東京新聞投稿欄11/23~無知な読者は哀れ也
疑問感じるトヨタ社説
団体職員 本宮 誠樹(東京都国立市)58
【営業利益見通しを下方修正したトヨタ自動車について、「苦境はね返す努力を」と主張した8日付社説「トヨタ・ショック」を読み、疑問を感じた。
東京新聞はワーキングプアなど雇用の問題を、熱心に取り上げてきた。この元凶はトヨタをはじめ、経団連に連なる企業がつくり出してきたことは自明。
なのに、なぜトヨタを「世界のトヨタ」だとか「日本の産業をリードする」だのと、おだてるのか。トヨタの「かんばん方式」が、いかに下請けを苦しめてきたか。そして、雇用までも「かんばん方式」にし、「日本の産業をリード」した。
社説では、国内自動車メーカーには、傘下も含めると二百万人の社員がいて、その雇用など社会的責任は極めて重いというが、いままで"搾取"してきて、そんな発想があるはずがない。自動車産業の期間従業員の厳しい現状を取り上げている貴紙の社説とは、信じられない】
頼まれてもいませんがお答え致します(笑)。まず「東京新聞」とは世を忍ぶ仮の名で、その本名を「中日新聞東京本社」と言います。「中日」という言葉でピンとくると思いますが、その主な活動は中国…じゃなかった、東海地方で広く行われており、彼らの本社も名古屋にあります。そして名古屋と言えば…お判りですね、トヨタ自動車のお膝元です。当然中日新聞は、トヨタから多額の広告料をもらっている事でしょう。
最近はぽちぽち批判記事も書いているようですが、一応そういう事情から中日新聞、及び東京新聞は、基本的にトヨタ礼賛の立場なのですよ。「ワーキングプアなど雇用の問題を熱心に取り上げてきた」なんていったところで、その元凶に強気に出る事はできない。彼らのやっている事は投稿者が思い込んでいるような「弱者の側に立って記事を書く」なんて崇高なものではなくて、単に「自分たちの都合」に過ぎません。マスゴミなんて言われる連中はほとんどそんなもんです。
願わくば団体職員本宮さん(58)が、社説を読んで感じた疑問からこういう嘘吐きマスゴミの実態に気づき、東京新聞の購読をやめるところまで至ってほしいものです。しかし判らないのは、こんな投稿をわざわざ紙面に載せた東京新聞の意図ですね。昨今は「トヨタが広告費を削る」とかいう話も出ていたようですが、これを機にトヨタ脱却を図るつもりなんでしょうか。今後は民主党機関紙として出発ですか?
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