募金詐欺の疑いアリ」というような事件を報道したり、税金の無駄遣いやら不正受給といった疑惑を調査・追及するのはよくて、一般市民が独自に同じような事をするのは問題があるとする毎日新聞さんの論拠を、是非聞かせて頂きたいのですが。

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2007年1月10日

尖閣諸島はアメリカ領土?

東京新聞「筆洗」1/10付

【登場人物への感情移入は映画の楽しみの一つだろう。クリント・イーストウッド監督の米映画「硫黄島からの手紙」では、二宮和也さん演じる兵士「西郷」に共感した。兵士として褒められたとき「ただのパン屋」と答える場面が記憶に残る▼平和に暮らしていた普通の人がある日、東京都品川区とほぼ同じ広さの島で敵と戦う。二万人以上が戦死し、生存者は千人余だった。米軍でも約七千人が戦死している▼終戦から七年後、蒼樹社から発刊された「硫黄島決戦」に載っている生還兵士の手記を読むと、食料も水もなく、銃などの武器も不良品が多かったという。兵士たちが「どんなに悲しんだか知れない」と綴(つづ)られている▼映画で渡辺謙さん演じる栗林忠道中将から「戦争の勝ち目は絶対ない」と言われた兵士の話も出てくる。中将は米国の軍需産業の力を説明し「こんな大切なことを戦争計画者たちは一つも頭に置いていない」と嘆いている。兵士の悲しみと指揮官の嘆き。為政者は何をしていたのかと思う▼防衛省が誕生。自衛隊の海外活動が本来任務になった。米軍との一体化が一層進むのだろう。硫黄島の近海で昨年十一月、海上自衛隊と米海軍が東シナ海の尖閣諸島に中国が侵攻したことを想定した演習を行ったという▼二宮さんは映画を見て「戦争はいけないと思ってくれれば、それだけでいい」という。それだけではすまされない状況になってはいないか、気になる】

 太字の部分、何か「尖閣諸島の防衛はアメリカの軍事活動で、これに自衛隊が協力する事は米軍への追従である」みたいな事を言われている気がする。尖閣諸島は当然日本領土だし、中国の侵攻に対してこれを防衛するのは、現憲法下においても自衛隊の本来任務。それを同盟国であるアメリカ海軍と一緒に訓練しただけでこの反応はどうなんだろう。一応聞いときますけどおたくら、どこの国の記者さんで?

 「戦争はいけないと思ってくれれば、それだけでいい」…だからそれは日本より先に、中国ほか日本の周辺国に言えっての。「それだけではすまされない状況」に現在進行形で巻き込まれてるのはこっちなんだよ!

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何がそんなに気になるの?

海外日本食:変わった味に”選別”必要?

【海外の日本料理店で出される「ちょっと変わった日本食」を“選別”する制度を、農林水産省が検討している。背景には日本食材の輸出もあるようだが、お役所が味付けにまで注文を付けることに疑問の声も少なくない。本当にそんな制度は必要なのだろうか。【位川一郎、バンコク浦松丈二、パリ福井聡、ニューヨーク高橋秀明】

◆確かに変な味

 バンコク郊外のデパートにある日本料理店「SAKURA」の名物はカレー天丼。ご飯の上に大きなエビ天が3本並び、カレーのルーがどっさり。カレーも天丼も確かに日本の味だが、ほんのり甘いエビ天の風味を激辛カレーが見事に打ち消している。

 タイ料理のスープを使った「トムヤンクン・ラーメン」などもあり、「どこが日本食か分からないが、なかなかいける」(日本人駐在員)との声もある。

 パリでも過去2年間に日本食レストランが3割も増え、総数は600店も。しかし、約9割が中国人の経営とみられ、日本人には「日本食まがい」と映る店も少なくない。日本貿易振興機構(ジェトロ)パリ事務所も材料や調理法、サービスを含め、大まかに「日本料理店」と認められる店のリストを1月中に発表するが、「せいぜい50店ほど」という。

◆農水の狙いは

 農水省によると、日本食を出す料理店は海外で2万~2万4000店(推計)。中でも米国は約9000店と10年前の2.5倍になった。ヘルシーで高品質というイメージが広がり、特にすしの人気が高い。

 しかし、食材や調理方法が日本食とかけ離れた店も多いため、松岡利勝農相が昨年11月、「本物の日本食を世界に広めたい」として「優良店」の指定制度を打ち出した。

 農相は「日本の農林水産物は世界の市場で十分受け入れられる」と主張する輸出促進論者。優良店構想には、沈滞する農業を食材の輸出増で元気にする狙いもある。具体化は同省の有識者会議で検討中で、07年度にスタートする予定だ。

◆新しい日本の味

 一方、この制度を疑問視する声も強い。洗練された日本料理店がそろうニューヨーク。多様な民族が暮らす町だけに、日本食がほかの国の料理と溶け合って生まれた無国籍風のフュージョン料理の店も少なくない。フレンチとのフュージョン料理を出すマンハッタンの「ゲイシャ」では、ワインと合わせたみそをトッピングしたサーモンの「押しずし」や、コンソメスープのように澄んだ「みそ汁」などが並ぶ。

 カリフォルニア州生まれのシェフ、マイケル・バーノンさん(37)は「素材の良さを生かす日本食に敬意を持っている」と日本食の「哲学」が宿っていることを強調。東京・築地から週2回、新鮮な魚介類を仕入れるこだわりぶりだ。「フュージョン料理だから認められないのだとしたら、不公平」と不満そう。

 米国人放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏も「日本こそ外国の料理をよりおいしくアレンジしてきた素晴らしい歴史がある国。ハヤシライスにカレーライス。日本の洋食はおいしい。実際、純粋な日本食が米国で受けるか、というと難しい。地味な味付けで少量を美しい皿に載せ食器までめでるなんて、米国人には無理。そもそも料理の安全性ならともかく、調理方法やメニューにまで国が口を出すことじゃない」とばっさり。有識者会議でも「排除の思想ではいけない」との声も出ているという】

 ちょうど1ヶ月前にもこのニュースを取り上げたが、だいたい「正しい日本食と認定されなくて困る店」ってのはどんな店よ?「日本料理店」という看板だけ掲げて、日本食に詳しくない客を集めてるような所が困るだけでしょ?だいたい「無国籍風のフュージョン料理店」って言ってるのに、日本食という認定は必要ないんじゃない?

 そもそもこの話、前も言ったけど「『日本料理店を経営する中国人や韓国人』よりも、メディアの方がより声高に問題を主張している」というのが非常に気になるところ。今回の記事だと毎日とかデーブとかね。彼らの共通点についてはあえて言及しませんけど(笑)。ねぇ、何で?何で?

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2007年1月 8日

ノムたんのセンス

韓国大統領、日本海の改名提案=安倍首相は即座に拒否

【韓国の盧武鉉大統領が昨年11月にハノイで行われた安倍晋三首相との会談で、日本海を「平和の海」と改名するよう申し入れていたことが8日、明らかになった。日本政府関係者が明らかにした。安倍首相は盧大統領の提案を即座に拒否した。
 日本海の名称については、韓国は従来、「東海」を主張。国際機関などに名称変更を求める運動を繰り広げてきたが、「平和の海」と改称するよう日韓首脳会談で求めたのは初めて。日本側は盧大統領の真意を測りかねており、今後の日韓関係に微妙な影響を与えそうだ

 …「平和の海」って…竹島問題とか暫定水域での漁業問題とか、日本海の秩序と平和を乱してるのは韓国の方だってのに、よくもまぁ偉そうな口が叩ける事。即座に拒否されるのも当然か。

 日本側が量りかねているのはノムの真意などではなく、ヤツの頭の中身そのものなんじゃないかと思うのだが?

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2007年1月 6日

足元をお留守にしてはいけません

年のはじめに考える 国際協調に選挙の影

【ことしから来年にかけて、主要国で選挙が相次ぎます。各国の政治の焦点は、選挙民が関心を抱く国内政策に移りがち。国際協調が停滞しなければよいのですが。

 ことしは平和な年になるでしょうか。世界の人々の暮らしが豊かになる年でしょうか。

 不安の種は尽きません。核兵器の保有を宣言した北朝鮮は、国連安全保障理事会の非難決議を無視して猪突(ちょとつ)猛進し、六カ国協議でも核放棄に応じません。日本は、近隣の独裁国家の核兵器の射程に収まることになれば、安全保障政策の根本的な見直しを迫られるでしょう。

■有権者を意識する政治

 中東では、イラクの“内戦”やアフガニスタンにおけるテロとの戦いが激しさを増しています。そのすぐ周辺の地域でも、イランの核開発疑惑、パレスチナ情勢など、危険な動きにブレーキがかかりません。

 アフリカでは、ソマリアなどの無秩序状態を収拾できず、大半の国で貧困、感染症、環境破壊といった課題を克服できずにいます。

 平和構築や途上国開発のような大仕事は、各国を調整する国連の役割も大切ですが、そもそも国際社会に協調の機運がなければ成功は困難です。さまざまな問題の解決には、貢献や不利益を分かち合う互譲の精神が不可欠だからです。

 一方、ことしの外交日程を展望すると、国際協調を制約しそうな行事が多くの国で予定されることに気づきます。選挙です。

 民主国家の政治家たちは、選挙が近づくと、有権者の支持を気にかけます。ふつう、有権者は税制や福祉、教育といった身近な課題に関心を抱きがちでしょう。政治家たちがことし国際協調に熱心にならなくても、不思議ではありません。

 国際的な問題であっても、イラク派遣や農産品貿易のように有権者が興味を抱く問題には、政治も関心を向けます。ただし、国内感情に反した政策は選挙で不利に働くので、二国間交渉での譲歩や国際協調とは逆向きの圧力がかかりがちです。

■関心事がすれ違う危険

 各国の関心事が一致しない事態にも、注意せねばなりません。北朝鮮問題は日本にとって身近な問題ですが、欧州からは遠い地域の問題と映ります。アフガニスタン問題はその裏返し。本来、互いの関心事に注意を払い合わねばならないのに、各国が選挙で内向きになると、すれ違いの連続になりかねません。

 とりわけ国連安保理の常任理事国や周辺国の指導者が選挙で交代する局面では、その国の外交の停滞や政策の変化にも無関心ではいられません。フランスでは、四月下旬以後、二回の投票でシラク現大統領の後継者が決まります。英国のブレア首相は昨年九月、一年以内の退陣を表明しました。韓国の盧武鉉政権は、十二月の大統領選挙で交代します。

 国際社会最大の存在である米国で昨年十一月、中間選挙の結果を受けて議会の多数派が入れ替わり、ブッシュ政権に打撃を与えた展開は衝撃的でした。来年早々には大統領選の予備選が始まりますから、出馬予定者たちはことし、事実上の選挙戦を開始します。献金集めや組織づくりに奔走し、政策立案にあたっても選挙を強く意識するはずです。

 お隣の中国では、この秋、五年に一度の党大会が開かれます。胡錦濤国家主席は、国内の基盤固めを最優先の政治課題にするでしょう。

 そして日本。夏に参院選があります。争点になる外交課題が北朝鮮問題など一部の関心事に限られるとすれば、残念です。最貧国への援助や紛争後の平和定着、人権といった大局的な国際問題への取り組みについても議論すべきです。

 世界が不透明になる年には、外交は常に周囲を見渡しつつ、慎重にことを運ぶべきなのでしょうが、日本には「待ち」の姿勢ではいられない事情があります。来年、主要国首脳会議(G8サミット)とアフリカ開発会議(TICAD)が日本で開かれるため、ことしから受け入れの準備や議題、宣言の立案に取り掛からねばならないのです。

 ブッシュ米政権は先月、イラク問題をめぐり、ベーカー元国務長官らが構成する超党派の研究グループから、政策転換を勧告されました。その提言には、来年三月までに米戦闘部隊の大半を撤退させる構想などが含まれています。日本が議長国となるサミットで、イラク支援問題が主な議題になるのは確実でしょう。

■日本の平和にかかわる

 サミットではアフリカの最貧困に対する支援も議題になるでしょう。当然、TICADの議題とも重なります。安保理常任理事国入りを目指すといいながら政府開発援助(ODA)の当初予算をここ八年連続で減らしている日本が、イラクやアフリカに対する支援の問題で国際協調を力強く先導できるのかどうか。悩ましいところです。

 協調体制の構築は日本の平和と繁栄にかかわります。北朝鮮に核を放棄させるには、国際社会の圧力と対話が不可欠なのですから。「世界の一員」の意味を悟るべき年です】

 「そして日本。夏に参院選があります。争点になる外交課題が北朝鮮問題など一部の関心事に限られるとすれば、残念です。最貧国への援助や紛争後の平和定着、人権といった大局的な国際問題への取り組みについても議論すべきです」

 何か不思議な事を言っている。何故自国の政治家の選挙において、他国との協力についての論議を中心に据えなければならないのだ?しかもお前ら左派マスゴミは普段から「憲法改正や外交課題よりも、雇用や年金といった社会問題を優先的に論議するべきだ」と声高に叫んでいるじゃないか。どこをどうひっくり返せば、他国の事まで考える余裕が出ると言うのだ?

 無理に外に手を伸ばそうとしても足元がおぼつかない状況では、バランスを崩して全てをダメにしてしまう可能性が非常に高くなる。こんな事は子供だってわかる話だ。それともお前らサヨは自分の住む国を滅ぼしたいのか?…いや、滅ぼしたいんだよな。わざわざ確認するまでもなかったか(笑)。

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エロ拓にできる事

<山崎拓氏>年度内の訪朝を計画 「政府とは連携せず」

【自民党の山崎拓前副総裁は6日午前、自らの北朝鮮訪問について毎日新聞の取材に「行くのは3月だ。核問題について話し合う」と述べた。関係者によると、山崎氏は25日の通常国会召集前の訪朝を探ったが、白南淳(ペクナムスン)外相の死去や、6カ国協議をめぐる人事など北朝鮮側の事情で都合がつかず、再調整することになったという。
 訪朝は核・ミサイルや拉致問題の解決に向けた糸口を探るのが狙い。来年度予算案が衆院を通過した後の3月後半を念頭に、北朝鮮側と日程、会談相手の調整を進めている。ただ、山崎氏は訪朝について「政府とは連携していない」と強調している】

 キムのメッセンジャーになるのが目に見えてるってのに、ホント身の程知らずだなこのエロ親父。問題には積極的に首を突っ込むものの余計に引っかき回すだけで終わる、ワリとよくいる「はた迷惑な人種」の典型か。

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2007年1月 5日

それは社会が悪いのか?

新成人の世代感は「格差」 ネットアンケート

【われらは「格差の世代」―。セイコー(東京)が新成人を対象に行ったネットアンケートで、自分たちの世代を漢字二文字で表現した場合、当てはまる熟語を五つの中から選ばせたところ「(いつの間にか差がつき始めている)格差」が25%でトップとなった。

 以下「(程よい距離を保ちながらつながる)連鎖」24%、「(私は私の道を行く)拡散」19%、「(誰にも負けないオンリーワンを目指す)個性」16%、「(気の合う仲間といつも一緒の)連帯」8%の順となった。

 昨年十月に実施し、男女各二百五十八人、計五百十六人が回答した。

 「格差」を挙げた理由は「勝ち組、負け組、セレブなどの言葉が流行し価値観の一部になった」「頑張った分だけ人より先に進んでいると実感することが多い」など。同社は「格差社会を嘆くのではなく、将来格差が生じると冷静に分析し、実力や努力で勝ち抜こうと前向きな意思表示がうかがえる」としている。

 「連鎖」の理由は「デジタル社会で遠い人ともつながりがいつでも持てる」、「拡散」は「職業、技術の多様化」など。五つから選ばず自由記述した中には「自由」「電脳」などがあった】

 ロクな躾をされてない&ゆとり教育で「みんな平等」なんて育てられてきたガキどもが成人して競争社会の現実に直面し、「あれ?いつの間にこんな差がついてるの?」という疑問に対して「それは社会が悪いんだ」と脳内変換しているだけのような気がするのだが。「頑張った分だけ人より先に進んでいると実感することが多い」って、そんな事を生後20年近く経ってやっと実感するってそもそもどうなのよ?

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2007年1月 4日

2007年度、始動

 明日から会社が始まる(但し土曜からはまた連休)ので、遅ればせながら今年の更新も始めさせて頂く。

 まぁ、2007年が始まってからもう4日経っているワケで、年末も含めて更新を休ませて頂いた間にも、ツッコミを入れたくなるネタは数多く見受けられた。一応年の初めという事で、あえてこの場でグチを垂れ流すのは避けてきたのだが、この4日間の印象としては「今年もネタには困らないんだろうな」と。あとは本人が更新するかどうかの問題なのだが。

 とりあえず1発目としては、「お笑いコピペ選手権」様で拾ったネタで軽くご機嫌を伺っておく。

  136 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん :2006/06/06(火) 22:48:52 ID:n5X2I8Ll

  ところで南北統一したら United Korea って、、、結構かっこいいじゃないの。

  略して UnKo

  159 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん :2006/06/06(火) 22:54:56 ID:Dv2vUp2K

  >>136

  中国が民主化して連邦制でも敷いたらUnited of China

  略してUnChiになるんですかね

 …初っ端から下ネタで申し訳ないが、今年もよろしく。

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