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2011年3月31日

予告エイプリルフール

菅首相、あす記者会見

菅直人首相は2011年度予算の成立を受けた記者会見を4月1日に行う。首相周辺が31日明らかにした。東日本大震災の被災者支援と復興に向けた今後の取り組みや、福島第1原発事故の現状と対策について説明するとみられる。首相の記者会見は、大震災発生から丸2週間たった25日に行って以来

 まぁ4月1日とかに関係なく、民主党の言う事を信じた日本人はみんなバカを見たワケですが。

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サークル活動じゃないっつうの!

民主党がお揃いの防災服新調 党内から「パフォーマンスしている場合か」の声

東日本大震災を受け、民主党は国会議員や秘書が着用するおそろいの防災服をあつらえることを決めた。右腕には「民主党」の文字と、赤い丸を2つ重ねた同党ロゴマークが入るデザイン。党総務委員会が議員に配布した「党防災服購入のご案内」によると、色は濃紺。サイズはSSから5Lまで8種類を用意し、金額は5千円程度。4月中旬に配布する予定だ。

 防災服をめぐっては、閣僚が各省庁の防災服姿で国会答弁している姿についてすら、「現場に行くわけでもないのにわざとらしい」(若手)との声もある。遅まきながら形から入ろうとする民主党らしい取り組みにも、党内から「パフォーマンスをしている場合か」(中堅)と冷ややかな声が上がっている】

 そんな費用があるのなら所属議員に募金集めとかさせてないで、被災地への義援金にでも充てりゃいいじゃないですか。だいたい防災服なんか揃いのものを新調する必要ないでしょう?配布も4月中旬なんて、泥縄にも程がありますよ。

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2011年3月30日

批判の前に打つべき手を

14基の原発新増設、見直し…太陽光など重視へ

政府は29日、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、2030年までに少なくとも14基の原発の新増設を目標に掲げた「エネルギー基本計画」を見直す方針を固めた。

 新たな基本計画は、原発重視から太陽光などクリーンエネルギー重視へと転換する考えで、14基の原発建設計画の中断や大幅延期は避けられない情勢だ。

 菅首相は29日の参院予算委員会で「太陽光などクリーンなエネルギーについて、日本のエネルギー政策をどうするべきか改めて議論が必要だ」と答弁。海江田経済産業相は閣議後の記者会見で「基本計画は、これまでと同じような形ではいかない。政府全体でエネルギー政策をどうするのか話をしなければいけない」と強調した】

 当ブログで監視ウォッチしている東京新聞ですけど、東日本大震災で福島第一原発に問題が発生して以降、「原発はやっぱりダメだった!」というような読者投稿が1日に1通は掲載されているような感じです。これはもともと東京新聞が反原発の立場からモノを言ってきた新聞だというのもあると思いますけど、国民もこのところ毎日のように、一向に収束の気配が見えない福島原発の状況や「放射線量がどうたら~」などというニュースを見聞きさせられているわけですから、おそらく今回の件に関しては、大多数の国民が同じような思いを抱いているのでしょう。

 ただ、今後「エネルギーを転換していく」という事ですけど、これは決して容易な話ではありません。クリーンエネルギーとしてよく名前が挙がるのは水力・風力・太陽光などですが、水力は新たに発電施設を開発できる地点が国内にほとんど残されておらず、風力は国土が狭く山がちで、風向きが安定しない日本にはそもそも向いていない方法であり、太陽光は時刻や天候により発電量が安定しない等の課題がある他、総じて発電電力量当たりのコストが従来の発電方法と比べて割高となります。また、これからエネルギー転換を図っていくとして、それらが整うまでには10年、20年という長い時間が必要な事も認識しなければならないでしょう。

 …とすると国民にとって、計画停電などで何とか電力をやりくりしている現状において、電力需要の逼迫が予想される時季(当面は夏期)にどう対応していくかというのは、喫緊の課題となると考えます。先日発表された気象庁の3ヶ月予報では、6月までの気温は「平年並みかやや高い」と予測され、おそらくは夏場もそのような雰囲気になるのでしょう。それに対して、少しでも早いうちから備えと覚悟をしておかなければ、大規模停電という事態はまず避けられず、大きな混乱が予想されます。

 ぶっちゃけ、今さら原発批判なんかしてみたところで、起こってしまった事態が改善するワケではないのです。であれば、今後予想される問題を手持ちの材料でどう対処すべきか、一人ひとりが意識し行動していく事こそ、これから私たちに求められているものではないでしょうか。事実、今挙げた問題は、政府や企業の努力でどうにかなるようなものではなく、私たち一人ひとりの積み重ねこそが結果を決めるものです。だいたい、現状で供給可能な電力だけで機能する社会が実現できれば、そもそも原発に頼らなくてもよくなったりするワケですからね(だから反原発の方々には、なおさら節電に努めて頂きたいところなのですが)?

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2011年3月29日

陣頭指揮なんてできないクセに…

原発視察は陣頭指揮…首相、初動遅れ批判に反論

【菅首相は29日の参院予算委員会で、東日本巨大地震発生翌日に東京電力福島第一原子力発電所を視察したことが初動対応の遅れにつながったとの指摘について、「指摘は全く当たっていない」と述べ、問題はないとの認識を示した。

 11日の地震発生後、首相の国会答弁は初めて。

 首相は視察について、「現地の状況把握が重要だと考えた。陣頭指揮という言葉もある。現地責任者と会って直接話を聞き、その人物を見たことは、対策を考える上で極めて有効だった」と強調。視察と(原子炉内の圧力を弁から逃がす)ベント作業が遅れたこととの因果関係は、「(視察前の)12日午前1時30分にベントをすべきだという姿勢を明確にし、一貫して東電に伝えていた」と否定した。

 同行した班目(まだらめ)春樹原子力安全委員長に「原子力について少し勉強したい」と述べたとされることについては、「どういう表現をしたか記憶はないが、状況を把握したいという意味で発言した」と釈明した】

>現地責任者と会って直接話を聞き、その人物を見たことは、対策を考える上で極めて有効だった

 へー、じゃあ空き缶は原発の現地の状況を視察した上で、一体どんな対策を考えて、それが実際にどう事態の改善に貢献したってんです?思い浮かぶものがこれっぽっちもないんですがねぇ…。

 それにしても「陣頭指揮」なんて言葉、自分から使っちゃったんですか。それは空き缶が現地で指示を出した結果今の状況があると、すなわち今回の事態の責任は東電のみならず、空き缶自身もそれを負うと言ってるのと同じじゃないかと思うのですが?

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2011年3月28日

災害を招くレベルの無能

炉心溶融を震災当日予測 応急措置まで半日も

経済産業省原子力安全・保安院が、震災当日の11日夜、東京電力福島第1原発事故に関して、3時間以内の「炉心溶融」を予測していたことが27日、分かった。また翌12日未明には放射性ヨウ素や高いレベルの放射線を検出、原子炉の圧力を低下させる応急措置をとる方針が決まったが、実現するまでに半日も要した。政府文書や複数の政府当局者の話で判明した。

 溶融の前段である「炉心損傷」を示すヨウ素検出で、政府内専門家の間では危機感が高まり、応急措置の即時実施が迫られる局面だった。

 しかし菅直人首相は12日早朝、原子力安全委員会の班目春樹委員長と予定通り現地を視察。政府与党内からは、溶融の兆候が表れた非常時の視察敢行で、応急措置の実施を含めた政策決定に遅れが生じたとの見方も出ている。初動判断のミスで事態深刻化を招いた可能性があり、首相と班目氏の責任が問われそうだ。

 政府原子力災害対策本部の文書によると、保安院は11日午後10時に「福島第1(原発)2号機の今後のプラント状況の評価結果」を策定。炉内への注水機能停止で50分後に「炉心露出」が起き、12日午前0時50分には炉心溶融である「燃料溶融」に至るとの予測を示し、午前3時20分には放射性物質を含んだ蒸気を排出する応急措置「ベント」を行うとしている。

 保安院当局者は「最悪の事態を予測したもの」としている。評価結果は11日午後10時半、首相に説明されていた。

 この後、2号機の原子炉圧力容器内の水位が安定したが、12日午前1時前には1号機の原子炉格納容器内の圧力が異常上昇。4時ごろには1号機の中央制御室で毎時150マイクロシーベルトのガンマ線、5時ごろには原発正門付近でヨウ素も検出された。

 事態悪化を受け、東電幹部と班目氏らが協議し、1、2号機の炉内圧力を下げるため、ベントの必要性を確認、4時には保安院に実施を相談した。また菅首相は5時44分、原発の半径10キロ圏内からの退避を指示した。

 だが東電がベント実施を政府に通報したのは、首相の視察終了後の8時半で、作業着手は9時4分。排出には二つの弁を開く必要があるが、備え付けの空気圧縮ボンベの不調で一つが開かなかった上、代替用の空気圧縮機の調達に約4時間を費やし、排出が行われたのは午後2時半だった】

 以前書きました「福島第一原発のトラブルについて、菅が12日に視察を行った事が対応を遅らせる一因となった」の裏付けが取れましたねぇ…こりゃ間違いなく空き缶の責任問題に発展しますでしょ、保安院の評価結果を説明されたにも関わらず視察を強行したワケですから。…もしかして「説明の内容が理解できなかった」とか?

 …んで、当の空き缶はと言うと、↓

【参考①】「首相は何もしていない。パソコンのマウスを動かしながらうつろに話を聞いているだけ」[11/03/26](「黒マッチョニュース」様)

 私も「余計な事をするな!」とは書きましたけど、これはそういう状況を通り越しているような…視察の際に頭に放射線浴びて、脳がイカれちゃいましたか?

【参考②】首相がまた愚痴「一生懸命やっているのに…」

 マウス動かすのに一生懸命ですか?

【関連】首相、4月2日に視察で調整 陸前高田市へ

 やめろバカ。何も勉強してないのか。

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…何故大阪に?

阪神の経験生かし支援を 辻元補佐官が呼び掛け

災害ボランティア担当の辻元清美首相補佐官は26日、大阪ボランティア協会などが大阪市内で開いた勉強会に出席、「阪神大震災を乗り越えた力を東北の被災者に与えていこう」と呼び掛けた。

 勉強会には現地に赴いてボランティアと被災者の仲介役(コーディネーター)を務める支援者ら約110人が出席した。

 辻元補佐官は冒頭、政府が燃料供給を最優先に進めていると説明。「関西では阪神大震災でつらい思いをお互い共有し、乗り越えた。その力をいま苦しんでいる東北の皆さんに、官民挙げて与えていきたい」と述べた。終了後、記者団に「神戸での蓄積を生かした活動を展開してほしい」と話した】

 大阪ボランティア協会とやらが招いたにせよ、バイブ自ら出席したにせよ、災害ボランティア担当の首相補佐官がいなければならない場所は大阪ではないと思うのですがなぁ。

>「神戸での蓄積を生かした活動を展開してほしい」

 反自衛隊のビラ配りはお断りですよ?体をはって災害からの復旧活動を行っている自衛隊の方々に対し、ああいった行為は無礼以外の何物でもありません。

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2011年3月26日

またもドサクサ紛れの人事

馬淵氏を首相補佐官に 福島第1原発を担当

菅直人首相は26日、馬淵澄夫前国土交通相(50)を首相補佐官に起用した。馬淵氏には、放射能漏れを起こしている東京電力福島第1原子力発電所の対応を担当させる。首相補佐官は内閣法で5人以内と決められているため、寺田学氏(34)が退任した。これで、菅首相の補佐官は、馬淵氏のほか藤井裕久、細野豪志、辻元清美、芝博一の4氏の体制になる。

 馬淵氏は首相補佐官に起用されることで、民主党広報委員長を辞任する】

 仙谷に続き、問責で辞任した人間が復活ですか…民主党の厚顔無恥と人材不足は党がなくなるまで改善されないのでしょうなぁ。…ところで、先だってボランティア担当の首相補佐官に任命されたところのバイブ辻本、その後全く役目を果たせてないで「せっかくボランティアに向かった人たちが、仕事がなくてほとんど待機状態になっている」なんて話も聞いているのですが、補佐官の皆さん、ちゃんと仕事はしてくれているのですかな?

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テロリストにこそ天罰を

シー・シェパード 捕鯨妨害で震災支援に貢献したとPR

【南極海の調査捕鯨を1カ月早く切り上げて帰港し、東日本大震災の救援物資船となった日本船団の母船「日新丸」(8044トン)について、捕鯨中断に追い込んだ米国の反捕鯨団体、シー・シェパード(SS)は25日、「われわれの努力が震災犠牲者への支援を生み出した」とアピールする声明を出した。

 SSの過激な妨害により今期の調査捕鯨を中断した船団の日新丸は今月21日、東京・大井埠頭(ふとう)に帰港。日新丸を保有する共同船舶はすぐに「震災被災者を助けたい」として、被災地への救援物資運搬船として利用することを決めた。日新丸は25日、重油500キロリットルや大量の食料などを詰み込み、宮城県沖に向け出港した。

 SSは同日の声明で、捕鯨妨害のおかげで日新丸が1カ月早く帰港、その結果、SSが震災への人道援助に貢献できたなどと主張。「日新丸は永久的に人道援助船となるべきだ」とも要求した。

 SSは東日本大震災の発生後、震災について頻繁に言及。代表のポール・ワトソン容疑者(60)=傷害容疑などで国際手配中=は、海の神が怒ったとする趣旨の「Tsunami(津波)」と題した詩を発表し、物議を醸している。

 一方、日本のイルカ漁に圧力を加えようと、震災直前の3月上旬に岩手県大槌町を訪れていたSS幹部のスコット・ウエスト氏は津波の被害から逃れ、日本を脱出。米国に帰国後、手記を公表し、避難の際に助けてもらった地元の人々に感謝しつつも、「岩手県と和歌山県太地町のイルカ虐待は常軌を逸した活動であり、決して許されるものではない」と指摘した】

 日本国内で「シー・シェパードが震災支援に貢献した」なんて考えてる連中は誰一人いやしませんて。あと今回の地震では、津波によってイルカやクジラも結構な数が死んだり海岸に打ち上げられたりしたと聞いていますが、それらの救助活動は行わなくていいんですか?

【参考】被災地の田んぼでイルカ救助、海に放され元気取り戻す

 シー・シェパードのクソ共こそ、日本人に土下座して謝罪するべき。

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東京新聞コラム3/26~予言とかいう以前の話

東京新聞「筆洗」3/26付

【ギリシャ神話にあるトロイア王の娘カッサンドラの話を、このごろしきりに思い出す▼アポロン神に予言の力を与えられたが、次には、怒りを買い、予言はできても誰からも信じられないようにされてしまう。だから、彼女にはトロイアの滅亡が見え、あの「木馬」を引き入れるな、と叫んだのに、誰もそれを信じなかった▼大震災後の福島原発の危機はまだ収拾の糸口が見えない。放射能汚染は不気味に広がり、作業員三人が被曝(ひばく)する事態も起きた。では以前に、原発とは、これほど危ういものなのだと指摘する者はいなかったのか▼いや、いた。“予言”とは言わないが、多くの警告の書や主張があった。だが、われわれマスコミを含め社会はそれより、政府や電力事業者の言う「万が一の場合にも安全」を信じた。信じてしまった。結果は現状の通りだ▼この上は、原発とどう向き合うべきか。以前からの警告者の一人、作家の広瀬隆さんは、原発抜きでも国内電力需要はカバーできるとし、「運転しながらの安全対策強化」では悠長すぎると主張する(『週刊金曜日』)。われわれは今度もそれを<カッサンドラの予言>と聞くのかどうか▼今、国中に広がる原発立地図を眺め、今回の危機のずっと前に詠まれたこの歌の深さを思う。<やはらかきふるき日本の言葉もて原発かぞふひい、ふう、みい、よ>高野公彦】

>作家の広瀬隆さんは、原発抜きでも国内電力需要はカバーできるとし

 いやいや、カバーできてないじゃないですか実際。被災した区域への電力供給が十分でなく、また「計画停電」や国民の節電への協力があって、それで何とか供給力の8~9割で収まってるのが現状と言うものですよ。とりあえず原発の必要不要はおいといて、広瀬某とかいう作家がいつ頃の時代の日本のデータを引っ張ってきて「原発抜きでも問題ない!」などと言ってるのかも判りませんけど、一つ間違いなく言える事は「現実を全く見ない中での主張は『予言』どころか『妄言』の類でしかない」と。

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2011年3月24日

ケツはまず自分で拭けよ?

東日本大震災:東電の経営悪化、不可避に 「火力」に投資/燃料費増加/信用低下

東京電力が金融機関に最大2兆円規模の緊急融資を要請したのは、福島第1原発事故への対応や発電所復旧などで、どの程度の資金が必要になるか見通しが立たないためだ。金融機関からは「民間だけで支えるには限界がある」との声も出ており、政府は日本政策投資銀行を通じた危機対応融資も検討する見通しだ。

 東電は、福島第1原発の事故対応や損害賠償だけでも巨額の費用を求められる上、火力発電の復旧・増設に設備投資が必要。中東情勢の緊迫化による原油や天然ガスの価格高騰で代替火力の燃料費が膨らむのは必至だ。07年の新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発の全基が停止すると、火力の燃料費などに年間6000億円かかった。福島原発事故でも「年間5000億~6000億円規模でコストを押し上げる」(大和証券キャピタル・マーケッツ)と試算されている。

 東電は柏崎刈羽原発の停止で09年3月期まで2期連続の連結最終赤字を計上。10年3月期には柏崎刈羽の一部再開などで1337億円の最終黒字を確保したばかりだが、経営の健全性を示す自己資本比率は18・7%と大手10社で唯一20%を割り込み、巨額の設備が必要な電力会社として財務体質の改善を迫られていた。

 東電は従来、主に社債発行で市場から運転資金や設備投資資金を調達してきたが、原発事故で経営の先行き不安が強まり、信用を裏付けとした市場調達は難しい。昨年末の手元資金約6700億円では当座を乗り切ることが難しく、金融機関に協力を仰ぐ選択肢しか残されていなかった。

 緊急融資を要請された金融機関側は月内にも1兆数千億円規模の融資を実施する方向で調整しており、東電は当座の費用は確保できそうだ。さらに、政府が検討する危機対応融資は、08年のリーマン・ショック後に企業の資金繰りを支援するための低利融資を実施したのと同じ仕組みで東電を支えるものだ。

 だが、原発停止が長期化したり、福島第1原発が廃炉になれば、さらに数千億円規模の費用がかかる。東電の経営は厳しい局面に追い込まれている】

東電:賠償、国負担も…単独でまかなえず 地元損害巨額に

東京電力福島第1原発の放射性物質漏えい事故で、周辺地域の企業や農家などから被害の賠償を求める声が強まっている。賠償責任は東京電力が負うが、巨額とみられる賠償に加え、発電所の復旧などにも多額の費用が必要。東電は金融機関に最大2兆円規模の緊急融資を要請するなど資金繰りは苦しい。政府は支援も検討するが、東電の財務が大幅に悪化するのは避けられず、賠償交渉の長期化も予想される。

 原発事故の賠償制度を定めた原子力損害賠償法によると、原発を持つ電力会社は、事故に備えて国や保険会社と補償・保険契約を結び、1発電所(福島第1原発の場合、1~6号機全体)につき最大1200億円まで対応。それ以上は電力会社が独自でまかなうか、負担しきれない場合は国が電力会社への補助金などで支援する。

 「異常に巨大な天災や社会的動乱」が原因の場合は、例外規定として電力会社の代わりに国が賠償するが、政府は「隕石(いんせき)の落下や戦争などを想定したもの」(文部科学省幹部)と例外規定は適用しない方針。枝野幸男官房長官も21日の会見で「まずは東電が責任を持つ。十分に補償できない場合は国が担保する」と説明。東電も同日の会見で「国と相談しながら誠実に対応する」(藤本孝副社長)と述べた。

 99年に茨城県東海村の核燃料加工会社「ジェー・シー・オー(JCO)」東海事業所で起きた臨界事故のケースでは、風評被害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)など約8000件の補償・賠償が事業者側に請求され、交渉終結まで10年8カ月かかる長丁場となった。同事故では約154億円が支払われたが、放射性物質が広範囲に漏れたと見られる今回の事故では「農作物などの損害額が1兆円を超える可能性がある」との見方が出ており、東電だけでの対応には限界がある。

 政府、東電とも足元は事故対応に手いっぱいで、具体的な賠償スキームの議論は進んでいない。交渉が長引けば、被害を受けた企業や農家の負担は一段と重くなるため、政府が一定の役割を果たす必要性が高まっている。

 一方、原発を持つ電力会社は、事故対応の行方を注目している。電力会社には「原子力は国策で進めてきた。東電の負担が過大だと、民間会社としては大きなリスクを負う原子力の推進に協力できにくくなる」(大手電力幹部)と、公的負担による対応が不可欠との見方も根強い】

 東電は一昨日「役員の報酬カットを検討」などと言ってたようですが、どう考えてもそんな悠長な事を言ってられる事態ではないかと。福島とその周辺地域で農業や畜産業を営んでる方々には、経営がどうなろうとしっかりした補償を行う、それは東電の最低限の責任というものです。あと心配なのはこの件に絡んで、民主党のアホどもが「農家への戸別補償はやっぱり必要だ!」などと言い出しやしないかと。アレはこれとは全く別の問題ですよ?

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…緊急支援?

被災児童にぬいぐるみ=避難所でユニセフ-宮城県女川町

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町の避難所を23日午後、日本ユニセフ協会(東京都港区)が訪れ、被災した子どもたちにぬいぐるみを渡した。協会は、同町を手始めに県内の避難所で生活する全ての子どもたちに、計20万枚の下着とおもちゃなどを配る予定。

 町総合体育館で、犬とクマのぬいぐるみを受け取った町立女川第二小6年の臼井萌々花さん(12)は、被災後の15日が誕生日だったため、「プレゼントの代わりになるかも」とはにかんだ。

 犬のぬいぐるみをしっかりと抱きかかえた内海奈菜美ちゃん(5)は「うれしい」と連呼。同小2年の及川捺樹君(8)は「もう小学生だから、僕は要らない」と断り、ぬいぐるみで遊ぶ妹の栞ちゃん(3)を優しく見詰めた】

 何日か前、被災地の方が「本当に必要としている物資が回ってこない」と話していたのをニュースで見た記憶があります。あれは手配とか配送に人手が回ってない故の問題のようでしたけど、そもそも物資を持っていく側からしてこの体たらくってのは…アンタら、この手の支援活動に関してはプロじゃないんですか?

【参考】「必要以上の募金、他国への支援に」 日本ユニセフ協会方針に異論も

東北関東大震災への募金をめぐり、日本ユニセフ協会(東京都港区)の方針が話題となっている。同協会は「当緊急支援に必要な資金を上回るご協力」があった場合、「他国での自然災害などによる緊急支援に活用させていただくことがある」とことわっている。この情報が断片的にインターネット上で紹介され、「おれの募金はアフリカへ行くのか?」などとちょっとした騒動になっている。

   日本ユニセフ協会は、2011年3月16日付で協会サイト内に「東日本大震災(東北関東大震災)への、日本ユニセフ協会ならびにユニセフの対応について」という文書を掲載した。

「被災者のための募金がアフリカに」

   同協会によると、通常行っている募金は、主に開発途上国の支援活動に使われているそうで、国内の緊急支援活動を実施するのは、1959年の伊勢湾台風以来だという。

   3月16日の文書では、今回の大震災への募金を受け付ける口座を設置したことを報告し、「こちらでお預かりした募金は、全額、子どもたちを中心とする被災者の方々への支援に活用させていただきます」としている。

   この後ただし書きが続き、「なお、当緊急支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合(被災者の皆さまへの支援が行き届き、ユニセフと日本ユニセフ協会が提供できる内容の支援が被災地では必要ないと判断される場合)ユニセフが実施する他国・地域での紛争・自然災害などによる緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います」とことわっている。

   このただし書き部分が断片的にネット上に伝わり、ツイッターや2ちゃんねる、個人ブログでは、「義援金は全額使わず、アフリカとかに回す」「被災者のための募金がアフリカで使われる」などの反発が相当数出ている。「『これ以上被災地に必要ない』って誰がどういう基準で判断するんだ?」という疑問の声もある。

「どこが問題なんだ?」の声も

   一方で、「(日本ユニセフ協会方針の)どこが問題なんだ?」「嫌ならほかの団体に寄付すればいいだけの話」といった「擁護論」もある。「(他国支援へ回す可能性は)募金活動開始直後に言うのではなく、状況が少し落ち着いてからにすれば良かったのに」という指摘もあった。

   J-CASTニュースは3月20日、日本ユニセフ協会に何度か問い合わせてみたが、連絡が取れなかった。

   日本ユニセフ協会は現在、赤松良子・元文部大臣が会長を務めている財団法人だ。同協会サイトによると、「ユニセフ(国連児童基金)の趣旨に則り、児童の福祉増進に寄与するため(略)国民による国際協力の実施を促進すること」を目的としている。また、「あくまで国内の組織で、国連組織ではない」とも説明している。1977年、正式にユニセフの(日本)国内委員会として認められたという】

 ぬいぐるみを配って「もう日本での支援は十分。後は俺たちで好きなように使う」とか勝手に判断されたら、被災者も彼らのために募金した人々もたまったもんじゃありません。そもそもユニセフと日本ユニセフ協会は別の組織だってのを周知徹底すべきですよね。

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無能は仕事しないでいいです

異例・姿見えぬ菅首相、関係者から不満の声

東日本巨大地震の発生後、菅首相が自ら一方的に発表する時以外、メディアの取材や国会答弁など表舞台に姿を現さない状態が続いている。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故に専念するのが理由とされるが、首相のリーダーシップが見えない現状に、関係者から不満の声も出ている。

 枝野官房長官は23日の記者会見で、「(首相は)慌ただしく過ごしている。表に見える形で動くことがリーダーシップとして効果的な場合もあるが、多くの場合は、必ずしも目に見えるものではない」と首相の仕事ぶりを説明した。

 首相は18日、地震発生後1週間を機に国民向けのメッセージとして記者会見したが、その後は記者団の取材に応じていない。21日には、宮城、福島両県の視察を計画し、その際に取材に応じる計画もあったが、天候悪化を理由に視察が中止となった。国会でも多忙を理由に答弁していない。

 首相の最大の関心事は、原発事故への対応にあるとされる。周辺は、最近の首相について「東京電力との統合本部と連絡を取り、指示を出していることが多い」と話す。

 同本部に詰めている細野豪志首相補佐官は23日に官邸を訪ねた際、「首相に原発の全体像、概略について説明した」と記者団に語った】

 まぁでも、空き缶が表舞台に出てきたところで、事態が改善するとはとても思えないんですがね…まさか福島原発の状況がなかなか改善しないのって?

【参考】福島第一原発1号機、核燃料溶融の可能性も

【国の原子力政策の安全規制を担う、原子力安全委員会の班目春樹委員長は23日夜、東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所の事故後初めて記者会見を開いた。

 原子炉の被害について尋ねられた同委員長は「(水素爆発した)1号機の核燃料はかなり溶融している可能性がある。2、3号機に比べて、最も危険な状態が続いている」と指摘。原子炉内の温度、圧力の異常上昇が続き、危険な状況にさしかかっているとして、「(炉心が入っている)圧力容器の蒸気を放出する弁開放を行い、炉の破壊を防ぐ検討をしている」ことを明らかにした。

 同原発1~3号機の原子炉の燃料棒は露出し、海水の注水作業が続けられている。23日、1号機の炉内の温度は一時、400度と設計温度(302度)を上回ったが、注水によって温度が下がっている。しかし、圧力の上昇が続き不安定な状態になっているため、班目委員長は「24日にも、圧力容器内の蒸気を放出するかの判断をする」と述べた】

 原子力保安院とか原子力安全委員会とかいう連中もイマイチ信用できないんですよね…。

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2011年3月23日

当たる時は当たるのだけれど

3日以内に5強以上の余震確率は20%

【「(きょうから3日間の)余震発生確率が、これまで30%だったが、ようやく20%と少なくなりました。震源地近くで最大震度5以上の地震発生の可能性がある。場合によっては震度6弱か6強の余震発生の可能性もあるので警戒を」(気象庁地震予知情報課・横田崇課長)

 一時は、一日100回を超える余震がありましたが、最近は一日10回を下回り、余震の回数は減っているとして気象庁は22日から3日間に震度5強以上の余震発生の確率は20%と発表しました。

 しかし、依然、強い余震の可能性もあるとし、警戒を呼びかけています。(22日17:20)

 ↓

福島浜通りで震度5強を2回観測

気象庁によりますと、午前7時12分と36分に福島県浜通りを震源とする地震がありました。震源の深さは最初の地震がごく浅く、2回目の地震は10キロ。地震の規模を示すマグニチュードはそれぞれ6.0と5.8と推定されています。

 福島県いわき市では、震度5強を2回とも観測しました。また、2回めの地震では茨城県鉾田市で震度5弱を観測しました。

 JRによりますと、それぞれの地震発生直後、東北新幹線は一部の区間で一時、運転を見合わせましたが、間もなく再開しました。

 原子力安全・保安院によりますと、この地震による福島第一原子力発電所での放水や電源復旧作業への影響はないということです。(23日08:34)

 20%が2回で都合4%ですか?まぁ確率がゼロではない以上、地震が起こってもおかしくはないワケなのですが…気象庁地震予知情報課がアレなのか、それとも朝鮮放送TBSが配信したから?

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2011年3月22日

どうか大人しくしていて下さい

菅“暴走”枝野“キャパ超え”理不尽内閣、消防隊恫喝の愚行!

【東京電力福島第1原発では22日朝、2、3号機で前日夕から立ち上っていた黒っぽい煙や白い煙が水蒸気の状態となった。東電などは22日午前、中断していた1~4号機の電源復旧作業を再開した。目に見えない放射能との一進一退の攻防劇。こうした中、菅直人政権の“暴走”が不安視されている。放水作業を行う東京消防庁の隊員への恫喝が発覚したうえ、菅首相のブチ切れが迅速な判断を邪魔しているというのだ。

 「2号機からの煙は放水などの水蒸気化、3号機からの煙は温度上昇に伴い何かの残骸が燃えたのではないか」

 北沢俊美防衛相は22日午前の記者会見で、第1原発で前日夕に発生した煙の原因について、こんな認識を示した。

 22日朝も2、3号機で白い蒸気やモヤが確認されたが、その後、収まり、敷地内の放射線量が大幅に上昇する傾向も見られなかった。

 このため、22日午前8時過ぎから、危機脱却の決定打といえる外部電力供給に向けた復旧作業が再開。同日中に2号機の中央制御室などへの通電と3、4号機への外部電源からの接続を目指す。

 また、4号機の使用済み燃料プールへの放水に使う、約50メートルのアームを備えた秘密兵器「生コン圧送機」の準備も開始。3号機には東京消防庁が放水を予定している。

 現地では決死の作業が進んでいるが、そんななか懸念されているのが、菅政権の“暴走”だ。

 「陳謝します。大変申し訳ない」

 菅首相は21日午後、官邸で石原慎太郎都知事と会い、こう謝罪した。

 放水作業のため、「被曝の危険」も顧みず出動している東京消防庁の隊員に対し、菅政権の人物が長時間連続の放水を強要したうえ、「実施しなければ処分する」と脅したというのだ。

 人として許されない暴言を吐いた人物について、石原氏は「知らない」と答えたが、都関係者は「海江田万里経産相だ」と証言。海江田氏は22日午前の閣議後会見で「隊員に不快な思いをさせたのならおわびする。言った言わないになるので、事実関係はいずれご報告する」と述べた。

 また、菅官邸が迅速な判断を下せない理由も、徐々に明らかになってきた。菅首相の「イラ菅」ぶりと、枝野幸男官房長官以下の許容量オーバーが大きいという。前出の官邸筋はいう。

 「大震災発生以来、上がってくる情報量が膨大なうえ、原発など専門性が必要な判断も多く、枝野氏らスタッフはほぼパンク状態。加えて、菅首相がすぐに切れるので、簡単にゴーサインが出せずに、判断が止まってしまう。菅首相は役人の面前で、海江田氏を『その程度の知識で俺を納得させられるのか。バカ野郎!』などと怒鳴り上げていた」

 20日に4号機への放水が始まったが、先週18日の時点で米政府は「4号機の異常」を日本政府に伝えており、「米政府は『日本は何をやっているのか』とヤキモキしていた」(事情通)という。

 こうした中、仙谷由人官房副長官がフル回転している。20日には各省の事務次官を呼び付け、さまざまな指示を出した。未曾有の大災害を前に、官邸が混乱・暴走するなか、「影の宰相」と呼ばれた仙谷氏の強権発動に頼らざるを得ないのか…

 空き缶も健忘症も、余計な事をしてくれない方が事態収拾のためには近道だと思うのですが。

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2011年3月19日

…また隠蔽ですか?

東日本大震災:福島第1原発事故 米軍無人機の映像、日本政府が公開に慎重

日本政府が、米空軍無人偵察機「グローバルホーク」が撮影した福島第1原発上空の映像の提供を受けながら、公開に慎重姿勢を見せていることが関係者の証言で分かった。米軍側は「あくまで日本側の判断」とし、提供した映像の公開を承認している。

 無人機が搭載する高性能のカメラは「車のナンバーが読み取れるほど鮮明」(米空軍)で、映像は原発施設の内部状況をほぼリアルタイムでとらえており、専門家の分析にも役立つ可能性が高いという。

 米空軍は日本政府からの要請を受け、グアムのアンダーセン空軍基地に配備されている最新鋭のグローバルホーク(翼幅約40メートル、全長15メートル)を震災の翌12日から、被災地周辺に飛行させている。多量の放射性物質が検知されている福島第1原発上空では自衛隊機の飛行が困難なため、グローバルホークが24時間態勢で撮影。衛星通信を介して映像を米カリフォルニア州の米空軍基地に送信し、日本政府側にも提供している。

 だが日本側は、映像を保有したまま公開していない。同米空軍基地では、米国の原発専門家らが映像を詳細に分析しているという

 まぁ仮にヤバい物が映っていたとしても、米空軍もデータを保有してる以上、情報を隠蔽できるワケがないんですがね。むしろ米軍が突然撤退とかしだしたら、映像を公開しなかった事が政府にとって大きなマイナスになるのは確実なんですが…。健忘症が副長官として起用された事や、1つ下の記事の事などを考えると、いろいろ想像してしまいます。

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責任転嫁じゃありません?

首相、谷垣氏に入閣要請…大連立と同じと拒否

菅首相(民主党代表)が東日本巨大地震と東京電力福島第一原子力発電所での事故を受け、自民党の谷垣総裁に原発問題担当相としての入閣を要請していたことが18日、明らかになった。

 谷垣氏側は拒否した。

 これに関連し、民主党の岡田幹事長は同日、国会内で開いた「各党・政府震災対策合同会議」で、閣僚の3人増員を柱とする内閣法改正を提案した。3ポストは原発問題担当と復興担当、被災者支援担当が念頭にあるとみられ、野党側も大半は増員には賛成する方向だ。

 谷垣氏への入閣要請は、首相周辺から関係者を通じて自民党幹部に伝えられた。谷垣氏側は「入閣は大連立と同じで、責任の所在が不明確になるだけだ」として拒否した。

 これを受け、首相は与党から新ポストへの起用を目指す意向だ。仙谷由人官房副長官や国民新党の亀井代表らの名前が取りざたされている。

 岡田氏は合同会議で、副大臣、政務官、首相補佐官を増やすことも提案した】

 私も1つ下の記事で「野党に協力を求めてもいいんじゃないか」とは書きましたけど、まさか原発問題担当相って…ハニ垣だっていくらなんでも飲めませんがな。

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2011年3月17日

健忘症が被災地担当

仙谷氏:官房副長官に 2カ月で内閣に復帰

菅直人首相は17日、前官房長官の仙谷由人民主党代表代行(65)を官房副長官に起用する人事を決めた。同日夜の皇居での認証式を経て正式に就任する。24時間態勢で災害対応にあたる首相官邸内で、78歳の藤井裕久官房副長官から「そろそろ限界だ」との申し出があったため、仙谷氏と交代することになった。藤井氏は首相補佐官となり、定員の関係から首相側近の加藤公一補佐官が退任して藤井氏に席を譲る。

 仙谷氏は参院で問責決議が可決され、1月の内閣改造で閣外に去っていた。枝野幸男官房長官の前任の長官で、長官経験者が副長官に起用されるのは極めて異例。枝野氏は17日夜の記者会見で「内閣官房のさらなる強化が必要との認識を首相が示している」と理由を語った。

 首相官邸の地震対応を巡っては「菅首相や枝野氏が福島第1原発の対応に忙殺され、津波被災地への対応がおろそかになっている」との批判が与野党内から出ていた。仙谷氏は主に被災地支援を担当し、政府内や与党との調整役にあたる

 またいらん人事を…どう考えても今回の事態、民主党だけの手に負えるものではなくなってるんですから、ここは野党に協力を求めてもいいんじゃないかと思うのですが。地震前はあれだけ「与野党で協力を!」と訴えてたのに、今はまったくそんな気配が見えないのは何故なんです?

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2011年3月16日

未だママゴトの域を出ず

ボランティア向け、内閣府に連携室 辻元補佐官明かす

【辻元清美首相補佐官(ボランティア担当)は16日午前、首相官邸で記者団に対し、同日に震災ボランティア連携室を内閣府に発足させると明らかにした。

 辻元氏は「午後には、国会内でNGO(非政府組織)関係者に集まってもらい、会議を開く。各政党にも参加を呼びかけている」と語った】

震災ボランティア連携室長に湯浅氏 菅内閣が任命

【菅内閣は16日付で、東日本大震災の被災地で活動するボランティアと連携し、情報提供などを行う内閣官房震災ボランティア連携室を設置した。室長には「年越し派遣村」の村長だった内閣府参与の湯浅誠氏を任命した。同室は辻元清美首相補佐官のもとで活動する

 警察・自衛隊・各国の救助隊が必死になって活動を行っている現場で、辻元・湯浅とボランティア如きが何をできるというのでしょう?「早ければ明日にも被災地を訪問」とか言っているようですけど、正直限られた燃料とか食料を無駄に浪費するだけだと。

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静岡恐るべし

静岡県東部の地震、静岡・神奈川で29人重軽傷

【静岡県東部で震度6強を観測した15日夜の地震は、警察庁のまとめで負傷者が16日午前8時までに静岡、神奈川両県で29人に上った。

 このうち、静岡県では静岡市清水区の自動車部品工場の男性作業員(35)が右足を骨折するなど2人が重傷を負った。

 震度6強を観測した富士宮市では、民家の裏山の岩(直径約1メートル)が落ちて家の台所を直撃。同市村山の市立富士根北小ではグラウンドに長さ約100メートルにわたって亀裂が入った。観光地として有名な富士山のふもとの「白糸の滝」では、滝つぼにある展望台に1メートル四方の岩が落ち、コンクリート製の柵が破損した。市は展望台に通じるルートを通行禁止にした。

 富士宮市北部では2万1700世帯が停電したが、16日未明に復旧した。

 富士宮市と富士市では、住民約520人が一時、学校の体育館などに避難した】

 昨夜たまたま点けてたテレビのニュースで静岡の地震発生時の映像見ましたけど、「ホントに震度6強の地震なんて起きてるの?」といった感じでした。実際の被害もこの程度ですし、さすがと言うべきでしょうか?

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活動的な無能

菅政権の政治主導演出へのこだわり、混乱を増幅

未曽有の大惨事となった東日本巨大地震をめぐり、菅政権の無策ぶりが次々と明らかになっている。

 放射能漏れや計画停電など、国民の安全に直結する問題では対策が遅れ、情報発信も不十分なため、国民の間には混乱と不安が広がる一方だ。

 菅首相が今なすべきことは、一刻も早く被災地復興に向けた全体計画を打ち出し、官民一体でこの国難を乗り越えるための強い指導力を発揮することだ、との指摘が政財界の各所から出ている。

◆どなる首相◆

 首相官邸の危機対応のほころびは、地震から一夜明けた12日午後、福島第一原子力発電所1号機で起きた水素爆発であらわになった。放射能漏れの可能性があり国民への一刻も早い周知が求められたにもかかわらず、菅首相は東京電力の技術者を官邸に呼びつけると、どなりちらしたという。

 「これから記者会見なのに、これじゃあ説明出来ないじゃないか!」

 テレビは、骨組みだけになった1号機の建屋から煙が勢いよく噴き出す生々しい光景を映し出していた。爆発が起きたことは明らかだった。だが、東電の説明に納得がいかない首相は、爆発直後の午後4時に設定していた記者会見の延期を宣言。自らの言葉での説明にこだわる首相への遠慮からか、午後5時45分から記者会見した枝野官房長官は「何らかの爆発的事象があった」と述べるだけで詳しい説明は避け、「首相ご自身が専門家の話を聞きながら(対応を)やっている」と語った。

 結局、首相が記者団の前に姿を現したのは、爆発から約5時間がたった午後8時半。「20キロ・メートル圏の皆さんに退避をお願いする」と述べたが、こうした指示はすでに首相官邸ホームページなどで公表済みだった。「首相が東電の技術者をことあるごとに官邸に呼びつけてどなるので、現場対応の邪魔になっている」。政府関係者は嘆いた。首相は避難所視察も希望したが、「迷惑をかける。時期尚早だ」と枝野長官が止めた。

◆政治ショー◆

 首都圏の計画停電への対応でも、首相をはじめ、政権の「政治主導」演出へのこだわりが混乱を拡大させた側面は否めない。

 計画停電の実施は当初、13日午後6時半から東電の清水正孝社長が発表する予定だったが延期された。「まず首相が国民に直接呼びかけたい」との首相周辺の意向が伝えられたからだ。

 13日夜、首相官邸の記者会見室では、首相が「国民に不便をかける苦渋の決断」と計画停電の実施を発表したのに続き、枝野長官、海江田経済産業相、蓮舫節電啓発相が次々と登壇し、国民に節電を訴えた。しかし、記者団から停電開始の時間を問われると、蓮舫氏は、陪席していた東京電力幹部に向かって「答えられます?」と回答を促した。

 こうした「政治ショー」が終わるのを待って東電が行った発表は結局、午後8時20分開始となり、スーパーや鉄道各社など多くの関係者は、対応に十分な時間がとれなくなった。

◆一夜で決行◆

 今回の大地震対応では、第1次石油危機時の1974年1月半ばから2月末まで実施した大口利用者の電力カット15%をはるかに上回る25%カットをめざしている。電力会社だけでなく、鉄道や病院関係など、官民の枠を超えた複雑な調整が必要だったにもかかわらず、政府内では精緻な議論もなく、停電は、決定からわずか一夜で決行された。

 こうした中、政府が本格的な復興計画作りに着手した形跡はない。

 政府は14日の持ち回り閣議で、被災地向け食料などの支援に2010年度予備費から302億円を支出することを決めた。だが、1995年の阪神大震災で組んだ補正予算は総額約3・2兆円。与党内では「今回は、どう見ても阪神大震災の2倍はかかる。10兆円でも足りるかどうか」(民主党幹部)との指摘が出ている。抜本的な復興戦略と財源対策が早急に必要になる。

 復興財源をめぐっては、民主党の岡田幹事長が14日、11年度予算案を成立させた後、減額補正で捻出することもあり得るとの考えを示した。政府・与党内には、自民党の谷垣総裁が示した増税論にも理解を示す声が出ている】

 枝野官房長官はまだ職責を果たそうと頑張っている姿が見て取れるのですが、トップの菅が目立ちだがるクセに中身カラッポですのでねぇ…福島第一原発のトラブルについて「菅が12日に視察を行った事が対応を遅らせる一因となった」との指摘もありますし、上の行動もこの非常時において対応の妨げにしかなってませんね。

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2011年3月15日

混乱の陰でこっそり

民主党:土肥議員が離党 竹島署名問題で

民主党の土肥隆一衆院議員(兵庫3区)は15日、島根県・竹島の領有権主張をやめるよう日本政府に求める「日韓キリスト教議員連盟」の共同宣言に署名した問題の責任を取り、離党届を提出し、同党常任幹事会で受理された。兵庫県庁で会見した土肥氏によると、議員辞職の予定は今のところない。

 土肥氏は10日に国会と党の役職を辞任したが15日、岡田克也幹事長に「兵庫だけでなく全国的な統一地方選があるから党に迷惑をかけたくない」と、離党を届け出た。岡田氏は常任幹事会で「慰留したが本人の意思は固かった」と説明した】

 土肥は議員辞職すべきだろ?岡田も「慰留した」ってのはどういう事?

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お前こそ何様?

仙谷氏、東電怒鳴る=混乱にいら立ち-政府・民主

【政府・民主党は14日、東京電力へのいら立ちを強めた。同日朝に開始する予定だった「計画停電」(輪番停電)の実施が定まらず、市民生活が混乱したためだ。電力需給逼迫(ひっぱく)の原因となった福島第1原発の事故に関する同社の対応への不満も背景にある。未曽有の震災対応に当惑する政権側の焦燥感の表れともいえそうだ。

 「どういうことだ。俺を誰だと思っているんだ」。民主党の仙谷由人代表代行は13日夜、計画停電が病院や交通機関に与える影響を東電側に問い合わせた。しかし、明確な回答はなく、「ご不明な点はカスタマーセンターまで」と書かれた紙がファクスで送られてきたため、仙谷氏は担当者を怒鳴りつけた。

 計画停電については、菅直人首相自ら13日夜に記者会見し、了承を発表したが、14日朝からの実施は直前で取りやめられた。一方、停電を織り込んでいた交通機関は路線・本数を限定、臨時休業する百貨店などが相次いだ。結果として、国民に不便を強いることを要請した政府のメンツがつぶされた形で、枝野幸男官房長官は記者会見で「官邸への情報も当初、正確ではないものが届いていた」と、東電への不信をあらわにした。

 政府・民主党は、福島第1原発事故への対応が後手に回り、野党から酷評された。首相は13日、社民党の福島瑞穂党首に「東電の報告が遅れた」と指摘。首相としては東電側の責任と言いたかったようだが、政府と東電で連携が不十分なことは間違いなく、「責任転嫁」との批判も出そうだ】

 東電の担当者は、健忘症のおじいちゃんのお世話をしてあげられるほどヒマではないのですよ。問い合わせならカスタマーセンターへどうぞ?

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「今必要なのは政権交代ではないか」

悪いことばかり続く 菅お粗末内閣の極め付き

菅政権になってからというもの、国民が苦しめられる天災が立て続けに起こっている。この冬は北陸を中心に史上最悪の豪雪被害に見舞われ、宮崎・鹿児島県境の霧島連山では新燃岳が200年ぶりに噴火した。鳥インフルエンザの拡大もそうだ。そして、ガタガタの菅政権にとどめを刺す「首相の在日献金」が発覚したその日、観測史上最大の巨大地震が発生したのだ。

 「菅首相は疫病神じゃないか」――。庶民の間からそんな声が上がるのも当然だ。予算関連法案の成立のめども立たない中、前原前外相の献金問題発覚→辞任、菅グループ顧問の土肥前政倫審会長の竹島署名問題発覚→辞任とスキャンダルが続出。そこへ菅本人の献金問題である。

 「政権機能は完全にマヒし、崩壊は時間の問題とみられていた。この間、政治の混迷で有効な景気対策はなにひとつ出てこない。新卒者の就活は最悪状況が続き、失業率も高止まり。株価は低迷し、新年度を目前に倒産ラッシュも心配されている。そんな最悪の状況で、多数の国民の貴い命と財産を奪う巨大地震が起きたのです。政治も経済もダメ、そのうえ巨大地震では国民はたまりませんよ」(政治ジャーナリスト)

 その菅は、地震発生から2時間以上たってから首相官邸で記者会見し、「国民の安全確保と、被害を最小限にとどめるため、政府として総力を挙げて取り組む」と表明。「国民は、テレビ、ラジオの報道をよく受け止め、落ち着いて行動するよう心からお願いする」とアピールしてみせた。

 国民生活が第一。そのマニフェストをないがしろにしてきた政権亡者に、「安全確保」とか言われても、国民は信用できない。今回の地震対策で史上最低の政権が延命することになったら、国民の不幸は増すばかりだ】

 「あの言葉」もブーメランになりましたか。

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2011年3月14日

尻尾を振るのは忘れません

国賓待遇の救助隊って…中韓をなぜ特別扱いするのかっ!

東日本大震災の被災者を救出するため、世界各国から緊急救助隊が駆け付けているが、なぜか、中国と韓国の救助隊だけを外務副大臣が空港で出迎えていたことが分かった。菅政権の特異な感覚が明らかになった。

 韓国の救助隊(5人)は12日、中国の救助隊(15人)は13日に羽田空港に到着。それぞれ、高橋千秋副大臣と伴野豊副大臣が出迎えたという。同盟国であり、空母ロナルド・レーガンや多くの在日米軍を動員、約150人もの大救助隊を派遣した米国をはじめ、英国(63人)、シンガポール(5人)など世界各国から救助隊は駆け付けているが、副大臣が出迎えたのは中韓2国だけ。

 菅政権は、韓国に一方的に古書を引き渡すことを約束したり、尖閣沖での中国漁船衝突事件の映像を隠蔽するなど、中韓2国を優遇する姿勢が目立つ。日本史上最大の大震災で閣僚クラスは大忙しなのに、なぜ、そこまで特別扱いするのか!?】

台湾の救援隊、2日待たされ到着 日本、中国側に配慮か

台湾の救援隊が14日、羽田空港に到着した。11日の地震発生直後にすでに隊員派遣の用意を表明しながら、丸二日も待機を強いられた。台湾側は「中国要因でしょう」(外交関係者)と受け止めている。

 日本側はいったん救援隊を受け入れると返答したが、その後「現場が混乱している」として、待つよう要請した。だが、その間に各国から救援隊が入り、台湾メディアから「なぜ入れないのか」と疑問が出始めていた。

 日本政府は1972年に台湾と断交、「台湾は中国の一部」とする中国の立場に配慮しており、台湾隊をいち早く受け入れることをためらったとみられる。

 13日に中国の救援隊が現地入りし、同日夜にやっと台湾隊受け入れが決まった】

 アホ民主はこの非常時に何をやってるんでしょうか。他国からの善意を踏みにじるようなマネをするなど言語道断。

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2011年3月13日

こんな時でも糞ミンス

自公「国会休会を」、民主「予算成立が先」

【与野党の政策責任者は13日午前のNHK番組に出演し、今後の対応を巡り意見を交わした。

 自民党の林芳正政調会長代理は「国会で審議をしながらでは、政府は全力で災害復旧に対応できない」として、一定期間の国会の休会手続きを取るべきだとの考えを示した。

 公明党の斉藤鉄夫幹事長代行も「休会でも、国会では議論できる」と同調した。

 これに対し民主党の城島光力政調会長代理は、休会によって2011年度予算案の成立が遅れることの影響を問題視し、反対を表明。「休会で年度内に成立できないと国民や企業に不安を与える。一日も早く予算を成立させ、その後しっかりした補正予算を与野党で協議して作るのが大事だ」と訴えた。

 これに関連し、13日午前の民主党と国民新党の国会対策委員長会談でも、休会手続きをとらず、来年度予算案の年度内成立を目指すことで一致した。

 一方、東京電力福島第一原子力発電所1号機で12日に起きた爆発事故を巡る政府の対応に関し、野党からは情報提供の遅れに対する批判が相次いだ。

 林氏は枝野官房長官が記者会見で爆発を認めるまで約2時間かかったことを挙げ、「あのタイミングでよかったのか」と疑問を示した。社民党の阿部知子政審会長も「枝野氏とその後の菅首相の会見で説明が異なっていた。情報もバラバラで対応も遅れている」と情報提供の改善を求めた。これに対し、城島氏は「正確な情報をつかみ次第、会見していたと思う。状況を把握するのに時間がかかった」と釈明した】

 今優先的に予算を割り振るべき項目は、明らかに子ども手当や高校無償化じゃないですよね?国民が何に対して不安を抱いているのかをイオン岡田は全く理解できていないのかと。

東日本大震災:蓮舫氏を節電啓発等担当相、辻元氏をボランティア担当補佐官に

【枝野幸男官房長官は13日夕の記者会見で、東日本大震災で電力不足が大きな問題になるとして蓮舫行政刷新担当相を節電啓発等担当相に任命することを明らかにした。また、辻元清美衆院議員を災害ボランティア担当の首相補佐官に任命することも発表した

 災害対策費を仕分けした蓮舫と、阪神大震災の時に「自衛隊反対」のビラまきをしていたという辻本ですか?勘弁して下さい。

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東京新聞社説3/13~報道機関がファビョるなよ

炉心溶融 的確な情報を速やかに

【白煙を上げる福島第一原発。炉心溶融という。そんな事態に冷静でいられるはずがない。何が起きているのか、どんな対策を進めているのか。政府は的確な情報を速やかに、明確な言葉で示せ。

 原発周辺の住民は不安と恐怖を心の底に押し込めながら、日々を送っているはずだ。それは数値で測れるものではないし、想定できるものでもない。

 とりわけ「炉心溶融」という事態ほど避けたいものはないだろう。それが現実に起きてしまった。最悪の事態である。住民の安全と安心が何より優先されなければならないはずである。

 危険な放射性物質は本来、外へ出してはならないものだ。通常、ウラン燃料は厳重に封入されて、水の中に沈んでいる。そこが炉心である。炉心は、圧力容器に収められ、守られている。

 緊急時、原発でまずやるべきことは「止める」「冷やす」「閉じ込める」の三つだけ。

 核分裂を止めて高熱の発生を抑えたあとも、温度はすぐには下がらない。緊急時には水を注入し、炉心を冷やしてやらないと、高温で炉心が溶けて、放射性物質が漏れ出てしまう。空だき状態に陥ると、原子炉の大爆発すら起きかねない。その炉心溶融が起きてしまった。一九七九年の米スリーマイル島原発事故と酷似し、旧ソ連のチェルノブイリ原発爆発事故すら頭をよぎる事態が、この国で進行中なのだ。

 事態は悪くなっていた。原因不明の「爆発的事象」があり、負傷者が出た。離れた場所で強い放射性物質が検出された。避難指示の範囲はじわじわと広くなる-。

 このような時、住民、あるいは国民として求めるものは、気休めではなく信頼できる情報だ。そして、的確な安全対策の道筋と避難誘導だ。ところが、情報の一元化すらままならない。官邸、東電、福島県、そして経済産業省の原子力安全・保安院の四者が小出しにする情報が明らかに食い違う。わけのわからないまま「ニュースを聞け」「冷静になれ」といわれても、不安が増幅するだけだ。

 「迅速な情報発信」。二〇〇七年、柏崎刈羽原発の直下で起きた新潟県中越沖地震の貴重な教訓だ。夜に入ってようやく、官房長官の具体的な説明が始まった。官邸は、住民の安全と安心のため、情報開示を続けるべきだ】

 何かものすごい感情的な記事ですね。「そんな事態に冷静でいられるはずがない」って、マスコミが冷静に情報を伝えなくてどうするんですかっての。核・原発アレルギーを抱えている東京新聞、今回の件では地震被害の報道以上に原発叩きに力を入れているような気がするんですが、そういうのって報道機関の姿勢としてはどうなんでしょうかね?

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2011年3月11日

疑わしい方々ばかり

菅首相に違法献金の疑い 在日韓国人から 首相側未回答

菅直人首相の資金管理団体が、2006年と09年に、在日韓国人系金融機関の元理事から計104万円の献金を受けていたことが、朝日新聞の調べでわかった。元理事の親族や複数の関係者は元理事について在日韓国人と説明している。政治資金規正法は外国人からの寄付を禁じている。

 複数の関係者を通じて10日夜に首相側にコメントを求めたが、11日午前1時現在、回答はない。元理事には経営する会社を通じて取材を申し入れたが連絡はない。

 献金を受けていたのは菅首相の資金管理団体「草志会」(東京都武蔵野市)。同団体の政治資金収支報告書によると、旧横浜商銀信用組合(現中央商銀信用組合)の元理事の横浜市内の男性(58)から民主党代表代行だった06年9月に100万円、09年3月に2万円、同8月に1万円、政権交代後の副総理兼国家戦略担当相だった同11月に1万円の計104万円の献金を受け取っていた。

 いずれも、献金者名の欄には「通名」である日本名が記載され、職業は「会社役員」とされている。

 この男性は07年6月まで旧横浜商銀信組の非常勤理事を長年務めた。商業登記簿などによると、東京都内のパチンコ店などを経営する会社の代表取締役を務めている。

 朝日新聞の取材に、複数の商銀関係者や親族は、元理事が韓国籍だと話している。

 政治資金規正法は、日本の政治や選挙への外国の関与や影響を未然に防ぐため、外国人の政治献金を禁じている。故意や重い過失があった場合は、3年以下の禁錮か50万円以下の罰金の罰則がある。

 外国人からの献金をめぐっては、前原誠司前外相の政治団体に対して京都市内の在日韓国人女性から献金があったことが4日の参院予算委員会で判明。この女性も日本名での献金だった。前原氏は6日、「金額の多寡にかかわらず、外国人から献金を受けていたことは重い」と話し、外相を辞任した。その後、政治資金規正法の改正に言及する声もあがっている。

 朝日新聞は首相側に、元理事が韓国籍だと認識していたかなどを質問したが、回答はなく、故意や過失があったかは確認できていない】

 空き缶にも疑惑浮上ですか。空き缶の普段の言動を考えれば、「やっぱりそうだったのか」くらいにしか思えませんがね。むしろ「何故民主党応援団である朝日新聞がこれを報じたのか」という方がよっぽど疑問なんですが。

 まぁ、前原の場合は「相手が外国人だと知っていた上で献金を受け取っていた」のが問題だったワケですから、おそらく空き缶は「通名を使われたので判らなかった」などと逃げ回る事でしょう。しかし、今回は金額も大きいですし、また前原は辞任した前歴もありますからねぇ…また一歩解散が近づきましたかな?

【参考】在日「通名を使ってみんなで自民党右派議員に献金しよう!」(「ネトウヨにゅーす。」様)

 結局「通名」なんていう特権を認めているところが犯罪を生みだしているんですよね。速やかに廃止すべきかと。

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2011年3月10日

売国奴のクセにヘタレかよ

民主・土肥氏「竹島領有権、日本は主張中止を」韓国議員と共同宣言 会見まで 先月末(産経新聞 2011/3/9 14:14)

【わが国固有の領土にもかかわらず韓国が不法占拠を続けている竹島について、衆院政治倫理審査会会長で菅直人首相が主宰する政策グループ顧問の土肥隆一衆院議員(兵庫3区)が「日韓キリスト教議員連盟」の日本側会長として、日本政府に竹島の領有権主張中止などを求める同議連の日韓共同宣言に名を連ね、韓国の国会で共同記者会見していたことが9日、分かった。土肥氏は産経新聞の取材に「個人的には、竹島は日本の領土とは一概にはいえないのではと思っている」と話している。

 共同宣言文のタイトルは、「和解と平和を成す韓日両国の未来を開いていこう」。日本に対し「歴史教科書の歪曲(わいきょく)と独島(韓国が主張する竹島の名)領有権主張を直ちに中止する」などの3項目を要求。議連の日本側会長の土肥氏ら3人の連名としている。

 土肥氏によると、共同宣言は先月27日、韓国の植民地支配下の独立運動を記念した「3.1節」の関連行事の一つとして開催された、同議連の共同記者会見で発表された。

 土肥氏は日本側会長の立場で、日本から唯一出席。韓国には当日入り、式典の前に「この共同宣言を発表したい」と日本語訳が添付された宣言文案を渡され、内容を確認して了承、共同会見に臨んだという。

 土肥氏は産経新聞の取材に「共同宣言は外交交渉上有効になるようなものではない」と説明。「この議連は本来、キリスト教的精神で日韓問題を考えようという趣旨のもの。どちらか一方だけが悪いということにはならないはずだが、韓国では竹島、慰安婦、教科書、靖国に対する自国の主張を述べないと、日本と向き合ったことにならない」とも述べ、韓国側が作成した宣言文に理解を示した(以下略)】

 ↓

民主・土肥氏、竹島放棄要求の会見に出席=菅首相「大変遺憾」(時事通信 2011/03/09 21:26)

【民主党の土肥隆一衆院議員が先月27日に「日韓キリスト教議員連盟」の日本側会長として訪韓し、日本政府は竹島(韓国名・独島)領有権の主張をやめるべきだとする同連盟の共同宣言を発表した記者会見に出席していたことが9日、明らかになった。土肥氏は取材に対し、事実関係を認めた上で「発表の場にいたことはうかつだった。共同宣言の内容をよくチェックすべきだった」と述べた。

 日本政府は竹島を「固有の領土」としている。これについて、土肥氏は「政治的には日本の領土だが、話し合いはすべきだ」と述べ、交渉で解決すべきだとの考えを示した。

 土肥氏は、民主党の菅直人首相グループの幹部。首相は9日夜、土肥氏の行動について「大変遺憾に思っている。竹島は日本固有の領土だ」と不快感を表明。「しかるべき形で対応することが必要だ」と述べ、事実関係を調査する考えを示した(以下略)】

 ↓

竹島問題で韓国主張の宣言に署名 民主党の土肥氏(共同通信 2011/03/09 21:56

【民主党の土肥隆一衆院議員が2月下旬に韓国を訪問した際、竹島(島根県)に関し「日本側は竹島の領有権主張を直ちに中止すべきだ」とする共同宣言文に署名していたことが9日、分かった。土肥氏は共同通信の取材に「個人的には竹島は日本の領土だと思っている」と釈明した。

 これに関し菅直人首相は官邸で記者団に「大変遺憾だ。しかるべき形で対応する」と述べた。土肥氏は民主党内で菅グループ顧問を務めている。

 土肥氏によると、キリスト教関係の議員交流の一環で2月27日に日帰りで訪韓。日本による植民地支配下の朝鮮半島で起きた最大規模の反日独立運動である「3・1独立運動」の記念イベントに出席した。

 共同宣言はその際に発表され、韓国が実効支配している竹島に関し韓国側の主張を認める内容。共同通信の取材に土肥氏は「宣言の内容はまずいと思ったが、民主党や政府を代表して参加していたわけではないので署名した」と述べた(以下略)】

 ↓

竹島めぐる共同宣言署名の民主・土肥議員「韓国が出したいと言うからいいだろうと」(FNN 2011/03/10 00:47)

【(前略)日本の領土で韓国も領有権を主張している竹島をめぐり、民主党の土肥隆一議員が2月、韓国の議員とともに、「日本政府に竹島の領有権主張を中止するよう求める共同宣言」に名前を連ね、共同記者会見を行っていたことがわかった。

 菅首相は9日夜、「大変、遺憾に思っています。竹島は日本固有の領土であって、その立場はまったく変わりません」と述べた。

 土肥議員は、菅首相が主宰するグループの幹部で、衆議院政治倫理審査会の会長でもある。

 民主党の土肥隆一議員は9日夜、「その内容については、十分議論する暇がなくて。まぁ、韓国がこれを出したいと言うからいいだろうという決断をしてきました。これは無理だと言って、やめればよかったかなと、今は思ってますけど。(竹島に関してはどのように?)それはもう、日本の領土ですよ。あの文章はやっぱりね、今読み直してみても、相当一方的だなということは感じるけれども。その場にのまれたっちゃあ、のまれたし。こんなにマスコミに取り上げられるとは思ってもみなかったからね。まぁ、うかつでした」と述べた(以下略)】

 一番上は昨日のエントリでも紹介した記事ですが、取材のたびに言ってる事が変わってるようですね。国民の目の届かないところでは一生懸命売国に精出してるクセに、いざマスコミに取り上げられたら保身に必死ですか。その程度の覚悟と脳ミソしかないのだったら、売国活動はおろか、そもそも政治家なんて職に就くべきではないと思いますが。

【関連】土肥氏が政倫審会長辞任=竹島問題で引責-政権また打撃

民主党の土肥隆一衆院議員は10日夕、衆院議員会館で記者会見し、竹島(韓国名・独島)の領有権主張を中止するよう日本政府に求める日韓「キリスト教議員連盟」の共同宣言文を韓国議員と発表した責任を取り、衆院政治倫理審査会会長と党常任幹事会議長の役職を辞任する考えを表明した。

 土肥氏は「政治的責任は免れない。全ての役職を辞退したい」と述べた。土肥氏は、菅直人首相グループの幹部。野党側は「国会議員として不適格」として土肥氏を厳しく批判し、首相の責任も含めて追及。土肥氏の問題は、菅政権への新たな打撃となり、首相の対応も問われる。

 これに関連し、首相は同日の参院予算委員会で自民党の世耕弘成氏の質問に答え、土肥氏の行動について「極めて遺憾だ。竹島はわが国固有の領土であり、そのことは変わりない事実だ」と強調した。 

 一方、自民党の谷垣禎一総裁は同日の記者会見で、土肥氏について「日本の主権を否定しており、まさに恥ずべき行動だ」と批判した。また、「(民主)党代表として首相自ら責任ある対応をすべきだ」と述べた】

 昨日も述べましたが外患罪が適用されるレベルの大問題です、役職を辞めたくらいで責任を取った事にはならないでしょう。議員辞職は当たり前、空き缶も責任は免れませんぜ?

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2011年3月 9日

これは外患罪適用?

民主・土肥氏「竹島領有権、日本は主張中止を」韓国議員と共同宣言 会見まで 先月末

わが国固有の領土にもかかわらず韓国が不法占拠を続けている竹島について、衆院政治倫理審査会会長で菅直人首相が主宰する政策グループ顧問の土肥隆一衆院議員(兵庫3区)が「日韓キリスト教議員連盟」の日本側会長として、日本政府に竹島の領有権主張中止などを求める同議連の日韓共同宣言に名を連ね、韓国の国会で共同記者会見していたことが9日、分かった。土肥氏は産経新聞の取材に「個人的には、竹島は日本の領土とは一概にはいえないのではと思っている」と話している。

 共同宣言文のタイトルは、「和解と平和を成す韓日両国の未来を開いていこう」。日本に対し「歴史教科書の歪曲(わいきょく)と独島(韓国が主張する竹島の名)領有権主張を直ちに中止する」などの3項目を要求。議連の日本側会長の土肥氏ら3人の連名としている。

 土肥氏によると、共同宣言は先月27日、韓国の植民地支配下の独立運動を記念した「3.1節」の関連行事の一つとして開催された、同議連の共同記者会見で発表された。

 土肥氏は日本側会長の立場で、日本から唯一出席。韓国には当日入り、式典の前に「この共同宣言を発表したい」と日本語訳が添付された宣言文案を渡され、内容を確認して了承、共同会見に臨んだという。

 土肥氏は産経新聞の取材に「共同宣言は外交交渉上有効になるようなものではない」と説明。「この議連は本来、キリスト教的精神で日韓問題を考えようという趣旨のもの。どちらか一方だけが悪いということにはならないはずだが、韓国では竹島、慰安婦、教科書、靖国に対する自国の主張を述べないと、日本と向き合ったことにならない」とも述べ、韓国側が作成した宣言文に理解を示した。

 共同宣言は、韓国内では主要各紙が報道。会見した土肥氏らの写真も掲載された。土肥氏によると、同議連はキリスト教信者の両国の国会議員によって約11年前に発足。日本側は7人程度だが、韓国は国会議員の3分の2にあたる約150人が所属しているという。

 土肥氏は通称「菅グループ」と呼ばれる菅首相主宰の「国のかたち研究会」代表を務め、昨年9月の民主党代表選では菅首相の推薦人だった。

■「軽率すぎる行動」

 拓殖大の下條正男教授は「政権与党幹部の一人が韓国側の主張に沿う共同宣言を公の場で共同発表したことは、韓国側には『日本政府が韓国の領有権主張を認めた』と解釈される。軽率すぎる行動で、領土問題の根幹をまったく理解していない」と指摘している】

【参考】外患罪-Wikipedia

 いや、個人的思考のレベルで韓国の国会行って、政府方針に反する共同宣言に名前載せて記者会見までしてくるとか、もうコイツは死刑でいいでしょ。

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2011年3月 8日

政治浄化の第一歩

外国人献金、国籍確認は困難…政界波及の恐れも

民主党の前原誠司前外相の辞任の原因となった外国人からの政治献金は、献金者のチェックが難しく、再発防止には課題も多い。

 野党側が民主党議員への外国人献金に注目している背景には、同党が代表選で在日外国人の党員・サポーター投票を認めていることがある。政権党となってからは「首相を選ぶ権利を外国人にも与えるのか」との批判も高まった。

 7日の参院予算委員会では、公明党の白浜一良参院議員が「外相は日本の国益を守り、諸外国と交渉する立場だ。外国人から献金を受けて務まるか」と、外相という任務上、より問題が大きいと指摘し、前原氏を慰留した菅首相の姿勢を問いただした。

 ただ、「野党側でも外国人からの献金が発覚する恐れがある」(参院自民党中堅)との見方もある。実際、外国人や外国人が関係する企業からの政治献金の問題は、自民党の福田康夫元首相にも降りかかったことがある。このため、2004年に与野党双方に100人以上の該当者が判明した国民年金未加入・保険料未納問題のような、政界全体の問題に発展する可能性を懸念する声も出ている】

 「献金者のチェックが難しいからやらない」では済まないのですよこの話は。献金者が外国人でなくても、例えば暴力団関係者だったらどうするのです?そういう勢力に日本の政治が影響されてはならないからこそ法律が定められているワケであって、疑いを持たれるような事も極力避けねばなりません。これを遵守するのは、政治に携わるもの全てが負うべき責務と言えましょう。

 また再発防止についても、献金者のチェックの徹底と、違反者には献金側にも罰則を設ければいいだけではないですか?日本の政治はまず日本人の事を第一に行われなければならないものであって、今回の件を含め、その妨げとなるような特権や外国人参政権なども認めるべきではありません。今の日本の政治からは、その根本的な部分が失われているように感じます。これをきっかけに、日本の政治家には「我々は誰のために政治を行うのか」という事を今一度問い直して頂きたいところですね。

【参考】【朝鮮学校無償化】今年度困難で文科省「来年度に2年分」 財務省は「考えられない」

 …特に民主党のアホどもには。

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2011年3月 7日

法律の方を曲げるのが民主流

規正法見直しも=枝野官房長官

【枝野幸男官房長官は7日午前の記者会見で、前原誠司前外相が政治資金規正法で禁止されている外国人からの献金を受けていた問題で辞任したことに関し、「外国籍と知らないで受け取っている場合は誰にでもあり得るケース。政治資金に関わることなので、必要なら国会で議論されるのではないか」と述べ、規正法の改正を検討すべきだとの考えを示した。

 今後、閣僚に外国人からの献金が新たに発覚した場合の対応については、「知っていれば違法だが、そうでない場合、直ちに閣僚を辞めなければならないという問題ではない」と強調。自身が外国人から献金を受けているかどうかについては、「少なくとも(外国籍と)認識して、もらっていることはない」と述べた】

 民主党が法改正を口にするのって、大抵は「法律が自分たちにとって都合の悪い」場合ですよね。そう言えば民主党のサポーター制度って、会費を払えば外国人でもOKなワケですけど、あれって政治資金規正法的にはどうなんでしょう?

>外国籍と知らないで受け取っている場合は誰にでもあり得るケース

 今回は「外国籍と知りながら受け取っていた」ケースなのですが?議論の余地はないものかと。

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東京新聞コラム3/7~旧知なればこそ襟は正すべき

東京新聞「筆洗」3/7付

父親が亡くなって引っ越した先で、親切にしてくれたおばさんがいた。貧乏のどん底だった少年が慕ったその女性は偶然焼き肉店を経営する在日韓国人だった▼女性が実の息子のように接していた少年は、苦学して政治家になった。女性は応援しようと五万円ずつ日本名で寄付をしていた。そのことが違法献金と激しく指弾されることになるとは、夢にも思わなかったに違いない▼前原誠司外相がきのう、辞任した。外国人や外国法人の政治活動への寄付を禁じた政治資金規正法違反であることは明白で、国会審議への影響を考えての決断だった▼外交の責任者であり、将来の首相候補とも呼ばれる前原氏だ。仮に本人が献金の事実を知らなかったとしても、わきの甘さが厳しく批判されるのは当然だ▼規正法の規定は日本の政治が外国勢力に影響されることを防ぐためだ。だからこそ、外国人と知りながら寄付を受ければ、公民権停止を含む厳しい罰則があるのだが、旧知の人からの小口の献金を責め立てることには、どこか違和感を覚え、後味が悪い▼今後、インターネットを通じた個人献金が増えていくはずだ。国籍確認は、より難しくなる。これが「前例」になれば、同じことが繰り返されるのだろうか。野党も刃が戻ってくることを覚悟しなくてはならない。小沢一郎民主党元代表を批判し続けた前原氏のように】

 旧知だろうが小口だろうが、外国人からの献金は一切禁止、それが法というものです。東京新聞の記者が違和感を覚えようが、後味が悪かろうが、「知り合いだから法律違反も大目に見るよ」では、法治国家は成り立たないのです。それとも東京新聞は、そういう「社会の乱れ」を助長しようという立場なんですか?

 …しかし、5万円という氏名の記載義務のない金額ギリギリの献金を、しかも通名で行っていたという辺り、この話を美談として語るべきかどうかについては少々疑問があるのですが。

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2011年3月 6日

議員は辞めないの?

前原外相が辞任=外国人献金で引責-菅政権に深刻な打撃

前原誠司外相は6日夜、首相公邸で菅直人首相と会い、政治資金規正法が禁止する外国人からの政治献金を受け取っていた責任を取り、辞任の意向を伝えた。首相は慰留したが、前原氏の辞意は固く、首相も最終的に了承した。「政治とカネ」の不祥事による主要閣僚の辞任は、逆風下の首相にとって深刻な打撃となる。

 首相が掲げてきた「クリーンな政治」にも傷がつき、政権維持が一段と困難になるのは必至だ。「ポスト菅」の有力候補だった前原氏の辞任で、民主党に対する世論の不信が強まることも避けられない。

 前原氏は首相との会談後、外務省で記者会見し、辞任の理由について「一両日、熟慮を重ねた。事実認識はなくても、外相が外国人から献金を受けた事実は重く受け止めざるを得ない。けじめをつける」と説明。「職にとどまることで内外の国政の課題が滞ることは避けなければならない」と述べ、国会審議への影響も考慮したことを明らかにした。

 前原氏と首相との会談は約1時間45分に及んだ。途中から枝野幸男、福山哲郎正副官房長官が加わった。会談後、首相は枝野、福山両氏と首相官邸で今後の対応を協議した。前原氏の後任について、民主党内では松本剛明外務副大臣らの名前が挙がっている。

 前原氏は、4日の参院予算委員会で、京都市内の在日韓国人の女性から、4年間で計20万円の献金を受けたと指摘された。前原氏は会見で、調査の結果、2005~08年と10年に各5万円、計25万円を受け取っていたことを明らかにした】

 思ったより早く辞任しましたな。まぁ、今回の違反は公民権停止で議員辞職まであるケースですから、今後はその辺も焦点になるとは思いますが。そもそも、政治家が外国人から献金を受け取っちゃいけないなんてのは当たり前の話で、それが外相ともなれば辞職は当然ですな。これをきっかけに、前原に名指し批判されていた福田をはじめ、全ての政治家は自身の献金先について見直しを行うべきでしょう。

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2011年3月 4日

前原外相サヨウナラ

前原外相:在日外国人から献金、受領認める

前原誠司外相は4日の参院予算委員会で、政治資金規正法で禁じられている外国人からの政治献金を受けていたことを明らかにした。自民党の西田昌司氏の質問に対し、事実関係を認めた。前原氏は「返金して収支報告書を訂正したい」と陳謝したが、西田氏は外相辞任を要求。前原氏は「全体像を把握して判断したい」と述べるにとどめた。民主党内からも責任を問う声が上がっており、菅政権にとって新たな打撃となった。

 前原氏は委員会後の記者会見で、脱税関係企業から資金提供を受けながら、別の企業を収支報告書に記載していた問題も含め「事務所ではなく、すべて私の責任だ」と陳謝。菅直人首相にも首相官邸で陳謝し、首相は「ちゃんと調べるように」と指示した。

 前原氏の政治団体「まえはら誠司後援会連合会」の政治資金収支報告書によると、同会は05~08年の4年間、京都市内の女性から計20万円の寄付を受けていた。前原氏の予算委での説明では、女性は前原氏が中学生時代からの在日外国人の知人。前原氏はこの女性について「古くからの支援者だが、献金を受けている認識はなかった」と故意の受領を否定した。

 政治資金規正法では、故意に寄付を受けた場合は返金しても公民権停止など、罰則の対象となる。

 西田氏は質疑で、首相に外相の罷免を求めたが、首相は「本人が全貌を把握したいと言っているので、それを待ちたい」と述べるにとどめた。

 首相は前原氏の問題について「まだ全体像が本人にもはっきりしないので、きっちり調べて説明することになる」と記者団に述べたが、民主党幹部は「故意でなくても閣僚は辞めざるを得ないだろう」と語った】

 肥溜めの如き民主党の中ではまだマトモに見えた前原さんでしたが、所詮ウンコはウンコだったという事ですね。しかしちゃんと「在日韓国人」って書けよ変態。

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2011年3月 3日

同じ道を歩む

小沢系・佐藤議員が民主党離党へ 党運営に不満

民主党の佐藤夕子衆院議員(48)は2日、離党を決断した。3日に執行部に離党届を提出する。執行部の党運営に対する不満を離党の理由にしている。

 佐藤氏の離党は、小沢氏に近い衆院議員16人の会派離脱届提出、松木謙公前農水政務官の辞任に続き、菅直人首相ら民主党執行部にとって大きな打撃となりそうだ。 

 佐藤氏は小沢一郎元代表を支持する衆院当選1回生による「北辰会」のメンバーの一人。元民主党衆院議員の河村たかし名古屋市長の後継者として、平成21年8月の衆院選で愛知1区から出馬し初当選。党執行部は今年2月の名古屋市長選に河村氏の対抗馬を擁立し、岡田克也幹事長は河村氏が掲げる減税政策を批判していた。

 党関係者によると、佐藤氏は名古屋市長選での民主党執行部の対応に不満を抱いているほか、執行部が小沢氏に対し裁判確定までの「党員資格停止」処分を下したことや、菅首相が消費税率引き上げに前向きな姿勢を示していることも離党の理由に挙げている。

 佐藤氏の行動を引き金に党内から離党者が続く可能性がある】

 …そう言えば政権交代前にも、自民党から離党者が続出した時期がありましたっけ。本当に民主党政権を見ていると、自民党政権が傾いていった経過を早回しにしているような感じが致します。当時「最早自民党は末期症状である!一刻も早い選挙を!」などと煽っていたマスゴミ及び民主党の皆さんには、是非今の民主党の状況についてコメントを頂きたいところですなぁ。

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東京新聞コラム3/3~マスコミだって病巣持ち

東京新聞「筆洗」3/3付

新聞記者の取材に代表されるように、事実を丹念に吟味しなければならない仕事に作家的な想像力を持ち込むと、ろくなことにならない。出来上がるのは、真実から遠く離れたがらくたである▼民主党の小沢一郎元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件の公判で、気になる証言があった。小沢氏の元秘書の大久保隆規被告の取り調べを担当した特捜検事が、私用パソコンを取調室に持ち込み、調書を作成したという▼検事はこう語っていた。「今は作家の執筆時間だから。司馬遼太郎みたいなもんだよね」。大阪地検特捜部の証拠改ざん事件で、逮捕、起訴された前田恒彦被告である▼「ここで大久保さん登場。これ、大久保さんの発言ね」。前田被告がそう叫んだこともあったという。証拠偽造に手を染めた検事だけに、大久保被告の法廷供述には信ぴょう性を感じる▼作家うんぬんはジョークのつもりだったのかもしれないが、大久保被告の供述からは検察が描くストーリーを容疑者らに強引に押し付ける手法が浮かび上がる。前田被告の個人の資質の問題ではなく、検察の病巣そのものだ▼前田被告の公判は十四日から大阪地裁で始まる。厚生労働省局長の冤罪(えんざい)を生んだ原因はどこにあるのか、自らの取り調べ体験を通じて語ってほしい。検事に必要なのは作家的な想像力ではなく、事実に対する謙虚さである】

 …んで、こんな事を述べてらっしゃる東京新聞の中の方々は、果たして事実を丹念に吟味したり、作家的な想像力を持ち込まないよう気を配ったり、自分たちの主張にとって都合のいい情報ばかり読者に押し付けないように努力しているのかという話ですよね。私が長いこと東京新聞を見てきた限りでは、とても人様にこんな偉そうな物言いができる身分ではないと思うのですけど。…でもまぁ、これは東京新聞のみならず、この国で「マスコミ」を名乗る連中が大なり小なり抱えている病巣なんでしょうが?

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2011年3月 2日

毎日新聞コラム3/2~寝言の方がまだマシか

水説:政策が良すぎて困る=潮田道夫

【政府が「開国フォーラム」を始めた。少子高齢時代に経済成長するにはアジアの活力を取り込まないといけない。それを「平成の開国」でなしとげようというのである。菅直人首相の持論。

 平成の開国とは、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加、農業再生、国際的人材の育成、日本市場の魅力度アップなどである。

 このうち、とりわけTPPに関して不安と戸惑いが広がっている。日本農業が全滅するなどと言う人もいる。その誤解を解こうと、26日にさいたま市で開いたのを皮切りにフォーラムを全国9カ所で順次開催し、意見交換する。

 もちろん、こういうのはやった方がいい。ただ、これは政争とからんでいるから、国民の理解を得るといっても簡単ではあるまい。平野達男副内閣相(国家戦略担当)によれば「自分でストーリーをつくって勝手に流す人」だらけである。

 私が聞いた範囲でも「日本農業は全滅する」のほかに「日本製の医療機器は駆逐される」「健康保険制度が崩壊する」「米国の弁護士が勝手に開業できるようになる」など、どこから聞き込んできたのか出所不明の怪情報だらけだ。しかも、それを与党議員が言って回っているのだから世話はない。

 平野副内閣相の話から察するに、日本は正式にTPPに参加表明しておらず交渉内容を逐一聞いているわけではないから、その情報量は限られている。それに付け込んで、むちゃくちゃな話を流通させようと考える人がいる。「もし、健保が立ち行かなくなるような話があれば、参加しなければいいだけ」(平野氏)だ。おっしゃる通り。

 しかし、ある財界人が言うには、問題はそんなところにはない。「問題は菅さんの提案が素晴らし過ぎること」。これは分かりにくい。解説が必要だろう。

 つまり、弱体の菅政権に大事な提案をしてほしくなかった、ということだ。

 政権がつぶれれば、上出来の日本再生案も道づれで消えてなくなってしまう。TPPや消費税増税は、日本の立て直しに不可欠で緊急に必要な政策だ。だから、何としても実現する必要があり、本格政権(あるいは大連立政権)に提案してもらいたかった、というのである。

 菅首相は小泉純一郎元首相の「郵政解散」のひそみにならって、「TPP」と「消費税増税」の劇薬2本立てで勝負に打って出る気迫という。その意気には敬服するが、本音を言うと、私もまた某財界人と同じ懸念を有するのである】

 ちょっと何言ってるのか判らないんですが…「政策が良すぎて困る」なんてタイトルで、「もちろん、こういうのはやった方がいい」「日本の立て直しに不可欠で緊急に必要な政策」などと述べているワリには、TPPや消費税増税の何がいいのかは全く書いてありませんし。文中にある「自分でストーリーをつくって勝手に流す人」ってのは、ひょっとして潮田道夫専門編集委員その人の事じゃないんでしょうか?

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2011年3月 1日

これも亀井さんのお陰です

日本郵便郵便局会社 2社ともに赤字

日本郵政グループの郵便事業会社(日本郵便)は二十八日、総務省へ二〇一一年度事業計画の認可申請を提出した。一二年三月期の営業損益は約九百七十億円の赤字、最終損益は約六百億円の赤字と二期連続の赤字を見込んでいる。

 同社の経営悪化の影響を受け、郵便局会社も同日、一二年三月期の営業損益が約百十億円の赤字へ転落する見通しを盛り込んだ事業計画を総務省へ届け出た。日本郵便からの手数料収入が大幅ダウンするほか、残高が縮小傾向にあるゆうちょ銀行、かんぽ生命保険からの手数料減少も織り込んだ。

 日本郵便が先に下方修正した一一年三月期の営業損益見通しは千百八十五億円の赤字だった。一年後の一二年三月期でもなお約九百七十億円もの巨額赤字を見込む理由は、同社が現在進めている非正規従業員の削減や輸送コストの見直しでは二百億円余の収支改善しか見込めないためだ。

 コストの大半を占める正社員の人件費削減については日本郵便の親会社、日本郵政が労働組合側との協議を進めている

【参考】全て亀井さんのお陰です

 そりゃあ、財布の中身と相談もせずに「非正規社員を正社員起用」なんて事をやってたら、こんな結果になるのも当然でしょうなぁ。一旦起用しちゃったものは労組がグタグタ言って切れないでしょうし、お荷物抱えて今後どう黒字化を目指すつもりなんでしょうかね?税金で亀井の尻拭いなんてまっぴら御免ですよ?

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占いの方がまだ当たる

20110301 (2011年3月11日号)

【参考】そろそろ1年経ちますけれど

 1年後の予測すらロクにできない週刊朝日が、今日発売の最新号では20年後の予測ですか?書いてある内容は決して悪くないようですけど、これまで散々予測を外してきた実績を考えますとねぇ…。

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