どう考えてもジジィが原因
【大阪市浪速区で今年5月、タンクローリーが歩道に乗り上げ2人が死亡した事故で、自転車で道路を横断して事故を誘発したとして重過失致死罪に問われた無職越智茂被告(60)(大阪市西成区)の判決が28日、大阪地裁であった。
真鍋秀永裁判官は「著しく注意を欠いた危険、身勝手な行為で事故を誘発し、重大な結果を生じさせており、刑事責任は相当重い」として禁錮2年(求刑・禁錮3年6月)の実刑を言い渡した。
判決によると、越智被告は5月12日午前、同市浪速区の国道25号の横断歩道でない場所を十分な安全確認をしないまま横断。その結果、越智被告を避けようとした乗用車に急な車線変更を強い、さらにこの車を避けようとしたタンクローリーを歩道に乗り上げさせ、男性2人を死亡させた。
弁護側は「事故の予見は不可能だった」などとして無罪を主張したが、真鍋裁判官は現場の交通量が多いことなどから「車の通行を妨害し、事故が起きることは予見できた」と指摘した。
乗用車とタンクローリーを運転していた男性2人は自動車運転過失致死容疑などで逮捕されたが、不起訴となった】
実際に自動車などに乗っていると、このテの(特に年寄りによる)自分勝手な自転車運転はよく見かけますよね。今回のような事故の誘発を防ぐためにも、警察には自転車運転のルール徹底をしてもらいたいところですし、自転車側の非が明らかな場合には、裁判所には厳格な判断を下してもらいたいものです。
大阪・タンクローリー事故 事故引き起こし実刑判決の自転車の男「俺が悪いんですか」
【大阪市浪速区で2011年5月、タンクローリーが歩道に突っ込み2人が死亡した事故で、直前に自転車で道路を横断し、事故を引き起こした男に、大阪地裁は禁錮2年の実刑判決を言い渡した。
大阪市浪速区の国道で2011年5月、タンクローリーが歩道に突っ込んだ。
しかし、禁錮2年の実刑判決が言い渡されたのは、運転手ではなく、自転車に乗っていた男だった。
事故現場の道路には、大量の血痕が残されていた。
この事故で、歩道にいた49歳の男性と75歳の男性が、住宅と車の間に挟まり死亡した。
事故当時、警察は、タンクローリーを運転していた男性を現行犯逮捕したが、のちに処分保留で釈放した。
タンクローリーの運転手は「隣の車線を走っていた車が、急に車線変更してきたので、当たると思い、ハンドルを切った」と話した。
隣の車線を走っていたワゴン車の運転手も、処分保留で釈放された。
この事故で、重過失致死罪で起訴されたのは、自転車に乗っていた越智 茂被告(60)だった。
なぜ、越智被告だけが起訴されたのか。
自転車に乗っていた越智被告は、信号機のない道路を安全確認をせずに横断し、その自転車を避けようと、ワゴン車が進路を変更した。
さらに、ワゴン車を避けようとしたタンクローリーが、歩道に突っ込んだという。
事故のきっかけは、自転車だった。
28日、大阪地裁の真鍋秀永裁判官は、「注意の欠如は甚だしいばかりか、信号待ちという当然の事柄を嫌がり、周囲の交通に多大な影響を及ぼす行為に自ら進んで出たもので、安易かつ身勝手である」とし、越智被告に禁錮2年の実刑判決を言い渡した。
判決後、何か述べたいことがあるかと聞かれた越智被告は、「俺が悪いんですか。向こうは車で殺したんですよ」と、強い口調で言った。
事故からおよそ4カ月。
2人死亡という事故が起きた現場では、ルールを無視して横断する自転車があとを絶たなかった】
しかし、反省の色が全くないってのは…。
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