東京新聞投稿欄6/15~公務員の「枷」
国の愛国心 強制に異論
無職 芹沢 昇雄(埼玉県小川町)69
【九日付当欄の「君が代命令 合憲正しい」に異論を述べる。
筆者が「日の丸」の価値観をどう解釈するかは自由だが、問題はその価値観を処分してまで強制することにある。そして、筆者は「愛国心に対する混乱を子どもたちに与えるべきではない」と言うが、不起立は無視すれば問題なく、当局がそれを強制するから混乱するのだと思う。
若い筆者は昔学校で、天皇の写真と教育勅語を納めた奉安殿への敬礼や宮城(皇居)遥拝を子どもたちに強制したことを知っているだろうか。これが国家権力の「愛国心」だ。愛国心を否定しないが教育の場でその価値観強制の教育、否、調教をしてはならないと思う。
再び「調教」の過ちを許してはならない。思想信条の自由より規律を優先し、いろいろな考えや価値観を認めない社会は民主社会ではない】
…しっかし国旗・国歌否定派の連中は、もう3回も続けて国家司法の最高機関に自分たちの論拠を否定されたってのに、未だ懲りるところがないんですなぁ(この文章自体は3度目の判断が下る前に投稿されたものだと思いますが)。これまで国旗・国歌について、肯定派と否定派の主張は「職務命令なんだから起立くらいしろ」と「個人の思想信条から『歌わない自由』を認めろ、処分もするな」で、論点がそもそも噛み合っていなかったワケですが、そろそろ否定派の皆さんはこれを修正しませんとねぇ?
だいたい、問題を起こしてる公立校の教師たちってのはつまり公務員でしょう?公務員ってのは読んで字のごとく、「公」に奉仕する事を求められる職業であり、それゆえに税金で生活を保障されているのです。公務員が「公」より個人的事情を優先させたら、それは自らの公務員としての資格を否定することと同義だと思うのですが?このご時世、「君が代くらいいくらだって歌うから、コイツの代わりに私を公務員に採用してよ」という方は大勢いるはずですがね…(もっとも、やるべき仕事はちゃんとやってもらわねば困りますが)。
まぁ、上の投稿の最大の問題点は、「いろいろな考えや価値観を認めない社会は民主社会ではない」と言いつつ、相手の考えを全く認めていないところですよね。投稿を掲載している東京新聞自体、民主主義について原発問題では「多数派に従え」と言いながら君が代問題では「少数意見を尊重しろ」と述べるなど、そのいい加減さを最近指摘したばかりのところですが、とにかく左巻きは憲法とか民主主義ってものを、自分たちに都合よく解釈しすぎなのですよ。だからその判断をしかるべき所に委ねても、「主張が通らない」というハメに陥るのです。司法の判断や一般論に文句をつける前に、まずは己を反省なさい?
>不起立は無視すれば問題なく
問題ないワケないでしょうが。投稿者はこれまでどんな組織で仕事してたんですか?…ひょっとしてずっと無職?
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