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2011年1月16日

毎日新聞社説1/16~まぁ自業自得ですよね

退任会見せず どうしたの秋葉さん

【広島市の秋葉忠利市長が4日、市職員への年頭あいさつで、4月の市長選に出馬せず3期目の今期で退任すると表明した。インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」で思いを話しているが、地元記者たちの会見要請は拒否しているという。

 正月の箱根駅伝を観戦し「若くエネルギッシュな人にたすきをつなぐべきだと決意した」などと、動画サイトで述べている。だが、20年までの核兵器廃絶を訴え、ヒロシマ五輪構想も提唱する秋葉市長が、なぜ大方の予想を覆して退任を決意したのか今ひとつ具体的に迫ってこない。

 秋葉市長は、産経新聞の単独インタビューには応じた。そこでは「選挙の出馬、不出馬を記者会見しなければならないということはなく、市長の職務ではない」と述べたとされる。国際的にも知名度の高い被爆地ヒロシマの市長の去就に関心を寄せる人は少なくない。やはり一定の説明は必要ではないか。

 もちろん、情報の発信手段が多様化しているのだから、政治家がネットを利用することがあってもいい。

 しかし、日常的にネットを使わない人もいる。マスコミの会見に応じることは、情報発信の道を広げることになる。秋葉市長自身、新聞への寄稿やテレビ出演で核廃絶を訴えたこともあるはずだ。それだけに、今の姿勢は理解しづらい。

 秋葉市長は「テレビや新聞では伝えたいことがほとんど伝わらない」「マスコミは自分の作ったストーリーに合わせてコメントを利用する」とも産経新聞で述べた。だが、秋葉市長は公人であり、報道を批判する機会も自由もある。内容に不満があれば具体的に指摘すればいい。ネットで意見を述べることもできる。

 核廃絶を目指す国内外の都市の連合である平和市長会議の会長を秋葉市長は務める。国際舞台では英語で核廃絶を訴え、知名度や影響力もある政治家だ。一方で、ヒロシマ五輪構想については、資金の調達など各方面から懸念の声が寄せられた。議会との関係もぎくしゃくしている。

 特に3期目に入り、秋葉市政に対し批判的なトーンの報道も増えたようだ。会見をすれば厳しい質問もぶつけられるかもしれない。仮にそれを避けるために応じないのならば、市民の理解は得られまい。

 秋葉市長は、市議会決算特別委員会で、ヒロシマ五輪計画の今後について広報紙の「市長日記」で説明するよう委員に求められた。その際、「あまり読まれていないところに力を入れて書く愚は犯さない」と述べたという。かたくなでむきになっている印象だ。退任まで時間はある。定期的な会見の場などを通じ、ぜひ平和行政を総括してもらいたい】

 つまりアキバは、インタビューに応じた産経新聞は主張は真逆なれど(まだ)マトモな報道機関であって、変態新聞その他の連中は「他人様のコメントを編集して、都合よく利用するような事をやるクズ」だと思ってらっしゃるんですね。まぁ事実はその通りなんですが(笑)、この社説の文章からはその辺の悔しさが滲み出ているようです。

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