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2011年5月19日

注視するだけムダかなぁと

首相発言、日によって変わり…波紋広がる青森県

【菅首相の核燃料サイクル政策をめぐる一連の発言に波紋が広がっている。

 重要性に言及したり、見直しとも取れる発言をしたり、方向性が定まらないからだ。青森県は関連施設を多く抱えているだけに、関係者は首相の発言を注視している。

 首相は17日に共産党の志位委員長と意見交換した。志位氏によると、首相は「使用済み核燃料を六ヶ所村の再処理施設に持っていくサイクルが機能しない状況になっていることは事実。そういうことも含めて、(国のエネルギー基本計画を)白紙から見直したい」と述べた。これが核燃料サイクル政策の見直しを示唆したものと受け止められた。

 ただ、前日の衆院予算委員会で首相は、「青森の核燃料サイクル施設は、極めて重要な意味を持っている」とその重要性について言及し、個別施設のあり方については明言を避けた。

 核燃料サイクル政策の基幹施設である六ヶ所村の再処理工場はただでさえ、技術的な問題で完工が大幅に遅れており、行政関係者らはこれまでも、見直しに関する発言には敏感に反応してきた。青森県の三村知事は18日の読売新聞の取材に対し、「首相の発言は日によって変わるから何と言っていいかわからない」と語った

 モノが核燃料でさえなかったなら、空き缶の判断なんて待たずに自分たちでサッサと処理してしまう方が遥かにラクなんでしょうがねぇ…東日本大震災という未曽有の大災害の折に政権担当が民主党だったというのは、本当にこの国と国民にとって不幸以外の何物でもありません。

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