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2007年12月12日

年金照合問題、民主が大臣辞任要求~それは責任の押し付けでは?

名寄せ問題、民主が厚労相の辞任要求

【約5000万件の該当者不明の年金記録について、持ち主をすべて特定するのが困難な見通しとなったことは、12日も与野党に波紋を広げた。

 野党は同日、政府の責任追及の姿勢を一段と強めた。民主党の山岡賢次国会対策委員長は、国会内で記者団に「舛添厚生労働相は最後の1人、1円まで払うと国民に約束した。国民に対する背信行為であり、ただちに謝罪し、辞職すべきだ」と述べ、舛添氏の辞任を求めた。ただ、参院での舛添氏への問責決議案提出については、「明々白々な政治家の責任だから、出す必要もない」と否定した。

 参院選の時期だったことを理由に、当時の安倍内閣が政府方針の説明を「簡素化した」と、町村官房長官が語ったことについては、与党内からも批判が上がった。公明党の北側幹事長は12日の記者会見で、「長官の言葉は必ずしも適切とは思えない。年金という国民に関心のある事柄について、選挙だから(説明を)縮めていいということでは決してない」と指摘した】

 枡添大臣は一言くらい詫びを入れても良かったのではと思うが、民主の辞任要求はバカとしか言いようがない。この問題はこれまで社歩庁の怠慢で何十年と積み重なってきた記録の不備がこの一年で発覚して、それを今の政府と枡添大臣が一生懸命尻拭いしてやっているだけで、そもそもの責任が社歩庁にある事は疑う余地もない。政府に責任があるというなら、それは現政府でなく、これまで社歩庁の怠慢を見逃してきた歴代政権にあろう。そうすると、かつて与党の座にあった政党、すなわち共産党以外の政党に所属する政治家は全て責を負うべきで、自由党出身の山岡議員も決して例外ではないはずだ。

 本来ならこの問題は、与野党が一致団結して取り組むべきであるはずなのだが、上の発言はそうした責任を枡添大臣に被せ、さらに政局に利用しようとしているとしか思えない。少なくとも戦犯であるところの社歩庁をバックにつけ、そこの幹部を先の参院選で候補に立てたような政党に、いきなり大臣として大問題を押し付けられて、それでもなお頑張っているであろう人間を批判する資格はないだろうな。

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