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2010年10月26日

「知る権利」の奉仕者たちへ

尖閣ビデオ、27日にも国会提出へ…政府方針

政府は、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の模様を撮影したビデオについて、27日にも衆院予算委員会に提出する方針を決めた。

 26日午前、同委の中川正春・民主党筆頭理事が自民党の武部勤・筆頭理事と国会内で会談し、政府の方針を伝えた。提出されたビデオを国民に公開するかどうかの判断は、同委理事会で改めて協議する。

 ビデオは海上保安庁が撮影したもので、中国漁船が海保の巡視船に体当たりした模様などが映っている。衆院予算委員会は今月13日、ビデオの提出要求を全会一致で議決していた。

 政府・民主党は、日中関係などに配慮し、胡錦濤国家主席の来日が予定されている11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)後の提出を検討していた。自民党はビデオの提出を2010年度補正予算案の審議に応じる条件の一つとしており、政府・民主党が早期提出で歩み寄った格好だ】

 さーて、日頃は頼まれてもいないのに「『知る権利』の奉仕者」を自称し、それらの権利を盾に好き勝手な事をやっているマスメディアの皆さん、アナタ方が国民の権利を担うにふさわしい存在か試される時がついにやって来ましたよ?このビデオ(当然修正されていないもの)を国民に全面公開するよう、速やかに政府・与党に求めて下さい。事件の経緯が知りたい国民、那覇地検や政府の対応が適切であったかどうかを知りたい国民は大勢いるのですよ?

 先に言っておきますが、アナタ方が「国民の奉仕者」である以上、「『報道しない自由』の行使」は認められません。また、マスメディアに外交判断の権限は与えられていませんから(そんな閣議決定は聞いた事ありませんからね)、「日中関係に考慮して云々~」などといった言い訳は受け付けません。アナタ方がなすべき事をなさないのであれば、今後は「知る権利」に基づいた活動の一切を認めないだけですので、どうぞあしからず。

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