反省してると思えない
【菅首相は4日の年頭記者会見で、野党時代の政府追及のあり方について反省の弁を口にし、1月下旬召集予定の通常国会での審議協力を野党に呼びかけた。
首相は「私も野党議員が長く、政府を厳しく批判してきた。時の政権の政策の矛盾などを示したいと考えたからだが、今振り返ると、政局中心になりすぎて政策的な議論が十分でなかった場面も、党として、あるいは私としてあったかなと思っている」と語った。
しかし、首相が神妙だったのはここまで。その後は、「国会の質問要旨はせめて24時間前までに提出を」「(閣僚の外遊が)国益にかなうなら、国会日程を工夫して送り出してほしい」と、「まるで国会対策委員長のよう」(民主党幹部)に国会運営の具体的な要求を野党に突きつけた】
「反省してる」と言いながら、自分たちのやってこなかった事を他人様に要求するのは人としてどうかと思うのですよ。「政局中心になりすぎて政策的な議論が十分でなかった」というのも、実際には「政策を議論するだけの能力がなくて、話を政局に持っていかざるを得なかった」というのが真実なんじゃありませんか?
【仙谷由人官房長官は5日午前の記者会見で「野党が私に対する問責決議を盾に国会審議に応じないという党利党略の戦術を取るなら、国民の信頼を失うことになる」と牽制した】
牽制どころかブーメランを自分の頭に刺してます(笑)。健忘症のおじいちゃんは、自分たちが野党時代にどんな事をやってたか、すっかり忘れているようですね。「官房長官を降りた後、代表代行に据える」なんて話も出ているようですけれど、その前に病院で頭の検査をやって頂くことをお勧めしますが。
…というワケで(何が?)、遅ればせながら当「ツルのはきだめ」、2011年の更新スタートです。今年も何卒よろしくお願い致します。
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