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2011年4月20日

みんな国民なんですってば

原発作業被ばく線量 「救命時は無制限」検討

福島第一原発の事故で、政府が一時、志願して現場で救命活動にあたる民間作業員や公務員に限り、放射線の被ばく線量を「限度なし」とするよう検討していたことが分かった。政府は今回の事故で作業員の線量限度を急きょ二・五倍に引き上げていたが、さらに決死の作業が迫られるほどの事態の深刻化を懸念していたとみられる。

 政府は三月十五日、同原発で事故対策にあたる作業員に限り、被ばく限度を従来の計一〇〇ミリシーベルトから二五〇ミリシーベルトにする規則の特例を定めた。十七日には自衛隊員や警察官、消防隊員などに対する限度も同様に引き上げた。複数の政府関係者によると、政府がさらに被ばく限度を引き上げようと検討を進めたのは、この直後だった。

 国際放射線防護委員会(ICRP)勧告で「情報を知らされた志願者による救命活動」は線量制限なし、その他の緊急救助活動は五〇〇ミリシーベルトを限度とされる。この勧告に基づき、志願者の救命活動は限度なし、その他の緊急時は五〇〇ミリシーベルトに限度を上げるかどうかが検討の焦点となった。

 首相官邸で菅直人首相、北沢俊美防衛相、中野寛成国家公安委員長、細野豪志首相補佐官らが集まり協議したが、結論が出ず、その後、「時期尚早」として見送られたという。

 政府関係者は「限度を二五〇ミリシーベルトとした直後に、さらに引き上げることには違和感が強かった」と指摘。検討の背景については「被ばく線量を限度なしとする志願者は、決死隊的な存在。チェルノブイリ原発事故のように、作業員に健康被害が出ても対応せざるを得ないほど深刻な状況を想定していたのではないか」と話す。

 検討が行われたとみられる三月十七~十八日、1~4号機の原子炉の冷却機能が既に失われ、1、3、4号機の建屋で水素爆発や火災が発生。3、4号機の使用済み核燃料プールでは燃料損傷が懸念されていた。

 十四日に起きた3号機の爆発では、自衛隊員や東電社員らが負傷した。

 十七日に自衛隊ヘリコプターから水の投下が行われ、地上でも警察、自衛隊による放水が開始。十九日未明には東京消防庁による地上からの放水も始まっており、検討は被ばくの危険の中で行われるこうした作業も念頭に置いたとみられる】

>国際放射線防護委員会(ICRP)勧告で「情報を知らされた志願者による救命活動」は線量制限なし

 いやいや、そもそも民主党政府や東電の下では、志願するかどうかの判断に必要な情報がマトモに出てくるかも判りませんでしょ?いくら人命救助や災害対応の役割を負っているとはいえ、自衛隊員や警察官や消防隊員、さらには東電の現場作業員等も含めて、彼らは使い捨ての駒などでなく、政府が責任を持って生命と安全を守らなければならない日本国民の一員なんです。政府や東電上層部、ついでに一部のクソ左翼には、そこん所を決して勘違いして頂きたくはないものですなぁ…アンタらが自ら現場に立って作業を行うってんならともかく。

【参考①】「フルアーマー枝野」が2ちゃんねるで大人気!!(「ニュー速VIPブログ」様

 「ただちに影響ない」と自分で連呼しておきながらその重装備、しかも車から降りての被災地視察はたった5分間とか、一体何なのかと。

【参考②】「原発事故怖い」=車盗み逃走の隊員、懲戒免職-陸自

 気持ちは判らないでもない…。

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