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2008年4月30日

リンリン謀殺説を唱えてみたりして

つがいのパンダを中国政府に貸与要請…高村外相

【日本政府は中国政府に対し、東京・上野動物園に雌雄計2頭の新たなジャイアントパンダを借り受けられるよう要請している。

 両政府は、5月6日から予定している胡錦濤国家主席の来日時の正式合意、発表を目指している。

 今月17日に東京で行われた日中外相会談で、高村外相が楊潔チ(ようけつち)中国外相に「日中友好のシンボルに」と要請した。楊外相は即答しなかったが、両国政府間で貸与に向けた調整が続いている。(楊潔チの「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)
 上野動物園の小宮輝之園長は「日中首脳会談は願ってもないチャンス。借り受けが実現するならぜひ飼育したい」と話した】

 アホか。たかがパンダ2頭と引き換えに、日本は中国に何をしてやるんだ?東シナ海のガス田や尖閣諸島を譲渡するか?日本国内の対中世論を改善してやるのか?ODAもパンダのレンタル料の一部なのか?

 そうでなくとも日本を含め、世界中で中国を批判する声があがっているというこの時期に、わざわざ助け舟を出すようなマネをして何になるのだ高村よ。しかもこちらから要請したりすれば、向こうにつけ入るスキを与えているようなものだ。「日中友好」なんて幻想の前に現実を見ろ!

 …ん?17日の日中外相会談でそういう話が出て、同じ月のうちに唯一頭の日本所有パンダが死亡…?妙にタイミングが合っているように思えるのは気のせいか…?

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ガソリン税復活~マトモな議論もできないものか

税制関連法を再可決、ガソリン税の暫定税率が復活

【ガソリン税の暫定税率を復活させる改正租税特別措置法などの税制関連法は、30日午後の衆院本会議で、憲法59条の「みなし否決」規定により、与党など衆院の3分の2以上の多数で再可決され、成立した。

 政府は同法を即日公布し、4月1日に失効した暫定税率を5月1日から復活させる政令を臨時閣議で決定した。

 これにより、ガソリン価格には、1リットル当たり25・1円の暫定税率分が上乗せされる。福田政権は、今国会最大の焦点だった法案を成立させたものの、ガソリン価格の再値上げなどにより、世論や野党の反発は一段と強まる見通しで、引き続き厳しい政権運営を迫られる。

 福田首相は30日夜に記者会見し、「結果的に、政治の混乱のツケを国民生活に及ぼすことになった。この機に乗じて便乗値上げが行われないよう、しっかり監視する」と述べた。

 30日に成立した税制関連法は、改正租税特措法などの国税関係2法と改正地方税法など地方税関係3法からなる。2月末に衆院を通過後、参院が議決しないため、与党は「参院が60日以内に議決しない場合、否決とみなして衆院で再可決できる」とした憲法59条の規定を56年ぶりに適用した】

ガソリン再値上げ…民主、体を張って阻止するが

【30日、ガソリン税の暫定税率復活を目指す自民党と、それを阻もうとする民主党との間で、衆議院を舞台に激しい衝突が起きている。民主党の若手議員を中心にしたガソリン値上げ阻止隊は、午前中から衆議院議長室前に集まり、河野洋平衆議院議長を本会議場へ入場させないよう、体を張って阻止しようとした。

「補選の民意を尊重しろ」「増税をゆるすな」「解散しろ」という声が、衆院の廊下に響いた。

しかし、河野議長は午後2時前に、別の入口より本会議場へ入場し、衆議院本会議は開会した。同2時26分、「税制改正関連法案を参議院は否決したとみなす」動議が与党の賛成多数で成立した。民主党は欠席した。

衆院のみなし否決はただちに参院に通知されて、法案が再び衆院に返付される。ガソリン税などの暫定税率を復活させる税制改正関連法案は、この事務手続きが済み次第、同日夕方には衆院で再可決される見通し。

法案が参院に送られてから60日を経ても採決されず、衆院で憲法59条に基づく「みなし否決」が行われたのは56年ぶり2度目だ】

 第一生命経済研究所の試算では、暫定税率復活に伴う1世帯当たりの負担増は全国平均で月額1838円との事。毎日仕事で営業車に乗り、週に1度はスタンドに通っている身としては意外に少ない金額のような気がするが、家計と経済活動は別の試算なんだろうか?

 まぁ、昨今言われている道路特定財源の無駄遣いについては言語道断であるものの、家計への負担が実際その程度だとすると、月に2千円に満たない程度の金額をどうにかしたからと言って「民主党は国民の皆さんの生活を守ります!」などと高らかに言われても困るよなぁ。むしろ、その2千円の差で家計が立ち行かなくなるような世帯が山のようにあるとしたら、そちらの方がよっぽど問題だと思うのだが。

 とりあえず今回のガソリン税騒動、衆院での再可決という「伝家の宝刀」をいつの間にかメイン武器として使っている自民もひどいが、民主も負けず劣らずだな。「自民は暫定税率が失効しても、参院否決後に衆院再可決でこれを復活させる」なんてのは、コーラを飲んだらゲップが出るくらい確実な話であったはずなのに、何ら対策を講じるでもなく2ヶ月間ほったらかし。そんな体たらくで、法案がいざ再可決されそうになったら、体を張って会議を妨害とは…そうなる前に、知恵を絞って何とかするべきじゃなかったのか?「国民はガソリンの値上げを望んでない!」なんてのは、八方手を尽くしてはじめて言えるセリフで、仕事をサボってたお前らの吐けるもんじゃないぞ?

 あぁもう、こんな政治家しかおらん現状で解散総選挙とかやられても、私の一票を投じられる政党はどこにもない。誰か頼む、一刻も早く政界再編を!

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2008年4月29日

東京新聞投稿欄4/29~ウソみたいな投稿

刀匠発言の真相伝えて

 自営業 中村 光良(神奈川県相模原市)38

【ドキュメント映画「靖国 YASUKUNI」に出演した刀匠の刈谷直治さんが、有村治子参院議員(自民)の電話に、出演シーンの削除を希望する意向を示したことに注目が集まっている。本紙では十一日付第二社会面「有村議員が刀匠に電話」の記事で「刈谷さんの奥さまは『有村議員の働き掛けには影響を受けていない』と答えた」と簡単に伝えているだけである。

 この映画の李纓監督が「有村議員が圧力をかけて刈谷さんを変心させた」との認識を示している中で、この取材結果は「監督の主張」の信ぴょう性を根本から揺るがす、大きな意味をもっている。「有村議員の主張が正しい」と刈谷議員の奥さまが、はっきり認めているからだ。

 くしくも李監督自身が、同日付芸能ワイド面で「一方的な調査はすべきでない」と主張している。真相解明のため、刈谷さん側の主張を大々的に報道してほしいものだ。続報に期待している】

 まともな事言ってるだろ。

 ウヨみたいだろ。

 東京新聞なんだぜ、これで…。

 (ここまで、「タッチ」の例の場面を思い浮かべながらお読み下さい)

 …まぁ、東京新聞が真相解明に動く事は未来永劫あり得ないでしょうが、その辺の権利関係の問題を全て放っておいて、本当に5月3日に公開されるんでしょうか?別にどうでもいいですけど。

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2008年4月28日

青学のカミが燃え尽きそうです

「光市事件の死者は1.5人」 問題発言准教授を青学が処分へ

光市事件の死者は1.5人」「元少年が殺されれば遺族は幸せ」などと青山学院大学国際政治経済学部の瀬尾佳美准教授がブログで発言していた問題で、同大が特別委員会を急きょ設置し、瀬尾准教授を処分する方針であることがわかった。瀬尾准教授の発言をめぐっては、インターネット上で大きな批判を浴びており、同大に抗議が殺到。学長や准教授が謝罪する事態にまで発展していた。

■「特別委員会」を設置、連休明けにも何らかの措置

 瀬尾准教授のブログでの発言に抗議が殺到している問題を受けて、青山学院大学が2008年4月28日に「特別委員会」を設置したことが分かった。同大によれば、瀬尾准教授への処分も含め、この問題についての協議を行う。

 同大広報課はJ-CASTニュースに対し、同委員会の設置理由について「あらゆる場面を想定して話を進めている」と話しており、「(准教授への)処分についても話し合われると受け取っていただいて結構です」としている。瀬尾准教授には、連休中ということもあり自宅待機命令などは出されていないが、連休明けにも何らかの措置が取られる可能性が高い。

 騒動の発端は、瀬尾准教授のブログでの発言。瀬尾准教授は、2008年4月22日に被告の元少年を死刑とする差し戻し控訴審判決が出た光市事件について、

  「差し戻した最高裁の判事の妻は、おそらく専業主婦で、TVばっかり見ていたため洗脳され、夫の仕事にも影響したのだろう」
  「元少年が殺されれば、報復が果せた遺族はさっぱり幸せな思いに浸るに違いない。自分の血を吸った蚊をパチンとたたき殺したときみたいにね」

と述べた。さらに、光市事件で殺された母子のうち幼児を1人と数えず、「永山事件の死者は4人。対してこの事件は1.5人だ」と書き込んでいたため、ネット上で「被害者に対して失礼だ」といった批判が相次いだ。また、過去に書いたブログで大阪府知事や拉致被害者家族についても、

  「大阪府知事なんかエロノックだって務まったくらいですから誰でもかまいません。ま、人間の廃物利用ってところでちょうどいいじゃないですか」
  「(拉致被害者は)私の目から見ると信じられないくらい幸福です。なのにその幸福に感謝もしないで、いつまでもいつまでも『めぐみっちゃん』とか不幸面してられるアンタが心底うらやましいよ、とTVを見るたびに思います」

と綴っていたことから、インターネット上で騒動にまで発展。ブログでの発言などをまとめた「まとめサイト」も登場した。

■「釈明」も逆効果、騒動がさらに拡大

 青山学院大によれば、同大学長の意向を受けて、同大の副学長、学部長が2008年4月25日に瀬尾准教授を口頭で注意。同大ホームページに、伊藤定良学長名で、ブログでの発言が同大の理念や教育方針に照らして適切ではないとして、謝罪するコメントを同日に掲載した。

 一方、
瀬尾准教授は翌4月26日に「確かに多くの方たちの心を傷つけるような記述があり、深く反省しております」とする「お詫び」をブログに掲載したが、その後、学長に口頭で注意されたとする報道に対し、「注意をうけた事実もない」と反論。

  「書き方は悪かったと反省しておりますが、私は幼児を0.5と数えたわけではありません」

とも釈明した。「証拠」としてブログの「コピー」を示したが、その部分が書き換えられていたため、「反省してない」としてネットユーザーのあいだで騒動がさらに拡大した。


 こうしたこともあってか、青山学院大学広報課によれば2008年4月28日現在でも「電話がひっきりなしで、かなりの数の抗議が来ている」という】

 たとえ寝言であっても、不特定多数の人間の目につくようなところに書き残したなら、その内容には責任を持たないとねぇ…「表現の自由」なんてのは昨今じゃ、マヌケな主張をする際の言い訳に過ぎんよ。

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山口補選で民主勝利~毒ギョーザ以外も食わせてくれ!

補選民主勝利 首相は「怒り」を無視するな(毎日新聞社説4/28)

【福田内閣発足後初の国政選挙となった衆院山口2区補選は、民主党候補が自民党候補との一騎打ちを制した。内閣支持率が低迷する中、後期高齢者(長寿)医療制度やガソリン税の復活方針など身近な生活課題に対する有権者の不信や怒りを如実に反映した結果だ。「ねじれ国会」で民主党の攻勢は一層、強まろう。福田康夫首相は敗北を謙虚に受け止め、政権運営のあり方を反省すべきである。

 期限切れしたガソリン税の暫定税率は、関連法案を衆院で再可決し復活させることが投票日直後の29日から可能となる。加えて75歳以上を対象とする新医療制度に伴う保険料の年金からの天引きが、15日から始まった。暫定税率と新医療制度の是非が争点となり自民は首相、民主は小沢一郎代表がそれぞれ現地入りしての総力戦を展開した。

 結局、民主前職(比例中国)候補が、国土交通省OBの自民新人候補を破った。自民は暫定税率よりも地域活性化に重点を置く戦術を取ったが、税率復活に支持は得られず、新医療制度への反発が強い逆風を生んだ。本社とJNNの出口調査によると、投票した人の6割以上が税率復活に反対している。また、年代別では70代以上でも民主候補に投票した人がやや上回った。同じ年代の政党支持では自民が52%と民主の29%を圧倒しており、今度ばかりは自民におきゅうを据えたお年寄りの「反乱」が保守の牙城を崩した。

 補欠選挙は組織票が堅い与党に有利な傾向があるだけに、今回の選挙結果は福田政権にとって深刻な敗北だ。ところが与党は投票を待たずに暫定税率を復活する方針を固めた。これでは「民意など関係ない」と言っているに等しい。道路特定財源を09年度から一般財源化する首相の方針を空手形に終わらせないための努力も不十分なままだ。敗北直後に再可決をしてガソリン代を元に戻しても、国民の納得は得られまい。

 敗北を呼んだ新医療制度も、国民の理解からはほど遠い。負担増の実態把握や情報開示で説明不足を補うことはもちろん、制度設計も含めた再点検に着手すべきではないか。生活重視路線を掲げる一方で、福田政権のこれまでの運営には官僚寄りとの批判が強い。年金不信が直撃した先の参院選同様、地方で自民の岩盤が崩れだしている現実を直視すべきだ。

 一方、民主党にとって、補選勝利は弾みだ。小沢代表の求心力は増し、今国会中の首相問責決議案の提出も視野に、早期の衆院解散に向け攻勢を強めよう。ただ、新医療制度への批判がタイミングの良い追い風となった面は否めない。日銀正副総裁人事の対応にみられる一連の強硬路線が評価されたとみるのは早計ではないか。来る衆院選に備えての建設的な政策論争こそ本筋である】

 う~ん…今回の民主勝利も、別に小沢一郎の求心力がどうのという話でなくて、先の参院選同様、自民(というか福田)の敵失としか思えないんだがなぁ。この社説を含め、「保守王国山口で民主勝利」なんて見出しの記事をいくつか見かけたけど、少なくとも福田政権は「保守」じゃないし(笑)。

 いつだったか忘れたけど、前に「二大政党制」に触れた時にも書いたと思うんだが、有権者の選択肢が福田自民と小沢民主の2択しかないってのはどうなんだろう?しかもこの選択、言ってしまえば両者共に毒入りギョーザみたいなものだ(それも、中の毒が皮を透かして丸見えのヤツ)。両者の違いは「片方(自民)はちょっと味見してみた」という程度。これを1つずつ目の前に並べられて、「どちらでも好きな方を食べて下さい、ただしアナタの選んだ方のギョーザを、日本国民全員が選ぶものとします」なんて言われたら、決していい気分はしないだろうな。山口県の皆さん本当にお疲れ様でした。

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2008年4月27日

産経新聞社説4/27~ちょっと産経にも失望した

長野聖火リレー まるで中国の“五輪独占”

【3000人以上もの警察官が動員された北京五輪の長野聖火リレーは、小さな妨害行為はあったものの、予定通りの18・7キロを4時間かけて走った。聖火は次のソウルに引き継がれた。

 ではあるが、誰もが「よかった」と思ったかどうか。答えは、否だろう。

 長野県警を中心とする大がかりな警備シフトは、聖火を守り、混乱を最小限に食い止めた点では、評価されてよい。これまでのいくつかの聖火リレー都市で問題視された中国側の聖火随行員の動きも封じ、「警備は日本警察が行う」との主権の鉄則も守った。

 しかし、地元の長野市民らは聖火の出発地点には立ち入れず、ロープやさくで仕切られた沿道から「聖火護送」のようなリレーを見守るしかなかった。何のための聖火リレーなのか。国際オリンピック委員会(IOC)は重い課題を背負った。

 その沿道には五星紅旗が林立した。長野に集結した中国人留学生らは当初予想の倍近くの約4000人にもふくれあがり、「北京がんばれ」の叫びは、中国政府の人権抑圧を訴える亡命チベット人や「国境なき記者団」など活動家を数で圧倒した。

 留学生らの言動はおおむね、中国政府が内向けに力説する「愛国主義の理性化」に忠実だった。問題は、聖火を独占するかのような集団行動である。あれでは共感は呼ばない。

 長野聖火リレーの前日、中国政府は国営新華社通信を通じ、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世側と数日中に接触する、と発表した。3月のチベット騒乱以来、ダライ・ラマを「騒乱の策動者」と決めつけ、日米や欧州が求めるダライ・ラマ側との対話を事実上はねつけてきた中国側が初めて見せた変化ではある。

 ただ、長野での五輪イベントに合わせて国際社会に柔軟姿勢をアピールしようとした中国側の計算もうかがえる。胡錦濤政権のチベット問題への今後の対応を注視しなければならない。

 長野聖火リレーの出発式で掲げられていた北京五輪組織委員会の旗には「情熱を燃やせ、夢を分かち合おう」とあった。

 だが、チベットの人権を置き去りにして、五輪の夢は共有できない。これを長野にやってきた中国人留学生たちへのメッセージとしたい】

 …いやまぁ、社説の全体的な内容はともかく、前のエントリで紹介した「長野県警の横暴」について、産経新聞すらも全然触れてないってのはどうなんだろう。いくら警備のためとはいえ、「日本の警察が中国を非難する人々のみを排除した」という事実が、世界に対してどのようなメッセージをもたらすものかと考えたら、これは捨て置ける問題じゃないはずだ。「警備は日本警察が行う」なんて言っといて、それで守る対象が中国側ばかりだったら、日本の主権は一体誰の手にあるのかねぇ?

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2008年4月26日

長野県警は人権の敵

【長野・聖火リレー】“チベット派”警察の指導によりゴール地点・若里公園に入場禁止、でも中国国旗はOK(「黒マッチョニュース」様)

 まぁ上からの指示があったんだろうが、それでもコレはムチャクチャだな。いくら中国のイベントとはいえ、日本で開催されているのに日本人は主張すら許さないとは。政府とメディアが媚中なのは判り切っていたが、ここに警察まで加えなくてはならんのか…。

080426

 日本の警察が守るべきは一体何なのか。長野県警は責任を取るべきだと思う。

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2008年4月25日

放火は韓国の国技ですから!

崇礼門放火、被告の男に懲役10年の判決

ソウル中央地裁は25日、国宝第1号の崇礼門(南大門)に放火し全焼させ文化財保護法違反の罪で起訴された70代の男に対し、懲役10年を言い渡した。被告は犯行事実をすべて認めており、関連証拠も十分なことから有罪が認められた。
 裁判部は、「崇礼門全焼で国民に想像できないほどの精神的苦痛を与え、国と国民の位相を失墜させたことを考慮すると、重刑は免れない。被告の犯行により焼失した崇礼門は多くの難と歳月を乗り越えてきた遺産のなかの遺産であり、復元されても本来の姿を取り戻すことは難しく、国民の傷は容易には癒されない」とし、犯行の内容と結果は大変重大なものだと判断した。

 ただ、効果的な消火活動が行える十分な事前対策があれば全焼には至らなかったと思われ、崇礼門焼失の責任をすべて被告に負わせることは難しいと述べるなど、文化財保護関係機関にも責任があることを指摘した】

 国宝を全焼させ、国民に想像できないほどの心の傷を負わせて、判決が懲役10年?文化財保護機関の責任を差し引いても、随分と軽い刑のような気がするんだが。かの国の「恨」の感情とやらが、どれだけ凄まじいものであるかを良く知っている日本人の目から見ればなおさらだ。…まぁ放火といえば婦女暴行と並ぶ韓国の国技、ひょっとしたら韓国では、これらは普通の犯罪より刑が軽かったりして(笑)。

 ちなみに今回焼け落ちた南大門、本格的な復元工事が始まるのは2010~12年になる見通しで、完成までには少なくとも5年の歳月と約250億ウォン(約26億円)の費用が必要になるとの事。ちゃんと元の姿にしなくてもいいんだったら、今度は燃えないように鉄かなんかで造ったらどうだ?

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チンパン、素早く対応する

牛肉危険部位混入、首相「早速米国にクレームした」

【福田首相は24日夜、米国産牛肉の特定危険部位混入問題について、「本当に遺憾なことだ。早速米国にクレーム(抗議)した」と述べた。

 また、「我が国も検査をしっかりする。サンプリング(抽出)比率を高めるような措置を指示している」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた】

 ギョーザの時とは対応の早さが全然違いますな。「ギョーザの件で学習した」というワケでは決してないと思いますが。

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2008年4月24日

青山学院大学にカミ降臨

「元少年殺されれば遺族は幸せ」 青学准教授ブログに集中砲火

【山口県光市の母子殺害事件判決について、青山学院大学の准教授が自身のブログに、「判事はテレビに洗脳された妻から影響」「元少年が殺されれば遺族は幸せ」といった内容を書き込んでいたことが分かった。ネット上で、被害者側に失礼だなどと批判の集中砲火を浴びている。さらに大阪府知事や拉致被害者家族についても、関係者の心情を逆なでしかねない書き込みが波紋を呼んでいる。

■「国は復讐代行業になった感じ」

 ブログを書いたのは、青学大国際政治経済学部の瀬尾佳美准教授(環境経済学など)。IT企業のSE、防災関係の研究員などを経て、同大で教えている。

 瀬尾准教授は、ブログ「おいしいものが食べたい」で、2008年4月22日に被告の元少年を死刑とする差し戻し控訴審判決が出た光市事件について、長文で思いをつづった。もともと07年9月21日に書いた日記「光市母子殺害事件と死刑廃止論」に、判決を受けて08年4月23日に追記したものらしい。

 その追記「元少年に死刑判決」で、瀬尾准教授は、日本の刑事裁判が被害者遺族の報復の手段になったという意味で、歴史的な判決になったと主張。この事件をきっかけに、「国は復讐代行業になった感じ」と述べた。

 そのうえで、マスコミが前代未聞の騒ぎをしたことが量刑の背景にあるとして、次のように書き込んだ。

  「差し戻した最高裁の判事の妻は、おそらく専業主婦で、TVばっかり見ていたため洗脳され、夫の仕事にも影響したのだろう(判事の判断は、思いのほか被告の外見とか、外野のヤジとかにかなり影響される、という実証研究がある)」

 つまり、最高裁判事がテレビに影響され、無期懲役とした広島高裁に差し戻し審理を命じ、その影響が控訴審判決でも出たという意味らしい。そして、最後に、死刑判決が出たことに対してこう述べた。

  「いずれにしても、元少年が殺されれば、報復が果せた遺族はさっぱり幸せな思いに浸るに違いない。自分の血を吸った蚊をパチンとたたき殺したときみたいにね。それだけは喜んであげたい」

■大阪府知事を中傷するような書き込みも

 「青学の美人准教授」と話題にして祭り状態の2ちゃんねるでは、追記前の日記についても、疑問視するスレッドがいくつも立っている。

 その日記で、瀬尾准教授は、選挙権もない少年への死刑には原則反対だとして、死刑にする場合には、4人射殺の少年事件(1968年)をきっかけにした永山基準をラインにしてほしいとした。そして、「赤ん坊はちょっとしたことですぐ死んでしまう」として、光市事件で殺された母子のうち幼児を1人と数えず、「永山事件の死者は4人。対してこの事件は1.5人だ」と書き込んだ。これに対し、「(幼児も)命には代わりが無い」などと批判が相次いでいるのだ。

 ただ、日記では、幼児が傷害致死、殺人どちらで死んだか分からないとして、「ここでは1.5としておく」と釈明してはいる。

 日記には、関係者に失礼ではないかとみられる書き込みも多い。例えば、次のようなものだ。

  
「『死刑廃止論者の言うことはなにからなにまで欺瞞なのだ』みたいな思考停止は、先進国人というより中国人に近い」
  「夏の夜なんかに、日比谷公園で絞首刑の執行。そのぶら下がった屍骸の前で、稲川順二の怖い話ライブなんて結構いいかもしれない」


 瀬尾准教授は、橋下徹大阪府知事が弁護士時代に光市事件の弁護人懲戒請求をテレビで呼び掛けていたことについても非難。07年12月19日の追記で、府知事を中傷するような書き込みまでした。

  「大阪府知事なんかエロノックだって務まったくらいですから誰でもかまいません。ま、人間の廃物利用ってところでちょうどいいじゃないですか」

■拉致被害者「めぐみさん」は幸せ?

 ところが、この日記で終わりではない。瀬尾准教授が07年初めごろまで書いていたブログ「日々の気になるトピックス」でも、関係者を刺激しかねない書き込みが見つかったのだ。

  それは、2006年12月25日付の日記「6ヵ国協議成果なし」。そこでは、北朝鮮の拉致問題を取り上げ、拉致は2か国の問題だとして、他国を巻き込むことに疑問を呈した。そして、拉致被害者の家族に対しても、「違和感」があると打ち明けたのだ。

  「私は子供をなくした経験がありますが、『めぐみちゃん』はちゃんと育って、結婚までして、あまつさえ子供まで儲けています。私の目から見ると信じられないくらい幸福です。なのにその幸福に感謝もしないで、いつまでもいつまでも『めぐみっちゃん』とか不幸面してられるアンタが心底うらやましいよ、とTVを見るたびに思います」

 ただ、瀬尾准教授は、日本にいることに不満を漏らして、拉致被害者と替わってあげたいともした。そして、「こんな限りない日常が終わりになるなら是非拉致されたい」と明かした。

 一連のブログの書き込みについて、J-CASTニュースでは、青学大広報課を通じて瀬尾准教授に取材を申し込んだ。これに対し、広報課では、「取材についてはお引き受けできないとの回答でした。その理由については確認しておりません」と答えた】

 ブログの内容などについての詳細はコチラを参照の事(リンク先は「痛いニュース」様)。いやいや、これほどの人格者が准教授とは…開いた口が塞がらんな。

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中国人留学生涙目~何せ日本は法治国家ですので

聖火リレー応援ツアー中止危機…中国人留学生企画

旅行業免許ないのに「不特定多数」呼びかけ

 中国人留学生で組織する「全日本中国留学生学友会」(李光哲会長)が、26日に長野で行われる聖火リレーに向けて2000人を動員して行う大規模ツアーが、旅行業法に抵触する可能性があることが分かった。参加費2000円で往復バス代+軽食2回、Tシャツと小旗が含まれる、日帰りの“弾丸ツアー”。ホームページで大々的に参加を募ってきたが、直前になって中止の危機に立たされている。

 同会では、独自に「在日留学生長野五輪聖火リレー参加組織委員会」を結成、大学だけで7万人以上いる中国人留学生や卒業生に、ホームページ上で、「(各地で行われている)聖火リレーが、中華民族の空前の団結力を示している」などと参加を呼びかけてきた。26日は早朝に都内に集合して、最大バス30台で長野に直行。コース沿道にズラリと並んで応援した後、東京へとんぼ返りする予定だ。

 1人2000円で朝食と昼食、飲み物を提供し、日中両国の大小国旗や五輪の旗、そろいのTシャツを配布。だが、2000円ポッキリで全部の費用を工面するのは不可能で、不足分は、企業などからの献金でまかなう。主催の「組織委員会」は、あくまで“民間”で、中国大使館からは国旗など物品の提供だけを受けるという。

 自国のビッグイベント関連行事を盛り上げたい気持ちは分かるが、これに「待った」をかけたのが、日本の旅行業界を統括する「日本旅行業協会」(通称JATA、東京・霞が関)だ。法務担当者が、こう解説する。

 「これは旅行業法第三条に抵触する可能性が極めて高いですね。不特定多数を対象にした『募集型企画旅行』を取り扱う場合、主催者はあくまで、国土交通省認可の『第一種旅行業務』(海外・国内可)か、都道府県知事の認可を得た『第二種旅行業務』(国内のみ可)の免許を持った旅行会社でなくてはなりません

 ここでいう主催者とは、今回のケースでいえば、「組織委員会」に該当するが、当然、旅行業の免許など持っていない。また、一定の組織内で旅行を企画し、その構成員に限って募集する場合(職場旅行、同窓会など)はこの限りでないが、「留学生というくくりで、対象者が7万人もいるうえ、ツアー申し込みの条件が代表者の口座への2000円振り込みとなっている以上、事実上『不特定多数』に向けた企画旅行の募集です」(法務担当者)

 JATAは、ホームページ上での募集手法でも、業法違反を指摘する。

 「募集型企画旅行の募集広告では『法定表示事項』が定められていますが、ホームページの募集案内を見る限り、何一つ要件を満たしておりません。日本国内において、金銭を伴った旅行イベントを行う以上、これらの法律はキチンと順守していただく必要があります。知らなかったでは済まされません

 これらの違反が確定すれば、ツアーは中止のうえ、100万円以下の罰金が科せられることになる。JATAでは、事実関係を正確に調査した上で警告もあり得るとしているが、留学生学友会関係者は「大丈夫だろう」と話している】

 長野の聖火リレーの日が近づく中、また新たに中国人に厳しい事態が。それでも中国人は「愛国無罪」で何とかするのかな?だがここは日本、何ともならないだろうけどな。

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エロ拓は日本にいる必要ないと思います

日朝国交正常化:超党派の議員連盟、月末にも設立へ

自民党の山崎拓前副総裁や民主党の岩國哲人元副代表ら両党の7人が24日、国会内で会合を開き、日朝国交正常化を目指す超党派の議員連盟を月末にも設立することを決めた。北朝鮮が「完全かつ正確な申告」を含む核廃棄に向けた第2段階措置を実施すれば、直後にも訪朝する。議員外交で日本人拉致問題などを打開し、福田康夫首相の早期訪朝につなげたい考えだ】

 「ラー(太陽神)の会(笑)」とはまた別の集まりなのか?とりあえずその7人とやらは、名前が判明次第日本の国会議員を辞めてもらいたいものだな。

山崎氏対北議員外交に不快感 官房長官

【町村信孝官房長官は24日午前の記者会見で、自民党の山崎拓元副総裁が拉致問題解決に向けて北朝鮮との議員外交を展開する考えを示していることについて「いろいろな政治状況、外交状況によるが、議員外交が展開できる状況にはない」と不快感をにじませた。

 山崎氏は福田康夫首相の訪朝を今秋に実現し、日朝国交正常化に結びつけたい意向を表明している。これに対し、町村長官は「それは山崎氏に聞いてください」と述べるにとどめた】

 「福田首相の今秋の訪朝」は実現しないだろうな。それまで絶対福田はもたないだろうし。あと、産経の記事の関連トピックスの項目が「紛争・クーデター・革命」になってたのには笑った。

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2008年4月23日

胡散臭い弁護士センセイ方

安田弁護士に逆転有罪で罰金刑・東京高裁

【顧問先の不動産会社に資産隠しを指南したとして強制執行妨害罪に問われた弁護士、安田好弘被告(60)の控訴審判決で、東京高裁(池田耕平裁判長)は23日、同被告を無罪とした一審・東京地裁判決を破棄し、罰金50万円(求刑懲役2年)の逆転有罪を言い渡した。

 安田被告は起訴当時、元オウム真理教代表、松本智津夫死刑囚(麻原彰晃、53)の主任弁護人だった。22日に死刑判決が言い渡された山口県光市の母子殺害事件でも元少年の被告の主任弁護人を務めている。

 起訴状によると、安田被告は不動産会社「スンーズコーポレーション東京リミテッド」社長(72)=有罪確定=らに対し、所有ビルの賃料振込先をダミー会社2社に変更するよう指示。93―96年に同社の収入約2億円を隠し、住宅金融債権管理機構(現整理回収機構)の債権回収を妨害した、とされる】

 この事件は安田センセイが松本死刑囚の一審公判中に逮捕、起訴されたという事もあり、「違法捜査によって作り上げられた事件」という主張もあるようなのだが、何にしても安田センセイの方針ってのは「依頼人の有利になるようには最大限努めるものの、社会通念からは逸脱している」という印象で、思いの他納得できてしまうんだよなぁ(笑)。例の判決の後だとなおさら。

 …しっかしこの二審、安田センセイの側には約2100人もの大弁護団がついて無罪を主張したそうだが、それでも負けたってのはどうなんだろうねぇ?このところ、少々社会からズレたような弁護士の話しか聞かないからなぁ…。

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東京新聞社説4/23~被害者無視のキチガイ社説

母子殺害判決 重い課題が残された

「死刑か無期懲役か」ばかりに関心が集まり、基本的問題が十分論議されなかったのは残念だ。市民が裁く側になる裁判員裁判の実施を前に、刑事司法について真剣に考え理解を深めたい。

 山口県光市で一九九九年に起きた母子殺害事件の差し戻し審は予想通り死刑判決だった。厳粛に受け止めるべき判決だが、ここに至る経緯は異常だった。

 犯行当時十八歳と一カ月だった被告を一、二審が無期懲役にすると、ネットや週刊誌などで激しい攻撃が始まった。妻を暴行され、愛児とともに惨殺された夫が、極刑を強く要求し、テレビはその顔をアップで画面にとらえ、詳しく報じた。一部メディアは死刑を求める大合唱の場になった。

 無期判決を破棄した最高裁、差し戻し審で死刑にした広島高裁の裁判官が、この影響を多少なりとも受けたことは否定できまい。

 その陰で「被害者感情と刑罰の重さの関係」「死刑存廃」それに「刑事弁護の意義」という三つの重要問題が置き去りにされた。

 愛する家族を理不尽に奪われた遺族の憤りは理解できる。だが、メディアがそれを生の形で報じると社会の報復感情をあおり立てることになりやすい。被害感情を量刑に直接反映させると裁判が復讐(ふくしゅう)の場になりかねない。

 被告は中学時代に母親が自殺、実父が若い外国人女性と再婚するなどして不安定な家庭で育った。そうした成育環境が被告の心に与えた悪影響の論議は、最高裁以降かき消されてしまった。

 国際的には死刑の廃止国数が存置国数を上回り、なお増えつつある。日本では真剣な議論が行われないままこの流れに抗し、死刑判決が近年、増加している。

 裁判員裁判では、被害者感情への対応や死刑を含む量刑の判断を市民が迫られる。一人ひとりが自分の責任で意見を言えるよう、考えを深めておきたい。

 殺意を否認した弁護団に対する攻撃も異常だった。タレント弁護士がテレビで攻撃をあおるかのような発言をし、弁護士会に懲戒を求める請求が殺到した。

 どんな凶悪事件の被告にも適正に裁かれる権利がある。それを守る弁護活動が被害者感情、市民感覚と合致しなくても、封じることは許されない。

 犯罪への対応はその社会の成熟度を反映する。裁判員裁判に臨むにあたり、刑事司法をわがこととしてもっと関心を持ちたい】

 ま~た東京新聞がどうしようもない社説を書いておるな。「三つの重要問題が置き去り」?んな事ねーだろーよ。

 まず「被害者感情と刑罰の重さの関係」。社説では「被害感情を量刑に直接反映させると云々~」と書いておるが、これって被害者にしてみれば当然の権利なのでは?裁判に関して「被害者参加制度」が作られた事などからも考えて、被害者の権利を重視しようというのが今の司法の流れなんじゃないか。だいたい、事件の凶悪性と被害感情及び刑罰の重さは、もともと比例関係にあるんじゃないかと思うんだが。

 次に「死刑存廃」。まぁこれは「今回残った問題」というよりは、別の場できちんと論議すべき話だろうな。一応少しだけ触れておくと、「国際的には死刑廃止国が増えている」というが、ならば何故日本では、犯罪に対して厳罰を求める声が社会的に増えてるのか?そこをちゃんと抑えなければ、外国がどうとか、加害者の人権がどうとかいう話は意味がない。あと、この「犯罪に対する厳罰化の流れ」には、メディアの犯罪報道に関する姿勢も多分に絡んでいると思うので、その点東京新聞もよく心しておくように。

 あと「刑事弁護の意義」だが、これについてのツッコミは別にエントリを製作中なので、またの機会に。いずれにしても、この事件に絡んだ東京新聞の主張は救いようがねーな。

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2008年4月22日

聖火リレーの準備が進んでいます~長野

長野聖火リレーの出発地決定 善光寺そばの市有地に(4/21)

 もと刑務所の跡地だそうで。中国人にはふさわしい土地かも。善光寺が辞退した後、特にもめるでもなく、あっさり代替地が決定した事を考えると、もしかしてこの話は予定調和だったの?

善光寺 聖火リレーに合わせチベット暴動犠牲者の追悼法要(4/22)

 リレー当日の朝に行うとか、空気読み過ぎの善光寺。リレー出発地の辞退を表明した後で何か吹っ切れたのか?

「入国拒否に該当せず」国境なき記者団来日で(4/22)

 「抗議行動しますんで」って、ちゃんと日本に通達を出してるのか「国境なき記者団」(笑)。そして「別にいいんじゃないの?」と鳩山法相&高村外相。チンパン福田は救いようがないが、それでも日本はまだイケるか?

 …とまぁ、長野では北京五輪の聖火を迎える「準備」が着々と進んでいるもよう。さらなる続報に期待したい。

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死刑判決

<光母子殺害>元少年に死刑判決 裁判長は新供述「不自然不合理」、情状「斟酌する理由みじんもない」

【山口県光市で99年4月、母子を殺害したとして殺人と強姦(ごうかん)致死罪などに問われた当時18歳の元少年(27)に対する差し戻し控訴審の判決公判が22日午前、広島高裁であった。楢崎康英裁判長は「強姦の目的や計画性も否定できない」として、求刑通り死刑を言い渡した。元少年が差し戻し審になって新供述を展開したことを「不自然不合理」とし、弁護側が主張した情状面について「斟酌(しんしゃく)する理由はみじんもない」と述べた。

 最高裁は06年6月、高裁が認めた情状酌量理由を「死刑を回避するには不十分」として1、2審の無期懲役判決を破棄し、高裁に差し戻した。

 判決によると、元少年は99年4月14日、光市のアパートに住む会社員、本村洋さん(32)方に排水管検査を装って上がり込み、妻の弥生さん(当時23歳)を強姦目的で襲い、抵抗されたため手で首を絞めて殺害。泣き続ける長女夕夏ちゃん(同11カ月)を床にたたきつけた上、首にひもを巻き付けて絞殺した。

 元少年は差し戻し審の公判で、弥生さん殺害について「甘えたい気持ちで抱きつき、反撃され押さえつけたら動かなくなった」とし、夕夏ちゃんについて「泣きやまないので抱いてあやしていたら落とした。首を絞めた認識はない」と述べた。

 供述を変えた理由については、「自白調書は警察や検察に押し付けられ、1、2審は弁護人が無期懲役が妥当と判断して争ってくれなかった」とした。

 判決は「弁護人から捜査段階の調書を差し入れられ、『初めて真実と異なることが記載されているのに気づいた』とするが、ありえない」と、元少年の主張を退けた。

 また、弥生さんの殺害方法について元少年が「押し倒して逆手で首を押さえているうちに亡くなった」としたのに対しても、「不自然な体勢で圧迫死させるのは困難と考えられ、右手で首を押さえていたことを『(元少年が)感触さえ覚えていない』というのは不自然。到底信用できない」とした。夕夏ちゃん殺害についても、「供述は信用できない」と否定した。

 また、元少年が強姦行為について「弥生さんを生き返らせるため」としたことについて、「(荒唐無稽こうとうむけい)な発想であり、死体を前にしてこのようなことを思いつくとは疑わしい」と退けた。

 判決は、「身勝手かつ、自己中心的で、(被害者の)人格を無視した卑劣な犯行」と断じた。

 1、2審は殺害の計画性の無さや更生可能性を重視して無期懲役を選択。最高裁は強姦目的や殺害方法などの事実認定を「揺るぎない」と判断し、情状面からも「量刑は不当で、著しく正義に反する」として審理を差し戻した。

 事件当時、元少年は18歳30日。少年法は18歳未満の被告に死刑を科すことを禁じている。2審の無期懲役判決を差し戻した死刑求刑事件は戦後3例目だが、他の2件は死刑が確定している】

 被告に死刑判決が出た。弁護団は最高裁に上告したが、以前に高裁の情状酌量理由を退けた最高裁での審理でこれが覆る事はないだろう。事実上、死刑は確定したものと思われる。

 実際に死刑判決が下った事で、おそらく被告は事件が起きて以来初めて、自らの犯した罪の重さを感じているのだろう。せいぜい悩み、苦しむといい。そうでなければ、万に一つ死刑が回避されたとしても、被告の更生は望めないだろう。なに、その苦しみはこの9年間、遺族の方々が抱いてきたそれに比べれば、全然大したものではない。

 他人の人権を蹂躙し奪い取った者が、罰として自身の人権を剥奪される…至極真っ当な話ではないかと私は思うのだが。

【関連】母子殺害元少年の「理解不能」発言 「死刑制度認める、でも死刑になりたくない」

 …ドラえもんが生き返らせてくれるさ。そうなんだろう?

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2008年4月21日

一刻も早く福田を切るべし!

「北朝鮮へのボーナスある」=韓国大統領に伝言依頼-福田首相

「北朝鮮を説得するとき、(日朝国交正常化の暁には)『日本からのボーナスがある』と話してほしい」。福田康夫首相は21日の日韓首脳会談の席上、韓国と北朝鮮が相互に連絡事務所を常設する構想が実現すれば、国交正常化後に経済協力をするとの日本の基本的立場を北朝鮮側に伝えるよう依頼した。
 韓国側の説明によると、李明博大統領は今後、北朝鮮に連絡事務所設置を改めて提案する方針であることを説明。首相はこの構想が実現することを前提に「(北朝鮮への)ボーナスがある」と2度発言、念押ししたという】

 おいおいチンパン、何いい加減な事を言ってるんだよ!北朝鮮の経済制裁は延長したばかりだし、核も拉致も一切進展していないだろうが!もし仮に北朝鮮と国交正常化したとしても、連中にくれてやるカネがあるなら、日本国内をまず何とかするべきだろうが!つい最近も「暫定税の税収がなくなれば地方財政に影響が出て云々~」とかぬかしていたのはどの口だ!?

 巷では「5月の連休明け頃が福田政権の危機」などというウワサもあるようだが、とてもじゃないがそこまで待てん。一刻も早く、できるなら明日にでも首相のクビを挿げ替えてほしい。そんでもって今回の話も、「首相の個人的な考えで…」とか言って、無かったことにしたいものなのだが…?

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韓国の人口激減の予感

児童性犯罪:ヘジン・イェスル法、来月国会通過か

【子どもへの性的暴行・殺害犯は「死刑または無期」に

 法務部は20日、13歳未満の子どもに性的暴行を加え殺害した犯人に対し、「死刑または無期懲役」を適用できるようにするという内容の、「性的暴力犯罪の処罰および被害者の保護に関する法律(性的暴力特別法)」の改正案(仮称:ヘジン・イェスル法)を国会に提出する、と発表した。

 今回の法改正は、京畿道安養市でイ・ヘジンちゃん(10)とウ・イェスルちゃん(8)が性的暴行を受け殺害された事件をはじめ、子どもが誘拐・拉致され性的暴行を受けた末に惨殺される事件が最近相次いでいることを受けたものだ。

 改正案は、13歳未満の子どもに対し性的暴行を加え殺害した者には死刑または無期懲役刑のみを適用することとした。また、子どもを強姦(ごうかん)した者を「懲役5年以上」としていた法定刑も「懲役7年以上」に引き上げる。さらに、暴行または脅迫などの手段を用いて子どもに性行為をさせた者に対しては、「懲役3年以上」だった法定刑を「懲役7年以上」に引き上げ、強姦罪と同等の厳しい処罰を行うこととした。

 また、子どもに対する強制わいせつ罪も、「懲役3年以上または1000万ウォン(約104万円)以上3000万ウォン(約313万円)未満の罰金刑」とする。現在は「懲役1年以上または500万ウォン(約52万円)以上3000万のウォン未満の罰金刑」となっている。

 法務部は「ヘジン・イェスル法」案を法制処(日本の内閣法制局に相当)で審議した上で、国務会議(日本の閣議に相当)の可決を経て国会に提出する意向だ。早ければ来月の臨時国会で可決されるとみられる。

 同部の刑事企画課は「13歳未満の子どもに対する性的暴行の法定刑を引き上げることで、犯罪を防ぐことができるという効果を上げられる」という趣旨だ、と話している】

 国技を規制強化とは、思い切った事をするなぁ韓国。ところで「罪を犯した者は死刑または無期懲役」との事だが、韓国は死刑中断10年とかでアムネスティに「死刑廃止国」に認定されたんじゃなかったっけ?まぁ別にどーでもいいけどさ。

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「死刑」と「冤罪」は別問題である

あなたは死刑判決を下せるか:決断への条件は?

死刑判決を下せる68%、下せない32%

 livedoor 世論調査では「裁判員に選ばれたら死刑判決を下せますか?」というテーマで世論調査を行いました。

 その結果68%の人が死刑判決を下せる、32%の人が下せないという回答をよせてくれました。

死刑及び裁判員制度 : 今回の調査の背景

 鳩山法務大臣の就任後、5か月で3回目の執行命令となり、10人の死刑を執行したことになります。
日本における死刑執行の件数増加に対して、死刑廃止を訴える議員や弁護士、市民団体からは非難の声もあがっており、死刑肯定派と否定派で議論が活発化しています。
 
 来年7月には国民から選抜された裁判員制による初公判が開かれるとみられており、もしかすると私たち自身が死刑判決を下す場面に直面する可能性もあり得ます。

死刑判決を下せる派の意見

 まずは68%を占めた死刑判決を下せるという人の意見を見てみましょう。「死刑に相当する罪を犯した人はその命をもって罪を償うべきです。」「被害者の遺族の気持ちを考えたい。」「動かしようが無い証拠があれば、死刑の判決を出します。」「なんで死刑にならないのか分からないやつも多い。」「今の節操がない日本には絶対必要!」「下すことが社会正義だと思う。」といった意見が寄せられました。

死刑判決を下せない派の意見

 一方で32%を占めた死刑判決を下せないいう人の意見では「人の死を宣告できるほど賢者ではない。」「感情で殺したいと思う事件の加害者はいるが、自分が殺しの片棒担げるのか?と考えると重い。」「人の死を決める権利を、いったい誰が持っているのでしょうか。」「加害者にも人権はある。」「冤罪がある限り、冤罪で死刑になる可能性のある人が出るかもしれない。」「相手の顔を生で見たら『死刑』と判決できるか自信がもてない。」といった意見が寄せられました。

総括 : 多くの人が決断できると回答、一方迷いも…

 今回寄せていただいた意見を見たところ、死刑判決を下せるという意見が多かったです。
しかし、死刑判決を下せるという人の中にも「死刑制度には反対」や「しっかりとした証拠があれば」といった条件付きの回答も見られました。逆に死刑判決を下せないという人の中には「感情では殺したいが」といったように果たして自分が人を殺すことに間接的に手を染めてもいいのかといった迷いが感じられる意見もありました。

 しかし来年5月21日から裁判員制度が開始されることが決定しました。実際に裁判員裁判が始まるのは早くても来年7月下旬以降とみられています。最高裁長官は「国民の理解と協力を得て制度を円滑に実施できるよう、引き続き最大限の努力をしていく」と語っています。一人ひとりがじっくりと考えていくことが重要だと思います】

 上の意見の中にも「冤罪」という言葉が見られるが、いわゆる死刑反対派の主張としてよく使われるのが「裁判制度がいかに成熟したとしても、誤審、冤罪の可能性は100%排除できないとして、究極の生命刑である死刑は速やかに排除しなければならない」という論理だ。「もし死刑にしてしまったとして、後で冤罪である事が発覚しても、失った命は二度と元に戻せない。ならば、死刑という選択肢はなくすべきだ」とまぁ、そういう話である。

 だがこの論理だと、ある一つの疑問が排除できない。仮に、犯罪が軽微なものであったなら、冤罪だったとしても問題ないのだろうか?あるいは、死刑にならなくとも、冤罪で懲役や罰金などの判決を受けるのは問題ないのだろうか?要は「死刑でさえなければ、冤罪はあっても構わない」というようにも取れると思うのだがどうだろうか。

 当然ながら、冤罪の可能性があるのは死刑が絡むような凶悪犯罪ばかりではなく、痴漢や窃盗などの軽微な犯罪であっても同じであり、また命まで取られなくとも、濡れ衣を着せられた人間の労苦は量り知れない。それを考えれば、冤罪は裁判の前提として回避されなければならない問題であり、犯罪人を死刑にするかどうかでのみ、その可能性を検討しなくてはならないものではない。結局、死刑と冤罪とはまったく別の問題で、これらを関連付けて「死刑廃止の根拠」とするのは適切でないと私は思う。

 ところで明日22日、山口県光市・母子殺害事件の差し戻し控訴審判決が下される。死刑の是非はもちろんの事、刑事弁護のあり方などについても論議を呼んだこの裁判も、事件発生から9年を経てようやく幕引きとなる。私自身は被告の極刑を望むところだが、その結果についてはまた明日、この場でもって触れたい。

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石田衣良に白黒つけます!!

 …かつて「ふー、びっくりした」「サイレントマジョリティを考慮にいれて~」などの迷文句でネットを騒然とさせた、毎日新聞のコラム「石田衣良の白黒つけます!!」。「何を今さら」と言われるのを承知で書くが、単行本が出ていたのを今日初めて知った(リンク先はAmazon)。本屋で中を覗いてみたが、件の文章もそのまま掲載されている。忘れている人も多いと思われるので以下に。

中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい?

◇ふー、びっくりした

 この秋に2度、韓国に取材旅行にいった。
日本と韓国を舞台にした恋愛小説を来年書くためだ。
訪れたのは、ソウルとプサン。どちらの街も元気で勢いがある。
それはたのしい取材旅行だった。ソウルは高層ビルの建築ラッシュで、
プサンは国際映画祭の真っ最中。とても華やかだった。
たべものはおいしいし、女の子はかわいい。
男性は徴兵制のせいか、みなたくましくスーツがよく似あう。
ついでにいえば、現地では誰に会っても、おかしな反日感情などなかった。

 うーん、今回は簡単だとぼくは思っていた。
だって、中国と韓国はおとなりの国だものね。
これからもずっとつきあっていかなければならないのだ。
この質問のこたえなんて考えるまでもない。

けれど、最近の東アジア情勢を、みんながどんなふうに感じているのか、
それが探りたくてこのテーマにしたのだ。

 するとあらら、不思議。
寄せられたのは厳しい反韓国・反中国のメールばかりだった。
なぜなのかしらん? 
というわけで、今回は多数を占める
「しなくていい」派からいってみよう。

 「近隣国と友好関係をつくるのは『望ましい』ことであって、
『なすべき』ことではない」(住所不明・匿名さん)。
「都合のよいときだけ、新時代にむけて新しい関係をといいながら、
なにか起きると過去の清算だ、教科書問題だという国と
なぜつきあわなければならないのか?」(大阪市都島区・嫌人さん)。
「隣国とは仲良くしたほうがいいに決まっているが、
日本側から頭をさげてまで仲良くする必要はない」(海外在住・匿名さん)。
「友情ごっこのような関係ならいらない。中国・韓国とは必要があれば協力し、
なければ距離をおくくらいでちょうどいい」(北海道旭川市・優子さん)。

 ふー、びっくりした。でも、反対派の意見はほぼ一点に集中している。
中国や韓国は反日だから、仲良くする必要はないというもの。

それ、ほんとなのかなあ。賛成派のメールを読んでみよう。

 「3年ほど中国東北部で働いています。日本でおおきく報道されている
『反日』は、こちらでは報道ほどひどくはありません。一般人のなかには、
単なる反日よりも、冷静に日本との上手なつきあいかたを模索している人の
ほうが多いように感じます」(東京都世田谷区・モモトン)。
「実家のまわりには在日韓国人が多く住んでいて、それがあたりまえでした。
結婚して住んだ場所には中国人が多く、小学校の運動会では中国語の
アナウンスがつくほど。どちらの国の人とも、近くにいることが自然。
人間なんだから、仲良くしたほうがいいと考えるのが当然だと思います」
(神戸市垂水区・匿名さん)。
「当然、仲良くすべきです。隣国の中国や韓国と仲良くしないで、
遠くの国とばかりの外交では、成功なんてありえないのでは?」
(千葉市花見川区・匿名さん)。

 ぼくはつぎの10年間で、現在の日米関係と同じくらい
日中関係・日韓関係は重要になると思う。すでに対中貿易は
日本経済のおおきな柱のひとつなのだ。仲良くしなくていい、
無視すればいいというのは一見強そうだし簡単だ。
でもそうすれば、すぐとなりに住むたくさんの人たちがいなくなるのだろうか。

 今回のこたえは数字のうえでは「しなくていい」派が圧倒的だったけれど、
応募しなかった多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定させてもらいます。
中国・韓国とは仲良くしたほうがいい。

 あたりまえの話だよね。メールをくれた「多数派」はあまり反日報道や
ネットの情報に踊らされないほうがいいのではないかな。

では、最後にシンプルなメールをひとつ。

 「夢みたいなことだとはわかっているけど、中国・韓国というよりは、
すべての国と仲良くなってくれたらいいなと思ってます」
(東京都練馬区・匿名さん)。別に夢なんかじゃないよ。
ぼくだって、ジョン・レノンだって、
それにその他大勢の地球人がそう願っているのだから。

 単行本の中で石田曰く、このアンケート結果は「日本の保守化が進んでいるから」という事らしい。ならば今、世界では中国のチベット問題を巡り、五輪開催や聖火リレーに非難の声が集まっているのだが、これは「世界の保守化が進んでいる」という事なのか?もしくはそれらの非難の声や、チベットの人たちの自由を訴える声は、石田にとっては少数派のノイズに過ぎないのか?単行本の発行日は3月末という事なので、3月中旬のラサ暴動が報じられた時点では修正を入れる余裕はなかったのかも知れないが、仮に時間があったとするならば、この文章をそのまま掲載した石田や毎日新聞は大した神経をしていると言わざるを得ないかも。

 一応この文章のオチとしては、タイトルに絡めて「石田衣良に白黒つける?アイツはアカだろ?」という文章を用意していたのだが、やっぱり白黒はハッキリさせるべきだろう。石田衣良はクロ。真っ黒。人として。

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2008年4月20日

嫌中の 世論に日和る 加藤かな

大国の責任、自覚を 中国外相と会見して

【中国は昨秋の第17回共産党大会で第2期胡錦濤(フー・チンタオ)体制がスタートして半年。胡主席の5月の来日は以来初の外国訪問となる。楊潔(ヤン・チエ)チー外相は「中国元首として10年ぶり、新世紀初の訪日」と意義を強調した。

 だがそれ以上に注目されるのは3月のチベット騒乱事件後初の外国訪問という点ではないか。両国首脳の議論を国際社会も注視するだろう。

 日中関係は一昨年以降、好転したが、冷え込んだ国民感情はまだ脆弱(ぜいじゃく)な状態にある。ガス田開発問題に加え、冷凍ギョーザ、チベットなど事件が山積する中での首脳交流を疑問視する向きもあるが、そうではなかろう。むしろ問題があるからこそ率直な対話が重要なのではないか。

 楊外相がチベット問題について「内政問題であり、外国は干渉すべきでない」と語ったのは、一切の妥協をしない強硬姿勢を確認したものだ。

 楊外相は高村外相との会談で求められたダライ・ラマ14世との対話についても「我々は門戸を開いている。障害は(祖国分裂の活動を止めない)ダライ側にある」と突っぱね、「国際世論は法律に基づいてとった行動を支持している」と一歩も退かぬ決意を語った。

 こうした中国政府の対応に国際社会が懸念を深める現状は、民主化運動を鎮圧した89年の天安門事件後の状況に通ずるものがある。当時、西側各国は制裁に動き、中国経済は苦境に直面した。この時、途上国援助(ODA)をいち早く再開し、中国の国際社会復帰への道を開いたのは日本だった。

 当時と決定的に違うのは、中国の国際社会における存在感の大きさだ。今の強気の背景には経済発展に自信を深め、主要国は衝突を望まぬだろうとの読みがある。とくに景気後退の不安がある米国政府が強い対中非難を控えていることも視野に入れているのは間違いない。

 しかし21世紀の世界では、人権・人道問題は普遍的価値としてますます重視される流れにあり、場合によっては国家主権を超えることもある。国連で安保理常任理事国という位置を占めながら「内政に外国は口出しすべきでない」というだけでは、責任ある大国の対応とはいえまい。

 楊外相は中国が国内の人権問題の改善に取り組んでおり、各国外交官や外国メディアを騒乱後のチベットに入れて視察を実現したと強調したが、まだまだ不十分だ。

 チベットから外国人旅行者を追い出し、情報を封鎖し、被害者の立場を強調した情報を流すのみなので、中国の青年層に「外国メディアが真相をねじ曲げている」「理不尽な中国攻撃が行われている」といった反発や愛国心を喚起し、外国製品の不買運動まで起きている。ナショナリズムの異様な盛り上がりには不安を禁じ得ない。

 今年は中国の姿を大きく変えた改革開放政策の開始から30年の節目だ。その成果ともいえる8月の北京五輪は「一つの世界、一つの夢」をスローガンとする。

 世界中から祝福される五輪にするためにも、中国は国際社会の声に耳を傾ける柔軟な姿勢と、一層国を開く決意を見せてほしい(加藤千洋編集委員)

 日頃が日頃だからなぁ(笑)。世論に媚売ってるようにしか見えないぞ加藤工作員。

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2008年4月19日

ある意味潔い東京新聞

善光寺が出発地辞退 聖火リレー 長野市、ルート変更へ

【長野市で二十六日に実施される北京五輪聖火リレーで、出発式を行う予定だった善光寺は十八日午前、市に式典会場の辞退を申し出た。市は善光寺側の意向を受け入れる。聖火リレーまで一週間に押し迫った段階で、ルート変更が迫られる事態となった。 

 善光寺の若麻績(わかおみ)信昭寺務総長ら四人が市役所を訪れ、聖火リレー市実行委員会の篠原邦彦事務局長と面談、寺側の意向を伝えた。

 中国政府によるチベット暴動鎮圧が表面化した三月以降、善光寺には「同じ仏教のチベット民族のことを考えるべきだ」などと批判の声が相次いでいた。十七日には役員の住職十数人が集まって対応を協議し、境内を出発点とすることに異論の声が上がっていた。

 出発式は、善光寺本堂と三門の間に会場を設け、点火式や小学生のマーチングバンドを行う予定だった。式典による一般参拝者の立ち入り禁止規制など、警備上の問題も浮上していた。

 実行委は、既に複数のコース代替案の検討を始めている。公募を含め八十人のランナーがつなぐ計画は継続したいとしている。

 聖火リレーについては、ロンドンやパリで妨害や激しい抗議行動が相次ぎ、各国でルートの変更や短縮が相次いでいる】

中国の聖火防衛隊拒否伝える 長野県警、伴走2人は容認

【長野市で26日に行われる北京五輪聖火リレーで、青いジャージー姿で伴走する中国人の「聖火防衛隊」について、北京五輪組織委員会から複数回派遣の申し入れがあり、長野県警がその都度受け入れを拒否する意向を伝えていたことが19日、関係者の話で分かった。

 政府は防衛隊を受け入れない方針を示していたが、具体的な派遣の申し入れがあり拒否していたことが判明したのは初めて。トーチの火を管理するための中国人2人の伴走は当初計画通り認める。聖火が消えた場合に再点火する仕事などに専念させ、警備には関与させない方針。

 関係者によると、北京組織委の担当者は16日から長野市を訪れており、ルート視察などを続けている。その過程で、リレー走者の安全確保のため7人程度の防衛隊の伴走を認めるよう、長野県警に対し要求した。

 しかし県警は「安全は責任を持って確保する」として、申し出を拒否した。中国側は担当者が長野市入りする前にも防衛隊派遣を要求したが、日本側は拒否していたという】

 上の「善光寺辞退」のニュースは昨日の話なんで、まず知らない人はいないと思いますが、この2つのニュース、それぞれ今日(4/19)の東京新聞の朝刊と夕刊のトップ記事(笑)。

 東京新聞は記事の締め切りが早いようで、その日の昼くらいの記事は夕刊に間に合わず翌日の朝刊に、なんてのが結構あるんですが(上のニュースのリンク先では記事の日付が「18日 夕刊」なんて書いてますけど、実際の記事掲載は19日です)、それにしても福田内閣のニュースとか、地球温暖化のニュースなんかを差し置いて、北京五輪の聖火リレーが1面トップとは、お前らどれだけ中国様を愛してますか、と問いたいところ。ここまで判りやすいと、ある意味感心しますね。

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2008年4月18日

ジャンプしてみろよアホ親ども

授業料・入学金:都道府県立高校の滞納総額、4億6千万円

全国の都道府県立高校で、06年度の授業料・入学金の滞納が総額4億6000万円に上ることが毎日新聞の調査で分かった。督促強化や、条例・規則改正で出席停止・退学の措置をとれるようにするなど、対策強化に乗り出した自治体も多い。千葉県で入学金納付が遅れた生徒を入学式に出席させない事態が起きたが、専門家からは補助制度充実など国にも対策の強化を求める声が出ている。   

 調査は47都道府県教委を対象にした。授業料の滞納額は大阪府が最も多く2億2611万円(滞納者数2768人)。▽北海道5072万円(同1060人)▽神奈川県4124万円(同775人)--が続いた。  

 大阪府の滞納額は06年度、前年度比約1.7倍になった。府教委は「滞納者には分割払いでも対応できるようにしているが、原因は分からない」と話す。東京都は2300万円で生徒数の多さに比べ低水準。都は「督促の努力と授業料減免制度の周知徹底を図ってきた成果」と説明する。

 入学金の滞納額は計317万円。うち310万円(滞納者570人)は大阪府だった。授業料の滞納が原因の退学者は全国で429人に上り、うち大阪府が419人を占め、すべて授業料の滞納者だった。ただし、府教委は「きちんと出席する生徒は退学処分にはしていない」と説明している。

 ▽藤田英典・国際基督教大教授(教育社会学)の話 高校進学率は97.7%に達し、すでに準義務教育化している。公立学校を運営する自治体は、教育の機会を提供し保障する責任がある。経済的な理由で高校教育をあきらめる生徒がいるのは、好ましい事態ではない。自治体も減免制度を設けているが、奨学金や貸し付けなども含めて助成システムを国が整える時期に来ている】

 最近話題となっているこの「入学金未納者に対する処分の問題」ですが、「実質義務教育みたいなものなのだから何とかしろ」などと未納者側を擁護する連中はアホですな。上の教授は「すでに準義務教育化している」などと言ってますが、それでも高校以上は義務じゃないんですから、行きたくない奴・行けない奴を行政がムリヤリ行かせる必要はありません。純粋に「勉強がしたいのでどうしても高校に行きたい」という人は奨学金システムなどを利用すればいいわけですが、これも「そこまで『勉強したい』という人がどれくらいいるか」を考えれば、現行の体制で十分でしょう。だいたい「経済的な理由で高校教育をあきらめる」なんて話は、現行の教育制度が始まってからそれこそゴマンとあったワケで、今になってそれを主張する人間が出てくる事自体不思議でなりません。総額4億6000万円もの滞納金が出ている現状を考えれば尚更ですな。

 これと同じく、学校関係で未納金が問題になった話としては「給食費未納」がありますが、こちらについては給食費を払わぬ親の多くが「支払能力があるにも関わらず金を払わない」という点が大きな問題とされました。どうせ今回の件についても、そこが根である事には変わりないでしょうよ。常識に欠ける多くのアホ親にいちいち手を差し伸べてやれるほど、国はヒマではないと思いますので。

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その判決はいけんでしょー(0点)

イラク空自判決 兵輸送は武力行使ではない

【イラクでの自衛隊の活動などに対する事実誤認や、法解釈の誤りがある。極めて問題の多い判決文である。

 航空自衛隊がクウェートとイラクの間で実施中の空輸活動の一部について、名古屋高裁は、国際紛争解決の手段としての武力行使を禁じた憲法9条に違反するとの判断を示した。

 市民団体メンバーらが空自のイラク派遣の違憲確認と差し止め、損害賠償を国に求めていた。

 判決は、原告の請求をいずれも退けた。違憲確認の請求についても「利益を欠き、不適法」と判断している。それなのに、わざわざ傍論で「違憲」との見解を加える必要があったのだろうか。

 国は、訴訟上は勝訴したため、上告できない。原告側も上告しないため、この判決が確定する。こうした形の判例が残るのは、好ましいことではない。

 イラク復興支援特別措置法は、自衛隊の活動について、人道復興支援などを「非戦闘地域」で行うよう定めている。

 判決文は、イラクでの多国籍軍と国内の武装勢力との抗争を「国際的な戦闘」と“認定”した。それを前提として、空自による多国籍軍兵の空輸は「他国による武力行使と一体化した行動」で、武力行使に当たる、と結論づけた。

 だが、多国籍軍による武装勢力の掃討活動は、イラクの安定と安全への貢献を求めた2003年5月の国連安全保障理事会決議1483などを根拠としている。イラク政府も支持しており、正当な治安維持活動にほかならない。

 仮に掃討活動が武力行使だとしても、憲法上の問題はない。空自による多国籍軍兵の空輸は、武力行使と一体化しないからだ。

 内閣法制局は、「一体化」の有無を判断する基準として、地理的関係、密接性など4項目を挙げている。空自の輸送機から降り立った兵士がすぐに戦闘活動を開始するなら、一体化する恐れもあるだろうが、実態は全く違う。

 判決文は、バグダッドが「戦闘地域」に該当するとしている。

 だが、イラク特措法に基づく基本計画は、空自の活動地域をバグダッド空港に限定している。空港は、治安が保たれ、民間機も発着しており、「戦闘地域」とはほど遠い。空港が「戦闘地域」になれば、空自は活動を中止する。

 イラク空輸活動は、日本の国際平和活動の中核を担っている。空自隊員には、今回の判決に動じることなく、その重要な任務を着実に果たしてもらいたい】

「蛇足判決こそ違憲」 イラク派遣 最高裁判断封じる

【自衛隊のイラク派遣を違憲判断した17日の名古屋高裁判決は、主文で国側を勝訴としながらも、判決理由の中で原告側の主張をくみ取るという“ねじれ”の論理構成をしている。国側は判決内容に反論があっても、主文で勝訴しているために上告ができない。

 判例としての拘束力を持たない「傍論」部分で、違憲判断を下す「ねじれ判決」は過去にも例があり、そのたびに司法関係者から疑問の声が上がってきた。

 最近では、平成13年の小泉首相(当時)の靖国参拝をめぐり、福岡地裁が平成16年4月に「参拝は憲法違反」としながら、主文で国側を勝訴としたケースがある。過去には岩手靖国訴訟の仙台高裁(平成3年)などが知られている。

 福岡地裁判決では、横浜地裁の井上薫判事(当時)が週刊誌に「主文に影響しない憲法問題を理由にあえて書くのは『蛇足』というほかない」とする批判を寄稿し、議論を呼んだ。今回の判決について井上氏は「1審で訴えが退けられた上、控訴が棄却されているのだから、違憲かどうかを判断する必要はなく、裁判所の越権行為だ」と話す。

 福岡地裁判決の問題点を指摘してきた弁護士の稲田朋美衆院議員も「最終的な憲法判断は最高裁にあるというのは憲法81条からも明らか。非常に高度な政治的判断について、上告を封じ、最高裁判断を封じることは憲法に違反している。まさに『蛇足』の判決だ」と批判する。

 控訴審で国は「控訴人(原告)の法的利益を侵害していない」などと主張しただけで、憲法判断には言及もしていない。一方、原告側の証人申請だけが積極的に認められ、法廷は違憲主張の独壇場となった。

 白鴎大法科大学院の土本武司院長も「裁判所は訴えたことについてのみ判断する義務がある。争点になっている訴え以外のことについて判断を下すことは、やってはいけないことだ」と批判している】

 一応サヨクの皆さんには「おめでとうございます」と言っておきましょうか。「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」と申しますが、それにしてもどれくらいの命中率なんでしょうね。弾道ミサイル迎撃システムと比べたらどっちが上ですか?まぁ「待望の1発」という事ではしゃぎ回るのは結構ですが、かつて朝日新聞はこんな事も言いました「1発だけなら誤射かも知れない」と。

 …しかし、今回審理を担当した青山邦夫裁判長は、判決直前に退官したとの事ですが、どういう意味なんでしょう?もし「私が辞職するのと引き換えに、この判決を通してくれ」なんて話だったとしたら、これは法に仕える者としてやってはいけない事であると同時に、悪しき前例を作ってしまった事にもなります。こういう「判決の出し逃げ」みたいな事態は、それによって生まれた判例も含めて、認めるわけにはいきませんな。

 あと、今回原告が主張した「平和的生存権」とやらについても、原告は自分らが裁判を起こしたいがために、勝手な権利を作らないでほしいものです。むしろそうした「新しい権利」を盾に訴訟を起こしたのであれば、その権利自体の憲法的な判断も最高裁に委ねるべきで、その点でも高裁で上告を封じてしまったのは問題でしょう。「平和のうちに生きる権利」だか何だか知りませんが、だったら国の防衛構想に何だかんだと難癖をつけてそれを妨害するサヨクどもは、いわゆる「外患罪」で一般国民の「平和的生存権」とやらを脅かしていると思うんですが、訴えてもいいですか?

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2008年4月17日

放射能にも負けぬアサヒのデンパ

日本原燃がテレ朝に抗議、「報ステ」特集で不許可映像など放送

【テレビ朝日系報道番組「報道ステーション」で11日に放送された使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)に関する特集で、「一方的に撮影された映像が放送された」などとして日本原燃が同局に抗議していたことが分かった。

 同社広報部によると、特集内で「今後の警備などに重大な支障を与える恐れのある映像」など、核物質の防護管理などの観点から撮影不許可としている区域の映像を一方的に放送したという。

 また「工場から多量の放射能が放出されているかのような内容で多くの誤解を生じる表現」があったなど、内容面でも6点にわたり事実誤認として指摘。抗議は15日付で、同局広報部は抗議を受けた事実を認め「内容を細かく検討した上で、できるだけ早く回答したい」とコメントした】

 さすがテロ朝。許可とか考えずに一方的に撮影・報道するあたり、映画「靖国」の中国人監督とも通じる部分があります。向こうはそれについて「表現の自由」と述べておられましたが、こちらの言い訳は「国民の知る権利のため」てなところでしょうか?まぁ、核燃料再処理施設の内部なんかに興味があるのは自称「平和団体」の方々くらいで、フツーの国民はほとんど関心ないでしょうけど。

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「43%」のアサヒ

朝日新聞「天声人語」4/17付

【劇作家の島村抱月が「スペインかぜ」で急逝するのは1918(大正7)年の秋だ。相愛の女優、松井須磨子は2カ月後に自ら後を追い、劇中歌「ゴンドラの唄」の詞〈いのち短し恋せよ少女(おとめ)〉を地でいく。大正ロマンに影をさすこの病は、日本だけで40万人の命を奪った▼90年前と同様、鳥インフルエンザが人から人にもうつり始め、免疫のない人類に大流行――。これが今語られる新型インフルの恐怖だ。国内で数十万人が亡くなると心配される新型ウイルスへの備えが、いよいよ動き出す▼感染の危険に身をさらす医師や検疫官ら6千人へのワクチン接種が、世界に先駆け年内にも始まるという。副作用がないと確認されれば、他の医師、看護師、警察官や国会議員ら「社会機能の維持にかかわる」1千万人への接種も考える▼国が備蓄する2千万人分のワクチンは、鳥インフルのウイルスから作った「大流行前ワクチン」で、未知の新型に効く保証はない。新型が出現したら、それをもとに全国民分を大急ぎでそろえるしかない▼感染症でも地震でも、今見えぬ敵に備えるのは難しい。恐ろしげな数字が独り歩きし、逃げ場のない人々は焦るか、思考停止に陥りかねない。右にパニックの谷、左に絶望の淵(ふち)。間の細道で「国家の総合力」が試される▼政府の意識調査によると、国を愛する気持ちが他より強いと答えた人が57%もいた。77年にこの質問を始めて以来の記録という。そういう民であればこそ、国は人事を尽くして守らねばならない。「愛される者」の務めである

>政府の意識調査によると、国を愛する気持ちが他より強いと答えた人が57%もいた。(中略)そういう民であればこそ、国は人事を尽くして守らねばならない

 アサヒは間違いなく「43%」の方でしょうね。ともすればこれは「俺たちは日本を愛していないのだから、守ってくれなくて構わない。助けるなら、そういうハートを持っているヤツからにしてくれ」などという、自己犠牲の精神の表れでしょうか。アサヒに「自己犠牲」とか、全然似合いませんが(笑)。

 でも安心して下さい、日本は余計な事さえしなければ、愛国心のあるなしや思想の違いなどを理由に、自国民を弾圧したり選別したりはしないでしょうから。中国がチベットに対してやっているような事はね。

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2008年4月16日

何でも自分に都合よく解釈するサヨク脳

<教科書検定>沖縄県民大会実行委が首相らに撤回要請文提出

【沖縄戦の集団自決を巡る教科書検定問題で、検定意見撤回を求める沖縄県民大会(昨年9月)の実行委員会は16日、福田康夫首相や渡海紀三朗文部科学相あてに、改めて検定意見の撤回と教科書記述の回復を求める要請文を提出した。

 大阪地裁が今年3月、「沖縄ノート」の集団自決の記述を巡る訴訟の判決で、軍の関与を認め、原告の元戦隊長らの訴えを棄却したのを受けて要請した。実行委員長の仲里利信・沖縄県議会議長は文科省で、池坊保子副文科相と面会し、「判決は政府の対応に是正を求めたもので、教科書に『軍による強制』の記述を入れ、検定意見を速やかに撤回してほしい」と要請文を手渡した。池坊副文科相は「(控訴があって)係争中であり、教科書を変える意思はない」と答えた。

 文科省の教科用図書検定調査審議会は06年度の検定で、日本軍の強制があったとする記述に初めて検定意見を付け、各教科書会社が削除・修正。検定意見は、沖縄ノート訴訟の原告側の主張を理由の一つとしていた。その後、県民大会の開催など沖縄の反発を受けて同審議会は「強制的な状況のもとで住民は追い込まれた」などの記述を認めた】

 …何言ってんだこいつら?3月の判決では「軍が集団自決を強制した」なんて話は出てないぞ?あれはあくまで「被告側にそう信じても仕方がないだけの状況があった」という点で、原告側の名誉毀損などの訴えを退けたものであって、「軍の強制」を事実認定するところまでは踏み込んでないんだからな。

 この話以外でも、最近のサヨは手前勝手な主張が多いよな。映画「靖国」では許可を取らずに撮影を行ったりしたクセに、削除を要求されたら「作品の内容は表現者の物」などと白々しく語ってみせるとか、防衛省官舎へのビラ撒き判決では、裁判所が官舎への不法侵入を問題として有罪判決を下したのに、話を「表現の自由の危機」にすり替えて司法を批判してみせるとか。イヤイヤあんたら、妄想たくましいやねェ。

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名前なぞどうでもよくて

平城遷都1300年祭キャラ、名前は「せんとくん」

【デザインなどをめぐって不評の声も噴出した「平城遷都1300年祭」のマスコットキャラクターについて、奈良県などでつくる事業協会は15日、愛称を「せんとくん」に決定したと発表した。

 愛称の公募には1万4539件が寄せられ、漢字やカタカナなども含め「せんと」(遷都)が337件でもっとも多かったという。事業協会は、キャラクターをデザインした東京芸術大の籔内佐斗司教授ら5人の愛称選定委員会を設置し、選考を進めていた。同祭は平成22(2010)年に奈良市の平城宮跡を主会場に開かれる。

 「せんとくん」をめぐっては、デザインが公表された後から「イベントのキャラクターとしてはふさわしくない」「生理的に受け付けない」など、厳しい批判の意見が寄せられていた。

 同協会によると、応募は県外からが全体の約7割でカナダなど海外からの応募もあった。マスコットの姿にちなんだ「童子」「角」や、「鹿」「奈良」「平城遷都」などの言葉の使用が目立ち、一部には「誹謗(ひぼう)中傷と思える名前も含まれていた」という。

 応募総数について同協会は「予想を上回り、結果的に(同祭の)認知が進んだ」と評価したものの、デザインに不評の声も多いことには「単純に良かったとはいえない…」と複雑な心境をのぞかせていた。

 同協会は「個人の主観までわれわれが強制するわけにいかないが、批判は重く受け止めたい」としている】

加藤氏らの勉強会 「ビビンバ」改め「ラー(太陽神)の会」に

【自民党の加藤紘一元幹事長らを中心とする超党派勉強会「ビビンバの会」は15日、国会内で会合を開き、会の正式名称を「ラー(太陽神)の会」にすることを決めた。

 前回会合で講演した梅原猛・国際日本文化研究センター名誉教授が「日本の本質的原点を探る」という意味を込め命名したという。この日の会合には、加藤氏のほか、自民党の山崎拓元副総裁、民主党の前原誠司副代表、仙谷由人元政調会長ら与野党の議員約30人が出席した】

 要は中身ですから。そう言えば加藤先生、会の名称変更にあたっては、以前私の提唱した「貧乏丼の会」も検討して頂けましたでしょうか?まぁ「ビビンバの会」なんて、仮の名前とはいえ思い切り日本以外のとある国の香りがする勉強会に名を連ねてる政治家の方々が、私なんぞのブログに目を通すわきゃないでしょうけれどね。

 ところで「ラー(太陽神)の会」でしたか、立派な名前もついて、正にこれから日の出の如く、って感じなんでしょうけれど、ウィキペディアによればラーは日の出の時、フンコロガシの姿で現れるそうですねフンコロガシ(笑)。「糞」に繋がりのあるあたり、これまた日本以外のとある国の香りが感じられるんですが、これは最早宿命ってヤツですか(爆笑)?

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2008年4月15日

「マスコミは公平性に欠ける」BPOこそ公平か?

<BPO>テレビ8局に「公平性欠く」 山口・光母子殺害で

【放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送倫理検証委員会」(委員長=川端和治弁護士)は15日、山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審を扱ったテレビ8局、延べ33番組について「被告や弁護人を批判するニュアンスが濃く、公平性や正確性に欠けた」などとする意見を発表。同日、該当各局の担当者に文書を手渡した。川端委員長は会見で、「来年5月に始まる裁判員制度でテレビが不当な影響を与え、誤った裁判を行うことになれば非常に重大な問題になる」と懸念を述べた。

 問題となったのは昨年5~9月に放送されたNHKや在京キー局などのニュースや情報番組。いずれも一審、二審では殺人罪を否認しなかった弁護側が、最高裁の差し戻し後の広島高裁で一転して殺意を否認したことを取り上げたもの。弁護側より遺族の会見を詳しく伝える番組がほとんどで、弁護側が傷害致死罪を主張したことを「命乞いのシナリオ」と呼び、「弁護側の目的は死刑制度廃止を社会に訴えること」と決め付ける内容もあったという。

 意見書では、被告や弁護側の批判に終始し感情的に制作された▽遺族と弁護側の対立構図を描いて検察側を軽視した▽ゲストの発言が一方に傾いても司会者が調整役を務めた番組が極端に少なかった--などと批判した】

 まぁ確かに、報道の正確さや公平さを保つためには、そこに報道機関自身の主観が加わってはならないだろう。だが、この事件で明らかになっている事実をあくまで公正に報道したとしても、常人には到底納得しかねるような主張を繰り返す被告や弁護団に対し、多くの人間は嫌悪感を抱くのではないか。んで、その「多くの人間」には、当然番組のゲストやコメンテーターなども含まれるのだが…BPOは「報道には人間を使うな」とでも言いたいのか(笑)。

 実際、そういうBPOこそ「朝ズバッ!」への追及がやけにユルかったり、メンバーが微妙に胡散臭かったりと、本当に世間にとって「公平に」役に立ってるのか疑問だ。マスゴミのポーズを示すためだけの機関でしかないのなら、早々に消えてもらって構わんぞ?

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今日の韓国の妄言「日本は竹島を譲るニダ」

海外にも「独島」問題があった(上)

海外にも「独島」問題があった(下)

【日本の外務省が最近、「独島(日本名竹島)は日本の領土」という主張を盛り込んだパンフレットをホームページに掲載し、物議を醸している。

 東北アジア歴史財団(金容徳〈キム・ヨンドク〉理事長)が先週発行した『世界の領土紛争データベースと植民侵奪事例』(ペ・ジンス、ユン・ジフン著)によると、かつての植民地支配国が、独立した被植民国の領有権を素直に認めた事例が多いという。

 米国の領土紛争専門データバンクICOW(The Issue Coorelates Of War)を基礎とした同書は、全世界の413件に上る領有権紛争の事例を分析・紹介した。

◆米国‐キューバ間の「フベントゥ島」紛争

 15世紀以降スペインの植民地だったキューバは、1898年のパリ条約で統治権がスペインから米国に譲渡された。条約第1条は「スペインはキューバに対する権利を放棄する」、第2条には「西インド諸島の他の島々を米国に譲渡する」と記されている。

 その後1902年にキューバが独立した際、キューバ南方にあるフベントゥ島が問題となった。条約第1条の通りならば島の領有権はキューバにあるが、第2条の「他の島々」にフベントゥ島が属するのであれば、同島は米国の地となるからだ。

 キューバは、▲ワシントンの議会図書館に、同島が地理的・政治的にキューバの領土であることを証明する数百点もの地図や海図がある▲過去の植民地支配国だったスペインは同島をキューバの領土と認めた-として、フベントゥ島はキューバの領土だと主張した。

 1907年に米国のある貿易商が起こしたたばこ関税撤廃訴訟で、米国連邦最高裁は「フベントゥ島は事実上キューバの実効的支配下にあり、米国がその島を法的に所有しているとは認められない」として、関税の賦課は正当だとする判決を下した。フベントゥ島に対するキューバの主権が公式に確認されたのは、1925年のことだった。

◆イギリス‐米国間の「サン・フアン島」紛争

 1846年に米国とイギリスの間で結ばれたオレゴン条約は、「北緯49度線」を米国とイギリス領カナダの国境と定めた。49度線は西端の太平洋沿岸にあるバンクーバー島を横切っていたが、同島は全て英国領とされた。

 問題は、バンクーバー島と隣接していながら49度線以南にあるサン・フアン島が米英どちらに属するものなのか、ということだった。オレゴン条約には、この点について特別な言及はない。

 そうこうしているうちに、米国の開拓者が続々と同島に移住した。1859年にある米国人の農夫が、イギリスの会社員が所有するブタ1頭を銃で撃ち殺した。これをきっかけに、「ブタ戦争(Pig War)」の名で知られる紛争が勃発した。1872年、ドイツ皇帝ウィルヘルム1世の仲裁により両国は双方完全に撤兵、米国の領有権を認定することで、サン・フアン島問題は平和的に解決した。

◆「過去の植民支配国による決断が必要」

 本書を出版した東北アジア歴史財団は、「フベントゥ島やサン・フアン島は、いずれもかつて植民支配国だった国(米国・英国)が、領有権がないことを自ら認める姿勢を見せたという点が重要だ」と指摘する。

 領土紛争が終結した318件を調査した結果、「挑戦国の放棄」事例は71件に上り、「両者協定」に次いで多くの比重を占めているという

 竹島は国際法上の「先占」理論でいっても、日本領である事は疑いない。元から所属が決まっていた竹島と、フベントゥ島やサン・フアン島のケースを比較するのは適正でないな。

>領土紛争が終結した318件を調査した結果、「挑戦国の放棄」事例は71件に上り、「両者協定」に次いで多くの比重を占めているという

 この文章も頭が悪いとしか思えん。結局一番多い事例は「両者協定」だったんだろ?だったら大人しく、国際司法裁判所で調停してもらえばいいじゃないか。わざわざ国際司法裁判所が設立される前の事例を持ち出して、「日本は領有権がない事を認めるニダ」などと抜かしおってからに。裁判を避けてるのはどちら様でしたっけ?

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アンタらは余所の国に口出しするな

【即興政治論】日本ユニセフ大使 アグネス・チャンさん Q アフリカに必要な支援とは?

【政府は来月、横浜市でアフリカ開発会議を開きます。7月の北海道洞爺湖サミットでもアフリカ問題が主要議題となります。どう支援していくべきなのか。日本ユニセフ大使として、アフリカ各地でボランティア活動をしているアグネス・チャンさんに聞きました。

 清水 アフリカは二年連続で5%の経済成長を達成しました。その半面、依然として貧困も深刻です。現状をどう見ていますか。

 チャン 私たちはアフリカは一つだと思いがちですが、たくさん国があって、しかも、最近は多様化しています。

 政治が安定して発展の道に乗っている国もあれば、いまだに内戦の続くところもあります。そうかと思えば、援助しても、ほんの一部の指導層が全部、懐に入れてしまうような、政府があるのかないのか分からない国もあります。

 アフリカは貧しいイメージがありますが、本当は資源がたくさんあって豊かなところ。貧しくされているだけなんです。安定した生活ができれば、大地の恵みを受けて十分やっていけます。そうなっていないのは、やっぱり私たちも含め西側諸国に責任があります。

 清水 アフリカの抱える最大の問題は。

 チャン 一つは平和です。私たちがいくら援助しても、戦争を絶えずやっているところは、子どもたちが死んでいきます。戦争が終わっても、

子どもたちの死亡率はなかなか下がらない。もう一度、子どもを育(はぐく)む力を取り戻すには時間がかかるんです。そうしているうちに、また戦争という悪循環に陥っています。

 あとは、やはり安定した生活です。外国から物を言ってでも、何とかしないといけない。子どもの面倒を見ている大人たちに、何でもいいから仕事の手段を持たせ、食べ物を家に持って帰ってこられるようにする。そうしないと、子どもたちは救えません。

 清水 アフリカに必要な援助とは。

 チャン 大地が豊かなところなら、自給自足で食べられる農業支援。農村のつくり方とか種の扱い方とか、外国の持っている農業技術の支援がすごく大切だと思います。

 もう一つは教育です。特に義務教育。国が教育に責任をもつことが重要です。できるだけみんなが小学校までは出られるようにし、有望な子には中学、高校まで行けるチャンスを与える。それが将来の底力をつけ、子どもの生存率を高めていくことにつながります。

 清水 この二つを実現するにはどうしたら。

 チャン アジアで日本の経済援助が成功したのは、民間企業の進出があったからです。十何億の人が食べられるようになったのは、進出した民間の人が現地の人に仕事を与えたことが大きい。

 今度はアフリカの番です。最初、仕事はしにくいかもしれないけど、人材を育てながら進めていけば、ゆくゆくは財産になると思いますよ。

 清水 日本政府はどんな支援をしたらいいのでしょうか。

 チャン アジアでやってきたように道路や橋、水道の整備をやっていくのもいいと思います。でも、それと同時に、義務教育を導入しましょうとか、学校を建てましょうとか、セットでやっていけばいいでしょう。

 政府開発援助(ODA)の予算があるから使い切るのでなく、細かく支援をすべきです。若者が技術を持って農村に行く。国連平和維持活動(PKO)よりは絶対、貢献できると思います。

 清水 今月、ソマリアへ行く予定だったのに治安が悪く断念したとか。

 チャン アフリカでは貧困や搾取への不満から戦争が起きています。ユニセフはそんな地域でも平和教育をしています。今回、行く予定だったところも戦っている地域の真ん中に学校を建てました。戦っている両方の子どもが通っています。

 ゲリラだって親であり人間です。みんな食べていきたい、子どもに違う将来がほしいんです。そういう窓を見せてあげる。希望を持たせる。そうした援助の仕方が望ましいと思うんです。

 清水 一連の会議で、遠いアフリカが近くなる期待感はありますか。

 チャン あります。アフリカはただ助けなければいけない場所から、資源と成長によって、チャンスの場所になってきたからです。アフリカ側も、助けてと言うばかりでなく、自分の権利を主張するようになってきました。これは責任感の生まれてきた証拠です。

 だから、今回、一歩踏み込んで「あなたたちは何もできないから、すべて助けます」という支援から「あなたたちもいろいろできるでしょう。一緒にやろうよ」というふうになればいいと思っています。

 1955年香港生まれ。72年に来日し「ひなげしの花」で歌手デビュー。カナダ・トロント大卒。85年のエチオピア難民キャンプ訪問を契機に、ボランティア活動にも参加。94年米スタンフォード大教育学博士号取得。98年から日本ユニセフ協会大使。「みんな地球に生きるひと」「小さな命からの伝言」など著書多数】

 「日本ユニセフ協会」はUNICEFの下部組織とかではなく、あくまでも民間協力団体に過ぎないんだから、そこを混同しかねない記述は慎むべきだろ東京新聞。アグネスの称号だって正確には「日本ユニセフ協会大使」だし、「アフリカの戦争地域で平和教育をしている」のも、UNICEFなのか日本ユニセフ協会なのかハッキリしないぞ。

 んでアグネスよ、先週も散々叩かれたところでさらに同じ事を言わせてもらうが、アンタ中国人なら、余所の国の人権状況とかにかまってないで、まず(中国が「自国」と公言している)チベットについて支援活動をすべきだよな?いくら「平和な形で解決できることをすごい望んでいる」などと述べたところで問題が解決されるはずはないし、仮にこれまで本気で活動に取り組んでいたのだとしても、今回に限り何だかんだと理由をつけて動かないのであれば、逆に「ああ、やっぱりアイツは中国人なんだ」と思われるだけだぞ?

 あと東京新聞よ、お前らも日本のマスコミなら…って、お前らはどちらかと言うと中国のマスコミに近いよな。「北京新聞」に改名するのはいつなんだ?

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長野に中国人集結~ピンチはチャンス!

<聖火リレー>立て、中国人留学生よ!各地で応援呼びかけチェーンメール交錯、26日の長野も

【2008年4月12日、世界各地を巡回中のオリンピック聖火リレーをチベット独立支持派の妨害工作から守るため、ネット上では世界各地の在住華人に対し、「聖火リレーの応援に集結しよう」と呼びかけるチェーンメールや掲示板のスレッドが多数見られる。

中国の大手ポータルサイト「捜狐(SOHU)」のBBSにはこの日、26日に長野で行われる聖火リレーに向けて、在日中国人留学生に団結を呼びけかけるスレッドが立った。以下にその文面の概要を掲載する。

なお、21日にマレーシアのクアラランプール、27日に韓国のソウルで行われる聖火リレーについても、現地華人の応援を呼びかけるチェーンメールが出回っている。

【掲載文面】

「26日長野の聖火リレーを守るため、みなさんのご協力をお願いいたします。
世界各地のネットユーザーのみなさま、こんにちは。わたしは東京へ留学している大学生です。現在、世界中で聖火リレーが汚されるような事件が続いていることに心を痛めています。来る26日、日本の長野でも聖火リレーが開催されることになっていますが、チベット独立分子や反中国を掲げる日本人から聖火を守るため、日本各地から中国人留学生が結集することを望んでいます。

現在、在日留学生の間では有名な某BBS上で、26日当日の行動や連絡方法について対策を練っています(編集部注:BBSの固有名称は略)。見知らぬ者同士が団結し、各々が自ら望んでこの活動に情熱と勇気を注いでいます。しかしながら、最近我々のBBSでは反中国分子による攻撃が絶えず、活動に支障を来たしています。もしも、これをご覧になった皆さんの中でインターネットに詳しく、我々のBBSを彼らの攻撃から守ってくださる方がいらっしゃれば、ぜひともご協力をお願いしたい次第です。

中国国内のみなさんの多くのご支援をお待ちしております。また、少しでも多くのBBSに、この文面を転載いただければと思います。長野の聖火リレー応援に参加する200名の在日留学生を代表して感謝を申し上げます」】

 入国管理局の皆さん、26日は是非長野にお越し下さい。日本各地からのこのこ集まってきた中国人の中に、不法滞在・不法就労の中国人が結構いるかも知れませんよ?

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2008年4月14日

映画「靖国」大弁護団結成!?

妨害でどうなる? 映画『靖国』緊急会見の他誌が報じない裏話

【ドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』の上映中止問題を巡り、4月10日参議院会館でジャーナリスト、映画監督、メディア関係者たちによる緊急記者会見が開かれた。映画『靖国』の李纓(リ・イン)監督本人のほか、田原総一朗氏、「一水会」顧問・鈴木邦男氏、月刊誌「創」編集長・篠田博之氏、フォトジャーナリスト・広河隆一氏、漫画家・石坂啓氏、映画監督・是枝裕和氏ほか錚々たるオピニオンリーダーたちが出席した。1本の映画を権力の圧力や自主規制の波から守れ、と各氏が熱く訴えかける光景は、84年のバンドエイド、85年のU.S.A. for Africaを彷彿させるものがあった。

 自民党の有森治子議員が『靖国』に出演している刀匠に確認を取り、「刀匠は出演シーンの削除を求めている」と主張していること対して、李監督は「映画完成後の昨年4月と今年2月に刀匠ご夫婦に会い、内容について不安がっていたので話し合い、了承してもらった。国会議員が出演者に直接連絡を取っていいものなのか。何が起きたのか不思議に思います」と冒頭で反論。この件は新聞各紙がすでに報道しているので、本稿では報道から漏れてしまった参加者たちのコメントを伝えたい。

 まず口火を切ったのは、『靖国』を高く評価している田原氏。

 「上映を取り止めた映画館が悪いという声もあるが、映画館は悪くない。親会社のさらに上の親会社の役員たちが『波風立つから、やめろ』と決めたんです。会社名は言うなと言われているので伏せるが、みなさんの知っている会社です。映画館を責めるのではなく、日本の構造的な問題を考えなくちゃいけない

 漫画家の石坂氏、映画監督の是枝氏は表現者の立場から発言。

 「10年前はギリギリできていたのに、南京虐殺、従軍慰安婦問題、集団自決問題など、今は漫画として雑誌に掲載できなくなっている。10年前には私たちが見ることができた写真や映像、言葉が次々と消えているんです。海外で上映された『靖国』が、日本で観ることができないのは由々しき問題。国会議員もプロなら、自分たちの発言がどれだけ社会的影響力を持つのか自覚してほしい」(石坂氏)

 「こういう集まりに参加するのは初めて。内容が偏っていると言われているが、もし偏っていても、それは上映後に起きるべきリアクション。上映後なら、どんなリアクションが起きてもいい。そこで多様な意見を交換し合い、“靖国”について理解を深めればいい。テレビの仕事もしているが、テレビでは非常に企画が通りにくくなっている。権力に都合の悪い企画を出すと、『免許事業なんで』と逃げられてしまう。公共的であることが、表現の自由を狭めている。根本的な考え方を変えていかないと、表現の場が失われてしまう」(是枝氏)

 さらに、83歳になる、元共同通信記者であるジャーナリストの原寿雄氏は、「満州事変をきっかけに日本のマスコミは足並みを揃え、軍部に協力し、戦争を煽った。私はどうも満州事件の2~3年前くらいの状況に近いものを感じる」と発言。

 中東の紛争地帯やチェルノブイリの取材で知られる広河氏は「表現の自由、言論の自由は、人々の知る権利に基づくもの。この知る権利とは、人間の生存権、人間らしく生きる権利に基づいている。だから、作品を発表する場、メディアは外圧に対して不可侵なものでなくてはならない。政治家は人々の知る権利を守るのが仕事のはず」と訴えた。

 立教大学社会学部教授・服部孝章氏の「稲田朋美議員は『上映中止までは求めていなかった』と言っているが、言論の自由・表現の自由は行動で示さなくては意味がない」という言葉も、印象に残った。

 発言者の中で、ひときわ異彩を放ったのは新右翼の論客・鈴木氏。

「すべては、僕の責任です。右翼活動を40年やってきて、まったく無力だった。僕を殴ってください。上映中止と聞いて、悔しくて涙が出ました。僕が悪いのと同時に、みんな少しずつ悪い。右翼は純粋だから週刊誌に『反日映画』と書かれれば、素直に信じてしまうんです。彼らには街宣しか発言の場がない。上映を止めた映画館がだらしないと言うのはかわいそう。右翼は怖いですよ。それから守ってあげるのがマスコミです。芸能人を追っかける余力があるなら、映画館で待機して、街宣車が来たらマイクを突き付ければいいんです。信念がある右翼なら喜んで話すし、ただの嫌がらせに来ているのなら帰っていきます。百歩譲って、『靖国』が反日映画だとしたら、そんな映画に対して助成金を出していることは日本の寛容さを示していること。日本の誇りだし、愛国心が持てることですよ」

 この日の会見は報道陣が大挙詰め掛け、5月の公開に向けて大きな弾みになるかと思われたが、会見終了直後にCS放送「日本文化チャンネル桜」の水島総社長が、「ポスターとチラシに使われている自衛官は、商業映画の宣材に自分が使われていることを了承していない。肖像権を侵害している」など異議を唱える一幕があった。また、4月11日には靖国神社側が、『靖国』に対して「事実を誤認させるような映像等が含まれている」とホームページ上で見解を表明。同月18日には、右翼による『靖国』試写および会見が行なわれる予定で、右翼側の言動も注目される。

 映画『靖国』が無事に一般公開されるのか、まだまだ予断を許さない状況だ】

 これが「錚々たるオピニオンリーダー」だとよ!まぁ、ある意味で「錚々たる」面々である事は認めるが、長野辰次とかいうライターは俺を笑い殺す気か(笑)。

【関連はあまりないけど】まことハウス裁判→毎月10万円の賠償金支払いに変更

 銭ゲバ住民が楳図かずおさんの「表現の自由」を妨げようとしていますよ?映画なんかどうでもいいから、楳図さんを応援して下さいよオピニオンリーダーの皆さん(笑)。

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WSJ曰く「中国が見習うべき国は…」

五輪控えた中国は韓国を見習え=WSJ紙

【12日付米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、北京五輪開催を控えた中国が民主化と人権問題で1988年のソウル五輪開催当時の韓国とは大きな違いを見せていると報じた。

 同紙は北京五輪の特集記事で、五輪開催を通じて民主主義を定着させた模範として韓国を取り上げた。記事は「韓国はソウル五輪を誘致した当時は独裁政権だったが、全世界が韓国の民主化デモに関心を見せたことで憲法を改正し、デモ隊の民主化要求を受け入れた」と指摘した。その上で、当時の全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領が1987年に大統領直接選挙の実施を公約した「6・29宣言」の前日に補佐官に対し、「五輪を成功裏に開催することが権力維持より大切だ」と述べ、デモ隊の要求を受け入れたことを紹介した。

 国際オリンピック委員会(IOC)のパウンド委員(カナダ)と中国側関係者は、中国での五輪開催が決まった当時、五輪が韓国のように中国の民主主義を改善させると強調した。しかし、五輪開幕を4カ月後に控えた中国はチベットの独立要求を黙殺し、海外ではスーダンやミャンマーなど国民を抑圧する政権を支援している。

 同紙は五輪を通じ民主主義の実現を早めた韓国とは異なり、中国は五輪を軍事大国の地位を誇示し、非民主的な第三世界国家に対する影響力を拡大する手段として活用していると批判した。

 ウィスコンシン大のアルフレッド・セン元教授は「中国は韓国ではなく、ベルリン五輪当時のナチス・ドイツやモスクワ五輪当時の旧ソ連など世界の多くの人々が反対する政策を実施していた強圧的な政権と比較されるべきだ」と指摘した】

 うわ~、WSJの誰が記事書いたか知らんが、よりによって「属国を見習え」とは、宗主国様にとってはムチャクチャキッツイな~。逆に韓国人はホルホルしまくりだろうが。

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毒ギョーザ問題は全然終わってない!

ギョーザ国内捜査、終了へ 混入経路、未解明のまま

中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、警察当局は流通段階での事情聴取や実況見分を終えた。商品の鑑定も近く完了の予定だ。メタミドホス混入の経緯が解明されないまま、国内で可能な捜査は事実上終わる見通しで、警察幹部は「中国側が解明しない限り動かない」としている。

 ただ、被害者を抱える兵庫、千葉両県警は、事件の重大さを踏まえて今後も情報収集を続ける。警察庁は今後も中国側と連携・協議を続け、見解の差を詰めるとともに捜査の進展を促す方針だ。

 両県警は、大阪、横浜の輸入港から、保管倉庫、販売したスーパーや生協までの一連の流通過程で、実況見分や関係者からの事情聴取を終えた。問題の商品を含む同種商品について、警視庁や大阪府警などの応援を得て進めてきた鑑定作業も今月中旬には終えるという。中国側で密封された商品なので、国内で可能なのは、流通段階の捜査と鑑定だとされる。

 これまでの捜査の結果、流通過程で混入を疑わせる問題点は見つかっていない。被害の3家族が食べた問題の商品や、関西地方のスーパーなどから回収された主に外側が汚染されていた一部商品のほかに、新たな汚染商品は見つかっていないという。

 問題商品のうち、千葉市の被害家族が残していた未調理のギョーザの具からは1万9290ppmのメタミドホスを検出。ニラの残留検疫基準の約6万4千倍で、警察当局は「具に練り込まれたとしか考えられない」としている。

 一方、中国側は実際の流通する状態に近い条件で行ったとする浸透実験で、大部分の袋で、外側から同成分が中に浸透したと主張。従業員55人の事情聴取結果などからは「工場での混入の疑いはない」としていた。

 日中捜査当局は、捜査や科学鑑定の専門家による情報交換会議を4回開催。中国側は日本側の見方も否定せずに引き続き捜査をするとしているが、双方の主張は原則変わっておらず、解決の見通しはたっていない】

 んん?アカピよ、この書き方だと「ギョーザ事件は真相解明がされないまま捜査を終えました」というように取れないか?事実、朝鮮日報が思いっきり勘違いしとるし。オリンピックや国家主席の来日を前に事件の収束を図りたがってるアカピの思いが記事に滲み出ておるようだが、だからと言ってコレでは何の解決にもなっていないのだぞ?

 今日、某ラジオ番組にコメンテーターとして出演していた自称経済ジャーナリストも、この毒ギョーザ事件について「(そんな事件も)ありましたね~」などと過去形で語っておった。事件は全然終わってないのにな。お前も一度毒ギョーザに当たってみろ、少しはその腐った脳ミソが回るようになるかも知れん。

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2008年4月12日

死んで詫びればいいじゃない?

<光母子殺害>「命尽きるまで謝罪」元少年の手紙紹介

【山口県光市の母子殺害事件で、殺人罪などに問われた当時18歳の元少年(27)の弁護団が12日、広島市中区で講演。22日に広島高裁で判決が言い渡される差し戻し審の争点を説明し、元少年が07年12月に遺族の本村洋さん(32)に出した「命尽き果てるまで謝罪を続けていきたい」という手紙の内容を紹介した。

 市民団体「光市事件裁判を考える会」が主催。安田好弘・主任弁護人が「1、2審の弁護団が争わなかった事実関係を差し戻し審で見直した。元少年には実質1審だ」などと話した。手紙には「生きていたいということが本村さんをどれだけ苦しめているかを知ってしまったぼくは、身の置き所がない」などと書いていたという。

 また、弁護団がこの日、判決前の気持ちを元少年に聞いた際、「私にとって大事なのは判決日ではない。14日(事件当日)です」と反省の意思を示したことを明らかにした】

 これって判決を前にして、弁護士の「加害者は反省してますよー」というアピール以外に意味があるのか?手紙を出した日にち自体、去年の12月なんて遅すぎるだろ。これが仮に、遺族である本村さんが公表したものだったら、もう少し違った意味合いがあるのかも知れないが。

 「命尽き果てるまで謝罪を続けていきたい」「身の置き所がない」と本気で思っているのなら、バカな弁護団などクビにして、大人しく死刑判決を受け入れればいいではないか?手紙一通で「反省しています」なんて、それで信じてもらえるほど世の中甘くないぞ。

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「自由」にも程度が求められるのです

ビラ配り有罪―社会が縮こまっていいか(朝日新聞社説)

【戦後の混乱の続くイラクに自衛隊が向かった04年1月、東京都立川市の防衛庁宿舎で、市民3人がビラを各戸に配った。

 ビラには「自衛官・ご家族の皆さんへ/自衛隊のイラク派兵反対!/いっしょに考え、反対の声をあげよう!」と書かれていた。3人のうち2人は翌月も別のビラを配った。

 宿舎からの被害届を受けた警察は3人を住居侵入容疑で逮捕した。3人は起訴された後も保釈されず、75日間も警察の留置場などに入れられるという異常な捜査だった。

 自衛隊派遣への反対運動を狙い撃ちした捜査としか思えなかった。

 3人は公判で、ビラ配りを住居侵入罪に問うことは、表現の自由を保障した憲法に違反すると主張した。

 しかし、最高裁は次のように述べて3人の主張を退けた。

 表現の自由は憲法で無制限に保障されたものではない。官舎は一般人が自由に出入りできる場所ではなく、管理者の意思に反して立ち入ることは住民の私生活の平穏を侵害する。

 これで罰金20万~10万円の有罪が確定する。

 ビラが配られたのは、自衛隊のイラク派遣をめぐって世論が割れ、様々な論議が起きていたころだ。自衛官やその家族が派遣反対のビラをドアの新聞受けから入れられて動揺したり、いやな思いをしたりしたというのは、その通りかもしれない。知らない人が勝手に敷地に入ってくれば、不安になるのも無理はない。

 ビラを配る側も、1階の集合ポストに入れたり、宿舎前で配ったりする気配りをすべきだったろう。

 しかし、だからといって、いきなり逮捕し、2カ月余りも勾留(こうりゅう)したあげくに刑事罰を科さなければならないほど悪質なことなのだろうか。度を超した捜査や起訴をそのまま追認した最高裁には、失望してしまった。

 気がかりなのは、今回の最高裁判決で、ビラ配りなどがますますやりにくくなり、ひいては様々な考えを伝える手だてが狭まっていくのではないか、ということだ。これでは社会が縮こまってしまう。

 そうでなくても、このところ、言論や表現の自由をめぐって、息苦しさを覚えるようなことが相次いでいる。映画「靖国」が、トラブルを恐れる一部の映画館で上映中止になった。右翼の街宣活動を理由にホテルが日教組の集会を断った。

 だれもが自由に語り、自分の意見を自由に伝えることができてこそ、民主的な社会といえる。そこでは、自分とは異なる意見や価値観を認め合い、耳を傾けることも求められている。

 そんな寛容さや度量を社会として大切にしていきたい】

>ビラには「自衛官・ご家族の皆さんへ/自衛隊のイラク派兵反対!/いっしょに考え、反対の声をあげよう!」と書かれていた

「復興支援は強盗の手伝い」「殺すも殺されるも自衛官です」「その地域の住民にとって、自衛隊は死に神になります」とも書いてあったそうですね。これを「表現の自由」と言うのなら、脅迫とか名誉毀損といった刑罰は、全てそれで片がつきますな。

反戦ビラ有罪 自由を萎縮させるな(東京新聞社説)

【自衛隊のイラク派遣に反対するビラを官舎で配った。最高裁は住居侵入罪にあたるとした。有罪が確定する。「ビラ配布有罪」が続いている。この積み重なりが、表現の自由をさらに息苦しくする。

 憲法二一条が表現の自由を保障している。イラク派遣は国会でも大問題となった政治テーマである。「反対論」を唱えるビラ配布も許容されていい。

 ただ、二〇〇三年から〇四年にかけて配った場所が、東京都立川市の旧防衛庁の宿舎だった。「関係者以外立ち入り禁止」の表示があり、警察にも被害届が出されていた。

 一審は住居侵入を認めつつも、住民の被害が極めて軽微だとして、刑事罰を科すほどではないと無罪判決を出した。二審は逆転有罪となり、最高裁も「(住居の)管理権者の意思に反して立ち入った。私的生活の平穏を害する」とし、有罪判断を下した。

 判決には、具体的にどのように平穏が乱されたか、どんな精神的被害があったか、言及はなかった。刑罰法規を形式的に当てはめた判決といえないか。政治ビラは意見を異にする人々に対しても、発信する自由があることを留意したい。被告たちは、自衛隊員にこそ「反対」のメッセージを伝えたかったようである。

 見過ごせないのは、証拠隠滅の恐れを理由に、七十五日間も拘置されたことだ。科されたのが罰金刑なのに、それほどの長期間、拘束する必要はあったのか。

 国際人権団体アムネスティ・インターナショナル本部は、「反戦ビラ」の被告たちを日本で初めて「良心の囚人」と認定した。非暴力で権利を行使しただけで、拘束された人々のことである。ミャンマーの民主化指導者アウン・サン・スー・チーさんや、旧ソ連のノーベル平和賞の故サハロフ博士らも名を連ねた。

 共産党の印刷物を配布し、住居侵入罪に問われた東京都葛飾区の僧侶も、一審無罪が二審で逆転有罪。共産党の機関紙を配った社会保険庁職員は国家公務員法違反で、有罪判決。有罪が続く。

 まるで「反体制」や「左翼」と呼ばれる人々を狙い撃ちしている印象を与えかねない。これでは、政治について声を上げ、それを伝達することすら、ためらいが生ずるのではないか。

 多様な意見を自由に述べることこそが、民主主義の根幹である。“良心の囚人”が増えれば、自由は必ず萎縮(いしゅく)する】

 例えば「表現の自由だ!」と叫んでストリーキングをしたら、マスゴミは揃って擁護してくれますか?前にも述べましたが、「自分の権利を主張したり行使するためには、法律や他人の権利を犯しても構わない」なんて考え方自体が間違ってるのですよ。マスゴミもサヨクも自重しなさいね?

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教え子をダシにする糞教師

芽室町教委 「君が代」斉唱指導通知 入学式での児童着席問題視

十勝管内芽室町の芽室小(笠谷直樹校長、七百四十三人)の入学式で、「君が代」斉唱の際に新入生を除く全児童の半数ほどが着席し歌わなかったことから、芽室町教委は十日、同町内の七小中学校すべてに「国歌斉唱」の指導徹底を求める文書を送った。

 芽室小の教諭からは「学校への指導強化は児童の内心の自由の侵害につながる」と、不起立を理由にした指導強化に懸念も出ている。

 町教委などによると、八日に行われた入学式で、「君が代」のCD演奏が始まると、全児童のうち四-五割が着席。学習指導要領は「国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するように指導する」としていることから、町教委は指導の徹底を全小中学校に促した。

 これに対し芽室小教諭の一人は「児童が自分たちの意思で着席した」と話し、各教諭が着席を指導したことはないとする。

 同校の吉本徹教頭は「国歌は立って歌うのが基本。事前に各教諭が(この基本を)児童に指導していたと信じている」と述べ、「今後、学習指導要領を徹底するよう校内で話し合っていく」とする。

 政府は国旗国歌法制定時の一九九九年の国会答弁で「強制しない」とし、起立、斉唱しなかった児童に「心理的な強制力が働く方法で指導があってはならない」との見解を示している。

 町教委は今回の文書について「あくまで学習指導要領の徹底を求めた」と説明している】

 「児童が自分たちの意思で着席した」と言うが、じゃあ何で少年犯罪は通常の法律でなく、少年法によって裁かれるのかな?子どもの判断能力が未熟であると、法が認めているからだよね?であれば、児童の不起立が本当に自発的なものであったと言えるかな?誰かがそうするよう指導したと考えるのが自然だよね?では、少なくとも3百人以上の児童にそう指導できるのは、一体誰?

 自分の主張を通したいがために自分の教え子をダシにして、教師として恥ずかしくないのかね。

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2008年4月11日

東京新聞コラム4/11~大阪の太郎さんの投稿です

東京新聞「筆洗」4/11付

【ほんまのこと言うて、ちょっと疲れましたなぁ。何せ、昭和二十五年からずーっと、立ち通しでっせ▼あっ、申し遅れましたが、私、太郎いいます。大阪の人やのうても、道頓堀の「くいだおれ人形」いうたら分かってくれはる人、多いんちゃいますやろか。私が前に立ってきたお店、「大阪名物くいだおれ」が、この七月で店じまいすることになりまして▼誰かが店を引き継ぐんかどうかも、私の身ぃの振り方もはっきりしませんが、まあ、ひと区切りです。私だけでも、どこかへ保存すべきやと言うてくれはる人もあるようですが、どんなもんですやろ。ほら、博物館とかで見ませんか。歴史や実体と切り離された象徴の、なんとのう居心地悪そうにしてるのを▼しかし、街も変わりました。店の経営環境もこのごろは厳しなってたみたいですわ。ほんま、<世の中は何か常なる飛鳥川>でんなぁ。何ひとつ昔通りというわけにはいけしまへん▼そういうたら、「鶴丸」ですか、あの昭和三十五年から日本航空が使ってきたマーク、あれも来月で、消えるんやとか。松下電器も昭和二年に生まれた「ナショナル」のブランド名、もう使わんようにするいう話ですし▼平成に時代が変わって、もう二十年。速いもんですわ、時のたつのは。おっ、また、雨降ってきよった。ほな、最後に一句。<降る雨に昭和は遠くなりにけり>】

 うん、一言「キモイ」。これホントに関西人が書いたのか?どちらかと言えばこういうのは読者投稿欄向けの文章で、一般紙のコラムに載せるようなもんじゃないと思うんだが。

 ところで最後の句、中村草田男の「降る雪や明治は遠くなりにけり」の変句なんだろうが、この人中国生まれの愛媛・東京育ちで、大阪全然関係ないんだよな。ちょっと気の利いた記者なら、ここは大阪出身の俳人の句を持ってくるだろうぜ。

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2008年4月10日

櫻井よしこ吠える!~どのみち福田には期待できるものなし

【櫻井よしこ 福田首相に申す】チベット弾圧抗議せよ

【いま、どの国よりもチベット問題で中国に物を言うべきはわが国である。

 日本は、武力よりも、民主主義と国際法、人間の自由、文化・文明の尊重を以て戦後の道を切り開きたいと望んできた。同時に米国の占領政策によって、日本文明の粋を失う哀しみを味わってきた。だからこそ、ダライ・ラマ14世が「チベット文化の虐殺」と呼ぶ中国の弾圧に、率先して抗議しなければならない。日本と多くの価値観を共有し、日本に友好的であった国、チベットのために発言することは、日本が依って立つ基盤を守ることである。福田康夫首相が望むよき日中関係の構築も、日本が発言して初めて可能になる。

 しかし、チベット人の抵抗運動について、首相は「中国の内政問題」とし、「人権にかかわるようなことがあれば心配、懸念を表明せざるを得ない」と語るにとどまる。弾圧の中の沈黙は中国共産党の共犯者となることだ。

 中国のチベット侵略は1950年6月の北朝鮮の韓国侵攻以前から始まっていた。人民解放軍の調査隊がチベット軍の前哨基地があった東チベットのデンゴに入ったのだ。10月、彼らは東チベットを襲い、わずか11日で占拠した。

 翌年5月、中国共産党はチベットに17条協定への署名を強要した。協定は、まず、チベットは祖国(中国)の大家族に復帰するとうたい、事実上、チベットが中国の一部だと明記した。だが、甘言も書き込まれていた。チベット軍は中国人民解放軍に吸収されるが、チベットの仏教、信仰、風俗習慣は尊重され、僧院も保護されると明記されていたのだ。

 亡命を視野に入れていたダライ・ラマ14世は16歳、法王を取り囲む僧たちの17条協定についての意見は分かれた。身ひとつで亡命する、過酷な運命の予兆におびえる者もいた。そして彼らは若き14世に説いた。「われわれが中共を刺激さえしなければ、仏教が弾圧されることはない」と。

 51年9月、法王が開いた議会では、結局、毛沢東のチベット支配は象徴的支配にとどまり、僧院も仏教も、ダライ・ラマの神聖さも侵されはしないという希望的観測を結論とした。結果として、法王は「チベット地方政府」の名において、毛沢東に17条協定承認の手紙を送ったのだ。

 この半世紀余の歴史を振りかえれば、チベットと台湾に対する中国人支配の構図が似通っているのに気づかされる。共産党か国民党か、イデオロギーは異なっても、彼らは異民族支配の第一に中国人への同化政策を置く。

 チベットで、中共軍は17条協定をすぐに反故(ほご)にして、寺院の9割以上を破壊し、財宝を奪い、仏教を否定し毛沢東主義、共産主義の学習を強要した。今回の、3月10日以来のチベット人の抵抗に直面して、中国政府は僧侶らに対する共産党大会の文献学習や愛国主義教育を強化したが、同種の政策はすでに60年近くも続いてきたのだ。

 さらに、チベット人からチベット語を奪い、中国語を習わせた。子供へのチベット語の命名を禁じた。

                  ◇

 人民解放軍の兵士をはじめ、多くの中国人をチベットに送り込んだ。中国人男性とチベット人女性の結婚は許すが、その反対は許さないのだ。こうしてチベット人は宗教と言語と民族の血を奪われつつある。

 中国は、チベットは中国領で、当然だと主張する。しかし、チベットは歴史的に見て中国の一部ではない。清国政府はチベットの宗主国としての立場を主張したが、チベットを支配したわけではない。

 国民党も台湾を一度も支配したわけではなかったけれど、中共との戦いに敗れて逃れた先の台湾を自分たちの領土だと宣言した。

 両者の主張は日本固有の領土の尖閣諸島や東シナ海に対する主張と同じである。チベット問題は台湾問題であり、尖閣問題であり、より大きな枠組みでの日中問題なのだ。

 チベット人がいま、命を賭して訴えているのは、彼らが最も大切にする信仰を軸としたチベット民族としての暮らしを守る戦いを、21世紀の文明社会はただ傍観するのか、それでよいのかという問いである。確実にチベット民族の消滅につながる中国の弾圧に目をつぶり、北京五輪を支援するのかと問うているのだ。

 人権にかかわれば、と首相は語った。答えは明らかだ。幾千年も続いたひとつの高貴な文明が弾圧の末に滅されようとしているのである。

 文明の危機に直面する深い哀しみを共有する日本であればこそ、首相は中国に、直ちに抗議しなければならない。国際社会の前で、ダライ・ラマ法王と話し合い、チベット人虐殺と弾圧を止めよと。国際機関をチベットに常駐させ、チベット人の望む高度の自治を実現させ、チベット仏教の再生を可能にせよと。

 それも言えないとしたら、福田首相には、日本を代表する資格はないのである。したがって、私は失望と憤りをこめて、一日も早い首相の辞任を望むものである】

 今の福田政権は確かにひどいが、もしチンパン福田が首相のまま選挙が行われたら、下手をすればミンス政権が誕生し、今よりさらにひどい状態に陥るやも知れぬ。できれば5月の連休明け、遅くとも北京五輪が始まるまでには、自民党総裁のクビはすげ替わっていてほしいものだ。

 …しっかし、改めて見てみると、土地を奪い、言葉を奪い、そして民族そのものを消滅させるといった、サヨクが「日本は戦時中、朝鮮の人々にこんなひどい事をしたニダ!」と主張している「ひどい事」を、中国はそのままチベットに対して行っているのだな。それなのに中国には一切口を出さない日本サヨクの醜さは、最早救いようがない。

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東京新聞社説4/10~冷たくされても耐え忍びます

白川新総裁 景気に機敏な対応を

【日銀新総裁に白川方明副総裁の昇格が決まった。米住宅ローン問題が深刻化して、世界と日本の経済・金融情勢は大揺れだ。世界的な景気後退懸念が強まる中、白川氏には機敏な政策対応を望む。

 難産の末の総裁就任だが、一息ついている暇はない。新総裁には、世界の金融トップたちと渡り合う最初の試練が待っている。十一日からワシントンで開かれる先進七カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)だ。

 サブプライムと呼ばれる信用力の低い人向け住宅ローン問題が米国で表面化して以来、世界の金融機関は当初見通しを超えて、経営が大きく悪化した。国際通貨基金(IMF)によると、損失は世界全体で約九十六兆円に達する。

 バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は最近、議会で「今年上半期はわずかな成長かマイナスになる可能性もある」と証言し、米国が景気後退(リセッション)に陥る可能性を認めた。

 そうした中で開かれる今回のG7は、先進国が信用収縮と景気後退のリスクにどのような対応策を打ち出せるか、が焦点になる。金融機関の自己資本増強策も、検討課題になるだろう。

 白川氏は総裁就任に際して衆院で「米国では、一九三〇年代の大恐慌以来の深刻な金融市場の動揺が続いている」と厳しい認識を示した。率直な発言だ。

 九〇年代にバブル崩壊を経験した日本は、金融機関の不良債権処理で貴重な経験を積んでいる。米国でも「銀行部門の立て直しには、かつての日本同様、いずれ公的資金投入が避けられない」との見方が強まってきた。

 新総裁にとってG7はデビューになるが、遠慮はいらない。ぜひ、日本が学んだ教訓や処方せんを披露して、正しい対応策作りに貢献してほしい。

 国内景気も後退懸念がある。日銀はともすれば、政策対応が遅れるきらいがあった。必要ならば利下げも視野に入れて、金融政策を機敏に判断すべきだ。

 日銀の副総裁人事は決まらなかった。福田康夫政権が天下りの慣行にとらわれる一方、小沢一郎民主党代表も政局優先で対応し、ともに「日銀首脳にふさわしい資質はなにか」という議論が不十分だったためではないか。

 民主党の山岡賢次国対委員長が副総裁候補に辞退を促すような電話をかけた一件は、お粗末に尽きる。国民に見えない水面下で事を運ぶ発想は願い下げである

 かつて社説の中で、前財務省財務官・渡辺博史一橋大教授を「日銀の人材としてふさわしい人物」と持ち上げていた東京新聞(参照)。まぁこれは、先月の民主・鳩山の発言を受けて書かれたものだとは思うのですが、結局この話はすったもんだの末、民主党自身がこれを裏切る形で流れてしまったワケで。東京新聞は裏切られた立場として、今日はもっと強い調子の文章を書くのかと期待していたのですが、上の社説からはそんな調子はほとんど見受けられません。どれだけ冷たくされても裏切られても、惚れた男にゃ健気についていきますたぁ、ふた昔くらい前の日本女性を見ているようですなぁ(あるいはただのマゾか)。

「渡辺副総裁案」参院民主から賛成3、棄権・欠席4

日銀正副総裁人事案を採決した9日午前の参院本会議で、民主党の渡辺秀央、大江康弘、藤原正司の3氏は、党の方針に反して渡辺博史・一橋大教授の副総裁起用案に賛成した。

 犬塚直史、風間直樹両氏は渡辺氏の採決を棄権し、桜井充、木俣佳丈両氏は本会議を欠席した。民主党は賛成した3人を、党規約に従い処分する方針だ。

 渡辺秀央氏は本会議後、記者団に「政局がらみの判断をしたことは国民の信を得ることはできない。いかなる処分も受ける」と述べた。大江氏は「(渡辺氏就任を容認する)党内世論の多数に反することはおかしい。党の決定に納得できないので信念を通した」と語った。同党会派では、国民新党の4人が「渡辺副総裁」案に賛成し、無所属の森田高氏は欠席した】

 ところで、昨日の採決では民主から造反者が3名出たワケですが、この「組織の方針に従う事をよしとせず、自らの信念を貫いた」という彼らの姿勢、立場は違えど「日の丸・君が代」に反対する教師たちとダブりませんか?ここは権力でもって彼らの判断を強制し、それに逆らった3名を処分しようとしている民主党を批判するべきじゃないかと思うのですが、サヨの皆さんいかがでしょうか?

 …実際には、この3名と教師たちの間には、「自らの行動に関し、処分は甘んじて受けるという覚悟があるかどうか」という越えられない壁がありますがね。

【関連】山岡氏の聴取決定 両院

 「国民に見えない水面下で事を運ぶ発想は願い下げ」どころの問題じゃありません。これは日銀の独立性に対する政治介入です。

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日韓エロ警官対決~工作員認定されちゃいました

現職警官が10代少女を性暴行(韓国・リンク先は韓国語)

【現職の警察官が、10代の少女と20代の会社員を性暴行した事実があらわれて罷免措置された。

 京畿広州警察署は9日、安山常緑警察署警備交通課のイ某(27)巡査に対して、強姦致傷容疑で逮捕状を申請した。

 警察によれば、イ巡査は先月6日午前4時頃、安養市万安区安養1洞の某商店街駐車場に駐車した自分の乗用車で、インターネットチャットを通じて会ったオム某(17・無職)さんを性暴行した疑いを受けている。

 イ巡査はまた、2004年5月13日に安養1洞の某ビヤホールの前で酒に酔っぱらっていたチェ某(23・会社員)さんを、近くの路上駐車場に引っ張っていって性暴行した疑いも受けている。

 警察は、オムさんから被害事実の情報提供受けたインターネットチャットルーム運営者の通報を受け、携帯電話を追跡してイ巡査を捕まえた。

 京畿地方警察庁は9日付でイ巡査を罷免措置したし、管理監督責任を問い該当警察署幹部らも問責する方針だ】

警官が女子高生に淫行=出会い系で知り合う-北海道警(日本)

【北海道旭川市の女子高生にみだらな行為をしたとして、道警は9日、道青少年健全育成条例違反の疑いで、旭川中央署地域課巡査阿部直也容疑者(25)=同市春光6区3条=を逮捕した。容疑を認め、調べに対し「すみません」と謝罪しているという。
 調べによると、阿部容疑者は昨年10月4日、旭川市内のホテルで15歳だった少女にみだらな行為をした疑い。2人は昨年9月ごろ、出会い系サイトで知り合ったという

 たとえ警察官と言えど男なら股間にナニがくっついてるワケで、こういう事件も当然起こりうるのですが…やはり強姦が国技であるあちらのお国の方がレベルは上みたいですな(無論悪い意味で)。

 …ところで、ワタクシこと当ブログ「ツルのはきだめ」管理人JDですが、「厳選!韓国情報」様の上のニュースの該当エントリにおきまして、「レイプじゃないけど、日本でも~」とコメントを書き込んだところ(「2008-04-10 11:03:22」のコメントです)、

朝鮮人工作員認定されてしまいました(笑)。

 私はコリアンではありませんしナニも10センチ以上ありますしウンコも舐めた事ありませんし、このブログに目を通して頂ければ少なくとも「ネトウヨ」である事はお判り頂けるでしょう。しっかし、いきなり人にバカチョン工作員のレッテルを貼るような輩って、まだまだいるんですなぁ。事実は事実として客観的に判断できるようでないと、ウヨサヨ関係なく「頭が悪いひと」と思われますぜ?

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2008年4月 9日

「中国と心中したい…」

温首相、聖火「消されてはならない」=IOC会長「中国政府信じる」

【国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は9日、当地の人民大会堂で中国の温家宝首相と会談した。新華社電によると、会談では海外都市で妨害行為が相次いでいる北京五輪の聖火リレーの現状に、温首相は「五輪の聖火は全人類のもの。消されてはならないと固く信じている」と語った。
 ロゲ会長は「海外リレーが無事に進むよう、中国政府が問題を適切に解決できることを信じている」と応じ、「IOCは中国の五輪開催を支持していく」と述べた。
 チベット問題をめぐる中国政府の対応などから、北京での五輪開催自体の是非を問う声も高まっているが、ロゲ会長は「IOCは中国の五輪準備を高く評価しており、北京に五輪開催権を与えたことは正しかった」と語った】

「チベット地区」の文言削る=会長「政治に関与せず」-ANOC

【国内オリンピック委員会連合(ANOC)は9日、国際オリンピック委員会(IOC)との合同会議(10日)に提出する予定の北京五輪とチベット問題に関する声明文から「チベット地区」の文言を削除、他の文言に変更することを決めた。当地で行われていたANOC総会はこの日閉幕、声明は7日に採択されていた。
 4項目から成る声明は当初、「中国政府が対話と理解を通じて、チベット地区における内部問題を解決するよう努力することを信じる」となっていたが、この部分が他の表現に変更された。
 記者会見でマリオ・バスケス・ラーニャ会長(メキシコ)は「これは中国国内の政治問題で、(当初の表現では)国内政治に口出しすることになる。われわれは政治には関与しない」と理由を語った】

 これだけ騒ぎが大きくなっており、その原因がどこにあるのかが明らかなのにも関わらず、オリンピック関係者らがひたすら「北京五輪」を擁護しようとするその理由は何なのだろう?…まぁ、みなまで言わないけどな。

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2008年4月 8日

東京新聞投稿欄4/8~「ニセ君が代」の作者現る

見てみたい 映画「靖国」

 書店員 鈴木 香織(東京都練馬区)51

【靖国神社をテーマにしたドキュメント映画「靖国 YASUKUNI」を上映する予定だった東京都内の映画館で、一般公開の中止が相次ぎました。表現の自由を守るためにも、そのまま上映してほしかったのですが、期待した私が甘かったのでしょう。

 この問題では、事前に国会議員が試写を要求しました。議員はその目的を、この映画製作に使われた文化庁所管法人の助成金が妥当かどうかを判断するためで、上映の是非は問題にしていないと言ったそうです。

 事実上の検閲をしておいて、こんなとぼけたことを言っているのが私には許せません。憲法は検閲を禁じています。その検閲を試写などと言っていることに、憲法を軽んじる議員の本音が透けてみえます。

 私は予告編で靖国刀が造られる場面を見ただけです。見たこともない靖国の顔でした。この映画が数多くの映画館で上映されることを願っています】

 最近、香ばしい投稿を見ると、投稿人の名前をググってみる癖がついてしまいました(笑)。この投稿人はワリとよくありそうな名前でしたので「素性は判らないかな…?」と思いつつ、試しに名前に職業を加えて検索してみたところ、また香ばしいサイトが出るわ出るわ。ちなみにこちらのブログ(「Red Fox」様)によるとこの投稿者、一時期話題になった「ニセ君が代」の作者でもあらせられるようです。どうりで(笑)。

 …しっかし、マスメディアが「『表現の自由』を守れ!」と叫ぶ時は大抵彼らの権益絡みですが、メディアに関係ない一個人がこれを訴える時は、それに輪をかけてロクな話じゃありませんな。この投稿者も「憲法を軽んじるな!」などと言っておいて、映画「靖国」のパンフレットに使われている人物の写真が当人に無許可であり、その肖像権を侵害している件や、映画の中で使われている写真の中に捏造されたものが含まれており、国民の「知る権利」を侵害する可能性がある件など、一切触れてません。稲田議員を批判しているワリに、これまた随分ととぼけた話です。

 こういった矛盾はサヨクの妄言の中でよく見られますが、「憲法の一部分を守るために他の部分を無視していい」などという話はあるワケがないです。皆さん、法を軽んじているのは一体どちらだと思います?

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日本も国際社会において、名誉ある地位を!

聖火リレー妨害は「民主主義の勝利」、英各紙は好意的

【7日の英新聞各紙は、前日ロンドンで行われた北京五輪の聖火リレーでの妨害行為を「民主主義の理想の勝利」と好意的に報じた。

 6日の聖火リレーでは、チベット暴動への対応をめぐり中国政府に抗議するデモ隊が市内を通過する北京五輪の聖火を消そうとするなどして、警官隊と衝突、37人が逮捕された。

 大衆紙サンは、「民主主義の勝利だ。合法的かつ平和的にデモを行う権利が尊重される国に住んでいるわれわれは幸せだ」と報じた。

 デーリー・メールは社説で「ひとつ確かなことは、ここ(英国)は中国が望むようなプロパガンダの勝利とはかけ離れた世界だということ」と述べた。

 タイムズは、「中国は今回のデモで、五輪を自分たちの都合で捉えることはできないと気づいたはずだ。聖火リレーはあらゆる権利を象徴するもので、中国の栄光を示すためのものではない。むしろ(ロンドンでの聖火リレーは)チベット問題への抗議を浮き彫りにしただけでなく、統制の及ばない不穏や混沌を内在するのが寛容な社会の本質だということを示す機会となった」との評論を掲載した。

 デーリー・ミラーは社説でデモ隊の立場を支持。「デモ隊の行動は、中国が行ってきた人権侵害に対する抗議として的を射ている」と論じた。

 インディペンデントの社説は、北京五輪が掲げる聖火リレーの「調和の旅」というテーマを引用。これまで数々の妨害行為が行われてきた経緯を踏まえ、「もはや調和の聖火とは言えない。聖火リレーを今後どうするべきか?」と述べて聖火リレーを続けることへの疑問を呈した】

 彼らの行動はまさに「民主主義社会の体現」と言えよう。日本も民主主義国家であるなら、憲法において恒久の平和を願う身であるなら、中国のチベット弾圧は決して見過ごしてはならない行為であろう(ですよね、人権団体の皆さん?)。それを訴えるための手段は、決して暴力に頼る事が全てではない。「平和の祭典」と呼ぶにふさわしい聖火リレーが行われながら、それでも中国人が顔を真っ赤にして日本を非難するような、そんなシーンが見てみたいものだ。

【関連①】エクストリーム・聖火リレー-アンサイクロペディア

 思い切り吹いた。既にオリンピックは始まっていたのかッ…!

【関連②】国連 平壌での五輪聖火リレー参加取りやめ

 「恥知らずな政府が聖火リレーを政治的イベントとして利用する可能性がある」↑これって中国にも言えるよな。

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新潟日報コラム4/7~小便まみれのサヨク

新潟日報「日報抄」4/7付

【取るに足りないことだ。いや、これは重大事ではないか-。毎朝、おしっこをしながら、気になってしかたがないことがある。松下電工のアンケートに、男性の四割が座って小便をすると答えた。その比率は一九九九年に比べ三倍になっているという

▼男女、大小両用で使える洋式便器の普及により、新築住宅では男性用のアサガオ型が絶滅寸前だ。でもなぜ男性がおしっこで座るのか。「女性が便器外の飛びはね汚れを嫌い、座ってするように頼んでいるのでは」とメーカーはみる。座る楽より掃除の都合。家庭内の力関係も反映しているようだ

▼新潟市でトイレ博物館展(八日まで・TOTO新潟営業所)があると聞き、のぞいた。水戸黄門は杉の葉を敷いた熨斗(のし)の形をした木箱を使った。大きく頑丈な洋式便器は力士用だ

▼アサガオ型を伸ばしたような微妙な形をした便器が目に入る。女性用の立ち小便器だった。五一年から七一年まで生産され、東京五輪では国立競技場にも設置された。でも、便利といわれても、恥ずかしさが勝って普及しなかった

▼時は流れ昨年十一月、韓国で世界トイレ協会が発足し、地球の衛生環境向上を訴えた。その記念展ではファッショナブルな女性用の立ち小便器が再登場し注目を集めた

▼性別だけでなく体調や考え方も人それぞれ。指示をされずに自由にしたいことはある。この春も君が代斉唱をめぐり、起立しない教員が処分を受けている。立つか、座るか。強制によらず、自ら決めることができたら、どんなに爽快(そうかい)だろう

 主要紙+中日・東京新聞以外の文章を取り上げる事はあんまりなかったのだが、あまりに酷い文章があると聞いて掲載。小便と国歌を同列に語るとは、中の人の品性が如実に表れておるな。結局、言いたい事は最後の一文だけなんだろうに。

 立ちションがしたければ、堂々と立ってすればいいではないか。そのかわり、雫がはねたりして周りが汚れた時は、その都度自分で掃除すればいいのだ。それならば、誰から文句を言われる事もあるまい。家庭内の力関係以前に、自分で汚した後始末を人任せにしている時点で、「指示するな、自由にやらせろ」なんて言う資格はないって事に、中の人は気付いてないのだろうか?

 …とまぁ、ここまで書いたら、後はいつもこのブログで述べてる文句を繰り返し並べるだけなので、残りは割愛させて頂く。何より、国の象徴たる国歌を小便に例えるなんざ、分別のある大人のする事じゃないからな。だが、最後にもう一つ例え話をさせてもらうなら、サヨクは自分らが勢いよく撒き散らした小便が、周りに飛び散って悪臭を放っている事について、他人がそれをどのように思っているか、もう少し考えを巡らせるべきだと思うぞ。

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2008年4月 7日

ヨーロッパの抗議はレベル高過ぎ

パリの聖火リレー、2度も中断…人権団体など抗議

【北京五輪の聖火リレーが7日、パリで行われ、前日のロンドンと同様、沿道ではチベット情勢をめぐる中国政府の姿勢を批判するチベット系団体や人権団体による抗議活動が相次いだ。

 同日午後、エッフェル塔の展望台を出発した聖火リレーは、道路に寝そべって抗議する団体メンバーの妨害に遭い、警官隊が聖火を避難用バスに退避させ、2度にわたって中断する異例の事態となった。また、聖火が「技術的な理由」(パリ市警)で消えるハプニングもあった。

 リレー・コースは、凱旋門やシャンゼリゼ通りを通る約28キロ。沿道では、消火器を持ち、聖火を消そうと待ち構えていた女性ら少なくとも4人が警察に拘束された。

 また、80人の聖火ランナーのうち、一部のランナーが抗議の意味として「より良い世界のために」と記したバッジを胸に付けて走行。パリ市当局も「パリは人権を擁護する」という横断幕を市庁舎に掲げた。

 仏政府は3000人以上の警察や機動隊員を投入、約250人がランナーの前後を警備する厳戒態勢を敷いた。一方、聖火リレーを歓迎する中国系住民も中国国旗を持って詰めかけ、人権団体のメンバーとの間で小競り合いも起きた】

 昨日のイギリスといい、今日のフランスといい、ヨーロッパはさすがだなぁ&中国ざまぁ(笑)。コース周辺には3000人以上の警察官や消防隊の他、65台の白バイ隊に48台の装甲車が厳戒態勢を敷いていたそうで、一体これのどの辺が「平和の祭典」なんだか理解に苦しむ。

 まぁ、技術的な理由だか何だか知らないが、聖火も何度か消えてしまったようで、中国はホント悔しい思いをしているだろうな(それも自業自得だが)。しかし聖火って、周囲の状況によって点けたり消したりしていいシロモノだったのか?そこだけちょっと疑問…。

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東京新聞コラム4/7~「自分たちは特別」の糞マスゴミ

東京新聞「筆洗」4/7付

【<忘れられた歴史は、繰り返す>。米国の哲学者ジョージ・サンタヤナの言葉である。丁寧に訳せば<歴史を記憶できない人は、歴史を繰り返す運命を負わされる>となる。それゆえに、あの戦争の実態をいつまでも語り継ぐ必要があろう▼六十三年前の今日、不沈戦艦のはずの「大和」が三千人以上の乗組員とともに沖縄に向かう途中、東シナ海に沈んだ。自慢の主砲を撃てぬまま、魚雷と爆弾による攻撃を受けたのである▼制空権を米軍に握られている中での出撃は、連合艦隊の司令長官自身が戦後<うまくいったら奇跡だということは充分に承知していた>と回想するほど、無謀な特攻作戦だった。それなのになぜ…▼作家の故山本七平さんの分析によれば、陸軍が沖縄での総反撃を計画している時に、海軍としても呼応せざるを得ないという「空気」が決めている。軍令部次長も後に<全般の空気よりして、当時も今日も特攻出撃は当然と思う>と証言している▼「空気」によって思考を、議論を停止させたのだろう。死地に赴かされた乗組員の方が「国のために死ぬでいいじゃないか」「嫌だ。もっと何かが必要だ」などと艦内で議論していたという(吉田満著『戦艦大和ノ最期』)▼忘れはしまい。「空気」でものごとが決まってしまうことの恐ろしさを。自分たちの死に、意義を見いだしたかった乗組員の思いを】

 ほう?糞サヨ東京新聞の中の御方は、去年安倍前首相に「KY」のレッテルを貼り付けて散々批判した事を、すっかり忘れているのかな?随分と自分らに都合のいい脳ミソをお持ちのようで。まぁそれくらいの感覚でないと、飲酒運転厳罰化の折、田島真一記者の飲酒運転を会社ぐるみで隠蔽しようなどとは考えないだろうけどな。

 お前らマスゴミが常に作り出そうとしている「世論」とは、要はその「空気」に等しいものだ。そして去年の夏以降、その「空気」によって生み出されたのは、日本にとって害にしかならないものばかり。糞ども、少しは反省したらどうなんだ?

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勘違い公務員どもを晒し上げる

懲戒免職「重すぎる」 都城市を提訴 酒気帯び運転元市職員

【酒気帯び運転を理由に懲戒免職処分となった都城市の元男性職員(30)が4日までに、市を相手に処分の取り消しと慰謝料など310万円の損害賠償を求めて宮崎地裁に提訴した。同市の亀澤幸治総務部長は「処分は妥当。今後正当性を主張していきたい」と話し、全面的に争う姿勢を見せた。

 元職員は昨年9月6日、同市松元町の市道で酒気を帯びて軽乗用車を運転。県警に道交法違反(酒気帯び運転)の容疑で摘発され、罰金20万円の略式命令などを受けた。市は同10月、懲戒処分の指針に基づいて元職員を懲戒免職処分にした。

 訴状などによると、元職員は懲戒免職処分がほかの行政処分と比べ著しく重いことや、ほかの自治体では飲酒運転でも免職にならなかったなどとして、処分の無効と精神的苦痛を受けた慰謝料など約310万円を求めている

 県が「飲んだら乗るな」って言ってるのに飲んで乗ったんだから、処分されるのは当然だろうに。「余所は免職までしないんだから俺もそうしろ」なんて主張も、ガキの言い訳と一緒だ。こんな逆ギレみたいなレベルの話で訴訟沙汰の都城市も大変っちゃ大変だが、齢30にもなってこの程度の人間を公務員に採用してしまったところでは諦めてくれ。

 …最近は社歩庁とか大阪とか「日の丸・君が代」の件とか、この手の勘違い公務員がゾロゾロ出てきとるな。お前ら公務員なら規則はちゃんと守れよ?俺ら国民のためにキリキリ仕事しろよ?んでもって、一人前の大人なら、自分の言動の責任くらいは自分で取らなきゃいかんぞよ?

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2008年4月 4日

北京五輪のミソ2つ目

<トルコ>ウイグル族支援グループが聖火リレー妨害

【AP通信などによると、トルコのイスタンブール市内で3日、北京五輪の聖火リレー隊が、中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区での人権侵害に抗議するグループに妨害される騒ぎが起きた。トルコ警察は少なくとも6人のウイグル族を拘束した。

 聖火リレーは2日にカザフスタンで始まり、3日に2カ国目のトルコに到着。同市中心部の広場で式典が行われたあと、最初のランナーがトーチを持って走行中、ウイグル族を支援する団体のメンバーが駆け寄った。妨害者は周囲を警備していた警官らに取り押さえられ、リレーは続行された。広場周辺では当時、ウイグル族ら約200人が中国政府を批判する抗議デモを行っていた。

 聖火リレーは残り19都市・地域を巡る予定だが、チベット暴動を鎮圧した中国当局への批判は強く、各地で同様の抗議行動が懸念されている】

 採火式に続いてミソ2つ目。あといくつの都市で同じような事件が報道されるだろうか?是非世界が連携して圧力を中国とIOCに圧力をかけ、オリンピックもしくはチベット弾圧のどちらかを中止させるところまでもっていきたいものだ。

【関連①】IOC調整委委員長「去年騒がれた大気汚染が忘れられているのと同様に(チベット問題も)そうなるだろう」(「まめのぐ」様)

 IOC内部にこういう人間がいる限り、オリンピックの「平和の祭典」という看板は外さねばなるまい。こいつ中国にいくらもらったんだ?

【関連②】聖火リレー妨害の恐れ、中国新疆ウイグル自治区で70人逮捕

 「妨害する恐れがある」ってだけで70人逮捕…下手な冤罪よりひでーな。日本の人権屋ども、一言でも何か言ってみたらどうなんだよ?

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沖ノ鳥島の敵はシナとアカピ?

沖ノ鳥島に「サンゴの盾」、5万株移植で水没防げ

日本最南端の沖ノ鳥島(東京都小笠原村)でサンゴの増殖計画を進めている水産庁は、約5万株の稚サンゴを今月下旬に現地へ運び、海底に初めて移植する。順調に育てば、波による浸食などで島が水没するのを防ぐと期待されており、約40万平方キロの排他的経済水域(EEZ)を守ることにもつながる。

 沖ノ鳥島でとった親サンゴを、沖縄県・慶良間諸島の阿嘉島にある社団法人水産土木建設技術センター(東京都中央区)のサンゴ種苗生産センターの水槽で産卵させ、約7万株を育てた。このうち約5万株を、沖ノ鳥島を取り囲むサンゴ礁の内側(半径約400メートル)に移植する。高さは1~2センチで、セラミック製の板に付着させてある。

 稚サンゴは阿嘉島から船で運ぶ。現地では作業ダイバー8人が26日ごろから海底への移植を始め、5月上旬までに作業を終える計画だ】

 シナが「あれは島じゃない」とか難癖つけとるが、この島があるだけで約2000億円ともいわれる海底資源を日本のものとして主張できるんだから、そりゃ守らにゃあかんよな。

 …なぁアサヒよ、せっかく作ってる「サンゴの盾」、またキズモノにするんじゃねーぞ?

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2008年4月 3日

日本の政党トップはみんなこんなん

<福田首相>映画「靖国」上映中止、「誠に遺憾」

【福田康夫首相は2日夜、靖国神社を舞台としたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止が相次いだことに「もし、嫌がらせなどが原因で上映が中止になるというのであれば、誠に遺憾なことだ」と記者団に述べた。

 チベット暴動の鎮圧で強硬姿勢を貫く中国政府への批判が国際的に高まっていることには「人権にかかわるようなことがあるならば、懸念を表明せざるを得ない」と述べた。ただ、北京五輪開会式への対応は「中国が努力している最中に、参加するとかしないとか言うべきではない」と述べ、中国政府の対応を見守る姿勢を強調した】

社民・福島氏、「靖国」自主上映を検討

【社民党の福島党首は2日の記者会見で、超党派の国会議員に呼びかけ、ドキュメンタリー映画「靖国」の自主上映を検討する考えを示した。

 福島氏は「日本の表現の自由の危機だ。全力を挙げておかしいと言う」と語った。国会議員向けの異例の試写会が開かれた後、上映予定の映画館が街宣車などによる抗議を受けたとして、福島氏は「上映前に国会議員が介入して、結果的に中止に追い込ませた」と批判した】

 チンパン福田とミズホって同レベルなんだな…中国様にはひたすら尻尾を振りまくる福田も、歴史教科書問題の時とは言動が真逆のミズホも、日本にはいらない政治家。とっとと消えてくれ。

解散総選挙は主権者たる国民の皆さんの意向によって決する 会見で代表(民主党)

【小沢一郎代表は1日、党本部で定例会見し、揮発油(ガソリン)税の暫定税率廃止をめぐり、見解を示した。

 前日31日に福田首相が会見で、暫定税率の廃止に伴う混乱と述べ、「政治のつけ」と表現して謝罪した点をどう受け止めるか問われた小沢代表は、「その総理の言葉はまったく理解できない」と一喝。マスコミも含めて「混乱」という表現で報道している点について、「何が混乱しているのか私にはわからない」と述べ、暫定税率が廃止され、ガソリンの値段が下がっただけであり、その事態の推移は国民は十分に理解しているはずだとの見方を示した。

 そのうえで、国民が十分に理解している現状を無視して、「混乱」と繰り返す論調について、「これほど国民をばかにした話はない」と述べ、同時にそれは昨年の参議院選挙で与野党が逆転した結果、生み出された状況であると説明した。

 小沢代表はまた、政府自民党の主張とは相反する形で2・6兆円分の国民の負担が軽くなるもので、言い換えれば今まで2・6兆円支払っていたものを、国民に還元するものであると重ねて指摘。「国民の皆さんは何も混乱しておらないし、物価の高騰し、日本の経済の見通しが不透明になっているなか、国民のみなさんにお返しするほうが正しいやり方であるし、国民の皆さんが理解し、支持してくれる」とも述べた。

 さらに、解散総選挙のきっかけを問われたのに対しては、「最終的に主権者たる国民のみなさんのご意向によって決せられると思っている」と回答。そのうえで、「消えた年金問題」を3月末までには必ず解決すると公約したにもかかわらず反故にした政府・与党への追及と、国民の皆さんから支持されている暫定税率廃止をめぐる議論をもって、「民意を問え」という議論が高まりによって、解散総選挙ということもあり得るのではないかとの見方を示した】

 さも、ガソリンの値下げが民主の手柄であるかのように語る小沢だが、実際には民主は参院であぐらをかいていただけで、何もしておらん。国民をバカにしているのは小沢も一緒だ。お前も消えろ。

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2008年4月 2日

バカ教師の言い逃れ「指導はしたけど強制はしてない」

国歌斉唱不起立 担任全員、指導認める 門真の第三中

【大阪府門真市立第三中学校の卒業式で、男子生徒1人を除く卒業生が国歌斉唱時に起立しなかった問題で、この学年を受け持っていた5人の担任全員が、市教育委員会などの調査に対し「君たちには内心の自由がある。君が代を歌わなくてもいい」などと指導したと認めていることが1日、分かった。担任らは「立たなくてもいいとは教えたが、不起立を促してはいない」と主張しているという。5人は大半の生徒と同様、国歌斉唱の開始と同時に着席し、斉唱していなかった。

 問題の発覚後、市教委や第三中は、卒業生の学年を受け持っていた担任5人、副担任6人への聞き取り調査を実施した。

 関係者によると、調査に対し5人の担任は「君が代を歌っても歌わなくてもいい」「自分自身の考えで判断しなさい」「親御さんと相談して決めなさい」といった内容を生徒たちに話したことを認めた。これらの指導は卒業式の当日か前日のホームルームなどの場で行われ、中には「先生は起立しないから」と生徒に告げた教員もいたという。

 このほか、副担任のうちの一人も「(昨年度の)最後の授業で、卒業式での君が代斉唱について生徒たちに話した」と答えている。

 ただ、調査に対し担任らは「起立や斉唱をしない自由もあると言っただけで、強要はしていない」などと訴え、不起立を促す指導ではなかったと主張。また、申し合わせたうえでの指導ではなく、各教員がそれぞれの判断で行ったと説明しているという。

 府教委小中学校課は「現時点で聞き取っている内容は最終的な調査結果ではない。市教委による事実関係の詳細な確認を待ち、指導が適切だったかどうかを判断する」と話している。

 第三中の卒業式は先月13日に行われ、卒業生172人のうち160人が出席。このうち159人と、担任5人、副担任3人が国歌斉唱開始時に着席した】

 先日のエントリの時点ではサヨ教師が指導したのか、生徒たちの気まぐれだったのかははっきりしていなかったが、これで「サヨ教師の関与」が完全に証明されたワケか。また、教師と生徒という関係を考えれば、強制があったとも十分に疑う余地のあるケース。サヨ教師ども、言い訳はするのは自由だが、あんたらもいい大人なら、自分の言動が招いた結果は甘んじて受け入れるんだぞ?

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世界中であがる「嫌・北京」の声

米大統領らの五輪開会式欠席に 新法案提出

【米下院の共和党政策委員長を務めるマコッター議員(ミシガン州選出)は1日、ブッシュ大統領ら政府当局者の北京五輪開会式への出席を禁じる新法案を提出した。ウオーターズ民主党議員(カリフォルニア州選出)ら超党派の下院議員15人も同日、大統領に書簡を送り、開会式に出席しないよう要請した。

 民主党のペロシ下院議長も1日、出席の再考を大統領に呼び掛けており、中国によるチベットのデモ鎮圧や人権侵害に抗議し開会式欠席を求める議会側の圧力が強まってきた。

 マコッター氏の法案は、政府当局者や連邦職員がどのような形であれ開会式に出席することを禁じる内容だが、米選手団にはそうした規定を適用しないとしており、五輪競技のボイコットには反対している】

EU チベット弾圧中止を要求

【スロベニアの首都リュブリャナ近郊のブルドで開催された欧州連合(EU)非公式外相会合は29日、中国・チベット自治区での弾圧を直ちに中止するよう中国側に求める声明を採択した。北京五輪の開会式参加問題については、加盟各国の立場が分かれたため言及を避けたが、強権的な態度をとる中国政府に対し、一致して厳しい姿勢を見せた形だ。

 ロイター通信によれば、声明は「EUは、弾圧に終止符を打つよう(中国政府に)求めるとともに、国際基準に従って(チベット人の)逮捕者を慎重に取り扱うよう要求する」と強調。チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世への言及を避けた上で、「EUは(中国とダライ・ラマの)対話開始に協力する用意がある」と呼び掛けた。

 会合での討議では、2012年の五輪開催国である英国のほか、スウェーデンやポルトガルが開会式への参加を明言。これに対し、ドイツやチェコ、ポーランド、エストニア、スロバキアの5カ国が首脳の欠席を表明し、アイルランド外相も不参加を示唆するなど、対応が割れた。このため、EUとして統一見解を打ち出すのは避けた。

 ただ、中国への反発は、五輪開会式の不参加問題のみならず、経済分野にまで及んでおり、フェレロワルトナー欧州委員は30日発売予定のドイツ週刊紙に対し、「中国を拠点に活動する外国企業はビジネスを早急には中止できないだろうが、チベットがこうした状況下にあるときに、企業は重い責任を持つ」と語り、弾圧が続くならば企業の活動を自粛するよう求めた】

北京五輪開会式 皇族の出席見送り 政府方針「不安定要因多く」

中国が北京五輪開会式に、天皇、皇后両陛下をはじめとする皇族方の出席を要請していた問題で、日本政府は1日、この要請を受諾しない方針を固めた。中国製ギョーザ中毒事件や膠着(こうちやく)状態の東シナ海のガス田共同開発問題に加え、チベット騒乱など不安定要因が多く、時期尚早と判断した。開会式への出席では欧州各国に参加を辞退する動きがある。日本政府から開会式に誰を派遣するかは「全くの白紙状態だ」(外務省幹部)という。

 この問題には、宮内庁と外務省はもともと消極的で「2月のギョーザ事件以前から、皇族方にはご出席を要請しない方向だった。国際的に注目されるチベット騒乱が起きた今はなおさらだ」(政府関係者)としている。

 一方、首相官邸は態度表明を保留していたが、3月27日の参院内閣委員会で、岩城光英官房副長官が、自民党の有村治子氏の質問に「諸般の事情を踏まえつつ慎重に検討する」と慎重姿勢を明らかにしている。

 中国は昨年1月、当時の王毅駐日大使(現外務次官)らを通じ、政府・与党に、非公式に皇太子ご夫妻の開会式出席を要請。また同年4月には、訪日し、陛下と会談した温家宝首相が「ぜひ、陛下と皇族の方々においでいただきたい」と要請していた。これに対して陛下は通常通り「自分の外国訪問は政府で検討することになっています」と話されていた。

 北京五輪で中国側は「アテネ五輪の時に(集まった)各国の指導者、元首は六十数人だったが、北京はこの数を超える」などとして、元首招聘(しようへい)を進めている。

 両陛下は平成4年、天安門事件で国際社会から孤立していた中国を訪問された。これには「日中関係を非常にしっかりした盤石なものにした」(河野洋平衆院議長)との評価はあるが、中国の銭其●元外相が回想録で「中国が西側の制裁を打ち破る最も適切な突破口となった」と記したように、「ご訪問が中国に利用された」(閣僚経験者)側面は否定できない。さらに江沢民前国家主席は、両陛下ご訪問後も「反日教育」を強化し、反日デモが繰り返されてきた。

 北京五輪開会式では、ドイツやチェコ、ポーランドなどの首脳が欠席を表明しているほか、英国のチャールズ皇太子も不参加を明らかにしている

 「遅い」という印象は否めないものの、ようやく日本やアメリカでも北京を避ける動きが表れ始めた。これまで強気一辺倒だった中国にとって、これは痛いだろうねぇ。ククク。

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東京新聞社説4/2~「靖国」なんて誰が観るの?

『靖国』上映中止 自主規制の過ぎる怖さ

【靖国神社をテーマにしたドキュメンタリー映画の一般公開が中止になった。表現の自由が過度な「自粛」で踏みにじられた格好だ。大事なことを無難で済ます、時代の空気を見過ごしては危うい。

 遺族が参拝する。軍服の人々が行進する。日の丸が振られる。星条旗まで掲げる人がいる。「魂を返せ」という韓国や台湾の遺族もいる。八月十五日の靖国神社の光景である。

 中国人監督が終戦記念日を映像に収め、ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」を制作した。東京と大阪で公開される予定だったのに、中止となった。その経緯に重大な問題がある。

 映画制作に文化庁所管の独立行政法人が助成金を出しており、これを週刊誌が取り上げた。政治的な宣伝意図を有したものは、助成金の対象にしないと、この法人が定めているからだ。

 そして、保守色の強い自民党の衆院議員が、助成金拠出の妥当性を問い合わせた。だが、法人側は外部の専門委員会が「適正」と判断し支出を決めたと、回答した。

 では、なぜ中止となったのか。ある映画館の経営会社の説明は、こうだ。街宣車が別の映画館に来た。「何で上映するのか」という電話もあった。別の映画館は、商業ビルの店子(たなこ)だったから、「迷惑になる」と心配した。さらに別の映画館では、上映を妨害するような被害が起きない限り、警察が動いてくれないだろうと考え、中止を決めた-という。

 中国人監督だから、内容は反日的だったろうか。映画を見た人によれば、ナレーションもなく、その場の生の音声を拾い、淡々と「特別な一日」を中心に記録したものだったという。

 国会議員向けに試写会も開かれたが、火をつけた議員自身が「上映の是非を問題にしていない」と述べている。上映中止は、日教組の集会で、都内のホテルが街宣活動などを恐れ、使用を拒否したのと、背景は同じではないか。

 自由の首を絞めているのは誰なのか。メディア側に問題はないか。映画の関係者に過剰反応はないか。議員もむろん言論の自由には注意深くあるべきだ。自主規制という無難な道を選ぶ、社会全体が自縄自縛に陥っていないか。そこに危険が露(あら)わに見える。

 権力だけが言論を封じるのではない。国民の自覚が足りないと、戦前のセピア色が急に、生々しい原色を帯び始める

 一応、上映の中止については産経読売「『表現の自由』からして適切でない」と言ってるんだが、日々「言論」という名の寝言を垂れ流して、それでも月々購読料が入ってくる新聞社と映画館では事情が違う。映画館の側からしてみれば、苦情の電話とか街宣車とかは口実で、本音は「儲からなそうな映画は上映したくない」ってだけの話だろう。そもそも「ナレーションもなく、その場の生の音声を拾い、淡々と『特別な一日』を中心に記録した映画」なんて、一体誰が観に行くんだ?

 …とまぁ、上映についての話はそれくらいにしておいて、もっと大きな問題は助成金拠出の件だろう。産経新聞記者・阿比留瑠比氏のブログには、この件について3/27に参院内閣委員会で行われた自民党・有村治子氏と、文化庁・尾山文化部長のやりとりがアップされているが、これを見る限りでは文化庁の選考がいい加減であったとしか思えない。助成金は税金から出ているものなのだから、そこは「表現の自由」などとは別の問題として、メディアはきっちり追求するべきであろう。

 だいたい「靖国神社」なんて、そのものズバリ「戦争の象徴」みたいなものをテーマにして、どこから見ても政治的に中立な作品など、できるはずもあるまい。この映画「靖国」だって、過度の戦争アレルギー持ちであり、ちょっとでも怪しいニオイがしようものなら「国民の自覚が足りないと、戦前のセピア色が急に、生々しい原色を帯び始める」なんて文章がスラスラ出てくる極左メディア・東京新聞が何も言わないところを見れば、その内容はおおよそ見当がつくというものだ。「表現の自由」を振りかざす前に、「何故周りから断られるのか」という理由をよ~く考えてみるべし。

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2008年4月 1日

中国が「イヌ」を増やしているようです

中国、周辺国に政治工作の証拠か―中国政府は否定

【中国の内部機関が周辺各国への政治工作の進捗状況を上層部に報告するためにまとめたとされる書類が、インターネット上に流出していることが1日、分かった。

 流出した書類は報告書の一部と思われ、流出経路や作成者の氏名などは不明だが、日本の毒ギョーザ事件や韓国の李明博政権に言及している箇所があることから、ごく最近に作成されたものと推測される。

 報告は特に日本について、いわゆる「ハニートラップ」を主体とした政治工作と、政界及びメディア内などの協力者との連携の結果、政治運営のかなりの部分をコントロールできる状態にあるとしている。しかしながら、毒ギョーザ事件などの問題発覚や、協力者のあまりに露骨な中国擁護の姿勢などが、逆に日本国民の中での対中感情を悪化させる状況を引き起こしており、この点については新たな方針を検討することが必要であると指摘している。

 また、報告は総選挙を控えた韓国・李明博政権について、北朝鮮の工作機関と共同で与党ハンナラ党の切り崩しを行っており、順調な成果を上げているとも述べている。その他、中国周辺の様々な国についても同様の指摘がなされており、報告は「現状において中国の拡大戦略の障害となる周辺国家は、西側の同盟国を含め存在しない」とまとめられている。

 中国外交部の曹報道官は定例記者会見で、この報告書について「ありえない」と否定。「我々は近隣国家との良好な関係を常に望んでいる。その報告書とやらは、昨今の東アジア情勢の変化を無理に我が国と結びつけてこれを貶めんとする分子の手により、捏造されたものではないか」と述べた】

 「あまりに露骨に中国を擁護する」って、一体誰の事だ?心当たりが多過ぎて…笑いたいが笑えない。

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日本海を荒らす海賊ども~今度は資源狙いか?

「メタンハイドレートの共同利用を」韓国が要求

【日本近海の海底に多く存在するとされ、地球温暖化対策の新エネルギーとして研究が続けられている「メタンハイドレート」について、1日までに韓国政府から日本に対し、一部のメタンハイドレートの所有権の確認と、実用化後のメタンハイドレートの日韓共同利用を要求する書簡が届いていたことが分かった。

 メタンハイドレートは、低温・高圧の環境下で水の分子がメタン分子を取り込んで結晶化したもので、単位エネルギー当たりの二酸化炭素排出量がガソリンなどと比べて少なく、資源に乏しい日本が大きな関心を寄せているもののひとつ。

 韓国政府は書簡の中で、まず所有権を主張する根拠に関し「ハイドレート中に存在するメタンには、韓国が同海域に投棄してきた物質を由来とするものが含まれている可能性がある」と述べているという。韓国が日本のEEZの一部を含む日本海海域を「廃棄物海洋投棄区域」として設定し、そこに15年に渡って排水や汚泥、ふん尿などを投棄していた事実は今年2月に明らかになっているが、韓国側はそれらの物質中に含まれていたメタンがハイドレートを形成したのち、海底に存在している可能性があり、それらのメタンハイドレートは韓国に所有権があるものと主張している。さらに韓国はその利用について「日韓両国のメタンハイドレートの所有権を区別できない場合、資源は両国が共同で管理・利用するのが望ましい」とも主張している。

 独立法人新エネルギー技術開発センターの余田研究員は「メタンハイドレートについてはまだまだ基礎研究が必要な段階であり、韓国側の説が信ぴょう性のあるものかの判断も難しい。ひとまずは地球温暖化という急務の問題を見すえ、メタンハイドレートの実用化を含めた代替エネルギーの研究を着実に進めるべき」と話している】

 日本海への投機物質の中には、ゴミどころかダイオキシンなどの汚染物質も含まれていたそうで。その上資源まで要求とは…どこまでも厚かましい民族だなチョンども。だいたい糞尿の取り扱いについては、お前ら朝鮮人は世界的に見ても先進国なのだから(笑)、そこから新しいエネルギーを開発するくらい、自前でできそうな気がするのだが?

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東京新聞のエイプリルフール記事

【即興政治論】北大准教授中島 岳志さん Q『保守』とは? あるべき再編の形は?

【衆参のねじれで、次期衆院選後の政界再編が現実味を帯びています。ただ、二大政党とされる自民、民主両党の看板はともに「保守」。保守とは何か。再編のあるべき姿とは。若手論客として知られる中島岳志・北海道大准教授と一緒に考えてみました。(記者・清水 孝幸)

 清水 一年ほど前、民主党の菅直人代表代行が「(自民党より)われわれの方が保守本流に近い」と言いました。小沢一郎代表ならともかく、市民派の菅さんが「保守」と言うのは意外でした。自民も民主も保守政党ということなのでしょうか。そもそも保守とは。

 中島 まず保守思想はどういう出自なのか。フランス革命の時に出てきた啓蒙(けいもう)思想を批判したのが近代保守のスタートだと言われています。啓蒙思想では、人間の理性によって、理想社会を未来に向けてつくることができると考えます。

 保守思想は、それは不可能だと考え、ある種の伝統とか歴史感覚とか神とか、人知を超えた価値の中に英知を見いだして、時代やその時々の状況に合わせながら、漸進的に社会を変えていく考え方です。

 清水 小泉純一郎元首相は市場競争原理に基づく構造改革を進めました。これも保守ですか。

 中島 全く違うと思いますね。戦後、日本の保守、革新の両方が相手に反対するだけの「アンチの論理」でやってきた。このために思想の空洞化を招いた。安倍(晋三前首相)さんにも、小泉さんにも思想的な軸はありません。マーケット(市場原理)に任せてしまえば、うまくいくというネオリベラリズム(新自由主義)に乗っかっていただけです。

 清水 自民党は「保守本流」と称する宏池会(現古賀、谷垣派)も軽武装、経済重視ですが。

 中島 戦後日本政治に保守思想がしっかりと現れたことは、いまだなかったんじゃないでしょうか。日本の場合は、おおよそ疑似的な社会民主主義でやってきたんですよ。大きな政府で税金の大きな再分配をする。ただ、利権社会のため透明さに欠けた。

 それが政治改革の荒波の中で、不透明なものはよくないと、日本的な再配分のあり方を壊そうとしたわけです。疑似社民主義の「疑似」の部分を崩そうとしたら、社民主義まで壊しちゃった。代わりに弱肉強食の新自由主義が台頭し、極端な格差社会が生まれ、地方が疲弊していく社会が生まれました。

 清水 いまの二大政党は違いがよく分かりません。「保守」と「リベラル」に再編すればいいという人もいます。

 中島 保守とリベラルは対立する思想ではありません。革新の側は社民主義の立て直しに努めるべきです。社民主義と保守主義という二つの看板で、二大政党が少数政党と連立を組む多党制が続くと思います。自民党の行きすぎに公明党がストップをかけ、民主党の保守化に共産党が圧力をかけていく。こういう多党制が望ましい。

 社民主義の方は、たくさん税金を取って弱者の方に回す政治です。政治家が日本社会のグランドデザインをつくって、平等な理想社会の構築を目指す。社会設計主義と言ってもいい。

 保守の側は、それは無理だと考え、何が重要な国家の役割なのかを精査しながら、ちょっとずつ変えていく。まともな保守主義と社民主義の二つが併存していくべきだと思います。

 清水 そうした二大政党制は可能ですか。

 中島 永遠にならないのかもしれないですね。僕が高校生の時に細川改革が始まって、てっきり、そういう方向になるんだと思っていました。でも、これだけやってきて、結局、新自由主義の独り勝ちですからね。

 小沢さんの「普通の国」という主張は完全に新自由主義の議論だったんですよ。個人が自立して、自己責任でやっていく社会が望ましいと。それには政治改革と規制緩和が必要だというのが、小沢さんの論理でした。それを小泉さんが見事に実現しました。

 対立している政党のトップが同じことを言っているのですから、意味が分からないですよね。民主党はようやく、それに気づいて「生活第一」と社民主義の方向に舵(かじ)を切ろうとしていますが。

 清水 政界再編の前にまずはこれまでの政治改革を総括すべきだと。

 中島 保守といわれる人も、革新といわれる人も、みんな熱狂してやったことを、もう一回、反省しないといけない。九〇年代とは何だったのか。何が間違いだったのか。やっぱり極端な議論が多すぎましたよね。地域社会づくりとか、もう少し地に足の着いたところから考えていかないといけないと思います。

 なかじま・たけし 1975年大阪府生まれ。大阪外国語大卒。京都大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。専門は南アジア地域研究、近代政治思想史。現在、北海道大公共政策大学院准教授。著書に「パール判事-東京裁判批判と絶対平和主義」、評論家西部邁氏との対談「保守問答」など】

 中島岳志って、著書「パール判事」の中で「パール判事が平和憲法の中にガンディー主義の要素を見出していた」などと主張したものの、著書中の発言の曲解や資料の改竄などを漫画家にボロクソ指摘されたエセ保守だろ?そんな人物に「保守」を語らせるなんざ、さすが東京新聞、毎年の事ながらエイプリルフールの記事には気合を入れてるな。

 …まぁ、余計な気合が入り過ぎて、普通の日にもエイプリルフール向けの記事を書いちゃうのと、その溢れ出る想像力が、何故か「反日・親中」方向にしか発揮されないのが、玉を真っ二つにしてしまうくらいの大きなキズなんだけど。一応そういう記事だって判ってるから、内容へのツッコミもできるだけしないでおきたいんだが、「民主党が保守政党」という1点だけはどうしても見逃す事ができなかった。あれが保守…?極左の東京新聞から見たら、それは間違いなさそうなんだが。

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