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2011年8月10日

今度は騙されませんように

菅首相、月内退陣示唆=28日代表選も視野-民主執行部

菅直人首相は10日午前の衆院決算行政監視委員会で、自らの出処進退に関し「これまで申し上げてきた私の言葉をきちんと実行に移したい」と述べ、自身が掲げた特例公債法案成立など3条件が整えば速やかに退陣する意向を示唆した。同法案や再生エネルギー特別措置法案が26日までには成立する見通しとなったことから、首相は月内に退陣を正式に表明するとみられる。

 これを受け、民主党執行部は28日にも代表選を実施し、今国会で首相指名選挙を実施する方向で検討に入った。ただ、月内に実施するのは日程的に窮屈なため、流動的な側面もある。

 首相は決算行政監視委員会で、3条件が整えば「若い世代に引き継ぐ一つのめどになる」としてきた自身の発言に触れ、「そのことは今も変わっていない」と強調。首相職と民主党代表とを分ける「総理・代表分離」案については「こっちは譲るけどこっちは譲らないではなく、まさに(若い世代に)責任を引き継ぐということだ」と否定した。

 公債法案をめぐり、民主、自民両党の参院国対委員長は10日午前、国会内で会談し、19日に審議入りし、26日までに成立させることで合意した。もう一つの退陣条件である再生エネ特措法案に関し、自民党は10日午前、修正要求方針を決定。民主、自民、公明3党は同日午後に政調会長会談を開き、法案の修正協議を行う。

 一方、菅首相の後継を決める民主党代表選の日程について、同党幹部は「24日に退陣条件が整えば代表選は28日になる。首相指名選挙は31日までに可能だ」と述べた。ただ、首相は同委で「私の方から日程的なことを申し上げるのはあまり適切ではない」と述べるにとどめた。 

 これに関し、自民党の脇雅史参院国対委員長は10日、再生エネ法案の成立時期について「早くても26日だ」と記者団に語った。この場合、代表選は9月にずれ込む可能性があり、新首相選出も臨時国会で行うことになる】

 でも空き缶は「『退陣する』とは一度も言ってない」と、自身の退陣表明を否定する発言をこれまでずっとしてきたじゃないですか。一体何を実行に移すんです?
 

小沢氏処分、解除せず=任期満了衆院選に言及-菅首相

【菅直人首相は10日午前の衆院決算行政監視委員会で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された小沢一郎元代表に対する民主党の党員資格停止処分について、「一方的にやっつけようということではなく、正式な手続きを経て決めた。党が一丸になるという問題とごっちゃにすべきではない」と述べ、司法の判断が下されない限り解除しない考えを示した。民主党の辻恵氏への答弁。

 次期衆院選については、「いろいろな課題をしっかりとやり遂げ、2年後の任期満了選挙で国民の審判を仰ぐべきではないか」と述べた。首相は先に、2013年夏の参院選とのダブル選挙にも言及しており、早期解散が念頭にないことを重ねて示した。同党の小林興起氏に答えた】

 日本の議会選挙制度は、「一つの政権に4年間きっちり担当してもらって、そのあとで国民の審判を仰ぐ」なんて事は規定してません。何故「衆院の優越」なんてものが存在するのかご存知ですかな?

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