« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月29日

失言かどうかを決めるのは国民である!

麻生内閣支持率51.1%、JNN調査

【麻生内閣発足直後の支持率は、1年前の福田内閣の数字に達しませんでした。JNNの世論調査によりますと、麻生内閣の支持率は51.1%と、福田内閣発足時の62.6%を下回りました。

 調査は御覧の方法で、この土日に行いました。調査によりますと、麻生新内閣を「支持する」と答えた人は51.1%。「支持しない」と答えた人は47.5%でした。

 過去10年の内閣発足直後の支持率としては、森内閣よりは高かったものの、小泉内閣以降では最も低い数字になりました。

 麻生総理と民主党・小沢代表のどちらが総理大臣に相応しいかという質問に対しては、麻生総理が相応しいと答えた人が小沢代表と答えた人を30ポイント以上、上回りました。

 政党支持率は自民党が前回調査より6ポイント余りアップし、36.3%。民主党は3ポイント下げて、23.1%でした。

 衆議院の解散・総選挙の時期については、「補正予算を成立させてから速やかに」と答えた人が最も多く、40%でした。

 衆院選挙の望ましい結果についてですが、今年に入って初めて「自民党を中心とする与党」と答えた人が、「民主党中心の野党」と答えた人を上回りました。

 一方、一連の問題発言で辞任した中山前国土交通大臣については、「辞めるべき・辞めて当然」と答えた人と、「辞める必要はない・辞める必要がなかった」と答えた人が拮抗しました

 支持率の話は先日しましたので、今回は一番下の調査項目について。あれだけ野党&マスゴミ&その他サヨクが「失言だ!」「辞任しろ!」と批判一色で騒ぎまくったワリには、国民の意見は拮抗しているんですね。しかも、反日マスゴミTBSの調査でこの結果なんですから、実際の世論の評価は推して知るべきでしょうか。

 んで、こうした調査結果について、今日大変な発言をされた方がいらっしゃったそうです。

「麻生総理・中山前国交相を若者が支持したり、秋葉原で人気出たり…戦前のドイツ・日本の様で極めて危険」…民主・山岡氏(「痛いニュース」様)

【民主党の山岡賢次・国対委員長は29日、TBSの「朝ズバッ!」内で以下のように発言した。

(中山前国交相の辞任について20歳以上男女を対象にアンケートしたところ「辞めるべき」48%、「辞める必要はない」45%で意見が拮抗したことについて)

「この数字は極めて重要なんです。これは歴史的傾向なんです。もし若い方たちが知らずに表明しているのかあるいは解りながら表明しているのか。解っているとしたら、歴史が回転してるんですね。戦後60年ですね。ある意味では、心情的には、いつか来た道にだんだん戻って繰り返すと。そうすると、中山先生も麻生総理も同じ発想ですけど、極めてそういうところに原点を持っているような感じがしてしょうがないんですね。ですから、そういう人達が人気が出てくる、秋葉原で人気が出てくると、これはある意味では戦前のドイツ・日本の現象に回帰しており極めて危険で、そういうとこのリーダーは非常に大切なんですよね。リーダーがそういうのを煽ってると、日本がいつか来た道に行く恐れがある。」】

 中山氏や麻生首相を支持すると戦前回帰ですか。自分たちと意見の異なる、国民のおよそ半分はナチスと同レベルの「悪」ですか。これって中山氏以上の問題発言だと思うのですが、マスゴミの皆様はスルーなんでしょうか。みのもんたの目と耳は節穴ですか?

 マスゴミや政治評論家(自称)の方々は勘違いしておられますが、ある政治家の言動や信条が政治家として的確であるかどうか、それを判断するのはあなた方ではなく、選挙権を持つ国民です。その国民の意見を聞かずして、特定の個人や団体が自身の思惑でもって政治を動かそうとするのは越権行為であり、民主主義に対する重大な背信です。ゆめゆめお忘れなく…。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

閣下、所信を語る

民主は「政局第一」、対案を=経済再建へ3段階-強く明るい日本目指す・首相所信

【麻生太郎首相は29日午後の衆院本会議で、就任後初の所信表明演説を行った。首相は所信を述べるに当たり、参院で主導権を握る民主党のこれまでの国会対応を「政局を第一義とし、国民の生活を第二義、第三義とする姿勢に終始した」と厳しく批判。同党に対し「合意形成のルールを打ち立てるべきだ」と協議を呼び掛けた。同時に、「喫緊の課題についてのみ主張を述べた上で、民主党との議論に臨むものだ」と強調、対案や党としての見解を示すよう求めた。

 首相が所信表明演説などで、野党の考えをただすのは異例だ。政権を懸けた次期衆院選を控え、民主党の小沢一郎代表との政策論争に持ち込むことで、自身の政権担当能力をアピールする狙いとみられる。

 首相は冒頭、日本のあるべき姿として「強く、明るくあらねばならない」と表明。実現のための緊急の課題にまず「日本経済の立て直し」を挙げ、(1)当面は景気対策(2)中期的に財政再建(3)中長期的には改革による経済成長-の3段階で取り組む道筋を示した。特に、景気対策として、2008年度補正予算案の早期成立を訴え、反対する場合は、「論拠と共に代表質問で示してほしい」と民主党に迫った】

 まぁ各論はともかく、就任後初の所信表明演説としては、国民に対して期待を持たせてくれるものであったと思います。実際のところどうなるかは今後に委ねる他ないですが、それは政府のみならず、演説の中で散々批判された民主党にとっても同様でしょうね。これだけ言われて対案やその財源が示せなければ、それこそ民主党の政権担当能力が疑われるというものですから。

 それにしても、私は演説の様子をラジオで聴いてたんですが、周りの連中の野次がうるさくて演説が聞き取りづらい部分がいくつもありました。政治家の方々ってのは幼少の頃、「人の話は静かに聞きましょう」くらいの事すら教わらなかったんでしょうかね?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月28日

調子に乗るなよ日教組ども

「議員も辞職すべきだ」=中山国交相辞任で日教組

【中山成彬国土交通相の辞任について、日教組の岡本泰良書記長は28日、「個人的な思想を国務大臣という公人の立場で発言したことは、政治家としての資質・見識が問われることであり、国会議員も辞職すべきである。麻生首相の任命責任は極めて大きい。日教組は改めて一連の発言に対して強く抗議するとともに、発言の撤回・謝罪を強く求める」などとする談話を発表した】

 「個人的な思想」ですか?中山氏は文教族の出自ですから、問題となった「日教組の子どもは成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力が低い」という発言も、ちゃんとした裏付けがあってのものでしょう。日教組は発言の撤回・謝罪を求める前に、「日教組の力の強い県は学力が低い傾向がある」と学力テストの結果で示されている事などについて、ご自分でちゃんと釈明されてはいかがでしょうか。だいたい組合のトップの肩書きが「書記長」なんて時点で、いろいろ怪しいんですけど…。

【関連】東京新聞「筆洗」9/28付

【政治家の暴言や失言を聞く度に<綸言(りんげん)汗の如(ごと)し>だと思う。君主の言葉は一度出た汗が体内に戻らないように、一度発せられたら取り消すことができないという意味である▼今度の発言の主は中山成彬(なりあき)国土交通相。同時に三つの発言が問題となって、いずれも「誤解を招く表現」だったと撤回していた。これはさすがに珍しい。それぞれさわりを紹介しよう。まずは成田空港建設の反対運動について。「ごね得というか、戦後教育が悪かったと思う」と批判した▼外国人観光客の誘致策に関連しては「日本は随分内向きな、単一民族といいますかね」と発言。大分県の教員採用汚職事件に絡んでは、日教組が原因だと指摘し「日教組の子供なんて成績が悪くても先生になるのですよ。だから大分県の学力は低いんだよ」と決め付けた▼「うっかり」という意味合いが含まれる失言とは、だいぶ趣が違う。閣僚の横顔を紹介した本紙の記事には<自民党文教族の一人で、伝統文化の尊重を訴える保守派の論客>とある▼まさに心の内が言葉となって、体外に出てきたのだろう。昨日も自民党宮崎県連の会合で「日教組をぶっ壊す」と息巻いていた▼閣僚にふさわしい人物だとは思えない。辞めることになるのは当然だが、一件落着とは言えまい。多くの人々を傷つけた一連の発言の責任は、任命した麻生太郎首相にもある】

 日教組大好きの東京新聞ですが、こいつらも「日教組原因説」を「決め付け」と否定するなら、それだけの何かを示すべきですよね。腐っても報道機関なんでしょ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中山国交相辞任~正論すら言えぬ世の中とは…

中山国交相が辞任=麻生政権、出だしから苦境

【中山成彬国土交通相は28日午前、首相官邸で麻生太郎首相に会い、成田空港反対闘争を「ごね得」などとした一連の発言をめぐる混乱の責任を取り、辞表を提出した。首相は受理した。民主党など野党は、首相の任命責任を厳しく追及する方針で、発足間もない麻生政権への打撃は大きい。首相はスタートから苦境に立たされた。

 中山氏は辞表提出後、首相官邸で記者団が「辞表は受理されたのか」と質問したのに対し、「はい」と答えた。中山氏はこの後、国土交通省で記者会見し、「(国会)審議にいささかの支障があれば、わたしの本意とするところではない」などと辞任の理由を説明した。

 所信表明演説を29日に控えた首相は、態勢立て直しを迫られる。早期の衆院解散を念頭に、自民党内には後任の国交相を置かず、河村建夫官房長官に兼務させる案が浮上している】

 「推移を見守りたい」んじゃなかったんですか?判断が早すぎますって!↓

「大臣にしがみつかない」=日教組は「日本のガン」-中山国交相

【中山成彬国土交通相は27日午後、一連の問題発言をめぐり、自らの辞任を求める声が与党内でも出ていることについて「国会審議に影響があれば、(ポストに)きゅうきゅうとしているわけではないが、教育改革、地方の高速道路(の整備)とかをやりたいなという思いがある。しがみつくつもりはないが、(今後の)推移を見守りたい」との考えを示した。宮崎市内で記者団に語った。

 発言に対する野党や世論の反応については「わたしの失言というか、舌足らずというか、言葉狩りに合わないように気を付けんといかん」と述べた。その上で、「日教組が強いところは学力が低い」との発言について「撤回はしない。わたしは日本の教育のガンは日教組だと思っている。ぶっ壊すために火の玉になる」と強調した】

 …でも、これってどうなんでしょうね。日教組批判がタブーになる可能性はもとより、たとえ正論であっても、それがマスゴミや特定団体のお気に召さなければ封殺する事ができるってのは。しかもこれ、問題発言をしたのがそういう連中の側であったなら、同じ結果には絶対にならないんでしょうからね。

 やっぱり、連中こそが日本のガンなのですよ。奴らを排除するのは一筋縄ではいかないでしょうが、こんなムチャクチャを許しているようでは日本の未来はない。せめて今回の騒動を経て、より多くの国民がそれに気づいてくれる事を望みたいです…。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2008年9月27日

東京新聞社説9/27~新聞記者の世襲も考えるべきでは?

政治家の世襲 小泉さん、あなたもか

【小泉純一郎元首相が今期限りで政界を引退する。評価の分かれる「改革の光と影」を残して。勘所と潔さはさすがだが、跡を継ぐのが子息となるとどうか。世襲だなんて、小泉さん「らしく」ない。

 小泉氏が次の総選挙に出ない、とのニュースは政界を驚かせた。ただ当人にとっては至極当然の決断であったろう。

 二〇〇三年の総選挙直前、小泉氏は中曽根、宮沢両元首相に引退勧告した。その際、父の純也・元防衛庁長官が亡くなった年齢にちなんで「六十五歳勇退」検討をメディアに公言していた。

 現在六十六歳。「筋を通す」美学にこだわる小泉氏らしい出処進退の判断だった。本来、功成り名を遂げた首相経験者は後進に道を譲って議員を退くのが望ましい。第一線に執着する人たちに、小泉氏はその範を示した。

 首相在任中は世論の支持を受け郵政民営化や経済の構造改革を推進した。だが副作用も小さくなかった。自民党は総裁選で、改革路線にこだわらない麻生太郎氏を大勝させた。総選挙向けのポスターから「改革」の文字は消えた。「小泉時代」は事実上終わっている。

 小泉氏は地盤の衆院神奈川11区の後継に次男を指名した。小泉家は祖父から続く政治家一家だ。後継の次男は“四世”となる。

 「自民党をぶっ壊す」と宣言し確かに派閥も古い支持基盤も崩壊した。が、党をむしばみ、政治を劣化させたとも指摘される世襲議員の問題は手つかずだった。「地盤、看板、カバン」の相続は政治家を家業とするに等しい。その分、政治に意欲ある人物の国会への道が閉ざされ、指導者にふさわしい人材が枯渇する。安倍晋三、福田康夫両氏の政権投げ出しは世襲政治の弊害の典型例でもある。

 発足直後の麻生内閣の支持率はメディア各社の世論調査で50%前後。総選挙へ弾みを狙った与党は肩透かしを食った。首相を含む内閣のメンバー十八人中十一人が世襲議員。うち首相経験者の子や孫が四人も並ぶ。国民と懸け離れた「世襲内閣」と、期待外れの支持率とは無縁でなかろう。

 世襲は自民以外にも広がっている。規制すれば、憲法の「職業選択の自由」に抵触するとの主張もあるが、各党が真剣に考えるべき課題だ。民主党がまとめた政治家の資金管理団体の引き継ぎ禁止も一案である。もちろん最大の規制策は世襲を安易に許さない風土を有権者が築くことだろう

 まずハッキリさせなくてはならないのは「世襲議員は本当に害悪なのか」という事でしょうね。そのためには「世襲でない議員がどれだけ立派か」というのを比較対象として示さなければならないと思うのですが、今の国会議員にそこまでの人物がどれだけいると?

 それと、東京新聞(及び中日新聞)は、そもそも議員の世襲を批判できる立場でしょうか?役員の息子を記者として入社させた上、その記者が無免許飲酒運転で逮捕された事実を一切報道しませんでしたよね?世の中を監視する立場を気取るマスメディアは、その点についていかがお考えなのでしょうか。だいたい世襲議員と言っても、彼らは「選挙」という外部の目による資質の判断の場をクリアしているのですから、それについて第三者があーだこーだとのたまうのはお門違いだと思うんですがね。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

1000なら田中真紀子は落選!

<田中直紀参院議員>自民に離党届 妻真紀子氏の応援などで

【自民党の田中直紀参院議員は26日、同党に離党届を提出した。田中氏の地元事務所は、毎日新聞の取材に離党理由について「次期衆院選に立候補する妻の真紀子元外相(新潟5区)を応援することなどもあり、総合的に判断した」と説明した。

 田中氏は参院新潟選挙区選出で当選2回。05年の郵政民営化法案の採決では、党の方針に反して反対票を投じた。その後、同年の衆院選では党公認候補を妨害したとして、党員資格停止1年の処分を受けた。妻の真紀子氏は無所属で、故田中角栄首相の長女】

 まぁ田中直紀氏についてはどーでもいいですが、真紀子氏はもう政治の場に出てくるべきではありませんね。外相時代の数々の失態や秘書給与横領など、政治家としての資質・能力を欠くと思われる事例は多々ありますし、併せて「お陀仏さん」「種無し西瓜」など、人間性を疑うような発言も繰り返してきました。マスゴミは中山国交相の言葉狩りに勤しんでいるようですが、真紀子氏の時はどうだったでしょうかねぇ?

【参考】田中真紀子‐wikipedia

 …さて、タイトルにも数字だけ入れましたが、本記事をもってブログ「ツルのはきだめ」は、更新1000回と相成りました。ブログ開設より早3年と5ヶ月、途中休止期間などもありましたので少々のんびりした1000回到達となりましたが、基本的に飽きっぽい私こと管理人JDが、よくぞここまで…といった感じであります(姉妹サイト「blogときめき★MIDNIGHT」は開店休業状態ですけど…)。

 カウンターは設置しておりませんが、この3年5ヶ月の間、当ブログには約33000のアクセスがありました。こんな「便所の落書き」レベルのブログを覗いて頂きまして、皆様にはありがたいのと同時に申し訳なく思っておりますが、一応この数字が伸びていくのが更新の励みになりました。また、わざわざコメントまで残して頂いた方々には、重ねて御礼申し上げます。

 今後とも「ツルのはきだめ」をよろしくお願い致します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月26日

麻生内閣支持率~慌てて調査する事でしょうか?

麻生内閣支持49・5%、「福田」発足時下回る…読売世論調査

【麻生内閣の発足を受け、読売新聞社が24日夜から25日にかけて実施した緊急全国世論調査(電話方式)によると、内閣支持率は49・5%、不支持率は33・4%だった。

 内閣発足時の支持率としては、福田内閣の57・5%を下回った。

 麻生首相と民主党の小沢代表のどちらが首相にふさわしいかを聞いたところ、麻生氏の54%が小沢氏の26%を大きく上回ったが、衆院比例選で投票しようと思う政党は自民37%、民主30%で、党首の人気度ほどその差は大きくはなかった。

 麻生首相は個人的人気では小沢代表より優位にあるものの、現時点では、そのことが有権者の投票選択にそのまま結びついているわけではないようだ。

 新内閣の支持率を過去10年の内閣発足時と比べると、森内閣の41・9%(面接方式)より高かったが、小泉内閣以降では最も低かった。

 支持政党別に見ると、自民支持層は85・1%、公明支持層は8割弱だった。支持政党のない無党派層は支持率33・6%で、不支持率39・7%が上回った。支持理由では「首相に指導力がある」の34%が最も多く、「政策に期待できる」の26%が続いた。

 政党支持率は自民37・4%、民主22・8%で、自民党総裁選の告示直後に実施した緊急電話調査(自民43・4%、民主26・3%)に比べていずれも低下した。総裁選によって自民党に対する印象が「良くなった」という人は11%、「悪くなった」は16%で、「変わらない」が71%を占めた。告示早々に麻生氏の圧勝が固まり、論戦が盛り上がらなかったことが影響したようだ。

 新内閣の顔ぶれでは、総裁選で2位につけた与謝野経済財政相の再任を「評価する」が46%、「評価しない」は27%だった。戦後最年少の小渕少子化相の起用は「評価する」「評価しない」がいずれも40%だった。

 新内閣に優先的に取り組んでほしい課題(複数回答)は、「景気対策」83%、「年金問題」と「食品安全対策」がともに79%、「高齢者医療」72%--の順で多かった。後期高齢者医療制度の見直しで自民、公明両党が合意したことについては「評価する」68%、「評価しない」19%だった】

 他のメディアからも似たような調査結果が出てきておりますが、支持率の数値に関してはまぁこんなもんでしょう。そもそも「内閣が発足した」ってだけの段階で、正当な評価が出てくるはずもありませんしね。

 それよりも個人的には、麻生首相と小沢代表の人気度の方が大いに気になりました。これもどこのメディアの調査結果を見ても、ほぼ倍くらいの差がついているようです。小沢代表、もしかして民主支持層からすらも嫌われてません?

【参考】麻生さん、国連演説やり直し…ジョークで切り返す

 こういうのは小沢さんじゃ無理でしょうなぁ…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京新聞社説9/26~不安の理由は「原子力」ではなくて

米原子力空母 不安載せての母港化だ

【米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に原子力空母が初配備された。米側は太鼓判を押すが、米軍任せの安全管理では住民の不安はぬぐえない。万が一の事故回避へ、政府の積極的関与が不可欠だ。

 数十機の艦載機と「はじめまして」の人文字を甲板に載せて、原子力空母「ジョージ・ワシントン」が二十五日、横須賀基地に入港した。全長は東京タワーに匹敵する約三百三十二メートル。乗員約六千人。洋上の町が米国からやってきたようなものだ。小型の原子力発電所に相当する二基の原子炉を携えて。

 基地内では、歓迎式典が行われる一方、市民グループらは「原子力空母はいらない」との横断幕を掲げて抗議活動を続けた。「浮かぶ原発」への懸念の根強さをあらためて示した格好だ。日米両政府は厳粛に受け止めるべきだろう。

 今回の配備は通常型空母「キティホーク」の退役に伴うものだ。アフガニスタン、イラク情勢などを見据え、西太平洋から中東までの広範囲な地域を機動性の高い空母でカバーしたいという米側の世界戦略に沿っての交代となった。

 麻生太郎首相は「われわれの周辺は朝鮮半島はじめ、難しい状況にある。日米安全保障条約の観点からも非常に良いことだ」と評価した。「世界の中の日米同盟」を自負する両政府にとっては象徴としての位置付けになろう。

 問題なのは、そのことで基地を抱える地元が負担を強いられかねないという点だ。放射能漏れの事故は断固あってはならない。対策は万全といえるのか。

 米海軍は過去五十年以上、人体に悪影響を与える事故を起こしていないとアピール。原子炉の修理も日本で行わないとしている。横須賀市は安全管理体制の強化などを条件に容認した経緯がある。

 ただ、軍事機密の名のもとに原子炉の詳細なデータは明らかにされず、立ち入り調査することもできない。住民の安全に責任を負うべき政府の行動に多大な制約が課せられているのが実情だ。

 ジョージ・ワシントンは五月にたばこの不始末で火災を起こしたばかりだ。米原子力潜水艦が放射能漏れを起こしていたことも発覚した。米海軍の規律が緩む中、「安全」と言われても簡単に納得できるはずがない。

 日米同盟強化の余波で、国民が不安感を抱くのであれば本末転倒だ。政府の関与が決定的に足りない。情報公開や安全性の検証へ米側にもっと注文をつけるべきだ】

 今回の「ジョージ・ワシントン」の件について昨日からのマスゴミの報道を見ていると、原子力空母の配備を拒む理由としてはどうも「原子炉の安全性が不透明だから」という論調が多いようです。ですが、マスゴミ&市民団体(自称)の皆様方としましては、おそらく通常動力の空母がやってきたり、アメリカ側が原子炉の安全性をキッチリ公開したとしても、何のかんのと理由をつけて同じような批判や反対デモを行うのでしょうね。要は彼ら、根本的には日本やアメリカの軍隊が嫌いなだけなんですから(笑)。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2008年9月25日

正論を言われて反発できますか?

成田反対派は「ごね得」=日教組批判も-発言後に撤回・中山国交相

【中山成彬国土交通相は25日、報道各社のインタビューで、成田空港反対派の住民について「ごね得」などと批判した。自身がかつて文部科学相在任中、全国学力テスト導入を提唱した理由に関しても「日教組の強いところは学力が低いと思ったから」と発言。いずれも撤回したが、関係者の反発を招きそうだ。

 中山国交相は、反対派住民との対立が続く成田空港について「ごね得というか、戦後教育が悪かった。公共の精神というか公のために自分を犠牲にしてでもという(気持ち)がなく、自分さえ良ければ(いい)という風潮で、拡張ができなかったのは残念」と語った。

 日教組をめぐってはほかにも、教員採用をめぐる大分県教育委員会の汚職事件を引き合いに「日教組の子どもは成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力が低い」と述べた】

 そうでなくても麻生政権が誕生してマスゴミが揚げ足取りを狙っている最中、撤回するくらいなら燃料になりそうな発言は控えて頂きたいものですが、しかし全部真実なんですよね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日教組、デモ活動に精を出し

「原子力空母はいらない」=陸で海で市民団体抗議-横須賀

【米原子力空母ジョージ・ワシントンが米海軍横須賀基地に配備された25日午前、基地周辺では日本国内で初めての原子力空母の母港化に反対する市民団体が、海上と陸上から抗議の声を上げた。

 横須賀港の入り口付近の海上では、約40人がヨットやゴムボートなど12隻に乗り込み、ジョージ・ワシントンを待ち構えた。全長332メートルの巨大な空母は、「いらない!原子力空母」と書かれた横断幕などを掲げた船団の目の前を通過。ゆっくりとした速度で入港し、午前10時ごろ接岸した。

 東京湾に面した同市のうみかぜ公園で開かれた集会には、約300人が参加した。「浮かぶ原子炉は横須賀に来るな」「平和な海を取り戻すぞ」。午前8時半ごろ、灰色の艦体が姿を現すと、シュプレヒコールを繰り返した。

 主催団体の藤本泰成事務局長(52)は「ジョージ・ワシントンに声は届かず、今すぐに母港化を止められるとは思わないが、米兵が事件を起こしたり、原子力空母で火災があったりした事実を米海軍としてきちんと考えてほしい」と話した】

 中国や韓国の軍艦が来航した時には何も言わなかった(あるいは歓迎した)人々が、同盟国の船に関しては随分な物言いですね。

>「平和な海を取り戻すぞ」

 それは原子力潜水艦が領海侵犯を繰り返している某国に言ってやって下さい。

 あと、藤本さん今日は有給ですか?日教組本来のお仕事はちゃんとされていますか?それともコレが「本来のお仕事」なんでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (1)

しかしセンスない鳥越俊太郎

麻生新総理「ボクちゃん以外は目立っちゃいやよ内閣」

【<テレビウォッチ>さあ、発足した新内閣、何と名付けるか。

 「ボクちゃん以外は目立っちゃいやよ内閣」(鳥越俊太郎)

 「麻生ワンマン内閣」(有馬晴海)

 有馬のいうところは、こうだ--細田幹事長、河村官房長官の名前をみたとき、「選挙やる気があるのか」と思ったが、全てのことは俺ひとりでやるというメッセージ。主役は俺ひとりでいいと。

 三反園訓は、「地味な内閣だが、麻生さんらしい。初めてみたけど、閣僚名簿を自分で読んだでしょ。ただ、内容は前の日から流れていた。これが、全く誰も知らないのを発表したら、かっこよかったのに」

 鳥越はまた、「野田、中曽根という郵政反対組が入っている一方で、小泉改革はぐじゃぐじゃ。いわゆる上げ潮派はシャットアウト。小泉路線さよなら内閣だ」という。

 小木逸平が、「18人中11人が2世3世の世襲組」

 江上剛が、「国会がそうなってる、その反映でしょ」

 赤江珠緒が、「財政と金融が兼務になりましたね」

 これに江上は、「大蔵の不祥事でチェックするために分離したのだが、一緒になると暴走しますから、チェックは必要」

 テレビというのは、こういうときにやっぱり強い。話がとりとめのない流れになっても、過去の映像をうまく使うと、ピリッとなる。

 話題の閣僚でも、小渕優子(少子化)、浜田靖一(防衛)には、それぞれ父親の映像。石破茂(農水)では、「だれかがやらなきゃならない」という何日か前の発言。かわいそうだったのは舛添要一(厚労)で、1年前の選挙のときの映像で、麻生現首相のアルツハイマー失言の直後、「あのバカ大臣と一緒にいたくないから時間をずらした」と言ってるのがばっちり。そのバカ大臣の元での再任だ、とナレーション。

 その舛添大臣の「後期高齢者医療制度の見直し」では、スタジオも侃々諤々。

 三反園が、「選挙のためにいってると思われたらだめ。選挙ではぶれたら大変。橋下さんのとき、減税やらないといってたのに、やるといったらぼろ負けした」

 赤江が、「ところで選挙はいつですか」

 三反園は、「福田さんでも支持率58%を出した。それを上回りたいところでしょう。それをみながら決まる」 

 もう調査は始まってるのかしら。結果が出るのは週明けか。しばらくは騒々しいことだ】

 …内閣に名前なんかつけても、上のようにマスゴミには否定的な使われ方をされるのがせいぜいですし、いい名前をつけたからといって政党支持率や国民生活が良くなるってもんでもないですから、正直これって全く意味のない慣習だと思うんですけれどね(まぁ、某弱小政党の「名づけバァさん」みたいに、「それしか仕事がない」って人も中にはいるみたいですが)。それにしても鳥越さん、これはちょっと頭悪そうですよ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月22日

断交すればお互い幸せ♪

「日本嫌い」が大幅増=竹島問題影響か-韓国調査

【22日付の韓国紙・中央日報に掲載された世論調査結果によると、「最も嫌いな国」として日本を挙げた回答が昨年の38%から57%に大幅に増加した。日本の中学校社会科の新学習指導要領解説書に日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)が明記されたことなどが背景にあるとみられる。

 一方で、日本を「最も見習うべき国」とした回答は24%で1位。このほか、「最も好きな国」は米国(18%)、オーストラリア(14%)、スイス(9%)の順。「嫌いな国」の2、3位は中国(13%)、北朝鮮(10%)だった。

 調査は済州島を除く全国の満19歳以上の男女1200人を対象に、8月25日から9月7日まで面接方式で実施された】

 1ヶ月ほど前にも同様の調査結果を紹介しましたが、順調に数字が伸びているようですね(笑)。今日日本では麻生自民党新総裁が誕生しましたから、今後のこの数字はさらなる伸びを見せる事でしょう。そこまで日本の事がお嫌いなら、いつだってそちらから断交して頂いて結構なんですよ?

 …それにしても、普段は左巻きが多くてあまり参考にならない「この話題へのコメント」欄が、「こっちだって韓国お断り」一色に染まっている&点数も他のニュースに比べ桁違いなのはちょっと笑えました。嫌韓は最早左右を問わず「日本国民の総意」という事なんでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (1)

1年の遠回りを経て…

自民新総裁に麻生氏を選出、351票獲得

【自民党総裁選は22日午後、党本部で開いた両院議員総会で、麻生太郎幹事長(68)を第23代総裁に選出した。

 総裁選は党所属国会議員票386票と各都道府県連に3票が割り当てられた地方票141票の計527票で行われた。無効票は2票だった。

 内訳は、麻生氏351票、与謝野馨経済財政相(70)66票、小池百合子・元防衛相(56)46票、石原伸晃・元政調会長(51)37票、石破茂・前防衛相(51)25票だった。

 総裁に選出された麻生氏は両院議員総会で「(総裁選に立候補した)5人の間の対立はこの瞬間をもって終わった。お互い手を携えて頑張っていかないといけない。次期総選挙に勝って初めて天命を果たしたことになる。先頭に立って戦う」と決意を述べた】

 思えば1年前の総裁選の折も、麻生氏は安倍ちゃんの後継として有力視されながら、麻生氏を敵視するじーさま共がチンパン福田を担ぎ上げたために苦渋を味わう事となりました。与党内では「右派政権が3代続くのはまずい」「福田ならねじれ国会でも調整できるだろう」などの意図があったなどと噂されていますが、そんな思惑によって生まれた政権がいかに無残な最期を遂げたか、それはわざわざ述べるまでもないでしょう。

 もし、1年前のあの日に麻生氏が総理となっていれば、サミットや毒ギョーザ・ガス田などの対中問題においてもっと違った対応を日本は取る事ができたのではないかと思うのですが、それは振り返っても仕方ありません。まぁ今回は、圧倒的な地方票の獲得などの結果を見ても、「座るべき人の元へ椅子が回ってきた」という事ではないでしょうかね。これでまた「一部の人間の好き嫌いによって、立つべき人間が捻じ曲げられた」なんて事が繰り返されでもしたら、完全に「自民党は終わった」と思ってましたけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夢見る野中のおじいちゃん

中日友好の集い:歴史知り合うことが大切 野中さんが講演--神戸 /兵庫

【神戸中華総商会は20日、神戸市中央区で「9・18中日友好の集い」を開き、元自民党幹事長の野中広務さん(82)が講演。98年、政府高官・自民党幹部として初めて訪れた中国南京市の南京大虐殺記念館の様子を紹介し、「1人でも多くの日本人が訪れ、お互いの歴史を率直に知り、友好を深めることが大切」と語った。

 1925年、京都府園部町(現南丹市)に生まれた野中さんは「自宅近くの山の斜面に兵器工場が疎開してきた。中国や朝鮮半島から連行されてきた人たちが働いていた」と明かした。将来は友好を深め、日本は「中国、韓国、北朝鮮、そしてロシアとともにEU(欧州連合)のような国づくりを描かなければならない」と述べた

 EU(欧州連合)の基本条約である「マーストリヒト条約」第2条には、以下のような記述があるそうです。

●先進的な共通防衛政策を含む共通外交・安全保障政策の実施により、国際社会における連合体のアイデンティティを確立する

 日本に核ミサイルを向けているような国と、共通の安全保障政策とか取れるんでしょうか?

●自由、安全、正義を有する地域としてのヨーロッパを守り、発展させる。

 まずは中国や北朝鮮がそうした理念を獲得すべきです。

 …どう考えても、日本とその他の連中が共同体を組むなんてムリですよね。そもそも「お互いの歴史を知れば仲良くなれる」なんて考え方自体短絡的です。何より中国や朝鮮はその歴史からして、多分にクリエイトしてますから…。

【関連】中国ネチズン「韓国滅ぼして半島を属国にしよう」「韓国人はゴミ」(「厳選!韓国情報」様)

 そもそも「『中華思想の主権国家』である中国が、周辺国家と『共同体』なんて築けるのか?」と考えましたら…ねぇ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月19日

毎日新聞コラム9/19~お前ら本当に反省してるか?

発信箱:ちょっと物言い=福本容子(経済部)

【新聞記者が記事を捏造(ねつぞう)し、それが発覚したら、普通は記者生命を失うと思われる。

 彼の場合は違った。英タイムズ紙の新人時代に専門家の発言をでっち上げてクビになるが、デーリー・テレグラフ紙に拾われ、欧州特派員、政治コラムニストに起用される。その後、保守党から国会議員に当選した彼は、今春、ロンドン市長になった。

 北京五輪閉会式で大会旗を手渡され満足顔だったボリス・ジョンソンさん(44)だ。オックスフォード大出のインテリだが、失言放言やスキャンダルが絶えない。それでも、機知に富んだ文章、際どいユーモアのある痛快さが人気を集め、ジャーナリスト、コラムニストとして大成した。

 若きジョンソンさんに才能を見いだし、もう一度チャンスをあげよう、とテレグラフ紙に雇った当時の編集長の賭けは吉と出たようだ。

 大麻問題でロシア出身の3力士が解雇され、この話を思い出した。20歳の元若ノ鵬は「日本のみなさん、すいませんでした。まじめにやります。許してください」と復帰を求めたが、解雇されたら二度と戻れないのが日本相撲協会のルールだという。

 大麻はもちろんよくないし厳しさで対処するのも一つのやり方だろう。けれど、もう一度チャンスをあげて育てた力士が、いつか横綱なんかに昇進して、テレビの解説者が「一時は大麻でどうなるかと心配されましたが、実に見事な横綱です」とか言うのを聞くのもきっといいはずだ】

 やっぱり毎日新聞はいろんな意味で「普通」じゃないように思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月17日

どう考えても中国が犯人

国籍不明艦の領海侵犯、中国外務省が日本政府に抗議

国籍不明の潜水艦による領海侵犯事件で、中国が日本政府に対し、「日本政府の対外説明が国籍不明の潜水艦を中国潜水艦と結びつけている」として抗議していたことが16日、分かった。
 
 今回の侵犯は中国艦によるものではないとの立場を示したものだ。ただ、日中両国とも抗議自体を公表しておらず、日本側は引き続き真相解明を急ぐ構えだ。
 
 関係者によると、抗議は15日、中国外務省が在北京日本大使館に伝えた。一方、防衛省・自衛隊は16日、現場周辺海域での捜索活動を打ち切った

>ただ、日中両国とも抗議自体を公表しておらず

 「ヤブヘビ」という言葉は中国にはないんでしょうかね?

| | コメント (1) | トラックバック (0)

候補者の名前は挙がってきてるんですけど…

民主“次期衆院選の目玉”に有森裕子さんを擁立へ

 別ソースでは「有森さんの事務所は『現時点では打診はないし、たとえあったとしても、受ける気がない』としている」という文章も見かけましたが、とりあえず「明らかに知名度だけっぽい人」に白羽の矢を立ててる時点で民主党アウトでしょう。知名度は「政治家には欲しい要素」であっても「政治家に必要な能力」ではありません。「国民生活を立て直す」と仰るなら、せめて政治家としてマトモな人を候補にしてくれませんと。さくらパパの件はもうお忘れですか?

肝炎原告の福田さん出馬へ=長崎2区で民主から、久間氏と対決

 まずは福田さん自身のお気持ちが「国民の為に働きたい」のか、あるいは「仲間の為に戦いたい」のかをハッキリして頂きたいですね。もし後者ならば国政選挙に出て頂く必要はこれっぽっちもありません、国民が求めているのは前者なのですから。

 もし「国民の為に働きたい」としても、何故民主から出馬されるのでしょう?民主党はC型肝炎訴訟の被告側のひとつ「三菱ウェルファーマ」から、政治資金団体「国民改革協議会」が献金を受けていたとの事。常識で考えればありえない話でしょう。お気持ちがあるなら無所属で出馬されても十分なはずですが、何か「民主党でなくてはならない理由」でもおありで?

衆院選 有田芳生氏は東京11区--新党日本

 こちらは新党日本ですが、民主党と選挙区調整を行っての出馬という事で併記。この方は毎日新聞の変態記事騒動の折、変態新聞擁護に必死だったお人ですね。そういう方が日本国民の為に尽力してくれるとはこれまた思えませんし、個人的には政治や権力を監視・批判すべきジャーナリストという人間が、政治の場にのこのこ顔を出すというのはいかがかと思うんですがね。まぁ、毎日新聞に怒りを感じられた方は、新党日本はもとより、協力姿勢にある民主党についても考えられては?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

河野洋平引退か~帰ってくるなよ売国奴!

河野議長、政界引退へ 総裁選後に最終判断

【河野洋平衆院議長(71)=神奈川17区、自民党を離脱中=が次期衆院選に立候補せず、今期限りで政界を引退する方向で自民党幹部や地元関係者と調整に入ったことが16日、分かった。今月22日の自民党総裁選後に最終判断し、正式表明する見通し。

 河野氏は、1967年初当選し、連続14回当選。76年にロッキード事件で自民党の金権体質を批判し離党、新自由クラブを結成したが、86年に復党した。

 93年衆院選で自民党惨敗後に党総裁に就任、95年の総裁選には出馬せず、首相には就任しないままだった。2003年11月に衆院議長に就いた】

 「中国様が期待を寄せている政治家第1位」の河野洋平がようやっと引退ですか。何の根拠もない「河野談話」とか「私が責任を取る!」と大見栄を切った北朝鮮へのコメ支援とか、その辺りのケリをちゃんとつけてから引退されるのでしょうかね(まずあり得ないとは思いますが)?まぁ引退するならそうするで、N中みたいに陰に隠れて何やかんやと政治に口出しするのは慎んで頂きたいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月16日

「政治は数」とも言いますが

民主・小沢代表 国民新党に合併提案へ 綿貫氏も前向き

【民主党の小沢一郎代表は16日、参院で統一会派を組む国民新党の綿貫民輔代表に、次期衆院選前の合併を提案する方針を固めた。綿貫氏も前向きとされ、国民新党内の一部慎重派が同意すれば、両党は衆院選の選挙区調整やマニフェスト(政権公約)作りなどについて、早期に合併協議を開始する可能性が出てきた。

 小沢氏は15日、松山市で記者会見し「(衆院選では)いくつかの選挙区で競合しているが、徹底的に調整したい。そのためには一つになるという選択肢もある」と述べた。

 16日午後も両党首会談が行われ、郵政民営化見直しを両党の次期衆院選公約に明記することで合意した。

 両党は東京や青森、長野、福岡などの衆院選挙区で候補者が競合しているが、民主党は「国民新党支持の郵政票の応援を全党で得られるメリットは大きい」(選対)として、合併する場合には一本化調整する構えだ】

 「烏合の衆」?「味噌糞一緒」?それとも「旧自民の完全復活」?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月11日

法を無視するミズホこそ言語道断

死刑執行に強く抗議する(談話) 社会民主党党首 福島みずほ

【1.本日法務省は、東京拘置所で1人、大阪拘置所2人、計3人の死刑を執行し、死刑囚の氏名や犯罪事実を公表した。社民党は死刑制度が人道と社会正義に反するものとして、その存置に強い疑問を呈してきた立場から、今回の3人の死刑執行に強く抗議する。

2.今回の執行は、今年6月17日の執行に続くものであり、死刑執行を定期化したものと言わざるを得ない。保岡興治法務大臣はかつて森内閣の法務大臣としては死刑の執行を命じたことがあり、福田内閣の法務大臣として、またも執行を命じたことになる。死刑制度に関して国内外で大きな議論があるにもかかわらず、これを無視して死刑を執行しつづける保岡法務大臣と法務省の姿勢は、言語道断と言わざるを得ない。

3.1989年の国連総会で「死刑廃止を目指す、自由権第二選択議定書」(死刑廃止条約)が採択されて以来、国連人権委員会でも「死刑廃止に関する決議」がなされ、死刑存置国に対して「死刑に直面する者に対する権利保障遵守するとともに、死刑の完全な廃止を視野に入れ、死刑執行の停止を考慮するようにもとめる」とした呼びかけがなされた。日本は、この条約を未だに批准していない。昨年12月18日には、国連総会で死刑の執行停止を求める決議がされた。さらに、本年6月初旬に開かれた国連人権理事会の作業部会でも、多くの国が日本の死刑執行継続に懸念を表明し、日本政府に対し死刑の停止を勧告した。これは国際社会の共通の意思を表明したものであり、日本政府は、二度にわたり、死刑制度の廃止に向かう世界の流れを無視したことになる。

4.死刑制度については、存廃や死刑に代わる措置など刑罰の在り方について国民的な議論を尽くし、その間、政府は死刑の執行を差し控えるべきである。社民党は今後も死刑制度の見直しに全力を挙げて取り組む。以上】

 現行法できっちり定められているものを「今議論している最中なんだから差し控えろ」とは…弁護士ってのは、法律を重視しないでも特に問題ないような職業でしたっけか?社民党についても、北朝鮮の拉致問題に対する姿勢を見る限り、「人道と社会正義に反する」なんて人様に言える立場とは思えないんですが。

 だいたい、「人道と社会正義に反する」行為を先に行ったのは誰でしょうかね?アンタらが守ろうとしている「死刑判決を受けた連中」、まさにそいつらじゃないんですか?そんなんだから社民党は国民に支持されてないんですよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月10日

産経新聞コラム9/10~国民へのアピールも指導者には必須

産経新聞「産経抄」9/10付

【「選挙は最後の一分一秒までわからないんだぞ。ゴルフへ行くヒマがあったら駅前で握手してこい」。選挙の季節がやってくるたびに、今は鬼籍に入った大物政治家が、衆院解散が噂(うわさ)されてものんびりしていた若手をどやしつけていた光景を思いだす。

 ▼きょうから自民党総裁選が始まる。マケイン氏とオバマ氏ががっぷり四つに組み、1年近くにわたって続いている米大統領選と比べると、規模も役者も貧相にみえるが、談合でポスト福田が決まるよりはよほど健全だ。

 ▼競馬予想風にいえば、吉田茂元首相の孫というサラブレッド・麻生太郎氏が森喜朗元首相らの声援を受け、他の候補を引き離し圧勝しそうだ。だが、半世紀以上も前の総裁選では、決選投票で2・3位連合が成立。本命の岸信介氏が敗れ、石橋湛山政権が誕生した。近くは小泉純一郎氏が「自民党をぶっ壊す」と叫び、下馬評を覆した前例もある。

 ▼これから2週間近く、総裁候補たちは、全国各地で街頭に立ち、討論会も数多くこなす。彼らを報道各社が追っかけ、情報の発信量も当然増える。無投票で小沢一郎代表の3選が決まった民主党は「メディアはなぜ自民党に肩入れするのか」とお怒りのようだが、筋違いだ。

 ▼確かに、自民党は無責任な政権放りだしを総裁選で取り繕おうとしている。それでも候補者が財政や景気、安全保障を論じ、政策が具体性を帯びる効用は大きい。なにより「首相候補」たりうるかどうかの判断材料を与えてくれる。

 ▼茶番劇だ、と批判する民主党も代表選をやればよかったのだ。党内が「小沢信者」ばかりなら無投票でもいいだろうが、そうではなかろう。政策は政敵との論戦で磨かれる。祭りは見るモノではなく、踊ってこそ意味がある】

 今行われている日本の総裁選と、太平洋の向こうの国の大統領選挙を比較するのは選挙の制度自体違うのでアレなんですけど、少なくとも「自分たちの国の指導者を決めよう」って時、それが国民の注目を集めない、あるいは集めようとしないのはどうかと思うんですよね。小沢代表の無投票三選は「来るべき総選挙で勝利する」という目的では間違いとは言い切れませんが、それは党としての話であって、国民が求めているのは「その先で何をしてくれるのか」なのですから。まぁ、社民党の「名づけバァさん」みたいに、「実は政権を取るのは諦めている」なんて話ならそれでもいいんですがね?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アサヒ戦線後退中

『論座』休刊ながら高級紙は後退の朝日新聞社

【朝日新聞社は七月十五日に月刊誌『論座』を九月一日発行の十月号で休刊する、と発表した。

 論座は同社発行の月刊誌『月刊ASAHI』を継ぐ形で一九九五年に創刊、九七年に誌名を『論座』に変更した。『月刊ASAHI』の前身は朝日新聞社の代表的な週刊誌『朝日ジャーナル』で、『論座』はそのの系譜を継いできた雑誌であった。現在の編集長は朝日新聞政治部出身の薬師寺克行氏。政治的な論調には評価が高かった。

 しかし、日本雑誌協会の〇七年のデータ(ABC調査とは異なる)によると、『論座』の発行部数は約二万部。同誌と競合する『正論』(産経新聞社)の約八万部はもとより、『諸君』(文藝春秋社)の約七万部に及ばず、万年赤字が続いていた。

 今年四月に出版部門が分離して「朝日新聞出版」ができた時も、『論座』は本体に残った。赤字幅が大きいので新会社に移すわけにはいかなかったという。このため、休刊は時間の問題と見られていた。

 そこで浮上したのが、昨年秋か今年春には創刊されるのではないかといわれてきた、朝日新聞社の高級紙創刊プロジェクトである。本誌の〇七年十月号で、船橋洋一主筆が中心になり、木村伊量元編集局長や外岡秀俊ゼネラルエディターによる創刊チームにより、〇七年秋には高級誌を創刊するのではないか、という記事を掲載した。ところが、船橋主筆と外岡ゼネラルエディターの意見が合わずに創刊が遅れ、朝日新聞本紙に論壇的な内容を含む別刷りを折り込むことが進んでいるらしい。〇七年十月に、外岡氏は、香港駐在の編集委員になる等プロジェクトチームの人も入れ替わった。

 『朝日新聞』は販売部数が減り、広告収入も激減している。そうした閉塞状態の中で、新媒体は出さず『論座』の休刊を決定し、本紙に別刷りを折り込むという大幅な企画の後退となった。こうした状況に、「休刊は早く決めて、前向きなことはしないのでは、士気は落ちるばかりだ」と中堅幹部は嘆げいている】

 管理人JDは現在「正論」を購読していますが、「論座」の発行部数って「正論」の4分の1しかなかったんですか。「競合」ってレベルですらないですね。そうでなくともマスゴミへの風当たりが強くなってきた昨今、赤字も休刊も止むを得ないんでしょうなぁ…合掌。

加藤千洋さん報ステ“勇退”

【朝日新聞編集委員の加藤千洋氏(60)が、テレ朝系「報道ステーション」のコメンテーターを“勇退”することが9日、発表された。後任は朝日新聞編集委員で元AERA編集長の一色清氏(52)。

 一色氏は東大法学部卒業後、78年朝日新聞入社。東京本社経済部などを経て、AERAの編集長も務めた。加藤氏は04年4月の放送開始以来、4年半にわたってレギュラーコメンテーターを務めた。最後の出演は10月2日の放送で、一色氏は同6日からの登場となる】

 「勇退」?日本での工作活動を終えて帰国するだけでは?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 9日

政権担当能力は自然発生する?

【即興政治論】フリージャーナリスト上杉 隆さん Q 波乱の政局どうなる?

【自民党総裁選はあす告示され、新総裁選びが本格化します。一方、民主党代表選は小沢一郎代表の続投が事実上、決まりました。福田康夫首相の突然の辞任表明で火ぶたを切った秋の波乱政局はどこに向かうのか。若手ジャーナリストの上杉隆さんと考えました。

 清水 自民党総裁選は本命の麻生太郎幹事長に、石原伸晃元政調会長、石破茂前防衛相、小池百合子元防衛相、与謝野馨経済財政担当相らが名乗りをあげ、乱戦模様になっていますね。

 上杉 自民党の思惑は明らかです。国民もメディアもお祭り騒ぎに騙(だま)されちゃいけません。二年連続で政権を投げ出し、政治空白をつくり、国民生活にかかわる大事な議論を置き去りにした。にぎやかな顔触れは、自民党が隠したいことを国民に忘れさせ、民主党代表選の存在感を消す仕掛けにすぎません。

 清水 確かに、昨年の安倍晋三前首相に続く福田首相の「政権投げ出し」は、厳しい政権批判を招きました。今回の総裁選で簡単に挽回(ばんかい)できるとは思えません。

 上杉 福田首相の辞任は結局、国会召集を遅らせただけ。何か成果を挙げてから辞めればよかったのに、何もしないで辞めちゃった。公明党は辞めろと言っていたけど「これはないだろう」というのが本音でしょう。

 自民党にとって最悪なのは、国民に思い出させたくないことを思い出させてしまったこと。昨年の安倍退陣です。

 内閣改造して臨時国会を召集し、これだけやりますよと意気込んで、突然、記者会見を開いて「野党の小沢さんが協力してくれないから」と国民に謝らずに辞任する。あの時と日時以外はすべて同じ構図ですよ。

 一回目はまだしも二回目ですから、「党の顔」を代えて戦っていくぞというプラスよりも「またやっちゃった。もう駄目だ」という方が強い。差し引き計算すると、マイナスではないですか。

 清水 ただ、自民党の露出度は高まっていますよね。

 上杉 メディアも「自民党に政権担当能力はないんじゃないか」という醒(さ)めた目で見るべきですが、現時点では、お祭り騒ぎに付き合っています。国民もいまは華やかな顔触れに目を奪われていますが、やればやるほど「何だ、この茶番劇は」と思い、マイナスに変わっていくのでは。

 清水 そもそも福田内閣の「官邸崩壊」はどう見ましたか。

 上杉 福田首相は公明党に譲歩に譲歩を重ねてきたにもかかわらず「福田では選挙は戦えない」といわれ、頭にきていたと思う。一方、自民党内には「何でそんなに譲歩しているんだ」という声があって、あの短気な性格からして、ぶち切れたのでしょう。

 福田さんが、無投票になった民主党代表選に、自らの辞任表明とその後の自民党総裁選をぶつけ、捨て身で政権浮揚を狙ったと言う人もいますが、後付けですよ。

 清水 政局は衆院解散へ一直線ですか。

 上杉 基本的に解散は避けられないですよね。(インド洋での自衛隊の給油活動を継続する)新テロ特措法だって、(福田首相が熱心な)消費者庁設置法案だって、法案は一本も通らないでしょう。せいぜい(景気対策の)補正予算だけは通して解散というのが一つ。もう一つは総裁選が終わった直後の臨時国会冒頭か、もしくは重要法案の審議中の三パターンしかありません。

 清水 総選挙は自民党と民主党が政権を懸けた大決戦となりますね。

 上杉 自民党は終わりじゃないですか。秘書や党職員も「次は小泉(純一郎元首相)さんが再登板しても勝てないのでは」というくらい危機感を強めています。

 自民党の政権担当能力への不信感は頂点に達しています。

 清水 もう流れは変わらないと。

 上杉 総選挙は政権担当能力はどちらにあるかという戦い。どちらにあるかということになれば、二度の政権投げ出しで、民主党にあるということになりますからね。

 清水 安倍退陣の時はその前に民主党も前原誠司前代表の偽メール問題による辞任があって、どっちもどっちという感じでした。今度の辞任劇で自民党は若手だけでなく、年配の政治家も駄目だと思われたのでは。

 上杉 次の民主党の選挙ポスターのキャッチフレーズは簡単ですよね。「投げ出さない」とすればいい。それで勝ちじゃないですか。

 清水 小沢さんが自分に言い聞かせているようにも聞こえますが。

 上杉 小沢さんも昨年、辞意表明しましたが、結局、撤回しました。おかげでトップの辞任は自民が二回、民主は一回。あの時、踏みとどまらせたことが、今となっては大きいですね。

 うえすぎ・たかし 1968年福岡県生まれ。都留文科大卒。鳩山邦夫衆院議員の公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者などを経て、2002年からフリージャーナリスト。著書に「小泉の勝利 メディアの敗北」「田中真紀子の恩讐」「石原慎太郎『5人の参謀』」「官邸崩壊」「ジャーナリズム崩壊」など】

 だーかーらー、一度も政権についた事がない民主党に政権担当能力があるかどうかなんて判る筈もないのに、何で「自民党にその能力がないのなら、民主党にはあるはずだ」という結論が出てくるんですか?「競い合う二者がいる時、一者が持っていないものは、もう一者が必ず持っている」なんて事はあり得ないと思うんですが。政権担当能力なんてのは自然発生したり、他者と比較してどうというものではないんですから、民主党にそれが備わっている事を示したいのなら、政策などのもっと具体的な話を持ってきませんとね…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

民主は身の程をわきまえるべきです

小沢氏3選 無投票に賛否両論 民主群馬県連

【民主党の小沢一郎代表が8日告示の代表選で、無投票3選を決めたことを受け、同党群馬県連内では、「代表選で政策論争を交わし、党勢拡大につなげてほしかった」と不満を漏らす声が出た。次期衆院選で保守王国・群馬に風穴を開けるには、代表選による追い風を利用したいとの危機感がある。ただ、党の結束ぶりが示せたと評価する向きもあり、「小沢3選」の影響は読み切れないのが実情だ。

 衆院群馬3区総支部長の柿沼正明氏は、代表選で野田佳彦広報委員長が出馬を模索したことに言及し、「負けると分かっていても出てほしかった。民主党のアキレス腱(けん)といわれる安全保障や外交問題で政策論争を交わし、支持層を広げる好機にするべきだった」と指摘する。石川貴夫県議(民主改革クラブ)も「対抗馬が1人も出ないと、人材がいないと思われる」と、無投票による有権者の離反を懸念した。

 ただ、2区総支部長の石関貴史衆院議員は「バラバラの与党に対して、小沢代表の3選は民主党が一致団結していることの現れ」と強調。1区総支部長の宮崎岳志氏も「前回の参院選で大勝し、政策も支持されている」と話す。

 県連はすでに、衆院5選挙区のうち、4選挙区で独自候補者を擁立する方針を決定。公認が決まっていない4区の対応については、幹部が今週中に鳩山由紀夫幹事長と会談し、石川県議の擁立を軸に最終調整を行う。5区では、公認候補を擁立する社民党県連合と選挙協力を進める方針】

 …日本とメキシコあたりがサッカーの試合をして、メキシコのオウンゴールで日本が勝ったとしましょう。この時日本は「俺たちにはメキシコに勝てる実力があるんだ!」と誇る事が出来るでしょうか?

 民主党関係者も勘違いしている(あるいはそう思い込みたい)ようですが、先の参院選での民主党大勝をはじめ、現在民主党に支持が集まっている最大の要因は、あくまで「自民党の敵失」です。つまりは「自民党はいい加減何とかしたい。だから、とりあえず有力な対抗馬を支持しておこう」と。この事は、先日のエントリの関連項目を見て頂ければ明らかでしょう。

 「政策も支持されている」なんてとんでもありません、昨日小沢代表が発表した基本政策案についても、今朝の新聞社説で朝日や毎日にすら「相変わらず財源が不明瞭だ」と評される体たらくです。民主党のマニフェストに財源が伴っていない事は随分前から言われていたはずですが、どうやら彼らはそこから全く進歩していないようです。小沢代表は以前の辞任騒動の折「この党には政権担当能力なんてない」などと評しておりましたが、そこからの改善は「期待すべくもない」と言わざるを得ないでしょう。また「与党はバラバラ、民主党は一致団結している」なんてのも、団結だけで政権を握るに適しているというなら社民か共産にでもやらせてあげればいいワケで(政策の内容はともかく)、これもまた国民へのアピールにはなりませんです。

 本気で民主党が政権を取る気でいるのなら、まず政治をしっかり運営できるだけの力を身につける事ですね。現状では仮に政権を取れたとしても実力が伴っていないでしょうから、期待が大きかった反動で早々に支持率が急落、ジリ貧に陥るのが目に見えていますから。あと、小沢代表に「おんぶにだっこ」も、程々にしておきませんとね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 8日

半島に何かが起きそうな週がやってまいりました

韓国ウォンが過去10年余りで最大の上げ、当局が介入実施のもよう

外国為替市場で8日、韓国通貨ウォンの対ドル相場が過去10年余りで最大の上げを記録した。韓国株式市場の大幅高が背景。さらに、通貨当局がウォン押し上げのためドル売り介入を実施したとみられている。

 輸出業者が決済目的でウォンを購入する一方、国内外で金融危機への懸念が和らいだことで市場参加者がドルの持ち高を削減した。

 アナリストらによると、ウォンは一段の上昇が見込まれている。10億ドルの国債発行が予定されていることに加え、通貨当局によるドル売り介入への懸念が根強いためだ。

 KBフューチャーズの通貨アナリスト、Lee Tark-koo氏は「短期的に(対ドルで)1060ウォンまで上昇する可能性がある。ただ、ウォンの中長期的な見通しは依然として弱気だ」と話した。

 0600GMT(日本時間午後3時)現在、ウォンは1ドル=1080.8/1081.4ウォンで推移している。5日の国内市場終値の1117.8ウォンから3.4%上昇した。1日の上げとしては、1998年3月23日以来の大きさとなる】

情報BOX:韓国ウォン相場に影響を及ぼす可能性のある来週の注目材料(9/5の記事)

【韓国ウォンは過去1週間にわたり、大量の資金が国外に流出する可能性があるとの懸念を背景に大きく下落した。ウォンは4日終値の時点で、ドルに対し年初来17%下落、アジアで最もパフォーマンスの悪い通貨の一つとなった。

 ウォン相場に影響を及ぼす可能性のある来週1週間の主要行事は以下の通り。

9月8日
 韓国統計局が8月の消費者信頼感指数を発表。7月は7年半ぶりの水準に低下。個人消費が引き続き景気を圧迫するかどうかを示す重要な指標とみられている。

9月9─10日
 約19兆ウォン(168億1000万ドル)の国債が償還期限を迎える。このうち3分の1を超える約67億ドルは外国人投資家が保有。これを背景とした国外への資金流出に対する懸念が最近のウォン急落の大きな要因となっている。

9月11日
 韓国銀行(中央銀行)が金融政策委員会を開催。エコノミストの間では、中銀が不安定なウォン相場を支えるため追加利上げを行う可能性があるとの見方が拡大。中銀は7月、政策金利を25べーシスポイント(bp)引き上げ、7年半ぶり高水準となる5.25%とした。

9月11日
 韓国政府が10億ドルの国債発行計画の条件を設定する見通し。韓国による海外での国債発行は2年ぶりで、外国人投資家の需要を測る重要な判断材料となる。市場筋はドル建て10年債発行の可能性が高いと指摘】

 明日、明後日がヤマみたいなんですが、お隣さんは本当に大丈夫なんでしょうかね?明日はさらにそのお隣さんでも何かあるようですし。まぁ、日本にかける迷惑は何とか最小限に留めてほしいところですね。

【関連】簡単に今回の騒動(ウォンが激安)をまとめると(「アルファルファモザイク」様)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年9月 6日

東京新聞社説9/6~むしろ民主が独裁っぽいんですけど

自民総裁選 醜態の総括をまず語れ

【福田康夫首相の退陣を受けた自民党総裁選が候補者乱立の様相を見せている。派手な演出で総選挙へ、との思惑が透ける。政策論争は当然だが、この政治空白の総括はどうしたか。そこから始めよ。

 自民党が後継レースで活気づく。麻生太郎、与謝野馨、石原伸晃、小池百合子の四氏が名乗りを上げ、石破茂氏も続いた。推薦人を確保できるかはともかく、出馬に意欲を示す若手も複数出た。

 総裁選びの動向をメディアが盛んに取り上げることもあって、世論調査では党支持率がアップした。小沢一郎代表の無投票三選が固まった民主党はかすんでしまった。巧みな「局面転換」ではある。

 ただ、候補の乱立傾向は党の秩序が崩れていることや、求心力のある人材の枯渇を逆説的に物語っているのではないか。

 出馬表明したり意欲のある議員に聞きたいことがある。安倍晋三前首相、福田首相と、政権投げ出しが二年続けて起きた。国民には失態と映っている。そのこと自体をどう総括しているのか。

 首相が掲げる道路特定財源の一般財源化や消費者庁設置は退陣で中途半端になった。北朝鮮は拉致再調査の延期を通告してきた。

 自分たちの選んだトップが招いた政治の機能不全をどう考え、そこからどんな教訓を得ているか。世襲議員のひ弱さ、首相としての資質の欠如が指摘されている。自らを省みて臨んでほしい。

 総裁選は十日に告示され、全国十八カ所で街頭演説が予定されている。論争の柱として経済政策が挙がる。景気対策優先の麻生氏、財政再建の与謝野氏、小泉改革の継承を唱える石原、小池両氏に徹底した路線論争を望む。

 財政規律を堅持するとしながら福田内閣は公明党が求める定額減税をのんだ。「バラマキ批判」が出ている。政府・与党の責任者である麻生、与謝野両氏も、小池氏の後ろ盾とされる中川秀直氏も同調している。差は小さい。これでは争点から外れかねない。

 候補者たちの霞が関との距離感も聞きたい。民主党は官僚システムの抜本改革を主張する。次の総選挙の大きな争点だ。

 自民党の「賞味期限切れ」が取りざたされて久しい。演出過剰のお祭り騒ぎの空虚さは国民に見透かされるのではないか。

 二代続いた醜態に、ここできっちり区切りをつけておかなければ、いずれ「二度あることは三度」になってしまう】

>ただ、候補の乱立傾向は党の秩序が崩れていることや、求心力のある人材の枯渇を逆説的に物語っているのではないか

 小沢以外に代表候補が現れず、すっかり影の薄くなった民主党を懸命に擁護しておりますな。

 しかし私には、今や衆参合わせて二百人を超える議員を抱えた政党において、代表に適するような人間が一人しかいない、あるいは出てこない状況の方が、よっぽど不自然に感じます。もともと民主党が旧自由党や旧社会党など、あちこちから流れてきた政治家の寄せ集まりである事を思えばなおさらでしょう。「政権交代を目標に全党で結束」などと言われれば聞こえはいいかも知れませんが、国民が求めているのは政権交代などではなく「その先にどういう政治が行われるか」ですからね。

>自民党の「賞味期限切れ」が取りざたされて久しい

 「毒入り」を食べないためにはあえて「賞味期限切れ」を選ばなければならない、って事もあるのですよ?

【関連】福田氏が辞めた途端に自民支持率が民主を上回ったことの意味 ~自民党は最後のチャンスと捉えよ~(「アジアの真実」様)

 「今までの国民の民主党への支持は、やはり単なる自民党への批判票が多数を占めていた」という点については、私も同じ事を感じました。まぁ、政策論争の場をスルーしておいてただ「政権交代!」と叫ぶだけでは、民主党の支持者が増えるはずがありませんけれどね。そういう事をするつもりがないのならいっそ、民主党は万年野党第一党として「自民党は国民の事を考えた政治をしろ。さもなくばいつでも政権を奪い取るぞ」と圧力をかける役目を任されてはどうでしょうかね?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 5日

菅のブーメランで被害甚大!

「弱々しい総理を選ばないで」菅氏が自民総裁候補けん制

【民主党の菅直人代表代行(61)は4日の定例会見で、自民党の総裁選に絡み「一時的な人気とか、お父さん、おじいさんが偉かったからとか、そういう(安倍、福田首相と)2代続いた弱々しい総理を選ばないでいただきたい」と2世3世議員の総理誕生にクギを刺し、次期総裁候補に名前が挙がっている麻生氏や石原氏をけん制した。

 これに対し、報道陣から「小沢代表も2代目だが」とのツッコミ?も出たが、菅氏は「少し舌足らずだったかもしれないが安倍さんは元総理の孫、福田さんは元総理の息子。そういう意味で総理からの2代目、3代目と言ったつもり」と何とか釈明。「小沢代表はグループを率い、自ら政党もつくり、リーダーシップを持った方だ」と党首を持ち上げた】

 言ったそばからブーメランとは(笑)。たとえ2世・3世議員であっても、政治家としての能力に問題なければそれでいいんじゃないかと思うんですけれどね。菅さんだって、自分のところのニートの息子を「優秀な人材を探していたらそれがたまたま息子だった」などと評して国会議員にしたがっているあたり、内心そう思ってるんでしょう?とりあえずツッコミを入れた報道陣GJ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 4日

変態新聞の自作自演っぽいですね

毎日新聞社、編集部門3年連続の受賞 石綿被害、一連の報道で

日本新聞協会は3日、08年度の新聞協会賞を発表した。優れた報道に贈られる編集部門で、毎日新聞大阪本社科学環境部の大島秀利編集委員の「『石綿被害 新たに520カ所 厚労省は非公表』のスクープなどアスベスト被害の情報公開と被害者救済に向けた一連の報道」(ニュース部門)など3件が選ばれた。毎日新聞社の編集部門での受賞は、06年度の「『パキスタン地震』一連の写真報道」、07年度の「長崎市長銃撃事件の写真報道」に続き3年連続23回目で、編集部門の最多記録を更新した。

 06年、石綿が原因でがんを発症するなど労働災害認定を受けた人数を事業者ごとに公表してきた厚生労働省が突然、非公表方針に転じ、患者らの間に波紋を広げていた。

 大島編集委員は、息長い取材を通じて信頼関係を築いてきた支援団体から入手した約3500人分の被害者資料の分析から、これまで知られていなかった520以上の事業所で労災があった事実を07年12月に突き止めた。石綿被害は全国各地のさまざまな業種の事業所に広がっている深刻な実態が浮かび上がった。

 同協会は授賞理由を「この特報により、厚労省は方針転換を余儀なくされ、2年7カ月ぶりに事業所名を公表した。10年以上にわたる地道な取材の成果は、法改正を促し、救済拡大の道を開く価値ある報道」としている。

 大島編集委員は86年入社。大阪本社科学部(現科学環境部)、同社会部などを経て06年10月から現職】

 …ところで、日本新聞協会の北村会長は、毎日新聞東京本社の代表取締役会長でもあるそうですね。いやいや、皆まで申し上げるつもりはございませんけれども、とりあえず毎日新聞は昨今の変態記事騒動などについて、そちらの会の制定している「新聞倫理綱領」から完全に逸脱した行動を取っているワケでして、そういう連中に「優れた報道」の賞をあげるというのはどうにも納得いきませんですなぁ…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

韓国が沈む9月

韓国ウォンが急落 金融不安の9月危機説で

韓国で通貨ウォンが経済の先行き懸念から急落している。外国人投資家が9月に資金を一斉に引き揚げ、金融不安が起きるとの「9月危機説」が背景にあり、政府は不安の沈静化に追われている。

 3日のソウル外国為替市場はウォンがドルに対し前日比14・5ウォン安の1ドル=1148・5ウォン(約109円)で、3年11カ月ぶりの安値水準となった。聯合ニュースは金融当局が3日、20億ドル以上のウォン買いドル売り介入を実施したもようだと伝えた。

 外国人投資家が保有する67億ドル(約7280億円)相当の韓国債の償還期限が9月に集中するため、危機説が数カ月前から出ていた。1日には政府が5年間で26兆ウォンの減税を発表したが好材料と受け止められずに株式相場も急落、金融市場は「不安感の高まりで自ら危機をつくる」(韓国メディア)展開になっている】

 最近、お隣の国韓国の経済が「9月危機」を迎えるという話が割と大きく伝えられるようになってきました。危機説自体は上の記事中にもあるように数ヶ月前から流れていましたが、1日に英タイムズ紙がこの件を報道した事がきっかけで火がついたようですね。韓国側はこの説を懸命に否定していますが(まぁ、政府としては否定するしか方法がないんでしょうけど)、もしこれが現実のものとなった場合あの国がどうなってしまうのか、かなり楽しみにしておりますです(日本への実害は少ないみたいですしね)。

【参考①】英タイムズ紙「韓国の外為危機は『暗黒の9月』に向かっている。投資と為替管理の失敗で危機回避は困難」と報道(「ちょっとアレなニュース」様)

【参考②】韓国経済オワタスレ@VIPまとめ

 我々にできる事は「合掌」だけですかね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 3日

太郎さんが嫌いな方々

「ポスト福田」麻生氏は出馬、小池氏含み

【福田康夫首相の辞任表明から一夜明けた2日、「ポスト福田」に向けた動きが本格化した。自民党総裁選の日程は今月10日告示、22日投開票に決定。次期総裁の本命と目される麻生太郎幹事長はいち早く出馬の意向を表明した。対抗馬として小池百合子元防衛相を推す動きも拡大しており、小池氏本人も「危機感を共有したい」と出馬の可能性に含みを持たせた。一方、第3の候補擁立を模索する動きもあり、情勢は混沌(こんとん)としている。

 お気に入りの青いネクタイを締めた麻生氏は、福田首相も出席した党役員会後の会見で「(総裁を)受ける資格はある。自分なりの考えを実行したい」と事実上の出馬宣言。記者からリーダーシップについて聞かれると、不敵な笑みを浮かべながら「私が意志薄弱だということか?リーダーシップはとらねばならない」と強い口調で言い切った。SPは通常の1、2人から6人に増員されていた。

 総裁選4度目の挑戦にして大本命。麻生氏周辺からは「国民に対し、小沢一郎氏の無投票3選となりそうな民主党代表選との違いを鮮明にしなければいけない。小池氏でも石原伸晃氏でもどんどん出ればいい。政策論争を盛り上げ、お祭り騒ぎを勝ち抜いた勢いで一気に解散・総選挙をしたい」と余裕の弁も漏れた。

 しかし、自民党関係者は「必ずしも麻生有力というわけではない」と指摘。「かつての自民党のキングメーカー野中広務元幹事長が津島派の面々にコンタクトをとって“反麻生”を訴えている」。野中氏は「津島派として体を張って麻生総理を阻止しろ。麻生以外ならだれでもいい。古賀(誠選対委員長)にも伝えてある」と反麻生包囲網固めに奔走しているといい「どこまで浸透するかは不透明だが、動きを活発化させているのは確か」(前出関係者)。

 連立を組む公明党内にも“麻生アレルギー”が存在。同党の太田昭宏代表に近い人物は「党としては静観の構えをみせているが、公明党が提言した定額減税に真っ先に反対したのは麻生氏。そのしこりは消えていない」と強調。支持母体の創価学会内でも「選挙の実動部隊である婦人部を中心にタカ派の麻生総理誕生は好ましくないとの意見が出ている」という。

 一方、小池氏擁立の動きは拡大。小池氏は2日朝、都内の自宅前で記者団に「日本の危機そのものなので、みんなと危機感を共有したい」。午後には「個人的なことより全体の中でどういうことが必要か考えたい」と出馬に前向きともとれる発言をした。

 福田政権とは一定距離を保ちながら一兵卒として政局の行方を見守ってきた小池氏擁立を目指すのは、自民党の最大派閥である町村派の代表世話人の中川秀直元幹事長。小泉改革路線の継承を訴え、経済政策では麻生氏と真っ向から対立する“上げ潮派”の代表格だ。

 中川氏は2日夕、都内で小池氏と意見交換。記者団に「改革派から誰か出さなければいけない。遠くない時期にはっきりさせなければならない」と述べ、小池氏を含む小泉改革継承者を派閥を超えて擁立する可能性を示唆した。中川氏に近い関係者も「津島派を取り込めれば勝機はある」と強気の分析。「脱小泉改革路線」を掲げる麻生氏に警戒を強める党内若手勢力もあり、初の女性総理誕生も現実味を帯びてきた】

 そう言えば1年前の自民党総裁選の折、ナベツネが「読売新聞の力で麻生を潰す」と横槍を入れ、それが当時伝えられていた麻生氏の有利を覆して福田首相を誕生させたという話がありましたが、その福田首相が今どうなったかはわざわざ述べるまでもないでしょう。野中のじーさんの動きは、正にその時のナベツネの行動をリフレインしているように見えます。何にせよ、政治家ですらない人間が己の好き嫌いだけで国政に手を突っ込まないで欲しいものですが、これでまた麻生氏以外の人物が総裁になるような流れになったら、「自民党は過去にちゃんと学んでいるのか?」と問いかけざるを得ないでしょうね。

「タカ派」「妄言」…韓国紙は麻生氏に警戒感

韓国主要各紙は2日、福田康夫首相の退陣表明を1面で報道、有力な後継候補として自民党の麻生太郎幹事長について「タカ派」と紹介したり、創氏改名をめぐる過去の発言を「妄言」と指摘するなど警戒感を示している。

 韓国大統領府報道官は同日、「コメントすべき事案ではない」と論評を避けた。

 退陣表明を1面トップで報じた有力紙、東亜日報は別に1ページを割いて背景や今後の展望を詳報。「韓国と悪縁」との見出しで、麻生氏の父が経営した炭鉱会社が朝鮮人を強制徴用したとし、「ハト派」の福田首相に対し、麻生氏を「タカ派の代表格」と強調した。

 ハンギョレ新聞は「国家主義の歴史認識を露骨に示してきた」と指摘、麻生氏が後継の場合、竹島(韓国名・独島)問題で冷え込んだ日韓関係が「さらに悪化しそうだ」と分析した。

 一方、朝鮮日報は少数派閥の麻生氏の手腕は「限界もある」とした上で、後継には小池百合子元防衛相らの名前も挙がっていると紹介した】

 「あの国のあの法則」とも言われますが、とりあえずあの国の言う事の逆をやれば問題ない、と。なら麻生氏はOKですね。

【関連】古賀・山崎・加藤氏、麻生氏対抗馬擁立で協議

 あー売国奴どもが雁首揃えてますねー(棒読み)。チンパンがポシャった時点でアナタ方の出番はもうないんじゃないですかねー(棒読み)。

| | コメント (0) | トラックバック (6)

そこまで仰るのなら、外れて頂いてOKですね?

露大統領「G8からの除名を恐れてはいない」

ロシアのメドベージェフ大統領は2日、欧州のテレビ局とのインタビューで、グルジア情勢を巡ってロシアを主要国首脳会議(G8)から追放すべきとの主張が出ていることに対し、「ロシア抜きでG8は機能しない。われわれはG8からの除名を恐れてはいない」と述べた。インターファクス通信などが伝えた。

 メドベージェフ大統領は、その理由について、「G8は世界の主要な経済大国、政治的プレーヤーの意見を反映してこそ決定を下すことができる」と強調した。

 また、同大統領はロシア追放論が「紛争を利用して支持率を上げようとする願望(の表れ)」と指摘。名指しこそ避けたものの、ブッシュ米大統領が11月の大統領選に向けて、米共和党への支持を広げようと、グルジア紛争という危機を生み出したとする“米国陰謀説”を改めて展開した】

 別にロシアがいなくなっても、たとえ「仲良しクラブ」と揶揄されていても、同じ価値観の国同士で様々な事を話し合う事ができた、G7の頃に戻るだけですものね。ついでに中国なんかも「価値観の異なる国」として排除したらいいんじゃないでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「幻想」で命は守れない

ペシャワール会 アフガンの日本人スタッフ7人全員帰国へ

【アフガニスタンで拉致・殺害された伊藤和也さん(31)が所属したNGO「ペシャワール会」は2日、福岡市の事務局で緊急理事会を開き、9月末までにアフガンの日本人スタッフ7人全員を帰国させ、現地の水源確保・医療事業はアフガン人スタッフによって継続する方針を確認した。

 理事会には、現地代表の中村哲医師(61)や後藤哲也会長(68)ら約20人が出席。閉会後に会見した中村医師によると、まず5人を10日以内に帰国させ、残務整理に当たる2人も今月中に帰国させる。隣国パキスタン・ペシャワル市の病院で働く6人も年内の帰国を検討する。中村医師は5日にアフガンに戻り、活動を続ける。

 中村医師は「引き揚げは残念だが、邦人の生命を優先せずに活動への支持は得られない。内戦状態が収まれば、日本人青年が再び現地で汗を流すことがあるだろう」と語った。

 また、中村医師は福岡市で10月ごろ、伊藤さんの「お別れの会」を開く考えを示した】

 「支援が届かないような所に手を差し伸べる」というペシャワール会の理念は立派ですが、それならなおの事、人員の安全は厳重に守られていなくてはならないはずです。ところが、それに対する中村代表の認識は「我々は民生分野で平和的な活動をしている。だからアフガンの政府・反政府勢力のどちらも我々を攻撃しない、むしろ守ってくれるはずだ」という、あまりにお粗末なものでした。この認識がもう少し確かなものであれば、もしかしたら伊藤さんが命を落とすまでの事態にはならなかったかも知れないと私は考えます。

 そして、この一件はそのまま「憲法9条を掲げているだけで平和は守られるのか」という問いの答えになるでしょう。「引き揚げは残念だが、邦人の生命を優先せずに活動への支持は得られない」という言葉に、少しは「現実」を見てくれたのかと思いたいのですが…。

【参考】マガジン9条~この人に聞きたい「中村哲さんに聞いた」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 2日

宗主国様がチンパンをベタ褒め

福田首相辞任:中国では人気絶大「最も優れた政治家」

【福田康夫首相が辞任の意向を明らかにしたことを受けて、中国大手ポータルサイトの新浪網は専用の掲示板を開設し、市民から意見を募集している。

 このうち福田氏の退任を惜しむ声が目立つ。たとえば「福田氏は歴代首相の中で最も親中的だった」「福田氏は最も優れた政治家だった。理性豊かで先見性にあふれていた」といった意見が書き込まれている。

 このほかにも「福田氏は日中関係の改善に尽力した。中国国民は福田氏のことを永久に忘れないだろう」「福田氏は善良な人であるから退任は残念だ。日本で首相をつとめるのはなんて難しいのだろう」といった書き込みがみられる。

 一方、次期首相に最有力とされる麻生太郎氏に関しては「今後の日中関係は楽観できない。なぜならば麻生氏はこれまでにも中国に対して友好的でない態度をとってきたから」「もし反中的な人物とみられる麻生氏が次期首相に就任したら日中関係は低調になるだろう」など警戒感を示す意見が多い】

 先日、山際澄夫氏の「それでも中国と付き合いますか? 」という本を読了しましたが、この本にはチンパン福田がいかに宗主国様に日本を売りまくったか、頭が痛くなるほどに記録されています。そりゃあれだけ尽くしまくれば、気をよくした宗主国様からお褒めの言葉の一つくらい頂いても何ら不思議じゃありませんね。…そのかわり、日本国民には何の得にもなりませんでしたけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京新聞コラム9/1~政治家に求むるはモラルのみに非ず

東京新聞「本音のコラム」9/1付

政党再編の幽霊 山口二郎

【民主党の参院議員三人が無所属議員と共に新党を結成するというニュースが、永田町にちょっとした衝撃を与えた。八月も終わり、気の利いたお化けは引っ込む時である。しかし、永田町には再編という幽霊が徘徊しているようである。

 今回の渡辺秀央氏らの行動には何の大義もない。彼らが表向き何を言おうと、その行動はすべて政府与党を利するものである。民主党を支持する人々がこの党に望んでいるのは、ただ一つ、政権交代の実現である。

 秋の臨時国会に向けていよいよ政治決戦という矢先に、民主党の結束を乱したことの罪は大きい。自民党政治の転換を託して送り出したはずの議員が、自民党の延命に手を貸すなど、選挙民に対する最大の裏切りである。姫井由美子氏が土壇場で変心して、民主党にとどまったのは、このことに気づいたからであろう。政治家として最低限のモラルを持っていたようで安心した。

 これから政局が緊迫し、自民党と民主党の権力争いが厳しくなるにつれ、一九九三、九四年の細川、羽田両政権の時代のように、さまざまな策動がが企てられるであろう。

 こういうときには政治家の大局観、見識が問われる。大義を見失って保身に走る政治家は必ず有権者から罰せられる。いずれ政党再編が起こるだろうが、今はまず自民党と民主党で雌雄を決する時である】

>政治家として最低限のモラルを持っていたようで安心した 

 相変わらず山口氏の文章はツッコミ所に事欠きません。とりあえず今回のポイントである上の一文ですが、モラルもさる事ながら、それ以外にも政治家に必要なものってのはいろいろあるんじゃないでしょうか?「最低限のモラル」だけで政治家面されては選挙民も迷惑ですし、そもそも姫井氏がそのモラルをちゃんと持っていれば、今回の離脱騒ぎは起きなかったでしょうからねぇ(まして「ぶって姫」にモラルというのも…)。

 ちなみに、ぶって姫と山口氏は高校時代の同級生という間柄だそうですね。ふ~ん…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 1日

チンパンジーが逃げたようです

福田首相、辞任表明

福田康夫首相は1日夜、首相官邸で緊急記者会見を開き、首相を辞任する考えを表明した。午後9時半過ぎからの会見で首相は「新しい布陣のもとに、政策の実現を図っていかっていかなければならない」と述べて、辞任を決意した理由を語った。決断の時期については「先週末」と明かした。

 福田内閣は昨年9月の発足から1年が過ぎたばかりだが、参院で野党が過半数を占める「ねじれ国会」で法案成立に難渋し、揮発油(ガソリン)税の暫定税率をめぐる与野党攻防でガソリン価格が1カ月の間にリットル当たり25円程度上下する混乱を引き起こしたほか、4月に導入した後期高齢者医療制度に関しても「高齢者いじめ」と世論から強い反発を受け、内閣支持率は2割程度に低迷していた。

 7月には、北海道で開催した主要国首脳会議(洞爺湖サミット)を経て、人心一新のため念願の内閣改造を断行したが、大幅な支持率回復はなかった。秋の臨時国会を前に、新テロ対策特別措置法案の延長の是非や新たな経済対策、衆院解散総選挙の時期などで連立を組む公明党との関係も微妙になっていた。

 福田首相はこうした状況から、今後、自らが政権を維持することは困難と判断したとみられる。福田首相の後継には、自民党の麻生太郎幹事長の就任が有力視されている。

 福田首相は平成18年の小泉首相退任に伴う自民党総裁選への出馬を検討したが断念。だが19年9月に安倍晋三前首相が体調不良などを理由に突然退陣したため、その後行われた自民党総裁選に出馬し、麻生幹事長(当時)と争って勝利して第91代首相に就任した。

 内閣総辞職は、内閣を構成する首相と全大臣が一斉に辞職することで、国会はただちに、国会議員の中から新たな首相を指名し、新内閣が発足する】

 まぁ、傷口がこれ以上大きくなる前に辞めてくれて何よりです。最後に「辞任会見」という大役を立派に果たしてくれたのは見事と言っておきましょうかね。

 さて、明日の朝日新聞には「アタシ、もうフクダしちゃおうかな」という言葉が出てくるでしょうか。期待してますよ、アサヒさん?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

教育にコストはつきものでは?

全国学力調査―60億円はもっと有効に(朝日新聞社説8/31付)

学力テスト このまま続ける必要があるか(毎日新聞社説8/31付)

学力テスト 全員参加を続けるのか(東京新聞社説9/1付)

 先日結果が公表された全国学力調査について、左側を向いているマスゴミの面々が揃って同じような事を口にしています。なので一つ一つ中身を張り付ける事は(面倒なので)しませんが、概ね「60億円も費用を投じる意味があるのか。自民党の作業チームも無駄だと言ってる」という感じです。

 確かに、目的とコストが本当に見合わないというものについては、見直しを考える必要もあるでしょう。しかし教育ってのは、そもそもコストのかかるものではないでしょうか。まして資源を持たず、マンパワーこそが国家の柱である日本にしてみれば、教育は最も力を注がなければならない分野であるはずです。自民党の「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」の指摘もおそらくはそこまで考慮せず、ただ単に効率のみを考えてのもののような気がしますが、マスコミとしては全くその指摘に乗っかるような形でいいんでしょうか?まさか「特定地域の成績が振るわないのがハッキリしてしまうので、全国テストは潰したい」なんて思惑があったりとかしませんよね?

 まぁ新聞社の方々がコスト云々を申されるのでしたら、まず自分たちのところの悪しき風習である「押し紙」を何とかすべきではないんでしょうか。アレもよっぽど資源の無駄遣いだと思いますし、新聞業界も経営が厳しい中、そんな事をやってる余裕はあるんですか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »