« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »

2010年4月28日

東京新聞コラム4/28~国外なんてハナから空論

東京新聞「筆洗」4/28付

多分、交渉ごとで最も重要なのは、正しい交渉相手と交渉する、ということだ。米軍普天間飛行場移設問題で、鳩山首相はそこを誤った気がする▼首相は先の衆院選で、日米合意を見直すにつき、新たな移設先は「国外、少なくとも県外」と言った。そもそもこの後段、「少なくとも県外」が余分だったかもしれない▼妙な合意修正案を含め、沖縄はもちろん、「県内」にノーだ。首相の「腹案」とも目された「県外」候補、鹿児島県・徳之島も明確にノー。各地の人々の怒りは、政権に向かっている▼すっかり“国内問題”になってしまったが、政府にとって、この問題の本来の交渉相手は米国のはずだ。しかも、三月の世論調査によれば、移設先として最多の回答を集めたのは「国外」なのである▼米国は猛反発しようが、あの後段がなく端(はな)から「国外」に的を絞っていれば、政府は少なくとも本来の「日本対米国」の構図で、世論の後押しも受けた交渉ができたろう。まだ遅くない、かどうか微妙だが、妙案がない以上、今からでも「国外」で腹をくくってはどうか▼かりそめにも国民が決断した歴史的政権交代で最初に誕生した首相だ。“国内問題”に終始し、肝心の米国には、国民の本音ひとつ言えぬまま詰め腹を切らされることになってはいかにも惨めではないか。鳩山さんが、ではない。われわれ国民が、である】

 交渉ごとで重要なのは、相手に対して真摯な姿勢で臨む事と、いかに相手の主張を聞きつつも自らの利益を大きくするかという駆け引きの手際です。たとえ交渉の相手に間違いがなかったとしても、失礼な態度を取ったり、自らの主張ばかり押し通そうとしたなら、相手から交渉を打ち切られても不思議ではないでしょう。「歴史的政権交代」だか「少なくとも県外」だか何だか知りませんが、十数年に及ぶ協議の末ようやくまとめられた合意を反故にしようというなら、普通であれば代替地の選定や基地移転に関する行程の検討など、話を持ち出す前に最低限形を整えておくべきものがいくつもあるはずです。そうした調整を全く、閣内の意思統一すらも行っていないという鳩山政権には、そもそもアメリカとの交渉のテーブルにつく資格すらなく、問題はただ日本政府にあるとしか思えません。

 「今からでも国外で腹をくくっては」などというのも、まったく馬鹿げた話です。「軍隊なんてのは絶対悪!」などと考える、視野の狭い脳内お花畑のサヨクにとっては、在日米軍など「お前らなんて必要ない!」と罵声を浴びせるだけの存在でしかないのでしょうが、現実には米軍の存在は日本の外交・安全保障に密接に係わるものであり、マトモな政治家なら何の準備もなしに「日本から出て行って下さい」などと言えるものではありません。そうでなくても昨今、韓国海軍の哨戒艦沈没事故を受けて朝鮮半島一帯にキナ臭い雰囲気が漂っているというのに、何かコトが起こった場合には「9条バリヤー」だけで日本の安全は守れるんですかねぇ?

 …ところで、全然話は違いますがサヨクの皆さん、そろそろあの政権交代に「歴史的」などという冠をつけるのは止めた方がいいんじゃありませんかね?確かに期待はされたかも知れないものの、叩けば埃ばかりで1年持たずに死に体という「歴史的政権」の体たらく、仰々しい冠は見ていて痛々しくすらあるんですが…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

…海外の前に国内では?

温暖化対策の途上国支援方針を決定=政府

政府の地球温暖化問題に関する閣僚委員会は27日、発展途上国の温暖化対策を資金面で支援する「鳩山イニシアチブ」の基本方針を決めた。京都議定書の第1約束期間である2012年までの措置。

 対象とする途上国には中国、インドなど主要排出国も含めた。しかし、支援決定には今後の温暖化防止の国際的枠組み(ポスト京都議定書)の交渉姿勢を十分踏まえるとしており、今後の両国の姿勢によっては対象から外れる可能性もある。

 支援にあたっては、支援先の国での温室効果ガスの削減行動の成果の測定、報告、検証の機会を確保するとともに、国際交渉での日本の立場に理解を促すよう努める、などとした】

郵貯・簡保資金で10兆円投資構想 総務相インタビュー

【鳩山内閣が近く閣議決定する郵政改革法案に関連し、総務省が郵貯・簡保資金の新たな運用策について、(1)海外を含む成長分野へ10兆円規模を投資(融資含む)する(2)郵政改革法成立前でも一部投資に踏み切れるようにする――との方向で検討を進めていることがわかった。原口一博総務相が朝日新聞の単独インタビューで明らかにした。

 海外への投資は、諸外国が出資・運営する政府系ファンド(SWF)の役割を日本郵政に担わせるもので、インフラ整備などで海外進出する日本企業を国家戦略的に後押しする狙いがある。日本郵政には大型投資のノウハウがないため、海外ファンドなどを通す間接投資とする。SWFはサブプライム問題で大揺れした欧米の金融機関などに投資をして支援し、注目された。最大規模は約60兆円の資産を持つアブダビ投資庁で、10兆円を海外投資に回せば世界10位前後の規模となる。

 ただこれにより、地域に根ざしたサービスを掲げる日本郵政の性格を根本的に変える可能性がある。リスクの高い投資に郵貯・簡保資金を充てることで、投資が失敗して国民負担が生じることになれば政権の責任も問われる。新たな運用策の是非が、今後の閣内論議や国会論戦で争点になるのは必至だ。

 この構想の背景には、鳩山内閣が郵政改革法の成立に伴い、ゆうちょ銀行への預け入れ限度額を2千万円へ引き上げることがある。昨年末時点で約300兆円だった郵貯・簡保資金が増える可能性を踏まえ、新たな運用先として海外の成長分野が浮上。国債を中心とした郵貯・簡保資金の運用先を急激に変えると金融市場への影響が大きいため、資金総額の数%にあたる10兆円規模とする方向で検討している。

 原口氏は、アラブ首長国連邦(UAE)やベトナムの原発受注を巡り、国家的に受注競争に取り組んだ韓国やロシアの企業に日本企業が敗れたことについて「日本政府としてよその国や成長分野への戦略的投資という考え方が非常に薄かった」と述べ、国家的支援の必要性を強調。「日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命が自ら判断し、私たちは戦略的にお手伝いする」と説明した。

 原口氏はさらに、海外投資を進めるため法律や政令の改正を検討する一方、現行制度の下でもただちに投資できる範囲を精査するよう、総務省に指示したことも明らかにした。郵政改革法が成立しなくても、一部の海外投資を始められるようにするとの考えを示したものだ】

 国内の景気はまだまだ不安定、財源が足りなくて国債も大量発行、事業仕分けでは「必要な分野の予算まで削ってるんじゃないか」との疑いもあるところだというのに、海外にバラ撒くカネの額はなかなか減らないってのは何なんでしょうかね?民主党の連中は、予算の使い道の優先順位を間違えているとしか思えません…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月27日

オザワは逃すまじ!

小沢氏は「起訴相当」 検審が議決 土地購入事件

民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、東京第5検察審査会(検審)は、東京都の市民団体から政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で告発され、嫌疑不十分で不起訴処分となった小沢氏について、起訴相当と議決した。議決を受け、東京地検特捜部は再捜査を行う。特捜部が再び不起訴処分としても、起訴相当の議決が再度出された場合、審査会の議決に法的拘束力をもたせた改正検察審査会法に基づき、小沢氏は強制起訴される。

 特捜部は2月4日、陸山会が平成16年10月に東京都世田谷区の土地を購入した際、土地代金の原資4億円を収入として政治資金収支報告書に記載しなかったなどとして、衆院議員の石川知裕被告(36)ら小沢氏の元秘書3人を規正法違反罪で起訴。小沢氏については「公判で共犯として有罪判決を得るだけの証拠はない」として嫌疑不十分で不起訴処分にした。

 これに対し、市民団体は同12日に「検察庁の判断は国民目線に立っておらず、不起訴は納得できない」として検審に審査を申し立てた。検審は、事件を担当した特捜部の検事から不起訴とした理由について意見聴取を行うなどして審査を進めてきた。

 検審は検察官の不起訴処分が妥当かを国民が審査する機関。有権者の中からくじで選ばれた11人の審査員で構成され、起訴相当の場合は11人中8人以上の議決が必要とされている。

 1回目の起訴相当議決を受けて、検察官が再び不起訴としたり、3カ月以内に結論を出さなかったりした場合には、審査会が再審査を行う。再び起訴相当の議決が出ると、強制的に起訴される。

 昨年5月の改正法施行後、兵庫県明石市の歩道橋事故で明石署元副署長が、同県尼崎市のJR福知山線脱線事故でJR西日本の歴代3社長が、検審の2度目の起訴相当議決をへて強制起訴された】

 いやぁ、昨日の脱税ポッポの件については「結局、首相という地位にあっては、億単位の脱税でも逃げ得が通用するのか…」と暗澹たる思いにさせられたものですが、今日は吉報があったものですね。是非「国民目線」というヤツから、オザワを起訴まで持ち込んで頂きますよう、宜しくお願い致します!

【関連】東京新聞社説4/27~鳩山献金審査 “ザル法”早く改正せよ

 かつてオザワへの捜査を「検察の暴走だ!」と批判し、そして今日の社説ではポッポの政治資金問題について「捜査は終結する。検察審査会が『不起訴相当』と判断したからだ」と述べた東京新聞。同じ検察審査会の、十一人の市民の目による「オザワは起訴相当」という結論を、彼らは今後どう評価してくれるんですかね?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「ドラマのTBS」も見る影なし

韓流ドラマ「アイリス」訴えられる TBS「遺憾に思っております」

【TBS系で今月からスタートしたイ・ビョンホン(39)主演の韓流ドラマ「アイリス」(水曜午後9時)をめぐり、思わぬドタバタ劇が生じている。作品の権利を持つと主張する韓国の会社がドラマの放送中止の仮処分を申請したのだ。

 仮処分は、アインスエムアンドエムという会社が3月に東京地裁に申請した。

 アインス社の代理人によると、同社の前身会社のアインスインターナショナルは昨年1月、2005年から構想されていた「アイリス」の企画と台本の権利を持っていたテウォンエンターテインメントを会社ごと買収した。

 「買収の話は、資金繰りに困っていたテウォン社から持ちかけられた」というが、テウォン社の大株主だった敏腕プロデューサーのチョン・テウォン氏は、テウォン社と同じ名前の会社を立ち上げ、ドラマ制作を開始。

 アインス社はチョン氏とテウォン社を相手に、ソウル中央地方法院に複製配布禁止の仮処分を申請したが、ドラマは昨年10月からKBSで放送開始。申請は認められても、放送は続けられた。

 日本では今年3月にTBSがCSで、今月21日に地上波でも放送開始。TBSの石原俊爾社長は「4年前の企画段階からかかわってきた」と明言しており、放送開始前から積極的にプロモーションを展開していた。

 アインス社の代理人は「企画段階からかかわっていたというなら、TBSはテウォン社に権利がないことを知らないはずはない。コンプライアンスの観点からも問題だ」としている。

 チョン氏は今月13日、ソウル地検から著作権法違反で在宅起訴され、事態はますます泥沼化している。

 TBS広報部は「こうした問題は権利元が処理する契約をしています。しかし、TBSを相手に日本国内で訴訟が起こされ、遺憾に思っております」としている。

 あすの第2回放送を控えて、ビョン様もびっくりか】

 かつて「ドラマのTBS」などと呼ばれていたのも今は昔、コンテンツを産み出す力を失っていったのが先だったか、あるいはメディアとしての劣化が先だったか…いずれにしましても、自前で視聴率が稼げなくなった揚句、韓国ドラマなんぞに手を出したら直ちに法則発動とか、全くもってざまぁない話ですね(笑)。まぁ、TBSが愛してやまない韓国の、それも視聴率が2桁稼げるというTBSが求めてやまないドラマなんですから(【参考】初回平均視聴率・10.1%)、当然多額の賠償をしてでも放送を続けるんでしょう?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京新聞社説4/27~その怒りの矛先は

『県内反対』大会 沖縄の悲痛な叫びだ

【米軍普天間飛行場の「県外・国外」移設を求めて開かれた沖縄県民大会。鳩山内閣は、大会を過重な基地負担に苦しむ県民の悲痛な叫びと受け止め、「最低でも県外」の公約実現を決断すべきだ。

 仲井真弘多知事は大会で「本土復帰から約四十年。米軍基地だけはほとんど変わることなく居座っている。明らかに不公平、差別に近い印象すら持つ。応分の基地負担をはるかに超えている」と、在日米軍基地の約75%が集中する沖縄県の基地負担軽減を求めた。

 参加者の多くは黄色のTシャツやリボンを身に着けていた。「政府へのイエローカード」だという。

 主催者発表ではあるが「九万人参加」の持つ意味は重い。反対住民に囲まれた軍事基地は、安定的な存続が望めないからだ。

 沖縄県では一九九五年、米海兵隊員による少女暴行事件を受け、米軍の綱紀粛正や日米地位協定の見直しを求める八万五千人規模の県民総決起大会が行われた。

 日米の外交当局者は、その整然とした大会運営に「静かなる怒り」を感じ取り、普天間飛行場(宜野湾市)返還などの翌年の日米合意に至った、という。

 鳩山由紀夫首相は、今回の県民大会について「民意の一つの表れだと理解している。沖縄の皆さんのさらなる負担軽減、普天間の危険除去を何としても実現したい。その思いで、これからも努力を続ける」と語った。

 その思いを大切にし、首相が繰り返してきた「最低でも県外」移設の「五月末までの決着」に向けて、政治生命を懸けて取り組むよう、重ねて求めたい。

 ただ気になるのは、米軍キャンプ・シュワブ(名護市)沿岸部に代替施設を建設する現行案を微修正し、「県内移設」で決着させようとする政権内の動きが伝えられることだ。

 例えば、埋め立てに代わり、鋼管杭(くい)で滑走路を支える杭式桟橋(QIP)方式や、箱型浮体を係留するポンツーン方式である。

 しかし、両方式とも直下では広範囲で日光が当たらず、珊瑚(さんご)が壊滅的打撃を受けるのは避けられない。首相が「自然への冒涜(ぼうとく)」とする埋め立てと変わりない。

 いずれも過去に検討されたが、採用には至らなかった。

 鳩山内閣が今すべきことは、現行案修正という小手先対応ではない。県外・国外移設の本格的な検討と決断であり、受け入れ先住民と米政府への真摯(しんし)な説得である】

 今回の県民集会で、沖縄県民(一部のプロ市民除く)が何に対して怒りの声を上げたかって、一番大きいのは「鳩山政権はウソつきだ!」って事ですよねぇ…。

>参加者の多くは黄色のTシャツやリボンを身に着けていた。「政府へのイエローカード」だという

 ええっ!?とっくにレッドカードを出している国民も少なくないというのに?沖縄の方々は我慢強いのですなぁ…それともこの期に及んで、まだルーピーに一縷の望みを抱いているとか?

>主催者発表ではあるが「九万人参加」の持つ意味は重い

 一つ下のエントリでも「実際の参加者は3万人程度?」というのを取り上げましたけど、数が大事だというなら主催者発表を鵜呑みにせず、キッチリ確認されたらどうなんです?仕事しないなら購読料を返して下さい。

>首相が「自然への冒涜(ぼうとく)」とする埋め立てと変わりない

 これだけ普天間問題が難航しているのは「参加者が多過ぎて収拾がつけられない」というのも理由の一つでしょうが、この期に及んで「自然」というプレーヤーを増やしてきたポッポには呆れるばかりですねぇ。環境保護活動なんぞは、政治家をお辞めになってから始められてはいかがなんでしょう?

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年4月26日

「11万人」の二の舞か?

青いかりゆしで登場した仲井真知事 普天間移設反対派牽制も

【米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、25日に開かれた県民大会は、仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事が参加したことで、主催者側は「県民の心が一つになった」と気勢を上げた。知事は「県内移設反対」を明言しなかったが、参加した県民の一部からは、大会の過熱ぶりが全国に誤ったメッセージを送り、同飛行場の移設はおろか、日米両政府間で約束された嘉手納以南の基地返還構想も頓挫(とんざ)するのでは…と懸念する声も出た。

 この日、主催者の要請で大会参加者は黄色いものを身につけた。県内移設に反対する者にとって黄色は特別の意味を持つ。3月25日、高嶺善伸沖縄県議会議長が黄色の「かりゆし」姿で北沢俊美防衛相との会談に臨み、「サッカーにはイエローカードというのがある。県民の思いを込めて黄色いかりゆしにしました」と政府への抗議の意思を表明した。黄色は政府への反感を象徴する色なのだ。

 ところが、仲井真知事は青いかりゆしで登場した。関係者によると、会場入りするまで黄色のかりゆしを着用していたが、直前に着替えたのだという。仲井真知事には「県内移設反対」を強く訴える意図がなかったことになる。

 仲井真知事はこれまで、普天間飛行場の危険除去と米軍基地縮小を実現するには、まず、周辺住民が受け入れ姿勢をみせる米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設を果たさなければならないとの立場を貫いてきた。だが、県外・国外移設に固執する鳩山政権や米軍基地反対運動を展開する地元メディアなどに背中を押される形で、“身内”の自民党県連が県内移設容認から県外移設要求へと転換。県議会も県外移設の意見書を可決し、知事は孤立していった。

 苦悩する知事に対して自民党県連だけでなく、県議会からも圧力とも受け取れる県民大会への参加要請が相次いだ。背景には、今秋に予定される知事選がある。県連関係者は「知事が不参加だと、県内移設反対の世論に逆行し、知事選は戦えないという思いがあった」と明かす。

 反米イデオロギー闘争を展開する基地反対グループのアプローチも執拗(しつよう)だった。反対派は、知事の参加を、県外移設を求める「県民の総意」の象徴として全国に発信しようと画策した。メディアも「県民の方を向いていない」などと参加を促す報道を徹底し、知事を追いつめていったようだ。

 関係者によると、知事は自らが参加すれば普天間飛行場の唯一の受け入れ先とみるキャンプ・シュワブ沿岸部案が白紙となり、同飛行場が固定化されると危惧していた。また、同沿岸部案受け入れの代償に、北部振興策など1700億円以上の支援を受けてきたにもかかわらず、反故(ほご)にすることは信義にもとるという思いがあった。

 県民大会に参加した60歳代の男性は、「ほとんどの人が移設後に返還があることを忘れていることに気づいた。知事はそれがわかっていると感じた」と話した。50代の男性も「今のムードだと普天間は固定化されてしまう。知事はそれを避けるために参加したのだと思う」と語った。

 知事は大会後、記者団に「いろんな方がいろんな考えを持っており、単純に表題通りではない」と述べた。県内移設に含みを残した発言で、反対を唱える市民グループ主導の“暴走”を牽制(けんせい)する思惑も見え隠れする。

 なお、主催者は大会参加者を9万人と発表したが、情報関係者は「実際には3万人前後だったようだ」と語った

>「実際には3万人前後だったようだ」

>「実際には3万人前後だったようだ」

>「実際には3万人前後だったようだ」

 非常に重要かも知れない事なので3回繰り返しました。2、3年前に沖縄で集団自決を巡る教科書検定意見の撤回を求める集会があった時にも、「主催者発表で11万人参加」というのが大きく取り上げられ、その後「本当にそんな人数がいたの?」の物議をかもした事がありましたが、もしや…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

池上のどこがいいんですか?

報ステ降板説出た古舘 視聴者クレーム全て読んでる

【先日、東京スポーツが古舘伊知郎(55)の『報道ステーション』降板説を報じた。04年の番組開始当初は視聴率も低迷し、毎日のように批判を浴び続けていたが、徐々に視聴率が上昇。批判も和らいでいった。これには、古舘の努力を挙げる声も多い。現在は、毎年欠かさず行ってきたライブ『TALKING BLUES』を休止し、『報道ステーション』一本に絞り、日夜勉強に励んでいる。テレビ朝日関係者は、古舘の素顔をこう証言する。

 「お客さまセンターには抗議のFAXやメールがたくさん届きます。古舘さんはその全ての抗議文に目を通しています。自分に対する批判ばかりの文言を読むのは、精神的にかなりキツいはずですが、しっかり受け止めている。いわゆるクレーマーからの言いがかりを付けたようなモノもちゃんと見ている。なかなかマネできることではありません」

 局内からの評判も決して悪くないようだが、東スポの報道によれば「視聴率は合格点だが、高額ギャラがネック」とのこと。そこで、元NHK報道記者でジャーナリストの池上彰(59)が後任として浮上しているという。数字の取れない現代において、高視聴率という結果を残している古舘を簡単に斬ることは考えにくいが…。

 ただし、東スポはここ数年、『サザンの活動停止』など数々のスクープをもぎ取り、世間をアッと驚かせている。東スポは『日付けしか合っていない』と言われることもあるが、なかなか侮れない夕刊紙なのも間違いない事実だ。さて今回は?】

 正直言って、何故池上彰なんかを最近のメディアが持ち上げているのか、その理由がサッパリ判りません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京新聞コラム4/25~信者の慟哭

東京新聞「本音のコラム」4/25付

リーダーと欲望 山口二郎

【鳩山政権の迷走が止まらない。高速道路料金の改定についても、政府と民主党の対立の中で、態度が猫の目のように変わった。リーダーシップの危機である。

 私も本欄を含め、いろいろな機会に鳩山政権に苦言を呈してきた。しかし、一年ももたずに政権を投げ出すようなことは、あってはならない。

 安倍政権以後の自民党の無責任さを批判して、民主党は政権を取ったはずである。国民に選ばれた政権がある程度成果を上げるという形を造らなければ、日本の政党政治は融解する一方である。泥舟から逃げ出すような政治家が新党をこしらえても、統治能力を発揮できるとは思えない。

 政権を維持するためには、リーダーが欲望に目覚めなければならない。フランスのエッセイスト、ラロシュフーコーは、「それ自体不可能な目標はあまりない。ただ、我々の情熱がそれを実現するための手段に追いつかないだけだ」と述べた。本物のリーダーは、あらゆる障害を排して何としても実現したいという欲望を持つ。

 民主党は網羅的なマニフェストにこだわるあまり、浅く、冷めた欲望しか持てなくなった。土俵際の鳩山首相にできることはただ一つである。首相として何をしたいのか、唯一、最大の目標を思い出し、その実現のために死に物狂いになることである

 「我々が待望した歴史的な政権交代!そして、我々の手で造り上げた非自民党政権!それが、一年も持たずに頓挫するような事など、あってはならないのだぁァァァァ!!」

 …ハイ、ご愁傷様でした(笑)。日を追う毎に「鳩山政権、5月退陣」の色が濃厚になってきております。まぁこれらの事も、連中の目標が「政権交代」どまりで、その後の事をしっかり考えていなかったというのが全てだと思うんですがねぇ。いやぁ、民主党を「政権担当能力が本当にあるのか。あらゆる面でいま一歩だ」と評した元代表殿、アナタは正しかった(笑)。

【関連】「支持率低下にもめげず…」 官房長官

【平野博文官房長官は26日午前の記者会見で、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が24、25日に実施した合同世論調査で内閣支持率が22・5%に落ち込んだことについて「数字については真(しん)摯(し)に受け止め、それにもめげずにしっかり頑張っていくことが必ず国民の期待に沿えることだ」と述べた。

 また、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐる鳩山政権の対応を「評価しない」と答えた人が8割超となった点に関しては「設問の項目についてはコメントする立場にない」だけ答えた】

 「支持率の低下」ってのは「国民はアンタらに期待してない」と同義なんですが…平野クンは言葉の意味をちゃんと判ってるのかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月23日

自画自賛ショー第2回

事業仕分け第2弾スタート 「天下りのあかを完全に洗い流す」と首相

政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は23日午前、東京・日本橋の貸会議室を会場に「事業仕分け第2弾」に着手した。前半戦の4日間(23、26~28日)は、104の独立行政法人(独法)のうち10府省所管の47法人、151事業を対象に無駄の洗い出しを進める。

 鳩山首相は同日朝、「国民が大いに期待をしている。長年の天下りなどのあかを完全に洗い流し大掃除をしてもらう。大いに期待している」と述べ、内閣支持率が急落するなか、唯一ともされる政権浮揚策に期待を寄せた。

 仕分けの対象は、官僚OBによる天下り状況や事業執行の効率性、公益法人などに業務委託する「中抜き」構造の有無、民間への事業移管の可否などの観点から選定した。実際の仕分け作業では、独法や所管する省庁担当者の説明を聞いた後、「仕分け人」らが質疑。「廃止」「民間委託」などの結論を下す。

 初日は9法人28事業について実施。「沖縄科学技術研究基盤整備機構」の運営委員会の経費や「労働政策研究・研修機構」による労働大学校の運営について検討した。午後は国際協力機構(JICA)の運営費や国立病院機構の診療事業なども議論する。

 仕分け作業は国会議員や民間有識者の計約40人が2班に分かれて行い、インターネットでも生中継する

事業仕分け第2弾 財源捻出は期待薄、癒着の構図にメス入るか

【国の予算自体に切り込もうとした昨年の事業仕分けとは異なり、第2弾の最大の狙いは行政改革だ。各省庁と法人が癒着する利権の構造にメスが入れば、予算の適正化につながる期待もある。ただ歳出削減効果を疑問視する声も多く、鳩山政権の政策に必要な巨額な財源捻出にはほど遠い。生活や社会への影響が大きい法人も多く、政治的パフォーマンスばかりが目立てば禍根も残しかねない。

 鳩山由紀夫首相は22日夜、第2弾について「天下り策である(独立行政法人の)体質の問題を国民の前に明らかにし、改革する姿を見せきることが大事だ」と記者団に語った。

 政府は104法人ある独法のうち47法人を対象に絞り込んだ。公益法人は、国が所管する6625法人のうち50法人程度を選ぶ。

 独法と公益法人への国費投入額は、平成22年度予算ベースで計3兆4千億円程度(うち独法約3兆1600億円)だが、対象はその一部。しかも法人を整理・統合しても、十分な予算削減につながる保証はない。

 このため財務省幹部は「削減効果は1千億円前後がせいぜい。財源捻出への期待は極めて小さい」と冷ややかだ。子ども手当など民主党の公約を実現するには23年度も12兆6千億円もの財源が必要だが、ほどんど賄えそうにない。

 もっとも昨年の仕分けでは、天下りしてきた元官僚の人件費を不明朗に捻出するなど、独法などのずさんな経営実態も判明した。

 第2弾を前に、枝野幸男行政刷新担当相が文部科学省所管の大学入試センターについて、「国が関与する必要はない」と指弾するなど、省庁側を揺さぶる動きも活発化。仕分けで事業の無駄を洗い出せれば、23年度予算編成で歳出抑制につなげられる可能性もある。

 一方、仕分け対象には医療や雇用など国民生活に不可欠なものや、日本の競争力確保に必要な科学技術、エネルギー関連の法人も少なくない。例えば経済産業省所管の「新エネルギー・産業技術総合開発機構」は、鳩山政権が重視する環境政策の一翼を担う。

 前回は、科学技術予算などの削減が短絡的だと批判を浴びたが、その再現になるようだと、仕分け自体に批判が集まりかねない

 以前「日本にとって一番ムダな脱税ポッポを仕分けしろ。それができない連中に公正な仕分けができるのか」などとも書きましたが、そもそも予算を組んだのは民主党自身なんですから、今回の仕分け作業自体が「本来やる必要のなかったムダ」だと言えますよね。それを会場を借りたり、インターネットに中継したりするので、一体税金をいくらぐらい使ってるんですか?その辺の資料とかは当然公開して頂けますので?

 まぁルーピーズにしてみれば、このパフォーマンスで少しでも支持率下落に歯止めがかかれば御の字なんでしょうが…かかるといいですねぇ(笑)。

【関連】【正論】日本財団会長・笹川陽平 国会は事業仕分けの聖域なのか

 定数についての議論はともかく、まずは無能な政治家のクビを国民の手で確実に切れるような制度を整えて頂きたい…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月22日

見せてみるがいい、その力とやら!

韓国軍、哨戒艦沈没は北朝鮮の魚雷が原因と判断=報道

韓国軍当局は、3月に黄海で沈没した哨戒艦について、米国と共同で収集した情報に基づき、北朝鮮の潜水艦が発射した魚雷が原因との見方をとっていた。聯合ニュースが22日報じた。

 報道は軍幹部筋の発言として、韓国軍情報部は事件直後に、北朝鮮の関与は「確実」との報告書を青瓦台(大統領府)に送っていたと報じた。この幹部筋は「北朝鮮の潜水艦は弾頭200キログラムの魚雷を装備している。軍情報部は明らかに北朝鮮の仕業との報告を、沈没直後に青瓦台と国防省に送った」と述べたという】

 北朝鮮の反応が楽しみです。そろそろ、かねてより予告されていた「共和国の革命勢力による即時の無慈悲で強大な軍事的対応」というヤツを目の当たりにする事ができるのですかな?

【関連】【韓国艦沈没】「北の半潜水艇が攻撃?」 北の現役将校が証言

 …半島マジでヤバイ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

おや、ハトヤマのようすが…

<スコープ>日米悪化 苦しい弁明

【二十一日の党首討論で鳩山由紀夫首相は、米軍普天間飛行場移設問題で防戦に追われた。無理な論理を押し通したり、根拠を示さずに決意だけ強調する場面も多く、「五月末決着」に絶望感が広がる中で精神的に余裕をなくしつつある様子がかいま見えた。

 冒頭、自民党の谷垣禎一総裁が、米紙ワシントン・ポストが核安全保障サミットで首相を「最大の敗者」と酷評したことに言及。これに対し、首相は「確かに私は愚かな首相かもしれない」と、あっさり認めてしまった。

 その上で、普天間問題に触れ「昨年十二月(現行計画通り)名護市辺野古に移転先を決めていれば、日米関係が一見良くなったように見えたかもしれないが、数年間何も動かず、結局日米はおかしくなったかもしれない」と指摘。新たな移転先を探す「愚直」な決断の正しさを強調した。

 ただ、先の訪米で日米首脳の接触がわずか十分間にとどまるなど、着実に日米関係は悪化している。それを棚に上げて、現行計画に従ったとしても日米関係は壊れていたというのは苦しい弁明だ。

 また、谷垣氏が、鹿児島県・徳之島は首相の「腹案」に入るのかどうか単刀直入に尋ねると、首相は「申し上げれば徳之島の皆さんや、そうでない場合、別の方々にも迷惑を与える」と明言を避けた。しかし、徳之島は大規模な反対集会が開かれるなど騒然としており、既に迷惑をかけている。

 首相は、五月末までに移設先や米国の理解を得て決着させることを前提に、「(普天間問題も含め)すべての政策実現に向けて、職を賭して頑張る」との決意を示した。しかし、だれが見ても八方ふさがりの状況を、どうやって打開するのかには一切触れず、「腹案」の中身も明らかにせずじまい。説得力の乏しさは否めない。

 偽装献金事件でも、首相は実母から提供された多額の資金の使い道について、国会への資料提出を拒否。これ以上の減点を避けるためには、なりふり構っていられないという思いがにじんだ。

 首相のこうした苦しい答弁ぶりは、焦りの裏返しであるのは間違いない。

 首相は同日夜、「愚かな首相」を自認したことについて記者団に「沖縄県民のために尽くしたい思いから出てきた言葉。愚直さを今こそ生かさなければならない時だ」と説明。しかし、ある民主党議員は「(首相は)精神的にまいっている感じ。自分で『愚か者』と言っちゃおしまいだ」と首をひねった。目の前で討論を見ていたある閣僚も「首相は様子がおかしかった。体が疲れているんじゃないか。休ませてあげた方がいいのではないか」と述べた】

 ハトヤマはキングハトヤマになった!(ただし脱税王)

【参考】偽装献金:鳩山首相元公設秘書に有罪 東京地裁判決

 冗談はさておき、かつて麻生首相に「官邸で寝る間も惜しんで働け」などと言っていた脱税ポッポを、多少体が疲れたとかその程度の事で休ませてやるワケにはいきませんよなぁ。様々な国難が日本を取り巻いている現在、政治家は今まさに力を発揮しなければならない時だというのに、ポッポとその仲間たちが「ルーピー」であるせいで、国民は多大な迷惑を被っているのです。嫁と外食や旅行なんぞしているヒマがあるのなら、公務員たるもの、国民のために死ぬ気で働いてほしいものですね。いや、むしろ死(ry

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月21日

党首討論あったんだ…

【党首討論速報】鳩山首相「私は愚かかもしれない」

■鳩山由紀夫首相は21日の党首討論で、自民党の谷垣禎一総裁から米紙ワシントン・ポストに「愚かだ」と酷評されたことを指摘されて「私は愚かな総理かもしれない」と述べた。

■ワシントンで12日夜(日本時間13日午前)に行われた日米非公式首脳会談が核安全保障サミット夕食会の冒頭の10分間にとどまったことについて「少なくとも(日本)政府の案が必ずしもしっかりと決まっていない中で、長い時間(の公式首脳会談)よりもワーキングディナーがいいとオバマ大統領が判断した。10分以上の時間があればよかった」と述べた。

■自民党の谷垣禎一総裁から米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題の決着時期を問われ「5月末までに決着させる思いは変わらない。時期は変えない」と述べた。

■米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設交渉について、「腹案を持っているのは事実だ。(移転先となる)地元よりも、まず本当に腹案が米国に理解されるかどうかを水面下でしっかりやりとりしなければならない。米国が理解を示さないうちに地元に『こうなるから』と言っても迷惑をかける」と述べ、移設先への説明は、米国の同意を得た後になるとの考えを示した。

■米軍普天間飛行場の移設先について、野党時代に「少なくとも県外」を目指すと主張していたことについて、「今でも県外に移設先を求めていきたいという気持ちは変わっていない。沖縄県民の思いを理解しながら、負担をできるだけ軽減していかなければならない」と述べた。

■自民党の谷垣禎一総裁から米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題の決着に向け「職を賭すか」と迫られ、「自分自身の覚悟を示しながら行動している。従って5月までに期限を切って行動している」と述べた。

■自身の資金管理団体の偽装献金偽装事件で起訴された元公設第1秘書、勝場啓二被告の国会招致について「昨年6月の解雇以来、一切連絡をとっていない。完全に独立した個人の話だ」と述べ、積極的に関与しない考えを示した。また、公判に提出した関係資料の国会への提出について「基本的に必要ないのではないか」と述べた。

 一応、ざっと感想を述べますと、

①未だに「ジミンガー、ジミンガー」を連呼。いつまで野党気分なのかと。
②この期に及んで「腹案」は示さ(せ?)ず。徳之島は結局何なんです?
③「私がいなければ罪を犯さないで済んだ」とまで言っていた元秘書を赤の他人扱いですか。

 ええ、アナタは間違いなく「愚か」だと思いますよ。むしろ「一国の首相に対して何と失礼な!」などと言ってるルーピーズの方が信じられません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京新聞社説4/21~プライドで教育をやられてもねぇ

学力テスト 不参加貫くプライドを

【全校参加から抽出方式に変更されて初めての全国学力テストが行われた。対象から外れた学校の多くも雪崩を打ったように自主参加した。教育現場に求められるのは、むしろ不参加を貫く自信だ。

 全国学力テストは過去三回、小学六年と中学三年の全員参加方式で行われてきた。だが、本年度は政権交代に伴い、昨年度より二十四億円少ない三十三億円にまで予算が削られ、文部科学省が抽出した小中学校合わせて約一万校の子どもに絞られた。

 文科省によれば、抽出率は全国の小中学校の約三割だ。都道府県ごとの学力比較ができる最小限の目安という。ところが、抽出から外れた学校の約六割が自主的に参加した。抽出校と合わせると、全体の約七割がテストを受けた。

 自主参加の多さに、川端達夫文科相は「今まで通り実施して学力を把握したいと思ったためではないか」と述べたが、理由はそれだけではあるまい。

 教育現場に「よその学校が受けるなら、うちも」という“横並び意識”が働かなかったか。

 大阪府では小中学校を合わせた抽出率は二割だが、自主参加を含めると参加率は九割を超えた。橋下徹知事は「民主党が完全に民意を見誤った典型例」と、テストの方法を批判した。だが、学力対策に躍起となっている知事の顔色をうかがって参加した学校がなかったと言い切れるか。

 かつて愛知県犬山市は、学力向上を競争原理に委ねるようなテストに反旗を翻し、不参加を貫いたことがあった。子どもの学力のありようを気に掛ける親心ゆえの疑問や反発を受けてその後、参加へとかじを切った。

 教育現場が自ら信じる理念を守り抜き、あえて為政者や保護者を説得し、理解と協力を得ることは、もちろん生やさしくはないだろう。しかし、今の教育に必要なのは、為政者や保護者の心中を忖度(そんたく)して右往左往することではあるまい。

 例えば、横浜市や名古屋市では自主参加の学校はなかった。両市の教育委員会とも、過去三回のテストから自らの立ち位置が分かったとして、今後は独自の学力調査に力を入れるという。自主参加を見送ったことを契機に、東京都や千葉県などでも、自前の学力調査に目を向け始める自治体が出てきた。

 あらためて自らの理念に基づき、地に足を着けて教育を進めようとする自負と受け止めたい

 教育の目的とは、子どもたちに新しい知識を授け、その能力を引き出し伸ばす事です。「理念の体現」などはその手段のひとつに過ぎず、ましてや子どもなんてのは日々変化するもの、一度成功した教育理念がその後も同じやり方で通用するとは限りません。それを判断する材料として、全国規模の学力テストで客観的に学力を測るというのも、また手段の一つであるはずです。一体どうして「理念を守るためには、学力テストへの参加は不必要である」という極論が出てくるのか、理解に苦しみますね。

 だいたい、公務員が「公に奉仕する者」であるように、教育者とは「子どもの教育のために尽くす者」でしょうに。余計なプライドなどを持って、それを押し通すために為政者や保護者を説得するような時間があるのなら、自分が受け持つ子どもの学力向上に力を注ぐのが教育者本来の道なのではありませんか?変なこだわりに囚われる事は教育の妨げになりかねませんし、また自分の意志を最優先に、子どもの教育という使命をおろそかにするような事など、もっての他です。

>自主参加の多さに、川端達夫文科相は「今まで通り実施して学力を把握したいと思ったためではないか」と述べたが、理由はそれだけではあるまい。教育現場に「よその学校が受けるなら、うちも」という“横並び意識”が働かなかったか

 変態も今日の社説で「横並びはどうたら~」と書いていますが、アンタら新聞記者ならいい加減な憶測を書くんじゃなくて、キチンと取材をした上で記事にしたらどうなんですか?

 …そうそう、取材をするんならそれとは別に、都道府県別のテスト不参加校の割合と日教組の組織率の比較や、不参加校の過去の学力テストにおける成績の傾向なども調査して頂きたいんですがね?アンタらは日頃「国民の知る権利に奉仕する」とか何とか言ってるんですから、「自分たちが記事にしたい内容」ばかりでなく、国民、それもこんなチリ紙交換用紙に毎月カネを払っている読者様の知りたい事についても積極的に記事にしてほしいところなんですけど?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月20日

東京新聞コラム4/20~都知事に「釣られた」方々

東京新聞「筆洗」4/20付

【若手の論客として知られた新井将敬という政治家がいた。東大卒、旧大蔵省のキャリア官僚出身のエリートだったが、株取引での利益供与を要求した証券取引法違反容疑が浮上し、衆院が逮捕許諾の議決をする直前に自らの命を絶った▼在日韓国人として生まれ、十六歳の時に日本国籍を取得した新井氏は一九八三年に旧衆院東京2区から初出馬、落選した際に悪質な選挙妨害を受けた。選挙ポスターに「元北朝鮮人」などと書いた黒いシールを大量に張られたのだ▼それを思い出したのは、永住外国人への地方参政権付与に反対する集会で、石原慎太郎東京都知事が「(帰化した人や子孫が)国会はずいぶん多い」などと発言したからだ▼選挙区内の新井氏のポスターにせっせとシールを張って歩いたのは、同じ選挙区の現職だった石原知事の公設第一秘書らだった。「それ(帰化)で決して差別はしませんよ」と集会で知事は語ったが、彼の取り巻きが過去にしでかしたことを思い起こせば、そんな発言を誰が信じよう▼与党幹部には帰化した子孫が多いという発言の根拠はインターネットだという。そりゃあ、石原さん、いくらなんでもちょっと無責任すぎるよと言いたくなる▼あからさまな差別的発言を大きく報道したメディアは本紙だけだった。「またいつもの放言だ」と取材側がまひしているならかなり深刻だ

【関連】社民党:福島党首、石原知事に発言撤回求める

 名指しされたワケでもないのにわざわざ名乗り出たみずぽタンって…。

>「それ(帰化)で決して差別はしませんよ」と集会で知事は語ったが、彼の取り巻きが過去にしでかしたことを思い起こせば、そんな発言を誰が信じよう

 あれ?東京新聞さんもやっぱり、取り巻きの行動とかでボスの人格まで判断しちゃうんですか?秘書が逮捕・起訴されてる脱税ポッポやオザワは一生懸命擁護してたのに?「任命責任」なんて言葉は最近めっきり使わなくなりましたよね?

>あからさまな差別的発言を大きく報道したメディアは本紙だけだった

 「あからさまな差別発言だと受け取ったメディアが東京新聞だけだった」のでは?アンタらからすれば「取材側のマヒ」と見えるものも、見方を変えれば「東京新聞一社だけが過剰反応」ともとれますが?何か都合が悪い事でも?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月19日

こういう時の伝統芸

「基地移設反対」染まる徳之島 「甘い汁はいらない」

政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設先として検討している鹿児島県徳之島で、18日に行われた反対集会参加者は島民の6割に当たる1万5千人(主催者発表)に膨れ上がり、徳之島町中心部の漁港は「反対」のプラカードを手にした島民で埋まった。鳩山由紀夫首相は現地入りに意欲は示すものの、島が「反対」一色に染まりつつあるなかで二の足を踏んでいる。賛成派も明確な方針を示さない政府に不信感を募らせている。

 集会には移設に反対する天城、伊仙、徳之島の3町長も顔をそろえた。

 「振興策という甘い汁はいらない。飲んだら毒になる。戦いは今、始まったばかりだ!」

 3町長を代表して壇上に上がった伊仙町の大久保明町長が声を張り上げた。かつて保岡興治、徳田虎雄両陣営が衆院選のたびに「保徳戦争」を繰り広げた徳之島の中でも、南部の伊仙町は最も政争の激しかった町だ。選挙制度の変更でのどかさを取り戻した島に「基地」という政争のタネが突如もたらされた。

 移設先に有力視される徳之島空港を抱える天城町の大久幸助町長も集会後、「政府は八方ふさがりになった。これだけ集まったのだからもうあきらめてほしい」と言い切った。

≪政府ちぐはぐ≫

 もともと徳之島が反対一色だったわけではない。主要道路の随所に「米軍基地反対」との看板が掲げられているが、振興策を当て込み、移設を支持する島民も少なくない。徳之島を含む奄美群島の1人当たりの年間所得は都道府県最下位の沖縄県より低いからだ。

 「仕事が増えるなら基地受け入れも仕方がない」

 天城町の農業男性(37)はサトウキビ畑で作業をしながら語った。だが、鳩山首相、平野博文官房長官ら政府の動きはちぐはぐなままだ。

≪首相「行きたいけど…」≫

 「徳之島に行って、しかるべき人に会いたい。だけど平野君が止めるんだよ」

 首相は先週、周囲に徳之島への思いをもらした。沖縄にも近く、2千メートルの滑走路もある徳之島は「県外移設」にこだわる首相にとって切り札的存在だった。もっとも、首相の思いだけが先行し、政府全体として移設に向けた取り組みをしてこなかった。賛成派住民が航空運賃引き下げなど6条件をまとめるなど受け入れ準備に動いたにもかかわらずだ。

 地元にも政府側が正式な説明をしたことはなかったため、かえって反対運動の拡大を招いた。反対の声の高まりに慌てた平野氏は8日、徳田氏の次男の徳田毅衆院議員(自民)に協力を要請したが、断られた。

 首相が乗り出したところで、米政府が移設先の条件として求める「地元合意」を得ることが難しい状態にまでこじれている。

 賛成派の元天城町議会議長、前田英忠氏(62)は17日、対応の遅い政府への不満をぶちまけた。

 「早く結論が出ないと、こちらは動けない。政府は結論を出すどころか、勝手にばたついて、反対をあおっている」

 …さてポッポ君、下々の者たちが正式な打診もしてない話を勝手に膨らませて騒ぎ立てるというのも困った話なんで、ここらで一つ、党首討論の場で君が言っていた「腹案」というヤツを国民に披露されてはいかがかな?当然、アメリカも地元も喜んで首を縦に振るような、画期的な案なのだろう?(ニヤニヤ)

 それと、基地移設の件でいろいろと迷惑をかけたアメリカのオバマ君には、このあと5月が過ぎたら、お詫びの印として日本の伝統芸でも見てもらったらどうだろうか?今じゃ本場の日本でもなかなかお目にかからなくなったからね、ハラキリってヤツは!

【関連】普天間移設、徳之島に正式要請へ 地元は反発、難航必至

 また政府内の誰かが「民意を斟酌する必要はない」とか言ってくれるのかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ただ取り組めばいいって話では

鳩山政権の通信簿:マニフェスト検証 発足7カ月 公約85%着手、達成2割

◇緊密な日米同盟は「困難」

 毎日新聞は18日、発足から7カ月を経過した鳩山政権について、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)などの実施状況を独自調査する「マニフェスト実行度」(7回目)の結果をまとめた。10年度予算成立を受け、公約政策のほぼ2割が達成され、着手した政策は85%に達した。内閣支持率が急落し、米軍普天間飛行場移設問題の難航など実現が危ぶまれる政策もあるが、おおむね公約に沿った取り組みをしているといえそうだ。

 調査対象の政策178項目のうち、すでに着手した政策は151項目。このうち「達成」した政策は34項目となった。民主党が目玉公約とした子ども手当、高校授業料無償化、高速道路無料化、農家への戸別所得補償などの関連経費が盛り込まれた10年度予算が3月末に成立。高校無償化など一部事業はすでに実施に移された。

 一方、政策実行が「困難」と新たに認定したのが「緊密で対等な日米同盟関係」。鳩山政権内にも普天間移設問題を巡る日米関係の悪化を懸念する声はあり、「主体的な外交戦略」を構築できない状況にある。

 また、「未着手」の政策は25項目。戸別所得補償制度導入と一対となる「米国との自由貿易協定(FTA)の交渉促進」は、鳩山由紀夫首相が「米国から望まれていない状況だ」として先送りする考えを示している。新たな「公約違反」はなかった。

 民主党は今夏の参院選までに、政権公約の実施状況を検証する予定だ。

 一方、与野党は参院選マニフェスト策定作業に着手。鳩山首相が政府・民主党マニフェスト企画委員会に示した「たたき台」では、非営利組織(NPO)や地域支援を進める「新しい公共」や環境を基軸とした成長戦略などの中長期ビジョンや企業団体献金禁止などを明記した。

 一方、自民党は成長戦略を重視。現行約40%の法人税の実効税率を20%台まで引き下げるほか、国内総生産(GDP)名目成長率目標を年4%に設定する案を軸に調整する方針だ】

 実施状況が「着手」でも「達成」でも構わないんですが、そのマニフェストの内容がいい加減で、財源や対象が不明瞭だったりと問題の多いものばかりだから、国民は政権に対して不信感を抱いているのです。「とりあえず取り組んでいるなら結果や過程は大目に見ましょう」なんてのが通じるのは、せいぜい小中学生くらいまでですよ?

【関連】毎日新聞社説4/19~内閣支持率急落 政権自壊が止まらない

 民主大好き変態新聞の調査でも、内閣支持率は33%まで落ちたそうです。「自民党も負けず劣らず危機的」とか言ってる場合じゃないのでは(笑)?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月18日

ポッポに期待した皆さんご愁傷様

米政府、「普天間継続使用」を日本に伝達へ

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、鳩山政権が目指す5月末までの決着が困難になっているのを受け、米政府は飛行場を継続使用していくとの判断を固めたことが分かった。複数の日米関係筋が明らかにした。米政府は今後、鳩山政権の出方を見守りながら、継続使用する考えを日本側に伝えるタイミングをはかっていく。

 日本政府が新たに検討しているキャンプ・シュワブ(同県名護市辺野古)南方沖の浅瀬案は、同沿岸部へ移設するとした現行案を事実上、微修正したに過ぎず、米側が容認する可能性も残されている。しかし、日米関係筋によると、米政府が普天間飛行場を継続使用せざるを得ないと判断したのは、同案の与党内の調整が困難で合意できる見通しがないとみているからだ。

 米政府は、現行案を「最善」としながらも、2月ごろまでは「さまざまな異なる可能性に向き合う用意がある」(キャンベル国務次官補)として、決断を先送りする鳩山政権に「忍耐」を示してきた。

 しかし米政府はこうした方針を転換し、3月下旬に訪米した岡田克也外相にゲーツ国防長官が「海兵隊の沖縄駐留が政治面でも部隊運用面でも持続可能なものでなければならない」と米側の具体的な意向を初めて伝えた。

 「政治面」とは、移設先の地元の合意が必要だという意味であり、「部隊運用面」が、航空、地上、訓練場所が同じ地域にあるという意味であることを踏まえれば、2つの条件を「持続可能」とするには、現行案を履行する以外の選択肢はあり得ないというメッセージだった。

 迷走を続ける鳩山政権について、米政府高官は日米関係筋に、「ハトヤマは事態の深刻さが分かっていない。米政府は鳩山政権に期待するのをあきらめた」と語ったという。その具体的な答えが、12日の核安全保障サミットの夕食会を利用した10分間の非公式会談だった、という

 (ノ∀`) アチャー…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月16日

引っ込めルーピーズ

【ワイドショー通信簿】基地問題「アメリカは生意気だ」 吠えるコメンテーターたち

【「最大の敗者」などとアメリカのマスコミにコケにされた鳩山首相。絶望的といわれる普天間施設問題の『5月決着』で、側近の中から決着の意味を曖昧にする姑息な動きも出てきた。

現地の声

 首相として自ら行動を起こす時期と思うのだが、相変わらず「覚悟を決めて臨んでいる。必ず結論を出す」と言葉だけは強気。一体何なのか??

 番組は、小木アナが普天間基地の移設先として名前が挙がっている鹿児島県徳之島に飛んで、住民の声を聞いたサトウキビ栽培が主産業の島は、天城、伊仙、徳之島の3町に分かれており、人口は2万6320人。

 この島が候補地として急浮上したきっかけは、首相の側近といわれる牧野衆院議員が視察に訪れてからだ。3度訪れた牧野議員は自身のHPに「徳之島への移設が最も適していると確信した」と綴っている。

 しかし、政府の正式な提案がないまま、これをきっかけに島内は騒然となり3町長がそろって会見で猛反発。小木は、島内3町のうち天城町で100人、徳之島町で100人、計200人の島民に話を聞いた。

 その結果、普天間移設候補といわれ徳之島空港のある天城町では、反対59人、賛成6人、どちらとも言えない24人、ノーコメント11人。一方、徳之島町は反対80人、賛成8人、どちらとも言えない7人、ノーコメント5人だった。

 天城町で『どちらとも言えない』が多いのは、「情報が乏しく、現状が分からない。メリットを聞いたうえで判断したい」からだという。

もめさせる行動

 首相の言う『腹案』が徳之島なら、政府が正式な移設案をつくり説明すべき時ではないか。いつまで島民を右往左往させれば気が済むのか。

 スタジオでは、まずジャーナリストの大谷が「1議員がHP に『最適だ』と書いてしまえば当然、うちに来るのかとなる。どうして、あっちこっちツバ付けて揉めさせる行動をとるのか」と。

 さらに返す刀で大谷が一気呵成に吠えた。

 「鳩山さんがオバマさんに10分間しか会えなかったと言われているが、日本だって卓袱台を引っ繰り返すくらいの権利はある。これだけもめているのにあの扱いは何だと……メシを食う前に10分間だけ会ってやるというなら、我々の案はこうだと、これが飲めないならもういいぐらい言うべきだ」

 呼応して週刊朝日編集長の山口が「『アメリカは何を生意気なことを言っているんだ』ぐらいの論調がないのがおかしい」と。

 しかし、日米合意していた沖縄・辺野古沖移設案を反故にしようというのだから、国内で納得されたきちっとした代替案を提示するのがスジ。それもできずに引き延ばし、アメリカは生意気だとはいえまい。

 スタジオで1番冷静だったのは、何と長嶋一茂。「総理がちゃんとした案をもって、現場に赴いていく必要がある」と】

 約束を反故にした上にフォローも満足にできていない人間が、相手に対して「これが飲めないならもういい」とか「生意気言うな」などと、そんな偉そうな事が言える立場じゃありませんよね(笑)。勢いに任せて卓袱台をひっくり返したとしても、結局困るのは自分の方ですし。そういった事情はお構いなしに、自分の言いたい事を述べたてるだけでお金がもらえるんですから、コメンテーターってのは楽な商売ですなぁ。大谷も山口も一茂未満(笑)。

 まぁ、官房長官や駐米大使も「一国の首相に対して失礼」などと言ってますけど、本当に恥ずべきは誰なのか、大多数の日本人は判っているものと信じたいですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本は巻き込まないで下さい

韓国艦の沈没原因は外部爆発の可能性、北朝鮮関与の疑い強まる

【韓国当局は16日、朝鮮半島西側の黄海上で先月沈没した哨戒艦「天安」の事故原因について、外部爆発だった可能性が高いとの見解を明らかにした。これにより、同艦の沈没に北朝鮮が関与した疑いが強まっている。

 韓国の金泰栄国防相は今月に入り、1200トン級の「天安」が魚雷によって沈められた可能性があるとの考えを示していた。

 事故原因調査団の責任者は、記者会見で「外観検査の結果、内部爆発より外部爆発の可能性の方が高い」と説明。15日に引き揚げられた船尾部分の金属のねじれは、爆発が外部からのものであることを示唆しているとした上で、最終的な結論については、残り部分の引き揚げとほかの証拠を待ちたいと述べた。

 ただ韓国メディアは、同艦が沈没に至った爆発の原因がほかに特に見つかっていないことから、北朝鮮の関与を疑う姿勢を強めている。

 引き揚げられた同艦の船尾部分からは、行方不明者46人のうち36人の遺体が収容されている】

 「機雷は戦時中に日帝が撒き散らしたものニダ!謝罪と賠償を(ry」とか言い出したりしないかと。仮に、60年以上前に設置された機雷が正常に作動したならば、当時から日本人の技術力はすさまじいものだったんでしょうなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京新聞コラム4/16~一念が通らない岩もある

東京新聞「筆洗」4/16付

【世に、地位が人をつくる、などという。望外の出世などすれば、人は、その地位にふさわしい仕事をしよう、ふさわしい人物になろうと頑張るからだろう▼オバマ米大統領にも、それはいえるのかもしれない。例の「核なき世界を目指す」とやったプラハ演説で、ノーベル平和賞受賞者に連なったことはご案内の通り。米国にさえ「言葉だけでまだ何もしていない」の声もあっただけに、以後、それにふさわしい仕事を、と奮闘している節がある▼ロシアとの核軍縮条約締結しかり、自分の肝いりで開いた核テロ安保サミットしかり。だが、一番目を引いたのは、原則として「核兵器を持たない国には核攻撃しない」と世界に確約したことだまず英国あたりが追随してくれるといい。さらにフランスなどが続き、どんどん核保有国の間に広がっていく。そうなると最終的には、「核兵器を持たない国の方が安全」ということに。もはや、核兵器保有の意味も失われ、米国なども核を捨てる…▼ついでだから、オバマさんは核だけでなく、もう一歩進んで「相手の国が持っていない武器はその国に対しては使わない」と宣言してはどうか。英国あたりが追随し、やがて各国に広がれば、最終的には、どの国も武器を捨てる…無論、妄想だ。だが、妄想し続けたい。古諺(こげん)にもいうではないか。<棒ほど願って針ほど叶(かな)う>と

 自分の意見を「妄想だ」とは理解しているのに、それが「針ほどにも叶うものなのかどうか」は判断できていないんですね。多分その妄想は「水が下から上に流れる」「2次元の世界に行って来る」などと同じレベルの話だと思うんですが…。お花畑の真ん中で世界平和を妄想し続けるのも結構ですけど、あんまり長い事その場所にいると、現実に戻った後に支障をきたすだけでなく、その内帰り道すら判らなくなりますよ、中の人?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月15日

立派な候補地があるじゃないですか

普天間移設、地元合意なくても「決着」 政府高官

【政府高官は14日夜、沖縄の米軍普天間基地移設問題を巡る「5月末決着」の解釈について「政府としてこれでいこう、(受け入れ先の)地元も『聞く耳を持ちましょう』となれば決着だ」との認識を示した。米側や受け入れ自治体との協議を継続せざるを得ない状況を認め、5月末決着を事実上、断念した発言だ。

 「決着」の解釈が違うと強弁して予防線を張る意味合いもあるとみられるが、5月末決着を対米公約としてきた鳩山由紀夫首相の責任を問う声が一段と強まる可能性が高い。首相はこれまで米側と受け入れ自治体との合意が前提と公言してきたが、政府高官はいずれも困難な情勢であることを認めたといえる。

 首相は3月31日の党首討論で5月末決着について「連立政権としての考え方を米国に提示し、新しい移設先にも理解を求める。政府案としてその案を認めていただくことが5月末までに私が果たすべき役割だ」と説明。「当然ながら現地の了解を取り付けなければならない」とも述べた。4月12日のオバマ米大統領との話し合いでも、改めて5月末決着の協力を求めていた。米側は受け入れ自治体との合意が協議の前提としている。

 政府は普天間基地の移設先として鹿児島県・徳之島にヘリ部隊の一部を移設し、キャンプ・シュワブ陸上部に新たに建設するヘリパッドに残りを移す案などを検討している】

 誰ですか、この政府高官とやらは?もうこうなったら最後の策として、尖閣諸島に新しい基地を建設するってのはどうなんでしょうかね?移設先としては国内どころか県内ではありますけれど、無人島ですから「住民の合意」を得る必要がありませんし、位置的にも台湾や朝鮮半島の有事に十分対応できるものと思いますが…。

【参考①】「きちんと責任取れるのか」=米大統領、首相に疑問呈す-普天間移設

 オバマに怒られたんですか(笑)。非公式とはいえ、会談の場でここまで言われた首相なんて、これまでいなかったんじゃないですか?

【参考②】普天間5月決着「絶望的」ささやかれ始めた鳩山首相の「次」

 産経はともかく、アサヒや変態からも揃ってダメ出しを食らうなんて、さすがポッポ(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

何でコイツは上から目線?

戦中・戦後の証言:地方参政権、日本側から提案を--益田在住の在日コリアン/島根

◇歴史を踏まえた対応求める

 在日コリアンとして約80年を生きてきた益田市在住の李克演(クッヨン)さん(81)がこのほど同市須子町の市人権センターで、「戦中・戦後の証言」をした。李さんは地方参政権に関して、日本の側から参加してと言ってほしいと語り、歴史を踏まえた対応を求めた。

 「平和をすすめる益田市民の会」(福原孝浩会長)の主催。質問に答える形で語り、約40人が聴き入った。

 李さんは1928年、当時日本領だった韓国生まれ。生後まもなく、すでに現在の浜田市弥栄町で土建業をしていた父親に家族で合流した。小学校は転校が多かったが、益田市の鎌手小学校を卒業。差別やいじめにあったという。

 戦時中は学徒報国隊として日立安来製作所で働いた。終戦時、益田市の石田製作所にいたが、翌8月16日に辞めた。「解放された。自由になれるとの思いがあった」という。広島の朝鮮学校で学び、そこで初めて「朝鮮人も胸をはって生きられる」と思ったと話す。

 上京後、益田へ戻って、人気が出ていたパチンコに目をつけて自ら開業。店が軌道に乗り、生活は安定した。厚生年金に入っていたため、引退後は年金で暮らしている。

 民主党政権となり、外国人に地方参政権を認める議論が出てきていることについて、「こちらから(参政権を)下さいというのは(歴史的に見て)不自然。日本の側から『同じ人間なのだから、同じように生きていきましょう』と言われたら、喜んで参政権をもらいます」と話した。

 福原会長は「現在、『なぜ外国人に生活保護をやるんだ』といった声も出始めている。戦後、築き上げた権利すら後退する可能性が出てきた。これは、こうした問題にうとい日本人の側の課題なのではないか」と問題提起した】

>こちらから(参政権を)下さいというのは(歴史的に見て)不自然

 まぁ、確かに「朝鮮人として胸をはって生きる」と決めたのなら、日本人に固有の権利である日本の参政権を「下さい」とか言うのは不自然ですわな。ちなみに外務省の見解では、1959年当時の日本に居住していた61万人の在日韓国人・朝鮮人のうち、戦時中に強制徴用労働者として日本に渡ったものは245人にすぎないんですが?

>日本の側から「同じ人間なのだから、同じように生きていきましょう」と言われたら、喜んで参政権をもらいます

 察して下さいよ、「参政権なんか与えるべきではない」と言ってるんですから。つまりはそういう事です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京新聞社説4/15~「核なき世界」ねぇ…?

核安保サミット 希薄な被爆国の存在感

核安全保障サミットがワシントンで開かれ、核物質の管理体制を早急に築くことで合意した。過激派による核テロが現実のものになってはならない。国家と体制を超えた広範な防止策が必要だ。

 採択された共同声明では「核テロが国際安全保障への最大の脅威の一つ」と確認した。核物質の管理体制を四年以内に確立し、過激派集団などに核技術や情報が流れない態勢をつくると合意した。

 米国とロシアは核兵器解体で生じるプルトニウムそれぞれ三十四トン(核兵器一万七千発相当)を兵器に再利用せず、原発の燃料など民生用に使うと約束した。ウクライナとメキシコは保管する高濃縮ウランを放棄すると発表した。国際的な取り組みの第一歩と評価したい。

 会議を主宰した米国のオバマ大統領は演説で「リンゴほどの大きさのプルトニウムでも、テロリストたちの手に渡れば世界を破滅させかねない」と警告した。

 会議には四十七カ国の首脳らが出席。核拡散防止条約(NPT)に加盟せず、核兵器を持ったインド、パキスタンも参加した。

 日本政府は人材育成を提案した。茨城県東海村の日本原子力研究開発機構にセンターを設けて、アジアを中心に専門家を受け入れ、原子力施設や核物質の保全、防護の教育をする。国際原子力機関(IAEA)に資金提供するプランも示した。

 だがサミットで、日本の存在感は薄かったという印象は否めない。鳩山由紀夫首相は昨年九月の国連安保理会合で「唯一の被爆国として核廃絶の先頭に立つ」と誓った。今回は非核化への貢献をいっそうアピールできる好機だったのに、オバマ大統領との非公式会談は十分ほど。

 米政府の発表だと、日本に対し安保理議長国としてイランの核に対応するよう求めただけだったという。世界規模での核問題では深い論議はできず、物足りなさが残った。

 年内に日本で「核セキュリティー協会」の会議を開催する。強い指導力を発揮してほしい。

 世界の核兵器の95%を保有する米ロが新しい戦略兵器削減条約に調印して、軍縮への取り組みを具体化した。今回は各国が核物質流出への備えを確認した。

 五月には国連で五年に一度のNPT再検討会議がある。核兵器を持つ国と持たない国との激論が予想され、「核なき世界」への歩みはヤマ場を迎える】

 今回行われた核安保サミット、日本のメディアにはこれを先に調印された米露核軍縮条約と併せて「世界的な核廃絶の道への第一歩だ」というように報道しているところもありますが、果たしてこれは「『核なき世界』への歩み」などと呼んでもいいものなんでしょうか…?

 正直、日本とその他のサミット参加国では、「核の脅威をなくそう」という言葉に対して、その捉え方が全く違うと思うのですよ。日本は実際に原爆を落とされ、現在に至ってもその後遺症に苦しむ人々がいるという体験から「2度とこのような悲劇を起こしてはならない」という「外向きの立場」でもって「全ての核の廃絶」を訴えているワケですが、一方で他の国々は、核の拡散によって核抑止力が通用しにくいテロリストなどに核物質が渡れば、それによるテロなどが起こるかも知れないという「内向きの立場」から同じ言葉を使っているのですからねぇ。彼ら、特に核保有国は「国家によって管理された核であるなら、抑止力の観点からも保有は認めるべき」と、全ての核廃絶に応じる事はまずしませんでしょうな。事実、今回のサミットで合意された内容も、ポイントは「核物質の管理体制の確立」なんですから…。

 また、今回のサミットでは、日本(というかポッポ)の扱いの軽さも目についたところです。まぁ、基地移設問題を巡ってホスト国との信頼関係がズタボロになっている中での事ですから、ああいった扱いも「自業自得」「仕方ない」と言えるかも知れませんが、ひょっとすると日本は今回のサミットにおいて、初めから「いらない子」だったんじゃないか、とも考えられますね?飛行機が墜ちる事もちょっとだけ期待してたんですが、結局ポッポに税金で外食させただけ、という話で終わりそうですなぁ…。

【参考】【政治】鳩山首相、「サミットで日本の存在感示せた」と言うも…ワシントンポストなどは鳩山首相の記事ゼロ(「2ちゃんねる瓦版」様)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月14日

最初に仕分けが必要なのは

仕分け第2弾で制度改革へ=蓮舫氏、外国特派員協会で会見

【民主党の蓮舫参院議員は14日午後、都内の日本外国特派員協会で講演し、23日からの独立行政法人や公益法人を対象にした「事業仕分け第2弾」について、「今回は(予算を)切る、(事業を)廃止するだけではない。どうしたら制度としてもっと使いやすい国の組織が成り立つのか。(組織の)再構築が次の目標だ」と述べ、仕分けを制度改革につなげる考えを強調した。

 蓮舫氏は事業仕分けの「仕分け人」の一人。仕分けによる内閣や民主党の支持率への影響について質問を受けると、「民主党への期待が高まるかどうかは(仕分けの)後から付いてくること」と答えるにとどめた。 

 一方、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題が5月末までに決着しなかった場合、鳩山由紀夫首相が退陣すべきかに関しては、「外交の場で毎年(首相の)顔が違うことが国益を損ねてきた」と否定的な見解を示した

>鳩山由紀夫首相が退陣すべきかに関しては、「外交の場で毎年(首相の)顔が違うことが国益を損ねてきた」と否定的な見解を示した

 脱税ポッポがいつまでも首相のイスにへばりついている事は、明らかに国益を損ねるものであり、今の日本にとって間違いなくムダなもののひとつでしょう。民主党は野党時代、それまでの首相にさんざん「辞めろ」だの何だのと抜かしてきておきながら、自分たちの身内については「外交の顔が~」などという取ってつけたような理由でもって擁護しようというのですか?そんな連中に公正な仕分け作業など、期待できるとはとても思えないんですがねぇ…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

国外移設の道はないものか…

民主参院会長「5月政局」回避に結束を

【民主党の輿石参議院議員会長は、党の参議院議員総会で、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題に関連して、「『5月政局』などという報道がある」と述べたうえで、こうした問題を解決するため、今後、党の結束がより重要になってくるという認識を示しました。

 この中で、輿石参議院議員会長は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題に関連して、「『5月政局』などと、民主党自体がどこかへ動くかのような報道がされているが、民主党は決してどこへも行かない」と述べました。そのうえで、輿石氏は「党や組織は1つにまとまっていなければ何の意味もない。そういうことを、皆、実感しているところだと思う。これからも協力をお願いしたい」と述べ、普天間基地の移設問題の解決や、参議院選挙に向けた政権公約・マニフェストの取りまとめなどで、今後、党の結束がより重要になってくるという認識を示しました】

>民主党は決してどこへも行かない

 いえいえ、売国民主党の皆さんには5月などと言わず、できるだけ早く日本から出て行って頂きたいものなんですがねぇ。さしあたっては中国や朝鮮半島なんか、皆さんには水が合うんじゃありませんか?今なら社民と公明も連れて行って構いませんよ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月13日

中国の「フタ」である故に

中国2潜水艦、南西諸島を浮上航行…今月10日

北沢防衛相は13日午前の閣議後の記者会見で、中国の潜水艦2隻を含む計10隻の艦隊が今月10日、沖縄本島と宮古島の間の公海上を南下したことを明らかにした。潜水艦は浮上して航行したという。

 同海域で潜水艦を含む10隻規模の中国艦隊の活動が確認されるのは初めて。太平洋での演習に向かうとみられ、海上自衛隊が監視を続けている。

 防衛相は「公海であることは間違いないが、今までなかった事態でもある。詳細な分析をして、わが国に対する意図があるのかないのかも含めて、よく調べて対応を検討したい」と述べた。外務省幹部は13日午前、外交ルートを通じて中国側に事実関係を問い合わせていることを明らかにした。

 自衛隊統合幕僚監部によると、艦隊は今月7日頃、東シナ海で訓練を行った後、海自護衛艦が監視する中、10日午後8時頃、沖縄本島西南西約140キロ・メートルの公海上を航行した。内訳は、キロ級潜水艦2隻、ミサイル駆逐艦2隻、フリゲート艦3隻など計10隻。13日現在、太平洋上を沖ノ鳥島方面に向けて南下中という。

 防衛省筋は、「米国に対する示威行動なら、グアム周辺に行く可能性もある」と指摘した】

Ryokai

 ああ、艦隊は見事に「フタの隙間」を抜けているのですね(【参考】日本の領海等概念図-海上保安庁)。まぁ、連中が外海に抜けるためには、結局このルートしかないようなものですからなぁ。

 アメリカが沖縄の基地を重要視する理由が、近年ますます軍事力を増強をし、2年後には空母を実戦配備するんじゃないかとまで言われている中国軍に対する拠点であるからというのは、日本にとって周知の事実でしょう。だとしたら中国が不透明な軍備増強を止め、今回のような不穏当な軍事行動を行わないようになれば、沖縄の拠点としての重要性は自然と低くなり、県外への基地移転なども問題なくできるようになるんじゃありませんかねぇ…?

【関連】中国艦隊通過、問題視せず=平野官房長官

 なのに問題視はしないんですか。「中国様には何も文句を差し上げられません」というだけではないんですか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月12日

これはフラグなのかも知れません…

鳩山首相、米国に出発 核サミット参加

鳩山由紀夫首相は12日昼、米ワシントンで開かれる核安全保障サミット(12~13日)に出席するため、政府専用機で羽田空港を出発した。サミットでは「核なき世界」を目指すオバマ米大統領を支持する姿勢をアピールし、唯一の被爆国の立場から核保有国からテロ組織への核物質流出防止の技術的な協力を主張する方針だ。

 首相は滞在中、12日夜(日本時間13日午前)の晩餐(ばんさん)会で隣席となるオバマ大統領と非公式に会談し、米軍普天間飛行場の移設問題について5月末までに決着させる日本政府の方針に理解を求める意向だ。12日午後(同)には中国の胡錦濤国家主席との会談も予定されており、14日夜に帰国する】

核サミット「国際協力のため重要な会議」 鳩山首相が意気込み

【鳩山由紀夫首相は12日午前、核安全保障サミット(12、13両日)出席のため米ワシントンに向けて出発するのに先立ち、「世界から核のテロをなくすため国際的に協力をするということは非常に大事なことだ。日本としては国内的にも頑張っているが、国際的にしっかりと協力をするため重要な会議だと思うので、しっかりと日本としての立場を述べたい」と意気込みを語った。首相官邸で記者団に答えた】

【参考①】鳩山総理が意味不明のツイート「ポーランド大統領の強い思いが事故につながった」(「2ちゃんねる瓦版」様)

【昨晩は、ポーランド大統領機墜落、緊迫するタイ情勢などへの対応に追われました。「カチンの森事件」の追悼式典への大統領の強い思いが、この悲劇につながったのでしょうか。あらためて、ポーランド大統領をはじめ亡くなられた方々に追悼の意を表したいと思います(鳩山由紀夫のTwitter 2:08 AM Apr 11th)】

 脱税ポッポのつぶやきは、捉え方によってはかなり不謹慎な感じが致しますが、もしこれがフラグだったとしたら…政府専用機も墜ちるのか…!?(支持率は3割割れ込んだところが続出で墜落寸前ですけれどね)

【参考②】東原亜希がブログに「ホーランドパーク行ったよ」と書いた当日ポーランド政府専用機墜落

 苦しいこじつけではありますが、数々の伝説がこれを「こじつけ」で済ませる事を許してくれません…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月11日

責任追及は当然でしょう?

普天間「八方ふさがり」…首相責任論、不可避に

沖縄の米軍普天間飛行場移設問題は10日、日米間の実務者協議の開催が見送られるとともに、政府案で移設先となった沖縄、鹿児島両県で反発が広がり、暗礁に乗り上げた。

 鳩山首相が米国と地元自治体、与党の同意を得て決着させる、と公約した「5月末」まで1か月余りで政府は「八方ふさがり」に陥った。厳しい首相責任論が強まるのは避けられない情勢だ。

 「交渉のボールは日本にあるに決まっている」

 米政府関係者は10日、こう声を荒らげた。

 岡田外相は先月末、ルース駐日米大使らとの会談で、沖縄県名護市にまたがる米軍キャンプ・シュワブ陸上部や鹿児島県の徳之島などを柱とする移設案を米側に説明し、日本側は「ボールは米国に投げた」と楽観視していた。

 だが、米側は不信感を募らせた。安定的な基地運営に不可欠な地元合意がないばかりか、示された資料は「素人同然の内容」(日米外交筋)。専門知識を持つ外務、防衛両省が深く関与していないためのようだ。

 首相は12日(日本時間13日)にワシントンで開かれる「核安全サミット」の夕食会でオバマ米大統領の隣に座り、普天間移設について働きかけたい意向だが、「話題は、米側の関心の高いイラン核開発問題などが中心になる」(日米外交筋)との見方が強い。

 地元対策では、平野官房長官が8日、徳之島が含まれる衆院鹿児島2区選出の徳田毅衆院議員(自民党)に電話し、「何か知恵を貸してくれ」と要請したが、徳田氏は「徳之島は絶対に駄目だ」とにべもなかった。

 普天間問題の行方は、鳩山政権の命運を左右しかねない事態となってきた。読売新聞社が先に実施した全国世論調査では、5月末までに決着しない場合、「首相は退陣すべきだ」と答えた人は49%に達した。

 連立離脱をちらつかせながら沖縄県外・国外移設に固執する社民党との調整も大きな波乱要因だ。最終的に、与党党首クラスでつくる基本政策閣僚委員会に諮る必要があるためだ。社民党の福島党首は10日、宮崎市内で記者団に、徳之島について「地元の反対が強いので難しい」と語るとともに、「(米領)グアム、テニアンで今、頑張っている」と述べ、あくまでも国外移設を目指すと強調した】

 5月末まで待たなくても、どういう結果が出るのかはもう予想がついているんですがね。ならば5月末と言わず、早々に退陣してもらった方が日本のためだと思いますが?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

毎日新聞コラム4/11~4年も楽観視なんてムリです

反射鏡:コップの水はまだ半分もある=専門編集委員・倉重篤郎

「政権交代していいことありましたか?」とあちこち聞いて回るのだが、芳しい返事が返ってこない。多くの方がまゆ根にシワ寄せて、暗い表情をする。

 確かに、政治とカネの不始末、ドン詰まりの普天間問題、この財政状況、日本の全般的なステータスの低下……などをもって「鳩山政権には愛想が尽きた」「この間に進んだ日本の劣化はひどすぎる」などと言う。

 だが、本当にそうなのか。へそ曲がりの身上として早速、永田町に乗り込み、政治の本丸がどうなっているのか、見てきた。9日午前の国会周辺である。

 まずは、首相官邸裏のビル街を歩く。自民党有力政治家や関連利権団体が事務所を連ねていた一角だ。表に出せない政治資金や陳情の巣になっていた。政治記者には重要な取材ポイントだったが、今や見る影もなく閑散としている。権力の切れ目がカネの切れ目となった典型だ。

 それに比べてほぼ建設の終了した12階建て新議員会館3棟(衆院2、参院1)の立派なこと。隣の7階建て旧会館が物置然と見える。議員1人当たりのスペースは40平方メートルから100平方メートルへ広がる。6月から引っ越しが始まるというが、選良としての仕事の質、量も2・5倍にしてほしい。これで政治が裏通りから表通りに戻ってくるとすれば、建設費千数百億円の税金投入も仕方がないだろう。

 国会内に入る。売店の国会お土産コーナー。時の政情をもじったお菓子が売れ筋だ。新党ブームに早速「日本の力 かりん党」が山積みに。ただ、自民党政権時代に比べると売れ行きがいまいち、という。政権交代で陳情窓口を一本化、いたずらに多かった地方陳情団や、有権者サービスの国会見学ツアーが減ったことと関係あるようだ。

 さて、肝心の審議状況はどうか。開会中の五つの常任委員会を傍聴した。ナルホド役人がいない。あらゆる質問に閣僚、副大臣、政務官という政務三役が受け答えしている。各省の局長クラスが答弁に立っていた時代とはえらい違いである。

 永田町の風景は明らかに変わった。権力の所在が公式化した。陳情政治が減った。政治主導が定着しつつある。

 変化したのは形だけではない。国家運営の要である外交安保政策の中身に大きな変化が起きようとしている。戦後の日本政治を根元から規定してきた日米安保体制に転機が訪れている。米国の戦略的ロードマップに従って外務官僚が独占的に采配(さいはい)してきた日米関係の過去が洗われ、政権交代しなければとても明らかにならなかった密約の数々がオープンにされた。

 普天間移設問題に関連し、政権の中枢にいた安保担当の元高官が、海兵隊が沖縄に駐留することが果たして抑止力として意味あることなのか、と根源的疑問を呈した(本紙4月3日付朝刊「ニュース争論」参照)。安保改定から半世紀後に、今後の日米同盟について再考するための材料が続々集まっている。

 日本がアジアの中でどう生きていくのか。米国や国連との関係をどう上手にコントロールしていくのか。日本の国益に基づいた将来戦略を自分の頭で考え、自らリスクを取りながら試行錯誤していくまたとないチャンスを迎えている。

 今のところ鳩山政権がこの好機をうまく活用しているとは思えない。だが、こういう見方はできないか。政策決定過程をぶざまにまでさらけ出すことによって、国民がそれぞれに問題の所在に気付き、自ら解決策を論じ、政治との距離を結果的に縮めている。政治の無能をけなせばけなすほど、選んだ側の責任もまた自覚せざるを得ない。それが政治家と選挙民の緊張関係を高めることになる。

 ここまで書くと、お前はどうしようもない甘ちゃんだ、と言われそうだが、まさにそれで結構。楽観主義こそ政治を救うものだと思っている。コップの中に半分水がある。半分しかないのか半分もあるのか。どちらにウエートを置くかが考え方の分かれ目である。もちろん半分しかないことも怜悧(れいり)に観察した上での話である。もう1点、国民の覚悟に触れたい。民主主義のルールとして政権を一回選んだからには4年ぐらいはじっくり任せるぐらいの覚悟が欲しい。政治家に覚悟を求めるのは言うまでもない。政治にはどうしても時間がかかるのだ。

 要は、政治にしかできないものがあり、それは国民が政治家を使ってさせるしかない。そのためには何が必要か、という設問への愚答である。乱反射しないことを祈りたい】

【怜悧】[名・形動]賢いこと。利口なこと。また、そのさま。利発。「―な若者」(大辞泉)

 自分で自分のことを「頭いい!」とか言ってる人間が、本当にそうであった試しは聞いた事がないんですけれどね。まぁ、その怜悧な専門編集委員殿が観察したところでは「コップに水はまだ半分残っている!」との事ですが、一般国民の感覚から言えば、「コップに水が半分も残っていた」のは去年の衆院選の頃の事だったんじゃありませんかね?それで焦った国民が判断を誤って、詐欺同然の政権交代が起こってしまった、と。

 そんな国民からしてみれば、新政権に求めたものは「一刻も早くコップの水を増やす事」です。今さら「これから4年くらい時間をかけて、じっくりコップを満たしていく」なんて、選挙前は「いつ政権交代しても大丈夫だ!」と吹聴していた連中が言って許される話ではありません。だからこそ今、「鳩山政権には愛想が尽きた」「この間に進んだ日本の劣化はひどすぎる」といった声が挙がり、支持率も低下の一途を辿っているのです。

 「まだ半年」「選んだからには国民も覚悟を」と左巻きは言いますが、アナタ方はもう少し国民の実情を鑑みた上でのモノの考え方をすべきですね。まぁそれができるなら、毎日新聞は変態記事騒動なんて起こさなかったはず…と、以前にも書いたような気もしますが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 9日

体験者はかく語る

【在日 外国人参政権を考える】(7)交わらぬ歴史認識 内政干渉、安全保障に危機感

【平成17年8月、東京都杉並区の議場。60席ほどの2階傍聴席に殺気だった集団が詰めかけていた。「そんな教科書を許していいのか」「恥を知れ」。山田宏区長(52)が答弁するたびに傍聴席では激しいやじと怒号が飛び交った。

 区教委がこの年、18年度から中学校で使う歴史教科書について、日本の歩みの負の面を強調した「自虐史観」からの脱却を掲げる扶桑社発行の教科書を採択した。これに対し、集団は「歴史を歪曲(わいきよく)するものだ」と反発、採択を撤回させようと議場に押しかけたのだ。

 議長が何度も傍聴人に「静粛に」と注意しても、「引っ込め」と罵声(ばせい)が浴びせられた。

 本会議終了後も集団は区長室前に押しかけ、「区長を出せ」と叫び続けた。

 × × ×

 衆院議員を経て11年から区政を担う山田区長は「常軌を逸した抗議活動。こんな事態は経験したことがない」と振り返った。

 当時、杉並区が扶桑社版を採択する可能性が高いと報じられると、山田区長のもとには在日本大韓民国民団(民団)の各支部などから抗議の手紙やファクスが殺到した。議場に詰めかけた集団にも民団関係者の姿が多くみられたという。

 「合法的な活動だ」と主張する民団関係者に対し、山田区長は「外国人が私たちの子弟の教育内容に関与するのは内政干渉」と指摘し、民団が求める永住外国人への地方参政権に強い危機感を訴えた。

 「参政権を与えたら必ず活動がエスカレートする。日韓両国は歴史認識でかなり意見が違う。信念のない首長や議員なら、波風を立てないように彼らの意見になびいてしまうだろう」

 このエピソードは、地方参政権ぐらい与えてもいい-という安易な容認論を揺るがせる説得力をもつ。

 × × ×

 自治体の意思はときに国政を左右する。参政権反対派からは安全保障への影響を懸念する声が上がる。

 外国人が米軍・自衛隊基地の所在地のほか、朝鮮半島に近い対馬(長崎県)など国境付近の自治体に集団移住すれば、地方選挙の当落で一定の影響力を及ぼすことが可能だ。韓国の不法占拠が続く竹島(島根県、韓国名・独島)などの領土問題でも自治体の意思に介入できる余地が生じる。

 「本国と日本のどちらに忠誠を誓うのか。韓国に有利な行動をとることは韓国国民としての在日の義務でもあるが、二重国民のようなすっきりしない感情を残す」と山田区長。一方、民団関係者は「極めてまれな例を示し、議論をすり替えている。私たちは99%が都市部に住み、外国人登録法で管理されている。生活実態のないところに虚偽申告をすれば刑事罰もある。集団移住なんてできない」と反論する。「普段の生活のことで参政権を求めている。なぜ重箱の隅を突き、わずかしかいない私たちを危険視して排除するのか」

 危機管理の観点で考える反対派。生活実態から国政への影響を否定する民団。双方の主張は交わらない。

 ◇

 外国人参政権に関する決議・意見書 平成5年、大阪府岸和田市議会の決議を機に34都道府県、1200市町村以上の議会が賛成の立場で可決。しかし昨年末から反対に転じる例が続出。永住外国人地方参政権に反対する国民フォーラムの調査では今年3月末現在で反対か慎重な対応を求める決議は34県。反対の決議は対馬、壱岐両市(長崎県)や与那国町(沖縄県)など「国境の島」でも相次いでいる】

 「外国人に参政権を与えている国は世界にもたくさんある」と賛成派はのたまいます。しかし、それらの国々で何が起こったか、あるいは起こっているかを、彼らの口から聞いた事は何故か一度もありません。新しい制度、それも国のありように大きく影響を及ぼすようなものを取り入れようか否かという時、こうした「体験者の声」というのはとても大事にしなければならないものだと思うのですが、どうして賛成派の皆さんはそういう「声」を聞かせてくれないのでしょうかね?何か都合が悪い事でも?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

押し入るなら郵便局?

32億円かけ監視カメラ撤去 郵便局内「士気失わせる」

【日本郵政が、全国約1万8千の郵便局内に設置された監視カメラを約32億円の費用をかけて撤去することが9日、分かった。政府が柿沢未途衆院議員(みんなの党)の質問主意書に対する答弁書で明らかにした。

 答弁書は、監視カメラについて「労働の過剰監視につながり職員の士気を失わせるなどの弊害があった」と異例の指摘。撤去は「日本郵政の経営判断」で決めたと説明している。

 監視カメラは、旧日本郵政公社時代の2007年4月から防犯体制の強化を目的に設置を開始。カメラを含めた防犯対策全体で約700億円の費用を使っていた。

 郵便局の局長らが設置に反発しており、亀井静香郵政改革担当相が郵政見直しを進める中で「(本社が)局長の動きを監視している」として撤去を求めていた】

 …いや、だから防犯対策はどうするんです?「監視カメラで見張られているとモチベーションが低下する」なんて職員もどうかと思いますがねー。

 しかし、郵便貯金の預入限度額を引き上げた上で、今度は監視カメラ撤去ですか…「国民の資産をどこか別のルートに流そう」とか、まさかそんな思惑はないですよね?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

文化泥棒許すまじ!

文化財返還要求リストを作成=ユネスコに提言へ-国際会議

【盗掘などで国外に持ち出され、外国の博物館に収蔵されている文化財の返還を求めるエジプト政府主催の国際会議が8日、閉幕した。参加国が遺物の返還要求リストを作成したほか、文化財を守るため国際的な法的枠組み構築の必要性を訴える共同声明をまとめた。

 7日からカイロで開催された会議には、ギリシャやイタリアなど25カ国が参加。会議で集約した意見は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提言する。エジプトのザヒ・ハワス考古最高評議会事務局長は「盗まれた遺物を取り戻すために初めて結束した」と、共同歩調を取って返還実現を図る重要性を強調した】

 この会議に参加してた25ヶ国のリストってのは見つけられなかったんですが、お隣の某国がちゃっかり名前を連ねていそうで怖いですね…「日帝が植民地時代に我が国より持ち去った文化財を取り戻すニダ!」とか言って。ですが、永い間属国としてしか存在を許されず、職人の地位も低かったといわれている某国に、そんな「独自の」「誇るべき」文化なんてのはそもそもあったんでしょうかね?

 …まぁそれはともかく、盗難などの違法である事が明白な手段によって国外に流出した文化財を、「善意の第三者」とかそういうのを無視して取り戻せるとか、そういうのはあってもいいような気がします…特に某国に対しては。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 8日

脱税も変態も仕事しろよ

鳩山首相:居眠り?休日返上でフル回転影響か 衆院本会議

【鳩山由紀夫首相が8日の衆院本会議で、居眠りしているように見える場面があった。この日の本会議は約1時間20分続き、議場最後列の自席に座っていた首相は質疑が後半にさしかかると、天を仰いだり、目を閉じて腕組みしたり、背もたれに持たれかかる時間が続いた。

 先週末は滋賀県の視察などで、土日とも休日を返上。懸案の米軍普天間飛行場の移設問題の決着期限も5月末に迫り、心身ともにお疲れのようだ

 休日返上だろうが何だろうが、政治家、それも一国のトップであるなら、寝る間を惜しんで国民のために働くのが当然じゃありませんか?給料もそれだけの額をもらっているわけですし、普天間基地の移設問題は自ら撒いたタネなんですから。

 メディアも普段は「我々の役目は権力の監視」とか言ってるくせに、実際にはロクに仕事もせずに美味しいものを食べ歩いてばかりの毎日を送っている居眠り野郎について、ねぎらいの記事を書くくらいの事しかやってないんですからねぇ。このエントリ、タイトルには「脱税も変態も仕事しろよ」なんて書きましたけど、ひょっとするとアナタ方に仕事をされたら、逆に迷惑を被る人間の方が多いかも知れませんね?やっぱり両者とも、もう一生眠っていてもらっても構いませんよ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イオンも職務放棄ですか

「不法占拠」使わず 岡田外相、竹島「不要な摩擦」

【岡田克也外相は7日の衆院外務委員会で、わが国固有の領土である竹島(島根県、韓国名・独島)が韓国に不法占拠されている問題について「不必要な摩擦を招かないようにしたい。その言葉(不法占拠)は使わないと心に決めて交渉している」と述べた。

 発言は韓国の実効支配を容認していると受け止められかねないが、鳩山由紀夫首相は首相官邸で記者団に「竹島問題に関して私たちの考え方は従来から一切変わっていない」と説明。平野博文官房長官も記者会見で「今日までの政府がとっている主張はそういう状態だ」と述べ、不法占拠だとの認識を示したが、両氏とも「不法占拠」という言葉の使用を避けた。

 外務省は今もホームページで竹島について「国際法上何ら根拠がないまま行われている不法占拠」と明記しているが、昨年末に公表された高校地理歴史の新学習指導要領解説書では竹島に関する記述は掲載されなかった】

 イオン個人がどういう信念を持っていようと、一般国民にとってはどうでもいい話です。しかし、その信念ゆえに外務大臣という国家にとって重要な役職に課せられた仕事をしない・できないというのは大変な問題で、そういう人間は速やかに「仕事をする」人間に職を譲るべきでしょうな。現職の大臣の中には、そんなのが確実にもう一人いますねぇ。そいつはつい先日、中国様に対しては面と向かって何も言えないヘタレだという事が判明したばかりですけど(笑)。

 …ちなみに、日本固有の領土を絶賛不法占拠中の某国はと言うと↓

「政府として断固対処する」 竹島記述で韓国首相

【韓国の鄭雲燦首相は7日の国会答弁で、日韓両国が領有権を主張している竹島(韓国名・独島)を取り上げた小学校教科書が日本の教科書検定に合格したことなどについて「到底容認できず、政府として断固対処する」と述べた。

 鄭首相は、日本政府が2010年版外交青書で竹島を「明らかに日本固有の領土」と明記したことにも触れ、これまで「あまりに穏やかな対応をしてきたと言われれば、その通りだ」とした上で、今後は「より積極的に対応する」と強調した。竹島の実効支配を強化する措置などを検討しているとみられる】

 「不必要な摩擦」を招く気マンマンのようですか?こちらが一歩退いたら三歩は踏み込んでくるような連中に「配慮」なんて、それこそムダですよ…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 7日

想像の斜め上

新党名は「たちあがれ日本」=中川義氏も自民離党届、5人確保

【無所属の平沼赳夫元経済産業相や、自民党に離党届を提出した与謝野馨元財務相らが10日の結成を目指す新党の党名は、「たちあがれ日本」となることが分かった。平沼氏が7日昼、都内で記者団に明らかにした。

 また、自民党の中川義雄参院議員は同日午後、所属する同党伊吹派会長の伊吹文明元幹事長と都内で会談し、「平沼新党に行く前提で行動している」と述べ、新党に参加する意向を伝えた。この後、中川氏は党本部で大島理森幹事長に会い、離党届を提出した。

 結党時メンバーには平沼、与謝野両氏のほか、自民党に離党届を出した園田博之前幹事長代理、自民党参院議員の藤井孝男元運輸相が固まっている。中川氏も参加することで、新党は政党要件である国会議員5人を確保して発足する見通しとなった。 

 一方、自民党参院議員の鴻池祥肇元防災担当相と中山恭子元首相補佐官は7日、新党への参加をそれぞれ否定した。鴻池氏は国会内で記者団に「与謝野氏や園田氏とは政策や理念が違う。一緒に新党に行くことはない」と表明。中山氏も「一切入りません。関係ないですから」と記者団に明言した。

 中山氏の夫で、昨年の衆院選で落選した中山成彬元国土交通相は、新党への参加を表明している。

 与謝野氏は7日昼、都内で開いた同氏らでつくる勉強会「正しいことを考え、実行する会」で、「徹底的な反民主党、自民党ではないという立場を貫きたい。捨て石になるつもりで頑張る」との決意を示した】

 先日の「党名はひらがながいいんじゃないか」などという発言を受けてか、マスゴミや自称評論家の皆さんが「新党の名前を考えてあげよう」などとやっているのを、新聞などでいくつか見かけました。時の政権に名前をつけたりするのは、以前はみずぽタンがよくやっていた仕事ですけれど、まぁ彼らには「そういったものを考えるだけの余裕がある」、つまり「ヒマ」って事なんでしょうね(笑)。しかもそういうのに限って変なプライドか何かがあるのか、やたら上から目線なのに加えて皮肉を利かせたりとかしたがりますので、出てくる答えはとても使えそうにないものばかりなんですが…。

 しかし「たちあがれ日本」という政党名は、それらの斜め上を行くものでしたよ。メンツや基本理念などを見ても、真新しさなんか感じられるような政党じゃないんですから、もう少し落ち着きや深みのある名前にしてもよかったんじゃないですか?略称とかもどうするんです?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バカの見本市

「政治家がばかでは国もたぬ」=公務員研修の訓示で鳩山首相

【鳩山由紀夫首相は7日の国家公務員合同初任研修開講式で訓示し、入省したばかりの新人を鼓舞したが、その中で「政治家がばか者の集団では(国は)もたない」などと脱線気味に発言する場面があった。

 首相は弟である鳩山邦夫元総務相が政治家を志した際、大蔵事務次官を経て政界入りした父威一郎元外相が「政治家なんてものは物ごいをする情けないばか者だ」と反対した話を紹介。「父親は役人だったことに誇りを感じていた」と語る一方で、「トップの首相が大ばか者であれば、そんな国がもつわけがない」と繰り返した。

 首相としては、政治主導への決意を示しつつ鳩山内閣の優秀さを強調したかったようだが、指導力不足や自らの発言をめぐる迷走が指摘されているだけに、新人公務員も複雑な表情だった

 一番始末に困るのは、自分を優秀だと思い込んでるバカですよね。ましてそれが一国のトップだなんて…。

渡部氏発言は「激励」=官房長官

【平野博文官房長官は7日午後の記者会見で、民主党の渡部恒三元衆院副議長が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の行方次第では、鳩山内閣総辞職は不可避との見方を示したことについて「どういう趣旨で言ったのかよく分からないが、全力を挙げて5月末までに決着を果たせよという激励だと思っている」と述べた。

 渡部氏が「ポスト鳩山」として菅直人副総理兼財務相の名を挙げたことについても「よく分からない」と語った】

 身内からの批判も「激励」ですか。ポッポのバカって伝染するの?

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年4月 6日

面と向かって物言えぬヘタレ

中国が邦人への死刑を執行、国交正常化後初めて

【中国当局は6日、麻薬密輸罪で死刑判決が確定していた日本人、赤野光信死刑囚(65)に対する刑を執行した。日本政府は中国側に対し、死刑執行は2国間関係に悪影響する可能性があるとの懸念を伝えていた。

 新華社によると、刑が執行されたのは遼寧省内。日中両国が1972年に国交を正常化して以来、中国での日本人に対する死刑執行はこれが初めてとなる。

 共同通信によると、鳩山由紀夫首相は「司法制度の違いとはいえ、日本から見れば残念だ」との見解を示した。

 また、千葉景子法相は、刑の重さを問題視したうえで、「中国の対応が日本の世論の反発を招くことにならないか懸念している」と記者団に語った】

>「中国の対応が日本の世論の反発を招くことにならないか懸念している」

 脱税ポッポや千葉の他、お遍路や平野も「日本の国民感情がどうたら~」などと言って中国に自制を求めたようですが、むしろ日本人は「悪い事をして人様に迷惑をかけたのなら、罰はしっかり受けるべき」と考える方が多いんじゃないでしょうかね?(→【参考】こんな奴らと共同体なんて自分の所の首相や幹事長が問題だらけなのに全く是正しようとしない、国民の意識とかけ離れた事ばかりやっている連中が、「日本人の声」を隠れ蓑にしてモノを言うんじゃありません!それともやっぱり、宗主国様に正面からたてつく事はできないんですかな?

【関連】「執行やめてほしい」 中国の日本人死刑通告で福島氏
 
 民主がヘタレる一方で、こちらはブレないみずぽタンですが…あちらの法律で決まった事に文句をつけるのも「内政干渉」ってヤツですよねぇ(どっちなんだよ)。中国では「政党の党首ともあろう人物が、情けないレベル」だと、みずぽタンに批判の声が集まっているとの事。いやいや、ホント今の日本の与党って、上から下まで揃いも揃って、そんな政治家ばっかりでして…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

朝日新聞コラム4/6~「アサヒる」で懲りてないのか

朝日新聞「天声人語」4/6付

【若い世代は新語を造るのがうまい。「与謝野(よさの)る」というのがあって、寝癖などで髪が乱れているのを指すそうだ。晶子の歌集「みだれ髪」に由来し、女生徒同士で「すごく与謝野ってるよ」などと言う。新語を集めた『みんなで国語辞典!』(大修館書店)に収められているその「与謝野る」に、仲間から抜けるという第2の意味が加わるかもしれない。晶子のお孫さんの与謝野馨元財務相が、自民党に離党届を出した。近く新党を立ち上げるそうだ。政治の閉塞(へいそく)を破る勢力をめざすという。その意気や良し▼と言いたいところだが、予想にのぼる顔ぶれが、どうにも古い。重厚感はなかなかだが、引き換えに清新さは乏しい。古めかしい自民党臭を消すのは、谷垣さんの率いる自民党本体よりも難しいのではないか▼存在感を強める「みんなの党」に刺激されたのかもしれない。だが代表の渡辺氏は、曲がりなりにもまだ政権与党だった自民から飛び出した。下野して沈みかけた船からボートを下ろすのとでは、有権者の目には違って映ろう▼「自民党分裂なんてとらえないで。一人の与謝野馨が去ったと」と谷垣氏に語ったそうだ。祖母ゆずりか、どこか詩的に響く。立役者がこれほど哀感を漂わせる新党結成というのも、珍しく思われる▼自民党はこれを機に「与謝野る」議員が続くのを心配する。鳩山首相は「自民党さんも大変だな……」と自らの苦境を重ね合わせる。〈かたみぞと風なつかしむ小扇(こおうぎ)の要(かなめ)あやうくなりにけるかな〉晶子。いずこも同じに政治の要が危うい】

【参考①】アサヒる公式HP

【参考②】アサヒる問題(Wikipedia)

 ちなみにヤフーで検索してみたことろ、「アサヒる」は約1,930,000件のヒットに対し、「与謝野る」は約9,970件でした(笑)。「新党に清新さが乏しい」という部分は理解できますが、「アサヒる」をやらかした朝日のコラムというところでは、ネタとしてしか見る事はできませんな。誰も聞いた事のないような新語なんか引っ張り出してくるから…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 5日

こんな奴らと共同体なんて

日中間の「規則と文化」に悩む…社会の規則と人の気持ち

【一年に一度の桜の季節になり、東京にも楽しく明るい雰囲気が溢れている。しかし、私の周りで起きた二つの出来事が私を深く悩ませている・・・。

 北京から来た年上の友人は、二年前に美しく聡明な日本人女性と結婚し、周囲の人々を羨ましがらせた。今年の花見の席で彼は一人で酒を飲み、表情も明るくない。かつて幸福の絶頂だった二人は、現在「離婚協議中」なのである。事の発端は「通勤定期」という小さなものだった。彼が週末に外出する時に、奥さんの通勤定期を借りようとした。すると普段は温和な奥さんが突然顔色を変え、「これは私が通勤するためのものよ。あなたが休みの日に使っちゃだめじゃない!」と言ったのだ。これに彼は腹を立て、「日本人はどうしてそう頑固なんだ。週末は君は使わないんだから、バッグに入れておいても無駄だろう。二人の家計のために節約しようと思っているのに、そんなふうな考えではこれからやっていけないよ!」と返したのだという。

 もう一つはこんな話だ。上海から来た友人の王くんの義理の母親が、花見も兼ねて日本に遊びに来た際、一家でファストフード店に行った。「飲み放題」サービスの注文の時、お義母さんは「いらない」と言った。食事が終わり、王くんが自分の「飲み放題」のお茶の最後の一杯をお義母さんにあげようとした時、小学校三年生の娘が突然口を開いた。「おばあちゃんは『飲み放題』を頼んでいないのだから、飲んじゃだめ。そんなことをしたら店が損をする。」王くんは笑いながら言った。「お父さんが『飲み放題』を頼んだのだから、お父さんが100杯飲んでも構わないだろう?」娘は頷いた。「だから、お父さんが3杯飲んで、残りの97杯からおばあちゃんがちょっと飲むぐらい構わないだろう?」だが、娘は頑なに譲らない。最後には泣き出してしまい、食事の楽しさが台無しになってしまった。王くんは憤懣やる方ないという様子で言った。「子どもに日本の教育を受けさせたことを後悔しているよ。こんなに頑固では、将来結婚できないかも。」

 日常生活で人間の決めた規則にどう対応するかで、中国人と日本人に明らかな違いがあることは、在日中国人なら切実に理解しているだろう。中国人はどちらかというと「人の気持ちを重視」し、自分の価値観で自分の行動を「合理的」に解釈する。日本人はどちらかというと「規則を守る」ことを重視し、公共的な規則を自ら厳しく守ろうとすることによって、調和の取れた社会をみんなで作ろうとする。

 もちろん、その場の人間の考え方に合わせることは非常に重要だが、各自の価値観によって自分のやり方を押し通そうとすれば、たくさんの「不合理」が生まれてしまう。社会の規則も守り、人の気持ちも大切にしようとするのは、実に難しいことである。桜の季節に聞いたこの二つの物語は、異国で暮らす私の二十年以上に渡る様々な困惑と迷いを映した、二つの「生活の水滴」のようだった。来年の桜の季節には、深い悩みから抜け出し、澄み切った青空を笑顔で迎えたいと願っている】

>中国人はどちらかというと「人の気持ちを重視」し、自分の価値観で自分の行動を「合理的」に解釈する

 この書き方なら幾分立派には見えますけど、要は「自分勝手」「わがまま」と、日本の社会においては一番嫌われるタイプの人種だという事ですよ、中国人ってのは。

重油流出でサンゴ礁汚染の危機 豪グレートバリアリーフ

【オーストラリア北東部クイーンズランド州沖合で、中国船籍の石炭運搬船が座礁、5日までに燃料の重油約3トンが流出し、近くにある世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフが汚染される恐れが出てきた。

 グレートバリアリーフは国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録。現場はオーストラリアが海洋公園として保護している地域で、厳しい航行規則がある。地元メディアによると、船は通航禁止水域をフルスピードで進み、3日、浅瀬に乗り上げた。

 幅100メートル、長さ3キロにわたって流出した油の帯が観察され、同州の海事当局が油の除去作業を進めている。船は大きく破損しており、積まれている重油は約千トン。さらに被害が拡大する可能性がある。

 州当局は、船が規定の通航路から外れた理由などを調査する】

 その「合理的な解釈」とやらで、世界中に迷惑をかけているんじゃありませんかね?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京新聞社説4/5~組合活動を止めれば余裕はできるんじゃ?

小学校教科書 先生支える環境つくれ

【来春から小学校で使う教科書が出来上がった。「ゆとり教育」からの脱却へとかじを切った新しい学習指導要領に沿い、学習内容は大幅に増えた。先生には授業に打ち込める環境を与えたい。

 文部科学省の検定に合格した教科書は、かなり分厚くなった。二〇〇〇年度の「ゆとり教育」の総仕上げとされた検定のときよりも、ページ数にして全体で四割以上増えた。中でも算数と理科は七割近く多くなり、参考書のようだ。

 背景には、学力の国際比較で日本の子どもが順位を下げているという焦りがある。自ら考え、解決する力に乏しく、やる気のなさが著しいという。本当であれば深刻だ。かつてのように世界トップ水準に学力を引き上げたい。教科書の厚みは、そうした期待が反映されたといえる。

 まずは基礎知識の底上げを図る。例えば、五年生の算数では、ひし形や台形の面積の求め方が必修になった。六年生の社会では縄文時代が復活。国語では古文や漢文が登場した。家庭科で習うカレーライスの材料を、理科の食物連鎖につなげるような、教科をまたぐ内容も豊富に盛り込まれた。

 重点が置かれたのは、習得した知識を活用して考えを表現したり、筋道を立てて問題を解決したりする力を伸ばすことだ。「まとめよう」「話し合おう」「発表しよう」といった言語活動を求める問いの多さにそれが表れている。以前に習った内容を確実に身につけさせようと、反復学習のコーナーも目立っている。

 しかし、週五日制の下で、これほど天こ盛りの教科書をきちんと教えられるのか。

 学習内容に授業時間が追いつかないとの指摘がすでにある。すべてを教えようとすると、消化不良を起こし、ついていけなくなる子どもが続出する恐れもある。先生には、子どもの理解に合わせ、学習内容を選び、組み立てる力量が求められる。

 そのためには、子どもとじっくり向き合う“ゆとり”が先生には必要だ。調査や書類作りといった雑務に追われ、授業を計画したり、教材を研究したりする余裕さえないのが実情だという。先生の人数を増やしたり、少人数学級を編成したりして授業に専念できる環境づくりが大切だ。

 教科書には自宅でできる理科の実験もあれば、街中で学べる社会科のテーマもある。家庭や地域の協力は力強い味方になる。先頭に立つ先生を社会全体で支えたい】

 そう言えば去年の「事業仕分け」の折、「今後の人口減」を理由として予算を削減された事業もいろいろあった中、文科省の教員5500人増員要求は何事もなく通ったんでしたよね?「ゆとり教育からの転換」を見据えてのものだとは思えませんでしたが…いや、別に「どうせどこかの誰かさん方が絡んでの事なんだろ?」などと書いた覚えもありませんよ?…取り上げなかっただけで。

 …まぁ、教員の人数を多少増やしたところで、質が伴っていなければ問題の解決の助けにはならないと思いますね。その辺りに関わる教員免許更新制度は、どこかの誰かさん方のおかげで廃止になりそうですし。連中が政治の世界なんかでなく、教育者の本分であるところに力を注ぐようになる事こそが、教育の正常化の第一歩なんじゃありませんかねぇ…?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 3日

東京新聞投稿欄4/3~それ本気で言ってますか?

選択性別姓 大いに賛成

 喫茶店経営 広瀬尚子(群馬県嬬恋村)75

【「選択的別姓」法案で、「女性の立場を重視して」と主張した3月23日付社説を読み、夫婦別姓を支持していることが分かり、うれしくなりました。

 これまで何度も提案されながらつぶされてきたものが、ようやく日の目を見そうになったと思ったら、亀井静香金融相が反対し、暗礁に乗り上げています。理由は「家族がバラバラになるから」だそうですが、同姓ならならないのですか?冗談じゃありません。毎日のように新聞に載る親殺し、子殺し、児童虐待、無理心中は、みんな同姓ですよ。

 別姓になれば職業上のメリットのほかに、「嫁にもらった」意識が薄れて横暴亭主やしゅうとめの嫁いびりなどが、かなり減るはずです。しかも、「選択的」なのですから、反対する理由はないでしょう】

【参考】東京新聞社説3/23~ウチの母を紹介しちゃいます

 「別姓になれば、横暴亭主や姑の嫁いびりがかなり減るはずだ!」

 …スミマセン、仰ってる事の意味がさっぱり理解できないのですが…。

 「同姓なら家族がバラバラにならないなんて、冗談じゃない!」などとも仰ってますが、この人の言い分も冗談のレベルを全く出ていませんよね。親殺しや子殺しといった事件についても、別に「同姓だから起きている」などというワケではないでしょう。論理的に全くスジの通っていない主張だと思うんですけど、夫婦別姓に賛成している方々ってのは、皆さんこんな感じだって事はありませんよね?東京新聞にしても、これは「社説を褒めてもらったので投稿を載せてあげました!」くらいの話なのかも知れませんが、社説と同じページに掲載される読者投稿なんですから、もう少しマトモな文章を選んだらどうなんでしょう?

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年4月 2日

チェンジ!

事業仕分け:当選1回の衆参議員95人が「調査員」に

【4月下旬からの事業仕分け第2弾を前に、民主党の当選1回の衆参議員95人が「仕分け調査員」として準備を行うことが決まり、同党の地域主権・規制改革研究会(玄葉光一郎会長)が2日、調査員への説明会を開いた。昨秋の第1弾では政府が直接、新人議員14人を含む32人の「仕分け人」を人選したことに小沢一郎幹事長が反発したが、今回は党を介して参加する形をとり摩擦を回避した。

 第1弾では、新人議員の研修会優先を理由に、小沢氏が「待った」をかけ、中堅以上の7人に縮小された。今回は鳩山由紀夫首相が3月24日の政府・民主党首脳会議で指示し、小沢氏も容認した。

 調査員は同研究会が募集し衆院89人、参院6人が応募。行政刷新会議のヒアリング対象外の872法人を、府省別に10グループに分かれて12日までに調査。悪質な例は仕分け対象にする。

 説明会で玄葉氏は「民主党らしさの一つは、若手の活力、調査能力ではないか」とあいさつ。枝野幸男行政刷新担当相は「古い政治の中でよどんでダメになったものを新政権はきっと変えてくれる、という強い国民の期待がある」と語った】

 「新人議員に仕分けをやらせる」って、そいつらは全員、調査対象に関する専門知識などを持ち合わせている人間なんですか?そうでないのなら、せめてもう少しモノの判りそうな人間を呼んできなさい!

 …まぁ実際には、「当選1回の議員でも問題なくこなせる作業」って事なんでしょうね。前回はともかく、今回は「自分たちで組んだ予算を自分たちで仕分ける」ワケですし、また「民主党らしさを出すために若手を起用する」みたいな挨拶からも、前回のような「何としても財源を見つけ出すんだ!」という雰囲気は感じられません。要は完全な出来レースって事ですよ。今回は何人のアホが騙されるんでしょうかね…?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京新聞社説4/2~郷に入っては何とやら

日本人死刑通告 中国異質論を助長する

【中国当局が麻薬密輸罪で死刑が確定した日本人男性の刑を、五日にも執行すると通告してきた。日本側の懸念を顧みず強行すれば、価値観の違う異質な大国として自ら警戒感を招くことになる。

 赤野光信死刑囚(65)は二〇〇六年九月、遼寧省大連の空港から日本へ覚せい剤約二・五キロを密輸しようとして逮捕された。〇八年六月に大連中級人民法院(地裁)で死刑を言い渡され、控訴したが同省高級人民法院(高裁)が昨年四月に控訴を棄却。二審制のため判決が確定した。

 死刑が執行されれば一九七二年の日中国交正常化以降、日本人で初めてとなる。ほかに、いずれも大連から覚せい剤を密輸しようとした男三人の死刑囚がいる。

 日本政府は中国に対し国民感情などに配慮し慎重な対応をするよう求め、死刑執行の通告にも鳩山由紀夫首相が懸念を表明した。

 犯罪にどのような刑を科すかは、その国が決める。アヘン戦争以来、列強の圧力で麻薬の惨禍を被った中国は麻薬犯罪に死刑を含む厳罰を科している。東南アジアなど他の国々でも麻薬犯罪に死刑で臨む国も少なくない。

 外交的保護は自国民が相手の国民より不公平な扱いを受けたときにしか及ばず、外国で起こした犯罪は、その国で刑を受ける。

 ただ、中国は「死刑大国」として海外から批判を浴びてきた。人権団体アムネスティ・インターナショナルは三十日、昨年に世界の十八カ国で七百十四人以上の死刑が執行されたと発表した。

 中国は死刑の状況を公開していないと透明性の向上を求め「中国は他の国の執行数の合計より多く実施している」と非難した。

 昨年末にも中国は責任能力に疑いのある英国人男性を麻薬密輸罪で死刑に処し、英国政府の激しい抗議を受けた。ヨーロッパは、ほとんどの国で死刑が廃止され世界的にも死刑は減少している。

 日本は死刑が増加傾向にあるが、死刑適用は厳格に制限されている。昨年七月、死刑を執行された中国人は同胞三人を刺殺するなどした強盗殺人罪だった。

 中国は世界の大国になろうとしている。ただ、法治や人権、自由などの価値観が他の国々と異なるとみられていることが何かと摩擦を起こしている。

 死刑を強行して外国の違和感と警戒心を強めることが、国益になるとは思えない。中国には外交と日中関係の大局に立って死刑執行の再考を望みたい

【関連①】死刑執行通告、さらに3邦人に=覚せい剤密輸で中国政府

【関連②】対中感情の悪化懸念=政府、対応に苦慮-邦人死刑問題

 うわぁ、やっぱりちゅうごくってとってもこわいくになんだなぁ~。こんなくにといっしょに「きょうどうたいをつくりましょう」なんていうひとたちは、ちょっとあたまがおかしいんじゃないのかなぁ~(棒読み)。

 …まぁ、罪を犯せば罰を受けるのは当たり前の事でして、結局その重さ軽さが地域によって異なるというだけの話ですよね。ただ聞いた話によりますと、中国はアメリカとの関係がうまくいっていない今、日本を味方に引き入れたがっているとの事で…だとすると辻褄が合わない?直前で死刑を取り止めて、脱税ポッポに恩を売ろうとか考えてるんでしょうか?

>日本は死刑が増加傾向にあるが、死刑適用は厳格に制限されている

 しかし、死刑執行は法が定めているにも関わらず、行われていませんよね…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 1日

「ウソから出た真」などとも申しまして

【40×40】潮匡人 鳩山首相が退陣表明

【訪米した岡田外相が普天間移設問題で改めて「5月決着」堅持の方針を表明した。アメリカに大見得を切るのは、政府案をまとめてからにしてほしい。

 先月24日、鳩山首相は移設先について「今月いっぱいには政府案をまとめることを約束する」と明言した。26日にも「政府案を一つにまとめなくては交渉はうまくいかない。3月いっぱいをめどに政府案をまとめる努力をしている」と会見した。

 今週月曜、記者から「3月中という考えに変わりはないか」と問われ、「もうそろそろ、しっかりとした政府案をまとめて交渉を成立させていきたい」と。再度「一つの政府案を今月中にまとめるという考えか」と質(ただ)され、こう答えた。

 「まあ、今月中じゃなきゃならないとかいう、そういうことは別に法的に決まっているわけじゃありません」

 翌朝の産経が1面で「首相が発言後退」と報道するなどマスコミの批判を受け、首相は火曜日に言い訳した。

 「数日ずれるということが何も大きな話ではなく、大事なことは5月にしっかりとした案を理解頂くということだ」

 自称「宇宙人」宰相が発する言葉の漂流が続く。首相の「約束」は1週間で破られた。口約束がカラ手形に終わった。平野官房長官は「首相自身はブレているなんてことは全くない」と強弁するが、官邸が発信する“宇宙語”は、一般人には詭弁(きべん)としか聞こえない。

 対米公約した「5月決着」もカラ手形で終わろう。2カ月後、官邸は“宇宙文法”を駆使し、こう釈明するのか。

 「5月中の決着と法的に決まっているわけではない」「数日のずれは何も大きな話ではない」

 ちなみに「裁判所では、日本語を用いる」(裁判所法)と法的に決まっているが、官邸の公用語は姑息(こそく)な宇宙語なのだろう。すでに日米両国民は3月末で鳩山政権を見放した。拙稿は4月1日付紙面に掲載される。標記も案外、エープリルフールとはかぎらない

 本当にポッポと今の政権って、存在自体が冗談みたいなものですからねぇ…。

 …ちなみに、管理人の方で用意していたネタ記事はコチラ↓。

鳩山首相、辞意を表明

【鳩山由紀夫首相は1日夜、首相官邸で会見を開き、内閣総理大臣を辞任し、衆院議員も辞職することを表明した。

 鳩山首相は理由について、自身の偽装献金疑惑や普天間問題を始めとする政治の混乱、内閣支持率の低迷などを挙げ、「これらは全て私のいたらなさが原因。こうした時、政治家はその責任をきっちり取るべきだと、私は過去自民党の先生方にも申し上げてきた。私の発言のぶれなどにより、国民の皆様にも多大な迷惑をおかけしており、これ以上職にしがみついているわけにはいかないと判断した」と述べ、自ら進退を決断したことを強調した。また、今後については、「まずは自身の疑惑についてけじめをつける。政界への復帰は、それらが全て片づいた段階で考えたい」とした】

 これくらいの事は言えて当然なんじゃありませんか?いい歳こいたオッサンが、自分や部下の不祥事について何の責任も取ろうとせず、しかもそれが時の政権の話だってんですから…。

 …ちなみに、他にもオザワや千葉や前原などでネタ記事を作ってみたんですが、中身が悉く「辞任を表明」なんで、アップするのは止めておきます(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京新聞社説4/1~ポッポに期待するだけムダ

普天間返還 首相の覚悟 見届けたい

【鳩山由紀夫首相は党首討論で、普天間飛行場返還について、五月末までに移設先と米政府の理解を得ると言い切った。「最低でも県外」を公約した首相は、政治生命を賭して決着に尽力すべきだ。

 聞き応えある党首討論だった。

 谷垣禎一自民党総裁が追及の柱に据えたのが普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の返還問題。

 首相は、代替施設の移設先について「五月末までに米国に提示して理解を求め、新しい移設先にも理解を求める。結果として政府案を認めていただく」と言明した。

 谷垣氏が五月末までに決着できなければ首相辞任か衆院を解散するよう求めると、首相は「命懸けで、体当たりで行動する。必ず成果を挙げる」と応じた。

 党内から追及不足と指摘されてきた谷垣氏が気合を入れて臨んだこともあって、丁々発止のやりとりが続いた。これが二大政党党首による討論の醍醐味(だいごみ)だろう。

 普天間返還問題は、在日米軍基地の約75%が集中する沖縄県民の負担軽減と米軍の抑止力確保を両立させなければならない難問だ。

 解決の難しさは、返還合意後十四年を経ても実現していないことや、移設先選びをめぐる鳩山内閣の迷走ぶりを見れば分かる。

 しかし、首相は党首討論で「腹案」があると断言した。

 詳細は明らかにされなかったが、これが米軍キャンプ・シュワブ(名護市)陸上案や米軍ホワイトビーチ(うるま市)沖合埋め立て案という、いわゆる「沖縄県内移設」であってはならない。

 首相は昨年の衆院選以来、県外・国外移設の検討に言及し続け、負担軽減を望む沖縄県民の期待を大きく膨らませた。これを裏切れば、政治への信頼は地に落ちる。

 腹案が、これまで言い続けてきた県外・国外への移設案であることを強く期待する。

 首相は先に、普天間飛行場の継続使用に含みを持たせているが、普天間問題が「返還」問題であることも忘れてもらっては困る。

 たとえ腹案が政府案となっても、移設先住民と、現行のシュワブ沿岸部案を最善とする米政府、それぞれの同意を得るという作業が困難を極めるのは必至だ。

 場合によっては、首相自身が説得に乗り出す必要も生じるだろう。政治生命を賭して、文字通り「体当たり」で臨んでほしい。

 われわれは首相の覚悟を見届けたい。それが政権交代を選択した国民の責任でもあるからだ

【参考】普天間 首相、苦しい党首討論

鳩山由紀夫首相は三十一日開かれた党首討論で、焦点の米軍普天間飛行場移設問題の対応で、五月末の決着に「命がけで体当たりで行動する」と問題解決の決意を表明した。しかし、当初、この日までにまとめると説明してきた政府案は結局、示されないまま。首相は「腹案は用意している」と弁解したが、沖縄県も米側も首相の言葉を信じにくい状況になっている。 

 首相の「腹案」発言はいかにも苦し紛れだった。

 自民党の谷垣禎一総裁が「三月末までに一本化すると言ったではないか」と迫ったのに対し、首相は約束したのは「五月末までに必ず沖縄や国民、米国に理解を求め、政府方針をつくると約束した」と説明。五月末決着が実現すれば、問題ないといわんばかりの認識を示した。

 しかし、さすがに何も案がないとは言いにくかったのか「私は腹案を持ち合わせている」と突然、腹案に言及した。

 「それでは移設先はどこか」との谷垣氏の二の矢に対しては「県内、県外かは答えられない」「国民におおっぴらにする時期ではない」。

 確かに移設先を明らかにすれば、その地元が反発する可能性があるほか、米国との交渉もやりにくくなる側面はある。しかし、三月末の政府案とりまとめの約束を事実上、破ってしまった首相の言葉には説得力がなく、本当に首相は「腹案」を持っているのか、実現可能なのかという疑念をかえって強める結果になった。

 それにもかかわらず、首相は腹案について「現行案と同等か、それ以上の効果があると自信を持っている」と見えない腹案の素晴らしさを強調。「必ず成果を挙げる。国民は政府を信頼してほしい」(首相)と、実のない答弁だけで討論を終わらせた

 いやぁ面白いですね東京新聞、同じ日の政治面と社説で、感想が正反対の記事を載せてるとは…。しかし昨日の党首討論についての国民の感想は、おそらく下の記事の方に近いんじゃないでしょうか?アレを「聞き応えある討論」とか「丁々発止のやりとり」などと褒めなきゃならんとは、機関紙ってのも大変なんですねぇ(笑)。あ、今日はエイプリルフールですから、今日だけは大目に見てあげますよ?

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »