日本の守りは大丈夫か?
【海上自衛隊第1護衛隊群(神奈川県横須賀市)の護衛艦「しらね」乗組員の2等海曹(33)が護衛艦情報などを持ち出した事件で、情報の中にイージス艦に関する記録が含まれていたことが30日、わかった。
性能などにかかわる内容とみられる。日米相互防衛援助協定に基づいて米国から供与された武器の性能などは、防衛省が指定する秘密情報の中でも、最も秘匿性の高い「特別防衛秘密」に該当する。外部に漏えいすれば、同協定に伴う秘密保護法に抵触する可能性もあり、捜査当局で慎重に情報の分析を進めている。
捜査当局などによると、今年1月、神奈川県警が2等海曹の中国人の妻に対する入管難民法違反容疑(不法残留)で、横須賀市内の自宅を捜索した際、護衛艦のレーダーのデータなどが入ったフロッピーディスクのほか、容量の大きいハードディスクが押収された。
同県警などで、このハードディスクを解析したところ、日本でも配備されているイージス艦に関する情報が入力されていることがわかった。2等海曹などの下士官が接触できる情報ではなく、捜査当局は、海自の情報管理体制とともに、情報の入手経路を調べている。
イージス艦は、飛来する10以上の航空機やミサイルに同時に対処できる世界最高峰の防空能力を持つ護衛艦。コンピューターで目標を追尾、攻撃するイージス・システムは、米国が開発したもので、イージス艦の性能に関する情報は、秘密に該当するものが極めて多いとされる。
海上自衛隊では、1993年に1番艦の「こんごう」が就役し、現在は5隻のイージス艦を保有。来年3月に最後の6番艦が就役する。昨年7月の北朝鮮のミサイル発射の際には、事前に日本海などに展開していたイージス艦がミサイルの軌道の追尾に成功。今年末から、弾道ミサイルを迎撃するスタンダード・ミサイル3を順次、搭載する。
防衛省の秘密情報は、「省秘」のほか、国防上、特に秘匿の必要性が高い「防衛秘密」があり、外部に漏えいした場合、自衛隊法違反に問われ、罰則は5年以下の懲役となる。日米相互防衛援助協定に伴う「特別防衛秘密」はさらに秘匿性が高く、漏えいした場合、自衛官だけでなく一般国民も罪に問われ、10年以下の懲役が科せられる】
「不法残留の疑いのある中国人妻」って…またハニートラップか?中共は日本の国防にどこまで潜り込んでいるのか、自衛隊の力だけでいざという時本当に日本は守れるのか。肝心な方々の足元がこうもお留守だと、安心して眠れやしない。
とにかく政府は一刻も早く、スパイ防止法とかの法整備を進めてくれ。あとこの2等海曹とやらは30過ぎたいい大人なんだし、容疑がクロならば名前とか晒しあげるべき。自分のしでかした事の責任はキッチリ取ってくれないとな。
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