東京新聞コラム6/15~とっくに民主はいらない子
【人型ロボットの外見が、人間に似れば似るほど、人間は好感を持つが、あるところで逆に嫌悪感を抱くようになる。が、さらにそっくりになっていくとまた好感度が上がる…▼これは<不気味の谷>と呼ばれるロボット工学の世界の仮説の一つらしいが、中途半端に似ていると不気味に感じるというのは何となく分かる気がする。つい、連想してしまうのがこのごろの民主党▼その民主党が自民、公明両党と新たな原子力規制組織の設置関連法に関する修正協議で合意した。原発の“寿命”は原則四十年とするルールは維持されたが、よく聞けば、その妥当性を、今後発足する原子力規制委員会が速やかに判断し、見直すとの規定も入ったのだという▼これでは規制委の判断次第で寿命が延長されかねない。原発維持の考えが根強い自民党の反発を受けて譲歩した結果らしいが、「原則四十年」こそは民主党の掲げる「脱原発依存」の柱だろう▼もしも、それさえ守れぬなら、もはや「脱原発依存」の看板は倒れる。消費増税のことなど、ただでさえ、民主党はどんどん自民党に似てきて“不気味の谷”に入った感があるのに、数少ない違いがまた一つ消えることになる▼この“谷”を脱する道は二つあるが、違いを取り戻す方向にいくほかあるまい。もしこれ以上自民党そっくりになるなら、もう民主党はいらないのだから】
民主党は自民党に似るどころか、遥かに酷いじゃないですか。自民党が50年かかって落ちてきた道を、たった3年で転がり落ちて行ったんですから。だいたい東京新聞は、その無茶苦茶な政党が政権を奪った際にその片棒を担いできたんですから、その責任を取るべきでしょうよ責任を。
【参考】民主8%、最低を更新=内閣支持24%、不支持55%-時事世論調査
【時事通信が8~11日実施した6月の世論調査によると、野田内閣の支持率は前月比1.0ポイント増の24.3%、不支持率は同0.2ポイント減の54.8%だった。支持率は2カ月連続の上昇だが、ほぼ横ばいで依然として低水準にとどまっている。一方、民主党の支持率は前月比0.9ポイント減の8.1%に落ち込み、2009年の政権交代後、最低を更新した。
調査は全国の成人男女2000人を対象に、個別面接方式で実施した。有効回収率は64.5%。4日の内閣改造による問責2閣僚の交代などが支持率に影響を与えたとみられる。
内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」9.9%が最多。「首相を信頼する」7.1%、「誰でも同じ」5.8%と続いた。支持しない理由(同)は、「期待が持てない」が33.4%、「政策が駄目」22.7%、「リーダーシップがない」22.3%の順だった。
政党支持率は、自民党が前月比1.2ポイント増の13.1%。公明党4.2%、みんなの党1.3%、共産党1.0%、社民党0.5%、国民新党0.1%、新党改革0.1%。「支持政党なし」は69.7%だった】
政権政党の支持率が8%ですか。末広がりでよかったですねぇ(笑)。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント