民主党政権では国民がワリを食うばかり
【米ホノルルで開かれているアジア太平洋経済協力会議(APEC)の閣僚会議で、玄葉光一郎外相と枝野幸男経済産業相は11日午後(日本時間の12日午前)、日本が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に向けた協議に入る方針を、加盟国・地域の外相や貿易相らに表明した。
玄葉外相は「野田佳彦首相が、我が国がTPP交渉参加に向けて関係国との協議に入る旨を表明したことを紹介したい」と説明。TPPのほか東南アジア諸国連合(ASEAN)+3(日中韓)や、+6(日中韓、豪州、ニュージーランド、インド)など他の経済連携への取り組みも強調し、APECが目指すアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の「実現に貢献したい」とした。
枝野経産相も会議でTPPの方針を説明。この日あったTPP交渉国のニュージーランド貿易相との会談で、「TPP交渉の成功を真剣に望んでいる。ご協力をお願いする」と協力を個別に依頼した】
玄葉と枝野は、早速APECで触れ回ってるんですか…TPP反対派の私として、その理由はいろいろ挙げる事ができますけど、何より大きいのは「政府、とりわけ民主党政権の交渉力をまったく信頼していないから」なんですよね。反対意見は国民の声であっても聞かない、嘘をつく、容易に引き延ばす、情報を隠す、「国益」という言葉の意味を理解していない…などなど、具体的な例は政権交代以降、枚挙に暇がないほどあったワケでして。特に先月の日韓首脳会談、古文書を返却し、5兆円ものスワップを約束しながら、日本の国益になりそうなものは何一つ持ち帰ってこなかった事を考えれば、現政権に外交的な何かを期待するのはどう考えても無理だと思いませんか?
【オバマ米大統領が12日朝にホノルルで開く環太平洋経済連携協定(TPP)交渉9カ国の首脳会合に、野田佳彦首相が招待されない見通しであることが11日わかった。9カ国が積み上げた交渉の成果を大枠合意として演出する場に、交渉参加を表明したばかりの日本は場違いとの判断が背景にあるものとみられ、TPP交渉の厳しい「洗礼」を受ける形だ。
日本政府の一部には、野田首相がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議前に「交渉への参加」を表明すれば、TPP首脳会合にも招待される可能性があると期待があっただけに、落胆が広がっている。TPP交渉を担当する日本政府高官は「日本(の出席)は少し違うということだろう」と語り、現時点では、出席できない見通しであることを認めた。
昨年11月に横浜であったAPEC首脳会議の際にも、TPP関係国の首脳会合が開かれ、当時の菅直人首相がオブザーバーとして招かれ参加していた】
むしろ「招待される」とか思ってた連中はどれだけ浅はかなんだか。ただそれだけのために昨日慌てて参加表明に走ったとすれば、万死に値する行為です。
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