毎日新聞コラム11/5~パンニハムハサムニダ
【普天間飛行場の移転問題をめぐって岡田克也外相と北沢俊美防衛相の発言には食い違いがある。いわゆる閣内不一致である。2日の衆議院予算委員会で自民党の町村信孝議員がこの点を追及した。町村氏は「総辞職ものだ」と攻撃したが、民主党政権では、閣内不一致は大変なことではなくなった。サンドイッチが閣議に出されたことがその証左だ。
鳩山首相は、民主党が政権をとれば「事務次官会議を廃止する」と公約して選挙に勝った。その結果、明治19(1886)年から123年も続いた事務次官会議は自民党政権とともに幕を閉じた。民主党は、この事務次官会議こそ官僚支配のシンボルと見なしてきた。
自民党時代は、各省庁の官僚が中心になって起案した法案は、自民党政務調査会と内閣法制局の事前審査を経て、毎週月曜と木曜の事務次官会議で正式決定された。法案を決めるのは官僚だった。
その翌日の火曜と金曜に首相や大臣が閣議を開く。閣議では議論はなく、事務次官会議で決まった法案に黙々と署名し花押を書く。まるで「お習字教室」のようだった。(飯尾潤「日本の統治構造」中公新書)
民主党政権は、閣議を大臣が議論して政治決定をする場と考えている。「脱官僚支配」である。だから閣議の時間が延びた。所信表明演説草稿の臨時閣議は昼食時間帯にかかり、サンドイッチが出された。ワーキングランチだ。閣議がお習字教室から作業場に変わったということである。
閣議が議論の場になれば、閣僚同士の意見が違うことはありうる。だが、最後は首相が一元的に決定する。首相が強い権力を持つ。
臨時閣議のサンドイッチはローストビーフ、ゆでタマゴだった。広辞苑など国語辞典によると、サンドイッチは「英国の政治家サンドイッチ伯の創案によるといわれる」。英語版ウィキペディアには、サンドイッチ伯が召使に「肉切れをパンにはさんで持ってこい」と命じたところ、同席のお客が「私もサンドイッチ君と同じものを」と注文したのが起源らしい、とある。
「好きなカードゲームをやるために」という説もあるが、後からついた尾ひれのようだ。いずれにせよローストビーフのサンドイッチが正統派英国流だ。英国流民主主義を手本にする民主党サンドは「政治主導」の味がしたはずだ】
キムコ編集委員は少々日本語が不自由なのか、非常に難解な文章ではありますけれども、何とか解読してみますと「閣僚だってそれぞれ意見を持っているんだから、それらで物事を決めようとすれば当然時間がかかる。会議の時間が昼飯時にまで及ぶようになったのは、政治主導が機能している証拠だ。ローストビーフのサンドイッチは英国流」といった感じでしょうか?サンドイッチの件はともかく、要は変態お馴染みの提灯記事ですね、わかります。
しかしですねキムコさん、十人いれば十通りの、百人いれば百通りの考え方があるというのは、至極当たり前な事ではありませんか?問題は政治の場における政府のような、物事の全体を主導すべき立場にある組織においては、そこに人間が何十人いようとも、見解はひとつに統一されていなければならないという点なのです。一般的にはそれこそが、閣内が一致しているとかそうでないとかいう話であり、これができていなくて、各大臣に好き勝手な事を喋らせているようでは、1つ前の記事にも書いたように受け手の側が皆迷惑するのですよ?「船頭多くして船山に登る」とは、先人はいい事を言ってくれたものです。
最大の問題は、それを一元的に決定する権力を持つ鳩が、全然その役割を果たしていない事ですね(まぁ、そもそも鳩にはそうした能力は欠けているような気も致しますけれども)。文中で「サンドイッチが出された」という所信表明演説草稿の臨時閣議ですが、ではそのサンドイッチを振る舞ったのは、一体誰だったでしょう?そう、鳩本人です。そんな事に気を配っている暇があったら、他にやらなきゃならない事があるだろう?と。私はこのサンドイッチこそ、民主党政権が政権としての体をなしていない事の証左だと思いますがね、キムコ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。


コメント