閣下、所信を語る
民主は「政局第一」、対案を=経済再建へ3段階-強く明るい日本目指す・首相所信
【麻生太郎首相は29日午後の衆院本会議で、就任後初の所信表明演説を行った。首相は所信を述べるに当たり、参院で主導権を握る民主党のこれまでの国会対応を「政局を第一義とし、国民の生活を第二義、第三義とする姿勢に終始した」と厳しく批判。同党に対し「合意形成のルールを打ち立てるべきだ」と協議を呼び掛けた。同時に、「喫緊の課題についてのみ主張を述べた上で、民主党との議論に臨むものだ」と強調、対案や党としての見解を示すよう求めた。
首相が所信表明演説などで、野党の考えをただすのは異例だ。政権を懸けた次期衆院選を控え、民主党の小沢一郎代表との政策論争に持ち込むことで、自身の政権担当能力をアピールする狙いとみられる。
首相は冒頭、日本のあるべき姿として「強く、明るくあらねばならない」と表明。実現のための緊急の課題にまず「日本経済の立て直し」を挙げ、(1)当面は景気対策(2)中期的に財政再建(3)中長期的には改革による経済成長-の3段階で取り組む道筋を示した。特に、景気対策として、2008年度補正予算案の早期成立を訴え、反対する場合は、「論拠と共に代表質問で示してほしい」と民主党に迫った】
まぁ各論はともかく、就任後初の所信表明演説としては、国民に対して期待を持たせてくれるものであったと思います。実際のところどうなるかは今後に委ねる他ないですが、それは政府のみならず、演説の中で散々批判された民主党にとっても同様でしょうね。これだけ言われて対案やその財源が示せなければ、それこそ民主党の政権担当能力が疑われるというものですから。
それにしても、私は演説の様子をラジオで聴いてたんですが、周りの連中の野次がうるさくて演説が聞き取りづらい部分がいくつもありました。政治家の方々ってのは幼少の頃、「人の話は静かに聞きましょう」くらいの事すら教わらなかったんでしょうかね?
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