「熟議」は言葉だけですか?
菅首相:予算関連法案 成立に野党の協力を求める
【衆院予算委員会は8日午前、菅直人首相と関係閣僚が出席し、民主党の09年衆院選マニフェスト(政権公約)に関する集中審議を行った。首相は成立のめどが立っていない11年度予算関連法案について「与野党が責任を分かち合い、どういう形なら合意ができるか議論が進むことを期待する」と述べ、野党に協力を求めた。衆院解散に関しては「道半ばで、大きな課題もあるので、解散する発想は私にはまったくない」と否定した。
このほか、与謝野馨経済財政担当相は「(税制抜本改革を定めた)税法の付則には消費税を目的税とするとある。年金、医療、介護、子育てが税制改革の対象となるので、子育ては当然入る」と発言し、子育て政策の財源にも消費税増税分を充てる考えを示した。民主党の泉健太氏と自民党の棚橋泰文氏、茂木敏充氏への答弁】
「野党にも責任がある!」などと偉そうに言っておきながら、空き缶は同時にこんな事もやってますからね↓
【菅首相は7日、首相官邸で国民新党の亀井代表と会談し、成立の見通しが立たない2011年度予算関連法案の衆院での再可決を視野に、社民党の協力を得る努力をする考えで一致した。
両氏は約50分間会談。亀井氏は「再可決できる体制を組んだうえで、他の野党に協力を求めるべきだ。国民新党が社民党との関係修復に汗をかく」と述べ、再可決に必要な衆院での3分の2の議席確保に尽力する考えを強調した。首相も「3党できちんとやっていきたい」と応じた。亀井氏は8日に社民党の福島党首と会談する。
これに関連し、首相は7日夜、首相官邸で記者団に「社民党、国民新党と(09年の鳩山政権発足時の)3党合意に盛り込んだ政策を実現したい」と語った】
結局再可決で法案を通す腹積もりだとしたら、与野党協議なんて事実上何の意味もありませんし、野党が負う責任なんて何もなくなるはずなんですが、その辺は理解された上での行動なんでしょうかね?「熟議の国会」が聞いて呆れますし、これでは野党も協議に乗ってくる事はありませんでしょうな…まぁそもそも、知識も経験もない民主党政権に「熟議の国会運営」ができるとはハナから思っておりませんでしたが(笑)。
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