朝日新聞社説8/21~過去から学ばぬばかもの
【中国でまた、反日デモが起きた。尖閣諸島に不法に上陸した香港の活動家を、日本側が逮捕したことが引き金になった。日本では不法上陸への反発が広がり、地方議員ら10人が政府の許可なく尖閣に上陸した。
日韓が領有権を争う竹島では韓国が李明博(イ・ミョンバク)大統領の名を刻んだ石碑を建てた。大統領の上陸に続く、無分別な行動だ。
感情をたぎらせ、ぶつけあう。隣国同士でこんな不毛なことをいつまで続けるのか。
野田政権の基盤は弱い。秋に世代交代を控える中国の指導部は動きが取りにくい。年末に大統領選がある韓国では、李大統領の求心力低下が著しい。
難しい時期だが、事態を収めるべき政治が対立をあおるような振る舞いは理解しがたい。本来の外交の場で引き取り、沈静化を図るべきだ。
中国のデモは、尖閣沖での衝突事件の後に反日が吹き荒れた一昨年の再現のようだった。
北京や上海では厳戒態勢が敷かれ、デモは散発的だった。だが、香港の隣の深セン(センは土へんに川)などでは参加者が暴れ、日本車や日本料理店を壊す騒ぎになった。
日中の貿易総額が年間27兆円余りとなるなど、相互依存は強まるばかりなのに、きわめて残念だ。粗暴な行いが国際社会でのイメージ悪化にもつながることを中国は知るべきである。
ただ、反日に過剰に反応するべきではない。
デモは、貧富の格差や汚職の広がりなど、中国社会の矛盾への不満に突き動かされている面もある。中国政府は批判の矛先が自らに向かうことを何よりも警戒しており、これ以上の拡大は望んでいまい。
中国のネット上では、「中国人の車を壊してどうする」などと、冷ややかな声も多い。
一方、韓国に対しては、李大統領の天皇への謝罪要求発言もあり、日本政府は態度を硬化させている。国際司法裁判所に提訴する方針を発表したほか、安住淳財務相は日韓通貨スワップ(交換)の融通枠拡充取りやめを示唆している。
日本の立場を表明することは大事だが、あたかも制裁のように関係のない問題を持ち出すのはいかがなものか。韓国経済の不安定化は、日本にとってもマイナスになりかねない。
安住氏は、今月下旬の日韓財務対話への出席も取りやめた。だが、こういうときこそ、韓国としっかり話し合うべきだ。
日中も、日韓も、前に進めていかなければならない関係だ。何が本当の国益なのか、冷静に考える必要がある】
「沈静化を図れ」「過剰に反応するな」「しっかり話し合いを」「冷静に」、あとは「粛々と」なんて言葉もありましたっけか、日中及び日韓間で揉め事が起こった時にサヨクの口から出てくる言葉って、ホント変わり映えがしないですなぁ…。まぁ、残念ながら実際には、政府の対応も毎回そんな雰囲気に終始したワケですけど、しかしちょっと考えて頂きたいのは、そうやって日本が大人しくしていた結果、そうした揉め事が日本にとって有益な形で推移した事がこれまであったか、という点です。その反省に立ち帰れば、やはり言うべき事は毅然と述べ、無法は強力に批判してこそ、独立国家のあるべき姿なのではないですかな?普段は「歴史に学べ」とか言いながら、アサヒこそ学習能力ゼロなのですかね…?
だいたいアサヒさんよ、「何が本当の国益なのか」を冷静に考えたら、どうして同じ資本主義国家として同盟関係にあり、また国防についても一部を依存している世界第一の国家アメリカに対して、やれ沖縄から出ていけだの、オスプレイを飛ばすなだのと言えるのですか?中国にレイプされても「友好関係の方が大事だから」と泣き寝入りを勧めるなら、どうぞアメリカさんにもケツを差し出してあげなさいな。まぁアサヒのケツなんか、あちらさんはノーサンキューでしょうがね(笑)。
【民主党の輿石東幹事長は20日午後5時からの定例記者会見で尖閣諸島をめぐる問題でギクシャクしている日中関係について、未来志向で良い方向へもっていく必要性を語るとともに「友好関係を築いていかなければアジアの安定も平和もない」と日中両国にとって互恵関係構築の重要性を強調した。
また、この日の会見で輿石幹事長は衆議院議員選挙制度の改革や選挙での一票の格差是正への取り組みについて「(民主案、自民案)同時に議論するのもひとつの方法で、議運で決めていただきたい」とする一方、自民党などとの調整がつかない場合「民主党独自でも審議させてもらうという時がくるかもしれない」と最悪、民主党独自で議案審議する可能性に触れた。
自民党は議員定数削減など選挙制度の改革は慎重にすべきだとして、違憲状態とされる一票の格差是正のみを先行させる「0増5減」を提案。これに対し民主党は議員定数削減もあわせて行いたいと0増5減の先行に否定的な姿勢をとっている】
政治家には国民の生命と財産を守る責任があります。中国が議論の余地なき日本の所有物であるところの尖閣諸島に手を伸ばそうというなら、友好が云々という以前に取るべき態度というものがおありでしょう。中国様の前でケツを晒したいならどうぞお一人で、アンタの性癖に国民を巻き込まないで下さい。
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