手ェ広げすぎじゃね?
【橋下徹大阪市長率いる地域政党「大阪維新の会」は13日、大阪市内で全体会議を開き、橋下氏は所属議員約100人に対し、次期衆院選の公約として策定中の「維新版・船中八策」の骨子について説明した。また、国会議員の候補者養成の場となる「維新政治塾」の運営方針についても指示。国政進出に向け、橋下維新が本格的に始動した。
会議では、維新幹事長の松井一郎大阪府知事が「大阪都構想から道州制へと統治システムを変えていきたいが、法改正がどうしても壁だ。(既成政党の)国会議員にいろんなメッセージを出しているが、明確なもの(回答)は提示されていない」と不満を表明。「なかなか決定できないのが今の国会。今年総選挙が行われるかもしれないが、(既成政党が)明確に(制度を)変えることなく、政党を応援するというわけにはいけない」と述べ、改めて次期衆院選での独自候補擁立を示唆した。
船中八策の柱は、統治機構の再構築▽行財政改革▽教育改革▽公務員制度改革▽社会保障制度改革▽経済政策▽外交・安全保障▽憲法改正-の8つで構成。橋下氏が掲げる「決定でき、責任を取る民主主義」などを理念とし、今後、所属議員で議論を重ね、26日の全体会議で細部を詰める。
統治機構改革や憲法改正では、首相公選制の導入や地方交付税の廃止、参院を首長兼務の代表機関に改めることなどを掲げ、改憲の発議要件を衆参両院の各3分の2から2分の1に緩和することも盛り込んだ。
社会保障制度改革や経済・税制では、積み立て型・掛け捨て型の年金制度や資産課税のほか、国が最低限の生活に必要な所得を全国民に保障する「ベーシックインカム」(最低生活保障)の導入を検討。外交・安全保障では沖縄の基地負担軽減も掲げている。
一方、維新政治塾の応募者は、最終的に3326人に上った】
橋下市長の行動力は買いますが、これらの政策は一体有権者のどの層をターゲットにしているのか、さっぱり判りません(強いて言うなら「B層」というヤツでしょうか?)。一応「大阪維新の会」は地域政党というところで始まってるんですから、外交・安全保障や憲法にまで手を伸ばす前に、まずは大阪という地域の立て直しをしっかりやり、その上で国政に臨むべきだと思うのですが…。
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