« 前科者と約束なんて | トップページ | 火のないところに煙は… »

2012年8月29日

これが自己紹介というやつか

竹島問題、日本の批判は「国内事情」? 韓国メディア

【李明博(イ・ミョンバク)大統領の竹島(韓国名・独島(ドクト))上陸とそれに続く天皇陛下への「謝罪要求」に対する日本側の反発を、韓国メディアが強く非難しており、「日本の国内政治事情」との理解に苦しむ分析が頻出している。

 韓国紙、朝鮮日報(電子版)は20日の社説で「日本政府は国内の政治的要求から外交を国内政治に利用しようとしている」「日本は現政権発足後、歴史問題と独島問題で攻勢を強めてきたが、これが韓日間の緊張を高める直接的な原因になっていることをしっかりと理解すべきだ」と訴えた。

 同紙は22日の社説でも「支持率が20%前後しかない野田政権は中露に強硬措置を取れないため、国民の挫折感を韓国に振り向けさせることで、政局転換を狙っているとの見方もある」と指摘。また「国際政治で、他国の大統領による発言が気に入らないからといって、国会が直接書面で『無礼』などと非難するケースは、戦時中でなければ考えられない」とまで強調した。

 中央日報(電子版)は18日の社説で「日本政府が攻勢に出ているのは、国内の政治的な理由が大きい。総選挙を控え、民主党政権が底まで落ちた支持率を挽回しようという試みだ」とした上で、「手のひらで空を隠そうとする日本政府の姿が気の毒だ。そのような行動をする度に日本の国際的地位が墜落するだけだ」と断じた。

 中央日報は前日の17日社説で「大韓民国の最高指導者が独島を訪問することが不当な領有権主張にクギを刺す最も確実な方法、と判断するように追い込んだ責任は日本にある。日本政府が李大統領の政治的意図をうんぬんして興奮することではない」とも主張し、“国内政治事情”で動いたのは李大統領ではなく、日本側だと非難した。

 一方で同社説は「われわれも李大統領の洗練されない言辞に問題があるとみている」としている。天皇陛下の訪韓問題にからむ李大統領の発言を「外交的に不適切な発言だった。口にする必要はなかった。『国際社会で日本の影響力が以前と同じではない』と言ったのも思慮に欠ける発言だった。非外交的な言葉だった」と批判している。

 中央日報(電子版)は21日、「対日本戦略を見直そう」と題したコラムで、「李大統領の行動と発言への日本の対応を見ると、『やはり器が小さい島国』との印象を否めない」と日本を非難している。半面で「天皇にまず訪韓要請したのは李大統領だ。08年4月の訪日の際、李大統領は天皇に言及し、日本が先に天皇の訪韓に言及してもいないのに、韓国の大統領が訪韓を要請した。今になり『過去の謝罪』の前提条件を付ける姿に日本が問題を提起している」と“事実”を素直に認めた。

 さらに、「日本に向け展開したわれわれの戦略が無分別に拡大した印象は拭えない。天皇の訪韓要請に関する前後の順序を見ると少なくともそうだ」と振り返った。その上で、「天皇に対する話は、独島とは違う次元で扱わねばならない。日本の世論を沸き上がらせるのは決して賢明な方法ではない」と自戒を促してもいる】

日本は経済沈滞し右傾化 竹島問題で韓国外相 対立の原因、「日本」強調

【聯合ニュースによると、韓国の金星煥外交通商相は29日、ソウルでの会合で、竹島(韓国名・独島)の領有権問題に絡み、日本社会が長期間の経済不振のため「保守化と右傾化」を起こし、今年から攻勢をかけるようになったと主張した。

 韓国は竹島領有権問題が「紛争」と国際社会に映ることを避けるため、日本が領有権を主張した時だけ反論する方針をとってきたが、李明博大統領の10日の竹島上陸がその基調を崩し、日本に攻勢の口実を与えたとの政府批判が国内で出ている。金氏の発言は、日韓対立の原因が日本にあると強調する思惑があるとみられる。

 金氏は「日本と中国の経済規模が逆転するなど日本の経済が20年間沈滞し、社会が保守化、右傾化した」ことが対立の背景にあると指摘。日本の中で「過去の影響力を失ったのではないかとの憂慮」があり、領土問題で攻勢をかける一因になっているとの考えを述べた】

 支持率が下がったり経済が停滞し出したら余所の国を攻撃し始めるって、そりゃまんまアンタらのやってる事じゃありませんか。韓国人って何故か判りませんけど、「自分たちがやっているのと同じ事を当然相手もやっている!」という思い込みがあるっぽいですよね。余所の国の事はいいですから、どうぞ自分たちの事をご批判してみなさいな?

|

« 前科者と約束なんて | トップページ | 火のないところに煙は… »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: これが自己紹介というやつか:

« 前科者と約束なんて | トップページ | 火のないところに煙は… »