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2010年11月28日

仲井真氏再選

沖縄知事に仲井真氏再選=「普天間」辺野古移設困難に-政府、対話継続に期待

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の行方に影響を与える沖縄県知事選は28日、投開票され、無所属で現職の仲井真弘多氏(71)=公明、みんな推薦=が、無所属新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=共産、社民、国民新、新党日本、沖縄社会大衆推薦=、諸派新人で幸福実現党員の金城竜郎氏(46)を破り、再選を確実にした。

 これを受け、政府は、名護市辺野古を移設先とした日米合意の実現を仲井真氏に働き掛けていく方針。しかし、仲井真氏は選挙戦で「県外移設」を訴えており、普天間問題を合意に沿って進展させるのは困難な情勢だ。

 知事選は任期満了に伴うもので、保守層を基盤とする仲井真氏と、革新系の伊波氏の事実上の一騎打ちとなった。米領グアムへの移設を掲げる伊波氏に対し、仲井真氏も民主党政権下での反基地感情の高まりから、条件付きで辺野古移設を容認してきた立場から転じた。民主党は、「日米合意に沿わない候補は立てない」として、独自候補を擁立せず自主投票で臨んだ。

 仲井真氏は、雇用創出や観光振興など地域経済活性化に取り組む考えを強調する一方、普天間問題では知事として築いた政府とのパイプを活用し、「日米合意の見直しを求める」と訴えた。推薦を受けた公明党などのほか、自民党県連の支援も得て接戦を制した。

 伊波氏は、普天間の国外移設を一貫して主張してきたことをアピール、「(辺野古の)埋め立てを認めることはない」と訴えた。しかし、仲井真氏も県外移設を唱えたため基地問題での争点があいまいになり、及ばなかった】

 ミンス的には伊波さんだと完全に「詰み」の状況だったんで、仲井真さんの再選というところではひとまず胸をなでおろしているでしょうか(それでもバカ鳩が散々にかき回したせいで、基地問題は今後もイバラの道が続きますが)。まぁ、中国が尖閣諸島でよからぬ動きを見せている現状では、沖縄の皆さんはベターな選択をされたとは思いますけれどね…。

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