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2007年5月31日

人類>シナチョン=ヤンキー

資料館展示見直しに中韓の声

【原爆資料館(広島市中区)を運営する広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長は30日、館の展示内容を見直す検討委員会に、中国、韓国人らアジア出身の委員を起用する方針を明らかにした。リーパー理事長は中国新聞のインタビューに、「原爆投下を『日本の植民地支配から解放した』と肯定する考えが根強いアジアの声に触れながら議論を深め、多民族が共感、納得できる施設にしたい」と述べた】

 これは…核兵器の恐ろしさを世界に訴えるための資料館の中身を「大義があれば核もOK」なんて内容にしよう、って話なのか?だいたい「人類に核の脅威を伝えるために、特アの感情に配慮してやらなければならない」なんてのは、全く筋が通ってない。まぁ、仮に「展示内容を変更するならば、中国は保有する核兵器を全廃する」なんて話があるんだったら、ちょっとは考えてやらなくもないが(考えるだけだが)。

 だいたい、原爆投下を「戦争を終わらせるためにやった事だ」などと強弁しているアメ公が、原爆資料館を運営している団体の理事長をやってるという時点でワケ判らん。平和団体を自称する連中は当然抗議するんだよな?広島市民も社民の秋葉ほか、反日糞サヨの好きにやらせてんじゃねーよ。

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2007年5月30日

ようこそ日本へ!

李前総統が来日、亡兄まつる靖国神社に参拝の意向

【台湾の李登輝前総統(84)が30日午後、中華航空機で成田空港に到着した。

 李氏の訪日は2004年12月以来で、総統退任後は3度目。

 6月9日までの滞在中、松尾芭蕉の「奥の細道」のゆかりの地などを訪ねる。今回の来日では初めて講演と記者会見を行うほか、政財界関係者とも交流する。

 また、李氏は機内で日本人記者団と懇談し、李氏の兄がまつられている靖国神社について、「行かないのは人情として、弟としても忍びない」と述べ、私的に参拝する意向を示した。靖国神社問題に神経をとがらす中国を逆なですることにもなり、強い反発を呼び起こすことは必至だ】

 サヨマスゴミどもよ、李氏の靖国参拝は台湾の独立の意志を表すものか?台湾の軍国化を示すものか?ホレホレ批判してやれよ中国様だって反対してるんだからさ。

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ジャーナリストもカネが要る

本社、8億3300万円申告漏れ 東京国税局が指摘

【朝日新聞社は29日、東京国税局から05年度までの3年間で、法人所得に約8億3300万円の申告漏れを指摘され、約3億5600万円の追徴課税(更正決定)の通知を受けた。

 本社はグループ企業や関連団体への出向社員の給与や賞与、社会保険料を負担しており、各出向先が給与規定に基づいて負担すべき金額を本社に戻し入れている。しかし、一部の出向先からの戻入金のうち、減額または免除した約2億6000万円について、国税当局は本社の未収入金であると指摘した。

 また、一部の地方総局に設置していた清涼飲料水の自販機の手数料収入など約400万円について、総局として管理していたが、本社の収入には計上していなかったため、重加算税約55万円を追徴された。

 このほか、販売関係の手数料など約4億1000万円の申告漏れを指摘された】

 …故・松岡氏が「光熱水費」として5年間計上していた金額が約2880万円でしたっけ?

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2007年5月29日

木鐸と言うよりも

東京新聞「筆洗」5/29付

【政治家として「真実一路」を信条にしていたという。自殺した松岡利勝農相のことだ。安倍晋三首相が、男子プロゴルフツアーで最年少優勝した石川遼さんに贈った色紙の言葉と同じだ。山本有三の『真実一路』にもあるように、この信条を貫いて生きていくのは簡単ではない。だからこそ大事にしたい生き方になる。信条を捨てて自殺を選ぶとは、残念でならない▼松岡さんは農相になることが念願だった。農家の長男に生まれ、大学は農学部に進み、卒業後農林省に入った。営林署長、営林局室長、林野庁広報官などを務めて衆院議員に転身。農水政務次官、農水委員長、農水副大臣と「農水一路」のキャリアを重ね、専門家を自負していた▼別の言い方をすると、松岡さんほど農水省関係の組織や団体に食い込んでいる「族議員」はいなかったのかもしれない。その一端が、全国の森林土木業者や林業経営者が加入する業界団体からの巨額の献金になる▼農水省所管の「緑資源機構」の官製談合事件では松岡さんの地元、熊本県で進む大規模プロジェクトをめぐり、談合疑惑も浮上した。献金を通じた松岡さんと受注業者の結びつきが明らかになっている▼農相としての松岡さんは、部下にきめ細かい心配りをする人だったと聞く。「お世話になった人を大切に」との松岡さんのもう一つの信条ゆえだろうが、大切にすることが癒着に見えることがあったかもしれない▼多額の事務所費の問題もいまだに「闇」の中にある。閣僚の責任としても、すべての真実を語る道を選んでほしかった】

 松岡大臣の自殺から一夜、さすがに今日の各新聞社の社説は似たり寄ったりだったので、ここでは東京新聞のコラムのみ紹介。それにしてもまぁ、昨日の日記で予想した通り、マスゴミは「自分たちが事務所費問題やら献金疑惑について一生懸命バッシングしていた」という点について、まるで他人事のように語り口だな。

 だいたい政治とカネの問題について、事務所費問題の闇を明らかにしたいのなら、民主党の小沢代表が17年度、4億円以上もの使途不明な事務所費を計上していた点について、もっと突っ込んで糾弾すべきだし、献金疑惑なら同じく民主党の角田義一氏が、朝鮮総連の傘下団体から違法な献金を受けていた問題などもある。他人様に「真実を語れ」と言いながら、そういう自分たちに都合の悪い部分はスルー、あるいは内々に処理してごまかそうとする連中も同じように、いやそれ以上に叩かれるべきではないか。

 今日のマスゴミからは、例えて言うならば、水に落ちた犬を散々叩きまくった(その理由は「犬の飼い主が気に食わない奴だから」)くせに、そのうち犬が浮かんでこなくなると「何だよ~、もっと頑張ればいいじゃ~ん」なんてニヤニヤ笑っている糞餓鬼みたいな雰囲気すら感じられた。ホント、胸糞悪いったらありゃしない。

 マスコミを表す言葉として「社会の木鐸」なんてのがあるが、連中には「木鐸」よりも「撲殺魔」の方がしっくりくるんじゃないだろうか。いくら自業自得であっても、ペンは人殺しの道具ではないのだから。

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2007年5月28日

松岡大臣、自殺

松岡農相 首をつって自殺 議員宿舎で

【28日午後0時18分ごろ、東京都港区の衆院赤坂議員宿舎の自室で松岡利勝農相(62)が倒れているのを迎えに行った秘書官らが見つけ、警察に通報した。首つりによる自殺を図ったもので、救急隊員らが現場で応急処置をした後、午後1時に東京・慶応大病院に運んだが同2時死亡が確認された。松岡農相は自らの事務所の政治資金問題や、官製談合事件が告発された農水省所管の「緑資源機構」の関連団体からの献金問題で野党から追及され、世論からも批判を浴びていた。
 警察が詳しい状況を調べているが、農相はリビングのドアのちょうつがいに犬の散歩用のひもをひっかけて首をつっていたという。また午前10時に農相の警護の警察官(SP)と話していたことが分かっており、その後自殺を図ったとみられる。
 松岡農相は自らの資金管理団体が事務所の光熱水費をめぐる不明朗な処理で世論批判を受け、野党から追及されていた。安倍晋三首相は「法的な責任を果たしている」と擁護していた。しかし、官製談合事件で刑事事件に発展した緑資源機構の関連団体から献金を受けていたことも発覚。自民党内からも辞任を求める声が出ていた。
 松岡農相は衆院熊本3区選出。1990年、衆院選に立候補し初当選。05年に6選を果たし、昨年9月の安倍内閣発足時に農相に就任した。
 農林水産省によると、松岡農相は28日午後1時40分から、国会内で開かれる参院決算委員会に出席する予定で、午前中に東京・霞が関の農水省内で同省幹部と事前の打ち合わせをするはずだったが、姿を見せなかったという】

 …まずは故人のご冥福をお祈りする。

 まぁ、真相は闇の中としても、大臣就任以前から「いろいろ疑惑のある人」として知られていただけに、今回の自殺も「身から出たサビ」といったところだろうか。だいたい潔白だったら死ぬ必要なんてこれっぽっちもないわけで、これに関しては同情の余地はない。

 だが、この自殺を「首相が殺したようなものだ」などと安倍批判に結びつけるマスゴミや野党の連中には相変わらず腹が立つ。確かに松岡大臣の疑惑は追及されて当然だったろうが、追及する方だって似たような疑惑まみれだったものな。そんな連中が「死ぬくらいなら国民に全てを説明して云々~」などとは片腹痛いわ。

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2007年5月25日

毒を振りまく奴ら

<輸入土鍋>鉛・カドミウム漏れ 中国製、全国に2万個

【札幌市で販売された中国製の土鍋から調理中に鉛やカドミウムが漏れ出し、鍋を輸入した新潟県の陶磁器業者が在庫として残っていた300個を自主回収していたことが24日分かった。しかし、問題の鍋は04年から今年2月までに2万2000個輸入されており、全国に出回ったまま。鉛を摂取しすぎた場合、筋肉の衰弱、脳や腎機能の障害などの被害につながる恐れがあるが、明確な法律違反ではないため回収命令は出せないというのが札幌市や新潟県の見解。購入した同市の男性(47)は「知らずに鉛を口にしている人がいるわけで、放置は許されない」と憤る。
 鍋を輸入していたのは新潟県弥彦村の「ホリシン」(堀内哲雄社長)。札幌の男性が今年1月13日、鍋を同市の量販店「ニトリ新道店」で購入、湯豆腐を作って食べた。さらに同26日、鶏肉を1時間煮込んでふたを開けると鍋の縁の内側にべったりと灰色の付着物が張り付き、水面にも浮いていた。購入した量販店に検査を求めたところ、鉛やカドミウムを検出。鉛は食品衛生法に基づく告示基準の17マイクログラム(容器面積1平方センチあたり)を上回る43マイクログラムだったが、未使用の鍋による再検査では基準値を下回り、量販店は問題はないと回答した。
 このため男性は2月、道立消費生活センターに調査を依頼。同センターが同じ中国製土鍋を取り寄せて1日約4時間、2日間にわたって水を沸騰させた結果、縁のうわぐすりを塗った部分から灰色の付着物が流出。蛍光X線検査で付着物表面の約40%が鉛と確認された。
 しかし2日間にわたる煮沸は法定検査になく、これに基づく回収命令は出せない。同センターはホリシンが所在する新潟県に通報。同県では、所管する三条保健所が酢酸の4%水溶液を同タイプの鍋に満たして24時間置き、溶け出た鉛の量を調べる法定検査を実施した。しかし、結果は食品衛生法で定められた水溶液1ミリリットル当たり2.5マイクログラムを下回る同1.3マイクログラムだったため、同県は「この種類の鍋は問題ない」との結論に達したという。ただ、ホリシンにも苦情が3件寄せられていたことから在庫を自主回収。同課はホリシンに原因の究明を求めている。ホリシンの片岡一義相談役は毎日新聞の取材に対し、未回収の鍋の販売先について「分からない」と答え、「基準を満たしており、販売された分の回収は考えていない」と語った】

中国産練り歯磨きに有毒物質 米FDA調査

【パナマやドミニカ共和国などで中国産の練り歯磨きから致死量の有毒物質ジエチレングリコールが検出され、米食品医薬品局(FDA)は中国から米国に輸入されるすべての練り歯磨きの調査に着手した。ロイター通信が報じた。

 ジエチレングリコールは車の不凍液に使われ、独特の甘みを持つ。中国企業は薬用甘味料と偽って輸出、パナマでそれを原料にしたせき止め薬を飲んで少なくとも100人が死亡した。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、製造したのは江蘇省丹陽市の2メーカーで中国当局も捜査を開始した。業者の一人が語ったところによれば、ジエチレングリコールは、コスト削減のためグリセリンの代わりに使われていたという】

 毎日の土鍋の記事が妙に詳しいのには笑ったが、これはもしかすると中国人以外の人種を滅亡させ、地球の覇権を中国が握るための策略か?

 これまでも報道されてきた野菜や医薬品などを含め、中国製品が身の回りに溢れている現代日本においてはホント恐ろしい話であるはずなのだが、にもかかわらず「中国ならありえるな」で片付けられるようになってしまった私は、何かに毒されてしまったんだろうか。右傾化する世論?インターネット?いやいや、答えは言わずもがな。

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免疫はあった方がいい

東京新聞「筆洗」5/25付

【大学が次々閉鎖されていく光景に若いころを思い出し、懐かしそうな顔をするお父さんたちがいたが、これ一九六〇年代後半の、全国に広がった学園紛争の“大学封鎖”ではありません▼第一、バリケードはないし、覆面もヘルメット姿もない。あの当時、息子や娘が目をつり上げてデモに出て行くのを見て、親たちが「はしかにかかったようなものだ」とため息をついていたのを思い出す。今回はそのはしかの大流行なのだから、つい冗談を言ってみたくなる▼閉鎖された校門の前で、戸惑いながらテレビ局のインタビューを受けていた女子学生が「ところで、はしかってなんですか」と真顔で聞き返す映像があって、唖然(あぜん)とした▼だが、考えてみれば学生たちにはこの病気がそれほど縁遠く、唐突だったようで、それが大流行の遠因にもなっているらしい。親たちの中には、大きくなったわが子の母子手帳を引っ張り出し、予防接種の有無を確認した人も多かったようだ▼日本では八九年に導入されたはしかとおたふくかぜ、風疹(ふうしん)の新三種混合ワクチンの副作用が強く、九三年に中止された。九四年からははしかの接種が集団から個別に変わり、この年代の若者の接種率が下がった。加えて、適度な流行で自然感染し、免疫力を補強する機会が少なかったこともある▼はしかのたとえは、だれもがかかって、そのうち治るといった意味に使われるが、実際は肺炎や脳炎の合併症を起こして毎年数十人の子どもが死亡する怖い病気だ。免疫のない若者は予防接種を受けたほうがよい】

 学生運動からはしかに話が飛び、次はどこから政権批判が飛び出すのかと思っていたのだが…そのままかよ(笑)。しかしながら、不衛生な環境で作られた故に、犬の回虫の卵なんかが入っているやも知れぬキムチについて「なぁに、かえって免疫がつく」と放言した過去を持つ新聞社にしては、随分と慎重なご発言ですな。

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筍の旬は過ぎたが

天木氏「9条ネット」から比例区出馬

【元レバノン大使で外交評論家の天木直人氏(59)が、今夏の参院選比例区に政治団体「9条ネット」から出馬する意向を固めたことが23日、分かった。「9条ネット」は憲法改正の阻止を唯一の公約とする政治団体で今年2月に発足、比例区の名簿作成に必要な10人以上の擁立を目指している。関係者によると、天木氏は「普段は政治と距離を置いている人でも、憲法を変えたくないという人はたくさんいる。そんな人たちの声を吸い上げたい」と話しているという。

 天木氏は03年、小泉前首相あてにイラク戦争反対の公電を送ったことが問題となり、追われるように外務省を辞めた。ベストセラー「さらば外務省!」(講談社)の著者としても知られる。05年の衆院選には小泉前首相の外交姿勢を批判し、前首相の選挙区・神奈川11区から立候補も落選。安倍首相が参院選で憲法改正の争点化を狙う中、「憲法を絶対に変えてはいけない」と出馬を決意したという】

<参院選>黒川紀章氏出馬へ 東京選挙区に

【建築家の黒川紀章氏(73)は24日、毎日新聞の取材に応じ、参院選東京選挙区(改選数5)に自ら党首を務める共生新党公認で立候補する意向を明らかにした。同党は比例代表でも10人程度を擁立する方針で人選を進めており、近く正式に発表する。黒川氏は「東京では(出馬して敗れた)都知事選の続きができる。東京と地方の格差是正、耐震対策を提言したい」と理由を語った。
 黒川氏は「メタボリズム(新陳代謝)」と呼ばれる建築運動を展開して国内外で活躍。今年1月、東京・六本木にオープンした国立新美術館の設計も手掛けた。石原慎太郎知事(74)の都政を批判し、4月の都知事選に同党を旗揚げして立候補。約16万票を得たが4位で落選した】

 こういう方々は今後ますます増えるんだろうな。記事を読む限りでは「ムダなあがき」にしか見えないが。

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脅迫なんかしなくても…

「殺されても仕方ない」朝日新聞さいたま総局に脅迫文2通

【朝日新聞さいたま総局(さいたま市浦和区常盤)に、「社員が殺されても仕方ない」などと書かれた脅迫文2通が届いていたことが24日、わかった。

 同総局は23日に浦和署に相談し、脅迫文を任意提出した。

 朝日新聞社広報部などによると、脅迫文は、はがきに「第2、第3の阪神支局事件は必ず起こる」などと手書きで書かれていた。1通目は5月6日消印、2通目は22日消印で届いた。

 いずれも裏書きに差出人として同一人物の名前が漢字で書かれていた。同広報部は「心当たりはない。愉快犯のケースが考えられ、報道を控えていた。今回の件で警備を強化した」としている】

 朝日殺すにゃ刃物は要らぬ、購読契約切ればいい。

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2007年5月24日

訴えるのは加害者のみに非ず!

光・母子殺害 元少年への死刑適用焦点に 広島高裁

【山口県光市で99年、母子を殺害したとして、殺人や強姦(ごうかん)致死罪などに問われた当時18歳の元少年(26)の差し戻し審初公判が24日午後、広島高裁(楢崎康英裁判長)で始まる。最高裁は昨年6月、「量刑は甚だしく不当」などとして、2審の無期懲役を破棄しており、事件当時18歳と30日だった元少年に死刑が適用されるのか、判断が注目される。
 1・2審は死刑回避の理由として、殺人の計画性がないことや、反省が見られることなどから矯正教育による更正可能性がある--などを挙げた。しかし、最高裁は「強姦目的を遂げるために殺害行為を冷徹に利用している」「内省を深めているとは認められない」などと指摘。さらに、少年法で死刑を科すことが出来る18歳から1カ月しかたっていない点についても、「死刑を回避すべき決定的事情であるとは言えない」と判断した。
 差し戻し審で、弁護側は、独自に実施した法医鑑定結果から殺意を否定し、「騒がれたので口を押さえていたら、死に至らしめてしまった」などと傷害致死罪を主張する方針。また独自に実施した精神鑑定や心理鑑定から、元少年の事件当時の精神状態が著しく未成熟だった点や、「自分自身と向き合い始めている」などと今後の更正可能性について主張する。
 検察側は死刑の妥当性を改めて主張する】

 この事件で被告についてる弁護団って、結局は死刑廃止論者の集まりってだけなんだろ?「被告の罪が不当に重くならないよう監視する」というよりはただ単に「死刑にしたくないから」って理由だけで裁判やってる連中。個人の主義主張は結構だが、法に携わる人間がそれを裁判の場に持ち込むのは、「法の名の下の裁き」から大きく逸脱する行為だ。特に弁護団代表の安田弁護士ときたら、「口を押さえようと伸ばした右手がたまたま喉にいった」「赤ちゃんを泣き止ませようと首を紐で蝶々結びした」などというムチャクチャな発言で遺族の心情を逆撫でした事も記憶に新しい。

 何にせよ最高裁が「計画性のなさや少年だったことを理由に死刑を回避した2審判決の量刑は甚だしく不当で、破棄しなければ著しく正義に反する」という判断を下した事がこの差し戻し審にどう影響するか興味津々だが、とりあえずこういうふざけた弁護士を「精神的苦痛を受けた」とかで訴えたりする事はできないものかね?

 そう言えば昨日は「栽培員制度に関する最高裁諮問委員会の答申が出された」なんてニュースも流れていたが、この栽培員制度に関しても、ある番組のコメンテーターとして出演した弁護士が「選ばれた裁判員が法に詳しいとは限らないし、裁判員が裁判を早く片付けようと審議を大ざっぱにやるかも知れない。結果として、加害者に不当に重い刑が科せられる可能性がある」なんて苦言を呈していた。ならば、犯した罪に対して不当に軽い刑は問題にならないのか?法を犯した以上、その裁きは罪の重さに対して適正でなければならず、終身刑のない日本にあっては、無期懲役の上は死刑と定められている。それを法律家自身が無視してどうするのか。

 いかなる事情にせよ、罪を犯した人間こそが問題なのだ。被害者の人権よりも加害者のそれを擁護する連中にはその基本的な視点が欠けている。「更生の可能性をいうのなら、再犯の可能性もある。どうすれば更生するのか理論的、科学的に確証が無い中で、犯罪者を安易に社会に返すのは反対だ」「被告の更生に弁護人が責任を持てるのか」この事件の遺族である本村さんの言葉だが、まさに彼らに対する怒りが表れている。

【追記】今日の報ステでは古舘&加藤が弁護団を批判。こいつらに批判されるようじゃもうお終いだな。あるいは大衆に迎合?

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2007年5月23日

ミンスに足りないもの

小沢代表より「民主くん」 民主地方議員がCM対案

【不評を買った民主党のテレビCMをめぐり、同党地方議員の若手有志が「対案」を独自に制作し、近く党本部に提案する。小沢代表を前面に出した現在のCMに比べ、党のロゴマークにヒントを得たキャラクター「民主くん」が登場するのが特徴。党本部にアイデアを提供し、統一地方選の議席増を参院選につなげたい考えだ。

 東京都の都議や区議ら約10人が企画。党のCMは、帆船に乗る小沢氏が逆風に飛ばされる第1弾が不評で、格差是正を訴える第2弾CMも作った。地方議員のCMは待機児童問題や中小企業の倒産を取り上げ、「民主くん」をPRする。

 呼びかけ人の伊藤悠・都議は「党本部の批判をする人は党内に多いが、建設的な提案の方がより重要で、地方議員がアイデアを出す足掛かりとしたい」。親しみやすいキャラクターで若者層の支持拡大をねらうという。

 一方、同党の渡部恒三最高顧問は22日の党常任幹事会で、同会を欠席した小沢氏を「何で党首が出ないのか説明がない」と批判。小沢氏はこの日、滋賀県に行き、欠席届を出していたが、党の会議や国会を欠席しがちな小沢氏にくすぶる党の不満を代弁した格好だ。

 常任幹事会は隔週火曜日の開催が定例化し、小沢氏は今年は参院選対策を優先し、ほとんど欠席。渡部氏は会議後も「党首が出ないのが当たり前になるのは、政権政党になろうとする民主党に好ましくない」と不満をぶつけた】

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 思いっきり吹いた。とりあえずセンスが致命的なまでに欠けている事はよくわかった。

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林警部の志

東京新聞「筆洗」5/23付

【突然の死ほど心が痛むことはない。早すぎる死であればなおさらだ。<露の世は露の世ながらさりながら>。小林一茶が一歳の長女を病気で失ったときの一句だ。あきらめようとしてあきらめきれない肉親の情が切ない▼愛知県長久手町の発砲立てこもり事件で、殉職した県警機動隊特殊部隊の林一歩警部の葬儀が昨日営まれた。父親の千代和さんは息子の人生を「二十三年間の全(すべ)てを今となっては知ることも、本人から聞くことも出来ませんが、一歩の性格を考えると一年一年が誰よりも充実していたと思っています」と振り返る。警察官の父親として「さりながら」の思いを見せないよう耐えているのだろうか▼林警部はスポーツマンで、高校時代はソフトテニスの選手だった。正義感が人一倍強く、三年の時には「将来の目標は警察官」と宣言し、柔道のけいこにも打ち込んだという▼卒業して県警に入ると二年前に機動隊に配属され、特殊部隊の一員となった。結婚して子どもにも恵まれ、今春には巡査部長に昇任した。頑張り屋さんの姿が目に浮かぶ▼林警部の原動力になっていたであろう志がよく分かる言葉が残っている。機動隊に配属された直後に書いた作文の一節だ。「人の命が目の前で危険にさらされていれば『ばか』と言われても助けにいきたい」。これぞ警察官なのだろう▼同僚の機動隊員は弔辞で、「一歩の治安維持にかける熱い情熱は決して消えることなく、同僚の中で永遠に生き続ける」と誓い、号泣した。死は終わりではないと思いたい。志は受け継がれていく】

 林警部が亡くなられた事自体は非常に不幸な事故であり、志を持っていた若者の死を悼むのは結構だが、彼の書いた文章などから読み取れる彼の「志」とは、どちらかと言うと東京新聞ほかサヨクが目の敵にしている「愛国心」とか「滅私奉公」の精神に近いものと思われるのだがどうか。彼の志を賞賛するのなら、彼のような人間を生み出すための試みも同時に賞賛しなければならないのでは?

 まぁ、サヨ教師が「個人を尊重しなさい」「君たちの命は地球より重い」なんて子供たちに教えてる現場では、こういう志を持った人間はなかなか育たないんじゃないかと思っていたが、実に惜しい人を亡くしたものだ。警官や自衛官のみならず、公務に携わる全ての人間には、是非彼の志を受け継いでいってもらいたい。

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訴えられて訴えて

テレビ朝日、横領疑惑報道で週刊誌提訴へ

【週刊現代などが報じたテレビ朝日幹部の横領疑惑で、テレビ朝日の君和田正夫社長は22日、「内部調査の結果、事実無根の部分があった。名誉毀損などで早い時期に法的対応を取りたい」と述べた。

 同誌は5月26日号と6月2日号で、元テレビ朝日社員の証言として、幹部の実名を出して制作会社に対する過剰接待の要求や、番組制作費をめぐる横領疑惑などについて報道した。テレビ朝日で社内調査チームを作り、調査を行っているが、記事の中に事実と異なる内容があったという。

 実名で疑惑を報じられた幹部は「会社の方針に従いたい。私の意見は控えたい」と述べた】

 朝日とそのお仲間は同じような事やって首相の秘書らから訴えられてる真っ最中だってのに、随分と余裕あるんだな(笑)。

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2007年5月22日

出て来い人非人

<乳児放置>ごみ袋に生きた女児 東京・豊島の集積所

【22日午前7時半ごろ、東京都豊島区北大塚1の店舗兼マンションのごみ集積所で、生後間もない女児が裸のままごみ袋に入れられて放置されているのを清掃作業中のアルバイト男性(33)が見つけた。女児は、救急車で近くの病院に運ばれた。低体温症だが、命に別条はないという。警視庁巣鴨署は保護責任者遺棄事件として調べている。
 調べでは、女児は生後5~7日とみられ、体重は約2000グラム。へその緒がついていた。風呂用の足ふきマットがかけられ、口を縛った半透明のごみ袋の中にステンレス製のたらいと一緒に入れられていた。さらに、大手雑貨店の黄色い紙袋に入れられていた。男性は泣き声に気づいて乳児を発見したという。
 マンション住民の男性(63)は「朝6時半にごみを出した時には赤ちゃんはいなかった。普段は人通りがなく、たまたまごみ置き場が目に入ったのではないか。虐待だと思う。ひどい話だ」と話した。マンションの託児所の女性職員(26)は「こんなところに捨てるなんて」と驚いていた。
 現場はJR大塚駅の北東150メートルのマンションが建ち並ぶ一角。この日はごみの収集日だった】

 「熊本まで捨てに行く時間もカネもなかったんで、その辺に捨てました」ってか?間違いなく例のポストの影響があると思うぞこの事件。

 警察には何とかこの赤ちゃんの親を見つけてほしい。そして、キッツイ仕置きを与えてやってほしい。人間のクズに情状酌量の余地などナシ。

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2007年5月20日

沖縄は大変②

普天間移設、海自支援で調査機器設置…名護沿岸海域

【沖縄県の米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への移設問題で、那覇防衛施設局は18日、シュワブ沿岸部で海域の現況調査に使用する機器の設置作業を始め、本格的な調査に着手した。反対派の抗議行動に備え、調査支援のため派遣された海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」(基準排水量5700トン)の潜水員も参加。海上では移設に反対する市民団体のメンバーらが、カヌーなどで抗議行動を展開した。

 調査機器はサンゴの産卵状況を調べる着床板や、ジュゴンやカメなど海洋生物の生息状況を調べるビデオカメラなどで、海底の112か所に設置する。

 県は、日米両政府が合意した2本の滑走路をV字形に配置する政府案が修正されなければ環境影響評価を認めない方針。

 これに対し、防衛施設庁はサンゴの産卵時期(6月)を逃せば移設計画が遅れるため、環境影響評価に先立ち、民間業者に委託して現況調査を実施することにした。

 普天間移設を巡っては、かつての辺野古沖案のボーリング調査を反対派の阻止行動で断念した経緯がある。このため国は今回、一部作業に自衛隊を関与させる異例の対応を取った。

 しかし、同県では沖縄戦の歴史から、自衛隊には県民の厳しい目が向けられており、仲井真弘多知事は「海上自衛隊が参加するような状況にあるとは考えられない。反自衛隊感情を助長するようなことは避けるべきだ」とのコメントを発表し、防衛省の対応を批判した。

     ◇

 この日午後、海中で作業をしていたダイバーが、タンクからの空気を吸うため口にくわえたレギュレーターを反対派とみられるダイバーから外されたことが分かり、第11管区海上保安本部(那覇)が捜査している。けがはなかった。

 ほかにも機器にしがみつき作業を妨害するなどの行為があったとの情報もあり、確認を急いでいる】

 反対派の市民団体って…平和のためなら人殺しも辞さないってか?ロクな市民じゃねーな。

 実際市民団体とかって、自分の主義とかに傾倒するあまり、周囲とか法が見えてないような連中が多いし。市民の安全を守るなら、こういう連中をこそ何とかしてほしい…。

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沖縄は大変①

東京新聞「筆洗」5/20付

【沖縄県の住民は、「銃剣とブルドーザーによる接収」と呼んだ。一九五三年四月、米軍が土地収用令に基づき、座り込みで抵抗する住民を排除し、ブルドーザーで家屋を潰(つぶ)して民有地を接収。基地を拡張したことを指す。だから沖縄の米軍基地問題は、県民感情を抜きに語れない▼名護市のキャンプ・シュワブ沖で、米軍普天間飛行場の移設に向けた調査が始まった。サンゴの産卵やジュゴンなどの生息状況を調べるため、民間とともに自衛隊のダイバーが潜水し、機器類を備え付けている。調査地点から離れた海域には、海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」が待機している▼平時における自衛隊の活動には「(民間との)非代替性」「公益性」「緊急性」という三つの要件が満たされる必要がある。防衛省は防衛施設庁という「身内」からの要請を受けて派遣を決めたが、三要件を満たしているのか疑問符が頭をよぎる▼沖縄県は移設計画の見直しを政府に求めており、移設反対派は調査を阻止するため現地で活動している。そこへ自衛艦が姿を見せれば、県民感情として「圧力」との受け止め方が出てくるのは自然だろう。銃剣とブルドーザーの記憶が甦(よみがえ)る人もいると聞く▼移設を決めた橋本龍太郎元首相とクリントン前大統領の間では、県民の基地負担に「敏感」に対応するとの約束事があった。基地の成り立ちを考えれば、不変の約束事として扱うことが望ましい▼県民感情に鈍感に対応するようでは、国民感情にも鈍感に対応するのだろうと想像してしまう。沖縄の海から目が離せない】

 自国はどーでもいいクセに、中韓様の国民感情にだけはやたらと敏感な連中がナニを勝手に想像してるのやら。

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2007年5月19日

全然違う話なのだけど

愛知籠城事件 掘り起こし、本を絶て

【愛知県長久手町の元暴力団組員による発砲籠城(ろうじょう)事件では、容疑者は逮捕されたが警察官が犠牲になった。一カ月間に三件も起きてしまった射殺事件。警察は、徹底的に銃器の本を絶て。

 まさか、そしてまたか、である。

 文教地区の静寂を銃声と怒声が切り裂いた。銃弾を受け、あおむけに倒れた警察官が五時間半も放置されたのは、あまりにもショッキング。特殊部隊員の殉職は極めて残念だ。

 県警本部の指示、現場指揮が適正だったかどうかについて今後の検証が待たれるが、これは銃社会といわれる米国の話ではない。日本の、しかも地方都市郊外での出来事だ。

 一丁の拳銃が、たやすく人の命を奪い、平穏な日常をどす黒い恐怖に塗り替える。拳銃は一般社会で絶対に存在を許されない凶器である。

 警察庁の統計を見る限り、暴力団関係者によるとみられる銃器発砲件数は、二〇〇二年の百十二件をピークに〇六年は三十六件と減りつつある。押収件数も同様だ。

 しかし、先月十七日に発生した長崎市長射殺事件の衝撃から、東京都町田市の発砲立てこもり事件を挟んで、ちょうど一カ月後の愛知の事件。短期間に連続して放たれた暴力団関係者の凶弾は、隠された短銃の多さを示している。

 押収件数が減ったといっても、拳銃自体が少なくなったわけではない。五万丁とも推計される拳銃が、主に暴力団によって密輸され、巧妙に隠匿、管理されている。潜在化した銃社会と言っていい。そしてその拳銃は、いつ、どこで暴発するかわからない。

 銃器の潜在化に対応する有効な手段はないと、捜査関係者は嘆く。ならば、その受け皿である暴力団そのものを徹底的に取り締まり、壊滅させるほかはない。

 一連の事件を受け、警察庁は銃器、暴力団対策の徹底を全国の警察本部に指示している。だが、通り一遍の対応をあざ笑うかのように警察官の殉職事件が起きてしまった。このまま“銃社会”を放置しては、第一線で銃口に身をさらす現場の警察官も浮かばれない。同僚の貴い命の教訓を一片の通達だけで終わらせるべきではない。

 欧米には、市井に潜む銃器や犯罪組織の情報を匿名で受け付ける市民団体があるという。海上保安庁などとの連携を密にして水際作戦のさらなる徹底を図るとともに、市民や市民団体との協力態勢を強化して、潜在する銃器や犯罪を掘り起こすべきで、銃器一掃、暴力団壊滅に本腰を入れねばならぬ】

 今回の発砲事件、確かに警察の指揮はまずいものだったと感じた。もう少し適切な対応が取られていれば、事件解決までの時間も、人的被害も少なくて済んだのではないか。亡くなられたSAT隊員の方の冥福をお祈りする。

 ただこのニュースを見ていて、何となく憲法9条が思い起こされてならなかった。現行憲法下において「専守防衛」を規定されている自衛隊は、いざ諸勢力からの侵略を受けたとしてもこちらから先制攻撃を加える事を許されていない。あくまで可能なのは「こちらが被害を受けた上での反撃」なのであり、その辺りと今回の警察側の対応が、私の中で何となくダブったのである。

 我ながらサヨ並みの少々無茶な結び付けかと思う(笑)が、警察官も自衛隊も「国民の安全のために体を張って働く」という意味では変わるまい。警察官の殉職は悼んでも、自衛隊には「人を撃つくらいなら撃たれる方がマシ」なんて主張するような奴がいたら、そいつは「頭がおかしい」と言うより他にないだろう。そんな連中に心当たりはございませんか、東京新聞さん?

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2007年5月17日

魔都大阪

大阪の男児遺体 母親と再婚相手逮捕 「バイク座席下で死亡」

【大阪府能勢町の山林で4月、男児の遺体が見つかった事件で、大阪府警は16日、男児は大阪府内の峯松優ちゃん=当時(1)=と断定し、死体遺棄容疑で母親の田宮美香(21)と再婚相手の元貴(21)の両容疑者を逮捕した。

 調べでは、優ちゃんは美香容疑者と前夫との間にできた子供。美香容疑者は昨年2月ごろに離婚、今年1月15日に優ちゃんを連れて家出した。家族が2月に捜索願を提出していた。

 供述によると、両容疑者は1月31日ごろ、バイクの座席下の荷物入れに優ちゃんを入れ、美香容疑者は買い物に、元貴容疑者はパチンコ店に出掛けた。元貴容疑者が戻ると優ちゃんは死んでおり、量販店でポリ袋を購入後、能勢町の山林に遺棄したという。捜索願から両容疑者が浮上、DNA鑑定で優ちゃんと美香容疑者のDNA型が一致した。両容疑者は犯行後に再婚していた。

 優ちゃんの遺体は4月23日夕、能勢町天王の側溝で、上半身が青いポリ袋に入った状態で見つかった】

ステーキ店「ペッパーランチ」店長ら女性客を拉致、乱暴

【大阪・ミナミのステーキチェーン店「ペッパーランチ」心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋)で、食事中の20歳代の女性客を拉致して乱暴したとして、大阪府警南署が強盗強姦(ごうかん)と逮捕監禁致傷の疑いで、同店店長の北山大輔(25)=大阪府泉佐野市=と店員の三宅正信(25)=大阪市西成区=の2容疑者を逮捕していたことが16日、分かった。

 2人は犯行を認めており、「女性をかこっておくつもりだった。インターネットでスタンガンや睡眠薬を購入し、店に来る女性客を物色していた」と供述している。

 調べによると、2人は9日午前1時過ぎ、同店で閉店作業を装って入り口シャッターを閉め、1人で食事中だった女性客に「逃げたら殺す」とスタンガンで脅迫。無理に睡眠薬を飲ませ、泉佐野市内の貸しガレージまで車で連れ去り乱暴した上、現金約5万5000円入りの財布を奪った疑い。店内にはほかに客はいなかった。2人は制服姿のまま犯行に及んでいた。

 女性はその後もガレージ内の車の中で手足を縛られ監禁されていたが、同日午前9時過ぎ、自力で脱出し、通報。南署に被害届を出した。南署員が店で何食わぬ顔で勤務していた2人を任意同行した。

 女性は「現場には男が4人ほどいた」と証言しており、同署はほかにも共犯がいる可能性もあるとみて捜査している。

 同店は事件後、休業している。「ペッパーランチ」は飲食店を運営する「ペッパーフードサービス」(東京都墨田区)が経営。204店舗(うち海外17店舗)を展開している。同社の一瀬邦夫社長は16日夜会見し、「あってはならない重大な不祥事で、誠に申し訳ありません」と謝罪した】

 …いや、確かにこのところ全国的におかしな事件が頻発しているのだし、大阪だけ捕まえてこんな事を言うのは、反感を買う行為だという事も十分承知しているのだが…、

 大阪が日本だと思えない。

 あ、これは別に「大阪には日本人じゃない人がいっぱい住んでるから」とかいう意味じゃないから!「日本に寄生してないでとっとと半島に帰れ」とかいうのはまた別の話だから!

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2007年5月16日

まーだスシポリスとか言ってるのか!

【新世界事情】これって和食?

【海外で、その土地の味覚に合わせるように独自の“進化”を始めた和食。確かに、和食とは名ばかりで、食えない料理もある。このため、農林水産省は海外の和食に「本物」とお墨付きを与える認証制度を導入することを表明し、「スシ・ポリスか」と米国などから強い反発を招いた。ただ、世界中どこで食べても、すしやカツ丼の味が同じではつまらない。当たり、はずれはあるが、その土地の素材や味覚に合わせた和食を楽しめばよいのでは-。

創作にも“本物”の経験 フランス

 「料理は自分の履歴書の中からしか生まれない。その国の料理や文化をきちんと理解していなければ」。和食を採り入れたフレンチで知られる南仏の田舎町マンドリュー・ラナプールのミシュラン二つ星レストラン「ロアジス」経営者兼シェフ、ステファン・ランボーさん(51)はそう言った。

 一九八二年、請われて大阪のフランス料理店へ。九年間の日本滞在中、自然に和食や日本文化に興味が向いた。料理人人生の三分の一を日本で過ごした経験が「履歴書」と言わしめる。

 フランス人の間で和食は健康料理との評価が定着する中、和食を採り入れたフレンチがブームになっている。すしバーを併設したレストランも増えてきた。

 パリの料理学校では、フレンチシェフらを対象に、和食を採り入れた「日仏料理」を教えるところも登場。十六年間日本に滞在したフェロンディ料理学校教授のアントワン・シェファーズさん(53)は「フランス料理は常に外から刺激を受けてきた。創造にオープンでなければいけない」と話す。

 しかし、はやりの店の中には、しょうゆやみそを使ってみただけ、というのも多い。ランボーさんは「シェフに“本物”の経験がないと形だけになる」と言う。

 ロアジスの美しい中庭で試食した。バターの代わりに、白みそやゴマを使ったパンに塗る三種類のペーストに驚かされ、香ばしさに食が進む。細長い板状のごはんに新鮮な刺し身のたたきが載った“すし”が登場。和食としてもフレンチとしても楽しめる、新しい食の世界なのか。

 ランボーさんは「何でも素材にするけど、納豆だけはあまり好きじゃない」と苦笑した。

『北京ダック』巻きずし 中国

 北京の代表料理といえば北京ダックだが、それを巻きずしにしたのが、ズバリ「北京巻き」。薄く焼いたパオピン(包餅)の代わりに、ご飯とのりを巻いて食べる。北京市朝陽区の「hatsune」は、2001年8月に開店したユニークな創作ずしで知られる創作日本料理店だ。米国系華僑のオーナーがかつてアルバイトした日本料理店で和食好きになり、「普通の日本料理店とは違う独特なものを」と「創造和食」を考案し、店を始めたという。

 メニューは名前も中身もユニーク。例えば「愛は辛さを恐れず(愛情不怕辣)巻き」は、マグロとサーモン、キュウリとのりを内側にご飯を外側に巻いた。表面にはワサビがたっぷりと塗ってあり、ほおばると鼻につーんと抜ける。「119番火災巻き」はホットソースをからめており、「辛くて口から火が出る」ところから命名した。

 値段は巻物で45元(約700円)から80元程度と、北京の日本料理店でもやや高め。それでも1カ月で10万元(約150万円)も売れる人気メニューも。内装もこじゃれた雰囲気で、北京在住の欧米人や中国人で常にいっぱいだ。今月末には同様のコンセプトで市内に新規出店する予定だ。

 北京に日本料理屋はたくさんあるが、フカヒレ味の「豚骨ラーメン」やご飯が軟らか過ぎるすしなど見た目は良くても口に合わないケースが少なくない。その点「hatsune」は天ぷらやすき焼きなど普通のメニューは日本と同じ味付けで安心できる。

 「北京巻き」も、試しに一度味わってみる価値はあり。ただ北京ダックとおすしはやはり別々に食べた方がおいしいかも。

メニューも味も不思議 フィリピン

 「揚げ出し豆腐」といえば、確か、サッと揚げた四角い豆腐にだし汁が染み、きざみネギやもみじおろしが添えてある居酒屋の定番だったはず。でも、目の前の一品は、揚げた豆腐を輪切りにして皿に並べ、甘いソースとかつお節がかかっている。

 フィリピン・マニラ首都圏に九店舗を展開する和食専門のフランチャイズ店。店名の「グリル」の文字が「ゲリル」とも読めるこの店は、昼時にフィリピン人客で満席になる。売りは「エビの天ぷら」だが、鉄板焼きや丼物、うどんなど約百種類がそろっている。

 揚げ出し豆腐は七十八ペソ(約百九十五円)。日本よりも柔らかい円柱形の豆腐の上に、照り焼きに似た茶色い“あん”がかけてある。甘い物と塩辛い物が大好きなフィリピン人向きの味だが、酒のつまみにするには日本人には甘すぎる。

 この店、メニューは英語と日本語の両方で書いてあるが、例えば「マーボー豆腐丼」は「マボトフとん」、「オムカレー」は「オムカレご飯」、「入れ立て(Brewed)アイス・レモンティー」は「入れるの氷レモン茶」と、何だか変だ。

 和食専門なのに…と営業本部に聞くと「経営者は日本人ではなく、中国人です」。なるほど。実業家の勘でヘルシーな和食に目を付け、大当たりしたらしい。

 ユニークなメニューに目を奪われつつ、締めのデザートは「冷レ小豆ケーキ(冷やし小豆ケーキ)」。これは、なかなかうまかった。

伝統より…過激な進化 米国

 「ジャパニーズ・ラザニア」「ゴジラ」「カブキ」。巻きずしのメニューの数々だ。人気は「ジャパニーズ・ラザニア」だ。米国では定番になったアボカドを巻いた「カリフォルニア・ロール」にやや辛いマヨネーズを加え、軽くオーブンで焼く。

 調理法を聞いただけでめまいがするが、味は悪くない。ただし、これはラザニアではないし、スシでもない。

 「意見が合わないので日本人のシェフには辞めてもらった」。ワシントン近郊のバージニア州アレクサンドリアで自称・創作日本料理の店「山里」を経営するスティーブ・ユンさん(48)は自慢のメニューを前にこう語った。

 ワシントンエリアは日本料理とはちょっと呼びにくい「なんちゃって和食」の宝庫だ。

 韓国系のユンさんは五年前にこの店を開いた。開店時にはワシントン市内の有名すし店から日本人調理人を引き抜いて、板場を任せたが、しばらくして店の方向性をめぐって、いさかいが絶えなくなった。

 この地域の客層は九割が白人。濃い味を好む白人に合わせたメニューを考案するようユンさんは要求した。「ジャパニーズ・ラザニア」はこの日本人調理人のアイデアだが、過激になっていくユンさんの求めに日本人料理人は「こんなのは和食じゃない」と反発。店を去っていったという。

 「この地域では開店後、八割の店がつぶれるんです。ビジネスを優先するのは当たり前でしょ。米国人はミクスチャー(複合的)料理を好むんです。伝統的な和食ではだめなんです」。ユンさんは言い切る。

 でも、キムチにマヨネーズをかけて食べたら、ちょっと嫌じゃない? 「いいえ、なにか問題ありますか」。現在、板場に立つのはタイ人。「山里」のメニューはさらに“進化”する】

 まーだ農水省の認証制度にケチつけようとしてるのか糞サヨ新聞。文句があるのならまず、既に認証制度を行ってるフランスとかイタリアに対して言ったらどうなんだ?

>「この地域では開店後、八割の店がつぶれるんです。ビジネスを優先するのは当たり前でしょ。米国人はミクスチャー(複合的)料理を好むんです。伝統的な和食ではだめなんです」

 単なる経営者のチョンが「伝統的な和食」とか言うな。韓国料理で店開けばいいだろうが。

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犬も大変なのである

東京新聞「筆洗」5/16付

【どうやら世の中には似たような人が大勢いるようだ、と少し安心できてニヤリとし、次に「年のせいかな」と少し切なくなった。<脳年齢/年金すでに/もらえます><アレどこだ?/アレをコレする/あのアレだ!>。第一生命保険が発表した第二十回「サラリーマン川柳」の人気投票結果の一位と四位の作品だ▼サラリーマンだけでなく、OLや主婦、学生とだれもがコンクールには参加できる。今回は約二万三千の応募作品の中から第一生命が入選作の百点を公表、その後インターネットなどによる一般投票で順位が決まった▼サラリーマン特有というより、多くの人の心のうちや世相を映しだしているのだろう。二位の<このオレに/あたたかいのは/便座だけ>と、三位の<犬はいい/崖(がけ)っぷちでも/助けられ>の二作品はニヤリとした後、切なさで胸がいっぱいになる▼十一位以下にも<「無理するな」/本心だったら/休暇くれ><この景気/回って来ないぞ/給与には><無茶(むちゃ)言うな!/サンタはそんなに/金がない><やっと出た/年金さえも/この格差>などと、自分の境遇を詠んだ作品が目につく▼作者からすれば、意図と異なる解釈かもしれない。でも作品群に向き合うと、社会のありように対して異議を申し立てているように感じる。人々が温かさや救いを求めていることを、伝えようとしているように感じる▼<「ありがとう」/そのひとことが/潤滑油>。率直な思いを詠んだのであろう作品が五位に入ったのも頷(うなず)ける。思わず笑みが浮かび、心に染みてくる】

 <犬はいい/崖(がけ)っぷちでも/助けられ>…この句は以前聞いた時にも嫌な思いをさせられた。何しろ現在殺処分される犬の数は、年間15万頭とも言われている。件の「崖っぷち騒動」の犬だって、一歩間違えればこの15万頭の中に入っていたかも知れないのだ。それがたまたま住民の目に止まり、マスコミによって全国に広められ、命を救われたというだけの話である。助かった確率は15万分の1、それで本当に「犬はいい」なんて言えるのか?

 「崖っぷち犬」にはその後「飼いたい」と希望する者が殺到し抽選まで行われたが、抽選にあぶれた人に「他にも犬はいますよ?」と勧めても、彼らは見向きもしなかったと聞く。おそらく「その他の犬たち」はもう殺処分されている事だろう。マスコミはそんな事実は決して報道しないが、もし現実を知っていたならば、先のような句は絶対に作れないだろうし、この句が一般投票で3位に入るような事もなかっただろう。騒ぎを煽ったマスゴミもそれに踊らされた民衆も、情けないったらありゃしない。

>作品群に向き合うと、社会のありように対して異議を申し立てているように感じる。

 いや、川柳って元々そういうものだから。

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2007年5月15日

沖縄本土復帰35周年

沖縄 復帰35周年で仲井真知事会見

【沖縄県は15日、本土復帰35周年を迎える。米軍基地の整理・縮小は進まず、米兵の事件・事故も後を絶たない。仲井真弘多(なかいまひろかず)知事は14日、報道各社のインタビューに応じ、基地が沖縄に集中し続ける理由として「安全保障上の場所の重さ、地政学上の軍事的意味が大きいのではないか」と述べた。米兵による少女暴行事件を機に基地問題が先鋭化した95年以降、沖縄知事として初めて安全保障上の環境が第一要因との見方を示した。
 95年以降在任した革新系の大田昌秀元知事、保守系の稲嶺恵一両前知事はともに「国民全体が安全保障、基地問題を自らの問題としてとらえていない」と、国民の当事者認識不足を強調しており、仲井真知事の発言は、基地問題を沖縄特有の問題とする認識を示したとも受け取れる。
 知事は、普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への移設などに合意した米軍再編について「整理・縮小の手がかりは普天間移設と、海兵隊のグアム移転だ」と期待感を示した。普天間が移設された場合、嘉手納基地以南の6施設が全面・一部返還されるが、それでも全国の米軍専用施設の70%近くが引き続き存在する。
 一方、政府が復帰後35年間に計約8兆8000億円を投下した沖縄振興策については「社会基盤が整い、社会資本、生活環境の格差は縮まった」と評価した】

 サヨには残念な事だろうが、仲井真知事の見方こそが正論。沖縄が東シナ海(中国名・東海)における地政学上、また軍事上の要衝であるからこそ基地が集中しているのであって、その逆では決してないのだ。

 正直こればっかりは、例えばごみ処分場や下水処理場のように「生活の上では絶対必要だができれば自分たちの近くにあって欲しくない」と言えるようなものではないので、他所に住んでいる我々は沖縄で基地問題に相対している方々に対し「誠に申し訳ないが、何とか基地と共存して下さい」とお願いするしか術はないだろう(それ以外で何かできる事があるならば教えて頂けないだろうか)。また行政には、この問題で不利益を被っている方々の不満を少しでも解消すべく、最大限のサポートをお願いしたいものだ。

 ところで、まだまだ高い沖縄の失業率だが、ひょっとして「本土から移住してきた、平日の真昼間から各種デモに参加できるような方々」の存在が、こっそり数字を押し上げたりなんかしてないか?普通だったら連中なんかは「非労働力人口」に分類されてると思うんだが…。

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赤ちゃんじゃないじゃん!

「赤ちゃんポスト」運用初日に想定外の3歳児

【親が養育できない新生児を匿名で託す熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)の「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」に、運用初日の今月10日、3歳とみられる男児が預けられていたことが15日、わかった。

 男児は、父親に連れて来られて赤ちゃんポストに入れられたと話しているという。

 熊本県警は保護責任者遺棄罪に当たるかどうか調べている。想定していた「赤ちゃん」ではなかったことで、「養育放棄を助長しかねない」との声が強まりそうだ。

 関係者によると、男児が預けられたのは、運用を開始した10日正午の2、3時間後らしい。男児は名前を名乗り、3歳と話している。話の内容から、熊本県外から連れて来られたとみられる。健康状態は良好で、身元を示すものはないという。県警は男児の身元を特定したうえで、保護者から事情を聞く方針】

 『「赤ちゃんポスト」に3歳児を捨てに来る親』という、まさに想定外の存在が実在する今の日本。それにしても、運用初日に預けられていたものを、5日も経ってから報道するのは何故?

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筑紫哲也は死んだに等しい

筑紫哲也さん、番組で初期の肺がん告白…当面休養

【TBS系の報道番組「筑紫哲也NEWS23」でキャスターを務める筑紫哲也さん(71)は14日放送の番組冒頭、自分が初期の肺がんであることを告白し、「しばらく治療に専念したい」と、同番組を当面、休養することを明らかにした。

 TBSによると、筑紫さんは15日から休養し、代役は立てないという。筑紫さんは「国民の2人に1人はがんにかかる。厄介ではあるが、勝てない病ではありません。症状は十分に克服できる。がんにうち勝って、また戻って参ります」と、復帰に強い意思を示した。

 筑紫さんは朝日ジャーナル編集長や朝日新聞編集委員などを経て、1989年10月から同番組のキャスターを務めてきた。番組を病欠したことはなく、オウム真理教事件で、TBSが坂本堤弁護士のインタビュービデオを放映前に教団側に見せた際には、「視聴者との信頼関係で、TBSは死んだに等しい」と発言したことでも話題になった】

 「死んだままのTBS」の象徴であった妄言じーさんが当面電波から消える事に。TBSもろとも死んじゃえばいいのに(←TBS的には励ましの言葉)。

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サヨは勝手に思い込む

◇重い歴史的任務負った 東京新聞論説主幹・山田哲夫

【国民投票法が成立した。改憲を政権の最重要課題とする安倍首相は、そのための必要条件を手にして、7月の参院選は憲法改正を公約に戦うという。憲法問題は、国民一人ひとりが憲法への理解を一段と深め、改憲の是非を見極めていくべき新局面に入った。重い歴史的任務を負ったとの認識をもつべきだろう。

 国民投票法について「急ぐ必要は全然ない」というのがわれわれの立場だった。

 国のあり方や理念を定める根本法規改正にかかわる法律だ。時間はかかっても多くの政党と議員が参画して、納得と合意のうえで成立させる方が望ましいし、環境権や知的財産権など新しい権利の扱いをめぐっての課題はあるが、現行憲法核心の立憲主義や9条に手を加えてまで憲法を改定する緊急性があるとは思えなかったからだ。

 政権戦略と政局優先から協調路線を壊してしまっての国民投票法。今後建設的な憲法論議が可能なのか心配にさえなる。

 憲法は、常に吟味検証され、論争され続けられるべきなのは当然だ。先の「憲法60年に考える」社説のシリーズのなかで、われわれがあらためて確認したのは現憲法の護(まも)られるべき多くの価値の存在だった。

 (1)武力の過信によって泥沼に陥ったイラク戦争が9条を再評価させている(2)政府・公権力を勝手にさせない近代立憲主義を逆転させ、憲法を国民統治のための道具にしてはならない(3)中国・韓国に対して侵略、植民地支配の歴史責任がある。平和主義はアジアへの100年の誓約で、なお恩讐(おんしゅう)を超えるに至っていない-。

 不完全な人間への自覚や理性そのものへの懐疑も現憲法を護るべき大きな理由に思えた。

 しかし、新局面を迎えて憲法論議は一段と磨きがかけられ深化されなければならない。国民投票は究極の民主主義だが、気分や雰囲気、空気に流されてしまう危うい側面をもつことも知っておくべきだろう。ナチスに蹂躙(じゅうりん)されたドイツに国民投票がない理由でもある。例えば「現行憲法は時代に合わなくなった」などの批判は適切な評価だろうか。施行60年、なお憲法の精神は行き届かず、不徹底に思えるのだがどうか。

 自衛権、自衛戦力保持明記を主張する護憲的改憲論はかなりの支持を得ているが、9条を改定して、戦争ができる国にしてしまって本当にいいのか。統治者を、われわれ自身をそれほど信頼してしまっていいのか、ぜひとも詰めたいテーマだ。

 改憲発議は2010年から可能になる。それまでに少なくとも2回の参院選と1回の衆院選。だれがどんな憲法観をもっているかを見定めての投票としなければならないだろう。未来社会と子孫たちのためでもある。腰を据えて考えたい】

 今日の東京新聞は社説どころか1面ど真ん中にまで論説主幹が出張し高説を述べている。それだけ昨日の国民投票法案可決がイヤだったという事なんだろうが、まぁ肝心の内容の方は妄想の域を出ていないので評価に値しない。あまりオナニーばかりしてると頭が悪くなるぜ?…ってもう遅いか(笑)。

 ところで文中の「平和主義はアジアへの100年の誓約」という部分、憲法のどこにもそんな事は書いてないんだが?憲法前文を見たところで、その対象は国際社会とか全世界などとある。アジアが平和なら、他の地域とは戦争しても良いという事か?お前ら、現憲法の一体何を確認したんだ?

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前略 古舘様

17歳、切断頭部持ち自首=「母親殺した」「テロなくなればいい」-福島

【15日午前7時ごろ、福島県警会津若松署に同県会津若松市に住む県立高校3年の少年(17)が「母親を殺した」と、切断された人間の頭部を持って自首してきた。署員が少年のアパートを調べたところ、頭部のない母親(47)の遺体を発見。同署は殺人容疑で少年を緊急逮捕した。
 少年は「世の中から戦争やテロがなくなればいい。殺すのは誰でもよかった」と供述し、動揺した様子は見られないという。少年は通院中で、同署は動機などを慎重に調べている。
 調べによると、少年は15日午前1時半ごろ、アパート内で、就寝中の母親を殺害し、頭部を切断した疑い。
 少年は高校に通うため、アパートに弟と2人で暮らしており、母親が時々、県西部の金山町にある実家から訪れていた。少年は「1人で刃物で母親を殺した」と話している。
 少年は頭部をバッグに入れ、約2キロ離れた同署に運んだという。アパートの室内からは凶器とみられる刃物が見つかった】

 こういう事件が起こるとお前は必ず「理解できない心の闇が云々~」とか言ってきたな。どうせ今夜の報ステでも、おどろおどろしく脚色してこのニュースを報じ、似たような台詞を吐くんだろう。

 だがお前は、一度でも彼らの闇を理解しようとした事があるか?言いたい事を言うだけ言って、「では次のニュース」で全て片付けられると思ってないか?どんなニュースも飯の種、あるいは自分の主張を垂れ流すための前置きに過ぎないか?そんなマスゴミどもの抱える闇の方が、よっぽど暗くて深いわ。

 今回ばかりはその闇を理解するよう努力してみろよ。戦争やテロを嫌う、お前ら好みの少年だぞ?

【追記】古舘「犯人の少年が自首前にネットカフェに行ってた」というだけで「ネット社会の抱える病魔が伺える」とか抜かしやがった…ホントいい加減だなこの糞は。

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2007年5月14日

おめでたい話

自・公の賛成で国民投票法が成立

【憲法改正の手続きを定める国民投票法が14日昼の参院本会議で、自民、公明両党などの賛成で可決、成立した。

 1947年の憲法施行から60年を経て、改憲に必要な法的環境が整う。安倍首相は在任中に改正を目指す考えを示しており、国会でも改正をめぐる議論が活発化しそうだ。

 民主党などの野党は反対したが、同党の渡辺秀央氏は「政治家としての信念だ」として賛成した。この結果、投票総数は221で、賛成が122、反対が99だった。

 成立した国民投票法は、与党が提出した案だ。国民投票の対象を憲法改正に限定し、賛成票が有効投票総数の過半数を占めた場合に改憲案を承認する内容となっている。公布から3年後に施行される】

 憲法施行から60年。これでようやく現憲法で未整備だった部分が改められ、晴れて国民の意志を憲法に反映できるようになったわけだ。日本が民主主義国家である以上、本来ならば当たり前の権利なのだが。

 そう、今回の法案はあくまでそこまでのものでしかないはずなのに、ブサヨク共は「日本が戦争のできる国になってしまう!」と癇癪を起こしている。だから、法律を変えるかどうか、その是非を左右関係なく国民に問うのがこの法案の目的なんだってばさ。お前ら発想がムダに飛躍しすぎ。つーか「戦争反対」ってんなら、北チョンとか中国とか、他に文句を言うべき相手は山のようにいるはずじゃないの(笑)?

 おそらくサヨの連中は、「自分たちの意見が少数派」だって事を自覚してるんだろう。国民投票が実際に行われたら、間違いなく自分たちの希望通りにはならないから、今のうちにギャーギャー騒いでおかなければ、と。まぁ、例えば「ヤギみたいなじーさんとか、朝鮮人と言われたくないらしいばーさんを抱えて、かつて政権の座にいた某政党が、現在は見る影もない少数野党」なんて現状を考えれば無理もないか?

 そう言えばその少数野党の現党首であるオバハンは「これは憲法改悪への道です!」なんて息巻いているが、どうもこのオバハンの弁には「自分と意見の違う国民は、みんな政治家に踊らされるバカ」なんていう雰囲気が感じられるんだよな。コイツのみならず、サヨはみんなそう。それが嫌われたが故にサヨの現状があるんだが、連中はその事に全く気づかず、今日も今日とてアンチを増やす活動をしてるんだからな…ホントおめでたい話で。

 …ところで、今回の法案における「公務員や教職員の運動制限」という規定についてだが…そもそも公務員や教職員が政治的に偏っていたら、業務に支障をきたすのでは?そんな当たり前の事まで規定しなけりゃならないあたり、異常って事なんだろうなぁ…。

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さよならマイク

「民間が慰安婦集め」 米軍調査「日本軍は利益得ず」

【戦時の日本軍の慰安婦に関して、日本側の民間業者が慰安婦候補とした女性家族にまず現金を支払って彼女らを取得していたことを示す米陸軍の調査報告書があることがわかった。報告書は、この業者が朝鮮で商業利益を目的に慰安婦の徴募に直接あたっていたことを示し、現在の米側の一部の「日本軍が女性を組織的に強制徴用していた」という主張とは異なる当時の実態を明らかにしている。

 報告書は米国陸軍の戦争情報局心理戦争班により第二次大戦中の1944年9月に作成された。「前線地区での日本軍売春宿」と題され、同年8月にビルマ(現ミャンマー)北部のウェインマウ付近で米軍に拘束された日本人の慰安所経営者(当時41歳)の尋問結果が主に記録されている。
 この経営者は、日本人の妻(同38歳)と朝鮮女性の慰安婦20人とともに米軍に捕まった。この慰安婦の尋問結果をまとめた報告書は別に存在し、日米両国の研究者などの間で参照されてきたが、経営者だけについての報告書は公開の場で論じられることが少なかった。

 報告書によると、経営者は朝鮮のソウルで妻とともに食堂を開き、ある程度の利益を得ていたが、景気が悪くなり、新たに収入を得る機会の追求としてソウルの日本軍司令部に慰安婦を朝鮮からビルマに連れていくことの許可を求めた。この種の提案は朝鮮在住のほかの日本人ビジネスマンたちにも軍から伝えられていたという。
 同経営者の慰安婦集めについては「彼は22人の朝鮮女性に対し個々の性格、外見、年齢による区分で1人あたり300円から1000円の金をまずその家族たちに支払い、取得した。22人の女性は年齢19歳から31歳までで、経営者の占有する資産となった。日本軍は(この取得から)利益は得ていない。ソウルの日本軍司令部は同経営者に対し(ビルマまでの)ほかの日本軍各司令部あてに輸送、配給、医療手当などの必要な援助を与えることを認めた書簡を与えた」と記している。

 このように報告書では、この慰安婦採用の過程については日本軍が「許可」あるいは「提案」したとされ、経営者の女性集めはすべての個々人に現金をまず渡していることが明記され、「日本軍が女性たちを組織的に強制徴用して性的奴隷化した」というような米国議会の決議案の解釈や表現とはまったく異なる事情を伝えている。
 報告書によると、この日本人経営者は妻や22人の朝鮮女性とともに1942年7月10日に釜山を船でたち、台湾、シンガポール経由で同8月20日にビルマの首都ラングーン(現ヤンゴン)に到着した。女性たちはその後、北部のミッチナ(当時の日本側の呼称はミイトキーナ)地区の日本軍歩兵114連隊用の慰安所に送られたという】

 また面白い資料が出てきた…それもアメリカでかよ。つーかよくこんな資料作ってたな…。

 どんだけ中共が頑張ってプロパガンダを行ったところで、事実には敵うはずもない。日本非難の決議案に参加している議員の皆さん、せいぜいこの資料も詳細に検討して下さいな。何てったって、あなた方のお仲間が作ったものなんですから(笑)。

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2007年5月13日

たまには右のご意見も

東京新聞特集【試される憲法】ジャーナリスト櫻井よしこさん

「日本人の価値観 取り戻せ」

【憲法は、草案がGHQ(連合国軍総司令部)によって一週間足らずで作られ、そのまま日本国憲法になりました。二度と米国に立ち向かうことができないよう日本の国力を培った価値観、制度をすべて破壊しました。そこには、米国でも「非現実的だ」と受け入れられなかった超リベラルな人たちの考え方が、反映されています。

 全き形としての国家を否定し、個人について公の義務を果たすというより、権利と自由を主張するという意味での存在が書かれています。国家と国民を対立構造に置いて戦わせている。戦後の日本には国家がなくなり、政府しかありません。政府とはその時々の選挙に勝った人々がつくる行政権の塊であり、その政府が全き意味での国家ということには、必ずしもなりません。

 私は、国家というのは日本人の価値観の塊だと思います。日本人の価値観が国の形となって現れたものがいくつかあります。十七条の憲法、五か条の御誓文、明治憲法。そこに現されてきた価値観が国家なのです。

 戦後は政府のみを問題として、こうした「国民共同体としての国家」をまともに論じてきませんでした。これでは、国民が「国家をつくる」とか「国家を守る」という発想は生まれません。国民は、政府に要求すべきは要求し、同時に国家にどう役立っていくか、担うべき責務は何かを考えるべきです。

 そこで第三章「国民の権利・義務」は一度破棄して最初から書き直すべきです。第三章には権利と自由と責任と義務がそれぞれ十六回、九回、三回、三回出てきます。

 例えば、日本は世界一の高齢社会です。息子や娘が親を老人ホームに送る。しょっちゅう訪ねていればいいけれど、そうではなく、ひどい場合は死後にしか行かない。子どもの育て方はどうか。虐待や食事もさせない放置も目立つ。そうした親ばかりではないけれど、ひどいケースが目に付きます。

 ここから浮かんでくる日本人の姿は決して美しくないと思うのです。権利と自由ばかり主張する憲法、そしてその上に立つ教育制度で育った人たちが、親になってしていることなんですね。

 私たちの社会を支えてきた昔ながらの価値観をもう一回、この国の根本に置いたらよいと思います。当然、価値観は人それぞれでしょうが、明治以前の日本人がどんなふうに暮らしていたか。振り返って学ぶことが必要だと私は思います。

 日本人の価値観そのものを取り戻すことが憲法改正なのです。「憲法を変えて何がすぐに変わるのか」という意見もあるでしょうが、憲法の手直しなしには物事が変わらないのも事実でしょう。憲法は源流です。源流が変われば、その後の流れは自然に日本らしいものになっていきます】

 まぁマスコミは公正中立が原則である以上、時には自分たちの意に沿わない文章も紙面に載せなけりゃならないんだろうが…これを載せるにあたっては、東京新聞の中の人はきっと断腸の思いだったろうなぁ(笑)。

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サヨも人手不足

<人間の鎖>復帰35年記念し嘉手納で 初めて包囲できず

【今月15日の沖縄県の本土復帰35年を記念し、米軍基地の機能強化などに抗議して米空軍嘉手納基地を「人間の鎖」で包囲する催しが13日、行われた。約1万5300人が基地フェンスに沿って立ち、手をつないだが、参加者不足で外周約18キロを完全に包囲できず、87年以降通算8回目で、初の“失敗”となった】

 約1万5300人という参加者の内、沖縄在住の方はどれくらいいらっしゃるのかしらねぇ?

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2007年5月11日

ボケたおじいちゃんの如く

憲兵が連行、売春強制 慰安婦でオランダ新史料

【太平洋戦争時の従軍慰安婦問題で、日本占領下のインドネシアで憲兵らが直接、女性を連行して慰安所で売春を強制したことを記述したオランダ政府の公文書が10日までに見つかった。旧日本軍による「狭義の強制性」を否定した安倍晋三首相の発言の矛盾を裏付ける新史料として注目される。

 公文書は、戦争犯罪問題を調査しているベルリン在住ジャーナリストの梶村太一郎氏が入手した未公開の約30点。1944年にインドネシアのマゲランやフロレス島で起きた集団売春強要事件の被害者の宣誓証人尋問調書に記述されていた。マゲランの事件についてはオランダ政府報告書が「最も悪名高い事件」と指摘している】

 これはどうも「白馬事件」とか「スマラン事件」とか呼ばれている事件に絡む史料らしい…ぶっちゃけ「既出」ってこった。白馬事件について詳細はコチラを参照の事。

 仮に「未公開」の部分が真実だったとしても、この記事から判断する限り史料の内容は「証言」に過ぎないようで。だから何度も言うけどさ、ウヨを論破したいんだったら、証言以外の証拠を出してこいっての。

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三つ子の魂

米連邦地裁 中国人スパイに有罪 海軍の機密持ち出し図る

【米海軍の機密情報を持ち出そうとしたとしてカリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に起訴された中国系米国人、チー・マック(中国名=麦大智)被告(66)に対し、陪審団は10日、有罪の評決を下した。マック被告には最大35年の刑が言い渡される見通し。

 マック被告は中国生まれで、米国に帰化後、米海軍の技術開発などを受注するパワー・パラゴン社(カリフォルニア州アナハイム)の技術主任を務めていた。評決は、マック被告が潜水艦の探知を不可能にする推進機関に関する技術などを不正に中国に持ち出そうとしたと認定した。

 公判で、検察側は事件を中国による諜報(ちょうほう)活動の一環と描き出し、事件の登場人物に「赤い花」「冬の菊」「秋の蘭」などのコードネームが付けられていたことや、捜索でマック被告の自宅から、中国側が入手を望む機密情報のリストが見つかっていたことなどを明らかにしていた。

 また、今回の公判では立件されなかったが、マック被告は米海軍艦に搭載されたイージスシステムの情報なども不正に持ち出していたと指摘されている。

 中国は世界各地で軍事機密をめぐる諜報活動を活発化させているとされ、国家情報長官直属の国家防諜局のジョエル・ブレナー局長は米紙ワシントン・タイムズに対し、「中国への、とりわけ技術関連の情報流出は深刻な問題だ」と述べている】

 ホント、中国人は世界中でこんな事やってんだよなぁ…。まぁ記事中の中国人スパイはアメリカに帰化したそうだが、たとえ国籍が変わっても民族としての性質は変わるもんじゃないだろうし、この辺は日本も参考にしないといけない部分じゃないか?

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また不祥事があったよな?

<NHK>今月中にも受信契約督促

【NHKの橋本元一会長は10日の記者会見で、テレビを持ちながら受信契約を結んでいない未契約世帯・事業所に対し、今月中にも「受信料特別対策センター」名で契約締結を求めていくことを明らかにした。要請に応じない未契約世帯・事業所に対しては、放送法に違反するとして、契約を結ばせる民事訴訟を起こす方針】

放送法第7条(日本放送協会の目的)協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように豊かで、かつ、良い放送番組による国内放送を行い又は当該放送番組を委託して放送させるとともに、放送及びその受信の進歩発達に必要な業務を行い、あわせて国際放送及び委託協会国際放送業務を行うことを目的とする。

放送法第32条1項(受信契約及び受信料)協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備又はラジオ放送(音声その他の音響を送る放送であって、テレビジョン放送及び多重放送に該当しないものをいう。)若しくは多重放送に限り受信することのできる受信設備のみを設置した者については、この限りでない。

 最早この国の中に「テレビはNHKしか映りません」なんて地域はないだろうし、むしろ衛星やら何やらでこちら側の選択肢は多すぎるぐらいだってのに、勝手に電波を垂れ流しておいて「テレビ持ってるならカネ払え」とは何様?「未契約者は放送法に違反」などと言ってるのも、どちらかと言えば好き勝手に電波を使って特アのプロパガンダをやったりしているNHKこそ、放送法に触れてると思うのだが。

 ホント、家電メーカーは「NHKの電波は受信できないテレビ」を販売してくれよ。売れるぜ絶対。

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2007年5月10日

反日マスゴミ、汚名挽回

東京新聞「筆洗」5/10付

【靖国神社の春季例大祭に“真榊(まさかき)”料五万円を私費で奉納していたことが明るみに出た安倍首相。記者団に「出した、出さないは申し上げない」と答え、だんまり戦術で通すことにしたらしい▼ジャーナリストの大谷昭宏氏が、朝のテレビで「中国、韓国が不愉快だからやめろというのかと、小泉前首相なら青筋立てて反論するところだ」と比べたが、是非はともあれ、モノ言った前首相が懐かしい。内閣総理大臣の名で行った行為に対し、国民への説明責任を果たさないで済ますとは▼だんまり戦術といえば「なんとか還元水」の松岡農相だが、今度は、林道官製談合の業者団体から、多額の政治献金を受けていることもわかった。野党は首相の奉納問題に猛反発するが、政治家が国会やメディアに説明しないこの肩すかし作戦に、世論が慣れたか、反応の鈍いことが怖い▼首相の真榊奉納が明るみに出た同じ日、日本遺族会は都内で靖国神社のA級戦犯分祀(ぶんし)を話し合う勉強会を開いた。昭和天皇のA級合祀への不快感が、側近のメモや日記で相次いでわかり、遺族会も動揺している▼こんな時こそ政治の出番だと思うが、安倍首相は先月末、小泉内閣が、いったんは検討した無宗教の国立戦没者追悼施設について、在任中は建設しない方針を固め、調査費の予算計上も見送っている▼小泉前首相の靖国参拝強行で冷え切っていた対中、対韓関係をせっかく好転させたのに、あえて水を差す愚かさは、米議会の従軍慰安婦決議の時といい、国際問題を国内基準ではかる外交オンチのなせるわざか

 昨日の寝惚けたような文章は「嵐の前の静けさ」だったか(笑)。今日のコラム、特に最後の段の辺りなんかはまさに「特亜を助け、日本を挫く」反日マスゴミの汚名挽回(ミスではない)といった趣である。

 だがちょっと待て。これまで中韓との間で火種となっていた靖国や従軍慰安婦といった諸問題は、そもそも以前は問題ですらなかった、あるいは条約などにより解決済みのはずである。それを殊更に大きく取り上げ、時には捏造まで行って世論を操作しようとし、それがバレても話をすり替えるなどして現在もなお問題を引き伸ばそうとしているのはどこのどいつなのか?「せっかく修復されてきた対中・対韓関係を台無しにしたのは愚かだ」と言うのなら、最初に関係悪化の引き金を作った連中、同時にその火消しをするどころか油を注いできた連中をこそ「愚か」と言わなければウソだろう。人を「外交オンチ」と罵るワリには、東京新聞の中の人は論理的な思考ができないらしい。

 あと、靖国だの慰安婦だのと言ったキーワードが出るたびバカみたいにはしゃぎ回るのは、韓国人みたいで見苦しいから自省した方がいいぞ。今回の真榊奉納は河野洋平もやってたそうだし、お前らのドンであるところの中国様も「あまり騒ぎ立ててくれるな」とか考えてるフシが見受けられるし。脳があるならちゃんと活用しないと、「実は自分たちこそ水を差してました」なんて事態にも気づかないだろうからな。

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2007年5月 9日

思いっきり邪推

東京新聞「筆洗」5/9付

【江戸後期の禅僧、良寛さんには托鉢(たくはつ)のときに「半兵衛の家」と聞くや、いつもそっと立ち去ったとの逸話が残されている。素性も徳行も知られていない頃(ころ)、半兵衛という名前の人にいじめられ、心身ともに傷ついたことで、条件反射のように半兵衛の家を避けたのだという(松本市壽著『良寛さん一〇〇話』国書刊行会)▼東京都内に住む自営業の男性(38)は、中学生の頃にいじめられた苦しみを忘れることができず、いじめの加害者は絶対に許さないという「固い信念」を持っていた。でも大型連休中に社会面で連載された企画「いじめと生きる」でも取り上げられた三重県の女性会社員(34)のことを昨年秋に本紙で知り、考えを変えたという▼女性は小学六年生の時、集団で一人の女の子をいじめたが、夜になると思い出して苦しくなるほど、その過去を後悔していた。いじめ自殺が起きると、涙も自然にこぼれてくる。いじめた子に会って謝罪したいと願っていた▼相手からはその後、間接的ながら「謝ってほしくない」と伝えられる。辛(つら)い過去を思い出したくないという理由だった。人間の感情とは、一夜にして解きほぐせるものではないのだろう▼でも謝罪の気持ちは無駄ではない。本人は意図しなくても、少なくとも一人の男性の心には届いた。男性はいじめの加害者の苦しみも理解して、許す決心をしたのだ。女性には、ボランティア活動をしてはどうかと勧めている▼過去を変えることはできないが、未来はこれからつくっていける。心の傷が癒える日も来ると信じたい】

 内容を文面のまま汲み取ると、正直言って何の変哲もない文章である。近日いじめで何か大事件が起きたというような報道があったでもなく、わざわざ1面のコラムで取り上げるような話だろうか?だが、そこは東京新聞、何の関係もないような話にもしっかりウラがあると思われるワケで、こちらもその辺を邪推しつつ話をするとしよう。

 とりあえず中の人に言いたいのは、人間ってのは、この話に出てくる連中のようなできた奴は稀にしかいないって事だ…いじめっ子にも、そしていじめられっ子にも。私の知ってる話では「もう仲良くしましょう」って事で二人で和解を確認したはずなのに、未だに「あの時いじめただろう」とネチネチ難癖をつけてくる元いじめられっ子(現在いじめっ子)なんてのもいるのだから。連中と未来をつくっていくのなんて真平御免だ。

 あと、個人が愉悦や憂さ晴らしでやるような行為と、国家の外交手段の一つとして認知されている行いを同列にして考えない事。上の文章と何か関係のある話かって?さぁてね。

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仲良くなるのはやめました!

日韓交流記念の碑、説明板から「東海」削る…鳥取・琴浦

【韓国・江原道と交流している鳥取県琴浦町が、町内の日韓友好交流公園「風の丘」にある交流記念碑の説明板(ステンレス製)に書かれている「日本海(東海)」のうち、韓国での呼称「東海(トンヘ)」の部分を削り取っていたことがわかった。

 記念碑と説明板は、江戸時代に同町沖に漂着した江原道の商船を鳥取藩の番所が救助した史実を記念して、合併前の旧赤碕町が1994年に設置。縦40センチ、横1メートルの説明板には「将来にわたり日本海(東海)が日韓両国にとって平和と交流の海であることを祈念し」などと記されていた】

 「何者かによって削り取られていたのが判った」じゃなくて「町が削り取った」ってのか?完全に「断絶宣言」だよなコレって。あちらさんがファビョる姿が目に浮かぶようだ。

 あの国との友好なんてのがただの幻想に過ぎないという事を、自治体がようやく認識したって話だろうか。他に似たような事やってる自治体も、もう一度その辺をよく考えてみられてはいかがか。

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反日メディアに追撃開始

首相秘書らが「週刊朝日」の記事で提訴…長崎市長射殺事件

【長崎市長射殺事件に関する「週刊朝日」の記事や新聞広告で名誉を傷つけられたとして、安倍首相の公設秘書2人と元公設秘書の計3人が9日午前、朝日新聞社と週刊朝日編集長らを相手取り、総額約5000万円の損害賠償と記事の取り消し、謝罪広告の掲載を求めて東京地裁に提訴した。

 訴状によると、問題の記事は射殺事件の容疑者が所属する暴力団と公設秘書との間でトラブルがあったとする内容で、朝日新聞社は4月24日発行の朝日新聞に、「長崎市長射殺事件と安倍首相秘書との『接点』」というタイトルで記事を紹介する広告を掲載した。

 その後、首相側からの抗議を受け、朝日新聞は4月25日の朝刊に、「一部広告の見出しに安倍首相が射殺犯と関係があるかのような不適切な表現がありました」と謝罪する週刊朝日編集長名のコメントを掲載した。28日には、朝日新聞などに同編集長名で「おわび」と題する記事を掲載した】

 テキトーに謝罪してお茶を濁したかに見えたアカピだったが、ついに首相側が本格的な攻勢に出た事でいよいよジリ貧に。これまでTBSやアカピへの対応には若干の甘さがあるように思えてならなかった安倍首相だが、これを機に連中への取締りをいっそう厳しくしてもらえるとより面白い。

 多分連中は「言論弾圧」とか抜かすだろうけど、腐ってもお前らは物書きなんだから。自分らの文章にはキッチリ責任持てよ、な?

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俺の体は大丈夫?

水道水に虫が混入、多いときには1000匹近くも―北京市

【2007年5月8日、北京市朝陽区の住宅で水道水に虫が混入していたことがわかった。

北京市朝陽区のある住宅で、住民が水道の蛇口をひねったところ、水の中に細長い虫が3匹入っていた。この住宅に住む別の住民によると、水道水にこの虫が混入していることが度々あり、多いときには1000匹近くいたこともあったという。原因はわかっていない。

朝陽区では以前にも水道水に虫が混入していたことがあり、ほかの地域でも同じような状況が見られる。虫混入の原因は貯水タンクの不衛生によるものが多い。衛生局や住宅の管理部署では貯水タンクの清掃と水質検査などが義務付けられているが、実際にはこのようなずさんな衛生管理が行われているところも少なくないと見られる】

 北京に行ってから まだ一月も経ってないってのに何だよこのニュース(汗)。そう言えば最近、心臓や腎臓に鈍い痛みを感じる事が…。

 すっかり動きが止まってしまった姉妹ブログと比べ、このところ順調に更新が続いている当ブログだが、もしこちらの動きまで止まってしまった際には全身に中国産の蟲が湧いてるかも知れないので、もし酔狂にも気になった方がいたら連絡を…してもしょうがないだろうから(笑)何かのネタにでも使って下さい。

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2007年5月 8日

靖国に参拝しない裏ワザ

安倍首相、靖国に供物奉納 中曽根氏以来約20年ぶり

【安倍首相が4月21~23日に行われた靖国神社の春季例大祭で、神前にささげる供え物を「内閣総理大臣」の肩書で奉納していたことが分かった。首相による奉納は中曽根元首相以来約20年ぶり。安倍首相は靖国参拝について「したか、しないか、申し上げるつもりはない」とあいまいな態度をとっているが、参列の代わりに供え物を奉納することで靖国神社への配慮を示したとみられる。

 同神社関係者によると、奉納したのは「真榊(まさかき)」と呼ばれる、神事に使うサカキの鉢植え1基。高さ2メートル近くあり、本殿に上がる木製階段の両脇にほかの真榊とともに並べられた。鉢に付けられた木札には「内閣総理大臣」と書かれた。

 例年、衆院議長をはじめ、日本遺族会や英霊にこたえる会の会長らも真榊を奉納しているが、首相は、85年に靖国参拝が問題化した中曽根氏(在任期間82~87年)の後は途絶えていた。小泉前首相は例大祭ではなく、自らが参拝した際に花を供えた。

 神社側が安倍首相側に参列の案内を送り、奉納を働きかけたところ、首相側が応じたという。奉納の費用は5万円という。

 靖国神社は招待者を対象に、毎年4月に春季、10月に秋季の例大祭を行っており、神社の儀式としては8月15日の終戦の日よりも重要視されている。安倍首相は官房長官だった昨年4月、例大祭の直前にひそかに同神社を参拝したことが明らかになっている。今回の例大祭は、中国の温家宝(ウェン・チアパオ)首相の訪日直後の時期だった。

 同神社関係者は「首相になり参拝を控える中、お気持ちを示されたのだと思う。ありがたい」と歓迎している。

 安倍事務所は朝日新聞の取材に対し、「思想信条に関するご質問には回答しておりません」としている。供え物の費用が私費か公費かも回答はなかった】

野党3党、「姑息なやり方」と批判=国民新は「新しい参拝方式」と評価

【民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日昼、党本部で記者団に対し、安倍晋三首相が靖国神社の春季例大祭に合わせ私費で5万円を負担して真榊(まさかき)を納めていたことについて「それが美しい国造りへの首相の行為なのか。あまりにも姑息(こそく)だ」と批判した。その上で「私人と言いながら、首相の名前で真榊を出すのは矛盾している。(中韓両国との関係に)影響が出ないことを望みたい」と語った。
 共産党の市田忠義書記局長は国会内で記者団に「靖国神社が体現する侵略戦争、植民地支配肯定の立場に首相がしがみついていることを行動で示した。言行不一致も甚だしい」と指摘。社民党の福島瑞穂党首も国会内で記者団に「ご都合主義、2枚舌の姑息なやり方だ。明確に政教分離に反するので、憲法違反という観点からも追及していく」と強調した。
 これに対し、国民新党の綿貫民輔代表は衆院議員会館で記者会見し、「1つの新しい参拝の方式だ。わたしはいい方法だと思う」と評価した】

 うん、確かに「参拝」はしていないのだから、「二枚舌」とか「言行不一致」などの言葉は筋違い。また、20年も前であれ前例があったのならば、サヨが何を言おうが今回の件は、その可能性を排除しておかなかったサヨ自身の責任だろう。それを首相になすりつけようとするサヨのやり口こそ姑息である。

 温家宝来日やら何やらで国内の反日勢力が活発に動いていた最中、ちゃんとやる事はやってたというワケか。もっとも、今後また同じ手を使うかも知れないというのが若干の不安として残ったが…。

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在日も移民ですか?

仏大統領選 新欧州へ舵取りに期待

【競争か平等かを争点にした仏大統領選の決選投票で、競争重視を掲げたサルコジ候補が当選した。欧州憲法の批准、対米関係、中東問題など山積する課題をどうさばくか、新手腕が期待される。

 決選投票の流れを決めたロワイヤル氏とのテレビ討論で最も白熱したのは、やはり週三十五時間労働など雇用と移民問題だった。

 ここで有権者が選んだのは「意欲のある若者にチャンスを与えよう」と訴えたサルコジ氏の方だった。

 平等重視の伝統的価値観に基づいて、雇用の分かち合いを呼びかけたロワイヤル氏は、あと一歩及ばなかった。

 争点を明確に打ち出した選挙戦だったが、国内の亀裂も深まった。反サルコジ派の若者らによる暴動も各地で起きている。一日も早く国内の融和を取り戻すことが大切だ。

 自由と平等の理想をどう調和させるのか、移民二世でもあるサルコジ氏だけに、ひと味違う弱者政策も期待できるのではないか。

 フランスは英独と協力しつつ、欧州統合を推し進める原動力の役割を果たしてきた。

 シラク大統領と並んで、欧州の顔として欧州をリードした英国のブレア首相も近く退陣表明する。

 コール元独首相など欧州外交を背負ってきた主要政治家が次々と姿を消す中で、サルコジ氏には仏独英をまとめつつ、欧州外交を方向付ける役割が課せられている。

 目前には、オランダ、フランス両国の国民投票で否決されたまま、棚上げ状態の欧州連合(EU)憲法の問題がある。

 トルコなど新加盟を待つ国々への対応など、フランス外交に期待される役割は大きい。EU憲法批准に向けて、統合の理想をサルコジ氏の言葉でもう一度、国民に語りかけることが必要だろう。

 イラク戦争でフランスは「古い欧州」と米国の批判を浴びつつも、ドイツと協力して開戦反対を呼びかけた。フランス外交は、これまでも国際社会のバランス役として存在感を示してきた。

 中東問題、対ロシア、対中国など国際政治の重要問題にもフランスは無視できない影響力をもつ。

 米国重視を公約するサルコジ氏だが、今後、米国とフランスの外交的距離感をどう調整するのか、サルコジ氏が打ち出す次の一手を世界が見守っていよう。

 フランスが直面する雇用や移民問題は少子高齢化に悩む日本の課題でもある。難問を抱え船出するサルコジ新政権の舵(かじ)取りを注視したい】

 フランス大統領選のニュース、普段は特ア礼賛・アメリカ批判ばかりのサヨメディアが、ロワイヤル氏の落選を我が国の一大事とも言わんばかりに取り上げ、悔しがっていたさまには少々笑ってしまった。このロワイヤル氏、日本の政治家で近いタイプは福島瑞穂?あれが日本の首相になるとかいう話になったら全力で阻止したいが。

 ところで東京新聞の社説、最後の行にさらりと「移民問題は日本の課題でもある」なんて混ぜているが、少なくともフランスの移民たちは「移住した国の国籍も取らぬまま、参政権を含め様々な権利を主張する」ような連中とは違うだろうに。自分の住む国すら色眼鏡かけて見ているような連中が、他国を注視してるヒマなんかあるんかいな?

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2007年5月 7日

権利が欲しけりゃ…

あしたはきっと 「外国人参政権」

4月。全国が選挙ムードに包まれ、府内でも首長や議員が有権者の一票で次々決まった。南区の「希望の家カトリック保育園」の園長の崔忠植(チェチュンシク)さん(69)は、深夜までテレビの開票速報にくぎ付けになった。

 「選挙に行きたくて、行きたくて……」

 在日韓国人2世。高校まで「新山守吉」の名で通った。染織工場に勤める父とチマ・チョゴリ姿の母。家はニンニクのにおい。「朝鮮人」と言われるのが怖くて友達を呼べなかった。

 「在日」という現実から目を背けようと、バスケットボールに打ち込んだ。女の子にラブレターをもらっても、本当の自分を明かせないことがつらかった。

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 教育大学を目指したが、「在日は教員になれないのが分かっているのか」と兄に言われた。府立大で社会福祉を学んだ後、同志社大で神学を修めて牧師になった。70~80年代にかけて大阪や京都で指紋押捺(おう・なつ)などの人権問題に直面。「社会に自分たちの意見を反映するためには参政権がいる」と意識するようになる。

 以来、在日本大韓民国民団(民団)の活動などを通して、地方参政権の必要性などを訴えている。

 84年の国籍法改正で、両親どちらかが日本人の子は自動的に日本国籍を取得でき、22歳までに国籍を選ぶ仕組みに変わった。「日本国籍を取って、参政権を得ればいい」。世間ではこんな考えも根強い。

 崔さんは、日本国籍を取るつもりはない。韓国籍の自分の存在が、日本社会でほかの国籍を認めてもらうための一つのシンボルになると思うからだ。「参政権は地域社会の一員と認めること。それが共生社会を生み、差別や偏見を乗り越えていく力になるんです」

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 山科区の神門(ごうど)佐千子さん(53)宅では、次男が20歳になり、選挙権がないのは夫のラローズ・ジャックさん(61)だけになった。

 ラローズさんはパリ大を卒業後、フランス語講師として約30年前に来日。神門さんと結婚して永住権を取得した。現在は京都大でフランス語を教え、ボランティア活動に精を出す。

 統一地方選では応援する候補者の記事を新聞で読み、政策を比べた。選挙に関心の高い母国に比べ、日本の投票率は低い。「行かないのなら、こっちに選挙権を与えて」と思う。

 4月に初めて投票に出かけた次男は言った。「僕たちより長く日本に住んで日本を知っている人に選挙権がないのはおかしい」

 神門さんは国際結婚をした人々と「国際結婚を考える会」をつくり、在日の人らと共に永住外国人の選挙権を求めて活動している。

 「外国人はいつか帰ってもらう存在という意識が日本人には強い。でも、地域の一員として一緒に街づくりを考えていく意識が必要だ」 】

>「参政権は地域社会の一員と認めること。それが共生社会を生み、差別や偏見を乗り越えていく力になるんです」

 それはその通り。だが、参政権も「権利」である以上、当然義務が発生する。共生社会とは在日どもの無茶な主張を受け入れ、甘えさせてやるためのものでは決してないぞ?

 「よその国をよく知っているから」というだけで参政権を要求するのはただのアホ。外国人が選挙に行きたきゃ母国に戻るか、日本国籍を取得するのが基本。記事を書いた朝日の記者はそれすらも知らないようなので問題外。勉強しなおせ。

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自閉的民族主義(笑)

【緯度経度】ソウル・黒田勝弘 韓国は謝るべきでない?

【米バージニア工科大で韓国人学生が銃を乱射し32人が死亡した事件が起きた時、1972年イスラエルで起きた日本赤軍によるテルアビブ空港襲撃事件を思い出した。

 この事件ではパレスチナゲリラに加わった日本人青年3人が、イスラエルの空港で銃を乱射しイスラエル機の乗客など100人近くを殺傷した。なぜ思い出したかというと、韓国では今回、外国人による外国での犯罪に、その犯人が所属する国、つまり、韓国が謝るべきかどうかの議論が盛んに行われたからだ。

 実は筆者はテルアビブ空港襲撃事件の際、現地に飛び約1カ月間、取材した。その記憶でいえば、日本政府は犯人が日本人ということで政府特使を派遣し、お詫びと哀悼を表し、たしか被害者のためなにがしかの慰労金も提供したと思う。

 その時、日本では日本政府が謝るべきかどうかはさして議論にならなかったが、結果的にイスラエルでは官民挙げて「日本はそこまでしてくれるのか」とたいそう歓迎され、日本に対する評価はいっそう高まった。

 余談ながら、イスラエルが攻撃されたこのテロ事件はパレスチナやアラブ世界では逆に喜ばれ、イスラエル占領地のガザやヨルダン川西岸を訪れるとパレスチナ人から「日本人カミカゼ、最高!」などとしきりに握手を求められたことを覚えている。

 バージニア工科大事件に韓国国民は驚愕した。そして、米国社会はもちろん国際的に韓国および韓国人のイメージが傷つかないか大いに心配した。犯人のチョ・スンヒ容疑者(23)が、8歳の時に家族と共に渡米し米国で永住権を持つ“移民1・5世”だったとはいえ、韓国国籍で旅券を発給されている“韓国国民”だったからだ。

 この心配は当然だろう。韓国政府は特使派遣を考えたが、米政府は「慰労だけでありがたい、特使派遣にはおよばず」との反応だったため取り止めたという。米国は多民族・移民国家であるため、犯罪者の人種や国籍を表だってあれこれいうことはあまりないからだ。

 事実、韓国人の心配に対し米国では「個人の犯罪であり韓国、韓国人に責任はない」との意見が多く、在米韓国人も逆に慰められたといった話が数多く伝えられた。

 韓国マスコミは当初から事件を大々的に報道した。米国以外ではもっとも大きく長く報道し続けたといっていい。やはり犯人が韓国人だったためだ。これも当然だが、その結果、「韓国、韓国人に責任はない」の声にホッとし、論調なども途中から「彼は米国育ちの米国人なのだ」とし、韓国人ということでのそれまでの興奮や心配を逆に反省、自己批判する方向に変わった。

 その一つが韓国人を「民族自閉症」とする民族主義批判である。何事につけ「民族」にこだわりすぎる自民族優先、自民族至上主義が今回のような「集団的罪意識」を生むというのだ(中央日報4月25日付時評、朝鮮日報4月24付時論など)。

 そこからさらに最近、韓国で韓国系として“英雄視”されている米アメリカンフットボール界のスター、H・ウォード選手への異様な関心の強さも自己批判の対象になっている。

 このほか、美人ゴルファーのミシェル・ウィーも米国籍だが、その民族的血筋ゆえに大いに称えられ民族的自慢のタネだ。日本の若手財界人、ソフトバンクの孫正義氏も日本生まれ日本国籍で3世なのに、韓国では韓国人扱いだ。

 今回、韓国国籍のチョ・スンヒを「人種、国籍は関係ない、米国人だ」というなら、成功者や人気者についても今後は“韓国”や“韓国人”を強調すべきではないだろう。「犯罪者は米国人で成功者は韓国人」では、それこそ自閉的民族主義である。

 しかし今回、反省の対象として指摘された「集団的罪意識」の例になるが、事件直後、駐米韓国大使が現地で表明した「韓国と韓国人を代表しての遺憾と謝罪」をめぐる議論は興味深かった。韓国ではこの大使発言が大きな問題になり、マスコミなどから手厳しく批判されたからだ。「国、政府としては謝る必要ない。卑屈ではないか」というのだ。

 しかし冒頭で紹介した日本の例のように、外交的にはありうることだ。それで外交的に成果を挙げればいいのだ。そこのところを「国が謝る必要はない!」などと意固地になる必要はないだろう。

 この“突っ張り”ぶりにむしろ韓国の自閉的民族主義を感じる。日本政府のように謝りすぎるのも問題ではあるが】

 先月のアメリカ・バージニア工科大事件で、産経ソウルの黒田氏がどのような文章を書いてくれるのか、不謹慎ながらも少々楽しみにしていた(笑)。特に太字の部分は正にドンピシャリである。

 とりあえず韓国人は、暴行犯や放火犯を自分たちと同じ民族として認める所からはじめてはいかがか。何、別に無理を言ってるつもりはない、それらはむしろ朝鮮民族のお家芸なのだから。

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2007年5月 2日

改めて後進国認定

韓国、親日派子孫の財産4億8000万円没収を決定

【韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領直属機関の「親日・反民族行為者財産調査委員会」は2日、日本の植民地統治に協力した「親日派」9人について、子孫らが所有する財産36億ウォン(約4億8000万円)を没収することを決定したと発表した。

 韓国で植民地統治時代の行為によって、財産が没収されるのは初めて。

 財産没収の対象となったのは、日韓併合条約(1910年)を結んだ李完用(イ・ワンヨン)元首相ら9人。現在は子孫らが相続している土地約25万5000平方メートルが没収され、韓国政府の所有となる。

 同委員会は、2005年に成立した「親日・反民族行為者の財産の国家帰属に関する特別法」に基づき、昨年8月に発足。同時に設置された「親日・反民族行為真相究明委員会」は昨年12月、406人を日本の植民地統治に協力した「親日派」と公表していた】

 さすが韓国!法治国家にできない事を平然とやってのけるッ(ただしシビれたりあこがれたりはしない)!

 ハイ、そんなワケで、自分たちの憲法にすら違反しているという世界的にも稀なトンデモ法が動き出したもよう。とてもじゃないが先進国のやることじゃない。潘基文が世界大統領国連事務総長に選出された件に続き、改めて後進国の認定が下されたってワケか。おめでとう!

 でもまぁ、マジでこんな事やったら、日本はおろか世界の一般常識のある国々が韓国を相手にしなくなるでしょうに。そのリスクを負ってなお「日本憎し」ならまぁ勝手にやってくれといったところだろうが、多分に連中がそこまで考えているとは思えないしなぁ…

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