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2011年1月31日

それは多分褒められてない

ダボスで響いた「開国」「絆」「最小不幸社会」(KAN-FULL BLOG 1/30付)

【今、ダボス会議(世界経済フォーラム)から日本に戻る移動中に書いている。  

 ダボスは、雪の中の美しい町。滞在時間はわずか6時間だったが、特別講演の他にも様々なミーティングや個別会談を行うなど、多くのプログラムをこなした。

 講演では、私が年初以来強調している《開国》という言葉を、初めて海外で語った。「日本は内向きにならず自信を持ちたい」と開国の精神を話したが、聴衆や有識者との昼食会などでも、それに応えて我が国に対する期待の声が多く寄せられた。また、《絆》は日本社会の誇る素晴らしい言葉なので、敢えて日本語のまま“KIZUNA”と紹介した。  

 《最小不幸社会》という言葉も、海外で初披露した。“The Least Unhappiness”という耳慣れない表現が理解してもらえるか少し心配だったが、ベンサムの「最大多数の最大幸福」を前置きで述べてから、きちんと意味を説明して話したところ、大きな反響があった。最小不幸社会という言葉は私が若い頃から使ってきたオリジナルな言葉だが、逆にそのことが、好感をもって受け入れられることになったようだ。

 終了後のロビーでは、わざわざ歩み寄ってきて「素晴らしかった」と握手を求めてきてくれた外国の方もいた。「哲学的なスピーチだった」という感想もいただいた。総理として、日本のプレゼンスが示せたように思う】

 空き缶は今日の予算審議の中でもダボス会議について何度か触れ、自らのスピーチについて「『哲学的だった』と褒めてもらった!」と自画自賛しておりましたけど、現実的な課題をこなさなければならない政治家という職業についてその感想は、決して褒め言葉ではないんじゃありませんでしょうかね?「理念はいいけどさ、実際には何をどうするんだい?」という言葉をオブラートに何重にも包んだのがその「哲学的なスピーチだった」という感想だったのではないかと。世界会議の参加者なんてのは教養があり、礼儀もわきまえた方々ばかりでしょうからね。

【参考】財政赤字削減、各国首脳が合唱 日本は沈黙 ダボス会議

 「世界経済フォーラム年次総会」という場が、一体何をするための場だったのか、空き缶がちゃんと理解した上で会議に乗り込んでいったのかどうかは甚だ疑問です。国内の議論も不十分なTPPについても「6月に結論を出す」とか明言してきやがったようですし。本当に民主党の連中ってのはルーピーを筆頭に、外に出してもロクな発言をしてこないから困りますな…。

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当然の報い

小沢氏を強制起訴

民主党の小沢一郎元代表(68)の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、検察官役を務める指定弁護士は31日、同法違反(虚偽記載)罪で、小沢元代表を在宅のまま強制起訴した。検審の議決に法的拘束力をもたせた平成21年施行の改正検察審査会法に基づく強制起訴は4例目で、国会議員は初めて。

 政権与党の実力者が国民の判断によって起訴される事態となり、政権への打撃は避けられない。小沢被告に対し政治責任を問う声も再燃しそうだ。

 起訴状によると、小沢被告は、衆院議員の石川知裕被告(37)=同法違反罪で起訴=ら元秘書と共謀。陸山会が16年10月に東京都世田谷区の土地を約3億5千万円で購入したにもかかわらず、同年分の政治資金収支報告書に記載せず、17年分の収支報告書に記載したなどとされる。

 東京地検特捜部は昨年2月、石川被告らを起訴する一方、小沢被告については嫌疑不十分で不起訴とした。その後、東京第5検察審査会が「起訴相当」と議決。特捜部は再び不起訴としたが、審査員全員が交代した第5検審の再審査が行われ、同9月に起訴議決が出された。

 小沢被告はこれまでの特捜部の事情聴取に対し、虚偽記載への関与を否定。公判でも同様に否認するとみられる。東京地裁から選任された指定弁護士3人は今後、引き続き公判を担当し、小沢被告と元秘書との共謀関係を立証していく】

 これで名実共に「小沢被告」となったワケですな。まぁ、事ここに至るまで、政治家が果たすべき役割を果たしてこなかったんですから、この成り行きは当然の結果と言えましょう。仮にオザワへの判断が(嫌疑不十分で)無罪に終わったとしても、国民の疑念が晴れるものではないでしょうし、政治家としてはジ・エンドですかね?

【小沢氏強制起訴】「知りまっせーん」「わかりまっせーん」と仙谷氏

【民主党の小沢一郎元代表の強制起訴の一報は永田町を駆け巡った。民主党の仙谷由人党代表代行は記者団相手にとぼけてみせるなど、余裕の表情だった。

 仙谷氏は31日午後2時45分ごろ、国会内の党代表代行室から出てきたところで記者団に取り囲まれると、うすら笑いを浮かべながら「(強制起訴については)知りまっせーん」とおどけた。

 さらに「起訴状をみてみないと分かりまっせーん」と再び語尾を伸ばした

 しっかしコイツはゲスですなぁ。こんな人間が代表代行なんぞを勤めている政党の程度が知れるってモンです。

【参考】【小沢氏強制起訴】政界おもしろコメント集

 「おもしろコメント集」ってタイトルはどうよ、産経(笑)。

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2011年1月28日

常識的に考えるとこうなる

君が代強制、都の通達を一転「合憲」…東京高裁

【東京都教育委員会が入学式や卒業式で教職員が国旗に向かって起立し、国歌斉唱するよう通達したのに対し、都立学校の教職員ら395人が都と都教委を相手取り、通達に従う義務がないことの確認や損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁であった。

 都築弘裁判長(三輪和雄裁判長代読)は「通達は、思想・良心の自由を定めた憲法に違反しない」と述べ、通達などを違憲とした上で教職員に起立や国歌斉唱の義務はないとした1審・東京地裁判決を取り消し、原告側の請求を退けた。

 都教委は2003年10月、都立学校の各校長に対し、式典での国旗掲揚や国歌斉唱を適正に行い、校長の職務命令に従わない教職員は服務上の責任を問うとする通達を出し、これ以降、違反回数に応じて減給や停職などの懲戒処分をしてきた。

 都側は裁判で、「通達に基づく職務命令は、教職員の内心まで制約するものではない」と主張したが、06年9月の1審判決は「懲戒処分まですることは思想・良心の自由を侵害する行き過ぎた措置だ」として、1人3万円の慰謝料を含めて請求を認めたため、都側が不服として控訴した

 いや、別にこれは「一転」なんていう話じゃありませんでしょ。そもそもの1審判決が、難波孝一というサヨクに優しいアカ裁判官と、事実上裁判官を選択する事のできる制度によって作られた、虚構の判決だったという事ですよ。フツーの裁判官が、フツーに法に則って審議すれば、こういう結果になるのは当たり前の話、仮に最高裁に上告したところで覆るものではないでしょう。ただ左巻きは今後も、06年に作った判例を「我々の行為が認められた例もある!」とか言って振りかざし続けるんでしょうが…。

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安心の人材難

民主党:非主流派、連携模索 原口・小沢鋭両氏ら、ポスト菅にらみ

民主党内の非主流派中堅議員に連携を模索する動きが出ている。27日には原口一博前総務相、小沢鋭仁前環境相と菅グループの荒井聡前国家戦略担当相が会合を持った。菅政権が11年度予算案審議で行き詰まる「3月危機」がささやかれる一方で、菅直人首相と距離を置く鳩山由紀夫前首相と近く強制起訴される小沢一郎元代表の求心力も低下しており、「ポスト菅」「ポスト小鳩」をみすえる狙いがあるようだ。

 鳩山グループが定例会合を開いていた27日昼、小沢前環境相は会合に出ず、そば屋で原口氏、荒井氏らと会談。山岡賢次副代表とともに郵政改革の議連を作る構想について意見交換した。

 小沢前環境相、原口、荒井、山岡の3氏はいずれも党内で中間管理職的な「中2階組」。鳩山グループに属しながら独自のグループを持つ小沢前環境相、小沢元代表を支持する原口氏は党内基盤の構築が課題。小沢元代表に近い山岡氏は国対委員長を長く務めたが閣僚経験がない。前原誠司外相や野田佳彦財務相のグループらと距離がある点も共通する。他にも平野博文元官房長官が小沢氏系の新人議員を集めてグループを発足させた。馬淵澄夫前国土交通相も若手議員らを集めるなど動きを活発化させている。

 中堅議員の間には「民主党政権をダメにしたのは、鳩山、菅、小沢の3人」との声が出ている。非主流派の動きも、菅政権の「脱小沢路線」に対峙(たいじ)する動きではなく、世代交代に向けた動きのようだ】

 今後ここで名前の挙がっている誰が出てきても、民主党が長続きするような気配は一切感じません。どうせ次の選挙では与党の座から転落するでしょうし、悪くすればこの中から議席すら失う輩も出るのでは?まぁ残された僅かな時間を、とっくの昔に冷めきった「政権交代」の余韻を思い出しつつ、権力ロールプレイに興じるというのも、余生の過ごし方としてはアリかも知れませんね…無様な事この上ありませんが。

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結局誰が猿だったのかと

猿マネ「日本向けでなかった」 サッカー韓国代表の不可思議弁解

サッカーアジア杯・日韓戦で、韓国選手がペナルティーキック後に猿マネのポーズをしたことについて、本人は「日本に対してではない」と説明していることが分かった。大手韓国紙は、観客席の旭日旗を見て怒ったためなどと報じており、その発言が真意なのかは疑問の余地がありそうだ。

 ペナルティーキックを前半23分に決めると、テレビカメラに向かって鼻の下を伸ばし、膨らませた頬を左手で掻く仕草をして…。

東洋人として、欧米人に向けて行った??

  2011年1月25日の日韓戦では、韓国MFの奇誠庸(キ・ソンヨン)選手(22)がいわゆる「猿セレモニー」をしたと波紋を呼んだ。もともと、欧米人が東洋人を差別視してするものとされているらしい。

 大手韓国紙によると、奇選手は26日、その理由をツイッター上で明らかにした。「観客席に旭日旗があったのを見て、心の中で泣いた」といい、5時間後には「私は選手である前に韓国国民だ」とつぶやいたというのだ。中央日報の日本語版では、「旭日旗を見て怒りを抑えられなかったと解釈できる。旭日旗は日本帝国時代に使われた日本の軍旗で、現在は自衛艦旗だ。日本軍国主義の象徴だ」と説明している。

 日本のスポーツ紙各紙によると、奇選手は試合前に、不穏な言動をしていた。

 イランと対戦後に、日本戦について「精神的に戦争だ」と強調し、チーム全員が精神的に武装していることを明かした。また、日本のMF本田圭佑選手(24)に対し、足元を狙う「殺人タックル」を予告していた。その際、イエローカード1枚だけなら決勝戦に出られるとして、「カードをもらってもしょうがない」と話していたという。

 ところが、日本サッカー協会によると、奇選手は、韓国チーム統括責任者の事情聴取に対し、猿マネは「日本向けのパフォーマンスではない」と説明したというのだ。所属のスコットランド・セルティックでは、人種差別的なヤジなどを受けたといい、「東洋人として、欧米人に向けて行った」と言っているという。

日本サッカー協会「抗議は行わない」

 奇誠庸選手がどんな意味で欧米人向けに「猿セレモニー」をしたかについては、日本サッカー協会の広報部では、「詳しいことは、本人ではありませんので、分かりかねます」と困惑した様子で話す。もっとも、奇選手は、試合後に「いろんな意味がある」と明かしており、日本向けの意味がなかったと断定できるわけではないようだ。

 ツイッターでの発言については、本人は「日本戦には、絶対に負けられないという思いがあったから」と説明しているが、それと猿マネについては何も関係ないと主張しているという。ただ、「結果として、誤解を招いたことについては、すみませんでした」と謝罪したとしている。

 こうしたことから、協会では、「猿セレモニー」について抗議は行わないことを明らかにした。ツイッターでの反日感情吐露については、「個人でつぶやいていることですので、こちらが関知するものではないと考えています」。人種差別に厳しい国際サッカー連盟が奇選手を大会終了後に処分する可能性があると報じられているが、協会サイドでは、事情聴取するかなどについても分からないという。

 観客席に旭日旗が本当にあったのかについては、ネット上では、疑問視する声が出ている。協会広報部では、「本人はスタジアムに掲げているのを見てと言っているようですが、こちらでは確認できていません」とする。日本人サポーターらが旭日旗を持ち込むことについては、特に制限はないという。

 日韓戦では、MF香川真司選手(21)が右足の指の骨を折ったと報じられ、ネット上では、一部で憶測も出ている。しかし、サッカー協会広報部では、「韓国選手が故意に踏んだことはないと思います。どのプレーでケガをしたかわかりませんし、韓国選手とは関連づけられません」と話している】

 一応問題の映像は私も観てみましたけど、「え?これがその『猿セレモニー』とやらなの?」という感じはしましたね。別にセレモニーとかの必要なく、十分猿似だと思いますが、ご本人。

 まぁ、実に半島人らしい一件だとは思いますよ?自分がやられたくない事を平気で他人にする辺りとか、「国際試合」だという事を全く意識せずに行動してしまう辺りとか、処分がチラつきはじめた途端に発言が二転三転する辺りとか。そりゃ猿呼ばわりもされますがな?

【関連】サッカー日韓戦でテレ朝報じた旭日旗、実はW杯時の映像だった! 同局が訂正、謝罪(「ハムスター速報」様)

 やっぱりアサヒは捏造がお上手ですこと!

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2011年1月27日

バ菅、空き缶、こりゃあ菅

法人税を「引き上げ」=首相、言い間違い連発-代表質問

菅直人首相が27日の衆院本会議で、2011年度税制改正関連法案の目玉となる法人税の実効税率5%引き下げを「引き上げ」と2回も言い間違える場面があった。

 法人税減税は、首相が政治決断で打ち出した。共産党の志位和夫委員長の「雇用と投資につながる保証があるのか」との質問に、首相は「法人税引き上げに関する質問をいただいた」「法人税引き上げは、企業が海外に移転し、雇用が失われることを回避し…」などと答弁した。

 また首相は「平成の開国」に向けて、参加への意欲を示す環太平洋連携協定(TPP)についても「IPP協定」と読み間違えた】

国債格下げ 菅首相「そういうことに疎いので…」

菅直人首相は27日夜、米格付け会社「スタンダード・アンド・プアーズ」が日本国債の長期格付けを「AA」から「AAマイナス」に引き下げたことについて「初めて聞いた。本会議から出てきたばかり。そういうことには疎いので、改めてにしてください」と回答を避けた。

 首相官邸で記者団の質問に答えた。

 一方、枝野幸男官房長官は同日夜の記者会見で、首相が「疎い」と発言したことに対し「首相がどういう趣旨でいったのか伺っていないので、コメントしようがない。国債の信任について首相は強く意識をしている」などと述べ、釈明に追われた】

 考えて喋ってるとは思えませんね。一国の舵取りを任せるなら、そういった事全般に聡い人間にお願いしたいものです。

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朝日新聞社説1/27~民主党政権を全力擁護中

谷垣質問―「解散が条件」理はあるか

谷垣禎一自民党総裁が衆院の代表質問で、消費税を含む税制の抜本改革について、菅直人首相が衆院解散・総選挙に踏み切らなければ与野党協議には応じないという考えを示した。

 「今年は解散に追い込む」としていたこれまでより、対決姿勢を厳しくした発言だ。首相は「解散はまったく考えていない」とはねつけたから、協議に入るめどは立たないままである。

 結果として問題が先送りされ、財政や社会保障の危機を深めることにならないか。論戦を聞いて、そんな懸念を強く抱く。

 谷垣氏の主張はこうだ。抜本改革にあたっては国民の信を問うと、首相自ら述べていたではないか。無駄の排除で財源を賄えるという主張を覆し、消費税を引き上げるなら、成案を得る前に解散すべきだ――。

 首相がその言葉を守るべきなのは当然である。きのうも「消費税の引き上げを実施する際には、国民の審判を仰ぐ方針に変更はない」と答弁したことを覚えておこう。

 しかし、協議にも入らず、改革の姿も示さないまま総選挙を急ぐことに、どんな意味があるだろうか。

 税制抜本改革のため、2011年度までに法を整備するという改正所得税法を成立させたのは自公政権であり、菅政権もこれに沿って対応するとしている。この問題で、2大政党の違いがどこにあるかは見えにくい。いまのまま総選挙を迎えれば、有権者はどう判断すべきか戸惑うだろう。

 まず与野党が協議し、論点を煮詰めることである。合意を得られればそれでよし。仮に得られなかったとしても違いが明確になる。それを避けたままの総選挙は、政策で争い、改革の中身を審判する機会にはなりえない。

 民主党政権が思うように財源を捻出できず、マニフェスト(政権公約)をそのまま実現できていないのは事実である。率直に認め、謝るべきだろう。

 だからといって、それがただちに「政権選択」をやり直さなければならない理由になるかどうかは疑わしい。前回の総選挙から1年半にもならず、衆院議員の任期半ばに満たない。

 頻繁な国政選挙は政治に深刻な副作用をもたらしかねないことに留意すべきだ。総選挙、参院選、それに与党の党首選。日本では首相をすげ替える力を持つ機会が目まぐるしく訪れる。

 その弊害は、このところの短命政権続きを見れば明らかだろう。政治が「選挙目当て」に傾き、腰を据えた政策遂行を難しくしてもいる。

 有権者が十分に考え、判断するには一定の期間が必要だ。その間に争点を明確にし、投票の材料を提供するのが与野党の役割である。それを怠れば、民主主義が時々の空気や感情に流される浅薄なものになりかねない】

 施政方針演説の時と同様、代表質問も民主党については真正面から語ろうとしないのですね、糞アサヒ→【参考】信用できぬマスゴミばかり。政権交代前には「解散しろ!国民に信を問え!」とばかり書いてきた連中が、今や「有権者が十分に考え、判断するには一定の期間が必要だ」などと、マスゴミの変節ぶりは呆れるばかりです。「任命責任」「説明責任」といった言葉もどこへ消えたのやら?もっともマスコミが「どうせ奴らに『責任』とか言ってもしょうがねーよ」とか考えているとすれば、それはそれでアレなのですが。

 まぁそれはさておき、多くのマスコミが「与野党でちゃんと協議しろ」と抜かしておりますけど、そもそも「信頼できない上に議論の中身も期待できない相手と、膝を突き合わせてじっくり話し合いができるのか」って事ですよね。昨日も代表質問の終了間際、「熟議の国会」という言葉を疑わざるを得ないような一幕があったワケですし。一回口にした事も簡単に翻し、責任の一つも取れない民主党政権を国民がどう感じているかは、昨今の支持率や昨年の参院選の結果を思い起こせば明白でしょう。そんな政権に力を貸して延命させるのと、一度国民に信を問わせるのとでは、果たしてどちらがプラスになりますでしょうかねぇ?「ダメならまた替えればいい」んじゃないですか?

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2011年1月26日

実に民主党らしい

国会質問「2日前通告」 民主さっそく“遅刻”

民主党は国会質問について、質問する前々日の正午までに政府側に内容を通告するルールの徹底を与野党に提案しているが、26日の衆院本会議で菅直人首相の施政方針演説への代表質問を行う民主党幹部が、さっそくこのルールを破ったことが25日、明らかになった。

 民主党の岡田克也幹事長は18日、与野党に対して、国会審議の充実を理由にこのルールの徹底を呼びかけた。

 しかし、26日に代表質問に立つ民主党の城島光力政調会長代理が、政府側に質問内容を伝えたのは25日夕だった。また、首相は年頭記者会見で、せめて「質疑の24時間前までに質問要旨を示す」ことを要望していたが、これもクリアしなかったことになる。

 城島氏の事務所は「ルールはこれから与野党で協議して明確化することだ」としているが、自民党幹部は「野党に呼びかけるなら、自分たちが率先垂範するのが筋だろうに」とあきれている】

 自分ができない事を他人様に要求するなと。だいたい「質問内容を事前通告しない、あるいは通告しても質問の直前」なんてのは、民主党が野党時代にさんざんやってきた事だと聞いておりますが、いざ自分たちが与党になったら「ルール作りをしよう」とか、恥知らずにも程がありますね。

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2011年1月25日

…どうした東京新聞?

東京新聞「筆洗」1/25付

【百万部を超える大ベストセラーの詩集「くじけないで」の著者柴田トヨさん(99)が昨年、埼玉県警の依頼に応じ振り込め詐欺防止の詩をつくった。ポスターには柴田さんの顔写真とともに詐欺犯への呼び掛けがある▼<今 あなたの/している事を知ったら/あなたの家族は/どう思うかしら/子どもの頃/あなたには/やさしい心があった筈(はず)/風の囁(ささや)きも/聞こえた筈よ/弱い人たちを/苦しめないで/その知恵を/良い事に使ってください>。「振り込め詐欺犯さんへ」と話し掛けるような詩は優しく、埼玉県内限定とはもったいない▼警察庁によると、息子などを装って高齢者らから金をだまし取るおれおれ詐欺の昨年の認知件数は、前年より千三百六十一件増え、被害額は約七十九億二千万円だった。柴田さんの詩を目にしたら、彼らは踏みとどまるのか、と想像する▼きのう召集された通常国会の施政方針演説で、菅直人首相は消費税の増税論議に取り組む決意を表明。環太平洋連携協定(TPP)の国会での議論を提唱し「平成の開国」を訴えた▼いずれも政権交代時のマニフェストにはない重大な政策で、民主党政権の「質」が大きく変わってしまった印象を受ける政権交代を支持した人の中にはだまされたという思いを抱く人もいるだろう。四月は統一地方選がある。有権者は柴田さんの詩ほど優しくない

東京新聞社説1/25~菅首相演説 変節批判に弁明がない

【行き詰まり感をぬぐって政治は前進できるかどうか。新しい年の国会が開幕した。軽い言葉の氾濫や与野党のなじり合いはもうたくさん。論戦を熟議へリードする責任は菅直人首相にある。

 年頭の施政万般にわたる演説は菅首相にとって初めて。年明けの内閣再改造と民主党人事に追われたとはいえ、草稿を周到に練る時間は十分あったようである。

 国民の耳目を多分に意識した作りとなった首相の演説は、野党、とりわけ自民と公明党との政策合意実現へ、ひたすら身をかがめて、すり寄ることで異彩を放っている。

 たとえば社会保障や税制の抜本改革で首相は、超党派の円卓会議や社会保障協議会の設置といった自公両党の提案を丁寧に紹介し、「問題意識と論点の多くは既に共有されている」として「各党が提案するとおり、与野党間で議論を始めよう」と呼び掛けている。

 足元の与党も含め内外に慎重論の根強い環太平洋連携協定(TPP)参加をめぐっても、六月をめどに結論を出すとして、与野党に意見を持ち寄るよう促した。

 四月には統一地方選があるし、参院の過半数を野党に握られた窮状は変わらない。負担増や社会的影響の大きい政策で「国民参加の議論を」と首相が訴える事情はわかる。しかし、殊勝な言葉にも多くの人が違和感を否めない。

 野党が声を荒らげている。マニフェストの変質と変節。それにどう始末をつけるのか、と。私たちも同感だ。無駄の排除で十数兆円の財源を作る約束と、二年続けて赤字国債が税収を上回る現状とに首相は説明を尽くしていない。

 与謝野馨氏を中枢に迎えて消費増税の旗振り役を委ねたのも同じことだ。野党は追及の手ぐすね引く。甘く考えない方がいい。

 政権交代からわずか一年半で、これといった弁明や反省もなく自公の政策に抱きつくようでは、何のための政権交代だったかと批判されても仕方なかろう。

 もう一つ、首相演説は小沢一郎氏の問題には直接触れず、政治資金透明化や企業・団体献金禁止も与野党協議を期待した。政治とカネにけりをつけるとの、あの意気込みはどうしたか。

 「国民の皆さま」とへりくだる文句がやたら目立つ演説は、世論の支持を回復できずにいら立つ首相の心境の裏返しでもある。

 本心で熟議を望むなら批判にさらされる覚悟と、ひたむきに理解を求める姿勢。それしかない】

 いつもなら全力で民主党を擁護するであろう東京新聞が、今日はどうしたんでしょう?1面のコラムでは民主党政権をほとんど詐欺犯呼ばわり、社説も空き缶の演説を完全に否定する内容です。一方で読売・朝日の2大新聞社は、社説で「野党側も協議を拒否する理由はないのでは?」「自民は『公約撤回しなければ話もしない』というのはどうなの?」などと随分寝呆けた事を書いている様子。そもそもアサヒは自民党党大会の谷垣の演説についても触れる事で、施政方針演説について真っ向から意見を書くのを避けてますよね?やっぱり例の件は真実なんですか?→【参考】信用できぬマスゴミばかり

 まぁ「熟議の国会」だか何だか知りませんけど、昨年の臨時国会の体たらく、アレはほとんど民主党政権の側に問題があってのものでしたからねぇ。そこの部分について全く反省の色が見えなかった昨日の施政方針演説、あれでは今国会も間違いなく荒れるでしょうなぁ…。

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寿司・パチンコなんぞもっての外

厚労相、生活保護法改正の考え 受給者急増で

細川律夫厚生労働相は25日の記者会見で、生活保護の受給者が急増していることへの対応として「地方自治体と検討会を立ち上げ、意見をよく聞いて合意形成できれば法改正したい」と述べ、地方と協議した上で、生活保護法を改正したいとの考えを表明した。

 生活保護の受給世帯数は昨年10月時点で過去最多の約142万世帯に上り、受給者数は約196万人。

 細川氏は「雇用情勢が厳しく、働く能力のある人が就職できず生活保護を受けざるを得ない状況がある。まず就労支援をしっかりやり、不正受給対策なども徹底して進めたい」と述べ、法改正で就労支援などを強化する考えを強調した】

【参考】生活保護、最多の3兆円超 09年度、失業者が急増

 まぁ、民主党政権下では「手当の支給対象が財源に組み込まれる」といった話はよく聞きますけど(笑)、生活保護関連の負担が国や自治体の財政に重くのしかかっている昨今、お得意の「仕分け作業」でムダがありそうなところはどんどん削減していくべきでしょうね。とりあえずは外国人への支給と、個人的な享楽のために使われている部分ですか?他人様が働いて稼いだカネを原資に寿司だのパチンコだのと、生活保護受給者どもは「生存権がどうたら」と自分の権利を主張する前に、「自分たちは他人様によって生かされているのだ」という事を少しでも認識すべきです。

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市民団体が出すのは口だけですか?

福井市:外国人市営住宅入居問題 市民団体、市へ外国人差別扱い撤廃要望 /福井

福井市が市営住宅の入居に際し、外国人は「隣人とのコミュニケーションがとれる程度の日常会話ができる者」などと要綱で制限している問題で、「在日外国人の参政権を考える会福井」(嶋田千恵子代表)は19日、市に差別的な取り扱いを撤廃するよう求める要望書を提出した。

 要望書では「内閣府の定住外国人施策推進会議が出した『定住外国人支援に関する対策の推進』で公的賃貸住宅の活用などが明記されており、差別はあってはならないとされている」と紹介。「言葉が話せないから、宗教が異なるからなどの理由で差別は許せない」としている。

 同会事務局の松田正さんは「人権に関する感覚が不十分。外国人も住民として同じ権利があることを知ってほしい」と話した】

 何で「外国人参政権を考える会」がこんな問題に嘴を挟んできたのかは少々疑問ですが。ちなみに会の名前で検索してみたら、トップページの一番上にあったのは「アンニョンハセヨ参政権」の文字。お里が知れます。

 しかしそもそも、日本語がマトモに話せないのに日本に住みつこうというところからしておかしいと思いますが。「隣人とのコミュニケーションがとれる程度の日常会話」すらできない外国人に、単独で市営住宅の入居手続きなどできるはずもないですし。「外国人にも住むところを与えろ!」と仰るなら、嶋田某とか松田某の家に彼らを住まわせてあげるとか、万一問題が発生した場合の全責任を皆さんが負ってあげるくらいの事をしてあげたらいいんじゃないですか?自分たちは好き勝手な事を言うだけ言って、後は行政その他に丸投げとか、そういう方々の主張なんてのは未来永劫受け入れられないでしょうな。

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誰のための教育ですか?

「桃太郎の鬼の立場で」「北方領土はどこの国?」日教組教研集会、とんでも教育の報告相次ぐ

卒業式で「仰げば尊し」を歌わせないよう根回しし、平和教育で「桃太郎の鬼の立場に立ってみよう」と問いかける-。24日終了した日本教職員組合(日教組)の教育研究全国集会(教研集会)では、学習指導要領に基づいているとは思えない教育内容の報告が相次いだ。「北方領土はどこの国の領土か分からなくなった」と児童に問いかけた教師も。専門家からは「公教育で行うべきことか」と批判の声が上がる。

 「卒業式には『仰げば尊し』ではなく『○○』を歌って卒業させたかった」と報告したのは、広島県三原市の小学教師。年度初めから校長らに根回しし、子供たちにも「今年はこの曲を歌おうと思うんよ」と別の曲を聴かせていた。

 最終的に「仰げば尊し」を歌ったが、報告書では「『君が代』『仰げば尊し』の強制は子供たちのためになっているのか」と強調。個人の思想からの行為であることを隠さなかった。

 日本の“非”だけを強調する歴史観や、国際情勢を無視して単純に「戦争は恐い」というイメージを強調する「平和教育」の授業報告も多かった。

 千葉県木更津市の小学校では、戦争を考えさせるために、子供たちに「童話『桃太郎』で退治される鬼の立場になって考えてみよう」という筋違いな学習課題を提示していた。

 佐賀市の小学校では、このような平和教育を行った結果、将来の夢が「自衛隊に入り日本を守る」だった児童が、授業後、「自衛隊を含め一切の武力を放棄すべきだ」と考えを変えたという。

 ただ、沖縄県の中学校では、自衛隊の国際貢献を否定的に考えさせようとしたところ、子供から「他国の人々を助ける」などとプラスの評価が相次いだケースもあった。担当の教師は報告で「教科書や資料が政府の考えばかり。反論できる資料を持ち込まないと…」とぼやいた。

 北海道根室市の中学教師は北方領土を取り上げた社会の授業を報告。経緯を教える中で、「僕自身、北方領土がどこの国の領土か分からなくなった」と告白し、子供たちに「みんなはどう思う」と問いかけた。この教師によると、授業を受け、「どこの国か分からなくなった」という意見が子供たちから出たという。

 高崎経済大の八木秀次教授は「公教育を教員の私的な思想表現の場にしている。こうした日教組組合員の行為は以前から行われてきたが、支援してきた民主党が政権についたことで、勢いを増しているのではないか」と話している】

 「『君が代』『仰げば尊し』を強制するな!」と言うクセに、「戦争は悪!自衛隊は悪!」という概念を子どもに強制しようというのは自己矛盾だと、日教組のクソ共は気づいてないんでしょうか?連中がやってるのはどう考えても「子どものための教育」などではないですね。沖縄の件を見れば一目瞭然ですが、あいつらは自己意識を満足させるために、子どもを利用しているに過ぎません。個人の思想がどうとかいう以前に、事実を事実として教えない、これだけでものを教える立場の人間としては完全に失格ですな。

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2011年1月24日

先に信を問うたらどうです?

通常国会:菅首相、税・TPP協議呼びかけ 施政方針演説

第177通常国会が24日召集された。会期は6月22日までの150日間。菅直人首相は24日午後、衆参両院本会議で施政方針演説を行い、消費税を含む税と社会保障の一体改革について「一政治家、一政党の代表として与野党で協議することを提案する」と宣言。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)についても国会での議論を呼びかけた。演説の最後でも「国民は、先送りせず、結論を出すことを求めている。今度こそ、熟議の国会に」と訴え、「ねじれ国会」を武器に対決姿勢を強める野党に責任の共有を求めた。

 首相は昨年6月の就任後、国会での所信表明演説は2回行っているが、年初の施政方針演説は初めて。演説では国づくりの三つの理念として、「平成の開国」「最小不幸社会の実現」「不条理をただす政治」を掲げた。

 最小不幸社会を実現するための基盤に雇用と社会保障を位置づけ、「今年6月までに社会保障改革の全体像とともに、必要な財源を確保するための消費税を含む税制抜本改革の基本方針を示す」と期限を区切って取り組む決意を表明した。

 そのうえで、自民、公明両党が自公政権時代から超党派の協議を主張してきたことを指摘。「大きな課題に対策を講じる責任は与野党の国会議員全員が負っている」「国民にも一緒に考えていただきたい」と呼びかけた。11年度予算案と関連法案に反対して政権を「3月危機」に追い込む構えをみせる自民党などをけん制し、昨秋の臨時国会のような対決一辺倒の審議を繰り返していいのかを世論に訴える狙いがある。

 平成の開国では、貿易・投資の自由化を経済成長につなげることをうたい、米豪などがアジア太平洋地域の貿易自由化の枠組みづくりを目指すTPPに関し「今年6月をめどに、交渉参加について結論を出す」と参加に前向きな姿勢を示した。

 TPPは国内農業への打撃が懸念されるため、例外品目の交渉をしやすい2国間の経済連携協定(EPA)をオーストラリアなどと進めることも強調。演説原案では日米EPA交渉も盛り込んでいたが米側の同意が得られないと判断し見送った。「農林漁業の再生」も掲げ、6月をめどに基本方針、10月をめどに行動計画を策定するスケジュールを明示。その柱に農業者戸別所得補償の拡充を据えた。

 不条理をただす政治としては「社会的孤立」問題の特命チーム設置などをアピール。小沢一郎民主党元代表の「政治とカネ」問題には言及せず、企業・団体献金の禁止などを挙げて政治改革の与野党協議を呼びかけた。

 地域主権改革と行政刷新を「三つの理念を推進する土台」とし、民主党政権の看板となっている「事業仕分け」については対象に国の規制も加え「深化」させる方針を示した。

 外交では、日米同盟を「外交・安全保障の基軸」と強調する一方、昨年6、10月の所信表明演説にあった「東アジア共同体」構想が消えた。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)については、沖縄振興と基地負担軽減に取り組む方針を示し、同県名護市辺野古に移設する日米合意への理解を求めた】

 何が一番不条理かって、民主党が先の衆院選で掲げたマニフェストを悉く反故にしておきながら、国民の信も問わないままに政権の舵を取り続けている事ですよね。自民党時代より明らかにタチが悪い。TPPに関してもお題目は結構ですが、経済オンチしかいない民主党が枠組み参加を目指したところで、言葉通りの成果が得られるのかどうか。失敗すればデフレが加速する危険性もあるというのに、何か別な思惑があったりするんじゃありませんか?

 前回、すなわち江戸時代に行われた「開国」においては、時の政権でありそれを主導した徳川幕府はその後崩壊の憂き目に遭いました。民主党にも是非そうなって頂きたいところです。一刻も早く。

【参考】国会召集、首相「野党もきちっと対案を」

 「対案」というからには、与党側がまずキッチリした案を持ってくるんでしょうな?とりあえず民主党に他人を「逃げるな」とか批判する資格はありません。

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信用できぬマスゴミばかり

「与謝野氏入閣は朝日新聞の進言。読売も歓迎」と菅首相側近

【菅内閣にとって正念場となる通常国会が始まった。問題が山積みの管内閣だが、与野党、国民の反発さえも、当の菅首相は“サプライズ人事にみんな驚いているぞ”と、ご満悦なのだ。

 菅首相の奇妙な自信には理由がある。実は、今回の内閣改造には大メディアが大きく関与している。与謝野氏が読売新聞の渡辺恒雄・グループ本社会長と極めて近いことはよく知られている。だが、菅首相に直接、与謝野起用を進言したのは、読売のライバルの朝日新聞の編集幹部だという。菅側近が打ち明ける。

 「改造前に総理が最も憂慮していたのはメディアの風当たりが強くなっていることだった。そこで昨年末に各紙の幹部とお忍びで会談を重ねた。中でも総理が信頼する朝日の編集幹部は、消費税引き上げと環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加、小沢切りの3点セットを断行すれば菅内閣を社をあげて支援すると約束して、与謝野氏起用を強く進言した。読売がこの人事を歓迎するのは想定内だったが、“天下の朝日”の後押しが迷っていた総理を動かした」

 この編集幹部は紙面でも、民主・自民の大連立など、菅長期政権の可能性に言及している。実際、与野党から総スカン状態の与謝野氏の入閣だが、大メディアは揃って歓迎した。

 内閣改造翌日の各紙の社説を見ると、読売新聞は、〈与謝野氏が言うように、国の命運を左右するような課題には各党が「政争の場を離れて」取り組むべきだ〉と書き、朝日新聞は与謝野氏起用を〈目指す目標を明確にし、人事を通じ実行する態勢を整えようとした意図は理解できる〉と評価したうえで、小沢一郎・元代表の政治倫理審査会出席問題について、〈この問題を早急に処理しない限り、「最強の態勢」もつかの間の掛け声に終わるほかない〉と「小沢切り」を促す書き方をしている。前出の菅側近の証言と一致するが、朝日新聞は編集幹部が菅首相に与謝野氏の起用を進言したことを否定した】

 引用したのは週刊誌の記事ですけど、現在のアサヒが「天下の朝日」であるかどうかはともかく、実際にこういう事をやっていても不思議でないのが「マスコミ」ならぬ「マスゴミ」という奴ですよね。「我々はジャーナリスト」「権力の監視機関」「公正中立」などと言っておきながら、実際には「第3の権力」としてやりたい放題。アサヒだけじゃない、他のマスコミ関係の皆さんも、そこんとこはどうなんです?

【参考】毎日新聞社説1/24~自民党 与野党協議を拒むな

 注文をつけるべき相手を間違えてますね。まずは「十分な議論ができる体制を与党側が整えるか」が問題でしょう?そもそも民主党が審議拒否を繰り返していた野党時代、アンタら民主党を批判してました?

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目標は中国共産党

狙いは「反民主OBと現職遮断」政治主導で部隊利用の疑い、防諜部隊の不当調査

自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる事務次官通達問題に続き、「自衛隊情報保全隊」の不当調査が明らかになった。調査の実態は、民主党政権に批判的な自衛隊OBの言動から現職自衛官を遮断するものだ。防衛相直轄の防諜部隊を政治主導で恣意(しい)的に利用している疑いもあり、民主党政権が進める「秘密国家」化は加速している。

 「自衛隊各種行事における国会議員の招待について」。そう題され、右上に「注意」「平成21年12月」「大臣官房文書課」と書かれた防衛省の内部文書がある。自衛隊の駐屯地や基地がある都道府県が選挙区だったり、議員事務所を置いていたりする国会議員以外は、行事への代理出席などを認めない「統一基準」を設けるためのものだ。

 文書は起案どまりで発出されることはなかったが、同年9月の政権交代直後から基準策定が検討された形跡を示している。自民党幹部は「比例選出の佐藤正久参院議員の関係者を自衛隊行事から締め出すことを狙ったのでは」と指摘する。政権に批判的な野党議員の主張に現職自衛官を触れさせない意図があるという。

 昨年11月に事務次官名で出された「隊員の政治的中立性の確保について」と題する通達にも、同じ意図がみえる。通達は民間人に自衛隊行事での「言論統制」を強いる一方、自衛官が部外の行事に参加することについても、政権批判が予想される場合は参加を控えるよう求めている。

 この規定は、現職自衛官が佐藤氏や田母神俊雄元航空幕僚長の講演会に参加することを監視する「根拠」とも位置づけられる。

 通達後、保全隊による監視も強化された。昨年12月、田母神氏が会長の保守系民間団体「頑張れ日本! 全国行動委員会」が都内で開いた政府・民主党に対する抗議集会について「自衛官の参加を厳重に確認するよう改めて指示が出された」(防衛省幹部)という。自衛官の間にも保全隊が調査に入っているとの情報は拡散しつつある。

 通達は防衛省政務三役が主導したとされる。保全隊による監視も「官僚の判断で部隊を動かすとは考えにくい」(自衛隊幹部)との見方が大勢だ。

 田母神氏は「国家と国民のことを考えて発言し、行動しているのを監視するのは不当極まりない。通達と同様、民主党政権はひたすら自分たちへの批判を封じ込めようとしているだけだ」と話している】

 国民から負託された権力をその維持のためだけに使う、ワンちゃんたちはご主人様によく似てきましたねぇ…。左巻きってのは普段は人権だの自由だのと言ってるクセに、権力握ると態度が180度変わるような感じなんですけど、全くもって何故なんでしょう?

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2011年1月21日

何で河村を批判できるの?

「財源不明の人気取り」 岡田氏、河村氏批判強める

【民主党の岡田克也幹事長が名古屋市の河村たかし市長への批判を強めている。民主党で出世の階段を上った岡田氏に対し、河村氏は民主党の国会議員時代、推薦人が集まらず代表選に出られなかった。原理主義者の岡田氏にとって、名古屋の「河村人気」は合点がいかないようだ。

 「減税、結構でしょうが、財源が明らかでないまま言うのは、人気取り以外の何物でもない」。岡田氏は20日、愛知県知事選の応援で訪れた名古屋市で街頭演説し、元自民党衆院議員を支援する河村氏を批判した。民主党は知事選、23日告示の名古屋市長選で推薦候補を擁立し、河村氏陣営と全面対決中だ。

 官僚出身の岡田氏と中小企業経営者出身の河村氏の考え方は正反対。党議拘束の順守を求める岡田氏と、緩和や撤廃を求める河村氏は衝突を繰り返した。岡田代表時代、河村氏が対抗馬として代表選出馬を模索したこともある。

 岡田氏は昨年11月の党代議士会で「(2009年名古屋市長選で)民主党は河村市長を推薦したが、その不明を恥じている」と言い切った。人気者の河村氏と対立する岡田氏の姿勢には「あえて敵に回す必要はない」(中堅議員)と眉をひそめる向きもある】

 むかーしむかし、あるところに「みんしゅとう」というせいとうがおったそうじゃ。みんしゅとうはざいげんもあきらかでないのに「こどもにおかねをあげます」「どうろをむりょうにします」などとうまいことをいってこくみんをだまくらかして、にほんのせいけんをのっとったんじゃと。めでたくなしめでたくなし。

 …まぁ、そのあとでみんしゅとうがうそをついていたのがみんなにばれて、みんしゅとうはこっぴどいめにあうんじゃが、これは「じごうじとく」というものじゃからしかたないのぅ。みんしゅとうがそのごどうなったかは、またつぎのきかいにはなすとしようかの?

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朝日の「朝」は朝鮮の「朝」

朝鮮学校凍結でも… 高校無償化、他の国際学校は審査

【高校無償化制度をめぐって昨年11月、北朝鮮による砲撃事件を理由に朝鮮学校への適用手続きを凍結した文部科学省が、同時に適用を申請してきた横浜市内のインターナショナルスクール1校について、手続きを進めていることがわかった。この学校は、朝鮮学校への適用を判断するためにつくられた審査規定に沿って申請を出しており、肝心の朝鮮学校の手続きがストップしたまま、別の学校の手続きが進む事態となっている。

 文科省によると、このインターナショナルスクールは既存の小中学校段階に加えて、今年9月に高校段階を開設する予定という。

 文科省が定めた無償化の適用規定では、インターナショナルスクールが制度の対象となるには、同省が指定する四つの認証団体のいずれかによって教育内容のチェックを受け、教育の質が担保されていることが条件になる。

 だが、この学校の高校段階は新設校であるためそれが済んでおらず、認証されるのを待つと無償化適用が9月の開校に間に合わないという。

 ただ、インターナショナルスクールが適用を受けるルートはもう一つある。文科省が朝鮮学校を念頭に定めた審査規定に基づいて申請する方法だ。この規定は、修業年限や年間授業時間数、教員数、校舎・敷地面積などが一定の水準以上なら適用するとしているが、文面上は審査対象を朝鮮学校に限定していない。

 横浜市の学校はこれを利用。文科省も書類を受理しており、すでに手続きに入っている。

 無償化制度に関して民主党政権は「朝鮮学校問題と外交は絡めない」との立場をとってきたが、砲撃事件を理由とする菅直人首相の指示で、朝鮮学校への適用の可否を判断する審査の実施を見合わせている。朝鮮学校の現3年生への助成金支給が卒業に間に合わなくなる可能性が高まっており、現在、凍結解除の時期が焦点となっている。

 文科省のある幹部は「手続き凍結が従来の政府見解と矛盾しているうえ、インターナショナルスクールだけ手続きを進めるとなると、(今月下旬召集の)通常国会の審議はどうなるのか。『政治主導』で凍結したのはいいが、苦しい説明しかできないのが現実だ」とこぼす】

 「肝心の」じゃないでしょうに。そんなに朝鮮学校に支援したいのなら自主的にやればいいのでは?国民の税金は、反日朝鮮人や売国マスゴミの浅ましい欲求を叶えてやるために使われるべきものでは絶対にないのですよ?

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2011年1月18日

結局何にも解決できない…

公務員スト権、見送りへ=付則に「将来の検討課題」-政府方針

政府は17日、次期通常国会に提出予定の公務員制度改革関連法案の概要を固めた。労使間で給与などの勤務条件を定める「協約締結権」は認めるが、焦点のスト権については、今回は付与せず、法案の付則に「将来的な検討課題」との趣旨の文言を盛り込むにとどめる。提出は、労働基本権に関する「国家公務員の労働関係に関する法案」など4本とする。

 民主党は2009年の衆院選マニフェスト(政権公約)で「国家公務員の総人件費2割削減」と「公務員の労働基本権回復」を掲げた。これを受け、政府は有識者懇談会の議論や昨年12月下旬から募集した一般からの意見を参考に検討を進めた結果、人事院が公務員の給与水準を政府に勧告する現行制度を廃止し、政府側を代表する「公務員庁」と組合による労使交渉で勤務条件を定める新制度を導入することにした。12年度からの実施を目指す。

 一方で、スト権に関しては、民主党の有力支持団体の連合が付与を求めているものの、一般からは慎重な意見が大半だったことを踏まえ、「国民的な合意がまだない」(関係者)と見て、判断を先送りした。 

 提出するのは基本権関連のほか、人事院廃止などを盛り込んだ国家公務員法改正案、公務員庁の設置法案、さまざまな関連規定を整備する法案の3本。ただ野党が参院の過半を占める「ねじれ国会」の中で、法案審議の難航は必至だ】

 選挙互助会・民主党にしては、支持団体からの要望を先送りにするなどとは少々驚きですが、まぁそもそも公務員にスト権なんて与えるものじゃないですからね。一応空気読んだんでしょうか。

>一般からは慎重な意見が大半だったことを踏まえ

 しかしそれをするようになったのであれば、外国人参政権などの課題はどう処理すればいいのか、判ってますよね?

普天間「ちっぽけな問題」=民主・石井氏

【民主党の石井一副代表は17日夜のBS11の番組で、「昨年は後ろ向きな話ばかりだった。尖閣(諸島沖)で漁船がぶつかったとか、やれ政治とカネだとか、やれ(米軍)普天間(飛行場移設問題)だとか。そんなことは、どちらかと言うとちっぽけなことだ」と述べた。

 菅直人首相が意欲を示す税制と社会保障制度の一体改革の重要性を強調する中で出た発言だが、沖縄県民をはじめとして世論の反発を招きそうだ。

 また、石井氏は春の統一地方選について「ここで(議席を)倍増したいぐらいに思うが、その夢は今度は果たせないだろう。現状維持をどうするかと、それなりの戦いをしていかなければならない」と述べ、厳しい見方を示した。石井氏は党選対委員長就任が内定している

 物事の重要性を判断する能力が足りないようですねぇ。しかもその「ちっぽけな問題」すら何も解決できないときている。こんな無能が副代表で選対委員長とか、そもそも政治家でいられる事すら不思議でなりません。

【関連】江田法相「マニフェストは(野党時に)心眼で作った」見直しへ

 このバカは国民がそんな言い訳で納得すると本気で思っているんですか?

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言い訳は署の方で

中国窃盗説は許せない! 発展途上国の模倣は当たり前!

【15日、仏ルノー自動車の機密漏えい事件に関する裁判が始まった。環球時報は16日、「わが国が機密漏えいに関与した証拠はないにもかかわらず、世論はわが国を事件関係者とみなしている。欧州航空のCEOでさえ、中国の発展は「盗み」によるものと言い放った」と批判した。

 記事は、「西側諸国はわが国に「偸(盗むの意)」という罪名を付けた。なぜなら、ここ数年で遂げた目覚ましい発展は「偸」なしでは不可能だとの理論だ」と紹介。

 続けて、たしかに中国には西側諸国の模倣(もほう)によって発展した部分があり、他国が批判する「山寨(パクリ、盗作の意)」もあるとする一方で、「西側諸国はわが国に皮肉を言うこともあるが、それは大した問題ではない、しかし『中国窃盗説』をでっちあげるのは許せない」と主張した。

 さらに記事は、「人類社会において、発展途上国が先進国を模倣するのは当たり前のことだ。西側諸国でさえ、米国の跡を追い、甘い汁を吸いながら発展した国ではないか」と反論した。

 記事は、中国が対外的に開放されて数十年、西側諸国の知的財産権制度を全面的に受け入れたと主張、中国政府が知的財産権を尊重しなければ、ルイ・ヴィトンやバーバリー、マクドナルドなどのブランドは中国において現在のような地位を獲得できなかっただろうと主張した。

 記事は、「かつてヨーロッパの高官が、中国には数十万の産業スパイが存在する、と語った。確かに中国には産業スパイが存在するが、それはどの国にもいるではないか」と反論、「中国人は学習態度がまじめで、西側諸国から良いことも悪いことも学び取った。例えば、離婚率の増加や髪を茶色に染めることなどだ。西側諸国はなぜそれを責めないのか」と批判した】

 …つーか、パクった事自体は認めるんですよね?自分たちに都合が悪くなると弱者のフリしてムチャクチャな理論を振りかざす連中って、ほとんどの場合ロクなものじゃないと思うのですが、中国においてはそれは「まじめな学習態度」と呼ばれているのかも知れません。

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2011年1月17日

バカは伝染るというけれど

増税で社会保障、各党の共通認識に…与謝野氏

【与謝野経済財政相は16日、NHKの番組に出演し、社会保障と税制の改革について、「ここ5年間ぐらい各党の間では、税を上げても財政再建に使うのは駄目で、社会保障(に充てる)という共通認識が広がっている」と述べ、消費税率を引き上げて社会保障の財源に充てるべきだとの考えを改めて強調した。

 さらに、「社会保障制度や税制の改革は、1党ではなかなか難しい」と指摘し、与野党協議が不可欠との考えを示した。

 一方、枝野官房長官は与野党協議について、「窓口は民主党の玄葉政調会長や岡田幹事長にお願いする」と述べた。

 年金制度改革について、「税金でお願いする部分と保険料でお願いする部分と、うまくバランスを取って、時間をかけて理想の形にもっていく。各党の考え方にほとんど違いはない」と述べ、与野党の歩み寄りは可能との認識を示した】

 民主党政権に近づいた途端、物言いまで民主の連中と似てきたような気がします。それともこのじーさんって、前からこんな感じでしたっけ?

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2011年1月16日

民主党政権の休日

「野党も責任負う」とけん制=菅首相、閣僚らと勉強会

菅直人首相は16日午後、菅再改造内閣の全閣僚や与党幹部を首相公邸に集め、約1時間半、休日返上で政策勉強会を開いた。首相は冒頭、24日召集の通常国会に関し「(衆参両院の多数派が異なる)ねじれ国会で与党は法案や予算案に責任があるが、野党は『拒否権』を持っている。拒否権を使うことが国民のためなのか。野党も国民に責任を負わなければならない立場にある」と述べ、対決姿勢を強める野党側をけん制した。

 また、首相は「与野党が国民に責任を果たしていくために、しっかりとした議論をする国会でなくてはならない」との考えを強調。「どうしても議論が違ったところは、ルールにのっとって進めていく当然の姿勢で臨んでほしい」と述べた。2011年度予算関連法案が参院で否決された場合、衆院で再可決を目指すことも視野に入れた発言とみられる。

 首相は「3月、4月の見通しは全然立っていない」と国会や政権運営の先行きに厳しい認識も表明。一方、「内閣以上に崖っぷちにある日本を、元気のいい日本に立て直す」と決意を示した。勉強会は通常国会に向け、主要政策課題などの認識を共有するのが狙い。与党側からは、民主党の岡田克也幹事長、党代表代行に就任する仙谷由人前官房長官、国民新党の亀井亜紀子政調会長らが出席した。 

 会合では11年度予算案などの早期成立に向け結束を確認。首相は消費増税を含む税制と社会保障制度の一体改革について、枝野幸男官房長官、与謝野馨経済財政担当相、玄葉光一郎国家戦略担当相を中心に具体案をまとめるよう指示した。

 無所属の与謝野氏はあいさつで「人生全く予測不可能と感じている。(同じ衆院東京1区の)海江田万里経済産業相と同じ席で国のことを語るとは思わなかった。しかし、与えられた仕事を粘り強くやっていきたい」と表明した。

 この後、首相と閣僚らは都内のホテルに移り、食事を取りながら懇談した】

 内閣閣僚と与党幹部が休日返上で集まって、何を話してるのかと思ったら野党への文句ですか。もっと他に勉強しなければならない事があるんじゃなくて?こんなんだったらフツーに休日を過ごしてた方がナンボかマシですね。

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毎日新聞社説1/16~まぁ自業自得ですよね

退任会見せず どうしたの秋葉さん

【広島市の秋葉忠利市長が4日、市職員への年頭あいさつで、4月の市長選に出馬せず3期目の今期で退任すると表明した。インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」で思いを話しているが、地元記者たちの会見要請は拒否しているという。

 正月の箱根駅伝を観戦し「若くエネルギッシュな人にたすきをつなぐべきだと決意した」などと、動画サイトで述べている。だが、20年までの核兵器廃絶を訴え、ヒロシマ五輪構想も提唱する秋葉市長が、なぜ大方の予想を覆して退任を決意したのか今ひとつ具体的に迫ってこない。

 秋葉市長は、産経新聞の単独インタビューには応じた。そこでは「選挙の出馬、不出馬を記者会見しなければならないということはなく、市長の職務ではない」と述べたとされる。国際的にも知名度の高い被爆地ヒロシマの市長の去就に関心を寄せる人は少なくない。やはり一定の説明は必要ではないか。

 もちろん、情報の発信手段が多様化しているのだから、政治家がネットを利用することがあってもいい。

 しかし、日常的にネットを使わない人もいる。マスコミの会見に応じることは、情報発信の道を広げることになる。秋葉市長自身、新聞への寄稿やテレビ出演で核廃絶を訴えたこともあるはずだ。それだけに、今の姿勢は理解しづらい。

 秋葉市長は「テレビや新聞では伝えたいことがほとんど伝わらない」「マスコミは自分の作ったストーリーに合わせてコメントを利用する」とも産経新聞で述べた。だが、秋葉市長は公人であり、報道を批判する機会も自由もある。内容に不満があれば具体的に指摘すればいい。ネットで意見を述べることもできる。

 核廃絶を目指す国内外の都市の連合である平和市長会議の会長を秋葉市長は務める。国際舞台では英語で核廃絶を訴え、知名度や影響力もある政治家だ。一方で、ヒロシマ五輪構想については、資金の調達など各方面から懸念の声が寄せられた。議会との関係もぎくしゃくしている。

 特に3期目に入り、秋葉市政に対し批判的なトーンの報道も増えたようだ。会見をすれば厳しい質問もぶつけられるかもしれない。仮にそれを避けるために応じないのならば、市民の理解は得られまい。

 秋葉市長は、市議会決算特別委員会で、ヒロシマ五輪計画の今後について広報紙の「市長日記」で説明するよう委員に求められた。その際、「あまり読まれていないところに力を入れて書く愚は犯さない」と述べたという。かたくなでむきになっている印象だ。退任まで時間はある。定期的な会見の場などを通じ、ぜひ平和行政を総括してもらいたい】

 つまりアキバは、インタビューに応じた産経新聞は主張は真逆なれど(まだ)マトモな報道機関であって、変態新聞その他の連中は「他人様のコメントを編集して、都合よく利用するような事をやるクズ」だと思ってらっしゃるんですね。まぁ事実はその通りなんですが(笑)、この社説の文章からはその辺の悔しさが滲み出ているようです。

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「Exactly(その通りでございます)」

「まず民主をまとめろ」超党派協議で石破氏強調

【自民党の石破茂政調会長は15日、松山市内で講演し、菅直人首相が呼び掛ける税制、社会保障改革の超党派協議に関し「民主党では、首相が言ったことでも小沢一郎元代表が反対するとひっくり返る。首相はまず自分の党の意見をまとめるべきだ」と強調した。

 首相が協議不参加は「歴史への反逆」と牽制したことには「全部他人のせいにするのが首相の悪い癖だ。いままで『親小沢』『反小沢』で(党内抗争を)やって、政治をこのように(停滞した状況に)したのは誰の責任か」と反論した】

 自分とこの党もまとめられず、まともな政策立案もできない分際で、首相とか与党面しないで頂きたいものですよねぇ。

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2011年1月15日

東京新聞社説1/15~民主がアレだから機関紙もアレなのか

菅再改造内閣が発足 増税シフトなら許さぬ

【菅再改造内閣が発足した。二十四日召集予定の通常国会は、政権の存亡がかかる正念場だ。菅直人首相は使命を自覚し、国民のための政策実現に努めよ。

 首相にとっては厳しい船出だ。眼前に控えるのは与党が参院で過半数に達しない「ねじれ国会」。野党の協力がなければ予算関連法案を成立させることができない。

 今回の改造には、予算が執行できないという決定的な政府の機能不全を避けるため、野党の協力が得られる布陣にしようとする苦心の跡はあるが、これが奏功するとみるのは早計だ。

◆問責乱用は避けよ

 再改造内閣で注目されるのは、仙谷由人氏から枝野幸男氏への官房長官交代と、たちあがれ日本を急きょ離党し、無所属となった与謝野馨氏の入閣だ。

 仙谷氏と馬淵澄夫前国土交通相は昨年の臨時国会で、参院で問責決議が可決されており、野党側は両氏が続投すれば、通常国会の冒頭から審議拒否も辞さない姿勢を示していた。

 首相は両氏の交代を「問責を出されたからではない」と強弁しているが、冒頭からの国会空転を避けるためであることは明らかだ。

 法的な根拠のない問責決議による閣僚交代は問題がないとは言えないが、国会空転で予算成立が遅れ、国民生活に影響が出るのなら、やむを得まい。

 政権交代可能な二大政党時代には「ねじれ」が生じる可能性は常にあり、問責決議が乱用されれば国政の停滞につながる。野党側も問責決議を材料に審議を拒否したり、引き延ばすような不毛な国会戦術からは脱却すべきである。

 問題は与謝野氏の経済財政担当相への起用だ。与謝野氏は財務相、経済財政相、官房長官などを務め、財政再建や税制、社会保障制度改革に詳しいとされる。

◆公約見直しは「詐欺」

 自民党時代には消費税の使途を年金、医療などに限定した「社会保障税」とし、二〇一五年までに税率を10%にすることを主張して総裁選に立候補したことがある。

 与謝野氏は社会保障と税制の担当を兼ねており、首相には、社会保障制度と税制を合わせた一体改革、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に向けて足場を固める狙いがあるのだろう。

 少子高齢化の進展で社会保障費が増大し、いずれ増税が必要なことは、国民も理解している。

 ただ、最終的に消費税率引き上げがやむを得ないとしても、まずは行政の無駄をなくすことに力を注ぐべきであり、再改造内閣はそのための布陣とすべきだった。

 民主党大会で「大増税路線にするんですか」とヤジが飛ぶのも当然だ。与謝野氏起用が「増税シフト」なら許すわけにはいかない。

 そもそも与謝野氏は、政権選択選挙となった〇九年衆院選で当選した自民党の比例代表議員だ。

 その後参加した、たちあがれ日本も「民主党に(参院で)過半数を取らせないために結党した」(平沼赳夫代表)政党である。

 いくら「日本社会が避けて通れない喫緊の課題」(与謝野氏)を解決するためとはいえ、敵対政党と選挙を経ずして手を結ぶのを、変節と言わずして何と呼ぶ。

 民主党に協力するのなら、議員を辞職し、民間人となるべきだ。

 もう一点、民主党内で見過ごせない動きがある。党大会で〇九年衆院選マニフェストの見直し方針が決定されたことだ。

 背景には、行政の無駄削減が思うようにいかず、「埋蔵金」による財源確保も厳しくなり、マニフェスト全体を実現しようとすると一二年度以降の予算編成が難しくなるという事情があるらしい。

 この方針には同意しかねる。

 国際情勢や経済の状況変化に応じて政策実現の優先順位を見直すことは当然だが、見通しの甘さやマニフェストづくりの杜撰(ずさん)さを棚に上げて早々に実現を諦めてしまうのなら、できもしない約束で支持を得る「詐欺」に等しい。

 マニフェストのすべてが正しい政策ではないが、政治主導や地域主権の確立、無駄な事業見直しによる財源捻出、緊密で対等な日米関係などは、国民との約束の根幹だ。もし変えるなら、国民に不明を詫(わ)び、信を問うべきである。

◆仮免は早く卒業を

 首相は昨年暮れ、支援者との会合で「就任して今までは仮免許だったが、これからはもっと自分の色を出していきたい」と語った。

 就任して半年たっても仮免気分だったとは驚きだが、もはや、そんな甘えは許されない。

 民主党政権は今、岐路に立っている。選挙での国民との約束を破ってでも権力の座にしがみつくのか、約束を果たして国民の味方となるのか。もちろん国民の側に立つべきことはいうまでもない。さもなければ、即「免停」である】

 驚きました。内閣改造から一夜明け、それについての社説で最初に書かれた内容が「野党は問責するな」ですよ。脳ミソ腐ってるんじゃありません?

 そもそも問責を出された連中は、いずれも果たすべき責任を果たさなかったり、「熟慮の国会」の妨げとなったりと、日本の政治運営にあたって不必要であるとされた者たちです。これ以外にも民主党は政権交代から1年半も経たぬ間に、自発的に役職を辞任した者や問題ある言動を行っている者などが多数出ており、その体たらくに国民が呆れかえっている事は支持率を見ても一目瞭然でしょう。政権交代直前まで、民主党や東京新聞ほかマスゴミが繰り返し述べていた「直近の民意」というヤツは、今や参議院にあります。本来マスコミが書くべきは「野党は問責するな」ではなく、「菅内閣は問責されないような政権運営を行え」ではないんですかな?

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また欠陥法相か!

死刑「欠陥抱えた刑罰」=世論踏まえ執行判断-江田法相

【江田五月法相は14日夜の記者会見で、死刑執行について「死刑というのはいろんな欠陥を抱えた刑罰だ。国民世論や世界の大きな流れも考え、政治家として判断すべきものだ」と述べ、世論の動向などを踏まえて慎重に判断する考えを示した。

 江田氏は「もともと人間はいつかは命を失う存在だ。そう(執行を)急ぐことはないじゃないかという気はする」とも指摘。ただ、制度の存廃に関しては「勉強したい」と述べるにとどめた】

>「もともと人間はいつかは命を失う存在だ。そう(執行を)急ぐことはないじゃないかという気はする」

 それを言っちゃったら、「いつか命を失うなら、いつ命を失っても同じ」という事にもなりますよね?死刑に処さなければならないだけの理由があって、裁判所が熟慮の末に判断を下すんですから、少しはその努力を尊重されてはいかがなんです?

 …と言うかそもそも、法で定められている役割を果たすつもりがないなら、法相になんかならない事ですよ。全くもって民主党政権になってからというもの、落選した千葉、辞任した柳田、問責を受けた仙谷と、法務大臣というそれなりに重要な役職にロクな人間が回ってこないというのはどういう事なんです?

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2011年1月14日

どうせ地方選までの命

菅再改造内閣が発足=枝野官房長官ら新任4人-首相、社会保障・税改革を推進

菅再改造内閣が14日夕、皇居での認証式を経て発足した。これを受け、菅直人首相は首相官邸で記者会見し、無所属の与謝野馨氏を経済財政担当相に起用したことについて「社会保障制度と財源の議論を国民的議論に深めたいと考えたからだ。与謝野氏に(これらの問題の)責任者になってもらったのは内閣改造の一つの大きな性格の表れだ」と述べ、社会保障制度と税制の一体改革を推進する決意を強調した。

 17人の閣僚の内訳は、新任4、横滑り2、留任11。参院で問責決議を受けた官房長官の仙谷由人、国土交通相の馬淵澄夫の両氏と、国家公安委員長の岡崎トミ子氏は退任。新官房長官には、民主党幹事長代理の枝野幸男氏が起用された。たちあがれ日本を離党して入閣した与謝野氏は「社会保障と税の一体改革」も担当する。

 一方、首相は内閣改造と合わせて民主党役員人事を断行。空席の代表代行に仙谷氏を起用するほか、国対委員長の鉢呂吉雄氏に代え、防衛副大臣の安住淳氏を充てる。斎藤勁国対委員長代理は留任。枝野氏の後任の幹事長代理などの調整を急ぎ、通常国会前に両院議員総会を開いて党の新体制もスタートさせる。

 枝野新官房長官は14日夜、衆参両院の議院運営委員会理事会に順次出席し、通常国会の24日召集を正式に伝えた】

 いつものフルーツバスケットにプレーヤーが少々加わっただけですね。フルーツには「鮮度」とか「賞味期限」なんてのがあると思うのですけど?

>社会保障制度と財源の議論を国民的議論に深めたいと考えたからだ。与謝野氏に(これらの問題の)責任者になってもらったのは内閣改造の一つの大きな性格の表れだ

 大口は叩くけれど、できなくなったら他人任せ。内閣改造どころか、民主党自体の性格が表れてます。

【参考①】【内閣改造】「増税オールスターズ」の布陣 反小沢路線も鮮明 人材不足が露呈

菅直人首相は14日夜発足させる菅第2改造内閣で、与謝野馨元財務相を経済財政担当相に、藤井裕久元財務相を官房副長官に据え、消費税増税論者による「増税オールスターズ」を作った。税制・社会保障の一体改革にかける首相の意気込みの表れだが、党内多数派の小沢一郎元民主党代表や鳩山由紀夫前首相に近い議員を引き続き冷遇したため、菅首相の政策推進力は著しく減退しそうだ。

 「人生は不条理だなと思いました」

 与謝野氏に担当を明け渡して経済産業相に転出する海江田万里経済財政担当相は辞表提出後の記者会見で語った。海江田氏は平成21年、衆院東京1区で当時自民党の与謝野氏を破って政界復帰した。小沢、鳩山両氏への近さへの当てつけのように後任に与謝野氏を据えられた悔しさを、「不条理を正す政治」という首相の言葉に込めたようだ。

 首相は小沢系議員を新たに起用することをせず、岡田克也幹事長、仙谷由人代表代行、枝野幸男官房長官という「反小沢4人組」で政権を運営する姿勢を鮮明にした。鳩山氏に近い議員では、税制改革との2本柱で首相が重視する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に慎重な大畠章宏経産相を国土交通相に横滑りさせるなど担当替えが目立つことも民主党政権の人材不足を表している。

 参院で問責決議を受けた仙谷氏、馬淵澄夫国交相を退任させ、首相は24日召集予定の通常国会冒頭から野党が審議拒否する当面の危機を乗り切ったと思っているかもしれない。だが、本当の危機はその先にある。

 「急にカーブを切るのではなく、周りの景色を見ながらゆったりとハンドルを切っていく必要がある」

 与謝野氏は14日朝、都内で記者団にマニフェスト見直しについてこう語った。21年の衆院選マニフェスト(政権公約)で消費税増税に触れず、「バラ色の未来」をうたった責任は首相にもある。その清算を迫られる日は近付いている】

 確かに「増税したい!」という意志がハッキリ感じられる布陣ですね。地方選前にこんなあからさまな事やったら、また負けますよ?

【参考②】【菅首相会見】自らネーミングできず 発信力にかける内閣

菅直人首相は14日夕、第2次菅改造内閣発足に伴う記者会見で、改造内閣についてのネーミング(命名)を記者団から問われ、「有言実行内閣の具体的な実を示すときがきた。有言実行内閣を推し進めるという考え方」と、戸惑いながらしどろもどろで述べるにとどまり、ネーミングを披露できずに終わった。

 菅内閣の発信力の乏しさが改めて露呈した格好だ】

 「政界の名付けババァ」と言えば私は福島ミズポだと思うのですが、あれに劣るんですか空き缶は。内閣のネーミングなんて何の意味もない事ですけど、マスコミが必ず聞いてくるであろう質問に受け答えの一つも用意してないとは、発信力の乏しさがどうという以前に無能でしょ。今回の内閣改造、トップを入れ替えなくてよかったんですか?

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俺たちが法だ!by民主

民主、ねじれ国会対策で両院協議会改革案 野党に提示へ

民主党は「ねじれ国会」対策として、衆参の議決が異なった場合に両院の代表者が協議する両院協議会の改革案をまとめ、近く野党側に協議を呼び掛ける方針を固めた。衆参計20人の協議会メンバーを各院の議席構成に応じた比例配分に変え、協議会の成案を得る要件を現在の「3分の2以上」から「過半数」に緩和する国会法の改正を行うことを盛り込んでいる。

 改革案は12日の党役員会で岡田克也幹事長が提案し、大筋で了承された。

 両院協議会は予算案や条約の承認、法案の議決、首相指名が衆参両院で異なった場合に開かれる。衆参各院から10人ずつ計20人で構成するが、慣例で衆参それぞれの議決の多数派が10人ずつ出席しあうことになっており、合意を得られるケースはほとんどなく事実上形骸(けいがい)化していた。

 民主党の改革案では、慣例を改め、両院協議会の構成を院の議席の構成比に変える。現在の議席にあてはめると、衆院は与党7人、野党3人、参院は与党4人、野党6人。過半数で意思決定できるようにすれば、衆院の議決が優先されることになる。

 ただ、参院で多数を握る野党側の反発は必至だ】

 こういうのは野党から提示するならともかく、与党が出してくるようでは魂胆ミエミエですね。日本国民の為の、野党の理解も得られるような法案を提出して合意を図ろうとか、あるいは話をすり合わせてより良い方向に導こうという、議論をするにあたっての根本的な考え方が民主党には備わっていない事の証です。ご都合主義もいい加減にしてほしい。

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2011年1月13日

言ってる事が判らないんですが

協議拒否なら「歴史への反逆」=首相、税制改革で野党けん制-民主党大会

【民主党は13日午後、千葉市の幕張メッセで定期党大会を開いた。菅直人首相(党代表)はあいさつし、消費税を含む税制と社会保障の一体改革や国民参加の外交実現などに向けた超党派の協議を呼び掛けた上で、「野党がいろいろな理由を付けて積極的に参加しようとしないなら、歴史に対する反逆行為と言っても言い過ぎではない」とけん制した。

 首相はまた、「先送りされてきた大きな課題に取り組むことができるか私たちに問われている。日本の現状を自らの手で改革していく決意を確かめ合いたい」と強調。民主党のこれまでの政権運営について「大きな意味で間違いはなかった」とし、子ども手当や農家への戸別所得補償制度創設などの意義を訴えた。

 大会は、統一地方選で躍進を目指すことや、2011年度予算案と予算関連法案の成立に全力で取り組むことなどを内容とする党活動方針を拍手で採択。ただ、大会で意見を述べる場が設けられなかったことに対し、小沢一郎元代表に近い複数の議員が「質問させてほしい」などと不満の声を上げ、議事が一時中断する場面もあった。

 党執行部から衆院政治倫理審査会での弁明を求められている小沢氏は、「かぜによる体調不良」(側近)で欠席した。大会には国民新党の亀井静香代表、社民党の福島瑞穂党首、日本経団連の米倉弘昌会長、連合の古賀伸明会長らが来賓として出席し、それぞれあいさつした】

 とりあえず「歴史」なんて言葉を使うなら、野党時代に自分たちがいろいろ難癖つけて審議拒否を繰り返してきた事とか、政権交代以降マニフェストが次々破られてる事とか、そういったところをその空っぽの頭で思い起こされてはいかがです?個人的には民主党とそれに与する連中は全員、国民とか国家に対する反逆罪で腹切って死ぬべきだと思うのですが。

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東京新聞コラム1/13~思うだけでは済まない

東京新聞「筆洗」1/13付

【物理学者で随筆家としても知られる寺田寅彦は、こんな言葉を残した。<健康な人には病気になる心配があるが、病人には回復するという楽しみがある>。病人を励ましたいと思うときにしっくりくる▼でも、この言葉をのみこむしかない重篤な症状の人もいる。いつ発症するかと“時限爆弾”におびえる人には気休めにもならないだろう。B型肝炎の未発症者(無症候性キャリアー)はそんな人たちだ▼集団予防接種で注射器の使い回しを放置した責任を問うB型肝炎訴訟の和解協議で、札幌地裁は焦点だったキャリアーについて一人当たり五十万円の和解金の支払いを求め救済の道を開いた。国は受諾する方針で、全面解決への道筋がようやく見えてきた▼戦後、長い間、集団予防接種は義務だった。子どもたちをさまざまな感染症から守るのと同時に、多数の死者を出すなど深刻な副作用も残した。注射器の使い回しによるB型肝炎の感染者は、全国で四十万人以上と推定されている▼B型肝炎による肝臓がんや就職や結婚にハンディを負うキャリアーに、私たちのだれがなっても不思議ではなかったのだ全員の救済には、三十年で約三兆円の財源が必要という。巨額だが国民で分かち合うしかない。「寒さでいてついた心が解けていくように感じた」。ある原告はそう語っていた。その思いを正面から受け止めたい

 いくら救済対象が大勢いるとはいえ、今後30年間で最大3兆2000億円もかかるという巨額の財源負担について「国民で分かち合うしかない」とかあっさり言えちゃうマスコミの神経ってのはどんなもんなんでしょう。「誰もが感染の可能性があったのだから、負担は社会で負うべき」などという話ではなくて、支給する費用の妥当性とか、そういうところから情報をしっかり国民に伝えていくことこそ、アンタらマスコミの役割じゃないんですか?他人の思いを受け止めるのは勝手ですけど、それを社会に転嫁して「でもお金とかは国民の財布から出してもらってね」では、あまりに無責任です。まぁ、左巻きってのは得てしてそんな感じですけれどね?

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自殺志願者

たちあがれ日本:与謝野氏が離党届提出 内閣改造で要職に

たちあがれ日本の与謝野馨共同代表は13日午前、東京都内で平沼赳夫代表に離党届を提出した。菅直人首相は内閣改造で与謝野氏を要職で起用する意向】

 自民党を飛び出して、民主党政権に対抗するための政党まで作っておいて、今さら沈みかけの泥舟に飛び乗るんですか。おもちゃを買ってもらえなかった駄々っ子が癇癪を起しているようで、今度の行為は確実に自らの政治生命を縮めるものだと思うのですけど、まぁ本人がそれでいいのなら好きにすればいいんじゃないですか?

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2011年1月12日

全て亀井さんのお陰です

日本郵便、12年度春の採用中止 ゆうパック遅配で打撃

日本郵政グループの郵便事業会社(JP日本郵便)は11日、2012年度の新卒者(11年4月~12年3月の卒業予定者)の採用について、総合職、一般職ともに中止すると発表した。昨夏の宅配便事業「ゆうパック」の遅配問題などで業績が悪化したためとしている。同社は07年の郵政民営化以降、1200~1500人の新卒を毎春採用しており、採用見送りは民営化後初めて。

 日本郵便によると、採用中止は12年度のみで、13年度以降は再開する予定。日本郵政、郵便局会社、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険は12年度も採用する。

 日本郵便の今春の採用予定数は、大卒を対象とした総合職50人と、地域の支店で郵便物の区分けや配達を担う高校・専門学校・短大卒を対象にした一般職1200人の計1250人。日本郵便は来春も例年通りの採用を前提に、昨秋から学生らを対象にした説明会を開催。今年2月から応募を受け付け、9月末までに採用者を決める予定だった。

 しかし、日本通運の「ペリカン便」と事業統合した「ゆうパック」で昨年7月、大規模な遅配が発生。郵便物などの引受数も減り続けており、11年3月期は540億円の純損失となる見通し。このため、グループ5社で唯一赤字の日本郵便について、新卒採用中止に踏み切ったという。民営化以前では郵政事業庁と郵政公社だった02~04年度に採用を見送ったことがある。

 ただ、新卒を採らない分は非正規社員を増やして対応するため、人件費削減効果は年数億円程度。一方で、亀井静香前郵政改革担当・金融相の肝いりで始まった非正規社員の正社員化方針に伴い、日本郵便は昨年12月に非正規社員約6500人を正社員に起用したばかり。正社員化はコスト増要因になるが、11年度以降も実施する予定という

 そりゃあ「バイト6500人を正社員にします」なんて事をやってたら、新卒を採用する余裕なんてなくなりますわなぁ。今回の対応についてマスゴミの中には「経営失敗のしわ寄せが学生に及ぶ懸念が出てきた格好にもなっており、批判が出そうだ」などと書いてたところも見受けられましたけど、そういう所に限って非正規社員6500人の正社員への起用を歓迎してたりするものですから、これまた始末が悪いですなぁ。

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民主のやるのは利敵行為ばかり

前原外相、6カ国とは別に日朝交渉を 「拉致再調査」などの条件は白紙

前原誠司外相は11日午後の記者会見で、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議開催の見通しが立たなくても、拉致問題などを協議する日朝協議の再開を目指す考えを明らかにした。再開の条件についても、拉致問題などを解決し国交正常化を実現するとした平成14年の日朝平壌宣言を踏襲しつつ、「どのような形で今後議論に臨むかは白紙で臨みたい」と語った。

 前原氏は「日朝間には核のみならず拉致問題、ミサイル問題など他の問題もある」と指摘し、「6カ国協議の開催の是非にとらわれずに日朝の話し合いは行われるべきだ」と述べた。

 北朝鮮は20年8月の日朝実務者協議で、拉致被害者の再調査に関する委員会設置を約束したが、同年9月の福田内閣退陣表明を理由に、調査の「延期」を通告。以来、協議は2年半近く行われていない。

 前原氏の「白紙」発言は、再調査の委員会設置が確約されない場合でも交渉再開に踏み出す可能性に触れたことになる。

 ただ、外務省幹部は「実務者協議で合意した再調査について白紙になることはない」と説明しており、具体的な協議のあり方は定まっていないようだ。

 政府は11日発令の人事で、北朝鮮との交渉の実務責任者である外務省アジア大洋州局長ポストについて、駐インド大使に転出する斎木昭隆氏に代わり、杉山晋輔地球規模課題審議官を充てた。杉山氏は在韓国大使館勤務などを含め、北朝鮮問題にも関与してきた。

 前原氏は4日の記者会見で、北朝鮮との直接対話に意欲を表明した。これに対して、北朝鮮の朝鮮中央通信は10日、前原氏の対話姿勢を「肯定的な動き」と評価する8日付の論評をホームページに掲載した

 反日独裁国家に評価してもらえてよかったですね、前原さん…ところで、今回白紙にするという問題は、一体いつまでに片づけるつもりなんですか?いくら話し合いの場なんか設けたところで、あの国に関わる問題はあの国を崩壊させない限り解決しないと思うのですけど。

鳩山前首相、民団新年会で「参政権、大きな道を開く年に」外国人参政権付与目指す

鳩山由紀夫前首相は11日、都内のホテルで開かれた在日本大韓民国民団(民団)の新年会であいさつし、「皆様方の悲願である(外国人)地方参政権の付与に関して、大きな道を開く年にしていこうではないか」と述べ、改めて付与実現を目指す考えを強調した。

 鳩山氏は「(付与に向けて)もっともっと努力をしなければならないことは言うまでもない」と述べ、これまでの政府の取り組みが不十分であるとの認識を示した。

 また、「この問題に関して政府、与党、野党の区別なく、隣国同士の絆を深め、強めることで経済やあらゆる面で両国が世界のリード役を務めていけると考えている」と主張。参政権問題が日韓友好を進める上での障害になっていると指摘した上で、「その(参政権付与の)ための努力を行わせていただく一年にしたい」と語った】

 絆だか友好だか知りませんけど、永年日本で生活していて、しかし「日本人と同じ義務は負いたくない」などと考えてるような連中に参政権を与えたところで、日本の経済だの何だのがプラスの方向に働くとは1ミリたりとも思えません。日本人にとって一切メリットの説明ができない話を、日本の政治家が一生懸命推進するのって、気が狂ってるんじゃないですか…って、聞くまでもなかったですね。

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全国の伊達直人に告ぐ

タイガー現象 連鎖の「?」 

プロレス漫画タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る人らによる全国の児童養護施設などへの寄付が続いている。新1年生へのランドセルのほか米や野菜、おもちゃなども。なぜ善意の輪は広がったのか-。

 「『ランドセルを寄付しよう運動』では、社会現象にならなかった。『伊達直人=タイガーマスク』を使うことで、その活躍や善行が思い起こされ、人々の胸が熱くなる」

 情報化社会を研究する関西学院大の鈴木謙介准教授(社会学)は「タイガーマスク」というキャラクターを使ったからこそ、全国に広がったとみる。

 「何かに役立ちたいという思いよりは、善意を表現したいという行為。大きなニュースとなり、直接手渡す以上に感謝が集まっていることも、連鎖に一役買っているのでは」

 「希望学」を研究する東京大社会科学研究所の玄田有史教授は「寄付者は五十代以上の男性が多いとみられる。直接感謝を受けられるのがうれしいのでは。匿名で寄付しているのは、男のダンディズム」と受け止める。

 「善意」を表現するには募金に応じるという選択肢もある。だが、「赤い羽根共同募金」や「歳末たすけあい募金」を運営する中央共同募金会(東京)の熊谷有祐主事は「寄付総額は一九九五年度の二百六十六億円をピークに減り続け、二〇〇九年度は二百一億円で、六十億円以上の減。四七年に創設以降、どんな不況でも増え続けていたのに」と声を落とす。

 「どのように世の中に役立っているのかが見えにくいことに、違和感を持つ人が増え、募金が敬遠されているのかも」。熊谷さんはそう分析する。

 会はホームページで児童養護施設への施設助成や進学・就職支度金など、募金の使い道を掲載。「これで共同募金の意義を理解してもらえれば」(熊谷さん)と期待する。

 一方で、交通事故などで親を亡くした子供への進学資金を援助する「あしなが育英会」(東京)への継続寄付(「あしながさん」)は、〇九年度に十二億円余に上り、十年前より二割以上多い。

 同会によると、多くの「あしながさん」は三十~四十代の働き盛り世代。小河光治理事は「子育てをするようになり、恵まれない子への共感を覚える人が多いのでは」と話す。不況が厳しいほど、関心が強まるという。

 「『世の中、こうあってほしい』と思う出来事ですね」と言うのは、各地の児童養護施設でチャリティーボクシングを開くボクシングジム会長で元プロボクサーの坂本博之さん(40)。自身、福岡市の施設「和白青松園(わじろせいしょうえん)」で育った。現役時代、同園にテレビや自転車を寄付してきたが今回、同園にも匿名でランドセルが寄付された。

 「児童養護施設の子の大半は虐待が原因。傷つけられ、裏切られた子は大人に不信感を持っているが、それでも大人から手を差し伸べられたことは忘れない。大人になったら寄付する側になろうと思って、頑張る子も出てくるでしょう」】

 昨今「タイガーマスク現象」とやらが話題になっています。今朝などは読売・朝日新聞なども社説でこの件について触れているくらいで、話の広がりを感じさせられるところですが、しかし私はあえて書いておきたい。全国に現れた「伊達直人」は、その名前を使うだけの覚悟があるのか、と。

 この意味については、漫画のストーリーを考えれば一発でしょう。以下、ウィキペディアより抜粋。

『孤児院ちびっこハウスの伊達直人は動物園の虎の檻の前で喧嘩をしたのがきっかけで、悪役レスラー養成機関「虎の穴」にスカウトされる。 虎の穴での殺人トレーニングをこなす日々の中で、自分と同じような生い立ちを持つ孤児たちに、同じような苦しみを味あわせたくないという想いを抱くようになり、虎の穴を卒業、「タイガーマスク」としてプロレスデビューをしてからは、収入の一部を孤児院へ寄付するようになった。 当初は虎の穴へのファイトマネーの半額という上納金は支払った上で、自分の手取り分の範囲内での援助を考えていたが、自分の出身施設である孤児院「ちびっこハウス」の窮状を知り、虎の穴へ納める分まで寄付せざるを得なくなる。虎の穴はタイガーを裏切り者とみなし、タイガーを倒すための刺客を次々と送って来る』

 私の言いたい事は、この太字の部分なのです。タイガーマスクとは、「伊達直人」とは、ただ一度援助を行って、それで終わるものではないのです。「男のダンディズム」とかそういうものでなく、ただ窮状に苦しむ子どもたちのため、我が身を投げ打ってでも戦う存在なのです。この景況下、ただ1、2度の支援では「焼け石に水」でしょうけど、それでも「水滴は岩をも穿つ」とも申します。「伊達直人」の名を語ったならば、そういう支援活動を気まぐれや自己満足で終わらせず、自らの使命であると心得て、継続して行うくらいの覚悟がほしいところであると私は思うのです。

 まぁ、今回報じられている行為自体は当然評価されるべきものですし、また上の記事内にもあるように、「タイガーマスク」というキャラクターを使ったからこそ話が大きくなった部分はあるでしょう。しかし、「伊達直人」の名が使われたからこそ、私は余計に全国の「伊達直人」たちにその気持ちを問いたいのです。…こんな事を書いたら、今後は寄付行動が続いても「伊達直人」を名乗る人間がいなくなるだけのような気がしないでもないのですけど、そもそも昔の日本には、たとえ貧しくても子どものため、未来のために身を粉にして働く「伊達直人」が名乗らずとも大勢いて、彼らの頑張りによってこの国は政界に冠たる経済大国に成長したんですよね…それと今の日本の状況を考えると、ちょっと悲しい思いも致します。

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2011年1月11日

東京新聞コラム1/11~マスコミ不信は各方面に

東京新聞「筆洗」1/11付

【被爆地・ヒロシマで「平和五輪」を開催するという夢はしぼんでしまうのだろうか。二〇二〇年の夏季五輪招致に名乗りを上げた広島市の秋葉忠利市長が、今期限りの退任を表明した▼一昨年十月、長崎市との共同招致に向けた検討委員会の設置が正式に表明されたとき、小欄も「招致活動それ自体が、核廃絶の訴えにつながっていく」と期待しただけに、不出馬は意外だった▼招致のためには、四選を目指すべきではないのか? 最も知りたいことが伝わらない。秋葉市長が記者会見を拒否しているためだ▼会見の代わりなのか、動画投稿サイト「ユーチューブ」に心境を語る自らの映像を投稿した。約十五分間の映像は過去の実績の自賛が目立ち、なぜ辞めるのか納得できる説明はない▼五輪招致の反対意見が世論調査で増えていることもあり、財政面などから招致に疑問を投げ掛けているマスメディアへの不信感が底流にあるようだ。「一方的で曲解した報道が多い」と考えているとしても、最低の説明責任は果たしてほしい。高齢の被爆者にパソコンを開いてユーチューブを見てください、といえるのだろうか▼言いたいことだけをノーカットで伝えてくれる動画サイトは、批判的な質問にさらされたくない政治家にとって都合がいいメディアだ。元ニュースキャスターの秋葉市長に、そんな考えはないと思いたいが】

 「マスゴミへの不信感」ってのは、今やアキバに限った話ではないですよね。「国民の『知る権利』の代弁者」を頼まれてもないのに自任し、そのくせ情報は自分たちの都合よく切り貼りしたものを垂れ流すという、既存メディアの腐ったやり口に辟易している国民は着実に増えているのです。確かにオザワとか、批判的な質問にさらされたくない政治家が都合よくネットを利用するケースはどうかと思いますけど、「最低の説明責任を果たせ」とは、「ネットなんぞメディアではない。国民に向かって意見表明したいなら、まず我々を通せ」などと言われているようで、少々傲慢な雰囲気が感じられなくもありません。つーかアキバに文句を垂れるのなら、オザワの名前も出してみなさいっての!

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アンタは誰のために仕事してるの?

人事、首相の判断=「一兵卒」の可能性も言及-仙谷氏

【仙谷由人官房長官は10日、BS11の番組収録で、菅直人首相が検討している内閣改造で自身が交代する可能性について「首相の政権運営についての判断だ。最強の内閣と党体制を敷くために、リーダーシップを発揮して人事をすることは悪い話ではない」と述べた。

 問責決議を受けた自身らが交代しない場合、自民党などが国会審議を拒否する構えを示していることに関しては、「衆院が信任している限り、辞めなければいけないものではない。法律論として無理筋だ」と批判した。

 仙谷長官は「要職であろうが、一兵卒であろうが、そういうことには慣れている。一議員としてもやりたいことはまだまだある。身を削られる毎日から解放されるとすれば、これは喜ぶべきこと」と交代の可能性にも言及。一方、「与党としての責任体制がどうあるべきか、自分(の進退)がどうのこうのとは全く次元が違う話だ」と強調した】

>最強の内閣と党体制を敷くために

 自分で「最強」とか言っちゃうものが、実際に最強だった例は極めて少ないかと。

>衆院が信任している限り、辞めなければいけないものではない。法律論として無理筋だ

 民主党が野党時代に、自民党への攻撃材料として散々使ってきた「直近の民意」とやらは、現在参議院にあるんですけど?

>身を削られる毎日から解放されるとすれば、これは喜ぶべきこと

 民主主義の政治家が、国民の為に身を削って働くのは当然だと思うのですが。一体何から逃げてるんです?

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だからクズだと言われるのだ

自治労・傘下団体、パーティー券で「脱法献金」

地方公務員らの労働組合「自治労」出身の民主党参院議員・江崎(えさき)孝氏(比例選)が、2009年に資金管理団体主催の政治資金パーティーを開いた際、約300人収容の会場に対し、約2000枚ものパーティー券(1枚1万円)を自治労やその傘下団体などが購入していたことがわかった。

 枚数の割り当ては自治労本部が決めていた。政治資金規正法は、資金管理団体が労組などの団体から献金を受けることを禁じている。出席した300人分以外は、パーティー券購入を装った献金と取られかねず、識者は「政治資金の透明性を害する脱法行為」と指摘する。

 自治労や江崎氏によると、江崎氏の資金管理団体「えさきたかし後援会」は09年8月25日、自治労の定期大会が開かれた熊本県益城町の展示ホールで、「後援会設立記念パーティー」を開催した。その際、自治労が各県本部や関連企業などにパーティー券を計約2000枚売却したという。

 えさきたかし後援会の09年分の収支報告書にも、92の団体・個人がパーティー券を購入、計1978万円余りの収入を得たと記載されている。読売新聞の取材で、団体・企業から少なくとも計約1800万円を得たことが確認され、個人が購入したケースはほとんどなかった。

 しかし、会場となった展示ホールの2階会議室の収容人員は約300人。取材に対し、自治労本部も「来場者は延べ約300人だった」としている。さらに、同本部はパーティー券購入を傘下団体に要請したことを認めたうえで、「こうした手法は『グレーゾーン』と指摘されれば、その通りだが法には触れていない。まとまった政治資金を作るためにはパーティーに頼らざるを得ない」としている】

 「グレーゾーンだけど法には触れてない」って、往時の高利貸しと同じ言い訳ですよね。自治労って国民に奉仕するのが仕事である公務員の団体であるはずなのに、国民の役には1ミリとて立っていないような気が?

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2011年1月 9日

利権のニオイしかしません

toto、国体見直しも=「スポーツ庁」設置へ-3月に国会提出・スポーツ基本法案

政府・与党は8日、地域でのスポーツ振興などを目指し、新たに制定する「スポーツ基本法案」を3月上旬にも国会提出する方針を固めた。国民全般にスポーツを行う権利を保障する「スポーツ権」の確立に加え、政府内に「スポーツ庁」を新設することなどを盛り込む。

 また、スポーツ振興くじ(サッカーくじ、愛称toto)の収益配分や、国民体育大会(国体)の開催方法の見直しも打ち出す方針だ。議員立法で提出予定で、民主党のスポーツ議員連盟を中心に検討し、自民、公明両党にも協力を要請する。

 現行の「スポーツ振興法」施行から50年を経過して、選手プロ化の流れや少子高齢化の進展など、各種ニーズに対応できない側面が出てきたため、新法を制定することにした。

 基本法案では、「地域スポーツの振興」を主要な柱の一つに掲げる。市町村単位で、スポーツ少年団やNPOによる取り組みなどを支援し、地域においてスポーツを行う機会を提供。底辺からスポーツ振興を図る体制を整える】

 「スポーツ権」なんて、わざわざ法確立しなきゃならないようなものなんでしょうか?今の政府が取り組むべき事は、こんなもの以外に山のようにあるはずなんですが…少なくとも、柔道以外に能のないオザワの腰巾着をトップに据えるようなマネだけはしないで頂きたいものです。

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2011年1月 8日

要は交渉する気ないんでしょ?

外交デビューの玄葉氏に「歴史問題」の洗礼

【玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)は7日、ソウル市内の韓国外交通商省で、金星煥外交通商相と会談し、2004年から中断している日韓経済連携協定(EPA)の交渉再開を打診した。ところが、金氏が会談で熱弁をふるったのはいわゆる歴史問題。玄葉氏の「外交デビュー」はほろ苦いものとなった。

 玄葉氏は会談で、「(日韓両国は)同じ通商国家として協力しながら世界に向き合う時代がきている」と述べ、「次回の首脳会談で交渉再開を合意したい」とラブコールを送った。

 だが、金氏は「韓国には過去の歴史への感情がまだ国民の間に残っている」と指摘し、日本の中学校学習指導要領解説書への竹島(韓国名・独島)の記述などにも触れ、「こうした問題が(EPA交渉にも)ある程度影響を及ぼしている」と切り返した。さらに、「在日韓国人の地方参政権の問題はそろそろ解決してよいころではないか。国家戦略の観点からぜひ考えてほしい」と注文。日韓外交にはつきものの「歴史問題」の洗礼を受け、玄葉氏の交渉再開の打診は空振りに終わった】

 暗に「EPA交渉なんてやりたくないよ」って言われてるのでは?日本だって国家戦略の観点から考えたら、韓国なんぞとEPAを結んでも大した得にはならないでしょうし、そのために外国人参政権などという内政干渉を認めるのは愚の骨頂というものです。距離的に近かろうが何だろうが、こちらを「嫌いだ」と言ってる嘘つきの礼儀知らずなんかとは無理に付き合う必要もなし、それでいいんじゃありませんか?

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正直なのは結構ですけど

泥舟に乗りたくない?議員たち入閣敬遠

【政府・民主党が通常国会の召集日程を決めきれないでいる。

 国会法は通常国会を1月中に召集するよう定めているが、内閣改造・党役員人事の遅れが影響し、当初は今月中旬も取りざたされた召集日は、ずるずるとずれ込んでいる。

 菅首相は7日、首相官邸で民主党の枝野幸男幹事長代理と会談し、国会召集や内閣改造などの日程について協議した。

 召集日は今月28日が有力視されているが、枝野氏は参院で問責決議が可決された仙谷官房長官と馬淵国土交通相の続投を前提に「強行突破するなら24日召集という手もある。野党は冒頭から審議拒否するだろうが、早い方がいい」と進言した。

 通常国会の最重要課題は、2011年度予算案と予算関連法案の早期成立だ。枝野氏には、十分な審議日程を確保するには一日でも早い召集が必要だとの思いが強い。野党が審議拒否しても、腰砕けになるとの読みもあるようだ。

 しかし、首相はこの日も判断を先送りした。小沢一郎元民主党代表の国会招致問題も影響しているが、より直接的な要因は「13日の民主党大会以降、国会召集前」と明言した人事で要となる官房長官や、野党対策を仕切ってきた鉢呂吉雄国会対策委員長の後任の人選に手間取っていることだ。

 仙谷氏を交代させる場合、後任には江田五月前参院議長や北沢防衛相らの名前が挙がる。ただ、菅グループに所属する江田氏の就任は、党内の嫉妬を買う恐れがある。北沢氏は野党との関係が悪いとされ、参院自民党には「『北沢官房長官』なら、即問責決議案(提出)だ」との声がある。

 内閣支持率低迷で、「入閣適齢期」とされる議員に「泥舟に乗りたくない」との思いがあることも影響しているとの見方もある。実際、入閣適齢期の党幹部の一人は「首相と運命をともにしたくない」と言い切る

 民主党自体が今は「泥舟」なんですがね。それを判らずに乗り込んで、日本の政治をメチャクチャにするのに一枚噛んできた連中には一切同情しません。

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2011年1月 7日

あの無償化騒ぎって何だったの?

「高校相当」の7割、無償化対象外 ブラジル系突出

国が「高等学校相当」として指定し、日本の大学入学資格も持つ外国人学校の七割近い二十八校が、昨年四月に始まった「高等学校等就学支援金支給」(高校無償化)の対象から外れていることが分かった。うち二十五校は静岡、愛知、群馬県などにあるブラジル人系の学校だ。不況の影響で就学を断念せざるを得ない生徒もおり、教育の機会増に向け無償化基準の見直しを求める声が出ている。 

 文部科学省が二〇一〇年七月現在、「高校相当」とした外国人学校は全国に四十一校ある。無償化の対象校となるには、都道府県の各種学校の認可が前提となるが、文科省によると、二十八校は認可を受けていないことが対象外の理由という。

 各種学校の設置には授業時間数や教員数、施設など一定基準を満たし、都道府県の認可を受けなければならない。校地・校舎は自己所有でなく、長期間賃貸契約でも認めるなど、基準を緩和する自治体もあるが、財務条件など外国人学校にとってハードルは高い。

 無償化の対象校とする判断基準を「高校相当」の教育内容よりも、各種学校認可の有無を優先していることについて「公金を支給するため、国は各種学校認可を通じて、財務状態などを確認している」(文科省高校修学支援室)と説明する。

 しかし専門家の間からは「無償化の対象は生徒であり、一種の奨学金のようなもの。高校相当の教育を受けているかどうかを優先すべきではないか」(元文科省官僚の遠藤洋路・シンクタンク「青山社中(しゃちゅう)」共同代表)などと、判断基準の見直しが必要との指摘がある。

 外国人学校関係者も「家庭の生活苦で就学を諦めた生徒も、無償化の対象になれば、学校に戻れる可能性がある」と期待する。

 無償化では公立高校の授業料が免除され、私立高校などに通う生徒には支援金(月額約一万~二万円)を支給。一〇年度の予算規模は約三千九百億円。

 各地の朝鮮高校は各種学校で、教育内容についても文科省専門家会議が「高校の教育課程に類する」と判断し、無償化対象に指定される見通しだったが、北朝鮮による韓国砲撃を受け、適用手続きが停止している】

 何とも呆れる話です。「朝鮮学校を無償化するか否か」という話は、「全ての外国人学校を無償化する」という前提に立ったものではなかったのですね。朝鮮学校については「教育内容は問わない」としたクセに、「基準を満たさず、認可を受けてないから」と外国人学校を対象外にするという矛盾。国際人権規約がどうたらとか、教育機会の均等化がどうたらとか抜かしてた割に、実際はこんな体たらくなんですか…。

 高速道路の件もそうですが、だいたい「無償化」という言葉自体間違いで、ここは正しく「税金化」と呼ぶべきなのです。税金である以上、それは政治家の個人的意志などでなく、公の利益に沿った形で使われなければならないものであって、例えば今回の例を考えた場合、我が国に敵対的な独裁国家と、成長著しく今後が期待される民主国家を比較した時に、支援するならばどちらに注力すべきかという事は論ずるまでもない話でしょう。これでは「一部の政治家が北朝鮮を支援したいがために、朝鮮学校の無償化推進を目論んだ」と非難されても仕方ないところです。

 どれだけ立派な建前があろうとも、財源に全く余裕がなく、また課題も山積しているこの国の現状を鑑みると、差別ではなく合理的理由のある「区別」として、朝鮮学校はもとより外国人学校に対する支援は行うべきでなく、また私見では高校無償化自体が今やるべきものではないと考えます。折しも民主党が衆院選マニフェストの全面見直しを検討しており、ここは是非現状を踏まえての「聖域なき見直し」を行って頂きたいものですね…民主党じゃ期待薄ですけど。

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2011年1月 6日

ものすごい今さら感が

夫婦別姓求め初提訴へ=「憲法違反」と国賠請求-東京地裁

夫婦別姓を認めない民法の規定は、夫婦が同等の権利を有するなどと定めた憲法に違反するとして、男女5人が国や自治体を相手取り、別姓で出した婚姻届の受理や計約500万円の国家賠償を求める訴訟を東京地裁に起こすことが6日、分かった。2月にも提訴する。

 原告側の弁護士によると、夫婦別姓を求める訴訟は初めて。選択的夫婦別姓制度の導入に向けた議論に影響を与えそうだ。

 訴えるのは、富山市の元高校教師塚本協子さん(75)や東京都、京都府の計5人。1985年に女子差別撤廃条約を批准し、96年には法制審議会(法相の諮問機関)が選択的夫婦別姓制度の導入を答申したにもかかわらず、民法を改正しない立法の不作為で、精神的苦痛を受けたなどと主張する見通しだ。

 塚本さんは「民主主義の世の中なのに、女性が姓を変えるべきだという因習になぜ縛られないといけないのか」と話している】

 このばーさんがいつ結婚して、これまでにどんな精神的苦痛を受けたのかは判りませんし判りたくもありませんが、「75にもなって何言ってるの?」という感じは思い切り致します。こんなのは訴え出ても恥をかくだけですよ、そもそも現法では男性の側が姓を変える事だってできるのですし。

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2011年1月 5日

選挙目当てにロクな事無し

一括交付金は「統一選目当て」首相が明言「大きな支持をもらいたい」

【菅直人首相は4日、平成23年度予算案でひも付き補助金の一括交付金化を図ったことについて「春の統一地方選に向け、5千億円を超える一括交付金を実現した。各県が自主的に使うことができる画期的なものだ。統一選で民主党の成果を伝えて、大きな支持をもらいたい」と強調した。

 地域主権改革の柱として掲げる補助金の一括交付金化が、民主党の苦戦が予想される統一選対策だったことを自ら明言した形だ。

 伊勢神宮参拝のため訪れた三重県伊勢市内で、記者団の質問に答えた】

 まぁそもそも民主党自体、政党と言うよりは選挙互助会みたいな存在ですから(笑)。子ども手当も高速道路無償化も農家への個別所得補償も、連中の打ち出す政策は全て「選挙対策」だと考えればしっくりくるのでして。問題はそれを自ら明言してしまうマヌケの空き缶がこの国の舵取りをしているという事実と、その選挙対策に使われる経費が、我々国民の財布から出ているという事でしてねぇ…。

共産党志位委員長「政権担う党へ」を宣言

【共産党の志位和夫委員長は4日、東京・千駄ケ谷の党本部で開いた「党旗びらき」でのあいさつで、「『自民党も民主党もだめだから共産党へ』という引き算式の訴えではうまくいかない。わが党が政権を担ったら何ができるのか、という目で国民が見る時代になっている」と述べ、「政権を担う党」への脱皮を宣言した。

 4月の統一地方選の目標である現有議席確保と党所属県議の「空白県」での議席獲得に向け、民主、自民両党への批判だけでなく、前向きな主張を積極展開するのが得策だとの判断があるとみられる。

 共産党は従来、「確かな野党」「建設的野党」などのキャッチフレーズを掲げたが、志位氏は周囲に「これからは、『○○の野党』という言葉は使わないようにしたい」と語っている】

 やめときなさいって。アンタら政権を担うには、安全保障を含むいくつかの面で重大な瑕疵がありますし、それを放置して政権なんか狙いに行ったら、かつての社会党の二の舞となりますよ?直近の選挙で共産党が善戦しているとかいう雰囲気でもなく、そんなに共産党に期待を抱いている国民が大勢いるとは思えないんですが、一体何を勘違いしちゃったんですか?

【参考】問題化した“小沢マネー”総額なんと83億円 証人喚問で説明必要

 野党の地位にあるからこそ言える事、やれる事もあるってものです。こういうので十分役目を果たしているとは思うのですが?

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反省してると思えない

野党時代は政局中心すぎた…菅首相、追及を反省

【菅首相は4日の年頭記者会見で、野党時代の政府追及のあり方について反省の弁を口にし、1月下旬召集予定の通常国会での審議協力を野党に呼びかけた。

 首相は「私も野党議員が長く、政府を厳しく批判してきた。時の政権の政策の矛盾などを示したいと考えたからだが、今振り返ると、政局中心になりすぎて政策的な議論が十分でなかった場面も、党として、あるいは私としてあったかなと思っている」と語った。

 しかし、首相が神妙だったのはここまで。その後は、「国会の質問要旨はせめて24時間前までに提出を」「(閣僚の外遊が)国益にかなうなら、国会日程を工夫して送り出してほしい」と、「まるで国会対策委員長のよう」(民主党幹部)に国会運営の具体的な要求を野党に突きつけた】

 「反省してる」と言いながら、自分たちのやってこなかった事を他人様に要求するのは人としてどうかと思うのですよ。「政局中心になりすぎて政策的な議論が十分でなかった」というのも、実際には「政策を議論するだけの能力がなくて、話を政局に持っていかざるを得なかった」というのが真実なんじゃありませんか?

仙谷氏、野党牽制「審議応じないなら国民の信頼失う」

【仙谷由人官房長官は5日午前の記者会見で「野党が私に対する問責決議を盾に国会審議に応じないという党利党略の戦術を取るなら、国民の信頼を失うことになる」と牽制した】

 牽制どころかブーメランを自分の頭に刺してます(笑)。健忘症のおじいちゃんは、自分たちが野党時代にどんな事をやってたか、すっかり忘れているようですね。「官房長官を降りた後、代表代行に据える」なんて話も出ているようですけれど、その前に病院で頭の検査をやって頂くことをお勧めしますが。

 …というワケで(何が?)、遅ればせながら当「ツルのはきだめ」、2011年の更新スタートです。今年も何卒よろしくお願い致します。

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