真面目に捜査しなくても?
【沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件のビデオ映像がインターネット上に流出した問題で、検察当局は7日までに、検察から映像が流出した可能性はほぼないと判断し、国家公務員法(守秘義務)違反などの容疑で、刑事事件として捜査に乗り出す方針を固めた。
関係者によると、検察当局は、映像を保管していた専用サーバーにアクセスした検事や事務官らへの聞き取り調査の結果、不審な点はなかったと判断。検察側から流出した可能性は極めて低いとみている。
ただ、那覇地検では検事らがサーバーから職員用のUSBメモリーに映像を移し、現場検証などに持ち出していた。このため、東京地検から専門知識を持つ事務官を派遣、捜査に当たった検事らのパソコンを那覇地検に集めて内容を分析している。
検察当局は、検察からの流出がなかったと最終確認できれば、近く内部調査から刑事事件としての捜査へ切り替える考え。那覇地検を管轄する福岡高検が捜査を担当することも検討している】
今回のビデオ流出、国内ではこれを歓迎している人間の方がそうでない人間よりも圧倒的に多いでしょうから、ここは是非「内部告発」というような形で済ませてほしいものなのですが…「愛国無罪」とまで言ってしまうと、どこぞのキ○ガイ国家と同じになってしまいますからねぇ。今後検察がどう判断するのかを見守りたいところです。
…ただ、余計な事を書かせてもらいますと、政権がひっくり返るかもしれないこれだけの事態を前に、民主党政権にはさんざん苦い思いをさせられている検察が、果たしてこの「犯人捜し」にどこまで真剣に協力するものでしょうかね?例えばの話ですが、実はビデオの流出者は検察内部の人間で、既に特定も済んでいるというのに、「犯人は検察内部の人間ではない!」とすっとぼけて捜査に乗り出す事を表明したのだとしたら…ちょっと検察を見る目が変わっちゃうかも知れませんなぁ(笑)。
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