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2011年11月 5日

「良識の府」の良心

西岡参院議長死去:与野党から驚きと悼む声

【5日未明に肺炎で死去した参院議長の西岡武夫氏は、1963年衆院選で初当選した現役最古参の国会議員だった。菅直人首相(当時)の政権運営を批判して退陣を求めるなど、歯に衣(きぬ)着せぬ発言が時に論議を呼んだ異色の議長だったが、突然の訃報に与野党からは驚きと悼む声が聞かれた。

 東京都内の参院議長公邸には5日、民主党の輿石東幹事長や小沢一郎元代表、鳩山由紀夫元首相らが弔問に駆けつけた。自民党の中曽根弘文参院議員会長、青木幹雄元参院議員会長や森喜朗元首相、河野洋平前衆院議長らも訪れた。

 輿石氏は「残念で本当に悔しい。戦後の日本の政治史に残る信念の人、正義感の強い偉大な政治家だった。今の政治状況を一番心配されていた」と故人をしのんだ。中曽根氏は「議長として選挙制度改革に熱心に取り組まれ、さぞ無念のことと思う。本当に信念のある見識の高い立派な先輩だった」と語った。

 また、野田佳彦首相は「東日本大震災からの復旧・復興に向けて今後もさらなる活躍が期待されていた中で、誠に残念だ」との談話を発表。前任の参院議長だった江田五月前法相は毎日新聞の取材に「私の議長時代に、議運委員長として苦労いただいたことをはじめ、新自由クラブ時代以来、ずっと兄事していたので残念でならない」と語った。

 自民党の谷垣禎一総裁は宮城県栗原市で記者団に「自民党では党三役も務め、私自身も指導いただいた。不退転の決意で行動され、大きな影響力があった。今回の(東日本大震災の)国難に際しても議長として決然として行動された」と語った。公明党の山口那津男代表は「国会議員生活も多年にわたり、多くの功績を残された。選挙制度改革では議長案を示され、取りまとめに情熱を傾けられた」とのコメントを出した。社民党の福島瑞穂党首は「長く国会で活躍してこられ、議長に就任されてからは、参院の改革にも意欲的に取り組んでこられた」との談話を発表した。

 議長公邸では7日までの午前9時~午後5時、記帳を受け付ける】

 民主党の政治家の中でせいぜい1%しかいないかという、良識派だった西岡氏がが亡くなりました。この記事中に名前の出ている政治家の中には、、もっと早く死んでほしい人物が多々…ゲフンゲフン。ご冥福をお祈り致します。

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