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2011年6月 2日

これも一時しのぎのウソですか?

首相が辞意「震災対応に一定のめどつけば」

菅直人首相は2日午後、野党提出の内閣不信任決議案をめぐり、衆院本会議の採決を前に開かれた党代議士会で、民主党からの大量造反で党分裂となることを回避するため、震災対応に一定のめどがついた段階で、自発的に退陣する考えを表明した。

 平成23年度第2次補正予算案の成立などを契機に退陣する意向とみられる。

 首相は代議士会の冒頭、「私に不十分なところがあった。みなさまにも大変ご迷惑をかけ、改めておわびしたい」とした上で、震災対応に「一定のめどがついた段階で、若い世代に責任を引き継いでいきたい」と述べて、退陣する意向を表明した。

 具体的な退陣時期について、菅首相自身は明言しなかったが、代議士会では鳩山由紀夫前首相が「さきほど菅首相と会談した。2次補正予算にめどをつけた段階で身を捨ててもらいたいと伝え、首相と私の2人で合意した」と述べて、2次補正予算の成立と引き換えに退陣するとの考えを表明した。

 鳩山氏は1日は不信任案に対して賛成する意向を示していたが、この日の代議士会では、「不信任案への対応については、一致団結して行動してほしい」と述べて、不信任案を否決するよう呼びかけた。

 不信任案をめぐっては、同日午前に、菅首相は国民新党の亀井静香代表とも会談。亀井氏は「断腸の思いだが退陣してほしい。東日本大震災、東京電力福島第1原発事故対応が済んだら辞任してほしい」と退陣表明を求めていた。

 不信任案については、野党以外から82人以上の同調者が出れば可決する状況で、民主党の小沢一郎元代表らが意向を表明するなど、大量造反で党分裂の危険性が高まっていた。

 民主党執行部は2日午前に、造反組に対し「首相は党代議士会で、期限を区切って辞めると表明する」と伝え、造反を思いとどまるよう説得を続けていた】

>平成23年度第2次補正予算案の成立などを契機に退陣する意向とみられる

 じゃあ、その2次補正予算はいつ成立させるんですか?当初の予定通り今月で一度国会閉じて、臨時国会でやりますか?それとも昨日の党首討論で突然表明した通年国会で?…つーか、「支持率1%になっても辞めない」などと言うほど権力に固執している空き缶が、「震災対応に一定のめどがついた段階で退陣する」って、もし仮に空き缶が震災対応を引き延ばしにでもかかったらどうなるんです?

 昨日までは不信任案に賛成していながら、今日になってそれを突然翻したポッポと合わせ、こんなのが続けて日本の総理大臣だったってんだからホント困ったものです。責任の果たし方も知らない無能に今のままダラダラ仕事させるのと、約1ヶ月の時間を空けてでも政治の体制を立て直した上で震災処理にあたらせるのとでは、後者の方がはるかに建設的だと思うんですがね、私は。

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