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2010年12月31日

サヨナラ仙谷!

仙谷長官の交代で調整、菅首相

菅直人首相は31日、参院で問責決議を受け、野党が辞任を求めている仙谷由人官房長官を1月に予定している内閣改造で交代させる方向で調整に入った。同日夜、都内で仙谷氏らと会談し、こうした意向を伝えたものとみられる。1月下旬召集の通常国会に向け、小沢一郎元代表の国会招致問題に打開の見通しがないため、野党側が審議入りの条件としている仙谷氏の交代が必要と判断した。

 党内からは小沢グループを中心に「国会審議を円滑に進めるためには小沢氏の政倫審出席より仙谷氏の更迭が先だ」(中堅)との声が強まっている。菅グループからも仙谷氏の更迭を求める声が出始めた。野党が過半数を占める参院の西岡武夫議長も12月28日に岡田克也幹事長と会談した際、仙谷氏の交代を求めた。

 首相は当初、小沢氏の国会招致を実現することで、「通常国会の障害」(岡田幹事長)を取り除き、平成23年度予算案の早期成立を図る構えだった。小沢氏は、衆院政治倫理審査会(政倫審)について、通常国会前でも出席する意向を示しているが、野党側が証人喚問を求めるなど対立は続いており、首相側も、仙谷氏の更迭が避けられなくなった形だ】

 当然法相も交代ですよね?そもそも政治家なんて、健忘症の人間に務まるような職業じゃないのですよ。このオザワと仙谷の潰し合い、当分楽しめそうですなぁ(笑)。

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全部名言ではありません

【名言か迷言か】2010迷言大賞(上)“ルーピー”鳩山首相編

【名言か迷言か】2010迷言大賞(中) 仙谷“健忘”長官編

【名言か迷言か】2010迷言大賞(下) 他にもこんなに…編

 これらの「迷言」については今年はさんざん取り上げた事ですし、またそれぞれが結構長い記事なので詳細はリンク先の参照をお願いしますが、しかしどれもこれも、自民党政権時代であったらそれ一つで政治家生命を奪うだけの力を持った「冥言」でしょうな。結局今年は「迷言」の責任を取ったのは柳田くらいしかいませんでしたけど、次の選挙ではその責任の重みをどうか思い知って頂きたいものです。できれば来年にでも。

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強盗に配慮するアホ政府

日本が対中配慮要請、米軍困惑 「尖閣奪還」演習

日米両国が今月初めに実施した共同統合演習「キーンソード(鋭い剣)」の実施前、日本政府が尖閣諸島に特定した島嶼(とうしょ)奪還演習を行わないよう、米軍サイドに内容の変更を働きかけていたことが明らかになった。複数の米軍関係者が明らかにした。

 米海軍は海上自衛隊とともに、予定通り中国軍に不法占拠された尖閣諸島奪還を想定した演習を実施した。だが、中国への配慮を優先した日本政府の申し出に、「将兵の士気に影響が出かねない」(米海軍関係者)との受け止めと困惑が広がった、という。

 キーンソードをめぐっては、防衛省政務三役が「中国を刺激するような演習は控えるように」という指示を陸上自衛隊に出し、尖閣諸島奪還演習から「一般的な防御訓練」に名目を変更していたことが判明している。米軍関係者の証言は民主党政権が、陸自単独で行う演習だけでなく、米海軍と海上自衛隊が行う演習に対しても訓練の“骨抜き”を図ろうとしていたことを裏付けている。

 国防総省関係者は「演習では当然、中国軍を念頭に置いた。日本政府の意向は尊重するが、海自とは実質的な訓練を粛々と行った」と話している】

 米軍将兵でなくとも「お前ら自覚あるのか?」と問いたくなりますね。どうか日本より早く民主党政権が潰れてくれますように。

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2010年12月30日

「詐欺フェスト」民主が公認

民主党、マニフェスト全面見直しへ 財源捻出が限界に

民主党は2009年の衆院選マニフェスト(政権公約)を全面的に見直す方針を固めた。子ども手当や高速道路無料化など巨額の歳出を伴う政策を念頭に、来年8月をめどに結論を出す。財源捻出が限界に近づき、見直さなければ、12年度以降の予算編成が極めて難しいと判断した。

 玄葉光一郎政調会長(国家戦略相)は朝日新聞のインタビューで「11年度予算編成で当初想定していたほど財源が捻出できないとわかった。マニフェスト見直しの議論をきちっと整理し、国民に正直に説明する必要がある」と述べ、マニフェストを見直す考えを明らかにした。岡田克也幹事長も22日、同様の方針を示している。

 民主党は09年マニフェストで、子ども手当を月額1万3千円で支給し始め、10年度から2万6千円に増額するとしたが、7月の参院選マニフェストでは「財源を確保して増額」と修正。今後は12年度予算案の概算要求直前の来年8月をめどに、財源と実現可能な政策を絞ってマニフェストを見直し、12年度の予算編成に反映させる考えだ。

 同党は09年マニフェストで、総予算を組み替えて16.8兆円の財源を生み出すとしたが、11年度予算編成では事業仕分けで生み出した財源は約3千億円で、「埋蔵金」など7.2兆円の税外収入に頼らざるを得なかった。玄葉氏は「11年度中に消費増税を含む税制改革の成案が得られなければ、12年度予算は窮屈になる」とも語り、予算編成作業は限界との認識を示した。

 一方、自民党など野党は民主党のマニフェストを「ばらまき」と批判しており、マニフェスト見直しで国会運営などで野党の協力を得やすくする狙いもある】

 2010年も終わりになって、ようやく民主党がマニフェストを「絵に描いたモチ」であった事を認めましたか。マニフェストを全面的に見直すなら、まず必要なのはそのマニフェストで得た議席を返上する事だと思うのですが、政権のイスに固執する民主党は絶対にそんな事はしないのでしょうねぇ。

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2010年12月28日

調整くらいしてから物言えよ

政治主導など政権交代なければ成し得なかった

【岡田克也民主党幹事長は27日、本年最後の定例記者会見を行い、民主党政権の15カ月の成果について触れ「政治主導、経済財政、医療・介護、雇用、外交安全保障など、政権交代がなければありえなかったことだ」と一定の成果があったことを国民にアピールした。

 具体的成果として(1)政治主導で事務次官会議を廃止、政務三役主導で政策決定をしている(2)記者会見をオープンにした(3)今年度予算で公共事業を対前年度比18%削減、社会保障は9.8%、教育関係費8.2%を増額した(4)格差是正へ所得税や相続税の見直しを実施(5)子ども手当の創設、生活保護の母子加算の復活、父子家庭への児童扶養手当の創設などをあげた。

 一方で、沖縄普天間基地の辺野古への移転(日米合意)履行問題をはじめ、国会議員定数削減、高速道路の無料化、公約実現のための財源確保と財政健全化への取り組みなど、課題も多く積み残されている】

 …イオン、健忘症がこのように言ってるんですが?↓

事務次官会議を事実上再開へ 仙谷氏が「政治主導」方針を撤回

【仙谷由人官房長官は28日、首相官邸で各府省の事務次官に対する年末訓示を行い、「政務三役会議から事務方を排除することで意思疎通が図れないようではいけない。官房長と事務次官は可能な限り出席してほしい」と述べ、官僚と政治家とが緊密に連携を図って政策方針を決めるよう求めた。民主党はこれまで「官僚主導」から脱却し、「政治主導」で政策決定することを旗印に掲げてきたが、これを事実上、軌道修正した形だ。

 仙谷氏は訓示で、「政治主導は政務三役と官僚が役割分担し、一丸となって取り組むことだ。事務次官や官房長は必要と考える情報提供や政策提案を政務三役に行ってほしい」と要請した。

 「脱官僚」を掲げる民主党は、事務次官会議で閣議案件が事前調整され、政策が決まるプロセスを「官僚主導」だと批判し、事務次官会議を廃止。府省ごとに閣僚と副大臣、政務官で構成する政務三役会議で政策を協議する方式に改めた。省庁間にまたがる政策は副大臣会議などを活用し「政治主導」での調整を図ってきた。

 だが、政務三役と官僚との間でコミュニケーション不足に陥り、政策決定がスムーズにいかないなどの問題点も相次いでいた】

 根本的に「政治主導」ってのは、中心である政治家に「責任を取る」って意志があってはじめて実行できるものだと思うのですが。無能で責任取るのも嫌がるクセに売国だけは一生懸命って、国民に死んでお詫びするレベルですよ?

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2010年12月27日

惨敗おめでとうございます

民主、菅首相の地元・西東京市議選で大惨敗 現職4人落選し、当選わずか3人 政局に影響必至

来春の統一地方選の前哨戦として注目された西東京市議選は26日、投開票され、現有5議席を上回る7人を擁立した民主党は3議席獲得にとどまり、現職の4人が落選した。

 11月の千葉県松戸市議選、今月12日の茨城県議選に続く惨敗で、菅直人首相の政権運営は厳しさを増しそうだ。

 西東京市議選は定数28に34人が立候補。民主は現職5人のうち4人が落選、新人2人が当選。3議席とも得票数は、当選者の下位にとどまった。自民は7人を公認、2人を推薦し、落選したのは公認候補の1人だけだった。

 衆院選の中選挙区制の時代には西東京市のエリアは菅首相の選挙区に含まれ、告示日の19日には伸子夫人も応援演説に立った。23日には蓮舫行政刷新担当相が「民主党のためではなく、市民のための政治を」と街頭で訴えたが、有権者の民主離れは変わらなかった

自由民主党 6/7(86%)
民主党 3/7(43%)
公明党 6/6(100%)
社民党 0/1(0%)
日本共産党 4/4(100%)
みんなの党 3/3(100%)
西東京・生活者ネットワーク 2/2(100%)
無所属(自由民主党推薦) 2/2(100%)
無所属 2/2(100%)

 落選者6人の内、4人までが民主からとはさすがですね。市民から見ても「民主党は必要ない」と思われてるという事が、選挙が行われるたびに感じられる昨今、民主党関係者の皆様はいかがお過ごしですか?

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2010年12月26日

オザワは「いい人材」ですかね?

小沢元代表:菅政権の「脱小沢」路線批判

【民主党の小沢一郎元代表は26日放送のニッポン放送のラジオ番組で「明治時代のリーダーが偉かったのは、江戸幕府の中からもいい人材はどんどん登用した。トップリーダーに器量と人を見分ける目があった」と述べ、菅政権の「脱小沢」路線を批判。「今の日本人は老いも若きも将来が不安。リーダーがこういう日本を作りたい、そのためにみんなで頑張ろうと自信を持って言えるようにしないといけない」と首相の指導力に疑問を呈した。

 また、「政治とカネ」の問題について、「僕にも非難があるが、不正行為があればきちっと罰せられなければいけないのはその通りだ。(ただし)そのときそのときで一人そいつを悪者にして(おいて)、肝心な仕組みや政策は全然改革されないで終わってしまう」と愚痴もこぼした。収録は22日に行われた】

 空き缶に器量とか指導力なんてものは全く期待してませんけど、じゃあオザワが「『いい人材』か?」と考えますとね…確かに選挙とか「錬金術」の手並みには定評があるんでしょうけれど、政治家に本来求められる政治的な能力は、果たしてオザワに備わっているのやら?私はあの男に、それはないと思うのですがねー。

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2010年12月24日

こんなん真っ先に仕分けしろよ

「幸せ」尺度、開発本格化=研究会が提言へ-政府

国民の「幸福度」を測ろうとする政府の取り組みが本格化している。豊かさの代表的指標である国内総生産(GDP)で中国に追い越されようとしている中、多様な統計を駆使して満足度を捉え、政策立案に生かす試み。専門の研究会が来年6月までに具体的な測定方法の案を示す予定だが、人の幸せには「いろいろな側面がある」(内閣府の和田隆志政務官)だけに、議論は多岐にわたりそうだ。

 内閣府によると、経済指標を超えた尺度を求める動きは世界的に広がり始めている。ノーベル経済学賞受賞者らを集めてサルコジ仏大統領が設置した委員会は昨年、社会的発展を測る指標として幸福度の重要性を提言した。中国とインドに挟まれたブータンは既に「国民総幸福量」を指標として政策に活用。英国も幸福度の計測を検討中だ。

 国内で幸福度への注目が高まったのは、昨年9月の政権交代後だ。鳩山由紀夫前首相が、官民一体で公共サービスを担い、幸せを享受できる社会の実現を目指す「新しい公共」を提唱。菅直人首相は「最小不幸社会」を理念に掲げる。

 政府は今年6月、幸福度に関する統計の整備方針を「新成長戦略」に盛り込み、2020年までに「幸福感を引き上げる」との目標を掲げた。これを受けて内閣府は、経済学や社会学などの有識者らで構成する研究会(座長・山内直人阪大大学院教授)を設置し、22日に初会合を開いた。今後の議論では、諸外国や国際機関での取り組みを調べながら、日本特有の家族観なども考慮し、測定方法を開発する

 こんな研究をするカネがあるなら、それで景気対策の一つでもやればいいのにと強く思います。だいたい民主党は「国民の声を聞く」どころか、国民の声を無視するような政治しかしてこなかったじゃないですか。参考にしない数値の測定方法なんぞ開発して何になるんです?

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仙谷は早くクビにしてくれ!

首相「年明け改造」に含み、仙谷官房長官らの交代を軸に

【菅直人首相は23日夜、都内の日本料理店で、民主党の石井一副代表、藤井裕久元財務相と会談し、政局の焦点である内閣改造をめぐって意見交換した。石井氏によると、首相は年明けの内閣改造に前向きな姿勢を示したという。参院で問責決議を可決された仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相を交代させ、辞任のため空席となり、仙谷氏が兼務している法相ポストも含め、人心一新を図る意向とみられる。

 会合では、石井氏が「今後の政権運営のためには『問責』というトゲを取らないといけない」と述べた。自民、公明両党など野党各党が、仙谷氏が官房長官にとどまるなら、1月後半に予定されている次期通常国会の審議には冒頭から応じないとの姿勢をみせていることを受け、石井氏らは早期の改造を求めた。これに対して首相は「いい意見だ」と述べたという。

 さらに石井氏らは「今後3年間は首相を務めなければいけない」と主張。具体的な改造時期や人選などを提案した。石井氏は会合後に記者団に対し「内閣改造が首相の頭にある。やる気十分だ」と述べた上で、具体的な改造時期については「必要があれば年明け早くにやるだろうが、私の想像では1月13日の民主党大会の後ではないか」と、通常国会直前の改造の可能性に言及した。

 首相が内閣改造に前向きな姿勢を示す背景には、民主党の小沢一郎元代表の国会での説明責任をめぐる攻防が行き詰まっていることがある。小沢氏に近い議員らは、党内に生じた亀裂を修復するには、仙谷氏の交代が必要との声を強めており、国会運営だけでなく、党内対策としても仙谷氏交代が必要との考えに傾いているとみられる。

 首相は臨時国会閉幕後の6日の記者会見では、仙谷氏に対して「期待以上の活躍をしている」と評価。強制力のない問責決議と、憲法の規定で衆院解散か内閣総辞職を迫られる内閣不信任決議とは法的拘束力が違うなどとして、仙谷氏交代に慎重姿勢をみせていた

 ねじれ国会で野党の協力を得るためには、条件として仙谷の処分を含んだ内閣改造は最低限でしょうからねぇ。つーかむしろ、それが判ってて未だに仙谷を切らない(あるいは切れない)民主党は終わってるとしか思えません。今まで自民党にやらせてた事が自分に降りかかってきただけの話ですから、ここは粛々と処分して頂きませんと…。

石井副代表:菅首相に大胆な内閣改造を進言

【菅直人首相は23日夜、民主党の石井一副代表、藤井裕久元財務相と東京都内の日本料理店で会食した。終了後、石井氏は「内閣改造を相当大胆にやるべきだ」と首相に進言したことを記者団に明かし、内閣改造が行われる場合は「(来年1月13日の)党大会の後ではないか」との見方を示した。仙谷由人官房長官が参院で問責決議を受けたことで、来年の通常国会前の内閣改造を求める声が民主党内からも出ている。

 藤井氏は小沢一郎元代表が衆院政治倫理審査会への出席を拒否している問題について「(民主党は)良識ある人の集まりであるはず。党内融和は必ず図れる」と記者団に語り、党分裂を避けるべきだとの考えを強調した】

>(民主党は)良識ある人の集まりであるはず

 またまたご冗談を(笑)。良識ある政治家はマルチ商法やパチンコの業界なんぞから献金を受け取ったり、「鳥取・島根は日本のチベットみたいなもの」なんて発言はしませんっての。

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2010年12月22日

責任を取らぬリーダーなんてね

【海保職員「流出」】保安官は懲戒後に依願退職 長官は減給、海保が24人処分

沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、海上保安庁は22日、映像をインターネット上に流出させた神戸海上保安部の一色正春・海上保安官(43)を同日付で停職1年の懲戒処分とするなど、計24人の懲戒・内規処分を発表した。海保は一色保安官が提出していた辞職届を受理。一色保安官は依願退職となった。

 警視庁が国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで一色元保安官を書類送検したのを受けて発表。馬淵澄夫国土交通相は、海保内の情報管理体制に不備があったとして鈴木久泰長官を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とし、自らも給与の10分の1を国庫へ自主返納する。

 処分の内訳は、懲戒処分が停職1人、減給1人、戒告4人。内規による処分は訓告12人、文書による厳重注意6人。

 海保ナンバー2の次長と一色元保安官が勤務していた巡視艇「うらなみ」の船長に加え、映像を海上保安大学校(広島県呉市)の共有フォルダー上でやりとりした際に削除を怠り、流出のきっかけをつくった海保大の職員と第11管区海上保安本部(那覇市)の職員が、それぞれ戒告処分。

 一色元保安官が所属していた第5管区海上保安本部(神戸市)や神戸海保の所属長らについては、訓告の内規処分とした。

 一色元保安官の処分については、免職とするか停職に留めるべきかで調整が難航したが、映像の秘密性に疑問があり金品の見返りなどもなかったことから、最終的に免職には相当しないと判断した】

仙谷氏、なお「逮捕するべきだと考えていた」 自分に責任はない

【仙谷由人官房長官は22日の記者会見で、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の映像をインターネット上に流出させたとして、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで、神戸海上保安部の一色正春海上保安官(43)が書類送検されたことについて、「(捜査当局は)速やかに、厳正に処分してくれたらと思う」と述べた。

 ただ、仙谷氏は9月の衝突事件発生後、国会などで衝突場面の映像公開に反対の論陣を張り、流出事件が起きると「大阪地検特捜部の(押収証拠改(かい)竄(ざん))事件に匹敵する由々しき事案だ」(11月10日の記者会見)と強調し、事件の背景などが判明する前から逮捕を主張していた。

 最終的には悪質性や重大性は認められず、書類送検にとどまったが、仙谷氏は22日の記者会見で「被疑者が判明次第、逮捕して厳正な捜査に入るべきだと考えていた」と述べ、なお従前の姿勢を崩さなかった。

 流出事件の監督責任に関してはこれまで、「政治職と執行職のトップは責任のあり方が違う」と、「政治職」「執行職」という“造語”を急(きゅう)遽(きょ)ひねり出し、自身や馬淵澄夫国土交通相に累が及ぶのを避けてきた。

 だが、22日の記者会見では、馬淵氏の責任について「しかるべき管理・監督責任があろうかと思う」と述べ、馬淵氏が給与の一部自主返納などの処分を自発的に申し出たことに理解を示した。しかし、その一方で、自身や菅直人首相は「従来の例では、そのような例はなかった」と、責任を取る必要はないとの考えを表明した

 海上保安官に何らかの処分が課せられる事は致し方ないとしても、本来責任を負うべき立場の人間が処分を逃れてのうのうとしている現状はまさに「無法」という言葉がふさわしく、全くもって腹立たしい限りです。己が背に責任を負おうとしない政治家に、世の中の変革なんてできるとは到底思えませんし、またそんな政治家についていく部下や国民もいやしないでしょう。一万歩譲ってこの件についての責任がないとしても、そもそもアンタは政治家としてふさわしいタマじゃありませんよ、健忘長官殿?

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健忘症だから覚えてないんですね

仙谷氏「そんなことが通るのか」 同氏続投なら自公の審議拒否方針に

【仙谷由人官房長官は22日午前の記者会見で、自民、公明両党が問責決議を受けた仙谷氏と馬淵澄夫国土交通相が辞任しない場合、来年の通常国会に両氏が所管する委員会審議を拒否する方針を確認したことについて、「そういうことが通るのかどうか、お互い政治ですから、よく考えなきゃいけない。法律論としては衆院も参院も通らない」と反論。法的拘束力のない問責決議を理由に、審議拒否の構えをみせる両党の対応をけん制した】

 え?当然通りますでしょ?以前民主党が参院で多数を持っていた時には「直近の民意は我らにあり!」とばかりに、審議拒否だの何だのを繰り返していたのを忘れてしまいましたか?民主党には法律論がどうたらと言う前に、民主主義における民意の重みというものをもう一度思い出して頂きたいものですね。まぁ、民主党内には法律にすら従ってない連中も大勢いるワケですが(笑)。

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アカの寄る辺がまたひとつ…

靖国合祀、国の協力は違憲=取り消し請求は退ける-大阪高裁

第2次世界大戦の戦没者らの遺族9人が、意思に反して合祀(ごうし)され、精神的苦痛を受けたとして、靖国神社と国に合祀取り消しと1人100万円の慰謝料を求めた訴訟の控訴審判決が21日、大阪高裁であった。前坂光雄裁判長は、国が戦没者の調査などに協力したことについて「宗教行為そのものを援助、助長した」と述べ、憲法の政教分離原則に違反したとの判断を示した。弁護団によると、靖国合祀をめぐる違憲判断は初めて。

 一方、遺族の請求については、すべて退けた大阪地裁判決を支持し、控訴を棄却した。遺族は上告する方針。

 判決は、戦後も国が1971年まで戦没者の個人情報を靖国神社に通知するなどして合祀に協力したと指摘。「合祀に必要不可欠とまでは言えないが、協力が大きな役割を果たし、合祀に影響を与えた」と認定した。

 敬愛追慕の情に基づく人格権が侵害されたとの遺族の主張に関しては、「靖国神社の教義や宗教活動に内心で抱く個人的な不快感や嫌悪感を言い表したに過ぎず、法的保護に値する権利とは言えない」と大阪地裁の判断を踏襲した。

 弁護団の加島宏事務局長は、判決後の記者会見で「憲法違反を初めて認めた。障害を乗り越える土台が一つ築けた」と評価。一方、父が合祀されている菅原龍憲さん(70)は「遺族の意思を無視して、神社に祭る自由があるのか。非常に無念」と判決を批判した】

 靖国神社への合祀を巡る訴訟については、過去に最高裁の判断も出ているものと記憶していますが、その辺の整合性はどうなってるんでしょうか?前坂裁判長殿。

 …何にしても「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」というヤツで、これで今後靖国問題のニュースが出てくるたびに「2010年の大阪高裁では合祀を違憲とする判断が出ている」とサヨマスゴミがいらぬ補足をするようになったワケですな。外国人参政権における最高裁の「傍論」のように。今回の判断も今後最高裁で覆されるんでしょうが、サヨクってのは覆された判断でも「傍論」でも、自分たちの主張に利用できそうなものは何でも利用し、ウソも平気でつくような連中ですからねぇ…あー頭が痛い。

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2010年12月21日

東京新聞コラム12/21~本当の「敵」

東京新聞「筆洗」12/21付

深刻な経済難が続く北朝鮮では、生活苦から解放されたいがために、戦争を望む民衆の声が強まっているという。本紙外報面「平壌ウオッチ」が、秘密警察出身の脱北者の話として伝えているのを読み、かつて北朝鮮に潜入した韓国人記者のルポを思い出した▼中央日報の李讃三記者は一九九〇年代に行商人や貿易商を装い北朝鮮に入った。庶民の暮らしに接し、飢えを耐え抜いている人々の中に、戦争を期待する声があるのを知った(『戦争になれば飢えは終わる』)▼「金王朝」の後継者の評価を確立する必要に迫られているのか、北朝鮮は民衆の生活そっちのけで韓国を挑発してきた。砲撃を受けた延坪島などで韓国軍はきのう射撃訓練を実施、再び緊張が高まった。戦争待望論が現実にならないことを祈るばかりだ▼朝鮮半島の緊張をよそに、日本では「一兵卒」の振る舞いをめぐって、政権党内の対立が激化している。国民を置き去りにした権力闘争である政権交代から二年もたたずに迎えた民主党分裂の危機。ほくそ笑む本当の「敵」を直視せず、内紛に精を出す愚かさをそろそろ自覚したらどうか▼感情的なもつれが大きくなると、だれかが「大人の対応」をしなければ収まらないだろう。ここは、三たび「脱小沢」で政権浮揚をもくろむ菅直人首相の思惑をのみ込み、一兵卒が大将に従うのが筋だと思うが】

 さて、「民主党内のゴタゴタを眺めてほくそ笑んでる敵」とは誰の事でしょう?東京新聞をはじめとする民主党シンパ的には「自民党」とか「既得権益」なんてのが正解になるのでしょうけど、私は今の民主党政権にとっての「本当の『敵』」ってのは、国民なんじゃないかと思うのですよね。支持率は右肩下がりで危険水域に突入、空き缶自身も「何をやっても国民が評価してくれない」などとボヤいておるくらいですし。

 ただ現実問題として、民主党政権に支持が集まらない原因が、連中が政府として果たすべき役割を果たしていないところにあるのは明らかです。甘言で国民を騙して政権をかすめ取った先の衆院選や、それ以降に繰り返されてきた売国的な言動、今の国民を無視した権力闘争などを思えば、先ほどの「民主党政権の敵は国民」という文も、「民主党政権は国民の敵」と言った方が正しいのかも知れません(笑)。まぁ国民にしても、そういう連中に政権を与えてしまった責任というものがあるのですから、今回の政権交代劇をきっかけに「日本の政治は何故良くならないのか」という事をよ~く考えた方がいいのではないでしょうかね?「本当の敵」ってのは、意外と内側に潜んでたりするものですから。

【参考①】小沢切り、野党は警戒「支持率上げる魂胆」

 だって空き缶はこれしか支持率上げる方法を知らないんですもの。一時的に上がったところで、どうせすぐ元に戻るのでしょうけど。

【参考②】北朝鮮、対応する価値ない訓練と 強硬策一時留保か

 国民が待望している「無慈悲な鉄槌」は今回もお流れのようです。弾薬切れですか?(・∀・)ニヤニヤ

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アメのただ食いは褒められない

菅首相:「沖縄予算減らすな」 財務相に指示

菅直人首相は20日、2011年度の沖縄関係予算が前年度を下回らないよう野田佳彦財務相に指示した。同日午後、官邸で首相と会談した野田氏が明らかにした。首相は17、18日に沖縄を訪問し、仲井真弘多知事に米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設受け入れを要請したばかり。知事は県外移設を求め、協議は平行線に終わった。政府は、全国的に公共事業費などを削減する方針だが、沖縄だけ手厚く配分することで米軍普天間移設問題の打開を図る狙いがあるとみられる。

 内閣府は概算要求で、11年度の沖縄関係予算は、特別枠を含め前年度予算比0・3%増の2304億500万円を要求。ほぼ満額が確保される見通しだ。野田財務相は「(首相から)沖縄振興予算は減額しては駄目だという強い指示があった。それを踏まえ対応したい」と述べた。

 政府は11年度から実施する一括交付金の配分に当たっても、沖縄だけ高率補助制度を維持し、人口比などで不利にならないよう別枠で配分する方針を示すなど沖縄を“優遇”する姿勢を鮮明にしている。沖縄関係予算は、1998年度の4713億円をピークに徐々に減少。政権交代後初の予算となった10年度分は2297億円で、ピーク時の半分以下にまで落ち込んでいる】

 この「沖縄関係予算」ってのは、基地負担というムチに対するアメですよね?原資は当然税金であるワケですし、沖縄が基地負担を拒むなら、これは配分を考え直さなければならない予算だったりしません?むしろ手厚い負担を行えば、沖縄が基地移設などを受け入れるのかと、まずその辺りを確認してから動かすべきもののような気がしないでもないのですが…。

 私もつい先日知った事なのですが、千葉県の八街市は今から30年以上前、成田空港の建設に市を上げて反対したのだそうです。その結果、現在でも公共工事や補助金交付は最低限しか行われていないのだとか→【参考】警察署がない「市」(「新世紀のビッグブラザー blog」様)。正直、これが「あるべき現実」ではないかと私は思うのですがね?沖縄の人々は「我々は基地を押し付けられている!」と言われますけど、決してそれが全てでないという事だけはちゃんと理解して頂きたいものです…。

 あとついでなんですが、沖縄にはこれまでにも「アメ」として多額の予算が使われ、「北部振興策」というものでは沖縄県や北部の12市町村に、10年間で700億円以上の税金が投じられている事が知られています。しかし、いくら沖縄の土地の多くが米軍基地の為に割かれるなどしているとはいえ、これだけの予算を注ぎ込んでなお沖縄の地域経済が低迷しているというのは、一体どういう要因があるのでしょう?何か使いみちに大きなムダがあったりとかしてはいませんか?

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2010年12月20日

偉そうな一兵卒ですね

小沢氏、政倫審出席を拒否=菅首相「何らかの方向決める」-1時間半会談

菅直人首相は20日、首相官邸で民主党の小沢一郎元代表と約1時間半会談した。小沢氏の政治資金をめぐる問題について、首相は衆院政治倫理審査会で弁明するよう直接求め、小沢氏は「(政倫審の)議決があっても出ない」と拒否した。執行部は、党としての意思を示すため、政倫審での招致議決に向けた手続きを本格化させる方針だが、同氏を支持する勢力が反発を強め、党内対立が一段と深刻化するのは必至だ。

 会談で首相は、小沢氏が「国会が決めれば従う」と発言していたことに触れ、「手続きを取れば出席するのか」と迫ったが、小沢氏は「出る必要はない」と応じなかった。

 小沢氏はまた、最近の地方選挙の連敗や菅内閣の支持率低下に関し、「『政治とカネ』の問題もあるかもしれないが、それ以外の影響の方が大きい」と指摘。首相は「小沢氏の問題も選挙や国会運営にマイナスの影響がある」と反論した。

 会談内容は、首相が記者団に明らかにした。今後の対応について首相は「何らかの党としての方向について決めなければならない」と述べた。一方、会談を終えた小沢氏は、記者団の質問には無言で官邸を後にした。 

 会談には、岡田克也幹事長も同席する予定だったが、小沢氏の意向で首相と二人だけで行われた。会談が決裂したことを受け、岡田氏は政倫審での招致議決を目指して党内調整に入る考え。ただ、政倫審の議決に強制力はない上、自民党は採決に加わらない方針だ。野党の協力が得られない中での政倫審開催に、執行部内にも慎重論がある。党内の一部には、小沢氏の証人喚問や離党勧告を求める声もある。

 一方、小沢氏を支持する議員は、首相や岡田氏の議決方針に「仲間を売る行為だ」(中堅)と反発しており、地方選挙の連敗の責任などを問う両院議員総会の開催を求める動きが広がっている】

小沢氏招致で対応協議=証人喚問も浮上-民主

【民主党の小沢一郎元代表が菅直人首相との会談で衆院政治倫理審査会への出席要請を拒否したことを受け、同党は20日午後の役員会で、今後の対応を協議した。岡田克也幹事長は政倫審で小沢氏の招致議決を行う意向だが、同氏が招致に応じないことは確実。政府・民主党内からは、離党勧告などの厳しい処分を求める声に加え、野党の証人喚問要求を受け入れる案も浮上している。

 小沢氏は同日、首相から政倫審への出席を求められたが、「(政倫審の)議決があっても出ない」と応じなかった。「裁判を行うことが確定している私が政倫審に出席しなければならない合理的な理由はない」とした文書も提出した。

 岡田氏は政倫審で議決し、党としての意思を明確にする考えだが、自民党は「小沢氏が出席しない以上、議決は無意味」として採決に応じない方針。岡田氏は、野党の出方も見極めながら、最終判断する意向とみられる。これに関し、首相周辺は20日、「政倫審が望ましかったが、本人が拒否するなら証人喚問という方向にならざるを得ない」と述べた】

 「国会で議決されても従わない」なんて、いち国会議員に認められていいものではないですよね。仮に政倫審での議決があったところで、既に一つウソをついている人間が正直にモノを喋るとは思えませんから、後は証人喚問しか残されていませんでしょうなぁ。まぁせいぜい潰しあって下さい。

【参考①】「4億円の不記載」も起訴事実に…陸山会事件

 オマケがついてよかったですね(笑)。

【参考②】小沢元代表に新たな資金疑惑 91人に4億4900万円 原資語らず 09年総選挙めぐり

 そして赤旗さんがさらなる燃料を投入。

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東京新聞コラム12/20~本音も何も

東京新聞「筆洗」12/20付

【<われわれは聞いてもらうよりも、話すことのほうに熱心である>とは、米国の思想家ソローが、「日記」に残した言葉だ。ついやってしまうが、言いっ放しでは対話にはならない▼先週二度目の沖縄入りをした菅直人首相。再選された仲井真弘多知事と米軍普天間飛行場の移設問題で、どんな対話をするのか。十分に準備して臨んだはずなのに思慮に欠ける発言だった▼「普天間の危険性除去を考えた時に、沖縄の皆さんにとっては辺野古はベストな選択でないかもしれないが、実現可能性も含めるとベターの選択ではないか」。この言葉を耳にして、失望しない沖縄県民は少なかったはずだ▼ベターなのは政権にとってだろう。仲井真知事が「こちらは県外へと言っておりノーということだ。ベストとかベターとかの選択ではない。すべてバッドの系列」と不快感をにじませたのも当然である▼現地の思いをくみ取るそぶりを見せていても、知事と話をしたという実績をつくり、政権の延命につなげたいという本音は見透かされている▼菅首相はきょう、小沢一郎元民主党代表と会って、衆院政治倫理審査会への出席を促すという。これも、小沢氏に首相自らが要請したという実績づくりのような気がしてならない。お互いに聞いてもらいたいという気持ちもないまま会談しても、分裂への「儀式」になるだけではないか】

【参考①】首相ヘリ視察は2分…辺野古の抗議住民あぜん

沖縄入りした菅首相は18日、米軍基地を上空から視察したが、日米両政府が普天間飛行場の移設先として合意したキャンプ・シュワブ(名護市辺野古)沿岸部には2分程度しかいなかった。

 隣接する海岸で移設反対の抗議集会を開いていた住民団体からは、あまりの短さに怒りと失望の声が上がった。

 シュワブ沿岸部に隣接する海岸には、「ヘリ基地反対協議会」のメンバーら約30人が集合。砂浜に全国から寄せられた移設反対の横断幕約100枚を縦10メートル、横35メートルにわたって敷き詰め、「NO BASE!」(基地はいらない)の文字を作り、首相のヘリを待った。

 ところが、午前11時半頃に姿を見せたヘリは、陸側からシュワブ沿岸部突端の辺野古崎まで来るとUターンし、すぐ見えなくなった。その後、辺野古崎北側の大浦湾上空に現れ、そのまま海上を南下して飛び去った】

【参考②】首相沖縄訪問、基地負担軽減策具体案を示せず

【菅首相は2日間にわたった沖縄県訪問で、米軍普天間飛行場の移設問題打開に向け、本格的な取り組みをスタートさせた。

 しかし、県民が重視する基地負担軽減策では具体案を示せず、県側は政府への不満を募らせており、政府と沖縄の溝は広がったままだ。

 「私自身の考え方を首相の立場できちんと伝えた。今後の(沖縄との)コミュニケーションを深めていく大きな一歩になった」

 首相は18日、沖縄県嘉手納町での記者会見で、訪問の成果を自画自賛した。

 前日に仲井真弘多知事と会談した首相は18日は、航空自衛隊の輸送ヘリに乗り込み、同飛行場や移設予定地のキャンプ・シュワブ(名護市辺野古など)など沖縄本島を中心に、7か所の米軍基地について、約1時間半かけて上空視察を行った。

 普天間飛行場にも足を運び、在沖縄米軍トップのテリー・ロブリング在日米軍沖縄地域調整官と会談し、「事件事故のないように一層取り組んでほしい。騒音のさらなる軽減について、より一層努力をお願いしたい」と直談判してみせた。

 首相は今回の訪問で、沖縄県に対し、国のひもつき補助金の使途を自治体の裁量で決められるようにする「一括交付金」制度について、優遇制度を導入するなど振興策を提示した。「振興策と基地負担を交換条件のように扱うのは県民のプライドを傷つける禁じ手」(政府関係者)で、これまでタブーとされてきたが、「事態打開のきっかけにしたいとの強い思い」で決断したという。

 首相は18日の記者会見で「負担軽減は軽減として、振興は振興として、それぞれ政府が取り組まなければいけない課題だ」と強調した】

 これらはもう「現地の思いをくみ取るそぶり」すらしてないんじゃないかな、と。

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肩身が狭いどころの話じゃない

【政治】「民主党による政権交代が日本を救う!と長年主張した…リフォーム詐欺の片棒担いだ詐欺師のようで肩身狭い」…北海道大院教授(「2chまとめぴーぺ」様)

 この「北海道大院教授」とやらは、狂信的な熱烈なオザワ信者としてこのブログでも取り上げる機会の多い山口二郎氏ですね。ウィキペディアによれば民主党のブレーンの一人だったという事で、「リフォーム詐欺の片棒担いだ詐欺師のよう」どころか、まさに詐欺に加担してた身の上じゃないですか。今さら何を言ってるんです?

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2010年12月18日

もういい、休め

引退撤回を正式表明=「国益に資する行動したい」-鳩山前首相

民主党の鳩山由紀夫前首相は18日午後、北海道苫小牧市で開かれた地元後援会の会合で「国益に資する政治を行うため、皆さまの期待を頂けるなら、次の衆院選でも行動を共にしたい」と述べ、首相退陣の際に表明した政界引退の意向を正式に撤回した。鳩山氏の方針転換に対しては、党内外から「言葉が軽い」などと再び批判が出そうだ。

 鳩山氏は、当初引退の方針を示したことについて「首相経験者が国会議員として闊歩(かっぽ)する状況は望ましくないと感じていた」と説明した。しかし、地元支持者からなお地域に尽くすよう求められ、「大変感激した」と表明。「国益に資する鳩山に戻るように、さまざまな行動で示したい」と強調した。

 一方、「政治家の言葉が軽くてはならない。国益に応えられない存在なら、あまり長居すべきではないという気持ちを変えるつもりはない」とも述べた。 

 鳩山氏は首相を辞任した6月、次期衆院選への不出馬を表明。しかし、7月には苫小牧市の後援会幹部に引退方針を撤回する考えを伝えるなど、政治活動に強い意欲を示していた】

 言葉どころか、存在そのものが軽すぎますね。コイツを支持している苫小牧の人々ってのは、新聞もテレビの電波も届かなけりゃ、思考力も一般の国民より劣るんでしょうか?

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「初手」は日本ではないですよ?

朝日新聞社説12/18~防衛大綱決定―新たな抑制の枠組み示せ

政権交代後初めての「防衛計画の大綱」が閣議で決定された。中国の軍事動向への警戒感を色濃くにじませるとともに、脅威には軍事力で対応するというメッセージを前面に打ち出した。

 東アジアの情勢は不安定さを増しつつあるとはいえ、「脅威に直接対抗しない」としてきた抑制的な路線から、脅威対応型へとかじを切った意味合いは重大である。中国を刺激して地域の緊張を高める恐れがあるばかりか、「専守防衛」という平和理念そのものへの疑念を世界に抱かせかねない。

 新大綱は単なる計画文書ではない。日本が発信する重い政治的なメッセージと、国際社会は受け止めるだろう。そのことへの鋭い意識が菅政権にどれだけあったのか、疑わざるを得ない。

 新大綱は長く継承してきた「基盤的防衛力」に代えて、「動的防衛力」という概念を採り入れた。自衛隊の機動性や即応性を高める。とりわけ装備の「活動量を増大させ」、日本の高い防衛能力を「明示しておく」ことが地域の安定に寄与するのだという。そういう効用も否定はしないが、ものごとには両面がある。

 周辺諸国の目には、日本が軍事的な自制を解こうとしていると映らないか。東アジア地域の不安定要因には決してならないという路線を転換し、危うい歩みを始めたと見られないか。

 軍事は政治や外交を補完する機能の一部にすぎない。軍事力を外交や経済・開発援助と組み合わせ、事態が悪化するのを防止する「紛争予防」の発想が、新大綱には乏しい。

 外交力は特に大切だ。日中の防衛交流や信頼醸成措置は中断したままだが、米国は粘り強い外交交渉を重ね、台湾への武器輸出をめぐり途絶えていた米中軍事交流の再開にこぎつけた。

 鳩山由紀夫前首相は昨年、「東シナ海を『友愛の海』にしたい」と語り、菅直人首相も先月の首脳会談で「戦略的互恵関係」の推進を確認したが、外交と軍事がばらばらとの感が深い。

 防衛大綱の枠を超えた総合的な国家戦略を立案する必要性を痛感する。

 今回、武器輸出三原則の緩和を明記することは見送られた。時間をかけ慎重に議論を重ねるのが賢明だろう。

 新大綱の策定には、文民統制の立場から政治の強い指導力が期待された。政権交代こそ究極の文民統制とも言えるからだ。しかし、根幹の議論を民間有識者に任せるなど、総じて政治が深くかかわった印象は薄い。

 新たな防衛力の整備は今後、具体的な組織再編や運用見直しの段階に移る。意図せぬ摩擦を避けるためにも、菅首相は中国を含む国際社会に、新大綱が専守防衛を逸脱するものでないことを丁寧に説明しなければならない。

 自衛隊の運用や予算に新たな抑制の枠組みを創出することも急務である】

東京新聞社説12/18~新防衛大綱 軍拡の口実を与えるな

【新しい「防衛計画の大綱」は、機動性を重視する「動的防衛力」の概念を取り入れた。国際情勢の変化に応じた防衛力の見直しは必要だが、周辺国に軍拡の口実を与えることになってはならない。

 動的防衛力は、日本に「力の空白」が生じて周辺地域の不安定要因とならないよう、全国に部隊を均等配置してきた「基盤的防衛力構想」に代わる概念。テロや離島への侵攻などに対処できる機動性や即応性を重視して、必ずしも均等配置にこだわらない考え方だ。

 動的防衛力への転換は、一九七六年の最初の防衛大綱以来続いてきた日本の防衛政策を根本から変えることになる。

 基盤的防衛力構想は、ソ連崩壊で脅威が薄れた後も北海道に戦車を重点配備するなど硬直化も指摘されてきた。中国の台頭など国際情勢の変化に応じて防衛力の在り方を見直すことは当然といえる。

 一方、この構想は日本の防衛力整備を必要最小限にとどめる歯止めとなってきたのも事実だ。

 新大綱に基づく新しい中期防衛力整備計画では、中国の海洋進出を念頭に、沖縄など南西地域の防衛体制強化を盛り込み、自衛隊の空白地帯だった離島にも部隊を新たに配置する方針を加えた。

 国土防衛は自衛隊の任務ではあるが、これまで部隊を置いていなかった場所に配置するとなれば、中国が警戒感を強め、軍事力強化を促す「安全保障のジレンマ」に陥る可能性がないとはいえない。

 地域の安定を目指すための新大綱が、不安定要因をつくり出すようなことになれば本末転倒だ。中国が新大綱を軍備拡張の口実としないように日本側の意図を説明するなど外交努力も必要だろう。

 新大綱は、領土・経済権益をめぐる対立など武力紛争に至らない「グレーゾーン」の紛争への対応も想定する。しかし、憲法九条で許される自衛権の発動は「急迫不正の侵害」に限られており、自衛隊の運用は、海上保安庁など警察力が対応すべき領域にまで拡大されるべきではない。

 新大綱は昨年策定される予定だったが、民主党への政権交代で一年間延期された。時間が十分あったにもかかわらず、国会での安全保障をめぐる論議は低調だった。

 その結果、政府の有識者懇談会が八月にまとめた安全保障に関する報告書の考えをほぼ踏襲する形となった。シビリアンコントロール(文民統制)の観点から国会でのより深い論議が欠かせない】

 「中国の軍拡が不安だからそれに備えよう」というのが新大綱の入り口なのに、何で「中国を心配させてはならない」というような論調になるんですかこのアホサヨクどもは。上の文章の「日本」と「中国」の文字を入れ替えて、そのまま中国様に突きつけてやったらいかがなんです?

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2010年12月17日

移民に夢見る前に

移民1000万人受け入れを=「人口激減」日本に政策提言-シンクタンク

【移民政策に関するシンクタンク、移民政策研究所の坂中英徳所長が16日、都内の日本記者クラブで会見し、ドバイで開かれた「世界経済フォーラム」の分科会に日本から出席し、50年間で移民1000万人を受け入れるとの政策提言を発表したと報告した。

 同氏は会見で、日本は世界史上例のない人口激減社会になったと指摘。大量の若年移民を受け入れて教育を施し、社会に溶け込ませる「日本型移民国家」を目指すべきだと強調し、移民受け入れ計画の策定を柱とする「移民法」の制定や、無利子・無担保で移民に教育資金などを貸し付ける「移民銀行」の創設の必要性を訴えた】

 「日本は人口減少社会に突入した!」という話を聞かされてからしばらくになるような気がしますけど、その対策という事になると、何故か聞こえてくるのは上のような「日本は移民を受け入れなければならない!」という声がほとんど。普通に考えれば「どうすれば出生率を上げる事ができるか」というような議論が最初に来るはずだと思うのですがね?「少子化対策担当大臣」とかいうのはただのお飾りですか?

 だいたい、企業が外国人を採用するのと違い、移民の受け入れによって解決する事がハッキリしている問題ってのは「人口減少」しかありませんよね。世界を見ても、むしろ移民受け入れはデメリットの方がはるかに大きい。わざわざ銀行なんぞ作ってやるほどの資金があるなら、その分を乳幼児の医療費無料化とか、公立学校への支援に回すべきですよ。日本の未来は、日本人にこそ託すべきものなのですから。

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2010年12月16日

東京新聞コラム12/16~国旗国歌は別問題です

東京新聞「筆洗」12/16付

【毒舌トークで人気のあるタレント、マツコ・デラックスさんが、石原慎太郎東京都知事をテレビ番組で激しく批判し、話題になっている。きっかけは、同性愛者を蔑視する知事の発言だった▼過激な性描写のある漫画などを規制する青少年健全育成条例改正の陳情をPTA団体から受けた際、知事は同性愛者がテレビ出演することを批判。さらに、「(同性愛者は)どこか足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ」と語っていた▼公の立場で差別的な発言をするような政治家が力をいれる政策は、「すべて信憑(しんぴょう)性がなくなる」とマツコさんが言及した都の条例改正案がきのう、都議会本会議で可決、成立した▼過激な性描写のある漫画など子どもには読ませたくないという親の気持ちは当然のことだ。ただ、きわどい性表現のある作品の販売は、現行条例で成人コーナーに制限されるなど、すでに厳しく規制されている現実がある▼これまでの条例の運用で対応できるのになぜ新たな行政の介入が必要なのか。そんな声が出版界には根強い。「表現の自由を侵害する危険が増した」と多くの漫画家や出版関係者から危ぶむ声が噴出しているのは分かる▼国旗国歌法案の国会審議中、小渕内閣が「強制はしない」と繰り返していたのに、教員を大量に処分してきたのは東京都なのだから

>国旗国歌法案の国会審議中、小渕内閣が「強制はしない」と繰り返していたのに、教員を大量に処分してきたのは東京都なのだから

 ええ~?「個人的な理由があるから服務規程には従わない!」なんて、一般企業なら処分を受けて当然の事をやっといて、後から「不当だ!」などと寝言をほざく方々と一緒にしないで下さいよ~。「強制はしない」と言われて「じゃあ好き勝手やっていいんだ!」などと解釈していいのはせいぜい中学生くらいまでですよ?…まぁ、社会常識を著しく欠いたサヨク教師どもを、「痴漢やレイプを賛美するようなマンガなどと同じくらい、子どもの正しい育成にとっては害のある存在だ!」という意味で同列にしているとすれば、それは全面的に賛成してやりますが(笑)。

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2010年12月15日

菅のリーダーシップ?

菅首相:年金支給額の据え置き検討を指示 細川厚労相に

菅首相:高裁判決に上告せず、諫早湾の排水門開門へ

法人税5%下げ、首相指示 成長戦略実現へ

 いいえ、いつもの「思いつき」でしょ(笑)。どれについても「関係省庁などと協議や調整をした上で決定した」などという報道はさっぱりありませんし。「『政治主導』とかいう幻想の下、政治家が己に酔いしれている裏で、負担を押し付けられた人間が重苦に喘いでいる」というのは、最早民主党政権のお約束と呼んでもいいのでは?

【参考】不信任は衆院で否決、なぜ解散なのか…仙谷長官

【仙谷官房長官は15日、都内のホテルで開かれた経済同友会幹部との懇談会で「(内閣)支持率に一喜一憂せず、ここはあまり選挙がなさそうなので、腰を落として(政策の)議論をすれば国民にも段々と理解が深まるのではないか」と述べ、衆院解散・総選挙は当面ないとの見通しを示した。

 内閣の要である官房長官が、衆院選の時期に言及するのは異例。これに関連し、仙谷長官は同日の記者会見で「(自分と馬淵国土交通相の)2閣僚の不信任決議が(衆院で)否決されている。それでなぜ(衆院)解散になるのか」と語った】

 実権は女房役に完全に奪われてますね。この時点で既に、リーダーシップも何もあったもんじゃないですなぁ…。

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過程がそもそも不健全では?

性描写漫画の規制条例が成立=付帯決議で「慎重な運用を」-都議会

過激な性描写のある漫画やアニメの販売規制を目的に、東京都が12月議会に提出していた青少年健全育成条例改正案が、15日の都議会本会議で民主、自民、公明各党の賛成多数により可決、成立した。ただ、「創作活動を萎縮させる」との指摘もあるため、条例の慎重な運用を求める付帯決議も行った。条例は来年7月1日までに施行される。共産党と生活者ネットワーク・みらいは反対した。

 同改正案は都が2月議会に提出。18歳未満のキャラクターを示す「非実在青少年」の性行為を肯定的に描いた漫画などを規制対象とし、書店やコンビニなどでは成人コーナーに置くよう求める内容だが、「規制対象があいまい」などとして継続審議となり、6月議会では民主党などの反対で否決されていた。

 再提出案は、「非実在青少年」の文言を削除した上で、刑法などに触れる性行為を「不当に賛美・誇張した」漫画などに規制対象を修正。民主党も修正内容を評価し、賛成に回った。ただ、漫画家や出版社は「表現の自由を侵害する恐れがある」として反対を表明している。

 石原慎太郎知事は本会議終了後、記者団に対し「当たり前。日本人の良識だ。子どもにあんなものを見せられるのか」と述べ、規制の必要性を改めて強調した】

 話を見聞きする限りでは、そもそも条例成立までの過程が①利権絡みとの噂もある中②お上がゴリ押し的に③関係者との情報交換も十分でないまま④子どもをダシにして⑤具体的なデータ等での裏付けもなし、と私が毛嫌いするような材料ばかりなんですが。また、規制の内容についても「対象は漫画やアニメだけで、実写や小説はそこから除外される」「基準が曖昧でいくらでも曲解の余地がある」などと疑問点が山積みで、見切り発車の感は否めません。こうした稚拙なやり方を「日本人の良識」とは言って頂きたくないものです。だいたい「自分の考えこそが世間一般の良識である」てな事を言うような人間は、私の経験上、大抵独善的でロクな存在じゃございませんので(笑)。

 正直今回の規制って、自らを「良識者」だと名乗る連中が漫画やアニメを目の敵にして、「とりあえず法律で規制しましょう」という以外の何物でもないですよね。こんなのはまず、本来の目的であろう「子どもの保護」とやらには大して効果のあるものでないと思われます。むしろ法律の運用如何によっては、東京都の税収減とか、性犯罪増加などといったマイナス面が表れてくる可能性も否定できませんし、そうなった時には是非「東京都ざまぁ」と述べさせて頂きたいところですな。

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2010年12月14日

他に閣議決定する事ないの?

首相の「支持率1%でも辞めない」発言に、「第三者が…」と否定の答弁書

政府は14日、菅直人首相が「支持率が1%になっても辞めない」と発言したとの報道について、「(首相)本人に確認したところ、発言は本人の言葉ではなく、第三者が激励の気持ちを込めて本人に述べたものだ」と否定する答弁書を閣議決定した。公明党の加藤修一参院議員の質問主意書に答えた。

 首相が11月27日の鳩山由紀夫前首相との会談で発言したと報じられたが、鳩山氏は翌28日の講演で「首相が言ったのではない。友達から『1%になっても辞めるな』と激励されたという話を首相から聞いた」と説明していた】

 先日このブログでも「閣僚が虚偽答弁をしても必ずしも責任を問わない」との閣議決定がなされたニュースを紹介しましたが、閣議ってのは無能がベラベラ喋った尻拭いを政府にしてもらうという場でしたっけ?この分だと、次に出てくるのは「仮免」発言の否定ですかな?

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2010年12月13日

謝罪じゃ全く足りません

首相が沖縄県民に謝罪へ 「県外と言ったこと謝る」

【菅直人首相は13日夜、沖縄県を17、18両日に訪れることに関し、「(民主党が)米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)について先の衆院選で県外、国外(移設)と言ったにもかかわらず、できなかったことを、謝るべきは謝りながら、(名護市)辺野古への移設が普天間飛行場より危険性が少ないと説明したい」と述べた。

 首相はその上で、県外移設を要求している仲井真弘多(ひろかず)知事を説得するため、必要に応じて沖縄を訪問する考えを示した】

【参考】民主党「あれは嘘だ」一覧(「2chコピペ保存道場」様)

【966 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 22:27:37 ID:oG6F6P+W 

民主党「中小企業を支援すると言ったな。あれは嘘だ」
民主党「ガソリン価格下げると言ったな、あれは嘘だ」
民主党「高速無料と言ったな、あれは嘘だ」
民主党「歳費削減すると言ったな、あれは嘘だ」
民主党「消費税議論はしないと公約したな。あれは嘘だ」
民主党「昨年、政治主導と言ったな。あれは嘘だ」
民主党「子ども手当て、月26,000円と言ったな、あれは嘘だ」
民主党「子ども手当て、所得制限しないと言ったな、あれも嘘だ」
民主党「お年寄りの負担を軽減すると言ったな、あれは嘘だ。」
民主党「議員定数の削減をするといったな、あれは嘘だ」
民主党「公共事業削減すると言ったな、あれは嘘だ」
民主党「中国に修理費請求すると言ったな、あれも嘘だ」
民主党「ノーベル平和賞、大使を出席させると言ったな、あれは嘘だ」
民主党「農地法改正する言ったな、あれも嘘だ」
民主党「教員免許更新制を廃止すると言ったな、あれは嘘だ」
民主党「TPPへの協議参加はあくまでも『情報収集のみ』と言ったな、あれも嘘だ」
民主党「国民新党悲願の郵政改革法案、臨時国会で必ず通すといったな。あれは嘘だ」
民主党「休日分散化で観光業界を活性化させるといったな。あれは嘘だ」
民主党「補正通してくれたら小沢を国会招致するといったな。あれは嘘だ」

鳩山「オレは総理辞めたら議員を引退するといったな。あれは嘘だ」
菅「オレは第176回臨時国会を『熟議の国会』にすると言ったな。あれは嘘だ」
小沢「オレは一兵卒として大人しくすると言ったな。あれは嘘だ」

(注・現在なおも増殖中)】

 「発言したにもかかわらず、できなかったことを、謝るべきは謝りながら」ですか…これだけいろいろやっといて、謝罪だけで済ませられるとでも思ってるんですかねぇ?

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玉虫に失礼ではないかと

注目の民主役員会は「玉虫色」結論 「幹事長一任」でも分裂含み

「民主政変Xデーか」とも目された、茨城県議選直後の注目の民主党役員会が行われた。小沢一郎・元代表の国会招致を巡る党内対立が深まる中、出た結論はとりあえず「幹事長一任」だった。「役員会が決裂し、即、党も分裂か」という最悪の事態はひとまず避けられた形だが、「一任」の内容を見る限り、分裂含みの情勢は変化しておらず、予断を許さない状況が続く。

 「幹事長に一任された」。2010年12月13日午後、役員会を終えた岡田克也幹事長は、会見でこう述べた。

「幹事長が元代表と話し合いを行うべきだ」

 岡田氏によると一任されたのは、(1)小沢元代表に(衆院)政治倫理審査会(政倫審)へ自ら出席し説明してもらいたい(2)自らは出席しない場合、党において出席を決めなければならなくなる、という2点を踏まえ、岡田幹事長が小沢元代表と話し合いを行うべきだ、ということだ。

 記者からは「何も(今までの状況から)進んでいないのでは」という質問も飛んだが、岡田氏は「前に進んだ」という認識を示した。岡田氏は、小沢氏がこれまで「国会で(招致を)決めれば従う」と話していたとして、今回一任された(2)の項目が、「それ(国会の決定)に近い状態と(小沢氏に)ご理解頂ける」との考えを示した。

 もし小沢氏が「ご理解」しない場合の対応についての質問が次々出たが、岡田氏は「仮定の質問にはお答えできない」を繰り返してかわした。

 どうやら、一任事項の(2)の文言が、小沢氏が自身で出席しない場合、党が出席を「決める」と断言するのではなく、「決めなければならなくなる」という表現でボカしている所あたりで、「玉虫色」の決着が図られたようにもみえる。

 これまで、「政治とカネ」を巡る問題で小沢氏の国会招致に前向きな姿勢を見せる岡田幹事長らの方針に対し、小沢氏周辺は反発を強めていた。12月8日と10日にも、小沢氏に近い議員らが岡田氏を訪れ会談を迫り、招致断念などを申し入れていた。13日も役員会前に直談判があった。

 小沢氏本人も、民主の地方選連敗を受け、12月12日投開票の茨城県議選前、同県議選で惨敗すれば「地方が火を噴く」と予想を披露していた。また、「(小沢氏が)新党結成に言及した」とも報じられ、「揺さぶり」が加速していた。

「菅総理年明け退陣」説も出る

 その茨城県議選(定数65)の民主の結果は、23人の公認候補を擁立したものの、現職候補2人が落選するなど獲得議席は現有議席数と同じ6議席にとどまった。約4分の3が落選した形だ。一方、自民は公認だけでも36人中33人が当選し、過半数を確保した。民主の結果については、「惨敗」(産経新聞)、「多くの選挙区で大敗」(読売新聞)などと報じられている。

 党派別の得票率をみても、自民の約39%に対し、民主は17%と半分以下だ。町村部にいたっては、自民59%対民主18%と、民主は3分の1にも達していない。11年春の統一地方選を前にして、民主に暗雲が立ちこめていることが改めて確認された形だ。

 「次は前原か岡田」――。注目の民主役員会があった12月13日、首都圏などの書店に並んだ週刊現代最新号(12月25日号)は、「菅総理 年明け退陣へ」などの見出しで、「後任」の名前が具体的に挙がっている現状を報告した。

 現代記事は、11年1月13日の民主党大会で「菅辞めてくれコール」が一斉に起こり、「否応なく、退陣を余儀なくされる」と指摘する。さらに、「次が誰か」について党内では、前原誠司外相と岡田克也幹事長の名前が挙がっている、という。前原氏については、「影の首相」ともささやかれる仙谷由人官房長官の「イチオシ候補」。岡田氏は、「どこの党派にも属さないニュートラル」さが買われ、「渡部恒三氏ら長老の間」で名前を挙げられているようだ。

 茨城県議選の「惨敗」が決まった今、小沢氏の予想通り「地方から火」が噴き出すのだろうか。民主党は11年春の統一地方選を菅総理のもとで戦うのか、「次の顔」で臨むのか。「中央からの火ダネ」も含め、民主党の不安定飛行が続く】

 「小沢が悪い!」「いや、菅と仙谷が悪い!」という責任のなすり合いの中、どちらかが折れなければ分裂しか道はないだろうと思われる民主党ですが、今日の役員会はお得意の「問題先送り」ってヤツで凌いだようですかね。ま、国民にしてみれば「どっちも問題あるよ」で終わるのですけど。

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駝鳥の如く

県議選敗北に「国政選とは違う」=小沢氏はしかるべき場で説明を-官房長官

【仙谷由人官房長官は13日午前の記者会見で、茨城県議選で民主党が現有議席の確保にとどまったことについて、「地方選挙は参院、衆院選挙とは違い、地域(特有)の要素も多い。惨敗という総括がすべてかどうか、県連や党の総括を待ちたい」と述べた。

 小沢一郎民主党元代表の国会招致問題や仙谷長官の問責決議が同県議選に与えた影響に関しては「(結果には)いろんな要素がある。ワンオブゼムで影響はあるかもしれない」と語った。

 仙谷長官はまた、小沢元代表の国会招致について「しかるべき場所で説明いただきたいという感じを国民もお持ちではないか」と指摘。同日午後の民主党役員会で衆院政治倫理審査会への小沢氏招致の議決方針が決まるかについては「私には分からない」と語った】

 ダチョウは危機に遭遇すると、砂の中に頭を隠してやり過ごそうという習性があるとかないとか。まぁ、英語のことわざにも事実そうしたものがある以上、何らかの意味合いでもってそういう行動を取る事はあるんでしょうけど、健忘症の弁はまさにそれですよね。現実を見たくないというならそれでもいいですよ、それで民主党に迫っている危機、とりあえず統一地方選はなくなるワケでも何でもないんですから(笑)。

 …それにしても、地方選挙の勝ち負けを全て「地域特有の要素」で片づけられてしまったら(当然これからは「勝ち」も「地域の要素」として扱ってくれるんですよね?)、民主の地方議員はこれから大変でしょうなぁ。既にみんなの党などへの鞍替えを始めている連中もいるそうですが…?

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2010年12月12日

こりゃ統一選は戦えませんね…

民主、現有6議席と振るわず…茨城県議選

【来春の統一地方選の前哨戦として注目された茨城県議選(定数65)は12日投票が行われ、即日開票の結果、新県議65人が出そろった。

 民主党は政権交代の勢いを駆って、過去最多の19選挙区に23人の公認候補を擁立したが、獲得したのは改選前と同じ6議席と振るわなかった。

 自民党は無投票当選の6人を含めて33議席と、過半数超を維持。公明党は現有維持の4議席、共産は現有1減の1議席と後退、みんなの党は現有1議席増の2議席を獲得した。無所属は19人が当選を決めた。

 県議選には106人が立候補。無投票の8選挙区を除く28選挙区(定数計57)で98人が争った】

 「改選前の議席は維持したから上出来」とか言っちゃったりして?それにしても「政権交代の勢いを駆って」とは、イヤミですか読売新聞さん…(笑)。

【12/13追記】現有6議席に衝撃=「惨敗」と執行部批判も-民主

民主党は12日の茨城県議選で公認・推薦候補の4分の3が落選し、現有の6議席にとどまったことに衝撃を受けている。国民の菅政権離れを裏付けた結果ともみられ、「政権への影響が心配だ」(ベテラン議員)と懸念する声も漏れた。小沢一郎元代表に近い議員からは「惨敗だ」と執行部を批判する声が相次いだ。

 民主党は県議選で24人の公認・推薦候補を擁立。統一地方選の前哨戦と位置付け、鳩山由紀夫前首相や岡田克也幹事長らが現地入りするなど、異例のてこ入れを行った。党幹部は「1議席でも上積みできれば勝利だ」と述べていたが、現有議席維持の結果を受け、首相に近い議員は「(敗因は)菅直人首相の政権運営と小沢氏の招致問題のどちらとも言えない。全部だ」と語った。

 これに対し、小沢氏に近い議員からは「政権運営自体が問題だ。今のままでは来年の地方選は惨敗だ。戦えない」などと執行部への不満が噴出した。

 小沢氏の国会招致問題では、岡田氏が政治倫理審査会での議決による招致実現を目指しているが、県議選の結果を受け、小沢氏を支持する議員は「そんなことをやっている場合じゃない」と強く反発した】

 24人も公認・推薦を立てておいて「7議席取れれば勝利」とか、最初から目標低すぎなのでは(実際にはそれすら届かなかったワケですが)?しかし責任の押し付け合いはみっともないですねぇ…。

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悪の枢軸

小沢、鳩山、輿石氏が会談=国会招致問題で岡田氏けん制

【民主党の小沢一郎元代表は12日夜、鳩山由紀夫前首相、輿石東参院議員会長と都内のホテルで会談し、小沢氏の国会招致問題で対立が深まる党内情勢について意見交換した。出席者によると、「誰も党を分裂させるようなことをしてはならない」との認識で一致。衆院政治倫理審査会で議決して招致実現を目指す岡田克也幹事長をけん制した形だ。

 岡田氏は13日の党役員会で、政倫審での議決を党の方針として意見集約する構え。しかし、輿石氏ら参院側には反対論が強く、紛糾する可能性がある】

 これはまた香ばしい御三方が…オザワが素直に国会招致に応じてれば、党の分裂騒ぎなんてのは起きてなさそうなものなんですがね?ましてご本人は潔白を主張されてるのですし、後ろめたい事がなければ堂々と説明すればいいものなんかないかと思うのですけど…。

「これまでは仮免だった」=これから本番と決意強調-菅首相

【菅直人首相は12日夜、都内で開かれた自身の後援会会合に出席した。出席者によると、首相はあいさつで「(首相就任から)半年たった。これまでは『仮免許』だったが、これからが本番で、自分の色を出していきたい」と決意を語った。自らの政権運営を自動車運転の「仮免」に例えたような発言は今後、与野党の批判を招く可能性がある。

 一方、首相は今年の漢字として「行(ぎょう)」を選んだことを挙げ、「修行の行、有言実行の行(こう)だ。これからも行という字を大事にしていく」と強調した。会合には民主党の小川敏夫法務副大臣や大河原雅子参院議員、都議や市議ら約500人が出席した】

 まぁ、本来なら指導力を発揮すべき人間がこの有様ですからねぇ…やっぱ半人前だったんですか(嘆息)。

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順序がおかしい

「戦争に突入も」と批判 邦人救出への自衛隊派遣で福島党首

【社民党の福島瑞穂党首は12日、金沢市で講演し、菅直人首相が、自衛隊派遣を念頭に朝鮮半島有事の日本人救出計画を策定する意向を示したことについて「これはひどい。自衛隊を派遣すれば、戦争に突入するかもしれない」と批判した。

 「民主党の一部の人たちが、自民党のやらなかったことをやるんだと意気込んでいる。大変な危惧を抱いている」と述べた】

 「これはひどい」と言いたいのはみずぽに対してですかね。朝鮮半島で戦争が再発した時、日本人を救うために自衛隊を派遣しようって話をしてるのに、言ってる事が完全に逆ですよ。この程度の理解力でよく政治家なんかが務まるものです。

 …まぁ、そこまで仰るからには、有事の際自衛隊などに頼らなくても安全に海外の日本人を救出できるアイデアを社民党さんはお持ちなんでしょうけど。ほんのちょっとでいいですから披露して頂けませんか?

【参考】朝鮮半島有事 韓国に自衛隊派遣打診

朝鮮半島での有事が発生した場合、日本政府が在韓邦人二万八千人を避難させるため、韓国への自衛隊派遣を同国政府に打診していることが分かった。反日感情の強い韓国では自衛隊派遣への反対が強く、協議がまとまるかどうかは不透明だ。

 邦人の避難は、一九九九年、周辺有事の際の対米支援を定めた周辺事態法の成立にあわせた自衛隊法改正で、自衛隊の活用が可能になった。防衛省は朝鮮半島有事に際し、ソウル、仁川、釜山へ政府専用機や輸送機、自衛艦を派遣し、空港や港湾で日本大使館から邦人を引き継ぐ計画を練っている。

 北朝鮮による韓国への砲撃事件が起きたことで、日本側は在韓邦人の避難をめぐる協議を最優先に進めたい考えだ。

 しかし、韓国政府との間では温度差も目立つ。

 韓国外交筋によると、自衛隊派遣は旧日本軍の侵略を連想させ、自衛隊と交流している国防省内でさえ反対が強いという。協議を進めることで戦争が近いとの誤解を招き、韓国内が動揺するのを懸念する向きもある。

 日韓間では、防衛秘密の保護に関する軍事情報包括保護協定(GSOMIA)と、自衛隊と韓国軍の連携を密にする物品役務相互提供協定(ACSA)をめぐる協議も水面下で進んでいる。

 日本は、GSOMIAを米国と北大西洋条約機構、ACSAを米国、豪州と締結している。一方、韓国はGSOMIA、ACSAをロシアなどとも締結しており、日本との締結にも比較的抵抗はないとされている。優先順位が日本と逆転していることになる。

 一九五〇年の朝鮮戦争では、開戦から三日目にソウルが陥落、交戦下で避難する人々があふれ、大混乱に陥った。現在、韓国には百万人の外国人が居住しており、韓国政府にとって有事の際の住民避難とともに外国人の避難が重要課題であるのは間違いない。

 米国の場合、米人十万人の避難に海兵隊を活用して米本土に帰還させるほか、在日米軍基地へ一時避難させる退避計画があるとされる。日本の防衛省には「在韓邦人の避難は米軍に頼ることになるかもしれない」との声もある】

 いやいや、朝鮮半島で有事が発生した時に「旧軍の侵略を連想するから自衛隊は来るな」なんてのは、頭沸いてる言い分としか思えませんって。ただ、みずぽとか仙谷なんかは「韓国の国民感情を考慮して、自衛隊による日本人の救出活動は行いません」とか本気で言いそうですけど…。

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2010年12月10日

その舌抜かれてしまえ

国会での虚偽答弁の責任は「内容次第」 政府答弁書が無責任に…

政府は10日の閣議で、閣僚が国会で虚偽答弁を行った場合の政治的・道義的責任について「答弁の内容いかんによる」とし、必ずしも責任は問われないとする答弁書を決定した。自民党の森雅子参院議員の質問主意書に答えた。先の臨時国会では、仙谷由人官房長官をはじめとする閣僚の虚偽答弁が追及された】

 「答弁の内容如何」って、それは誰が判断するってんですかな?いい大人が「お前らはウソつきだ!」なんて責められる事からして恥なのに、まさかそれを肯定するなんて…民主のアホどもは、この答弁書の内容が「我々の答弁を信用する必要はない」というのと同義だという事と、今後民主が野党に転落した後、答弁の内容について政権政党を批判するのができなくなるという事を理解してないのでしょうか?

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半人前は引っ込んでほしい

今年の漢字は「行」 修行の身と首相

【菅直人首相は10日夜、記者団から2010年を漢字一文字で表すよう求められ「行」を選んだ。

 理由として「修行の『行』であり、実行の『行』でもある。首相の仕事は修行の身という意識でやらないといけないとの実感を持っている」と説明した。

 首相は6月の就任時に記者会見で「官邸こそが修行の場との覚悟で、あらん限りの力を尽くしたい」と表明、9月の改造内閣発足時には「有言実行内閣」と銘打っていた。両方に共通する「行」を選んだようだ】

 官邸も国会もアンタの修行の場などではありません、まだまだ修行が必要な身だと仰るならば余所で経験を積んでから来て頂きたいものです。まぁ、民主党から半人前を除いたら、後に残るのは犯罪者と売国奴ばかりですか?

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2010年12月 9日

「サヨク」の典型

言論統制への懸念強まる 政府が情報保全検討委の初会合

尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件のビデオ映像流出を受け、政府の「情報保全に関する検討委員会」(委員長・仙谷由人官房長官)は9日、首相官邸で初会合を開き、公務員の守秘義務違反に対する罰則強化について検討を始めた。情報管理の徹底が狙いだが、菅政権は言論統制の色合いを強めており、「情報保全」に名を借りた情報の隠匿が懸念される。

 政府の情報保全をめぐっては、ビデオ映像流出に加え、警視庁公安部が作成したとみられる国際テロ関連の捜査資料がインターネット上に流出した問題も起きた。さらに、米外交公電が内部告発サイト「ウィキリークス」で公表される事案も発生した。

 仙谷氏は初会合で「政府の情報保全に対する信頼が揺らいでいることは誠に遺憾だ」と述べ、保全強化の重要性を指摘した。会合には機密情報を扱う外務省、防衛省、警察庁など関係省庁の幹部も出席した。

 検討委は公務員の守秘義務違反への罰則強化を検討する「法制」、機密情報へのアクセス制限の強化を協議する「情報保全システム」の2つの検討部会を設置した。近く発足させる有識者会議の意見を踏まえ、半年程度かけて結論を出すことにしている。

 現行法では国家公務員の守秘義務違反の罰則が懲役1年以下と軽微なため、抑止機能が働きにくいとの指摘がある。ただ、政権に都合の悪い情報が隠匿される懸念が消えないのは、菅政権になって情報統制が強まっているからだ。

 菅政権は野党などから衝突事件の映像の公開を求められているが、中国への配慮もあり、かたくなに拒んでいる。防衛省は事務次官通達を出してまで民間人の政府批判を封じた。加えて、仙谷氏は国会で報道カメラに「厳秘資料」を撮影されるという脇の甘さを露呈しながら、取材の規制強化に言及した。

 菅直人首相は9日、記者団に「公開すべき情報はきちんと公開する」と述べたが、仙谷氏は初会合終了後の記者会見で「知る権利や行政情報の公開、報道の自由は現代社会の基本だが、一定の制約があり得る」と明言した。

 ある政府関係者は「情報問題を扱ってはいけない人物が検討委のトップにいる。政権に都合の悪い情報は秘匿性が低くても公開されなくなる恐れがある」と、仙谷氏が検討委を主導することに懸念を示した】

 このブログでは「サヨク」という存在について「普段は権利だの自由だのとやかましいが、それは全て自らの欲求を最大限に満たしたいが為であって、そのために自分以外の法や権利を犯す事については一切躊躇しない」というような表現をする事が多々ありますけど、まさに仙谷はこうした「サヨク」の典型みたいなものですよね。法の下で社会秩序を維持している私たち一般市民から見れば、こういう手合いは害悪以外の何物でもありません。サヨマスゴミの皆さん、アンタらの大事な大事な「報道の自由」の危機なんですから、全力で噛み付いてやって下さいよ?

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好きな方を選ばせてやろう

山岡氏派買収疑惑:運動の主婦「書いた記憶ない」領収書

09年8月の衆院選栃木4区の山岡賢次・民主党副代表(67)派による買収疑惑で、選挙運動費用収支報告書に約9万円の報酬を受領したと記載されている主婦が毎日新聞の取材に「無報酬のボランティアだった」と答えた。報告書には主婦名の領収書が添付されているが「書いた記憶はない」という。偽造領収書であれば公職選挙法違反(虚偽記載)に問われる可能性もある。山岡氏側に取材を申し込んだが、返答はなく、謎が深まっている。

 疑惑を巡っては、別の主婦2人が電話作戦をし、陣営から報酬計24万円を受領したと証言。「世論を正す会」と名乗る市民団体が8日、宇都宮地検に公選法違反(運動買収)の疑いで刑事告発したと発表した。

 領収書を巡る新たな問題では、毎日新聞が情報公開で入手した報告書によると、主婦が09年11月29日、報酬8万9750円を受領したと記載されている。山岡賢次選挙事務所宛ての領収書が添付され、手書きで日付、金額、主婦の住所、氏名が記載されていた。

 主婦は8月、取材に対し「(選挙中)栃木県真岡市の事務所に行った。後援会名簿を見ながら電話をかけ、『応援お願いします』と訴えた」と電話作戦を行ったことを認めた。報酬については「ない」と明言。領収書については「住所や名前に間違いはないが、違う(自分が書いたものではない)と思う。(書いた記憶は)ない」と答えた。2度目の取材では、領収書の真偽について「分かりません」とだけ答えた。9月の3度目の取材には「何度も来られて迷惑なので事務所に聞いてほしい。事務所が対応するはず。(領収書の真偽は)知らない」と語った。

 毎日新聞は領収書の真偽について文書で質問をしたが、事務所側は「法令に従い適正に処理している」とだけ回答し、その後も詳細な説明はない。

 公選法は選挙運動の実態を事後チェックするため、報告書に収入や支出を記載するよう義務づけている。故意に虚偽記載すると3年以下の禁錮か50万円以下の罰金が科されるが、ミスなら処罰されない。一方、領収書が本物なら、電話作戦の運動員に報酬を渡したことになり、買収を禁じる公選法に抵触する可能性が出てくる

 「故意の虚偽記載」でお縄を頂戴しますか?それとも「買収」ですか?どちらにしてもアウトである事には違いはないと思いますが。

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ノーベル賞まで劣化コピーする国

ノーベル平和賞に対抗、「孔子平和賞」設立

中国の民主活動家、劉暁波氏に対するノーベル平和賞授賞に対抗し、中国国内で「孔子平和賞」が設立され、初代受賞者に台湾の元副総統、連戦氏が選ばれた。ロイター通信などが8日、報じた。9日に北京市内で授賞式が行われるという。

 劉氏に対するノーベル平和賞授賞が決まった後、中国共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙、環球時報が、チューリッヒ州立銀行北京駐在員事務所の劉志勤首席代表の論説という形で、民間機関による「孔子平和賞」の設立を盛んに提唱していた。

 同通信によると、同賞事務局は8日、電子メールを通じて声明を出し、「今年のノーベル平和賞に対する中国の平和的な回答」と、ノーベル賞委員会への対抗措置であることを認め、「台湾と(中国)大陸の平和の架け橋をつくった」と授賞理由を説明した。

 連戦氏のほかに、パレスチナ自治政府のアッバス議長や南アフリカのマンデラ元大統領、米マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏など5人が候補者に挙がったというが、授賞式の招待状を出したとされる中国文化省は関知していないといい、連戦氏の元にも授賞の通知は届いていないとされている】

 シナ様自身による「忠実なイヌ認定」というところでしょうか。現政権にはこの賞を欲しがる人間がゴロゴロいそうな気が致しますが…そもそも中国共産党に平和とか孔子を語る資格なんてこれっぽっちもないのでは?

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2010年12月 8日

「おまえ辞めろ!」

民主幹部、仙谷長官の辞任求める=菅首相「交代考えず」

【民主党の小沢一郎元代表に近い参院幹部は8日、先の臨時国会で問責決議が可決された仙谷由人官房長官の処遇について「このままでは通常国会が開けない。代えるしかない」と述べ、辞任すべきだとの考えを示した。執行部内から仙谷長官の交代を求める声が上がったことで、内閣改造を求める党内の圧力が強まりそうだ。

 同幹部はまた、岡田克也幹事長が小沢氏の国会招致実現のため衆院政治倫理審査会で議決する方向で調整していることについて、「そんなことをしたら菅内閣は吹っ飛ぶ」と強く批判した。

 菅直人首相は同日夕、党内の仙谷長官交代論について、首相官邸で記者団に「そんな話があるとは承知していないし、全く今、閣僚の交代は考えていない」と述べ、仙谷長官を続投させる考えを強調した。

 仙谷長官も会見で「少なくとも私には『おまえ辞めろ』と言ってきた人はいない。誰がどこで仙谷辞めるべきと言ったのか」と語った】

 健忘症の上に耳まで遠くなりましたか。問責決議も可決されたでしょう?つーかむしろ、民主党丸ごと政治家なんて辞めてもらっても構わないんですが?

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着実に仕事すればいいだけです

「自民に反感」6割、民主を上回る 自民が有権者調査

自民党は7日、自民党に反感を抱く有権者が6割に上り、民主党の5割弱を上回っているとする有権者の意識調査の概要を公表した。菅内閣の支持率は低迷するが、自民党も旧来のイメージから脱却できずに苦しんでいる。

 11月6、7両日に20歳以上の3千人を対象に調べた。詳細な質問項目や回答内容は公表しなかったが、自民党の政権復帰を「期待しない」が「期待する」を上回り、「特にターゲットとすべき積極的無党派層男女でその割合が高い」という。

 自民党への批判は「過去への反省が足りない」が最も多く、「二世・世襲が多い」「総裁のリーダーシップが足りない」が上位に並んだ。政党への項目別評価でも「政治姿勢や政治資金などのクリーンさ」で民主党に水をあけられ、「公務員・行財政改革」「官僚主導からの脱却」でも民主党を下回ったという】

 うん、でもイメージだけで民主党に政権を渡したら、無能と売国奴ばかりで政治も国民生活もムチャクチャになってますよね?現時点では民主党を政権の座から引き摺り下ろすのは急務であって、さらにその後の政権運営の中心を担えるのは自民党以外に見当たらないワケでして、だとすれば旧来のイメージから脱却できなかろうが何だろうが、日本の政治家としてやるべき事をやってもらわなければ困るのですよ。イメージなんてのは、着実に仕事をして成果を上げれば、後からなんぼでもついてくるものです。今は野党の身分なんですから、こんなのは「国民の皆様からお叱りを頂いた」くらいに受け取っておけばいいのです、どうせ民主党のイメージなんて下がる事はあっても、上がる事はあり得ないのですし(笑)。

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身分保証の解除はするんですか?

民主PT、「国家公務員にスト権」通常国会提出へ

民主党公務員制度改革・総人件費改革プロジェクトチーム(PT)は7日、 国家公務員への争議権(ストライキ権)付与を認める方針を固めた。関連法案を来年の通常国会に提出する方針。公務員ストは国民生活への影響が大きいため、スト権に制約を設ける。警察など治安関係職員を除くほか、仲裁機関の新設や、政府に中止命令の権限を持たせることを検討する。

 また、人事院勧告制度を廃止し、給与改定で労働組合との交渉窓口となる「公務員庁(仮称)」を新設することも決めた。民主党が昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた「国家公務員の総人件費2割削減」の実現に向けて、労使交渉の条件整備を目指す。

 この日の民主党PT会合では、労働基本権が制約されている国家公務員について協議。治安関係職員らを除く非現業職員に労働協約が結べる「協約締結権」を付与することを決めた。

 その上で、労使交渉によってこれまでの人事院勧告を大きく上回る総人件費2割削減を実現するためには、スト権の付与が不可欠と判断した。協約締結権を認めても、労使交渉で労働側が不利になる可能性があるとの考えからだ。

 仙谷由人官房長官は7日の記者会見で「争議権があって初めて労働基本権といえる。人事院に任せていた『お任せ労働条件決定主義』がガバナンス(統治)のゆるみをもたらした」と現在の態勢を批判した。

 民主党の有力な支持組織である自治労にとってはスト権付与は悲願で、政府は、国家公務員制度改革推進本部が設置した有識者による「国家公務員の労働基本権(争議権)に関する懇談会」で11月下旬から議論を始めたばかり。

 公務員制度に関わる政府関係者は「国民にどういうメリットがあるのか明確にされていない。議論が拙速だ」と批判している】

>民主党の有力な支持組織である自治労にとってはスト権付与は悲願

 お前ら、シナ様や支援団体のご機嫌は必死になってとりまくるのに、国民の方を向いての政治は絶対にしないんですね…自治労なんて「仕事もロクにせずに国民の税金を食い潰す無駄飯集団」程度のイメージしかないんですが…。

【参考】「過去3年でパワハラ受けた」2割…自治労調査

 こんな調査は本来の仕事と別のところでやってるんでしょうな?

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2010年12月 7日

溺れる者とワラ

衆院3分の2へ首相平身低頭、社民と危険な復縁

【菅首相は6日、社民党と政策課題によっては連携する「部分連合」にかじを切った。

 しかし、鳩山前政権崩壊の要因となった外交・安全保障政策をめぐる食い違いを棚上げしてまで社民党に協力を求める姿勢には、民主党内からも「政権維持が自己目的化している」と冷めた声が出ている。

◆「罷免後初めて」

 にこやかに握手を交わそうとする菅首相に、社民党の福島党首は冷めた表情でこう応じた。

 「罷免された後、初めてここに来ました」

 6日、首相官邸で開かれた首相と福島氏の党首会談。福島氏は冒頭から、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題を巡り、5月に鳩山前首相から消費者相を罷免されたことを持ち出した。

 それでも、首相は「2010年度補正予算に賛同していただいてありがとうございます」と頭を下げた。社民党が重視する労働者派遣法改正案にも自ら触れ、「(通常国会で)成立を期す。お互いによく協議しましょう」と低姿勢を貫いた。

 同席した社民党幹部は、会談の様子をこう語った。

 「首相は平身低頭だった。民主と社民のどっちが多数か分からないほどだった」

◆内閣支持20%台

 菅政権は臨時国会で公明党など野党との連携構築に失敗し、自公両党などは参院で仙谷官房長官と馬淵国土交通相の問責決議を可決した。内閣支持率が20%台にまで下落し、政権末期と指摘される首相は、補正予算に賛成し、仙谷氏らの問責決議に反対した社民党との連携が政権運営に不可欠な状況に追い込まれていた。

 同党の取り込みは、社民党と連携して政権内で発言力強化を狙う国民新党の亀井代表のほか、首相と距離を置く鳩山前首相グループの松野頼久前官房副長官らも、首相に進言していた。小沢一郎元代表も前向きだった。与党内のこうした声も、首相の決断を後押ししたようだ。

 通常国会で11年度予算関連法案が参院で否決された場合、衆院の3分の2の多数で再可決しないと成立しないという事情もあった。

 衆院では、慣例で投票しない横路議長を除くと、再可決に必要な議席は319議席。現在311議席を持つ与党会派は社民党の6議席に加え、無所属議員らの協力を仰げば、法案を成立させるめどが立つ。首相が財政再建路線で軌を一にするたちあがれ日本の与謝野共同代表と会談したのも、「与謝野氏とならば連携可能だ」(政府筋)とみたからとされる。

◆統一選の皮算用

 社民党には、民主党との連携は統一地方選に向けた実績作りになるとの思惑がある。社民党幹部は「来春に予算案や労働者派遣法改正案などが成立すれば、『民主党に政策をのませた』とアピールできる」と皮算用する。

 首相は将来的には統一会派結成や、連立復帰にも期待を寄せているとみられる。実際、首相周辺は「まずは民主、国民新、社民の3党で足元を固めようということだ」と語る。

 ただ、民主党は野党時代、自公政権が「3分の2」で再可決を行うことに猛反発し、当時幹事長だった鳩山氏が「暴挙」と批判したこともある。過去の行動との整合性を問われるのは避けられそうにない。

 国民新党、社民党との連携でも参院の過半数には届かない。首相は6日に記者会見で他党との連携になお意欲を見せたが確たる見通しは立たない。

 そうした中、衆院の「3分の2」を優先する戦略は少数政党に政権の命脈を握られる危険も伴う。首相の足元を見透かすかのように、亀井氏は6日夜、BSフジの番組で注文をつけた。

 「足し算だけで政治をやるのは無理だ。誠心誠意がないといけない。民主党の都合だけで国民新と社民が黙ってついて行くことはあり得ない」】

 さすがは「支持率1%になっても辞めない」と豪語したとされるアホ菅、支持率1%の政党に土下座するくらいは朝飯前ですか?

福島党首、首相に「私がぶち切れないように」

【政府・民主党内には、社民党との連携で「安全保障政策が骨抜きにされかねない」との懸念も出ている。

 福島氏は6日の党首会談で、政府・民主党が検討している武器輸出3原則の見直しについて、「(現在の)3原則を堅持してほしい」と繰り返し要求した。

 首相は「社民党と協議したい」と表明し、民主党の岡田幹事長も「政策論だけでは論じられない問題だ」と述べ、社民党に配慮する考えを強調した。

 民主党がまとめた新大綱への提言は、厳格な武器輸出管理規制を講じる北大西洋条約機構(NATO)加盟国との共同開発・生産を可能にする――などの新たな3基準を打ち出し、6日の党常任幹事会で了承されたが、岡田氏らは見直しに「留保条件」を付けた。

 首相や岡田氏の“融和”姿勢に民主党内からは沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題への波及を危ぶむ声も出始めた。

 社民党は、同飛行場を名護市辺野古に移設するとした5月の日米合意に反発して連立政権を離脱した。その急先鋒(せんぽう)だった福島氏は、6日の党首会談でも早速県外移設を求め、「私がぶち切れなくてすむようによろしくお願いします」と訴えた。

 民主党内では「社民党に3原則で譲ると、二歩、三歩と譲らなければならなくなる。安全保障政策で歩み寄れないことを首相は分かっているのか」(保守系議員)との声が漏れている】

 すがる先が因縁の社民しかないという民主の現状も終わってますけど、社民如きが上から目線でデカイ顔をしてるのも解せません。特に昨今問題が多発している外交や安全保障について、社民の存在はガンとしか思えませんし。国民にしてみれば、こんな泡沫政党なんぞバッサリ切り捨ててしまいたいところですが?

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2010年12月 6日

やはり責任を押し付けてました!

尖閣衝突:仙谷長官、中国に事前通報「今日、船長釈放」

今日、釈放されます」。臨時国会召集を1週間後に控えた9月24日午前、仙谷由人官房長官から在日中国大使館の孔鉉佑公使に電話で連絡が入った。沖縄県・尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に衝突した中国漁船の船長釈放を那覇地検が発表したのは同日午後2時半。釈放決定は首相官邸中枢から中国側に事前通報されていた。

 当時の政府の説明では、仙谷氏は官邸で柳田稔法相(当時)と協議中の午後0時半、法務省から連絡を受けた滝野欣弥官房副長官から検察の釈放判断を知らされたことになっていた。官邸は「検察判断」を強調していたが、実際には周到に仕組まれた政治判断だったことが、複数の関係者の証言から次第に明らかになってきた。

 事件が起きた9月7日、海保を所管する前原誠司国土交通相(当時、現外相)は海保が15分ほどに編集した衝突時のビデオ映像を見て「ただちに逮捕、ただちにビデオも公開すべきだ」と官邸に報告した。中国の反発を警戒する仙谷氏は逮捕に否定的だったが、菅直人首相は前原氏に同調。石垣海上保安部(沖縄県)が8日未明に船長を逮捕した。ビデオについては仙谷氏が「(刑事訴訟法に基づく)証拠品だ」と主張し非公開と決めた。

 転機は19日、那覇地検が請求し、石垣簡裁が認める決定をした船長の10日間の勾留延長だった。検察当局は国内法に基づいて粛々と対応し、仙谷氏もその「建前」を通したが、官邸関係者は「仙谷氏はその瞬間から釈放に動き始めた」と明かす。

 仙谷氏は20日、菅首相と公邸で約3時間協議。内閣改造で外相に横滑りした前原氏、外相から民主党幹事長となった岡田克也氏も約30分間加わった。対中関係の悪化にいら立つ首相は「一刻も早く対応してくれ」と言い残し、国連総会出席のため22日にニューヨークへ出発。しかし、23日には中国からのレアアース(希土類)の対日輸出がストップし、建設会社の邦人4人の身柄が中国河北省で拘束されたことが発覚。状況は緊迫した。

 日本時間の23日深夜、前原氏はニューヨークでクリントン米国務長官と会談し「日米安全保障条約は尖閣諸島に適用される」との発言を引き出した。仙谷氏は首相、前原氏と電話協議し、釈放の環境が整ったと判断。24日未明「近々、釈放する」と少数の関係者に伝えた。首相も日本時間の24日朝、オバマ米大統領との会談で「冷静にやっている。近く解決する見通しだ」と釈放を示唆した。25日未明に処分保留で釈放された船長を中国政府がチャーター機で石垣空港に出迎えた素早い対応の背景には、仙谷氏から中国大使館への事前連絡があった。

 このころ、菅首相は11月に横浜市で開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議をいかに成功させるかを強く意識していた。日中外交関係者は「中国側から仙谷氏には『APECに胡錦濤国家主席が来ても、このままでは菅首相との首脳会談はできない』と伝えていた。これが殺し文句だったと聞いた」と振り返る。

 結果として、このタイミングでの釈放判断が「中国の圧力に屈した弱腰外交」との批判を浴び、首相や仙谷氏が「検察の判断」として責任を回避するような発言を繰り返したことが政権批判に拍車をかけた。

 菅首相は臨時国会初日の10月1日の所信表明演説で「政策の国会」「熟議の国会」を掲げ、政策論争を通じて与野党の接点を探ろうとした。しかし、これ以前に菅政権の国会戦略は崩壊への道を転がり始めていた。

 国会は尖閣問題が最大の焦点となり、最後は仙谷氏と、ビデオ流出時の馬淵澄夫国交相の問責決議可決という、予期せぬ展開で今月3日に閉幕した。尖閣事件の政治判断が混迷を招き、菅政権失速の引き金となった】

 午後0時半に初めて連絡を受けたものを、当日の午前中にシナ様に説明できるはずがありませんものねぇ(笑)。これが事実なら虚偽答弁で内閣総辞職モノですか?

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2010年12月 1日

何て苦しい言い訳…!

【中井氏非礼発言】民主も逢沢氏の「ケータイ着信音」問題視…懲罰動議の応酬に

【自民、みんな、たちあがれ日本の野党3党は1日夜、11月29日の議会開設120年記念式典で、秋篠宮ご夫妻が天皇、皇后両陛下の入場を待って起立されていた際、「早く座れよ」などと発言した民主党の中井洽(ひろし)衆院予算委員長への懲罰動議を衆院に提出した。民主党も同式典の最中、携帯電話使用禁止の申し合わせに反し、着信音を鳴らした自民党の逢沢一郎国会対策委員長への懲罰動議提出で対抗。国会での与野党対立は、皇族ご臨席の式典での失態にからむ懲罰動議の応酬に発展した。

 2つの懲罰動議は3日閉会の今国会で採決されない見通しだが、公明党幹部は1日夜、「来年1月召集の通常国会の運営を考えれば、中井氏はいずれ予算委員長を辞めざるを得ないだろう」との見方を示した。

 中井氏は1日午前、川端達夫衆院議院運営委員長に電話し「いろいろお騒がせして申し訳なかった」と陳謝したが、問題視された発言自体は否定したため、野党3党は「皇室に非礼で、院の品位を著しく汚した」と動議提出に踏み切った。

 中井氏は記者団に「(式典の)行程表にはお座りになると書いてあって、一同着席となっている。どうしたんだろう、宮さまに伝えていないのかね、ということを(周囲の議員に)申し上げた」と釈明した。この説明を受けて、民主党は中井氏擁護の姿勢を強め、衆院議運委理事会では「逢沢氏の着信音は天皇陛下に聞こえたかもしれないが、中井氏の発言は聞こえていない」(村井宗明民主党理事)などと反論した。参院議運委理事会でも民主党理事は「発言は主語が不明確で誰への発言か分からない。これ以上の調査は難しい」と沈静化を図った。

 しかし、中井氏の近くで発言を実際に聞いた水野賢一・みんなの党幹事長代理は「中井氏が殿下に対して『早く座れよ。こっちも座れないじゃないか』と言ったのが鮮明に聞こえた。『聞こえるように言わなければダメだ』とも言っており、確信犯だ。独り言ではない大きな声だった」と話すなど、野党3党側は追及姿勢を緩めていない】

 「(式典の)行程表にはお座りになると書いてあって、一同着席となっている。どうしたんだろう、宮さまに伝えていないのかね」と言おうとしたら、口から出た言葉が「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」だったんですか?それは正直、言語野に何らかの障害が起こっているものと思われますので、病院で脳の検査を受ける事をお勧め致しますが(笑)。健忘症の長官殿と一緒に。

【中井氏非礼発言】羽田参院民主国対委員長、陳謝は必要 「私語慎むのは当然」

【民主党の羽田雄一郎参院国対委員長は1日の記者会見で、11月29日の議会開設120年記念式典で、民主党の中井洽衆院予算委員長が来賓の秋篠宮ご夫妻に「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」と述べ、不平を漏らした問題について、「本会議場での式典で、私語を慎むのは当たり前のことだ。それだけでも、しっかりと陳謝する必要はある」と述べ、中井氏の陳謝が必要だとの考えを示した。

 これに関連して民主党参院幹部は「式次第がそう(=ご着席)なっていたからといって、秋篠宮様が天皇皇后両陛下を立ってお待ちになる判断をされたのだから、僕ら(国会議員)も従わないといけない」と指摘。そのうえで、「私語を慎めといわれる中井氏は小学生(並のレベル)か!」と、中井氏の言動を批判した】

 小学生の方がまだマシですって。

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