民主党政権の休日
【菅直人首相は16日午後、菅再改造内閣の全閣僚や与党幹部を首相公邸に集め、約1時間半、休日返上で政策勉強会を開いた。首相は冒頭、24日召集の通常国会に関し「(衆参両院の多数派が異なる)ねじれ国会で与党は法案や予算案に責任があるが、野党は『拒否権』を持っている。拒否権を使うことが国民のためなのか。野党も国民に責任を負わなければならない立場にある」と述べ、対決姿勢を強める野党側をけん制した。
また、首相は「与野党が国民に責任を果たしていくために、しっかりとした議論をする国会でなくてはならない」との考えを強調。「どうしても議論が違ったところは、ルールにのっとって進めていく当然の姿勢で臨んでほしい」と述べた。2011年度予算関連法案が参院で否決された場合、衆院で再可決を目指すことも視野に入れた発言とみられる。
首相は「3月、4月の見通しは全然立っていない」と国会や政権運営の先行きに厳しい認識も表明。一方、「内閣以上に崖っぷちにある日本を、元気のいい日本に立て直す」と決意を示した。勉強会は通常国会に向け、主要政策課題などの認識を共有するのが狙い。与党側からは、民主党の岡田克也幹事長、党代表代行に就任する仙谷由人前官房長官、国民新党の亀井亜紀子政調会長らが出席した。
会合では11年度予算案などの早期成立に向け結束を確認。首相は消費増税を含む税制と社会保障制度の一体改革について、枝野幸男官房長官、与謝野馨経済財政担当相、玄葉光一郎国家戦略担当相を中心に具体案をまとめるよう指示した。
無所属の与謝野氏はあいさつで「人生全く予測不可能と感じている。(同じ衆院東京1区の)海江田万里経済産業相と同じ席で国のことを語るとは思わなかった。しかし、与えられた仕事を粘り強くやっていきたい」と表明した。
この後、首相と閣僚らは都内のホテルに移り、食事を取りながら懇談した】
内閣閣僚と与党幹部が休日返上で集まって、何を話してるのかと思ったら野党への文句ですか。もっと他に勉強しなければならない事があるんじゃなくて?こんなんだったらフツーに休日を過ごしてた方がナンボかマシですね。
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