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2012年3月 1日

「公」から一番遠い連中

公務員給与削減「憲法を二重三重に蹂躙」提訴へ

【国家公務員の給与を2012年度から2年間、平均7・8%引き下げる国家公務員給与削減特例法が29日、参院本会議で成立した。

 野田政権は、最優先課題である消費税増税の実現に向け、国民の理解を得るための「身を切る改革」をまずは一歩進めた形だ。

 同法で国家公務員給与は、4月から2年間、人事院勧告分を含め平均7・8%削減される。月給20万円以下の25歳独身の一般職員の場合、月1万円弱の削減だが、45歳の本省課長の場合は月約7万円、局長級は月10万円以上カットとなる。

 川端総務相は同日、記者団に「国家公務員には大変厳しい内容だが、理解をいただき一層職務に精励してほしい」と語った。

 しかし、国家公務員労組の反発は強い。全労連系の日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)は同日、「人勧を大幅に超える賃下げを議員立法で行うという、憲法を二重三重に蹂躙(じゅうりん)するものだ」と声明を発表し、訴訟に持ち込む方針を明らかにした

 公務員、特に労組絡みの連中って、日本全体が「将来のために何とかしよう」としている時(やろうとしている事が必ずしも将来のためになるとは思いませんが)でも、まずは自分が優先なんですね。

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