東京新聞コラム11/15~橋下がお気に召さぬようで
【交渉ごとで相手を思い通りに動かし、説得するには、三通りの方法しかないと明言する本がある。<合法的に脅す><利益を与える><ひたすらお願いする>。最も有効なのは<利益を与える>ことだと断じている▼『図説心理戦で絶対負けない交渉術』の著者は橋下徹氏。大阪府知事になる前の弁護士時代に書いた。北海道大学の中島岳志准教授がインターネットサイト「マガジン9」の連載で、この本を基に橋下氏の政治手法を分析しているのが興味深い▼中島准教授が着目するのは、「仮装の利益」という考え方が強調されている点だ。簡単に言うと、実際には存在しない利益をレトリックで生じさせ、要求をのませる交渉術だ▼譲歩を演出し、利益を得たと錯覚させる手口。批判が噴出している教育基本条例案でも、その手法は発揮された、と中島准教授は指摘する▼大阪市長選が告示され、知事選とのダブル選挙が盛り上がっている。既成政党や労組が現職の平松邦夫氏を支持する構図を「大政翼賛会」と攻撃し、「独裁」批判を切り返す手法も弁護士流だ▼<本当の落としどころは、相手方はもちろん、味方にも秘密にする>(同書)。ぶち上げた「大阪都構想」も真の狙いがあるのだろうか。橋下氏が国政進出を示唆すると、既成政党の批判は及び腰になった。そんな姿が「独裁者」を生み出すのかもしれない】
出だしの部分、昨今話題となっている交渉事と言ったら「TPPかな?」と思っていたのですが、まさかの(?)橋下批判でした。社説でも大阪ダブル選挙に言及してますし、国家の形が変わるかもしれないというTPPよりも、橋下によってお仲間が攻撃される事の方がよっぽど重大なんですかな?左巻きの東京新聞としては。
【参考】「橋下徹に絶対勝たせるな!」自治労日教組民主党財界関電自民党共産党公務員マスコミ連合誕生!!(「2ちゃんねる瓦版」様)
ただ橋下自身がどうかはともかく、こうして橋下を攻撃している連中のラインアップを見ますと、もろにダメな雰囲気しかしないんですよねぇ…(笑)。仮装どころか、明らかな既得権益の臭いが致します。まぁ、民主党の政権交代を「一度やらせてみればいい」と後押しした東京新聞の事、橋下に任せてみればいいんじゃないですかね?政権交代は民主党の無能故に頓挫しましたが、その点まだ橋下には希望があるかも知れないですよ?
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