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2010年7月14日

余分な保護も省くべきでは?

生活保護を受給している母子家庭の母親「マジコンは合法化するべき」

【生活保護を受給している母子家庭の母親がインターネット上に「マジコンを合法化して未成年者はゲームを無料で遊べるようにすべきです」と書き込みして話題になっている。

この母親は、インターネットポータルサイト『Yahoo! JAPAN』が提供している『Yahoo!知恵袋』(お互いに知恵や知識を教えあうサービス)に自身の考えを掲載し、「子供の未来のためにも、マジコンを合法化して未成年者はゲームを無料で遊べるようにすべきです」と、他のユーザーに同意を求めているのである。

『マジコン』とは何か? 簡単に言えばインターネット経由などで市販されているゲームソフトのデータを無料で入手し、ニンテンドーDS等に挿して遊ぶ事ができる機器である。市販されているゲームソフトは普通に買えば5000円前後するので、それを無料で手に入れる事ができるわけだ。

生活保護を受けている母子家庭の経済状況は非常に厳しいものかもしれない。その大変さは察したいところだが、『マジコン』は極めてグレーゾーンなゲーム周辺機器。いくら経済的に大変とはいえ、それを許せるかどうかは別問題だ。この母親は、以下のように持論を語っている。

・マジコンを合法化して未成年者はゲームを無料で遊べるようにすべきです
「生活保護を受給しております、小学生の子供を持つ母子家庭の母です。子供はニンテンドーDSを持っているのですが今はやっているマジコンを持っておらず、友達グループから仲間はずれにされかけています。マジコンというのは、子供たちの間ではやっている、それをパソコンを通してインターネットにつなげばニンテンドーDSの新しいゲームを全部無料で遊べるゲームソフトの一種で、5000円ぐらいで買えるものです。友達と遊んでいる時に見せてもらいましたが、友達グループでは、私の子供以外は皆それを持っていました。私はゲームにあまり詳しくなくて、先日子供に言われてようやく気づいた次第です」

「いつもゲームを買い与えているゲーム店で買おうとしたところ、それは法律に違反するものなので当店では扱っていない、と言われました。大きな店のゲームコーナーに行っても同じことを言われました。私は子供に月に1、2本はゲームソフトを買い与えていますが、友達グループではやっているゲーム全部を買い与えるには生活保護の金額ではとても足りませんし、月に2、3回は外食にも連れて行ってあげたいのでゲームソフトばかりにお金を使う余裕はありません。今の生活保護と各種手当ての額は、何不自由無い生活を送るには少なすぎるのです」

来年発売される新しいニンテンドーDSも買ってあげたいので、できるだけ節約しておきたいです。それがあればもう新しいゲームを買い与える必要がないのなら家計にとってもとても助かります。私の趣味も結構お金のかかるものですし。新しいゲームを全部無料で遊べるようなソフトを法律で認めないのは理解できます。ゲームを作っている人達は、それでお金を稼いでいるのでしょうし。でも、世の中お金持ちの子供ばかりでは無いのです。貧しい家庭の子供がいじめを受けて将来が閉ざされたらどうしてくれるのか。いじめが原因で自殺でもしたらどうしてくれるのか。子供の命より、子供の未来より価値のあるものなんてありません」

「ゲームを作っている人のお金稼ぎと、多くの子供の未来とどちらを優先すべきか。ゲームを作っている人のお金稼ぎと、多くの子供の命ではどちらがより価値があるか。そんなのは分かりきっています。子供の未来のためにも、マジコンを合法化して未成年者はゲームを無料で遊べるようにすべきですし、生活保護の家庭の子供には無料で支給すべきだと思います。皆様のお考えをお聞かせ下さい」(引用ここまで)

……と、けっこう真剣に自身の生活と『マジコン』について語っている。しかしゲーム業界がこの言い分を受け入れるはずがないし、『マジコン』を合法化させる事も難しいだろう。モラル的な部分でも『マジコン』を推奨する事は難しい。この母親の意見に対して他のユーザーたちは以下のように語っている。

「任天堂もゲーム会社の連中も、あんたの言う子供の未来より自分らの金儲けの方が大事だと思ってんだよ」、「残念ですがいくら待っても無理です。奇跡的に認められたとしても『マジコン』自体は合法化しません」、「月にソフトを1、2本買い与えてる? 余裕なのですね」、「マジコンの普及はゲームの価格の一層の高騰を招き、最悪ゲームそのものがなくなります。それでも今さえよければいいですか」、「生活保護の決定者です。生活保護は必要最低限の生活を送るための制度です。それだけゲーム(娯楽費)にお金を使える状況であれば認定を見直させて頂きます」、「ちの子供も数年前に、お前マジコン持ってないの? ダッセ~と仲間はずれにされました。小学生低学年の1クラスの半分以上の子供がマジコン所有してる現状。マジコンがこれだけ普及してしまった社会が悪いんです・・・・。でも合法化にはならないですよ」。

さまざまな意見があるが、根本的な部分として何がこの母と子を苦しませているのか? お金がないと友達とコミュニケーションすらとれない時代になっているという事がその原因だと思うのだが、皆さんはどうお思いだろうか】

 ちなみにこの母親の「結構お金のかかる趣味」とは、パチスロの可能性が高いようですね…まぁこれは飛び抜けてどうしようもない一例(あるいは釣り?)なのでしょうが、普通の国民が汗水垂らして働いて納めた税金が、こういう連中の遊興費に消えているというのは決して少なくない話だと思います。先日の選挙でも消費税増税の話は争点の一つとなりましたが、今後の社会保障費の増大が懸念されているこの国において「国民から集めた税金の使途をチェックし、ムダが出ないように管理する」というのは、行政が常に意識しなければならない事でしょう。この「生活保護」についても原資が税金である以上は「カネを渡して終わり」ではなく、やはり「仕分け」というものを考えなくてはならないのでは?

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