同情するなら家をやれ
【大阪市は5日午前、長居公園(東住吉区)に野宿者が設置したテントなど13物件について、行政代執行法に基づく強制撤去に着手した。職員約260人や民間警備員、作業員ら計550人を動員。現場では最後まで残った9人の野宿者や支援者ら百数十人が撤去に抵抗してもみ合いになり、騒然とした。市は同日中に撤去を終えたいとしている。
同公園では今年8月、世界陸上大阪大会を開催予定で、市は街灯工事など公園整備を理由に挙げている。市は、昨年1月にも、イベントに伴う整備を理由に、大阪城公園(中央区)と靱(うつぼ)公園(西区)で同様の強制撤去を行っている。
長居公園では、昨年10月から撤去の勧告を始め、市の施設への入居などを勧めてきた。市によると、10月時点で、野宿者24人、テントと小屋計28物件があったが、この日までに15人が生活保護を受けてアパート生活に移行したり、入院するなどの措置を受けた。残った人は「ここで空き缶集めなどをして定住自立している」「施設は自由がなく、入っても一定期間で放り出される」などと主張し、撤去に応じなかった。
この日は午前8時から、市の職員らが公園南西部に位置するテント密集地の周囲にバリケードを設置。同9時に「不法占用物件の除却を行います」などとする「代執行宣言」を読み上げ、撤去を開始した。野宿者たちは支援者らとともに「人間の鎖」をつくるなどして抵抗した。
市の動きに対しては、同公園でまつりイベントを開催する地元NPO「長居公園元気ネット」が「緊急性があるとは思えない」と市議会に中止を陳情したり、関西の若手研究者有志約250人が「自立支援の充実をすべき時期なのに強制撤去するのは強権的」と反対声明を出していた。
厚生労働省が03年に行った調査では、全国の野宿者数は約2万5300人で、大阪市内は4分の1にあたる最多の約6600人。現在は、約5000人に減っているが、公園でテントや小屋で生活する人は、500~600人と推定されている】
百数十人も支援者がいるならば、そいつらがホームレスの人に住居の提供とか職の斡旋とかしてやればいいだけの話じゃないのか?まさか支援者ってのは「ノラ猫やノラ犬に餌をやってる感覚」でホームレスを応援してるんじゃないだろうな。
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