国益を損なうだけの愚慮
【尖閣諸島沖で起きた中国漁船の衝突事件で海上保安庁が撮影したビデオ映像について、野党側では、速やかに公開するかどうか意見が分かれており、野党間の連携を強化し、政府・与党への攻勢を強めたい自民党にとっては、どのように各党の意見を取りまとめるかが課題となっています。
衆議院予算委員会は、先月30日に開かれた理事会で、海上保安庁が撮影したビデオ映像について国会に提出するよう求めることを決めましたが、政府・民主党は、当面、公開を見合わせたうえで、中国側の対応も見極めながら慎重に取り扱いを検討するとしています。これに対して野党側では、自民党が、中国漁船が違法な行為を日本の領海内で働いた事実を国民に示す必要があるとして、速やかに公開するよう求めていて、みんなの党やたちあがれ日本も同調しています。しかし、公明党・社民党は、日中関係を考慮して、直ちに公開することに慎重な姿勢を示しているほか、共産党は、速やかな公開を求めないとしています。このように、ビデオ映像を公開するかどうかについて、野党側では意見が分かれており、今の国会で野党間の連携を強化し、政府・与党への攻勢を強めたい自民党にとっては、どのように各党の意見を取りまとめるかが課題となっています】
…まったく、民主・公明・社民のクソ共は…その「考慮」とやらの間にも、事態は少しずつ動いているのですよ…明らかに悪い方に↓
【参考】【尖閣敗北】ビデオ公開ない間に中国は一方的主張を展開
【沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、海上保安庁が撮影したビデオ映像の公開を日本政府が先延ばし続けるなか、中国国営通信社や共産党系のインターネットサイトで、海保の巡視船側が中国漁船に衝突したとする図などが掲載されている実態が10日、明らかになった。日中首脳会談が4日に行われたにもかかわらず、中国当局も放任を続けており、中国政府の一方的な主張が“既成事実化”する恐れも強まっている。
中国共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙「環球時報」は、衝突事件の“実態”について、日本の巡視船の方から中国漁船に衝突したとする説明図を掲載してきた。中国政府の「日本の巡視船は中国の領海で中国漁船を囲み、追いかけ、行く手を遮り、衝突して損傷させた」(姜瑜・中国外務省報道官)との主張に沿ったものだ。
「(中国漁船が)巡視船に体当たりした悪質な事案で逮捕は当然」(前原誠司外相)とする日本側の説明とはまったく異なる。
1日ごろから同紙のサイトからはこの図はなくなったが、今も国営新華社通信のサイトほか、中国の大手ポータルサイト「新浪」の衝突事件特集サイトなど、中国ネット空間のあちこちにはり付けられている。
環球時報は9月23日から10月6日まで尖閣諸島周辺海域で活動した中国の漁業監視船2隻に記者を同行させた。記者らは次のようなリポートを送ってきた。
「われわれの船は日本側の封鎖を突破し赤尾嶼(日本名・大正島)海域への歴史的な航行に成功した」
また、インターネット上の同紙のサイトでは、「中国人が1年間、日本製品を買わなければ日本はすぐ破産する」「日本はすべて中国の領土だ!」などの過激な書き込みが今も続く。
9日夕から同紙のサイトは無料のオンラインゲーム「防衛釣魚島(尖閣諸島の中国名)」を登場させた。中国漁船を操って、日本の「軍艦」に「靴」を投げ尖閣諸島へ航行、日の丸が掲揚された灯台を倒し、中国国旗を翻せば「任務完了」-という内容だ。同サイトは「国家防衛の危険と挑戦が体験でき使命達成の快感と栄誉も得ることできる」とプレーを呼びかける。
視覚に訴える中国側の主張を打ち消すためにも、ビデオ映像の公開が有効だがためらう日本側を尻目に、中国のインターネット空間では、事実に即しない一方的な主張や「悪のり」が続くのかもしれない】
「下手の考え休むに似たり」なんて言いますけど、アホサヨクを見ているとまさにそんな感じですよね。いくら連中が一生懸命中国様の事を考えた所で、あちらさんに「その思いに報いてあげよう」とかいう気持ちがこれっぽっちでも存在するとは思えません。これではいくら日本側が対中関係に配慮したところで、関係が悪化するのは自明の理でしょうな。これを止めるには「事実を明らかにしてバカ共を黙らせる」しか手はないような気がするのですが…。
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