サクラは集まりますかね?
【デモの参加者はビールを半額-。飲食店などによるこんな試みが、東京都杉並区周辺で始まっている。名付けて「デモ割」。大勢が集まることで「騒がしい」と迷惑がられることもあるデモだが、経済効果としてとらえようと、デモと地元を愛する女性たちが、店に協力を呼び掛けて実現した。
◆20店舗が参加
主催者発表で延べ四千人が参加した五月六日の「脱原発杉並デモ」。高円寺、阿佐谷などの二十店がデモ割に参加した。飲食店では、「デモをした」と言う客に割引やお通し無料などの特典を用意した。ほかにコーヒー豆販売店、マッサージ店なども加わった。
脱原発杉並は、インターネット上のツイッターなどでの呼び掛けに応じた人たちの集まり。準備の段階から誰でも参加でき、五月のデモは二月に続いて二度目。デモ割も、ツイッター上での会話などから生まれた。
「地域で歓迎されるデモにしたかった」。脱原発杉並のデモ割担当の会社員中村みずきさん(35)は話す。震災前にも反戦デモなどに参加したが「沿道の人に受け入れられてない」と感じていた。一緒にデモ割を担当する著述業石原由美子さんは震災前、原発に関心はなかった。ツイッターで放射能などの情報を集める中で、デモにも参加するように。
二人とも区内に住み、地元への思い入れは強い。中村さんは「デモを応援してくれる店と参加者をつなげることは、お金の流れを自分たちの手に取り戻すことにもつながる」と気付いたという。
◆祭りみたいに
音楽を流しながらの今どきのデモに「迷惑に感じている住民もいるはず」(杉並区の男性)という批判の声も、本紙発言欄には寄せられている。二人はデモ割のような試みを通じ「お祭りのときのように、店がデモに合わせて屋台を出してくれるような関係になれれば」と願っている。
デモ割でビールを半額にした高円寺のカフェ「ぽれやぁれ」店主の安彦隆さん(61)は学生運動世代。「ぼくらの時は打倒、反対ばかり。今のデモは何かをつくっていこうとしていて励まされる」と話す。
次のデモの予定は決まっていないが、参加店の中にはワイン一杯無料の有効期限を「廃炉まで」としているところもある】
彼女らにとって重要なのはデモなのか、それとも脱原発なのか。例えば仮の話として、原発再稼働を求めるデモとかでも参加したら特典を出してくれるってんならまだいいのですが、そうでないのなら特典を報酬代わりに脱原発のサクラを集めているのと同じですよね?
お祭りがやりたいのなら、フツーにお祭りを企画すればいいんですよ。「新しいデモ」だか何だか知りませんけど、お祭りとデモを無理やり結びつけなきゃならない必然性はどこにもありませんし、そもそもデモに「音楽を流しながら」なんてのもいらないでしょう?周囲の人々に何故デモが迷惑がられるのか、そこのところをまず捉え違えているような気がします。
>デモと地元を愛する女性たち
しかし男は寄ってこなさそうですよね。少なくとも私は「趣味はデモに参加する事です♪」なんて女は遠慮したい。
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