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2012年1月17日

相当追い込まれてますようで

次の武器は「解散」…首相、党内反対派に圧力

【野田首相は16日の民主党大会で、衆院解散の可能性にあえて言及した。

 解散カードを効果的に使い、野党に対し、消費税率引き上げへの協力を迫る戦略とみられる。党内の増税反対派をけん制する狙いもある。

 首相は、消費増税に退路を断って取り組む方針だ。13日の内閣改造・党役員人事で「岡田副総理」を実現したのは、その態勢づくりの柱だ。政府内からは「人事権の次は、解散権を武器にするということではないか」との見方が出ている。

 消費税率の引き上げに向け、首相にはいくつかの関門が待ち受ける。

 まず、消費税率引き上げ関連法案について、民主党の事前了承が必要だ。増税反対派には選挙基盤の弱い若手が多く、早期解散は避けたいとの心理がはたらいている。首相が解散をちらつかせれば、こうした議員を抑え込める。首相を支える輿石幹事長は15日、党全国幹事長・選挙責任者会議で「衆院は常在戦場」と明言し、年内解散も視野にあることをにじませた。

 次のハードルは、法案の衆院採決だ。与党は3分の2近い議席を持ち、本来なら可決は確実だが、民主党から大量の造反者が出ると危うくなる。野党が内閣不信任決議案を提出し、増税反対派の同調を誘う可能性もある。造反の動きをけん制するためにも、解散カードは有効だ。

 首相は16日、「法案をつぶしたらどうなるか、考えていただく手法も時には採用する」と述べ、野党が協議に応じない場合、野党が多数を占める参院に関連法案を送付し、判断を迫る可能性も示唆した】

 有効どころか、下策にもほどがあるでしょ。野党はもちろん解散してもらった方がありがたいですし、民主党内の増税反対派にしても、民主党が今の増税方針で突き進む限り、衆院解散がいつになったところで「選挙後」はあり得ませんし。牽制どころか、自爆のカウントダウンを自ら始めただけのような気がするんですがね、私には。

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