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2011年9月13日

東京新聞コラム9/13~犯罪者を全力支援ですか?

東京新聞「筆洗」9/13付

【大量のがれきは片付いたが、雑草の中、コンクリートの基礎だけが延々と広がる現場からは、あの惨状を想像することは難しい。半年の歳月は確実に被災地の風景を変えた▼名取川の河口に近い宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)地区は、人口約七千人のうち九百八十四人、およそ七人に一人が犠牲になった。十一日午後二時四十六分、高さ六メートルの丘の上にかつての住民ら約七十人が集まり、海に向かって黙とうした▼「復興に向かっているように見えるけれど、気持ちは前に進めません」と父を亡くした鷹島静さん(40)。避難生活の厳しさからか「こんな思いをするなら逃げなければよかった」と涙ぐむ女性もいた▼子どもが生まれたら、おまえが見ている街はお父さんたちが造ったんだ、と伝えたいと語る三浦圭介さん(26)の言葉に勇気づけられた。「日本は、焼け野原から立ち上がった。昔の人にできて僕たちにできないはずがない」▼同じ日、全国各地で脱原発のデモがあった。東京では五百人近くが経済産業省を「人間の鎖」で取り囲んだ。二千人以上が参加した新宿のデモでは、過剰警備で逮捕者が相次ぎ、警察官から暴行を受け流血した人もいた▼あらためて喪失感に打ちのめされた人、故郷の再建に汗を流すと誓う人、原発に依存しない社会を目指してデモに参加する人。区切りにならない一日をさまざまな思いが交錯した】
 
>新宿のデモでは、過剰警備で逮捕者が相次ぎ、警察官から暴行を受け流血した人もいた

 うん?警察が何の罪もない一般市民を暴行して負傷させるなどしたら、それはものすごく大きなニュースになる、まして脱原発絡みである以上東京新聞なんぞは黙っているはずがないと思うのですけど、そんな報道はどこからも、当の東京新聞すら流していないですよね?「脱原発デモで逮捕者が出た」というニュースは、ネットで確認する限りでは読売と産経くらいしか配信してませんが、どちらも「参加者側が警備中の機動隊員を殴るなどしたため、公務執行妨害で現行犯逮捕」とあります。流血沙汰が実際にあったとして、その原因が「逮捕されそうになったので抵抗したから」であったなら、それは通常の職務の範囲内で、警察官に非はないのでは?

 過剰警備も、例えば「参加者の中に要注意人物が混ざっていた」とか、デモ側に何らかの問題があったためと考える方が自然でしょう。事実、デモの規定に違反するような行為があったようですし、約3ヶ月前に同じ団体が主催した「脱原発」デモでは、明らかに脱原発と関係ない連中までもがデモに紛れ込んでいた事も明らかになっていますからね→【参考】東京新聞コラム6/12~デモもメディアも胡散臭くね?。警察の仕事はあくまで「一般市民を守る事」です(笑)。それに昨日も書きましたけど、フジテレビや中国を批判するデモでは、今回のような警察沙汰・流血沙汰はなかったように記憶しているのですが、あの時のデモと今回のデモでは何が違うんでしょうか?

 結局、日本で「サヨク」と呼ばれる連中ってのは、自分の主張を通すためなら他人にどんな迷惑をかけようが一切知った事じゃないんですよね。そして、自分の主張と近い人物なら、たとえ犯罪者であってもそちら側について支援するというのがサヨマスゴミのやり口です。こういう連中が何か訴えたとして、たとえそれが正論であっても、長期的に見て一般市民の支持を得る事ができるのでしょうかね?遵法意識に乏しい連中の話なんか、聞くだけ無駄じゃないかと私なんかは思うのですけど。

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