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2011年5月31日

中国人の事情なんて知ったこっちゃない

池袋「チャイナタウン」 震災後 活気消える

東京・池袋駅周辺に約二百店集まる中国人向けの飲食店などが、東日本大震災の影響で打撃を受けている。震災後、従業員が一時帰国し、今も戻らない店も。一帯は、横浜市など古くからの中華街と異なり、一九八〇年代以降に形成された。現在の中国が日本をどう見ているかのバロメーターともいわれ、専門家も動向を注目している。

 「従業員もコックも、一時はみんな帰っちゃって」。池袋駅北口にある中華料理店で、経営者の中国人男性は首をすくめた。店は震災直後から営業を休止。徐々に従業員らが戻ったため、大型連休明けから店を再開したが、客足はいまひとつだ。

 池袋で日中関係の出版業を営む在日約二十年の段躍中(だんやくちゅう)さん(53)によると、池袋には中国人が経営する飲食店は百店舗以上あるが、従業員の一時帰国などで半分ほどが一時閉店した。本人は帰国したくなくても、余震や福島第一原発事故をめぐって心配する親の強い意向で、帰国するケースも目立つという。

 多くは再び池袋に戻り、ほとんどの店は再開したが、一部にまだ戻らない人もいる。「日本滞在が短い人ほど不安を感じているようだ。池袋の『チャイナタウン』に震災前の活気はない。時間をかければ元に戻ると思うが」と話す。

 池袋のある日本語学校では、十月入学の中国人留学生の応募が現在までに八人しかいない。昨年の二十五人から大幅の減。担当者は「日本に、何かあった時に頼れる親戚がいる人以外は、留学を見合わせている」と頭を抱える。

 世界各地の中華街を研究している筑波大大学院の山下清海教授は「リーマン・ショック以降、日本経済が落ち込んだところに震災が襲った。出稼ぎ先としての日本に吸引力がなくなり、欧州やビジネスチャンスのあるアフリカなどを渡航先に選ぶ中国人が増える中、影響は避けられない」と指摘。

 「七〇年代後半以降に来日した『新華僑』によって形成されている『池袋チャイナタウン』は、現在の中国が日本をどう見ているか、最もよく分かる場所。中国人経営の店同士の過当競争も進んでいる。この先もうからないと分かれば、見切りをつける人も出るかもしれない」と話した】

 何か、一番肝心の「池袋の地元民の声」がすっぽ抜けているような気がするんですが。「池袋チャイナタウン」とやらは治安やイメージ悪化の危惧や、住民の中国人が社会的ルールを守らない事から地元の反対も根強いと聞いていますが、このニュースは地元の方々からすればむしろありがたい話なのでは?

 「池袋チャイナタウン」も所詮観察対象のひとつに過ぎないのであろう大学教授はともかく、「東京都を中心とする関東一帯の地域紙」であるところの東京新聞が、地元の意見に全く触らないってのは一体どうなのかと。名前に「東京」なんて冠してあるのは結局お飾りですか?中国人の記事を書きたいのなら中国語で書いて、中国人に売ればいいじゃないですか。

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