生かしておく必要はなさそうなんですが
【オウム真理教の裁判の終結により13人の元幹部に死刑が確定する見通しになったことを受け、被害対策弁護団など3団体が21日、東京都内で記者会見し、教団元代表の松本智津夫死刑囚(56)以外の元幹部12人については死刑を執行しないよう求める声明を出した。「事件の再発防止につながる証言をさせるべきだ」と訴えている。
教団によって殺害された坂本堤弁護士(当時33)の友人で、自らも教団に襲われて被害者となった被害対策弁護団の滝本太郎弁護士(54)は「起訴された元幹部は誰一人として許せないが、12人を執行してほくそ笑むのは首謀者の松本死刑囚だけだ」と語った。
「日本脱カルト協会」代表理事の西田公昭・立正大教授(51)は「元幹部を社会から抹殺するのでなく、なぜ事件が起きたのか、私たちは元幹部の話から深く学ばないといけない」と述べた。脱会者を支援してきた「オウム真理教家族の会」会長の永岡弘行さん(73)は「教団に家族を奪われたと悩む人は今もいる。全員を取り戻すまで、会の活動は続けていきたい」と話した。
一方、日本弁護士連合会(宇都宮健児会長)も同日、「教団がテロ行為に及んだ経緯など解明されなかった部分も多く、再発防止のためにも、引き続き真相解明の努力が必要だ。死刑判決も出ているが、社会復帰の道を完全に閉ざす死刑制度の廃止について議論を始め、その間は死刑の執行を停止することを求める」とのコメントを出した】
>「事件の再発防止につながる証言をさせるべきだ」
>「元幹部を社会から抹殺するのでなく、なぜ事件が起きたのか、私たちは元幹部の話から深く学ばないといけない」
16年もの間ほとんど何も語っていないような連中をこのまま生かしておいても、アンタらが求めるような証言をしてくれるとは思えないんですがね…そもそもアンタらは16年間何をやってたんです?
>12人を執行してほくそ笑むのは首謀者の松本死刑囚だけ
最初に麻原を死刑にすればいいじゃないですか。
>社会復帰の道を完全に閉ざす死刑制度の廃止について議論を始め、その間は死刑の執行を停止することを求める
日弁連はオウムのどさくさに死刑廃止議論を紛れさせないで下さい。カルトの犯罪者なんて社会復帰させなくて結構です、だいたいアンタらは「犯罪者の社会復帰がどうたら~」と言いながら、社会に戻ってきた犯罪者が再び罪を犯した場合について、何の責任も負ってないんでしょう?「議論中は死刑執行停止を」なんて言い分も、だったら「消費税の議論中は消費税を払わなくていいのか?」という事ですよ。弁護士さんって民主党の政治家と同レベルなんですか?
【関連①】朝日新聞社説11/22~オウム事件―この過ちを伝えてゆく
【(前略)もうひとつ見逃せないのは、死刑に対する抵抗感が社会全体から薄れたことだ。世論が厳罰を求め、それを受けた司法の判断が世論をさらに強固にする。少なくとも国際的な潮流と異なる方向に日本は進んできた。
このままでいいのか。これもまた、オウムが私たちに突きつけた重く厳しい課題である】
死刑容認の論調が国民の中で大きいのは、オウムは別に関係ないのでは?凶悪な犯罪には抑止力としての意味合いも含めて厳しく対処してほしいってのは、一般市民の当然の感覚だと思うのですが。あと「国際的な潮流」とやらに逆らう事を問題にするなら、アサヒははまず憲法9条の改正から訴えるべきですね。
【関連②】死刑執行「慎重に判断」 オウム裁判終結受け平岡法相
【平岡秀夫法相は22日の記者会見で、オウム真理教事件の刑事裁判が事実上終結したことを受け、確定した死刑囚の刑執行について「これまで通り慎重に判断したい」と述べた。
公安調査庁が教団に対する観察処分の更新に向け作業していることにも触れ「国民が安心して暮らせるための役割を果たしたい」と話した】
言い訳はいりません、司法の判断をないがしろにしないで下さい。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント