全然危機管理がなってない…
【北朝鮮による砲撃をめぐって与野党の党首会談が開かれ、野党側が対応の遅れを批判したのに対して菅総理大臣は「休日だったので集まるのが遅れた」と釈明しました。
このなかで、菅総理は、政府が入手している情報を野党の党首に直接説明し、政府の対応に理解を求めました。自民党の谷垣総裁が国会での非難決議を提案したほか、公明党の山口代表が国連安全保障理事会での対応を求めました。また、みんなの党の渡辺代表によると、政府の対応が遅いとの批判の声に対し、菅総理は「休日だったので集まるのが遅れた」と述べたということです。対応の遅れを認めたとも取れる発言で、25日の集中審議でも政府の初動について議論になりそうです】
【北朝鮮砲撃】岡崎国家公安委員長、当日に警察庁登庁せず 危機管理監の官邸入りは一報の1時間以上後
【岡崎トミ子国家公安委員長は25日午前の衆院予算委員会で、北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃が起きた23日に一度も警察庁に登庁しなかったことを明らかにした。
仙谷由人官房長官は、23日に伊藤哲朗内閣危機管理監が砲撃の一報を受けて首相官邸入りするまで約1時間10分間かかっていたことを明らかにした。政府は同日午後3時20分、官邸内の危機管理センターに情報連絡室を立ち上げたが、伊藤危機管理監らが到着する4時半ごろまで危機管理担当の幹部が不在だったことになる。菅政権の危機管理能力が改めて問われそうだ】
北砲撃 民主、欠ける危機感 外務、防衛部門会議、出席わずか20人
【北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃を受け、民主党は24日、外務、防衛両部門会議や外交安全保障調査会総会などを開いたが、出席者が少なかったり、ほとんど意見がないまま終わったりするなど、おざなりの内容だった。隣国で重大な問題が発生しているにもかかわらず、危機感に欠ける民主党の姿が浮き彫りになった。
午前8時からの外務部門会議は約70分にわたり行われたが、出席者はわずか20人ほどだった。当初予定していた駐中南米の大使たちとの意見交換に55分を費やし、砲撃については、約15分間だけ松本剛明外務副大臣からの報告と質疑応答があっただけ。意見を述べたのはわずか1人で「菅直人首相への報告は遅れたのではないか」との質問に松本氏が「遅いと思わない」などと応じただけの寂しい中身だった。
夕方の防衛部門会議も出席者は約20人。首相官邸の初動について、「早くてよかった」と身内に甘い発言が飛び出す始末で、政府の対応への問題意識はみられなかった。
一方、同日の民主党の外交安保調査会総会は出席者数だけは55人と盛況だったが、政府が年末に改定する「防衛計画の大綱」に関する提言案についての議論に時間が割かれ、砲撃についての議論は空疎だった。
出席者の一人からわずかに「核査察を受け入れない北朝鮮の脅威」といった文言を盛り込むべきだとの意見が出たものの、リベラル系議員を中心に「PKO(国連平和維持活動)のあり方を見直すのを前提にしているのはおかしい」といった声や、防衛大綱の見直しを「1年かけて議論すべきだ」などの意見が出て、北朝鮮の砲撃などどこ吹く風といわんばかりの議論が続いた。
対照的だったのが自民党の外交・国防合同部会だ。石原伸晃幹事長、石破茂政調会長、小池百合子総務会長ら党幹部も顔をそろえ、約40人が出席した。席上、菅首相の対応の「鈍さ」がやり玉に挙がり、「この問題はわが国の安全保障の問題だ。危機感がない」(石原氏)、「(首相は)外交、安保が一番苦手で何が得意なのか」(小池氏)などの批判が相次いだ】
民主党、いやこの国の「サヨク」という連中に「国を守る」なんて意識はさらさらない事はよく判っていますけれど、だったら最初から「国政を担おう」なんて考えは持たないでほしいものです。
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