仰る事の意味が判りません
【朝鮮と同じく台湾も日本の植民地だった。 日清戦争で敗れた中国が下関条約で台湾を日本に割譲した1895年から、日帝が敗亡した1945年までの50年間、日本の支配を受けた。 私たちより長い植民統治を経験したが、日本に対する感情は私たちとは違う。 反日情緒は強くない。 占領初期に一部の抵抗はあったが、韓国の「三一運動」のような組織的、全国的な抵抗はなかった。 国を奪われたという認識より、支配階級が中国大陸の本土人から日本人に変わっただけだという認識が強かった。 漢陽(ハニャン)大比較歴史文化研究所のムン・ミョンギ研究教授は「『犬が去って豚が来た』という言葉があるほど、日帝に続いて台湾を統治した国民党政府に対する台湾人の反感は強い」とし「これが日本支配に対する錯視効果を起こした側面もある」と話す。
東日本大地震後の1カ月間、韓国では588億ウォン(約45億円)の寄付金が集まった。 他国を支援するために集めた寄付では歴代最高額だ。 元日本軍慰安婦女性までも募金に賛同した。 独島(ドクト、日本名・竹島)を日本の領土と記述した日本の歴史教科書問題さえなければ、もっと多くの寄付金が集まっていた可能性が高い。 韓国は台湾のように日本の世話になったこともない。 人の痛みを自分の痛みと考える純粋な人道主義的な同情心以外には説明できない。
友情を金額で表すことはできない。 重要なのは金額ではなく、その中に込められた気持ちだ。 恩を返す気持ちが大切であるように、苦境に陥った人を助ける純粋な気持ちも大切だ。 韓国と台湾が集めた寄付金それ自体は、実際には日本にとって重要なものではないかもしれない。 なくても変わらないものかもしれない。 日本が心より感謝するべきことは、かつて植民地だった両国の国民が見せた友情だ。 今は日本が友情で応える番だ】
【参考】韓国の義捐金 20%を被災地に、70%を“独島守護活動”に
【近年の韓流ブームやアイドルグループの日本進出により、犬猿の仲といわれた日韓のわだかまりはすっかり解消されたかのようだ。
そして東日本大震災の発生後、世界の主要国と同様に、韓国もいち早く日本支援に動いてくれた。震災翌日の12日には救助隊を派遣し、韓国の赤十字社には1日1億円以上の寄付が集まった。韓国ではARSという電話での募金システムが普及しており、1回の電話で2000ウォン(約150円)の募金をしようと多くの人々が日本のために受話器をとったという。
ソウル・衿川区の職員たちも当初は、被災した日本人を思いやってくれる善意の人たちだった。衿川区は人口60万人で、日本人も63人が在住している。約1000人の区職員たちはお金を出し合い、1200万ウォン(約920万円)もの浄財が集まった。
本来ならばそのまま何事もなく日本に全額送金されたことだろう。しかし、3月末、日韓双方が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)問題が、日本の中学教科書の検定結果が明らかになったことで再び注目を集める事態になってしまった。
衿川区の広報課長、シン・ジョンイル氏が語る。
「独島を自国領土と捏造した内容をすべての中学校教科書に採択するような敵対的な態度を見せる日本に義捐金を送る必要などないという意見が多数出てきたため、3月31日と4月1日の2日間、職員を対象に『日本の地震被害支援募金の使用方法について』のアンケートを実施しました。330人から回答が集まり、『主旨通りに使う』が20%、『独島の守護活動を支援する』が70%、その他が10%という結果になりました」
衿川区長チャ・ソンス氏は4月5日、アンケート結果を尊重して、募金のうち20%を日本へ送り、70%を独島守護活動団体に、10%をなぜか戦争性被害者(元従軍慰安婦)の団体に寄付することを発表した】
「友情」とか「純粋」って言葉は、日本と韓国では全く意味が異なるんじゃなかろうかと思えるようなコラムです。ブームだか何だか知りませんけど、日本と韓国が互いに理解しあえる日は永遠に訪れないんだろうな、と…そもそもお付き合い自体お断りしたいくらいなのですが(笑)。
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