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2012年10月 1日

馬鹿も無知もいらぬ

朝日新聞「天声人語」9/30付

無人島のために戦争なんて、とつぶやける国がいい。隣国の無法に呆(あき)れ、国境の荒波にもまれる海保の精鋭たちに低頭しつつ、小欄、間違っても煽(あお)る側には回るまいと思う。立ち止まらせる9月の言葉から▼竹島は日本領と発言したら、韓国紙に極右作家と書かれた岩井志麻子さん(47)。韓国人の夫は愛犬を独島(トクト)と呼び、妻は竹島と呼ぶ。「痴話げんかはするけど本気ではやらない。夫婦関係も隣国との関係も、そういう約束の上で成立している」▼「日本だけが素晴らしいという考えは、思い上がった自国愛にすぎない。ただの排外主義。愛国とは最も遠いものです」。新右翼の一水会顧問、鈴木邦男さん(69)だ▼「福島で失われようとしている国力の問題は、その価値において領土問題の比ではない」と作家の池澤夏樹さん。「領土は隣国との意地のゲームだが、福島は現実。住む土地を追われた人々がいる」▼節電で猛暑を乗り切った大阪府豊中市の上田照子さん(70)が語る。「今ある電気で間に合う生活にしていく。夏も冬も、電気を大切にする意識はもう変わらないと思う」▼パラリンピックの旗手を務めた全盲の木村敬一さん(22)が、100メートル平泳ぎで銀メダルに輝いた。「世界にもっと飛び出したい。行った国や知り合った人が多いほど、僕の地球は広がる」▼国民感情を煽る言動、村上春樹さん言うところの「安酒の酔い」に溺れず、ここは心に一拍おいて国柄を示したい。台風が恨めしいが、今宵(こよい)は中秋の名月である】

>無人島のために戦争なんて

 どうぞ同じセリフを中国や韓国で吐いてきてはいかがですか。日本の領土に対してちょっかいをかけているのは連中ですよ?

>ここは心に一拍おいて国柄を示したい

 無人島ひとつであれ領土は国益に繋がるもの、これを死守するのは普通の国家なら当たり前の事です。それを「平和国家日本の柄じゃない」などというのはただの売国奴。

東京新聞「筆洗」9/30付

【日中国交正常化交渉に、外務省中国課長として尽力した橋本恕(ひろし)氏は、服部龍二中央大学教授のインタビューにこう語っている▼「角さんも大平さんも、あの当時の日本人の一人として、中国に対してね、ずいぶん中国人をひどい目に遭わせたという、いわゆるギルティ・コンシャスネス(罪の意識)を共通に持っていました。一番強烈なのが大平さんだった」▼甚大な危害を中国に与えたことに、罪の意識を持つ日本人は当時、多かったが、大平正芳外相にはその傾向が顕著だったという(服部龍二著『日中国交正常化』中公新書)▼自民党内は親台派と北京派が激しく対立。揺れていた田中角栄首相の背中を押したのは大平外相だった。「二つのリーダーシップが共振して官僚たちを使いこなしたとき、ようやく国交は樹立された」▼日中国交正常化からきのうでちょうど四十年。尖閣諸島の国有化をめぐって、戦後最大の危機に直面する今、原点を考えてみる。日清戦争で巨額の賠償金を払った中国は日中戦争での賠償金請求を放棄した。強い反日感情が残る民衆を「日本人民も被害者」「賠償金は日本国民の負担になる」という理屈を立て、説得した▼先人たちの覚悟と知恵から学ぶ必要がある。互いに欠かせない隣国である以上、新たな関係を築く努力を重ねるしかない。政治だけでなく、日中の国民が試されている】

>日清戦争で巨額の賠償金を払った中国は日中戦争での賠償金請求を放棄した

 賠償金請求を放棄したのは、その方がプラスになると踏んでの判断でしょう?その後ODAや技術支援などで、一体どれだけのカネが日本から中国に流れた事か…そうした現実を無視して東京新聞は何を偉そうに。そもそも清国と共産党は全くの別物ですし、戦後賠償と尖閣問題も全く関係ありませんが?

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